77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】
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それにしても、ずいぶん痩せちょるの小僧
[断りもなく、迷いもなく白無垢をはだけさせて薄い胸元をねっとりと撫でまわす
見たところまだ子供からようやく抜け出した程度の歳だろうが
天狗が力を与えている以上、食うには困らぬ村のはずとの疑問は今は放り投げた
]
なぁに、暴れたりしなきゃ最初はすぐ終わらせてやる
男を犯るのは数十年ぶりなんで加減は利かんかもしれんがの
[そう言って再び小僧の顎を捕らえて口を吸った
舌先で唇と歯列をこじ開けて、まずは口内に天狗の毒を注ごうと**]
[胸元を滑る手は、まるで検分でもされているかのよう。
]
え?
そんなことも……
[無いとも言い切れないのだが、自覚がないから戸惑う。
ただ、役立たずとは幾度となく言われていたから、そう言うことかとも思う。
実際のところ、年よりは5つばかりは幼く見える体格であるのだが、そのことは茅本人すら知らないことだ。なんなら村の人たちも。
なんとなく、居心地が悪くて少しだけ身を捩った。抵抗したわけでは無い。]
えぇ…と……
[暴れなければ、とか。
最初は、とか。
男を…とか…何やら引っかかることはたくさんあるはずなのだが、あり過ぎて青年の思考容量を超えた。
結果、よくわからないままに、流し、流され…気づけばまた顎を掬われて。]
ん…んっ!?
[混乱に何もかもが流れゆく。
待って欲しい、口と口を合わせるのは、なんかこう、アレだ。
なんだっけ。
……なんだっけ?
混乱しているうちに、舌先が口内を明け渡すよう要求してくるから、『抵抗するな』の命令通り、促されるまま口を開いた。]
んぁ…あッ、
[口吸いなど経験がないから、それはさながら餌を求めた雛鳥のような、ただただ開いただけの動作。
けれど餌付けではないのだから、侵入してくるのは総じて異物だ、それでも口閉じること叶わずに。
とろ、とした蜜が、喉を滑り落ちる。
]
[びく、と身体が不随意に跳ねる。]
ッぁ……
[ちか、と瞼の裏で星が瞬く。
喉を通った
毒
は熱く、焼けるほどに
甘
かった。
それはまさに
劇薬
で、けれど青年はまたひとつ、ごくりと喉を鳴らす。
青年の目元がとろ、と溶けた。
無意識に、自ら舌先を差し出すなどする。
息苦しさもあるはずなのに、今も止めるべきが空気かその
蜜
なのか、よく分からないままに、無自覚に飢え切った雛鳥はまた口を開けて見せ…**]
| 起きているものが代わりに──か 風呂に入れようとしたことはあるが 無理に起き上がらせると痛そうでな 我の力では結局のところ諦めた
[ 食事を口元に運んだこともある 水差しの水で枕を濡らしたことも
どれも最初の嫁の 蘇芳に対し行ったこと
次の緋扇には行わなかった 前の経験から応えがないとわかったから ]
そうか 旅に出る者の方が多い、か
それなら、なぁ 蘇芳は旅に出たのか? ──緋扇はいつ旅立つのだ?
[ 長旅の前の休息 そう思えば褥の上のそれは まるでじっと羽化を待つ蛹のようで ]
(37) 2021/06/19(Sat) 17:18:37 |
| [ すり、と頬をすり寄らせられれば されるがままに瞳を細め受け入れ ]
笛は習ってはおらぬ 我の手指では少しばかり 笛の方が大きくて、な
試しはしたが、指の隙間から 息が漏れてしまうのよ
[ あの頃より育ちはしたが それでも笛は己の手にはなお大きい 教わるなら詩の方を、と頷いて ] (38) 2021/06/19(Sat) 17:19:02 |
| [ 部屋を離れ廊下へ出る その瞬間、緋扇へと手をひらり一振り
消して忘れたわけではない 新しい者に心を奪われたわけではない
そう仕草で示しても 久しぶりの温もりは離れ難く 相変わらずこの身は、冥桜の腕の中 ]
水汲みも、薪割りも 重労働と云われれば、はて 疲れるは、人間の理りだろう? ……と、まぁ。それは良いのだが ────なぜにそこにふれる? そしてなぜ、慰めようとする?
[ よくはわからないが無性に腹が立つ ぷいと膨れ、相手の頬を左右に引っ張り伸ばし ] (39) 2021/06/19(Sat) 17:19:23 |
| 楽はさせてくれなさそうだな まぁ善い、その方が気が紛れる
炊事場と風呂場はそれなりに 寝床は──緋扇と寝ていたが 布団はお前が来るのに合わせ
[ 輿入れの前に屋敷へ運ばれた その際に酒や味噌、米も運び込まれている
その他の必要なものについては 毎月定められた日に捧げられる となれば、まずすべきなのは── ]
窓を開け、床を掃いてから 荷ほどきした方が良いか
とりあえず、な 荷物はこちらの部屋に
[ 詰め込んである、と 斜め向かいの部屋を示し* ] (40) 2021/06/19(Sat) 17:19:44 |
[天狗の言葉も行動も、やはりよくわかっていない様子の小僧
戸惑いか羞恥か、身を捩る様子さえ天狗には物珍しかった
だからと言って優しくするとか加減をするとか、考えないのが物の怪というもので
むしろ、もっと手酷く扱って愉しもうかなどと
戸惑うままの小僧に毒を注ぎ込む……情欲引き出す蠱惑の毒を]
ん くちゅ……
[されるがままに開かれた口内に、とろりとそれを流し込めば
何かも知らぬままに飲み下す様子がわかる、そうして]
どうじゃ? 善かろ?
[身を撥ねさせ、その目がとろりと蕩けていくのを見る
これなら、この先の痛みも多少は和らぐだろう
痛みに啼く姿は情欲を煽るが、壊れてしまっては困るのだから
丁寧に気持ちよくしてやろうというという考えも、まあ無かったが]
ほう、もっと欲しいか?
[強請るかに口を開け、舌を差し出すのに応えるように口を吸い
開かれた中に舌を差し入れ思うがままに蹂躙して舌先絡めて吸い上げた
思った以上に反応がいいことに目を細め、口を合わせたまま再び胸を弄った
女に比べれば慎ましいだろう尖りを掻いてやれば、さてどんな反応を見せたやら]
は
[合わせていた口を離して小僧を見下ろす
己が体に起きていることにどう反応しているかを確かめるように
愉しむかのように、見下ろして]
いい顔しちょるの、小僧
[と意地悪く間近で囁く
その目に、先ほどまでとは違うあからさまな熱が宿るのを
無垢な小僧はどう捉えるか**]
[よかろ?
問われ青年は、またひとつ喉を鳴らして、それからこくりと頷きを返す。
何が良いのかはよくわからないが、とにかく注がれる毒
が、甘くて、甘くて。
漸く継いだ息が、熱く零れた。]
ん、ぁ、
[もっと、と言わんばかりに嘴を開ければ与えられる、その事実に軽く酔う。
抵抗するなとは言われたが、欲しがるなとは言われていないなそういえば。
赦されるのを良いことに、与えられるまま吸うて、]
ぅぁ、ん…ッ
[かりりと掻かれた胸の先、またびくりと身体を跳ねさせる。
その反応に青年自身が驚くけれど、酔った頭に恐怖などは微塵も残らず、ただ、青年の指先が淡く『山神さま』の手に添うた。
唇が離れれば、その視線に出会う。
嗚呼……愉しんで、いるようだ。]
いい…顔……?
[はふ、と継いだ息の隙間、微かに問う。
それが意地悪だなどと、善良な青年にはあずかり知らぬことで、『いい』と言われたことで、安堵する。
ただ、その表情が新たに帯びる熱には流石に気づいて、つい……ぽかん、と、見惚れた。
だから数拍の間を置いて、つい、手を伸ばしたのはそう、完全に出来心だったのだ。]
ッァ、
[伸ばした手の先がどこへ向かおうとしたのか、直後与えられた刺激にびくりとまた身をすくませると、反射でその掌は空を握る。
まるで熱に浮かされたような脳みそはその瞬間、村のこともお嬢さんのこともすっかりと忘れていた。
茅という青年は、恐ろしいほどに順応性が高かったので。**]
[無垢な体は思った以上に反応がよく
無知な小僧は予想以上に順応性が高かった
今まで多くの嫁を迎えたが、此度は特に「あたり」らしい]
ああ、いい顔じゃ
[言いながら意地悪く刺激を送れば、伸ばされかけた手が空を掴む
無垢なくせにこうも感度がよいとなれば、自然欲は高まるというもの
元より時間かけて馴染ませるなどする気もなかったが]
どぉれ、もっとワシ好みになるようにしてやろうかね
[そう言うなり両の手で今だ僅かに重なっていた白無垢を広げ
その内に着ていた服をも剥いで小僧の体を曝け出してしまう
そうして、その肌に一つ、二つとまた印を刻み込み]
こっからが本番じゃ小僧
ワシのもんになるっつーことがどういうことか
しーっかりと体に教えてやる
[言い終えて胸元から手を滑らせて下へ
何の前振りもなしに、下着の上から小僧の「小僧」を握り込む
天狗の毒を受けて、そこは一体どうなっていたか気付かせるかのように手を動かす]
なあ、ここもこうされると善かろう?
気持ちいいって泣いとるわ、ほれ
[下着が湿り気を帯びてくればわざとらしくそれを強調するように擦り上げ
小僧に問うこともなしに下着をはぎ取ってしまおうか
そうして、ついにははだけ落とした白無垢の上に、小僧の全てを晒させて
ふと、気付いたかのように繋がれたままの足元を見る]
あぁ、こいつは外さんといかんなぁ
[痛そうだからではなくただ邪魔なだけだが、足枷に手を触れればその戒めは解けるだろう
逃げる心配も、もうないだろうから
痕のくっきり残った足首を持ち上げべろりと舐めて]
これも、ワシのモンじゃって印じゃがの
本当の「
印
」はこれからじゃ
[足首を持ち上げたままもう片方の手で小僧の芯を弄ぶ
雫が零れだしたならそれをたっぷりと手に絡ませる
愉しげに、それこそ恐ろしいほどに愉しげに
承諾も確認もない、小僧は天狗のものだから**]
[ああ、いい顔じゃ、って
また聞こえたものだから、青年は無意識に淡く笑む。
『これは良いこと』と認識したものだから、踏みとどまる理由がない。]
ん……ッぁ……、あ、
[肌に華を咲かされる度、喉を鳴らして身を震わせて、洞窟内の湿った空気は夜陰に更に冷たいのだろうに、青年の肌は与えられる熱に汗ばんですらいる。
触れる熱が、心地よかった。
……まるで、求められているように錯覚して。
だから、『抵抗するな』という命令に関わらず、その手に逆らおうという気持ちなんて、今やこれっぽっちもなかった、のだけれど。]
あ……ッ、ゃ、ぁ!
[突然の強い刺激
に、青年は眼を見開いて高く啼く。
青年のまだ、子供じみた格好をした中心は、それでも健気に『悦』を主張していた。
そこを急に握りこまれたものだから。
なお、青年自身には自ら触った記憶はほとんどない。
それがどういう反応なのか教えてくれる者はいなかったし、一度触れてみたら何やら未知の感覚がしたものだから、それ以来どうにも触りづらかったのだ。
与えられた刺激に軽い恐怖に似た感情を覚え、握りこむ大きな手へと己の手を伸ばすが、触れたところで指先で何かを訴えるのみ、力などまるで込められたものではない。]
ぁ、あッ……ゃぁ…ぁ、
[気持ちよくて泣くのは握りこまれたところだけではない、青年本人もだったりする。
やぁ、と泣くと、揶揄するように下着を奪われてしまった。
とたん、下半身がすぅとして、それすら刺激になり、ひくひくと薄い下腹を震わせる。]
ぁ……
[足首を縛めていた枷が、いともたやすく取り上げられて、ほっとしたような声を漏らす。
足首を掬われて、縛められていた痕を舌先がなぞり、またひくりと内腿を震わせた。
舐められたところが熱を帯びる。
なんだか『山神さま』のその行為が、傷を労わられたような、
そんなはずはないのだけれど、まるで……慈しまれたような、
錯覚を覚え、ぶわと心臓が熱を帯びる。
けれどその正体をゆっくりと考える間など与えられないから、持ち上げられた足首をそのままに、股を開かれるようにして、立ち上がり切ったその場所をまた握られて、遊ばれて]
や、ゃぁ、もう……ま…って、
[ぁ、あ!と啼くと同時、赦されるなら白濁が弾けたことだろう。
赦されなかったなら、体内を駆け巡る熱にまた泣いて。
それが、『気持ちよい』のだと、『快楽』なのだと、青年が学ぶまで、あと僅か。**]
| [ 最初の嫁が眠りにつき しばらくしてまた、次の嫁が来た その嫁もまた眠りにつき その後の時間は初めより長かった
けれど、寂しいと思ったことはない それを口に出し、誰かに訴えたことも
そも、応える声があるのなら はなから己を独りにはしないだろう それでも独りにするということは 何かしらの事情があるということで ]
──そうか蘇芳は 帰ったのではなく旅に出たのか
里へ帰ったのならば また会えると思ったが……
[ 冥桜の言葉通りなら 緋扇もまた、近いうちに旅立つのだろう
人には人、神には神 それぞれ理があると知ってはいても やはり胸の奥がシン、となる
これが「寂しい」なのか、と その感覚は己の中に深く沁みていき ] (44) 2021/06/20(Sun) 0:24:18 |
| 笛も詩も教わろう 楽器の方も、勿論
[ どれほど共にいられるかは知らない この嫁とて明日には眠りにつくかもわからない ならば少しでも残るものを 手がかりを、と教わるものを欲張りつつ ]
胸元に触れるのは務め、か ううむ、我にはよくわからぬが
そういえば緋扇は柔らかかったが お前は我より平らで硬いな
[ 務めであると云うならば 触れるのを己から止めるつもりはない
好きなだけ触れれば良いと 頬を引っ張る手を離し 代わりに冥桜の胸元へ手をぺたり 硬さが面白いと餅つきの如く触れていき ]
(45) 2021/06/20(Sun) 0:24:45 |
| [ 指差し示した部屋の戸が ガラリと音を立て、開かれる
先と同じ足でガラリ けれど、先とは違うのは それを見る己の心の方であり ]
降ろさぬとはな それほど我のことが好きか?
ふふっ、まぁ冗談だ だが我は抱き心地は良いらしい 暖をとるに抱えられたものよ
[ 通した部屋は先より片付いているものの 北向きのため、先より暗く肌寒い
部屋の奥には扉が二つ設けられ 片方は炊事場へ もう片方は貯蔵庫へと続いている
捧げ物の類などは 炊事場にある勝手口を通り この部屋へ運び込まれる仕組みだ
窓はこちら、戸はこちら 井戸は炊事場は、米は味噌は、と 手綱のように冥桜の着物を引き、場所を教え ] (46) 2021/06/20(Sun) 0:25:15 |
| 食べたいもの、か? んーむ、茄子の田楽か……
いや、まて。金柑の甘露煮も 法蓮草の胡桃和えも捨てがたい
[ 作ってくれるのか、と 好みの品を遠慮なく列挙して* ]
(47) 2021/06/20(Sun) 0:25:35 |
[触れた小僧のそれはいまだ大人にはなり切れておらず
それが年相応なのか、栄養が足りていないか判断しかねた
子供の様に素直な無垢な表情のまま淫欲に染まっていく様は
毒に中てられたとわかっていても、それ以上に好ましく「旨そう」で
早く皆まで喰らってしまいたいと疼く熱は、天狗の鼻のごとく主張を始める]
や、じゃなかろ?
そんな顔しとらん、それは「気持ちええ」って顔じゃなぁ
[自分でしたこともないのか、戸惑うように鳴くのをそう揶揄って
毒に侵されただろう頭の中に、それが何かを浸み込ませて]
待て、って顔じゃ無かろう?
ほれ
[零れた声、それは小僧にもわからない物だろう
明確な意思をもって立ち上がった芯の先を責め上げれば
短い声と共に天狗の手を熱い白濁が濡らす
それを掌で受けながら、からからと声を上げて笑って見せた]
あっという間じゃの、そんなによかったか
ほれ、こんなにたっぷり出して
[言いながら掌で受けたそれを見せつけるようにぺろりと舐めてみせる
愉しげな様子は、それが「悪いこと」ではないと小僧に教えるかのように
我慢させて、焦らしてからのそれも面白いが
解放を知ればなお「耐えるのが」苦しくなると知るがゆえ
それは後の愉しみにと]
本当に小僧は素直で覚えがいいのぉ
それでいい、ワシのすることを
受け入れて善がり啼いて
いればええ
[小僧のすることを肯定するような言葉を投げながら、手の内で受け止めた精をこね回す
女と違い、男は挿れるのに苦労すると知っているので]
さて、今度はワシの番じゃ
おとなしくしとればすぐにお前さんも「よくなる」
[汚れていない方の手で脚を支え開かせると、精に塗れた手を尻へと伸ばす
そうして、何の前触れもなくその奥で小さく窄んだ孔に触れ、つついて]
こっから先は嫌といっても止まらんぞ
お前は、
全部ワシのモンになる
んじゃ、小僧
[いうと同時にその狭い孔に中指を押し込む
精の滑りがあるとはいえ狭く硬いそこを容赦なく推し進めて**]
| ふむ、好き合うことが 家内安全の第一、とな 胸に関しては解らぬが 硬いのもまた、面白いとは思う ほら脈が動くのがようわかる
[ とくりと動く感触は それ自体が別の生き物のよう 遠慮なしに、ぺたり 繰り返し手で触れては確かめて ]
お前のことは嫌いではない だがな、怪談は控えておけ 度が過ぎたら嫌いになるぞ
それにほら、夜は寝るもの 厠へ起こされるのは嫌だろう?
[ 厠は外にあり、その途中には井戸がある 風呂場はといえば井戸のそばに一つと 炊事場の近くに小さなものが一つ
炊事場の方の風呂は 冬場や悪天候の際に使うものと言い加え ]
(68) 2021/06/20(Sun) 13:20:51 |
| ふむ、お前の料理に 期待はできぬ……か
我の腕にも期待できぬが 幸い。乾物、漬物も多く届く
[ と、いうよりは生の物は滅多に届かない 保存を考えている分、塩気のあるものが多い 塩辛くないものが欲しければ 裏手の川から釣って来るしくみであり ]
そうだな、──思い出 沢蟹に緋扇が噛まれたことも、な 指ならわかるが、あの時は鼻で……
[ 思い出し、くつりと笑う 今後の予定には、それで良いと一つ頷き ]
鰻ならあるぞ 干したものでよければだが あれは炙って米に乗せると旨い
[ 夕餉はそれで良いかと 傾げられた首に同じように首傾げ* ]
(69) 2021/06/20(Sun) 13:21:41 |
きもち……えぇ…?
[教え込まれるまま繰り返した言葉は音になっていたか否か。
けれど新たなその感覚は、確実に青年の中に根を下ろし、芽吹きを迎える。]
ぁ、あ!
[ほれ、と煽られ、抗いようもなく白濁を散らす。
ちかちかと、頭の中が真っ白に染まり、全身を駆け抜けた衝撃に刹那身を固くして、それからふっと力が抜けた。
はく、と喉を震わせて、息を整えようと、呼吸を繰り返し。]
は…ぁ……
よか…た……?
[『気持ちいい』のだと、『よい』のだと、繰り返されて、そういうものかと、
端的に、怖がるようなものではないのかと、漠然と理解して、飲み込んで。
見やった『山神さま』が舐める掌を汚したのが自分だと、それすらもまともに理解せぬままに、ぼんやりと眺める。]
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