人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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【人】 瀬戸 海瑠

[誰かさんのせいで火照った頬を鎮めるべく、
冷たくて気持ちのよい波打ち際へ。
水の冷たさに思わず一緒にはしゃいで、
浮き輪へ乗る流れになる。>>53

最初は自分が浮き輪を持っていたけど、
支えてくれるらしいので、
そこを目掛けて座るという話になった。
目標を見誤っても落ちるのは水の中だから大丈夫だよねと屈んで、ちょっと感じた視線>>54を振り払う様に、浮き輪に身を預けた。

客観的に見たら今の自分は
何だか愉快な格好な気がしたけれど、
水の気持ちよさと彼の楽しそうな声>>55でどうでもよくなる。

浮き輪を押されながら少し海の向こう側へ泳げば、
波に揺られる独特の感覚が心地よい。
波打ち際よりも人も少し減って、
彼の顔を近くで見つめれば、一瞬だけ、このきれいな青い世界の中で二人きりの様な気持ち。
そんな一瞬を何度も味わいつつも、
時に波を頭から被って現実に引き戻されるのも、
この上なく楽しかった]
(65) 2023/04/25(Tue) 2:39:31

【人】 瀬戸 海瑠



  ふふっ、 はい。

  楽しいですね。


[髪が乱れても口の中に海水が入っても笑い合って、
あぁ、来てよかったなと思う。

ちなみにこれまで泳ぐ機会があまりなかったが、
それなりに泳げたのは運動神経のなせる業だったと思う。
彼が浮き輪に乗った時は浅いところで浮き輪に重みを乗せて転覆させて、ちょっと羽目を外したりした]
(66) 2023/04/25(Tue) 2:40:52

【人】 瀬戸 海瑠

[沢山笑った後はパラソルの下で一休みした。>>56
外で寝転がるなんてあまりない経験だから、
ベッドで横になれるのも気持ちいい……
と、日焼けしてしまう前に、日焼け止めを塗り直さないと]


  塗り合いっこ、ですね。


[と頷いた時はやましい気持ちはなかったけれど、
いざ塗られるとなると、その手付きに翻弄される事になる]
(67) 2023/04/25(Tue) 2:41:16

【人】 瀬戸 海瑠

[一時、少し変な気持ちになりつつも再びベッドに横になる。
暑いけど時々そよぐ風が気持ちいいし、
ゆったりと交わす会話が楽しかった。

お昼ご飯の話>>57になって、むくりと起き上がる。
そう言えばお腹空きましたね、と頷いて、
行って来てくれると言うので任せる事にした。
お酒はお宿に行ってから二人でという事にして、
焼きそばとかき氷が食べたいですとリクエストした]
(68) 2023/04/25(Tue) 2:48:35

【人】 瀬戸 海瑠

[そうしてもう少しベッドに寝転がって……
髪の毛を結び直そうかなと起き上がった時、
ふと気になって彼の向かった方向へ目を遣った。

そうしたら黒いビキニの女性と仲良さげに話している彼の姿>>58があって、]


  ………、ナンパされてるのかな……
  でもあんなに楽しそうな……

  ……やだな、こんな自分


[さっきも合コンの話で焼きもちを妬いたところじゃないか。
彼の事を信用できない訳ではないのに、
こんな気持ちになるなんて。
顔を背けて自分の膝を抱えて、うー、と何度か唸っていた]
(69) 2023/04/25(Tue) 2:49:16

【人】 瀬戸 海瑠

[そうして帰って来た彼はにこにこしていたから、
おつかいに「ありがとうございます……」と頭を下げたが、
どうしても声のトーンも表情も暗くなってしまった。

後ろにいたきれいな人にナンパされてたんですか?と
単刀直入に聞いたら、
話した内容や彼女が自分のファンだという事を説明される。
今回は勘違いした自分が100%悪いので、
彼に謝ってもらう事はないし土下座なんてもってのほかだ。

泣きそうな顔でごめんなさい、と謝った]


  ……自分がこんなに嫉妬深いなんて、
  思わなかったです。

  翡翠さん、かっこいいから……


[彼が悪い訳ではないが、翡翠さんは素敵な人だし、
他の人だって放っておかないだろうと思ってしまう。
世の中の人はどうやってこの感情と付き合っているんだろう。

ちゅるちゅると焼きそばを啜りながら、
他のカップルを眺めて考えていた]
(70) 2023/04/25(Tue) 2:51:02

【人】 瀬戸 海瑠

[お昼ご飯を食べてお腹が満たされれば、
少し元気になってまた海へ向かった。
今度はちょっと潜ってみて水中の景色を楽しんだり、
ビーチボールで打ち合いっこしていたら
ダブルデートをしていたカップル四人が一緒にやろうとか言い出してあわあわしてたけど多分彼はOKして、
賑やかなひと時を過ごしたり、
その後はまたベッドで眠ったりして、
時間はあっという間に過ぎていった。>>59

たくさん遊んだという満足感のまま宿へ向かう準備をしていたら、丁度良い時間になっていた。
車を運転してくれる彼にまた「お願いします」と頭を下げて、
発進前にすごい音がしたから、
彼は笑ったけど自分はびっくりして
きょろきょろあたりを見回した。
車が壊れたのかと思った、と言ったら、
笑われてしまったかもしれない]
(71) 2023/04/25(Tue) 2:51:59

【人】 瀬戸 海瑠

[車が走り出してそう時間の経たない内に、旅館へ辿り着いた。>>60
日中は暑そうだけど、歩けない距離ではないから海まで散歩とかできそうだなと思った。

部屋に荷物を置いて早々に大浴場へ向かう。
明日も使える様に水着の手入れもしながら、
落とし切れなかった海の香りを浴場で洗い流す。
昼間は冷たい海水が気持ちよかったけれど、
ほどよい熱さの湯船が疲れた身体に心地よかった]


  あ、いちご牛乳、いいですね。


[お風呂から上がって休憩スペースへ赴くと、
彼が好きなピンクの飲み物を飲んでいた。
何か見つめられている気がしたけど、気にせず微笑みかける。
でも「いいですね」って言ったくせに自分はコーヒー牛乳を選びました。

水着も持って来た手提げに入れて部屋に戻って、
寛いでいたらほどなくして夕食が運ばれて来た]
(72) 2023/04/25(Tue) 2:53:19

【人】 瀬戸 海瑠

[海の幸が美味しい夕食に舌鼓を打ちながら、
彼との会話も楽しんだ。
一日中一緒にいられるのは久々だから、
ついお酒を呑み過ぎてしまいそうになったけれど、
明日もあるからほどほどにしないとですね、と自制した。
でも二人きりで呑み交わすお酒は美味しかった]


  大きいお布団みたいですね。


[夕食後に敷かれたお布団は二枚が寄り添う様に並んでいたから、
もうめちゃくちゃ大きな一枚のお布団に見えた。

いちゃいちゃごろごろできちゃうな……

なんて布団を眺めながら考えていたら、
椅子から立ち上がった彼が先に歯を磨きに行ってしまう。
少し経ってから追い掛けて洗面所に顔を出して]


  お隣、いいですか?


[と、隣で仲良く歯を磨きたがっただろう]
(73) 2023/04/25(Tue) 2:55:30
[歯を磨いた後に唇に保湿用のバームを薄く塗ったり、
日焼けしていないかなどのチェックをしていたら、
彼よりも部屋に戻るのは必然的に遅くなる。

部屋の真ん中あたりには、先にごろんと寝転んだ彼の姿。
くすりと笑って傍に座って、
その頭でも撫でようと思ったら、両手が伸ばされた。]


  はい。


[生真面目に返事をして、覆い被さる様に胸の中へ。
ぎゅっと抱きしめられて、抱きしめ返して、
潤った唇が、彼の唇で違った艶を纏う]


  えっと……
  翡翠さんの身体、見たいな。


[昼間は人目があってちゃんと見れなかったから、
明かりの下で見つめながら触りたいな、と。
公共の場で乳首を触っておきながらそんな希望を伝えつつ、
浴衣の合わせに右手を差し入れて、指先で胸板を撫でる。
手のひら全体に体温を感じたくて服の奥まで潜らせれば、
早々に彼の胸元が肌蹴ていった。**]

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a21) 2023/04/25(Tue) 3:06:32

[布団の上で抱き合って、キスをして。
部屋の照明をどうするか尋ねたら、俺の体が見たいって。
いいよ、と促すと、君の手が胸元に入ってきて肌を撫で回す。
浴衣の合わせが少しずつ開いて、明かりの下に胸板が現れる]

 ……どう?
 俺のカラダ、君の好みになってきているのかな…

[今日一日の君の様子を見れば、何となく察する事はできる。
スポーツジムも筋トレも嫌いだったけど、君から良い感想コメントが聞ければ、今後は好きになれるかもな]

[君の手は好きに動かしてもらいつつ、
俺は君の腰へ手を這わせて浴衣の帯を緩める。
帯は胴に緩く巻きつけたまま、手を手前に戻すと、
浴衣の合わせの中へと忍ばせた。

内側から浴衣を押し上げ、肩先が出るように脱がせると、
ブラジャーの肩紐が見えた。
すぐに背中へ手を回し、今ではすっかり慣れた動作でホックを外してしまう]

 俺も、君の日焼けをチェックしたいな
 ちゃんと、日焼け止めで守られていたか……

[浴衣の中を覗き込むようにして、水着と肌の境目
だった辺りを確かめる。
浮いたブラジャーの下に手を入れ、直接乳房に触れると、
押し当てた指をふにふにと動かしながら、
大きくゆっくり、回し揉んだ。*]

【人】 瀬戸 海瑠

― 回想:成人式後のお話 ―

[朝方送った晴れ着姿の写真>>2:1に、
彼が返してくれたメッセージがあった。
(スタンプかわいい……)って思いながら
えっとえっとと色々お返事したくて打って消してしてたら時間がなくなってきて「ありがとうございます」ってだけ送った。

帰る前に芽衣とのツーショットを送ったら
またかわいいスタンプと共に返信をくれた。
ふふ、と笑って「ありがとう!」と目をきらきらさせているうさぎのスタンプを押して、母に急かされて帰路について、電車の中で改めて返事を打とうとしたけれど、時間が空いてしまった事で悩みに悩んでいたら、いつの間にか眠ってしまっていた。

そして学園に着いたその足で男子寮に向かって、
ノックをしたら彼が扉を開けてくれた>>2:32けど……]


  え? あ……


[慌てた様子で部屋に招かれて、中にルームメイトさんがいる事に驚いて声を上げてしまった。
そうか、もうみんな帰って来ているのか。
自分のルームメイトも帰って来ているし、授業も始まるからそれはそうなんだけど。疲れていたせいか、抜けていた。
男子寮も何だか静まり返っていて、
誰もいないと錯覚してしまっていた]
(79) 2023/04/25(Tue) 19:26:17

【人】 瀬戸 海瑠

[失態を犯してしまった事にすみません、と彼に謝って、
奥に居るルームメイトさんとも目が合ってしまったので、
ぺこりと頭を下げる。
彼の口から紹介されたから「夜分にすみません」と挨拶をしたけれど、驚いて大声を上げたルームメイトさんがこっちに興味津々という感じで、ちょっとどうしたらいいか迷う。

用件を促されたから>>2:33、お土産を渡したけれど、
落ち着かない……。
このまますぐにお暇するべきかと思ったところで、
一度部屋の奥へ行ってしまった彼が、
「送ってくる」>>2:34、と……]


  ぇっと、一人でも……
  ……いえ、 はい。


[申し訳ないから断ろうとしたけれど、
冬休み中毎回送ってくれた事を思い出す。
今日もそうしてくれる事、
それから、もう少し一緒にいられる事に、
素直に甘える事にした。

男子寮を足早に進んだせいで一緒にいられる時間はあっという間で会話も少なく、淋しいなと思っていたら、散歩に誘われた。
食い気味に頷いて、中庭に出る事にした。
少し寒いけれど、手を繋いだらあたたかかった。
心は既にぽかぽかしている]
(80) 2023/04/25(Tue) 19:26:22

【人】 瀬戸 海瑠

[さっきの失態を忘れた訳ではないけれど、
誰もいない夜の中庭は静かで、
二人きりの時間に浸らせるには十分な環境だった]


  ありがとうございます……
  照れます……


[晴れ着姿の感想を直に伝えてくれて>>2:35
照れくさそうな顔でそのまま照れるって言ってしまう。
主に芽衣と逢えてよかったという話をかいつまんで伝えた後、彼の一日の出来事も聞けば教えてもらえただろうか。それとも、行った場所ごと内緒にされた>>2:31だろうか。

どちらにせよ、「お疲れさま」と言ってくれる彼に、
同じ様に「お疲れ様でした」と伝える事はできただろう。

明日から逢いにくくなるという事は
この時はまだわかっておらず、
いつもの調子で挨拶をしてから、
いつもの調子で別れようとした。

繋いだ手がぴくりと動いたから、
離れるのかと思った]
(81) 2023/04/25(Tue) 19:26:25

【人】 瀬戸 海瑠



  ―――……


[でも離れるどころか近くなって、
それからあっという間に離れて、もとの距離感。

暗闇に紛れて頬を染めながら、
「おやすみなさい、先輩」と小さな声で返す。

その場に立ち尽くしそうになったけれど、
彼が手を振ってくれる>>2:36のに合わせて、
彼とは反対の方角へ歩き出した]
(82) 2023/04/25(Tue) 19:26:28

【人】 瀬戸 海瑠

[ちょっとおぼつかない足取りで女子寮に戻り、自室の扉をそっと開けたら電気がついていたので
ルームメイトは起きているのかと思ったら
スマホを握りしめたままベッドで眠っていた。

彼女も今日成人式だったっけな。
髪がきれいにセットされていて
外着のままだったから多分そう。
起こすべきか悩んでいたらむにゃむにゃと起き上がった彼女に、ただいまと言う前に、

「北神先輩のところ行った?」

と聞かれて、あからさまに動揺してしまった。
彼女は単に一番気になった事を聞いただけっぽくて、
まじまじとこちらの姿を見る。
出掛ける時に持っていた荷物を自分はそのまま持っていた訳なので、察した彼女がにこっとする。

「そうかあ、真っ先に行ったのね]

そう言われて、押し黙るしかなかった。
でもひとしきり揶揄われた後は、
遅くなり過ぎない程度に成人式の話に花を咲かせただろう。*]
(83) 2023/04/25(Tue) 19:26:39

【人】 瀬戸 海瑠

― もうひとつ回想:進級してからのお話 ―

[最上級生に進級してから、
下級生と一緒に合同で実習に向かう機会があった。
小さな林に現れると言われた魔の討伐。
どこかの先輩の進言のおかげか、
送迎車をちゃんと手配してくれたらしい。
だから安心して時間を気にせず任務に当たっていたけれど―――]


  !! しっかり……!


[追い詰めた魔が暴れた時、
その衝撃を避けそびれてしまった女の子がいた。
次の瞬間には魔物は無事他の生徒に捕縛されたが、女の子は動けない様だった。
蹲ったままの女の子の傍に駆け寄って容態を確認する。
荒い息を繰り返して、寒そうに震えているけれど汗がすごい。
癒し手の生徒が治癒に当たるが、
手に負えない様だったから
数人が応援を呼びに行く事になったけれど、

「……北神先輩がいればな。」

と、残った生徒の一人がぼそりと呟いた]
(84) 2023/04/25(Tue) 19:31:42

【人】 瀬戸 海瑠



  ……!…………、


[自分も、思ってしまった事だった。

でも、彼はもう学園にはいない。
自分達で何とかしなければいけないのだ。
癒しの力がないからといって、
自分が何もできない訳では、ない筈だ。

荒く不規則な呼吸を繰り返す女の子の傍らで手を握り、
彼女の意識を繋ぐ]
(85) 2023/04/25(Tue) 19:31:49

【人】 瀬戸 海瑠



  声、聞こえる?
  息を、吸って、吐いて……

  できる?

  うん、そうだよ。
  鼻から吸って、ゆっくりお腹に溜めて……
  口から吐いて……細く……うん、


[自らも受けた、北神に伝わる甘露。
あんな風に傷を癒したり、身体を楽にしたりといった力は自分にはないけれど。
彼に促されて自分でおこなった呼吸で、治癒を受けやすい心身になった事を覚えている。
応援が来たらすぐに彼女が回復できる様に、
彼女の呼吸を整える手助けをする。
震えそうになる自分の声を律して、何度も。

……顔色が少しよくなって見えた時、
遠くに足跡が聞こえて、生徒が「こっちです!」と手を振る]
(86) 2023/04/25(Tue) 19:32:09

【人】 瀬戸 海瑠



  もう、大丈夫だからね。


[はっきりとした口調でそう告げれば、
女の子が力なくも小さく笑った。

駆け付けた先生に癒しの術を施されたけれど、
彼女は数日学校を休んだ。
心配して何度か彼女の部屋を訪れたら、
何だかすっかり懐かれてしまった。
海への道のりでもその話>>9を少ししたけれど、
伝えたかったのは後輩に懐かれているという事ではなく、
翡翠さんの力はすごい、って事。*]
(87) 2023/04/25(Tue) 19:32:39


  ……翡翠さんの身体、
  ずっと好きですよ。
  お腹が出て来たって、きっと好きです。

  でも、あの……

  ……今、すごい、どきどきします……


[指先に触れる厚みが以前と違う。
着衣を乱せば明かりの下に胸板が晒されて
男らしくなった身体に目も心も奪われてしまう。

具体的には何でときめくのかわからないけれど、
どんな身体でも好きだという事と、
今どきどきしている事は事実だった]

[昼間と違っていくらでも見てもいいし触ってもいい状況というのは、単純に嬉しい。
弾力を確かめる様に両手を胸に添えて、
押したり撫でていると、浴衣の帯がくいと引かれる。
そのまま抜き取られる事はなく
代わりに胸元に手を差し入れられる]


  あっ、 はい……


[帯が緩められた事により簡単に浴衣を肌蹴られ、
すぐにホックが外されて、ふるんと乳房が解放された事に小さく反応してしまう。
すごい早く外されちゃったなと思ったその下着は、
淡いピンク地にいちごみたいな柄がやさしいアイボリーの糸で刺繍されていて、肩紐には少し濃いめのピンク色のリボンまでついているちょっと少女趣味な見た目だった。
でも下は左右を紐で結ぶタイプのショーツなので、
かわいいだけじゃないところが選んだ決め手だったりする。

日焼けのチェックには頷くが、
肌を間近に見られ、何だか急に恥ずかしい……]



  ……ぁの、えっと……自分も、
  ちょっと大きくなった、
  ……様な気がしますけど

  ……どう、ですか?


[下着の下で蠢く手に顔を紅潮させながら、ぽそぽそ呟く。
今日着ていた水着は谷間が見える様なタイプじゃないし、
そもそも服の上からじゃ全然わからない程度の変化だから、揉んでいる今ならもしかしてわかるかな、と思い至って尋ねてみる。

ちなみに太った訳ではない。*]

[俺の体、お腹が出てきても好きだって言われるのは嬉しいけど、その言葉に甘えちゃいけないよな。
今すごいどきどきするって好感触をもらったし、これからも君を虜にしたいから、これからも筋トレは続けよう]

 胸だけでいいの? …お腹も触ってみてよ

[この際だ、もっと色んな所に触れて褒めてもらおう]

 …君の手、気持ちいいから好き…

[って、吐息交じりに誘えば、喜んで触ってくれるかな。
実際、君の手は感じる。それも、愛しいが故だ。
お腹を撫でてもらった後は、熱が集まり始めているそこへ触れて、君の柔らかな手指を絡めてほしい。
その存在を示したくて、腰を少し浮かせて君の腿に押し付ける]

[一方君はといえば、浴衣の下にブラジャーを着けていて少し驚いたけど、これまでに見たことのないデザインだったから、俺に見せたかったのかな。
ホックを外して緩んだ肩紐に、濃いピンク色のリボンが止まっているのが、アクセントになっていて愛らしい]

 今日のも新しい下着ブラジャーかな…?
 よく似合うよ、ピンクでかわいいね…

[新しい下着は必ず褒める。
そして、浴衣を開いて胸元に顔を近づければ、目の前に薄桃色の世界が広がった。両手を君の胸に押し当て揉みしだきながら、カップの真ん中に軽く噛みつき、上へ避けようとする]

 
 ……ん…、おっきくなった…?

[避け損なった下着を鼻の上に引っかけながら、
聞かれた通りを繰り返す。
そもそも新しい下着って事は、サイズアップしたのだろうか。
そこは尋ねずに、初めて君を抱いた時の事を思い出してみる]

 最初はあのくらい…で、今は、…こうかな。

[初めて君にコンドームを着けてもらった時に見た光景と、
目の前にある乳房を比較する。
……う〜ん…、正直よくわからん。
成長過程を見て来たってのもあるしな。
測定すれば分かりそうだけど、それはできない。
ならば答えは一つ]

 …うん、少し大きくなった…と思う。
 育てたかいが、あったな

[君に合わせる事にした。*]

[胸にばかり見入っていたら、
お腹も、とすすめられる。

吐息と共にそんな甘い言葉をもらわなくても喜んで触ったけれど、そう言われる事で喜びの度合いが跳ね上がるのは事実だ。
こくんと頷いて、誘われるまま帯を緩める。
緩めた帯は腰に巻き付けたまま、もう少し浴衣を開く。
胸から腹まで露わになった格好にして、
ほうとため息をつく。
鍛えられて変わったところを中心に触れ回る目は熱っぽく、
腿に触れた同じく少し熱っぽいものに気付けば、
左手を下へ伸ばす。

浴衣の中にもぞもぞと手を入れて、
下着の上から、ゆっくりと刺激を与えていく。
引っぺがされるまでは、そのままのつもり]

[寝間着の時は基本はブラとかしないけど、
今回は浴衣で部屋の外を歩いたのもあり、
……彼に見せたかったのもあり。

こうしてしっかり見て褒めてくれるのも、
明るい故だと思うと、電気を消さなくてよかったと思う。
恥ずかしいは恥ずかしいけど、嬉しい気持ちが上回る]


  ぁりがと、ございます


[それでも照れくさそうに答えて、
胸を揉まれると勝手に身体が揺れる。
下着を咥える仕草に、わ、と口を開くが、
開いた口が話し出したのは、自分の変化について]