人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
 
── 日常パート:俗に言うサービス回 ──


[シャアアアア……]


   今日もサラトーガーさんは大活躍でしたね!

   ……あ、シャンプーお借りできますか?
   こちらの、切れてしまいました


[湯が盛り上がった筋肉の溝を伝い落ちる。

 どれだけ際どいカメラワークであろうと
 大臀筋に押し上げられ丸くぷりっとした尻と
 男の大事な部分だけ映り込むことがない。

 宇宙刑事サラトーガーは全年齢向け番組です。]
 
(149) 2020/12/27(Sun) 16:10:05

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[――…視聴者からは見えないものも
 己はばっちり見てきた。だから大丈夫(?)。

 人目のブレーキに頼るなんて情けないぞジャック。

 服を脱ぎ、軽く畳んで畳の上に置く。
 彼の服も畳んで横に並べた。
 そうしてガラス張りの向こう側。]


    わ……外はやはり冷えますね
    涛駕さん、自分はどうしたら……?


[手に持ったタオルで前を隠しながら出て
 教えを請うた。

 温泉が地中から湯が湧き出す現象とかは調べたが
 入浴作法を調べておかなかったのは詰めが甘い。**]
 
(150) 2020/12/27(Sun) 16:10:09

【人】 菊波 空

 なんだかんだ定番は外せない美味しさがあるからな。
 杏音が饅頭なら俺はあとはかりんとうあたり買っておくか。

 ああ、一番は旨味だな。あとは酒に合うようにしてるのか特産品だからなのかまではわからんけども、とりあえずそんな外れもない。

 そういやそうだったな。最初は飲む分量とか気にしなきゃならんから一人で飲もうとするんじゃないぞ。

[なんてことを杏音>>128と話ながらよくわからないステッカーやゆるキャラミニ人形なんかみつつ]

 ん?

[何かに注目しているようで、杏音の後ろから覗きみるように徳利やお猪口、紙には由来なんかもかかれているのか。なんて見つつ、旅の思い出といわれて、ああ、いいぞ。と予想された通り断ることなく頷いたが]

 お互いがお互いにか。

[とその体験会の思惑をいわれて、じっと杏音をみて少しだけ想像して]

 杏音につけてもらいたいアクセってことかぁ。そう思うと緊張するな。

[緊張している。というような面ではなく皮肉げな笑みはこういう時には不敵な笑みとなってみせて、じゃあと、体験申し込みすることで決定するのだ]
(151) 2020/12/27(Sun) 16:52:45

【人】 菊波 空

[そうしてお土産を購入、店員さんに配送まで行う。こうすれば帰りの荷物も楽ちんだ。]

 にしてもやっぱり山のほうは雪があるな。

[そういうのは同じ映研部の先輩のほうが詳しそうだが、とはいえ過酷さでは別だろう。

 かまくらでも作れそうな雪だったよな

[庭を見て思った感想をいう。ただ作ろうとは言わない。
やりたいやりたくないじゃなくて、流石に短時間でできるものではないというのを理解しているからだが――不思議となんとかしてくれる従業員とかがいるのかもしれない]
(152) 2020/12/27(Sun) 16:53:03

【人】 菊波 空

 おし、どんな施設あるのか見ながら大浴場で風呂でもはいるか。

[やはり目玉の温泉は楽しみなものなのだ。杏音の手を包むように握り、いざゆかん温泉への旅路へという気持ちで移動しようとしただろう*]
(153) 2020/12/27(Sun) 16:56:00
村の設定が変更されました。

【人】 高藤 杏音

[申し出は、やはり断られることは無く。
不敵な笑みを浮かべる先輩>>151に。]


じゃあ、特別似合うの、よろしくお願いしますね?


[微笑みと共にハードルを上げておこう。
私はどんな物にしようかな。
お土産を買って配送手続きを済ませて。]
(154) 2020/12/27(Sun) 17:28:26

【人】 高藤 杏音

[庭を見詰める空先輩に、つられるように庭を見てから。
空先輩を見上げて微笑んだ。]


庭を散策したいなら、庭に出てみますか?
お風呂に入った後で外に出たら、湯冷めしちゃうから。

お宿によっては、かまくらを宿で作って提供してる場所もあるらしいですね。
ここはどうなんだろうな……。


[包み込まれるように握られた手を、握り返して。]


湯冷めしても……、またお風呂に入ればいいわけだから。
館内散策が良ければそちらでも。
整体とかエステは、まだ良いかなって思うんですけどね?
お風呂に入る前提なら、卓球で汗をかくのも楽しそうですね。


[笑いながら。
もしも外に出るのなら、茶羽織を借りて。
温かくしてから出かけよう。*]
(155) 2020/12/27(Sun) 17:28:34
村の設定が変更されました。

【人】 図書館長 アザレア

[>>135視線に気付いて彼女を見下ろせば。
彼女も何だか不思議そうな顔をしていた。
おや、可愛らしい。
そんな能天気なことを考える程度には
特に不安を感じてはいなかった。
まぁ、そんな事もある。たぶん。

なんなら気軽に爆発したり花火になったりもするしね。
それが罷り通る世界線の我々に
恐れるものなど何も無いのである。

わたしよりは心配性の彼女とて
その辺への認識は同じく大らかなようで
すぐに甘える子猫みたいに腕に擦り寄ってきたから。
絡んだ腕のその先の、掌に指を絡めて繋いでおいた。

…………、……ああ、しまったな。
肩を抱き損ねてしまったようだ。]
(156) 2020/12/27(Sun) 20:57:06

【人】 図書館長 アザレア

[宿の予約?したと言えばしていた事になるものだ。
その法則が適応されない事だけは多少危惧していたが
どうやら問題なく部屋に通された。

案内してくれた仲居の女性に……
……?いや、少年、或いは少女、か?
>>3元気いっぱいな口調からするに
家族経営のお手伝いなのかもしれないし
なんならこの感じで宿の主だなんて事もあるだろう。

性別と年齢が不詳な事なんてざらにあるので
特に不思議にも思う事はない。
かくいうわたし自身も年齢不詳枠であるのだし。]


 キネレト、浴衣の色を選べるそうだよ。
 どうする?


[
ランダムでも振り始めそうだな、なんて。

考えた矢先にそもそもこの場で可能なのか。
ふと疑問に思って見えないプルダウンを探して
視線がふらりと宙に泳いだ。]
(157) 2020/12/27(Sun) 20:58:24

【人】 図書館長 アザレア

[上へ、下へ、流れてから、
最終的に、案内の従業員へ。

世界観が事故りそうなんだよなぁと
何故だか自然とそう思い浮かぶ。

……まぁいいか。]


 浴衣には女性用と男性用があるんだろう?
 恐らく。多分。
 どっちにするんだい?


[女性用浴衣の華やかな装いに身を包んだ彼女も見たいが
男性用を着るのなら揃いに出来るのが捨てがたい。
些細なことよりそれが今は一番重要な案件だったので。
無駄に真面目な顔をして訊ねてしまった。

だいじなことなのでしかたない。*]
 
(158) 2020/12/27(Sun) 20:59:45

【人】 宵闇 迅

[首を傾いだ妹には曖昧な笑みを返さざるを得ない。>>144
 意味を知って使っているわけではない……というか、
 なぜハイエース=誘拐の図式が作られたかまでは知るまい。
 自分も詳しいわけではない。詳細を語れと言われても困る。
 というか何故それを知っているのかの問に答えられない。
 詰んだ。
 
 センシティブフィルターよ仕事をしてくれ。切実に。
 あとネット民は自重しろ、語感で語句を広めるな。

 妹の内心とは裏腹に、兄の心情は荒れ模様である。]


 ………………。


[寝ていないのか、との問に、たっぷり間をおいて。
 すっと目線を逸らした。
 手紙でも電話でも頻りに睡眠時間を心配されている身である。
 改めるつもりだけはあるんだ、一応。多分。きっと。]
(159) 2020/12/27(Sun) 21:06:42

【人】 菊波 空

 おう、期待に添えられるようにしとかないとな。杏音のも楽しみにしてるぜ。

[ハードル>>154をあげられても軽く応じる。少しだけ浮かぶものもあるが、あとは実際にできるかどうかなのだろう。先のことは先で考える。]

 そうだなぁ。
 俺も庭に出るのも卓球するのも、温泉の後のほうがいいか。ってのは思ったが何回入ってもいいしな。

[一応考えていたことのすり合わせをするように杏音>>155に答えながら、ほんの少しだけ考えて]

 じゃあちょっと庭に出るか。
 夜は出るより眺めていたいしな。

[後のことはその時考えればいいか。と茶羽織を二人分従業員さんから借りると二人で庭へと足を運んだ]
(160) 2020/12/27(Sun) 21:07:03

【人】 宵闇 迅

[だからそんなにじっと見つめないでほしい、>>146
 胃に来る。キリキリするから。
 普段より濃い隈を、今日だけだと答えるわけにも、
 いつもだと答えるわけにもいかないので。]


 は、……それは、光栄だね。

 おれも、


[会いたかったよと、すぐさま答えてやれなかった。
 その代わりににへらと相好を崩して、情けなさに蓋をする。]


 会えたらいいなと、ずっと思ってましたよ。

[それもまた、偽らざる本音には違いない。*]
(161) 2020/12/27(Sun) 21:07:15

【人】 菊波 空

[散歩用に敷かれただいたい二人から三人分ぐらいの幅の石畳、こちらから先は足を踏み入れないように区切る石段の内側。
その位置からみられる光景が一番綺麗に庭を観賞できると聞いたことがある。
凍らない池には鯉>>3が泳ぎ]

 ……いや、大丈夫なのか?これ。

[魚については詳しくないがついつい突っ込みなんか口にしてしまいつつも、柔らかく薄っすらと石畳の上に積もる雪を踏みながら白化粧が施された山茶花や椿をみていく]

 寒いな…でもこういうのって誂えたように綺麗だな。夜みても幻想的だろうな。

[そのついでにかまくらでもあれば楽しめるだろうなんか思うが、整えられた冬の庭園を楽しむように、杏音とくっつきながらゆっくりと歩いての散歩*]
(162) 2020/12/27(Sun) 21:07:17

【人】 埋火 真里花

[ 昔は。

 どんな風に、話していたっけ。
 電話でならあふれかえるくらいの報告を出来ていたのに。 ]
(163) 2020/12/27(Sun) 21:20:46

【人】 埋火 真里花

 寝ないと
 死ぬよ。

[ 人は案外脆い生き物だから。
 食べなくても、寝なくても
 働きすぎても、死んでしまう。

 兄の心の荒れ模様には気づかないままで
 目を逸らされたの>>159にむっとしたから。

 うそ。ほんとはね ]

 死んだら 泣くよ

[ 夢でも触れるのか確かめたくて
 人差し指で兄の瞼の下をなぞったあとで
 肉の薄いほっぺたをきゅっと引っ張った。

 死人の体温はしてなかった。
よかった。
]
(164) 2020/12/27(Sun) 21:21:11

【人】 埋火 真里花

 ――うん、

[ 会えたらいいなと思っていた>>161
 それに短く答えて、少しの沈黙。

 むに、むに、引っ剥がされないのを良いことに
 兄のほっぺで遊び始める。

 寝てない?という問いには答えなかったから
 きっとあんまり寝ていないのだろうし ]

 ……最後にご飯 食べたのいつ?

[ こっちも非常に怪しくあるもので。
 これは戯れているわけではなく、肉付きチェックです。* ]
(165) 2020/12/27(Sun) 21:21:40

【人】 冬限郷の主 ルイ

 

   素敵なお客さん
   いっぱい来てくれて嬉しいね


[映画のようにお似合いな二人組だとか。
 姉弟のように仲良しな二人組だとか。
 ランダムでなんでも起こりそうな二人組だとか。
 その前にきていたお客さんと
 これからくるだろうお客さん
 全て引っくるめて素敵だねとにこにこしている。]
 
(166) 2020/12/27(Sun) 21:24:17

【人】 冬限郷の主 ルイ

 
[浴衣は受付で選んで行っても良いし>>157
 選んでくれたのを部屋に届けても良いし
 最初から置いてある部屋もある。

 他の従業員が案内したと思っていたら
 自分が案内していることもある。

 Take it easy!
 事故だけはないのです、ないのです。**]
 
(167) 2020/12/27(Sun) 21:24:22

【人】 高藤 杏音

[茶羽織を羽織って、2人で歩く庭の景色。
雪が覆った白い世界は、日の光を浴びて眩しく煌めいて。
借りた番傘に白い雪がうっすらと積もる。]


眩しい……。

雪って、綺麗ですね。


[あまり馴染みの無い雪景色に、目を瞬いて。
海とは違って風が無いからか。
外で並んで歩いても、芯まで凍えるような寒さは感じない。
繋いだ手の温もりを感じる距離と外気に。
何時もより半歩、寄り添って。]
(168) 2020/12/27(Sun) 21:35:07

【人】 高藤 杏音

[雪が降るような寒さなのに、凍らない池を見て。]


……北国の鯉は気合入ってます……ね?


[思わず真顔になる。
背中の模様が色鮮やかで綺麗だ。
椿の花が鮮やかに咲いて。]


昔、雪化粧された椿の花が咲く庭園で結婚式したいって、親に言ったら。
絶対寒いからやめなさいって本気で嫌がられました。
小学生くらいの頃。

雪とか椿って、どこか憧れだったんです。
……綺麗。


[こてんと空先輩の肩に頭を預けて。
夜の景色もこうして一緒に見られたらって。
部屋の中から見る景色も、きっと違って映るだろう。*]
(169) 2020/12/27(Sun) 21:35:27
一橋 華は、メモを貼った。
(a14) 2020/12/27(Sun) 22:08:34

【人】 菊波 空

― 庭 ―

 ああ、綺麗だ。目がやられそうなぐらい煌めいているな。
 杏音の浴衣姿をみて目を休めないとな。

[雪景色を背後にした恋人も可愛いのだ。
庭園をみたり、二人きりだからと憚りなくいつもより近くゆっくりとした歩調で杏音をみて、番傘をかるく揺らして少し積もった雪を落とす。]

 品種改良か?

[まぁ、生きてるものに死ねってこともない。鮮やかに元気に泳いでいるに越したことはないってことにしておこう。深く考えるのはやめつつ。]

 確かにそれは俺も寒いからやめておけ、っていうな。
 住んでた場所は雪が降らないとこだったのか?

[杏音の親の意見に同意はしつつ、憧れを抱いている様子の杏音に聞いてみつつ]

 ならここは杏音にとって昔の願いそのままの場所なんだな。

[隣に俺もいるしな。なんてことまでは流石に恥ずかしくていわなかったが、肩に頭を預ける杏音、番傘を肩に担ぐようにもって、繋いでいないほうの手でそっと髪を撫でた]
(170) 2020/12/27(Sun) 22:25:21

【人】 菊波 空

[身を預けられたりしながらの歩みはゆっくりとしたもの。
手をくわえられた自然の彩りを抜けるようにして石畳の角を曲がると]

 お…ほんとにあった。

[魅せるために整えられたわけではない空けた庭。雪のブロックを積み上げるようにして作られたかまくらだ。
いこうか。と杏音の手を引いて歩いて、雪を踏みしめ近くまでいく。]

 こんなか暖かいって聞いたが本当かな。お、七輪もある。

[最初は外側を、軽く感触を確かめるようにかまくらに触れた後、炭も焚かれているのを見て、杏音を誘って屈みこんで中へと入った*]
(171) 2020/12/27(Sun) 22:27:20

【人】 高藤 杏音

[隣を歩く人は、ゆっくりとした歩調で歩いてくれる。
私もゆっくり歩いたり、時折立ち止まったり。
聞かれた問>>170に答えたり。]


ずっと首都圏ですよ。
雪はたまーに降るけれど、積もらないし。
かまくらとか、夢のまた夢って感じ。

昔の願いかぁ…………。


[先輩をじっと見詰めて。]


その頃思い描いた未来図では、隣に立ってる人の顔は朧げでした。


[くすりと微笑んで。
雪の降る庭園はやめておきます。と、言葉にして。]
(172) 2020/12/27(Sun) 23:04:13

【人】 高藤 杏音

[外が寒いから。側に居る人の体温が愛しい。
それでもやはり冷えはするけれど。
角を曲がるとかまくらが見えて。
それまでの雰囲気は薄っすらと消えて、目を輝かせる。]


わ!先輩。かまくらだ。
かまくらです!!


[楽しそうにはしゃいだら、先輩に続いて中に入って。
本当に外とは違う温かな空気。]


……あったかい。


[吐く息は白いけれど。温かい。
決して大き過ぎないから。
並んで座ると体が触れ合った。]
(173) 2020/12/27(Sun) 23:05:16

【人】 高藤 杏音

[七輪に手を伸ばしてみて。]


お餅とか焼けますかね?
……静かですね。


[雪が音を吸い取るのか。
しんと音がするような静かな空間で。
仄かに明るいかまくらの中で、2人の時間を味わった。*]
(174) 2020/12/27(Sun) 23:05:21

【人】 きっと教育係 キネレト

[雪がちらついていて解けないということは、
周囲の温度がそれなりに低いということだ。
ふかふかのカーペットを踏んでいた筈の足は
知らぬ間にふかふかの雪で出来た純白の絨毯に沈んでいる。

寒い。フツーに寒い。大丈夫かな、君は寒くないかい? 
絡めた腕の先の指先には阿吽の呼吸で自然と
指が絡められて繋がれたから>>156
繋いだ手が挟まるくらい限りなく身を寄せることで
暖を得つつ君を暖めようと試みた。

こんな風に隣に並んで手を繋げるのだって、
いつぶりだろう、本当に久方振りな気がする……
……なんて思ったけれど実はたった数時間ぶりかもしれない。

本当は今すぐにでも
真正面から抱き締めたいところだったんだが……
どうやらこの宿には、他にも客が居るらしい。
ちらちら目に入る従業員ではないっぽい人影が、
僕に理性を取り戻させた。

人目があるならば今は遠慮すべきだろう。
この場は手を繋ぐに留めておこうね。うん。]
(175) 2020/12/27(Sun) 23:07:02

【人】 きっと教育係 キネレト

[どうやらこの宿は、『冬限郷』という名の宿らしい。
風情ある佇まいに降り積もる雪が光を乱反射して、
幻想的な風景を生み出している。
彼の好きな果物の名を冠した
同じ音の響きの郷を思い起こさせるような
俗世を離れた秘境のような宿へと足を踏み入れれば、
既に予約してある体で部屋へと案内を受けた。すごい。

旅行パンフレットを眺めて憧れるしか出来なかったような、
上等な畳が敷かれて艶やかな調度品の備えられた広い室内。
床の間には掛け軸、花瓶には目に楽しい花が生けられていて
机の上には熱い煎茶とお茶請けの菓子が鎮座している。
君が好きそうなやつだ。
そして窓の外には、やはり雪が降り続けている。

案内してくれた暁色の髪の少年……いや、少女か?は>>3
一見しては教会で面倒を見ている子供たちと
あまり年齢が変わらないように見えた。

冬休みだからお家のお手伝いかな? 偉いねぇ。
てきぱきと仕事を熟してくれる彼もしくは彼女に
チップ代わりにクリスマスプレゼントの余りの
柚餅子を一つ手渡しながら、
一年前の丁度今頃のことを不意に思い出す。]
(176) 2020/12/27(Sun) 23:07:28