人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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 ほいほい、アシュレイちゃんね。


[青年の鋭い眼光が
驚愕に見開かれるのを楽しく眺めながら、
蔦に絡まれたその全身を観察する。

均整の取れた良い身体だ。
肉の付きっぷりも悪くない。

下のサイズは────
これくらいなら、射精は一度で良さそうか。

頭の中で、オペレーションプランを構築する。


いやしかし、こいつぁ良い声で鳴きやがるな……

先に味見をとも食指が動いたが、
鈴を着ける前に近寄って
引っかかれるのも阿呆らしい。

此処は我慢だバルトロメオ]

[そんな葛藤をしている間にも、
垂れ下がった蔦はまるで
熟練の娼婦の指先の様に青年をもて遊び。

若さに溢れたその肉茎に
絡み付き、大きく育てあげていった]


 おぅ兄ちゃん、腰が揺れてるぜぇ?

 なんだよ相手が触手だろうがなんだろうが
 全然イケる口かよ。
 

[……まぁ、そうでなけりゃ困るんだが。

誂う様な俺様の一言は、
同時にアシュレイちゃんへの合格通知で。


一際強く、蔦触手が熱の塊を擦り上げる。
容赦も遠慮もない、捕食するかの如き陵辱に
捕らわれの青年はひとたまりもなく気を放ち。

その身を弛緩させたのだった]



 さぁって、準備完了だな……


[両手両足を絡め取られたまま
ぐったりとしたアシュレイを
触手達が実験台へと寝かせていく。

仰向けに、大事な部分だけを露わに露出させて。


そういや胸元に着いた傷が
いつの間にやら塞がりかけている事に。
後孔を穿っていた蔦触手が、
不浄の物を喰っていた事に。

こいつは気が付いたんだろうか?


……そんな余裕は到底無かった気もするが]

[無数の実験体の血を吸って、
赤黒く変色した実験台。

その上に、
まさに大の字型に拘束された青年に
俺は下からゆっくりと近付いていった。


その腕に、灼熱の鋸を手にして]


 よいしょ、っと……

 これで切れば疵口が焼けるからさ。
 出血死はしないですむと思うんだよねぇ。

 だから、さ。


  ────痛みで狂わないでな?


[
ジュウ
、と。
鋸の刃が触れた睾丸の付け根から
人肉の焼ける嫌な匂いが漂ってくる。

あんま暴れると、手元がブレて更に痛いだけだぞー?]

[そうして。


 ジュゥ。


         ジュブリ。



       ブツリ……


    
     ジュ ッ。


               ジュ、ジュ……ジ ュ……



真っ赤に焼けた鋸のギザギザの刃が、
白の飛び散った青年の性器を切り裂いていく。

切り裂くっつーか、焼き千切る?
当然既に縮まってるだろうから、
そこは蔦触手ちゃんに引っ張ってもらって、な]

[俺様が一仕事終えた時、
奴さんの意識はまだあっただろうか。

これで、第一工程は完了だ。


焦げた血と脂にまみれた鋸を
俺様は床に置き、そして────]

[アシュレイが気が付いた時、
部屋は静寂が支配していた事だろう。

それこそ、自分を拘束していた大量の蔦も
幻の様に消え失せて。

誰もいない地下研究室の実験台上に、
一人寝かされていたのだった。

先程までの事が嘘だったかの様に
全身に痛みは無く。


────けれど、ズボンや下着は未だ膝下近くまで
引き下げられたままであり。
視線を下げれば違和感に気付いた事だろう。


黒の着衣の切れ目から、
零れ落ちそうな程に膨らんだ胸元に。

そして、茂みの下の
あるべきものが無い部分に生じた
後孔とは違うもう一つの、孔に*]

【人】 地名 真昼

 
[引っ越して来る前、母さんは店の客を
 毎日のように家に連れて帰ってきた。
 体を売ってお金を貰う為で
 僕に相手をさせることもあった。
 客じゃなく、同僚を連れて来る日もあった。
 前も後ろもよくわからないまま初体験は過ぎた。
 相手をする頻度は次第に上がっていき
 複数人まとめて、なんて日もザラになっていった。
 母さんも隣の部屋か、同じ部屋で客の相手をしてた。
 一度に沢山相手にした方がお金がたくさん貰えるから
 僕もそれは効率的だなと思った。
 客は勝手気ままに振る舞った。
 ヤりながら殴られたり煙草の火を押しつけられたり
 ブッ飛ぶクスリを注射されたり――、
 そんな非常識こそが僕にとっての常識。]

 
(107) 2020/11/30(Mon) 9:46:59

【人】 地名 真昼

 
[置かれた環境が世界の全てで
 拒絶をするすべも発想もないまま完璧に順応した。
 母と己が毎晩相手を変えて行っているのが
 本来子を成すための行為だと知ったのは
 身体がすっかり快楽を覚え切ったあとのこと。
 ご飯を食べるのと水を飲むのと同じくらい
 セックスは日常に溶け込んでしまっていた。]

 
(108) 2020/11/30(Mon) 9:47:09

【人】 地名 真昼

 
[母さんは、お金が大好きだ。
 DNA鑑定の結果と共にこの村にやってきて
 僕らの世界は変わってしまった。

 食べたことないような美味しい食事。
 トイレと別にある泳げるくらい広いお風呂。
 柔らかくてふかふかのお布団。

 父と弟は、あたたかく僕らを受け入れてくれた。]

 
(109) 2020/11/30(Mon) 9:47:17

【人】 地名 真昼

 
[僕には物足りなかった。
 客が帰り色んな体液に塗れてくたくたのへとへと
 今日もよくがんばったねって掛けられる労いの声と
 頭を撫でてくれる掌こそが親から貰える愛情。
 他では、ダメなんだ。足りないよ。]

 
(110) 2020/11/30(Mon) 9:47:40

【人】 地名 真昼

 
[だから取り戻すことにした。*]

 
(111) 2020/11/30(Mon) 9:47:46
 
[ ぐったりとした後、何時の間にか
  何かの台に寝かされている事に気付いた]


   はー……、はー……


[ 荒い呼気が唇から漏れる。
  胸郭が呼吸に合わせて上下に動く。

  未だに手足は蔦に絡め取られたまま。

  身動きも出来なければ逃げられそうもなく
  まさに、まな板の上の鯉といった状態であった]
 

 
[ 暫し、深呼吸を繰り返していれば
  視界の端で何かが動くのを目に捉える。

  この悪夢の元凶たる男。
  そいつが足先の方から近付いてくる。


  睨みつけるのは今出来る精一杯の抵抗。
  怯えた表情を見せないのは己の矜持故。

  けれどそんな強がりは長くは続かず
  すぐに視線は別の場所へと引き寄せられた]
 

 
[ 男の手にしている金属、鋸。
  鋸は部屋の照明を受け、冷たくギラっと輝く。

  それを目にし、認識した瞬間。
  目を大きく見開き、恐怖に顔を歪ませて]


   っ……! や、やめ、ろ……!


[ 必死に蔦から身体を自由にしようと藻掻く。

  けれども、蔦は頑丈に絡みついており
  己の力ではそこから逃れる事など出来もせず]
 

 

   っ……! あ、ぁ、 ───────っ!!!!


[ 肉の焦げる匂い。足の付け根に走る
  今までに一度も感じたことの無い、地獄の痛み。

  思わず、口から声にならない叫びが迸る。
  あまりの痛みに背筋を海老ぞりにして全身を硬直させる。


  刃が進む度、己の口から
  悲痛な叫び声が飛び出していく。

  それでも男の手が止まることはなく
  ただ押し寄せてくる
  強烈な痛みを享受する事しか出来ず。

  そのうち限界を超えたのか意識は薄れ始め
  最終的に真っ黒に塗り潰されたのであった]
 

 
[ それからどれだけの時が過ぎたのだろう。


  闇に沈んだ意識は浮上し
  薄っすらと目を開ければそこは知らない天井。

  頭は霞がかってぼんやりとする。
  自分はどうしてここにいるのだろう。


  記憶を辿っていけば、浮かび上がってくるのは
  悪夢のような出来事。
  思い出すだけで全身にじとりとした脂汗が湧く。

  目を閉じ、あれは夢だ、夢なんだと
  胸に手を当てては己に言い聞かせるように
  内心呟く。

  ────と、その時であった。
  自分の身体の変化に気が付いたのは]
 

 

   な、なんだ…これは…!?


[ 胸のたわわな膨らみ。
  それは本来男である自分には存在しない筈のもの。

  そして下半身の妙な違和感に
  思わず上半身を跳ねるように持ち上げ。

  己の下腹部に目を向ければ、
  剥き出しになった足の付け根、
  本来あるべき筈のものがそこにはなく]
 

 

   な……なんで、いや。
   俺は……一体、何を……?


[ 手を伸ばしてもそこには何もない。
  最初からなにも存在しなかったというように。

  すぐに現実を拒絶するように
  目を閉じては首を大きく横に振る。

  だが、そんな事をしても何も意味はなく。

  ただ時間は残酷に過ぎ去っていくだけであった]*
 

─スリーピングビューティー─


 おぅ、目が覚めたか。


[革靴が石造りの階段を叩く音を響かせ、程無く。
俺様は扉からひょっこりと顔を覗かせた。

最初に出くわした時と違うのは、
着衣に赤黒く乾いた
血の染みがいくつかこびり着いている事。

それと大きな緑色の宝石が埋め込まれた
ガントレットを片腕に嵌めている事だった。


さって、お互い一晩休んで気分爽快──
と行きたいところだが、
やっこさんはそういう訳にはいかなかったらしい]



 ふん……
 訳が分かんねーって顔してんなぁ?

 お前さんは俺様の館に不法侵入した盗っ人で、
 それがあえなくとっ捕まったのはおーけー?


[よしよし。
溶けても死んでもいないっつー事は
無事改造魔導手術は成功したとみて良いだろう。

邪魔なブツを取り払い、
仮死状態にした身体から魂を取り出し
本人の細胞と精液で培養した
女性体ホムンクルスに定着させっつーな。


いやー、やっぱ今までの失敗の原因は魂だったか。

しかし今回はなにせ原材料が本人だからな。
性別が逆な以外は、100%人間と変わりゃしねぇ。

とはいえ……
何せこいつ見て思いついての突貫工事だったからなぁ。

よくまぁ成功したもんだ。

余程素材と俺様の腕が良かったっつー事だな、うん]

[そんな訳で俺様は、実に機嫌よく
やっこさんの元へと歩み寄ったのだった。

実験台の前に仁王立ちとなり、
アシュレイを見下ろすと]


 
悪ぃのは人様んちに勝手に入って来たお前らだ。



 ……つまり。
 何されても文句は言えねぇよなぁ?


[ぐぃ、と、ガントレットを着けた右腕で
虚空の何かを引っ張り上げる。

魔法の素養のあるこいつなら
ガントレットに着いた宝石から伸びた
魔力の鎖を俺が握っているのが判っただろう。

その鎖の先は、アシュレイの首筋に。


────透明な魔力の首輪が、その首に嵌っていた]



 他の奴らは豚どもの餌になっている。

 お前は……


[鎖を引き、無理矢理見上げさせたアシュレイに
言い聞かせるように宣言した]


 
俺様の、女で。奴隷で。道具だ。


 
 判ったかい?
 ・・・・・
 お嬢ちゃん?


  ……しっかし……… 

[愉しげに眇められた俺の視線が、
剥き出しのままの奴の秘所に注がれる]

 




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