そうだね、兄さんは……どうかな？
　　浮ついた話はそんなに元々聞かな……
　　んー、そもそも恋人いないことが多かったかも。


［　恋人はいなくても女性には困らない。>>1:78
　　これが燐という兄だったような気がする。
　　灰が会う時にもし女性がいたら、
　　それは2回に1回違う人物に変わっていた。
　　
　　とはいえ、今は弟と歳のちかいメイに
　　注力しているようなので
　　ほかの女性が入る隙は一切なさそう。
　　弟としては何かに執着している兄を見るなんて
　　思ってもいなかったので現状満足している。　　］

　　

　　ユウリが箸を転がしても笑ってしまうよ。

　　それくらいに、なんでも受け入れる自信があるんだ。
　　今日はもっと深いところまで晒せたらいいな。


［　ふふっと今の時点でも笑みが溢れるのだから、
　　些細なことでも笑う気がしている。>>1:79
　　彼女からしてみたら、そんなこと、の部類かも
　　しれないけれど、楽しくありたいと思えば
　　そういうところも多少なりと大切にしたい。

　　勿論、かっこいいと思われたい気持ちもあるし
　　うわべだけではなくもっと核心的なところも
　　さらけ出していきたいという気持ちもあるから
　　焦らずに距離を詰めたいと思っている。　　　］

　　そう？…それならよかった。
　　水族館行く前にちょっと休憩がてら
　　アップグレードされた部屋に行ってみよっか。


［　アフタヌーンティーで満たされた体を
　　少し休めたい気持ちが出たのか、
　　彼女が是を出したのでそう提案する。
　　ラウンジの3階下のフロアらしいと話して
　　良ければ彼女の手を取って客室へ。

　　客室の扉のさらに奥の扉に待ち受けるのは
　　予定よりも大きくなったキングサイズのベッド。
　　ベッドの横にはクローゼットもあるかもと
　　ウェブの見取り図を見ながら話をした。　　］*

　　遊び人、ねぇ…間違ってもないかも。
　　メイのことを離さなかったのみたときは
　　いろんな意味で驚いたよ。
　　あの後2人で話した時があってね、
　　今はメイとユウリ以外は家に入れてないんだって。


［　遊び人かと言われると否定ができない。
　　兄はオープンマインドというか、
　　去るもの追わず来るもの拒まず。>>5
　　故に、キープの女性というのもいた。
　　けれどメイとユウリを拾ってから、
　　そういうことをしなくなったとか。

　　メイへの執着はすごいようなので
　　ちょっと危ないかもしれないが、
　　メイならのらりくらりでかわすのではないかと
　　弟としてはあまり気にしていない。　　］

　　変わらないっていうか、すぐに怒ったりとかは………

　　ははっ、真面目に答えそうになったじゃないか。


［　どこかで呆れてしまうところが
　　見つかるかもしれないが、
　　今のところはまだそのポイントではないよう。>>6
　　会話がはずめば、もしかしたら何かのタイミングで
　　真顔になる可能性というものもあるが。　　］

　　荷物、持って来ておけばよかったかな。
　　先に回収に行こうかな。


［　駅を通ることにはなるので、
　　後からでも、とおもったが場所が近いので
　　一緒に部屋を見てから取ってくるよ、と
　　彼女を部屋に残して取りに行くことにした。
　　もし一緒に、と言われれば勿論喜んで。

　　いずれにせよ、戻ってきて上着をかけたら
　　ベッドに背中からダイブしてみたはず。
　　ユウリにも声をかけてふかふかベッドを
　　彼女とまずは共有してみたかった。　

　　お金のことを聞かれたときは、
　　カードで払ったから教えないとぼかして。
　　プレゼントとして受け取ってくれたら
　　それでいいと思った。　　　　　　］*

　　それだけ2人のこと気に入ってるんだよ。

　　じゃなきゃ、メイのこと住まわせたり
　　ユウリにも部屋をあげたりしないさ。


［　もっとも、望めば手を出せる人物が
　　近くにいつもいる事実が大きいのかと
　　灰は思っているのだが、
　　実際のところどうなのだろうかと
　　今度聞く内容をひとつ増やしていた。>>16

　　兄が下の鍵部屋を使わなければ
　　メイが傷つくことはないと思うが
　　そこまで他人に触れさせたくなければ
　　家に誰も入れなくなるだけだとも考えた。
　　どうしてメイに執着しているのかわからないが
　　灰がユウリを好きになっていることに
　　似たものがあるのかもしれないと感じた。　］

［　なぁに、と彼女に聞きながら
　　おいでおいでと手招きをして。
　　近くに座った彼女の反応にふふっと笑って
　　このホテルにしてよかったと思った。　］


　　　分かった。後で何か食べ物奢って？
　　　あ、それか水族館でお土産何か買ってよ。

［　本当は彼女に一銭も出させたくないが
　　対等でありたいなら、と
　　自分に言い聞かせたら素直にお願いできた。

　　ペアのお土産お願いしたら断られるかな、と
　　少し考えてみたけれど答えは出ないので
　　実際に良いものがあればお願いしようと思った。　］

　　　ははっ、そうなんだ。
　　　案外兄さんもメイに一目惚れとか。
　　　だったらちょっと面白いかもしれない。


［　自由に過ごす兄が年下の女性に一目惚れと
　　判明したのなら、メイは注目の的になる。>>21
　　勿論、社交界なんてものは現代日本において
　　そう広まっているものではないから、
　　兄を好んでいた人物たちと出会うこともないので
　　怯えなければいけないと言うほどでもない。
　　けれども、気をつけたほうがいいことに
　　変わりはないので、はっきりさせてあげてほしい。　］

　　そうだね、ユウリとの思い出が形で残るし
　　そっちの方が嬉しいかな。
　　どんなものがあるんだろうね？


［　ペアのお土産といえば大抵はネックレスや指輪、
　　キーホルダーなどもあるような気がする。>>22
　　灰としてはペアというよりも、イヤリングを片耳ずつ
　　なんていうお土産もいいかなと思ったり。
　　イヤリングなら蔑ろにはされないかなといった
　　打算的な部分もあるけれど、
　　灰自身がつけても問題はないようなものを選べば
　　いつでもユウリとの思い出が身につけられるので
　　授業が忙しくても思い出を思い出せると思った。　］