兄 エーリクは、メモを貼った。 (a11) 2020/05/22(Fri) 7:27:28 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a12) 2020/05/22(Fri) 7:31:57 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a13) 2020/05/22(Fri) 7:32:36 |
【人】 兄 エーリク[しばらくの間こちらをじっと見つめていたが やがて気のせいだとおもったのか、再び馬車の中へ。 危ないところだった、 気配遮断の術式を掛けてなければきっと死んでいた。 けれど、危機を脱したとは言い難い。 ぐらりと歪む視界と吐き気、 頭痛・手足の痺れが襲ってくる。 ボウガンの矢に毒でも仕込んであったのだろう。 魔術師として耐毒性のある身でこれだから 多分元は即効性で致死力の高い猛毒なのだろう。 ソックスガーターに仕込んだ解毒剤を 震える手付きで外す……落としたら回復魔術を使うしか無い。 幸い無事に解毒剤を取れば、それを一つ口にした。] (86) 2020/05/22(Fri) 18:27:24 |
【人】 兄 エーリク 『カミラ、馬車の中にはセレン嬢の他に 暗殺者らしき人物が一人いる。 即効性の毒を含んだボウガンの他にも 何か持ってるかもしれない、気を付けて。』 [カミラがまさかジョバンニも引き連れてるとは知らず 念話で注意を呼びかける。>>0:332>>0:333 解毒剤を摂取してすぐのせいか、吐き気と痺れはまだ残るけど。] 『毒は痺れに頭痛・吐き気。 真っ先に来たのは視界が歪む感じ。 多分トリカブトを始めとした 植物毒を主体としたブレンドってとこかな。』 [カミラに悟られないよう、なるべく毅然とした物言いで ゆっくりと語りながら念を飛ばす。 解毒剤を持っていなければ 耐毒術式を展開するよう併せて言い含めながら。] (87) 2020/05/22(Fri) 18:27:41 |
【人】 兄 エーリク[それでも、先ほどよりはハッキリしてきた意識と視界で 屋根の上にしがみつきながら前をみやれば 遠くに見える街並みが芸術の街と名高いスカーであるのは 国内の地理に疎い僕でも一目瞭然だった。 同時にその街を領地に持つレオナ侯爵家が セレン嬢にリヤル殿への資金援助と叙爵の交渉を引き換えに 嫡子三男であるブギーを婿入りさせるという 大きな縁談を持ちかけていること。 素行が悪く執着心が強いと評判で セレン嬢が良い返事をしないことに苛立ち、 周囲に当り散らしていることも風の噂で耳にしている。 もしや──── 一抹の予感を感じながら、馬車の上で静かに揺れた。]* (88) 2020/05/22(Fri) 18:28:03 |
【人】 兄 エーリク─作戦開始─ 『多分どっちかだと思う、もしくはその両方。 いずれにせよカミラも気を付けて。 毒以前に頭や胸に当たれば致命傷だ。』 [カミラの推測は僕も大方同感だ。>>100] 『第一この道も獣道が近く、 馬車がギリギリ通れる目立たない道だし 何よりこの森自体主要な街からやや離れてる。 用意周到に毒を仕込んだ武器を装備してる点といい 目撃者を出したく無いのかもね。 あ、でもそれなら何故後ろから走ってきた リヤル商会の馬車を攻撃しなかったんだろう?』 [ふと後ろを振り返っても、 アルフォンスさん達の馬車に異変は無い。>>1:193>>1:194 打たれたボウガンの矢の一本もマントに刺さったままだ。 リヤル商会の人間に手を出す気はないのかもしれない。 そうであれば後続の馬車に気付いた時点で アルフォンスさん達を攻撃し、殲滅させているはず。] (130) 2020/05/22(Fri) 22:02:15 |
【人】 兄 エーリク 『いや、違う。ジョバンニは頼りなくなんかない。』 [説教の言葉へ怒りに混じる、悲しみのような滲みに>>103 思わず「違う」と返すも、ジョバンニは止まってくれない。 違う、ジョバンニは頼りなくなんか無い。 いつも体力が続かない自分を心配して、面倒を見てくれた。 食の細さにも関わらず工夫をしてくれたこと。 何かあるとすぐに駆けつけてくれた使用人兼親友。 >>0:109>>0:111 ごめん。 怒らせるつもりも、悲しませるつもりも無かったんだ。 ジョバンニの言葉に思わず動転してたものだから ]ついでで怒られたカミラの話が耳に入らない。>>103 『ごめん、ごめん、ジョバンニ……。』 (132) 2020/05/22(Fri) 22:02:57 |
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