人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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視点:


芽衣3票

処刑対象:芽衣、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:恋人の勝利

[触っていいと促したのは、君の手が好きというのがあるけど、
昼間は外で、オイルを塗っているだけだと繰り返し
自分に言い聞かせていたようだから、
今度は思う存分触らせてあげたい、というのもある。
前が開かれて晒される面積が広くなると、君から注がれる視線に熱が篭るのが分かった]

 昼間のオイル、すごい気持ちよかった…
 周りに誰もいなかったら、あのまま君を抱きたかったな

[あの時の滑らかな感触を思い出しつつ、腹の上を這う手に
己の手を重ねて手の甲を回し撫でる。
熱の在処を君に伝えれば、そこへ触れてきた君の手指が
思い通りに象られる]

 ……、っん…

[いいね、いいよ、この感じ。
そのまま触って揉んで、今すぐ俺のをおっきくして]

[俺のをカチカチにしてもらった後は、君のおっぱいを
大きくしてあげる番だ。
揉んで形を変えて、いっそ寄せて集めたらどうかなぁ。
あ、ここまで来れば、谷間が出来るかもね、
……って、俺としては、大きさなんて関係ないけどな。
でも、君の言葉を肯定したら、嬉しそうにしたので、
一緒に喜びを分かち合う事にする]

 …───ん?

[危うく聞き逃すところだった]

 俺が居ない間に、…自分で…?

[両手の動きを止めると、言葉を繰り返して先を促す。
答えてくれなかったら、両手で君の頬を包んで引き寄せ、
深く口を重ねて唇を割る。ゆっくり時間をかけて
唇と舌を舐ってから、口を離して]

 ……俺の事、思い出して…自分でシちゃったの?

[間近に君を見つめながら、
まるで小さい子に語り掛けるような優しい口調で訊ねた。*]

[好きなところに好きな様に触れていたら、
昼間のオイルを塗っていた時の話を持ち出される。
いや正直暑さと目の前に転がった肉体のせいで
どうにかなってしまってた様に今は思うから
忘れてほしいって思ったけど、
周りに誰もいなかったら、という言葉を聞いて、掌を返す]


  自分も…… ん、


[自分もそうされたかった、と
あの時の事を思い出して頷いた。
お腹を撫でる手に彼の手が重ねられて、
手を包まれる気持ちよさと、触ってほしいと伝えて来る動きにぴくりと睫毛が震える。

右手で彼を感じながら、
左手は彼に感じさせてあげる動き。

何度聴いてもこの胸を高鳴らせる彼の声に煽られながら、布越しに膨らみを感じてきたら、下着の中に手を差し入れる。
根元から先端までゆるく握りながら何度も擦り上げ、
限界まで大きくできたら下着を少しずらして、楽にしてあげる]

[胸の話では、失言をかましてしまった。
聞き流してほしい。別の話題を……と思ったけど、
しっかり聞き返されてしまった。]


  なんでもない…… んっ、 ぁ


[誤魔化そうとしたけれど、
頬を掴まれて、唇が捕らえられる。
深い口付けも今は穏やかな気持ちで受け入れ難くて、
彼の胸を押して離れようと思ったけれど、
唇も舌もとろとろに溶かされて、力が入らなくなる。
結局自分でも舌を伸ばして絡めさせた後で唇が離れた]


  シ、………


[してないですって言おうと思ったのに、
優しい声で問われて、
目の前に彼のきれいな瞳があると駄目だった。
視線が外せないまま、うぅ、と濡れた唇を閉じて、開いて]



  ……しましたよ……

  だって、翡翠さんがいなくて、
  淋しかったんだもん……


[一人の夜に、彼が触れてくれる動きを思い出しながら、自分の胸に触れた。舐めたりは自分でできないから、自分の指を濡らして乳首に触れさせたりした。
下も少し触るけど、何だか怖くて指を入れた事はない……

そんな詳しい内容も一緒に打ち明けたのは、
隠し事をしたくない自分と、知ってもらいたい自分がいたから。*]

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a0) 2023/04/26(Wed) 1:31:54

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a1) 2023/04/26(Wed) 2:42:31

[言葉で伝えなくても、君の手が期待通りに動く。
下着の上から大きさを確かめるように撫でられると、心地よさに自然と腰が揺らいで、手の中に塊を押し付けるようにして腰を浮かせた。
下着の中に手が入って直接握りこまれると、腰の辺りがざわついて、小さく一度、喉が鳴る]

 
…ん…、
…君の手…気持ちいい…

[直接触れる手指の柔らかさと、伝わる温もりに息を熱くする。
これまで教えてきた通りに握り込まれて擦られて、愛情のこもった刺激が重なると、途中のわずかな息苦しさを何度か乗り越えて、たちまち大きく育って下着を内側から圧迫する]

 ……、…は…、っ、もぅ、
いいよ、…、…


[下着をずらして、窮屈な前をくつろげてくれた後で、
お礼に軽くキスをする。
本当に君ってば、上手。
このまま限界まで追い詰められたい欲求がせり上がってきそうで、腹から息を吐いてやり過ごす。
その後、だったかな。
君のおっぱいをたっぷり愛撫して可愛がった後で、寂しい時に自分で慰めていた事を聞いたのは]

 
 ……よ、っと…

[布団の上に肘を突き、ちょっとふらついてから、上体を起こす。
改めて君と向かい合って、額が重なる距離まで顔を近づける]

 ……、見たい…

[君の話を聞いて、率直に思った事を伝える]

 俺の事を思い出しながら、どうやって君が自分を慰めたのか、
 ……見せて、…?

[そのまま一回、キス。
君の反論を封じ込めてから顔を離すと、両手を君の肩に置いて、体を反転するように促した。同じ方向を向かせると、背中から両腕を回して、ぎゅっと抱き込む。
背後から肩越しに頭を並べ、君の右頬に己の左頬を押し付け強めに頬擦りして、]

 …ここから、君の手元を見守っててあげるから、…
 どうやってしたか、……教えて?

[君の右耳の中に囁いて、ちゅっとわざと大きく音を立て、
そこにキスをした。**]

[気持ちよくして育てたいと想いを込めて触れると、
彼の方からも手に押し付けてきてくれる。
その健気な情欲に応える様に愛撫を続け、
下着の中へ手を入れて高みへと誘う。

ストレートに気持ちいいと伝えられると、
自分がしている事も彼の反応も卑猥なものの筈なのに、
母性が擽られる様な心地になった。

彼の震える吐息を静かに吸い込みながら、
彼がいいよと言うまで手指で愛した。
大きくなって窮屈そうだと思って、
下着をずらせば、ちゅ、と小さなお礼をくれる。

今しているのは間違いなく淫らな行為だけれど、
愛情を交換する行為でもある事が、すごく嬉しい]

[恥ずかしい告白をした後に
彼が身体を起こしたから、一緒に身を起こす。
顔がすごく近くなって……
一体何を言われるのかと思ったら、]


  ……え、 なに、を


[一瞬何を言われているのかわからなかったから、瞬きを数回。
何を馬鹿な事をと一蹴されるのを見越したのだろうか。
キスで口を塞がれて、解放されたと思ったら、
身体を逆向きにされてから、抱きしめられる。
あまりない体勢にどきっとしたけれど、
押し付けられる様な頬擦りに、そわりと背筋が伸びた]


  み、見守ってるって…… ひ、ゃっ


[耳の中に囁かれる言葉もすぐに理解が追い付かないが、
艶めかしいリップ音を鼓膜に響かせながらキスをされ、
弾ける様に彼の腕の中で震えた]

[唇に犯された右耳を抑えながら、
彼が何と言っていたか、
何を求めているのか、
言葉を思い返しながら思案する事、たぶん一分くらい]


  …………後で、
  翡翠さんも、見せて下さいね。


[「後で」とは言ったけれど、別の機会でもいい。
彼のが見たいからする訳ではなく、
いや勿論見たいと言えば見たいけど……

彼も同じ事をしてくれるのであれば、
おあいこになるかな、と。

何故見せようという気になったかというと………
惚れた弱みというやつだろう]

[普段はブラはしていない時にするか、
していてもその下に手を差し入れるだけだけれど……

彼が見ているのだから。
……ちゃんと見える方がいいかなと思って
ブラを喉元まで持ち上げて顎に挟んで固定して、
乳房が見易い様にした。

そこから先は、目を閉じる]


  ……ん、


[己の両胸に手を添え、やんわりと触れる。
見られながらするなんて勝手がわからないから、
初めはぎこちない手付きでゆるく揉んでいた]

[柔らかかった胸の先が芯を持ち出すと、
呼吸も乱れ始める]


  翡翠、さん……


[その名を呼べば、
徐々にスイッチが入る様に手付きが変わっていく。
膨らみを握る指先に力が入って、
ぐにぐにとそのかたちを変えて、
揉みながら回して、大きく回して、
時々胸の先を擦って、摘まんで、引っ掻いて、
目の前に愛しい人がいて、今その人に触れられているのだと想像して、声が色めく]


  んっ、 あっ、あ、  翡翠さん、 ぁっ、

  はぁ……、は、っ ……ん、ぅ……


[自分で舐める事は叶わないので、
一度自分の口に入れて濡らした指で乳首に触れる。
軽く擦る時は舐められている事を思い出し、
摘まんで引っ張る時は吸われている事を思い出す。

びくんと仰け反って彼の身体に体重をかけてしまっても、
その恋しい身体をなるべく意識しない様にした]



  ふぁ、 ぁあ……
  翡翠さん……ひすい、さん……


[胸だけでは足らなくて、
両膝を立てて、そのまま左右に自分で開く。
左手で胸を鷲掴みにしたまま、
右手をそろそろと下へ滑らせる。
露わにした下着の真ん中へ中指を添えて、
そっと割れ目を何度かなぞれば、ぴくぴくと身体が震え出す。
下着の隙間から指を入れて、
濡れた割れ目の奥へ潜らせようとしたけれど、
怖くなって……、ゆるりと、見ていた夢から目を覚ます]


  ……こっちも、
  自分でしなきゃ、駄目ですか……?


[背中の彼にしなだれかかって、
薄っすら開けた目でようやく、彼の顔を見つめた。*]

[君から俺を想像して自分で慰める事があると聞けば、
その場面を見せてほしくなった。
君を背後から抱き竦め、耳元に甘く囁いてキスをする。
無論、無理難題を吹っ掛けている自覚はある。
君だって、恥ずかしくて辛かったら断ってもいい。
なのに、迷った末に、君は実行すると決めたようだ。

君の愛情を試そうと思った事は一度もないけど、
俺からの無茶ぶりに、健気に応じようとする態度を
見せられるたび、君の愛情の深さを思い知らされる。

だから、俺からも君に与えないと、]

[俺が見守る中、君はまず、ブラジャーを上げて顎に挟む。
わざわざ見せてくれるのだと分かって、そこがいじらしい。
で、いざコトが始まると、君は目を閉じて、自らの胸に手を触れぎこちなく揉み始める]

 ……───、

[目を閉じたまま、切ない声で名を呼ばれると、心臓を鷲掴みされたような心地がした。
君の手の動きは徐々に激しさを増していく。
昼間は水着に覆われていた胸元は、今も眩しい白さを保ったまま、君の手指に翻弄され柔らかく形を変えていく。胸の先っぽは何度も強い刺激を受けて、プツンと赤く立ち上がっていた]

[本当は一人ではなく、
目を開ければ現実の俺が居るっていうのに。
君は頑なに目を閉じて、
可哀想なくらい俺を求めて名を呼び続ける。
自分で慰める所を見せてほしい、と頼んだのは俺だけど。
その声に応えて、俺の手で直接触れてあげたくなるな]

 …………、
ここに居るよ


[耳にそっと吹き込んだ、ごく小さな囁きは、
刺激に夢中になっていれば、夢か現実かわからないくらいの
曖昧さで響くだろうか。
口に含んで濡らした指先で乳首を弄る頃には、
顎からブラジャーが外れて胸の上に落ちたので、
代わりに拾って首元に軽く抑えつける。
また、濡らされた乳首へ向けて、少し強めに
息を吹きかけてみた。
いつもと違う刺激に、君はどう反応するかな]

[やがて君は、胸への刺激だけでは物足りなくなったのか、
自然と開いた両膝の間に右手を下ろしていく]

 …────、

[この先どこまで進むのだろう、と思わず身を乗り出し、
君の背中に重みをかけて手元に注目したが、
下着の中に指を忍ばせたところで止まってしまった。
そこでようやく、涙に縁取られた瞼がぱっちりと開いて、
俺の方を振り返る]

 ……おかえり。 よく、がんばったね…

[君にとっては現実の俺が笑いかける。
首元に置いていた右手を上げて、君の頭を真上からそっと撫でた]

[こっちも、と問う声に緩く首を傾げて、]

 そこから先、…どうするか知りたい?
 教えてあげよっか…

[寄りかかってくる体を抱き込み、左腕に力を込める。
頭を撫でていた右手を下ろすと、君の右手の上に重ね、
一度引き返した部分へ再び運ぶ。
手の甲をすっぽり包み、指同士をぴったりと合わせて、]

 一緒にやって、覚えていく…?

[重ねた中指を導いて、下着の上から割れ目をまっすぐ縦に、
撫でた。*]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a2) 2023/04/27(Thu) 0:05:05

[下着の上から割れ目をなぞった後、重ねた右手を
自分の口元へ運ぶ。
二人分の中指を根元まで口に含み、ちゅくちゅくと
音を立てて前後にゆっくりと扱き、舌を這わせて
たっぷりと湿らせる。
濡れそぼった指を口から取り出し、再び下着の方へ
戻そうとして、]

 ……これ、解けるの?

[問いを向けた先にあるのは、胸にまだ引っかかっている
ブラジャーとお揃いの柄のショーツ。
左右の可愛らしい蝶結びは、引くと解けそうだった。
重ねた右手は待機させたまま、左手をそこへ向かわせる。
指先で紐をそっと摘まんで引くと、予想通り簡単に解けた。
反対側も同じようにすると、秘部を覆う薄い布をぺらっと捲る]



  ……ぅ…… ?


[自分の胸を弄って慰めている間、
ふと隣から、小さな声が聴こえた気がする。
その声の主はわかるのに、己の息遣いに掻き消えてしまうくらい儚くて、記憶から引き出された幻の様に感じてしまった。
でもその幻はずっと寄り添っていて、
顎から滑り落ちた下着を首元へ戻してくれて、
濡れた乳首を風で撫ぜる]


  ぁん、


[敏感になった尖りが乳房ごとふるりと震える。
自慰をおこなっている時には、こんなの感じた事がない。
身体は戸惑ったけれど、心は無意識に受け入れている。
だって自分は今、
翡翠さんに抱かれているのだからと……]

 
 自分でする時、ここは見ない?

[露わになった下生えを左手でそっと撫で、そのまま左足の付け根に手を添わせると、左腿の内側を膝へ向けて撫で上げる。
到達した膝頭に手を置くと、立てた膝を外側へ開き、待たせていた右手を君の中心へと移す]

 ……中じゃなくて、ここは?
 自分で弄ったこと、ある?

[湿った君の中指を当てたのは、襞の内側にひっそりと
隠れた肉芽クリトリス
指を重ねたまま、そこを小刻みに撫でるようにして、
小さな隆起をたっぷり可愛がる]

[今、俺の声が君の意識に届いているか分からないけど。
指先を動かし続けて追い立てて、
やがて君の体が大きく跳ねて硬直するまで、
甘い刺激を重ねていった。**]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a3) 2023/04/27(Thu) 1:11:14

[――軽いトリップを半端に終えたのは、
自分にはここから先の道がなくて、行き止まりだったから。
痴態を見守ってもらった後に振り返り、
滲んだ視界に彼を見付ければ、
おかえりと声を掛けられる。

ずっと傍にいた幻と彼が重なって、
頭に乗せられる柔らかい重みに目を細めた。
ちゃんと、彼が見たいって言ったものを、
見せてあげられたかなとぼんやり考えた]

[でも小さく首を傾げた彼は、
こちらの問いに、問いを返してくる。]


  えっ、ぁ……


[身体を包む腕に力が籠り、
己の右手に彼の右手が重ねられたと思ったら、
そのまま手を足の間に引き戻される。
指がくっついたまま、彼の指に合わせて、自分の指も動いていく]


  んん……っ


[動かしているのは彼だけど、指の感触は自分のもの。
下着の真ん中に添えられて、
わかりやすく沈むところをそのまままっすぐ撫でられる。

このまま何度か往復すると
簡単に息が上がって、下着が濡れてしまう事が予想できる]



  ……いっしょ、に……


[彼の提案はとても魅力的に思えた。
一緒に指を入れるの、気持ちよさそう……

優しい刺激に痺れそうな脳が頷きそうになるが、
その前に右手が一度彼の口元に運ばれて
含んだ、という表現では足りないほど淫靡に濡らされて、
思わずぴくりと反応する]


  ぁ……


[「これ」と指されたのは秘処を隠すピンクの薄布で、
こんな場面でなければ「解いて」ってちょっと恥じらいながらのおねだりもできただろう。
でも頷く間もなく片手でするすると結び目を引っ張られ、
肌に紐の痕を薄く残して、簡単に剥がれてしまった。**]



  み、見ないです……


[布が取り払われたところに、
彼の手だけが優しく触れる。
見るという発想すらなかった顔で目を逸らしている間に、
下生えから足の付け根へ、そして膝へと移ろった手に宥められる様に、足を開かれる。
着ているものは下も肌蹴て足も露わになるけど、

それより、
濡れた指を濡れた入り口に導かれて、そのまま挿入れるのかと思って身体が小さく強張る。
襞を少し分けただけだったけど、
ほっとはしてられない。

そこは酷く敏感なところで、
すごく好いところだって、
彼も自分もよく知っている]

  

  ……それ、は……あります、けど


[入り口を浅く触っている内に芽に触れる事はよくある事で、一人でして一番気持ちいいのもここ。
自分の指だけど彼の指に支えられて操られる小さな振動は、一人で触れている時よりも大きな快感を引き出して、
一人の時より大きく膨れて、

びく、びくと身体の震えが大きくなる]



  ──ッあ、  ゃ、あぁ


[言葉にはならなかった気持ちが身を支配する様に快楽の底に落とされて、なのに腰は天に向けて浮いて、
ピュ、
と飛び出した小さな飛沫が、
二人の指に僅かに掛かる。
ふるふると震えたのち、
力が抜けた身体を彼にゆっくりと預け、
細く、何度も息を吐く。
寝具には落ちなかったけど、自分の指も濡れているのに、何かしでかしてしまったと詫びる余裕はなかった。

あぁでも、この感覚は経験がある様な……
スキー旅行の時だったか…………
……今は、あまりよく考えられない]

[乱れた呼吸も、心臓の音も聴こえそうなくらい密着したまま、色めいているとも切なげとも言える瞳で彼を振り返り、]


  ひすい、さん……
  すき

  もっと、教えて……
  二人で、幸せになりたい


[甘えた声で願う。
彼が教えてくれるなら、
怖い事でも幸せで気持ちいい事になると思う。**]

[追い詰められて果てた瞬間、温かい飛沫が右手に降りかかる。
ごく少量だけど、勢いよく噴出したこれ、
これって、もしかして…]

 ねぇ、ねぇ…みる…、今の…ってさぁ…気持ちよすぎて、
 
潮吹いちゃったの…?


[苦し気な表情が緩んで蕩けたようになってる君に、
コソッと耳打ちする]

 かわいぃ…、…ン……おれもさっきから
 コーフンしっぱなしだけど、
 君のコレ浴びて、…もぅたまんなくなっちゃったな

[右手は濡れたままだったけど、構うものか。
衝動的に君を背中から強く抱き込む。
君の腰にはちきれそうになった股間を押し付け、
密着させたまま押し上げるように腰を大きく前後に揺らす。

そんな最中に、甘えた声でもっと教えて、二人で幸せになりたいとお願いされたら、答えないわけいかないよ]

 
 ん…、おれも、すき…
 いいよ、…もっと、教えてあげる…
 俺の
ちんぽ
を、今すぐ突っ込みたいところ、
 一緒に確かめに、…いこ

[君の背中を抱き込んだまま、重みをかけて前へ倒す。
布団の上にうつ伏せに重なった後で、
君の腰に腕を回して引き上げた。
肘と膝を突いて、腰を少し高く上げて、足を開かせて。
お互いに着乱れた浴衣姿のまま、
もう一度君の背中に覆いかぶさって、右手に右手を重ねる。

それじゃあ、今から、一緒に、]

[君の右手を浴衣の中へ導き、添えた中指を膣口へ押し当てる。
さっき君が引き返した、ギリギリの辺りだ]

 …よかったぁ…いっぱい濡れてる…
 ここさぁ、
ちんちん
の先っぽだけでも入ると、
 すげぇきもちいぃの…

[そういや君の誕生日の夜だったか、生のまま先端だけ入れられ
て泣きそうになっ
た事を思い出すな。
で、俺の思い出は、君の思い出でもある。
今、同じことを思ったりしたかな。
それはそれとして、そのまま君の指に寄り添いながら、
もう少し先へと進む]

 あったかくて、びしょびしょで…
 回すと、ホラ……音がする…

[言った通りを実践する。クスクスと喉を鳴らして低く笑って]

 こわい……?…一緒だから、大丈夫だよ…
 気持ちいい?…ん、もうちょっと力、抜こうか…

[言葉で誘導しながら、重ねた手が離れてしまわないように、ゆっくりと指を出し入れしていく。指の動きに合わせて、腰を突き上げるように揺らせば、挿入されているような気分にもなるか。
はじめは第二関節まで、慣れたら指の付け根まで。ただ、指は俺の方が長いみたいだ。君は、ついてこれたかな]

 
 はい、到着
 ここだよ、…君が好きイイって言った場所

[かつて君の目の前で、
君が善がった時の指の形と動作を示したっけ。
指先の感触は間違いない。
少し強めに押し上げて…と、まずはお手本]

 どう…?合ってた?
 君もやってみなよ

[次は君に同じ動作を促す。ちゃんと教えてあげなきゃね。
交替で試したとして、何回続いたかな?教えて海瑠ちゃん!**]

【人】 北神 翡翠

──ビーチでデート(二日目)──


[今回の旅行は二泊三日。
今朝は旅館を出て、歩いてビーチまで移動した。
昨日と同じようにパラソルを借りて、日陰のビーチベッドに横たわりながら、のんびりと時を過ごす]

 ……ふぁ…

[思わずあくび。ヤバイ。少々寝不足気味か。
昨日は朝から運転して、ビーチに到着してからは遊びまくって、夜は旅館で君と濃厚な一時を過ごしてしまった。
ジム通いで体力を付けたとはいえ、さすがに今日は少しセーブしようかな。
隣のビーチベッドに横たわる君も、ちょっとウトウトしているみたい。
(あ、今日もだけど、その水着似合ってるよ。かわいい)


今は海辺の雰囲気を楽しみつつまったりして、
元気になったらまた遊ぼうか。
なんてぼんやりしつつ、スマホを弄ったり、時々微睡んだり。
波の音を聞きながら]
(0) 2023/04/28(Fri) 11:48:56

【人】 北神 翡翠

[スマホでこの辺りの情報を、ゆるっと検索して眺める。
どうやら海水浴場の他にも、釣りや磯遊びが出来る岩場があるらしい。もう少し移動した先では、シュノーケリングなどのマリンスポーツも出来るのか]

 海底散歩楽しそう。
 あと、ボディボードもやってみたいよなぁ…

[微睡みつつ、気が向くままリンクを辿っていた最中だったかな、
その記事を見つけたのは]

 海辺の岩窟…、岩で出来たトンネルみたいなのか…
 ふぅん…絶景、観光スポットかぁ…───、ん?

[景観紹介に添えられた一文。
いわく、カップルがその場所を訪れて契りを交わすと、
二人は将来ずっと幸せになれるのだとか]

 ……────、

[思わずスマホの画面を近づけて、凝視してしまう。
え、待って。契りを交わすって、ここでえっちすんの?外で?
いやいやいや、契りを交わすってプロポーズとか、そういうだよな、…でも、でもでも]
(1) 2023/04/28(Fri) 11:50:36

【人】 北神 翡翠

[で、俺が次にやったことといえば、
「場所」と「カップル」の組み合わせで検索。
すると出るわ出るわ、

 あなたは18歳以上ですか?(「はい」連打)

の年齢認証を越えた先にある、体験談のような記事がずらずらと]

 ……おぉ…うわさは本当、なのか……?

[ただし、記事の最新が5年前で、以降の日付が無い事には気付いたが、それよりも内容が気になってしまい、しばらく読みふけってしまう]

 ……ええっ、やっぱりやっちゃうんだ…
 隠れられる場所あるの…?えええ…でもなぁ…

[読み終わるや否や、スマホの画面を胸の上に伏せ、もじもじと身を捩ってしまう。
体験談の内容を俺たちに置き換えて妄想して、照れくさくて仕方がない。

俺の不審な振舞いに気付いた君がこちらへ目を向けたら、
スマホを渡して同じ記事を読んでもらう。君が画面から目を上げたタイミングで、背後を振り返って、海岸線の先にある突き出した岸壁の方を示す]
(2) 2023/04/28(Fri) 11:52:07

【人】 北神 翡翠


 あの辺りみたい。
 ちょっと歩くけど、行って帰ってこれない距離じゃないし、

 ……どうする?
 
(3) 2023/04/28(Fri) 11:52:41

【人】 北神 翡翠

[一応お伺いを立てたけど、俺としては行く気満々だ。
どのみち、海へ来たからには磯巡りも楽しいし、
普通に絶景を眺めるもよし。
礼の場所で契りを交わすにせよ、致すのではなく、
二人の将来を誓いあう、なんて意味もあるよ、もちろんね!

しかし下心はあるし、隠す気も無いわけだが、
君はついてきてくれるかな。
いいとも〜!


そうと決まれば、少し早めの昼食をビーチで済ませた後、
午後は磯に向けて出発だ。
これから楽しい磯探検の、はじまりはじまり〜。*]
(4) 2023/04/28(Fri) 11:54:02

【人】 北神 翡翠

──あるある磯探検隊──


[肩から提げたトートバッグには、タオルとペットボトルの水、
スマホと財布(車のキーは宿に置いてきた)と
サンオイルのボトル。
昨日のシャツは洗濯中なので、
今日は前開きの普通の半袖パーカーを着ている。
白の無地に、マリンブルーのストライプ入り。と、サングラス。
下は昨日と同じ海パン&ビーサンだ。
以上のような身軽な出で立ちもあってか、
移動にも抵抗はなかった。
二人して砂浜を歩いて、磯の方へと向かう。

不純な目的を胸に秘め、遠くに見えていた景色が
だんだん近づいて来た頃か]

 …───、待った

[先に足を停めたのは、俺の方だったかもしれない]
(5) 2023/04/28(Fri) 13:58:16

【人】 北神 翡翠

[向かうはずだった岸壁を、やや緊張した面持ちで見据える]

 わかる? あの先に、
───魔の気配がする。


[すぐにスマホを取り出して手早く操作する。
その後で左耳にスマホを当て、呼び出し先が応答するのを待つ]

 ……、
 ………、
 …………
 やぁ、光輝こうきクン
 コンニチハ、翡翠だよ
 うん、そう、今、海でバカンスの真っ最中
 あっ、あのね、
 海瑠の、カノジョの水着が、
 ほんっっっ、とうに、
可愛くって、ねぇ


 あ〜〜〜待った待った
 切らないで!
 本題に入るよ、……うん、そう、今送った場所、
 そこ周辺の
報告
、上がってるか見てくれない?
 多かったら、直近数件でもいいや
 なる早、いや、今すぐ送って

 ……え、昼メシ中?
 ラーメン、…そっか。冷や中だったら伸びなかったのに
 あはは、細かいことはキニシナイ
 それじゃ、よろしく!

[もう少し何か聞こえた気がするが、一方的に通話を切ってしまう。スマホをしまいながら君の方を振り返ると、にっこり笑って]
(6) 2023/04/28(Fri) 13:59:23

【人】 北神 翡翠

 
 今あの付近の情報集めてもらってるので、
 ちょっと待とうか。…───あの辺りはどう?

[砂浜を上がったところに、ベンチが並んだ休憩場所がある。
少し歩くが、屋根があるので日陰に入れそうだ。炎天下に佇むよりは良いだろう。

全国の退魔士から情報収集&分析した魔に関するデータベースは、外部端末からアクセスできない。なので、俺と同じチームでシステム操作に長けている、かつ今日は普通に仕事している町岡さんに、この周辺の魔に関する情報収集と共有を依頼したというわけ。

休憩所まで来ると、海岸沿いの道路は目の前だ。
しかも、道路を渡れば、向かいにコンビニがある]

 コンビニでアイスでも買おっか
 食べながら、待ってよう

[店に入れば涼めるし、ちょうどいいかもしれない。
君が好きな大福アイスは季節限定だから売ってなくて、
代わりにこっちはどうかな。
二本一組で、真ん中で半分に割ってチューチュー吸うパピコ。
味が違う二種類を買って、ベンチで半分こ。エヘヘ、美味しいね。ちょうど食べ終わった辺りで、スマホが震える]
(7) 2023/04/28(Fri) 14:00:02

【人】 北神 翡翠

 
 ありがとうございます、町岡さん
 ちょうどいいタイミングでした
 ん?いや、たった今アイスを食べ終わったところで…、

 まぁまぁ、ハイハイ、スミマセン
 で、どうでした?
 ……はい、やっぱりね
 そうか、……わかりました

 え? 行かないよ。当たり前じゃん…本当だってば
 このまま引き返せば安全なんでしょ
 わかってますって、、…はい、

 ん?
 彼女に?…いや、いいでしょ、わざわざ…
 えーーー……、わかったよ

[通話中のスマホを耳から離すと、君の方へ差し出して]

 北神うちのチームの町岡さんっていうんだけど、
 海瑠と話があるって、…ちょっと、替わってもらっていい?

[君が彼が会話を交わす間、向かおうとしていた岸壁へと目を向けた。ここに居ても、わずかに魔の気配が伝わってくる。
君たちが何を話しているか、聞かなくたってわかる。
彼は短く名乗った後、必ずこう述べるだろう。

 「翡翠さんを現場に向かわせないでくださいね」、と。*]
(8) 2023/04/28(Fri) 14:00:40

【人】 北神 翡翠

[町岡さんが送ってくれた情報をざっと要約すると、
数年前──ちょうど、記事の日付が途絶えた時期と重なる
──から、あの付近に魔が生息していて、
痛ましい水難事故も数件起きているようだ。
よって、退魔を施すより先に人が周辺に寄り付かなくなり、
見かけ上の安全は保たれている。
現に、あの付近まで寄れば、立ち入り禁止の看板が
立っているそうだ。

このまま放置はできないが、現状は対応の優先順位は
下げられている。
何せ、退魔士は常に人手不足だ。
いずれ、リサーチが進んで軽微な事案と判断されれば、
学生の実地演習案件として、瞑々学園に依頼が行くかも。
だったら、夏がいいね。
冬はきっと、あまり楽しくないよ、ここ。
(というと大抵冬になるよねきっと)
]
(9) 2023/04/28(Fri) 14:58:37

【人】 北神 翡翠

 
 ……それじゃあ、戻ろうか。

[何も岩窟で契りを交わさなくても、俺たちにとっては
今更って感じか。
外でするのは興味あったんだけど

元いたビーチに戻ろうと、君を促しつつ砂浜に目を向けて、]

 ……おーい…

[思わずツッコミを入れるように声を上げたのは、
先程自分たちが居た辺りに、一組の若い男女の姿を
見つけたから。
俺と同じ記事でも読んだのかな。
彼らの向かう先には岸壁がある。そして、彼らは一般人だから、魔の気配に気付かない]

 ……さすがに、無視するわけにはいかないよな。

[現場に向かわなければいいんだろ。
彼らを制止するだけなら問題ないはずだ。
彼らに近づくと、昨日ビーチでボール遊びした
四人組のうちの二人だと判明する。
知った顔なら、話しやすい]
(10) 2023/04/28(Fri) 14:59:03

【人】 北神 翡翠

 
 ねーねー、君たち
 あっち行くの?
 俺たちも行こうとしたけど、立ち入り禁止だったから、
 戻ってきちゃった
 どうもあっちは事故も多いし、それに、……出るって噂だよ

[両手を胸の前で垂らして幽霊のポーズ。
幽霊は知らんが魔は確実に居る。彼らにとってみれば、どちらも大差ないだろう。
ここまで脅せば引き返すか。
彼女の方はビビったのか、嫌そうに顔をしかめたが、彼氏は聞き入れようとしない。
やはり、昼間では幽霊の凄みが足りないか]

 いやぁ、マジで行くのやめなよ
 俺は霊感が強いんだ
 あっちは良くないって、俺の第六感が告げている
 
[あながち嘘ではないが、やはり胡散臭さMAXなのか、全く信用してもらえない。
チッ、ノー天気パリピめ。

気が進まなそうな彼女の手を強引に引いて、
彼氏は俺たちの前から去ってしまう。
岸壁の方へ向かって]
(11) 2023/04/28(Fri) 14:59:56

【人】 北神 翡翠

 
 ……どうすっかな…
 このまま知らぬ顔で見送るのは後味、悪いよな…

[こちらの忠告を全然聞き入れてもらえなかったけど、
これで事故にでも合われたら寝覚めが悪い。
人を呼んでくるのがいいか。応じてくれそうなのは、
ビーチの治安を守る監視員だが、付近には居ない。
あと、彼らの安否も気になる。万が一危機が迫ったら守らないと]

 海瑠は誰か、人を呼んできてくれる?
 俺は、あいつらにこっそり付いてって、見守ろうと思うけど。

[果たして君は、この提案を受け入れてくれるかな。*]
(12) 2023/04/28(Fri) 15:00:28


  ……ん、……?


[くたりと彼に身体を預けながら、
耳打ちにゆるく思考だけ持ち上げる。
でも、しお、って何の事だろう……
気持ちよすぎた、は事実だけど、
潮が何なのかわかってないので、小さく首を傾げた。

でも彼が何だか喜んでくれてるっぽい事は理解したから、抱きしめられてきゅんとなる胸も、押し付けられる昂りも、淫らに揺さぶられる身体も、心地よく受け入れた。

一緒に確かめにいこうと言われて
こくんと頷く。
身体の中に指を入れる事は怖かったのに、
そんな風に言われたら嬉しくなるし、期待すら滲んでしまう。

彼の思うままの格好にされる頃には意識もはっきりして、このかっこ恥ずかしいな……と思ったけど、]

[さっきまで触れていたところの少し下。
彼に初めてを裂いてもらって彼だけが知っているところに、自分の中指が当てられている。
入り口に添えるだけで滑りを感じて、
これなら痛くないかなと思う。
いっぱい濡れてるって言われると
やっぱり恥ずかしいけれど、]


  ……自分も、
  気持ちよかったですよ


[思い出したのは自分もあの夜の事だったから、
顔が見られにくい事をいい事に、そう答え、微笑む。

でも一緒になった指の先が入り口を割って中に潜り込んで来て、生温かさに慣れなくて、ふるりと震える。
ホラ、って示した通りに指が回されると、
中に満ちた蜜がくちゅくちゅと溢れそうな音をたてる]


  、 ゃ…… おと……


[恥ずかしくて聴いてられないのに、
身体が悦ぶから、混ぜられる間、ずっと水音が鳴っていた]

[大丈夫、と力抜こう、という彼の言葉に従って、
息を吸って、吐いて……
ふたつの指が解けないまま一緒に奥へ突き進む。
掻き混ぜられなくとも、
指をまっすぐ進めていくだけでも、
くぷくぷと身体の中で音が鳴っている様だった。]


  ふぁ、あ……、 あ、
  はいってる、 指……


[指で触れる自分の身体の中は生温くてぬるぬるで適度に柔らかくて、ちょっと内臓って感じがして……
気持ちいいかはよくわからない。
でも二本の指に拡げられる感覚は、
名を付けるなら絶対に「快感」だ]


  んんっ、 あ、 はぁっ……、

  出し入れ、 きもちいぃ あっ、ぁあ…… 
……翡翠さんの、みたい



[甘やかされて柔らかくなった身体が快感を訴えて震えるが、
奥へ沈められるのと一緒に身体を揺さぶられれば、
楔を埋め込まれている時みたい。
何にも覆われていない故か、あの先っぽを思い出したら、
熱に浮かされた様な呟きが漏れた]

[いつの間にか指が全部呑み込まれていて、
指の長さによる段差が何か、変な気分。

何か、外から見たらどんな感じなんだろうと思って股座を覗き込んでみたい気持ちになった時、聴こえた。
到着、って……?]


  こ、こ……?


[確かに、気持ちいいところを教えた記憶はある。
でも自分の指ではよくわからない、と思っていたら、
手本を示される]


  ひあっ、 ぁ……


[震える息を飲み込みながら、間違ってない、と頷く。
同時に、すごいなあと思う。
目印もないこんな感覚的な事が
わかるんだ、覚えられるんだ、と。

促されるまま自分でもそこを手探りで押してみる。
でも黙って真剣にやっていたせいで完全に作業みたいになってしまって、もう一度彼にお手本をおねがいしたら簡単に腰が震えて、膝から崩れてしまいそうになって……
なんか落差で風邪ひきそうだった]



  難しい、です……


[自分の身体なのに彼の方がうまく扱えるなんて。
ため息と共に難しいと呟いたら、

膣に指を埋めたまま、
くちゅりと音をたてて自分の手を返して、
むちゃくちゃなかたちかもしれないけど、
彼と手を繋ぐ様に合わせる]


  ……翡翠さんの好いところも
  教えてほしいんですけど……

  その、 じぶ……

  ……私の、お腹の中で……


[こんなの自分だけが気持ちいいんだと思うから、
彼にも気持ちよくなってほしいし、
彼が覚えてくれたから、
自分も覚えたいと思った事を、彼を振り返りながら伝えた。**]

[君の背中から覆いかぶさり、互いの右手を重ねて君の秘部を同じ指で貫く。中を掻き回して音を立てると、恥ずかしがっちゃう君が好き。]

 音…いや…?
 こんなにビチョビチョになって、…俺は嬉しいけどな…

[君が音に敏感に反応するって知ってから、割といつも、
ココで音を立ててしまう]

 俺のが欲しくてこんなに濡れちゃうんでしょ
 たまんないよ、……すき

[愛を告げると共に親指の節を曲げ、
爪先で愛しい君のクリをまた擦っちゃう。
ああ、ここがこんなに溢れて…、何だか泣いているみたいだ]

[そして、指を出し入れしながら腰を叩きつければ、甘やかな嬌声を上げ、俺のみたいだって悦んでくれる。

そんな風に啼かれたら教えるのをやめてさ、今すぐ指の代わりに俺のちんぽをぶち込みたくなるな。
でもさ、二人で幸せになるって言ったんだから、もう少し耐えろよ、翡翠。……男だろ]

[君のイイ所を教えたくて実践したけど、自分の指では上手く出来ないみたい。
溜息と一緒に、難しいと嘆いて萎れてしまう君に、いいんだよ、と耳元に返してあげる]

 ふふ、全部自分で上手くやろうとしなくていいよ
 じゃあ、ココはこれからも、俺に任せて…ね?

[繋ぎ合わせてくる君に応えて宥めた。
そして、俺の好い所を教えてくれ、という。
君の中で示してくれ、と。]

[今の言葉一つで射精するかと思った。
耐えたけどさ
]

 ……、えっ、…うん…
 じゃあ、…もう、君の中に挿れていい?
 
もう限界、……はちきれそう、


[君の中に埋めた指を引き抜くと、右手も解放して、
覆いかぶさっていた身を起こす。
布団の上に足を投げ出して座り、
浴衣の前を開いて、これまで耐え抜いた逸物を見せつける]

 俺のパンツ脱がせて
 あと、いつもの、
…───お願い


[教えてくれという言葉に乗っかって、
ついつい、矢継ぎ早に君にして欲しいことを訴える。
君に下着を下ろしてもらってる間に、
枕の下に忍ばせたコンドームの小袋を取り出して、
君の前に差し出した。……はい、いつもの]

【人】 北神 翡翠

[>>12続き。
君に人を呼びに行かせて、俺が彼らの後を追う作戦は、君に却下されてしまった。
俺を一人で行かせたくないのだという。
本当は俺を行かせたくない、かもな。
だからといって、俺が人を呼びにいって君を見守りに行かせる、という案は端から存在しない。
俺が絶対に許さない
]

 ……わかった。
 それじゃあ、一緒に行こう。

[なぁに、引き際はちゃんと心得ているさ。
君が同行するなら、危ない目に合わせるわけにはいかない。
その場合、彼らが犠牲になったとしても、だ。

既に姿が見えなくなってしまった彼らの後を追って、岸壁の方へと向かう。
その中にある岩窟の辺りが、おそらく目的地だろう]
(13) 2023/04/28(Fri) 22:48:55

【人】 北神 翡翠

[濃くなる魔の気配に注意を払い、滑る岩場に足を取られないようにしながら、ようやく目的地に辿り着く。
岩場に身を隠しつつ、そっと頭だけを出して向こうにある岩窟の方を見れば、先程会った二人が激しく抱き合い、濃厚なキスを交わしている様子が伺えて、]
(14) 2023/04/28(Fri) 22:49:53

【人】 北神 翡翠

[かぁっと頬が熱くなる。いやいや、他人の濡れ場を覗いている場合か。頭を軽く振って、隣に居る君を見れば、君の視線も向こうに注がれて、同じく顔を真っ赤にしている。

彼らを助けに来たはずなのに、こんな場面を見せつけられて、やっぱりこのまま放置して戻ろうか、なんて気も起きてくる。
…───いやいや、そうはいくまい。こんなに色濃く魔が漂う空間に置き去りにする事はできない]

 おっと、

[いつまでも覗いている場合じゃなかった。
劣情に身を焦がす彼らの周りに、
人の情欲を好む魔が集まってくる。
行為がエスカレートすれば魔の動きは活発になって、やがて彼らに憑りつくだろう]
(15) 2023/04/28(Fri) 22:52:23

【人】 北神 翡翠

[空間に満ちる魔自体は大した威力はなさそうだが、
何せ数が多い。
入江や岩窟が入り食った地形など、気流が溜まりやすい場に魔も同様に集まるもの]

 ……いい?海瑠
 二人を守るのが最優先だけど、周囲だけ先に調伏すると、
 他のも刺激されて活発化しかねない。
 あと、彼らに憑くと俺たちの力の影響も受けるから、
 迅速に対応する必要がある。

[邪念は一度脇に避けて本気モードに入る。
ここで心の隙を作ると、自分たちも魔に憑かれかねない。
この場で考えた作戦を、君に共有する]

 つまり、俺が外側に大きな結界を張り、
 付近の魔をすべて内側に閉じ込めた後で、一斉に調伏する。

[いつも行っている、土地浄化術の強化版だ。
退魔の後で穢れた土地を清める術を、存在が弱い魔ごと巻き込んで一気に浄化する]
(16) 2023/04/28(Fri) 22:54:42

【人】 北神 翡翠

 
 大がかりな術になるから、君には俺のガードを行ってほしい。
 でも、君の身に危険が及びそうになったら、
 自分を最優先して。
 …───それだけは、約束して欲しい。

[俺を守ろうとして君が怪我を負うなど、
あってはならない事だから。
君の同意が得られたなら、早速取り掛かろう。
彼らが本格的におっぱじめる前に。]
(17) 2023/04/28(Fri) 22:55:42

【人】 北神 翡翠

 
 
───オンベイシラマンダヤソワカ


[彼らから直接見えない場所に立って、印を結んで真言を唱える。
真言を繰り返して気を集中すると、遠くで岩に打ち付けられる波しぶきが形状を変え、結界という名の壁に変換される。
壁が周囲を取り囲むと、遠くの景色が、厚い透明なガラスに隔たれたように、ぼやけ始める。空に向かって伸びた壁は途中で曲がり、ドームのような天井を築いて周囲を完全に囲む]
(18) 2023/04/28(Fri) 22:57:44

【人】 北神 翡翠

 
 
───光


[目を閉じたまま意識を集中する。水の流れに沿うように両手を滑らかに大きく動かし、別の印を結ぶと、岩場に囲まれた海面が一斉に
翠玉色
に輝き始める]

 
───霧


[光輝く海面が一部蒸発し、
結界ドームの内部は温かなミストに満たされる。
霧は濃度を増し、万物をすべて取り込み景色を塗りつぶしていく]

 
───浄化


[やがて、ドームの天井が溶かされたように開くと、中に満たされた霧と一緒に壁そのものが一斉に掻き消えた。結界の中に閉じ込められた、魔をすべて巻き込んで]
(19) 2023/04/28(Fri) 23:03:54

【人】 北神 翡翠

 
 ……ふぅ…

[周囲から魔の気配が消滅したのを察すると、
両目を開いて印を解く。
岩場の間にある海面は色を取り戻し、穏やかな波音を立てていた]

 …───海瑠?

[ようやく現実に意識が戻ってきて、君の名を呼ぶ。
術中はまったく感知できなかったが、君は無事だろうか。*]
(20) 2023/04/28(Fri) 23:04:44
[好きな人が喜んでくれるなら、どうやら濡れやすい体質である事を恨むべきではないんだろうけれど……
あんまり心穏やかではない。
彼が欲しくて濡れるというのはその通りなんだろうと思うから、
それを触覚と聴覚で知られるのも恥ずかしいし、
……えっちな音だから、
えっちな気分に拍車がかかり過ぎる、様に感じるから。


こちらの指を導くだけじゃなくて、
親指も使って肉芽にも触れられれば、
また声が上がってしまうし、どこかからまた滑りが増えて、栓がないと零れてしまうんじゃないかと思った。
色んな意味で指を抜きたくなくなってきてしまう]

[腰も使って責め立てられた後、
これからも一人でするのは物足りないのだろうと思い知らされたけど……、それでもいい、それで、いいのかなと思う]


  ……はい。


[これからも彼が気持ちいいところに
つれていってくれるから。
優しく宥められて、今度は幸せにため息を吐いた]

[好いところを教えてほしいって言ったら、
何だか動揺した彼の身が離れる。
蓋が外れた蜜壺から何も溢れなくてほっとしながら、ずっと勃ちっぱなしって辛かったよねと、少し眉を下げる。
挿入れていいです寧ろ挿入れてくださいと言わんばかりにこくこくと何度か頷き、
開幕のカーテンみたいに浴衣が開かれる様に、
こくりと喉を鳴らす。

いやらしい光景なのに、
彼の表情も充血した象徴も、
うつくしいと感じてしまう]


  お願いされるの、嬉しい


[脱がせたいのもゴムを着けたいのも自分だけじゃないとわかるから嬉しいと頷いて、半端に脱がした下着をするすると足の方へ引っ張って、指先から抜く。
それをきちんと畳んで横に置いておいたら、
今度は最早見慣れた小袋が差し出される。
どこから取り出したんだろうと一瞬思いながらも、
両手で大切に受け取った]

【人】 北神 翡翠

──岩窟にて──

 
 町岡さん、お疲れさまです
 ……はい、お察しの通り、……解決しました

 いや、だって、人が入っちゃったし、
 見過ごすわけにはいかないでしょ
 それに、直接交渉して、近づけないようにもしたし、
 努力は認めてほしいな
 えっ、まぁ、……ダメだったけどね、

 ……あぁ、うん…
 海瑠が、怪我した
 すぐに甘露なおしたけど
 ……うん、…うん、…今はまだ、休んでもらってる…
 たぶん、大丈夫かな
 俺?
 うん、…はは、
まだ大丈夫じゃない…、

 こっちは、もう少し時間かかるかも…

 …あ、彼女、来月の合宿に参加するんで、
 その時に型とか、見てあげてくれる?

 ……それで、この案件さ、
 未解決のまま、残しておくわけにいかないの?
 今日じゃなくて、依頼が来た後で解決したことにすれば…
 ああ、調査まだだったのか…

[不正を行わせないための、
調査と実施の機関を分ける規程がここで効く]
(21) 2023/04/29(Sat) 10:57:21

【人】 北神 翡翠

 
 ううぅ、だからゴメンってば…
 報告書レポートは帰ったら出すよ
 はい、…はい、…じゃ、そういうことで
 はい、お疲れさまでした

[同僚との通話を切ると、
地面に座って岩肌に凭れている君を振り返る。
君が魔から受けたダメージは既に治癒済だが、
この場でしばらくの間、休んでもらっていた。

ちなみに、ここに居たバカップルだが、
俺が浄化の術を終える前に退散したらしい。
(術の間は半覚醒状態なので、周囲で起きていた詳細は、後から君が教えてくれた)
彼らには術が巻き起こす事象は見えないが、一度に大量の魔を調伏したので、何らかの気配は察したという事か。だったら、最初から来るなっつの…、おかげで俺は、]

 電話? …ふふ、怒られたよ
 タダ働きするな、って……ハァ

[溜息を吐いてスマホをバッグにしまうと、君の前にしゃがんで膝を抱える]
(22) 2023/04/29(Sat) 10:59:20

【人】 北神 翡翠

[右手を伸ばして、君の手元にあるペットボトルを取ると、残量を確かめてからキャップを外して手元に返す]

 ゆっくりでいいから、…中身の水、全部飲んでね
 ……ああ、タダ働きってね、
 正式な依頼を通す前に解決しちゃうと、
 どこからも入ってこないからさ…

[右手の親指と人差し指で輪を作って見せ、]

 でもさ、…あいつら来ちゃったし、
 仕方なかったよね…

[円マークを崩して膝頭に伏せると、その上に額を重ねる]

 …う〜ん?
 俺の身は心配されてなかったよ。
だって海だし…

 それより、君が怪我したことの方が重大

[伏せていた顔を起こし、君のことを正面から見つめる。
顔色は戻ったかな。そろそろ、陽が西へ傾きかけている頃合いか]

 学園には俺から報告しておくよ。
 でも、先生に何か聞かれたら、今回のこと答えてね、……。

[君に手元の水をもう一度勧める。
どうしようか。
君に言いたい本当のことは、これじゃない。
でも、何て伝えればいいんだろう]
(23) 2023/04/29(Sat) 11:01:15

【人】 北神 翡翠

 
 ……、あのさ…

[切り出してみたものの、後に続く言葉が続かない。
何度も逡巡した末、膝を崩して君の隣に並んで座った。
岩肌に背を預け、深い溜息を一つ吐いてから、ようやく胸の内を打ち明ける]

 俺、…君が怪我をするのが、怖い…
 もちろん、傷ついたら癒すけど…、甘露は万能じゃないから…

[例えば、魔に憑かれた人が君を傷つけたとすれば、
俺には治せない]

 君が俺に癒せない傷を負ったらと考えると、震えるよ
 だから、

 君にはもっと、強くなってもらわないと
 あの程度の魔、無傷で倒せるくらいには、なってね、……

[腹の底に沈んだ別の考えは、ついに打ち明けられなかった。*]
(24) 2023/04/29(Sat) 11:03:16

【人】 北神 翡翠

[>>24言った後で、すぐにハッとする。
やっぱり余計な事だったな]

 …あ、ごめん…
 怪我をした事、責めるつもりじゃなかったんだ…
 君は頑張って防いでくれたし、
 そのおかげで俺も術に集中できたし

[相手に入れ込めば入れ込むほど、傷つけられるのが怖くなって、
過剰に心配してしまう。退魔士は殉職もあり得る危険な仕事で、
北神家からも鬼籍に入った数は一人や二人ではない。
学園を卒業して、本格的に退魔士として活動を始めれば、嫌というほど実感する。この生業は、生死と隣り合わせなのだ、と]

 あの日、君を守るって言ったのにな
 傷ついても癒してあげるって、約束したのにね

[君と想いを交わしたあの日をやり取りは、忘れたわけではない。
だから、この迷いはきっと…───俺の、心の弱さなんだ]
(25) 2023/04/29(Sat) 20:12:01

【人】 北神 翡翠

[隣に座る君の手を取ると、少しひんやりとしていた。
しばらくの間じっと握っていると、お互いの体温が重なりあって、触れた部分から、ぽかぽかと温まってくる]

 ……水、全部飲んだ?
 じゃあ、そろそろ帰ろうか。立てる、…かな?

[手を繋いだまま先に立ち上がり、続けて君の手を引いて促す]

 宿まで結構遠いけど…歩ける?
 無理そうだったらおんぶ…いや、抱っこしてあげるけど。
 ……昨日みたいに、

[冗談めかして笑うと、調子が戻ってきた気がする。
宿に戻ったら、また美味いごちそうがたくさん出されるだろうな。夕膳の内容を想像すると、腹の虫が元気よく鳴ってしまった]
(26) 2023/04/29(Sat) 20:13:48

【人】 北神 翡翠

 
 ……!

[聞かれちゃったかな。
君の方を振り返ると、照れくさそうに笑った。*]
(27) 2023/04/29(Sat) 20:14:21

【人】 瀬戸 海瑠

― 翌日のお話 ―

[天気予報通り今日もきれいな晴れ模様。
でも風が気持ちよかったし、海への道を歩いてみたいなという話になったんだったか、お喋りに話を咲かせてビーチまでの道を楽しんだ。
ちょっと海に入って遊んでパラソルの下に入ったら、
今日は何だかうとうとしてしまう……>>0

うーん?と目をこすりながら意識がはっきりしてきたのは、
隣で何やら一人で喋っている声が聞こえて来た頃。>>2]


  ん……?
  どうしたんですか……?


[そして渡されたスマホを受け取って、
そこに映し出された記事をざっと読む]
(28) 2023/04/30(Sun) 6:11:56

【人】 瀬戸 海瑠

[……え?この近くの話?と思って顔を上げたら
どうやらその様で。>>3
「行ってみよう」と言う彼>>-92に、ふふっと眉を下げて笑う]


  翡翠さんって、
  こういうの好きなんですか?


[こういうの、とは「二人は将来ずっと幸せになれる」といった記事の一文について。あんまりこういうのに左右されないというか、あんまり信じてないというか……縁がなかったものだから、自分はぴんと来ていない。
でもこれを信じて……否、信じていなくとも、
これを目的に行ってみようという彼の事を
かわいいなと思ってしまった]
(29) 2023/04/30(Sun) 6:12:13

【人】 瀬戸 海瑠

[彼が行きたいと言うのなら勿論ついて行く。
まあこの時点でそこで行為をする気はないんだけど、

うん、行きましょうね、ってにこにこしながら
お昼ご飯を食べて>>4……

水着の上からレースのカーディガンを羽織り、
帽子を被って、磯の方へ足を進める。
持ち物は貴重品その他を入れたビニールのバッグのみ。

他にこっちへ向かう人は居ないのかなと
何となく後ろを確認しながら歩いていたら、
立ち止まった彼に制止される。>>5]


  なんですか?


[といつもの調子で尋ねたら、敏感なセンサーを働かせた彼が告げた"魔の存在"にはっと息を呑む。
こんなところに?と思うより早くスマホを取り出す彼を見守ると、なんか途中に余計なものを挟みながらどこかに電話している。>>6

コウキクンとはお会いした事があったっけか、
どなただったか……
記憶を辿っている内に通話が終わったみたいで、
さっきの真剣な表情とは一変した笑顔がこちらに向けられた]
(30) 2023/04/30(Sun) 6:12:29

【人】 瀬戸 海瑠



  はい……


[言われるまま、日陰に位置するベンチへと移動する。>>7
電話口での彼の言葉や今の話で、大体の事は理解できる。
それで、自分達で退治する事になるんだろうかと、
ちょっと緊張している事をひた隠しにしながら、
コンビニへ入り、そしてアイスを分けた。
アイスを半分こできて嬉しかったから、
不安を押し殺してにっこりと笑ってアイスを食べたら、
ちょっとだけ強張った気持ちが溶けた気がする。

着信音にぴくりと肩を震わせた後、
「引き返す」と彼が言うから、どうしたんだろうと思っていたら、電話口がこっちに渡された。
頭の上に疑問符を浮かべながらスマホを受け取って、
言われた言葉に、「はい」と簡潔に頷いた。

そんなに危ないものなのかと心配になったけれど、
通話を終えた後、彼から情報>>9を聞けただろうか。
なるほど、と頷いて、
じゃあ向かう理由もないから引き返そうとしたところで、

向かう理由ができてしまった。>>10]
(31) 2023/04/30(Sun) 6:12:53

【人】 瀬戸 海瑠

[彼を現場に向かわせない様にと電話口で言われたけれど、
止めに行くのは問題ないだろうと彼と同じ意見で、
昨日一緒にビーチボールで遊んだカップルの方へ向かった。

彼の必死の説得>>11も空しく岸壁へ向かってしまう二人に
「待ってください」と自分も声を掛けたけれど、
彼らを止める力はこれっぽっちもなかった様だ]


  ……そうですね……


[彼らを放っておこうという選択肢は、既に頭にない。
でも彼が二人を追って自分が人を呼んで来るという選択肢>>12も、受け入れ難いと思わせる。
役割を入れ替える提案はきっと
彼は呑んでくれないと思ったのもあるし、
彼を一人で行かせたくないと思ったのもあったから、]


  いえ、一緒に行きます。


[そう言って頑なに意見を通そうとしたら彼も頷いてくれて>>13、いざという時は魔と対峙する覚悟を決めた。
バッグから取り出したペンを右手に握り込んでおく]
(32) 2023/04/30(Sun) 6:13:08

【人】 瀬戸 海瑠

[消えた二人の足跡を追って岩場に辿り着いた頃には、
流石に自分も禍々しい気配に気が付く。
どこに居るのだろうと目線を散らしても、
正確な場所はまだわからない……]


  ……ん?……ぁ、


[だから目と耳で確かめられてしまう目の前の光景>>14に、隣の彼と同じくしばし目を奪われてしまう。
……自分達もしている事だけれど、
他人から見たら、あんな感じなのかと
今更ながらに意識してしまう。
女の人は気持ちよさそうで……

いやいや、と頭を振ったのは、彼>>15よりは後だっただろう]
(33) 2023/04/30(Sun) 6:13:44

【人】 瀬戸 海瑠

[退魔士の顔になった彼の説明>>16に細かく相槌を打ち、
すべき事>>17も教えてもらったけれど、]


  ……はい。


[結んだ約束は、きっと口だけのもの。
彼が自分を大事に想ってくれている様に、
自分だって彼の事を何より大切に想っている。
だから、自分が危険な目に遭いそうになったって、
自分を最優先に考えるなんて、
最初から無理だったのかもしれない。

でもその時はそこまで考えられなくて、
彼の言う事を聞きたい気持ちと、
気を付けながら彼を守ろう、という気持ちで頷いていた]
(34) 2023/04/30(Sun) 6:13:51

【人】 瀬戸 海瑠



  すごい……


[術が始まれば、周囲の空気どころか、
森羅万象がかたちや色、性質を変えてこの場を自分達の領域にしてしまう。>>18>>19
その光景をただぼうっと見ている訳にはいかない。
術者を始末しなければ自分達が消えてしまうと理解した魔物たちが、彼めがけて集まる姿が見えたから、右手のペンを構えて、それを阻止する為に捕縛の力を顕現させた]


 (数、多い……!)


[これだけの数を相手にした事はない。
そもそも一人で捕縛した事だって、
片手で十分数えられる回数しかない。
視界がこれだけ霧がかっているのも初めてだけど、気配はわかるし、彼に向っていく悪しき者を見定める事はできる。
鞭の様にしなる光で一匹、二匹、と地面に縫い留めていくが、段々と追い付かなくなってくる。
それぞれの力は大した事なくても、彼に指一本触れさせない様に立ち回るには、経験が乏し過ぎた]
(35) 2023/04/30(Sun) 6:14:59

【人】 瀬戸 海瑠

[おそらく最後の一匹だった魔を捕まえるのが間に合わなくて、
魔と彼の間に無理矢理割って入った。

彼の術の邪魔になってはいけないからと声を上げるのも我慢してその場に膝を着いたけれど、
その時響いた厳かな声を合図に、自分に障っている魔が散り散りになっていく。
調伏……浄化だ。
地面に伏せさせていた魔も全部一緒に消えて行って、
彼が見事にこの場を鎮めたんだ、とわかって、
傍に立っている彼を見上げた。

彼は怪我もしてなさそう……。
ほっとして力が抜けて、彼の背中側の地面に座り込んでしまう。

名前を呼ばれたら>>20、そのままの格好で返事をする]


  お疲れ様です、翡翠さん……


[あぁ、彼を悲しませてしまうかな、と思った。
彼は自分が傷付く事をよしとしてなかったから……]
(36) 2023/04/30(Sun) 6:15:44

【人】 瀬戸 海瑠

[心配させない為にさっと立ち上がって
何でもない風を装いたかったけれど、
水着だから、お臍の横あたりにできた赤い痣は隠せないだろうし、割り込んだ衝撃か使い過ぎて負荷がかかったのか、
媒介にしているペンが割れてその破片が巻きスカートの紐部分を掠ったみたいで、スカートが腰から落ちている。
そんな状態で、
誤魔化そうとする方がきっと彼はよく思わないだろうから、
座ったまま声を掛けた]


  翡翠さんが無事でよかったです。
  ……ごめんなさい、怪我してしまって……


[憑こうとしたのか突き飛ばそうとしたのか、皮膚に影響を与えた痣は人の指みたいなかたちで軽く腫れている。
ちょっと気持ち悪かったけれど、
彼が術を施してくれたのなら、簡単に治るものだっただろう]
(37) 2023/04/30(Sun) 6:16:21

【人】 瀬戸 海瑠

[――彼が電話>>21をしている間、
大きめの岩に背を預けて休ませてもらっていた。
……やっぱり、来るべきではなかったかもと、
ぐるぐると意味のない事を考えていた。

ここに来るきっかけとなった二人が割とすぐに逃げ出した事は視界の端で確認していたので、それは彼に伝えた。
他にも聞かれた事があれば答えただろう。

電話の内容>>22やお金の話>>23を伝えてくれる彼にも、
自分は笑えないでいた。
言われるまま水を飲んで、
言われる事に生真面目に返事をして……、
目の前にしゃがみこんだ彼を、
顔色はすっかりよくとも、複雑な表情で見つめていた]
(38) 2023/04/30(Sun) 6:16:55

【人】 瀬戸 海瑠

[言いにくそうに唇を開いた彼が隣に座って>>24
それでもなかなか話してくれなくても、
じっと黙って待っていた。
何を言われても受け入れようと思った。

……でも、
彼が語ったのは、
自分が想像していたよりもずっと優しい気持ちだった]
(39) 2023/04/30(Sun) 6:17:19

【人】 瀬戸 海瑠

[退魔士の家に生まれているのだから危険はつきもので、
怪我のひとつやふたつ覚悟の上だし、
実家に帰ってひっそりと身近な魔に対処するだけよりずっと過酷な道を選んでいるのもわかっている。

自分の事を大切に想ってくれていても、
そこは割り切ってくれていると思っていた。
でもそうじゃないんだと知れば、

彼が言う事に頷くしかない]


  ――はい。


[彼の心を守る為にできる事は、強くなる事しかない。
彼の言う事ももっともだと思ったから、
しっかりと頷いたけど、
自分の不甲斐なさに胸が痛い。
謝る事も、他に言葉を尽くす事もできなかった]
(40) 2023/04/30(Sun) 6:18:26

【人】 瀬戸 海瑠

[直後に彼の方に謝られてしまった。>>25
こっちも硬かった表情が少し崩れる。
でも「あ」とか「いえ」とかの短い発声や、ふるふると首を振る事しかできないでいて、]


  ………
そうですよ……。



[交流会の夜にくれた言葉に、ぽそりと頷く。
自分も約束を守れなかったくせに勝手な話だが、

あの言葉が嬉しかった自分を覚えているから]
(41) 2023/04/30(Sun) 6:19:13

【人】 瀬戸 海瑠

[そっと手を取られたら横目に彼の表情を盗み見る。
ちょっとずつ彼の纏う空気が柔らかくなって来て、
ほっとする自分がいる]


  はい。大丈夫です。


[水もしっかり全部飲んで、
痛いところも気持ち悪いところも無し。
スカートが巻けないので手で押さえるという不便さだけど、
繋いだ手がほどけない様に一緒に立ち上がった時には微笑む事ができて、おんぶとか抱っことか言われると、ふふっと声を出して笑った。

続けてお腹の音>>26が聞こえたら、
一瞬きょとんとしてしまう]
(42) 2023/04/30(Sun) 6:20:02

【人】 瀬戸 海瑠



  ぁは……お腹空きました?


[照れくさそうな彼>>27にもう一度笑って、]


  ………


[繋いだ手をきゅう、と握って、少し俯く]
(43) 2023/04/30(Sun) 6:20:20

【人】 瀬戸 海瑠



  ……少し、
  自分の話を聞いてもらってもいいですか?


[お腹の足しに、と付け足して顔を上げる。
まっすぐに彼を見つめる自分の顔は、穏やかな表情だった]


  契りを、
  交わしたいと思うんです。
  貴方と。  


[少しだけ距離を縮めて、
彼の左手を持ち上げて、その薬指にそっと口付ける]
(44) 2023/04/30(Sun) 6:20:46

【人】 瀬戸 海瑠

[もう一度約束してほしい。
不安だとか確認したいという意図はなく、彼の弱さを知っても自分は貴方と契りを交わしたいと伝えたかった。
約束は一人ではできないから、彼にも応えてほしかった。

だってここは、そういう場所なんでしょう?
あのカップルの男女、ちゃんと二人で逃げていた。
恐ろしいだろうに片方を置き去りにしなかった二人は、これからもずっと幸せに過ごすんだろうと、思えたんです。**]
(45) 2023/04/30(Sun) 6:23:20

【人】 北神 翡翠

──岩窟にて(回想)──


[浄化によって周囲一帯の魔を完全に退けた後、
君の姿を探して名を呼んだ。>>20
背後の気配に気付いて振り返ると、君がちょうど地面に
へたり込むのが見える>>36]

 ───海瑠ッ

[声が届く距離だ。急いで君の傍に跪いて肩を抱く。
君に付着した魔障の気配には既に気付いていたから、
頭の上から順に、体に沿って視線を這わせていく。
すると、水着に覆われていない腹に痣があるのを認めた。>>37
禍々しい色合いに、真っ先に感じたのは、
怒り
。]
(46) 2023/04/30(Sun) 11:23:51

【人】 北神 翡翠

[憤りを覚えても当の魔は既に己の手で散らした後だ。
直ぐにこちらへ意識を戻すと、自責の念に駆られながら
容態を確認する。
君の謝罪は、俺を悲しませる一方だ。
今にも泣きそうな顔をしていたかもしれない]

 怪我させてごめん、危ない目にあわせて…
 まだ学生の君に、こんな役目を負わせるんじゃなかった…

[君が負傷したという事実に打ちのめされながら、
それでも目の前の傷を改めようと意識を働かせる。
魔障が軽微で癒せるものと判断すると、
ようやく表情の緊張を解いた]
(47) 2023/04/30(Sun) 11:25:39

【人】 北神 翡翠

 
 ……良かった、…これなら治せる…。
 もっと広い所がいいな、…あっちへ行こう。

[軽傷でも放置はできない。
周囲に散らばっているものがあれば、急ぎかき集めて自分のバッグの中へ放り込む。
君の帽子は俺が代わりに被ることにして、君の体を横抱きにして持ち上げる]

 落ちないように首に掴まって

[昨日はビーチでふざけてやったお姫様抱っこ。
ここで真に使う機会が来るとは。岩場の不安定な足場を慎重に進んで、先程の二人が居た辺りまで移動する。そういやあのバカップルはどうしたんだろ、
……まぁ、今はいいや
]
(48) 2023/04/30(Sun) 11:26:05

【人】 北神 翡翠

[先程よりも広い場所に来ると、比較的滑らかな岩肌の前で
君を下ろす。
帽子やら荷物を側に置いて、君の傍らに跪くと、
首筋に右手を当てて、体温と脈と、発汗の状態を診る。]

 ……、暗いな…

[外からの明かりが全く届かないわけではないが、
岩窟の中は少し薄暗い。
あとは、
手元を照らした時
に確認できるか。
首筋に当てていた右手を外し、君の額の上にかざす]
(49) 2023/04/30(Sun) 11:27:23

【人】 北神 翡翠

[やがて、手のひらの内側に淡く輝く光の玉が生まれる。
ほんのりと光る手元で、君の顔色を確かめる。
俺は知る由もないが、甘露の光が当たると、人肌で触れられているような心地がするらしい。目を閉じた君の表情も、どうやらリラックスしているようだ]

 ……、

[そのまま右手をゆっくりと、光の玉を導くようにして
君の腹の上に移す。
光は傷の真上を照らすと、そのまま肌へ吸い込まれるようにして、君の中へ入っていく。
幾重にも重なる光は君の傷の色を薄くし、
……やがて、何も無かったかのように、綺麗に消えていった。*]
(50) 2023/04/30(Sun) 11:29:05

【人】 北神 翡翠

[術を使うと、とにかく腹が減るんだよ。
旅館の夕膳は豪華で量も多くて、昨日は腹がパンパンに
なってしまったが、今日なら余裕で平らげてしまいそうだ。
無事に君の傷も癒えたしと安心したら、腹の虫が鳴ってしまう。
手をつないだまま振り返ったら、君にも聞かれてたみたいで笑われる。>>43

 
むぅ…恥ずかしいな。


気恥ずかしくなって、そのまま正面へ向き直ろうとしたら、握った手に力が込められた。まるで、引き留められたみたいに]
(51) 2023/04/30(Sun) 15:23:19

【人】 北神 翡翠

 
 ……うん?

[足を止めてもう一度振り返ると、君は俯き加減だった。
首を傾げて様子を見守っていると、決心した様子で顔を上げる。
話があるって。腹の足しになるって、何だろう]

 …───え、

[穏やかな表情で告げられたのは、契りを交わしたいという宣言。
咄嗟にここへ来た本来の目的を思い出したけど、
それ以上は考えが続かなくて。
呆気に取られていると、君の方から近づいて、左手を取られる。
そのまま君の口元に運ばれて、
薬指の付け根に柔らかい唇が触れた]
(52) 2023/04/30(Sun) 15:24:09

【人】 北神 翡翠

[その行為にも驚いたが、続く言葉にも衝撃を受けて
…───これは一生、記憶に残り続ける出来事だろう。
まるで、結婚式で愛を誓う新郎新婦のようだ。

愛の誓いに続いて疑問を投げかけられたら、
答えはひとつしかない]
(53) 2023/04/30(Sun) 15:24:51

【人】 北神 翡翠

[次は俺の番だね。

君の左手を取って、薬指の付け根にキスをする。
今度の君の誕生日には、ここに着ける指輪を
贈るつもりだけど、今日は予行練習かな。
練習というには、厳かな気持ちではあるけれど。

口元から手を下ろすと、君のフレーズを真似て、
今度は俺から君へ、愛を宣言する]
(54) 2023/04/30(Sun) 15:26:32
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a4) 2023/04/30(Sun) 15:59:12

【人】 瀬戸 海瑠

― 回想:噂の岩窟で ―

[術中はまわりの出来事に一切動じなくて、
まるで何も見えていない別の世界の人みたいだったけど、
無事に術が終わると、いつもの様子に戻った。

否、声を荒げて跪く彼は、
いつもの様子とはかけ離れていた。>>46
こんなに動揺させてしまった原因は自分にあるから、
肩を抱かれても苦し気に眉を寄せてしまう。
申告しなくても傷の在り処に気付いた彼の纏う空気が一瞬、ピリと凍り付く様な燃える様な振動をこちらにも感じさせたが、
次第に冷静に、
そして悲しそうな顔になっていった。>>47]


  いえ……
  自分が未熟なだけで……


[彼に怪我がなくてよかったと思ったけど、こんなに悲しそうな顔をさせるならさっきの言葉>>37は撤回したくなる。
彼が悪いんじゃないと伝えても届かない事が、歯痒かった]
(55) 2023/04/30(Sun) 19:20:39

【人】 瀬戸 海瑠

[でも癒し手の顔になった彼が、
怪我の具合を治せるものと判断してくれて>>48
促されるまま自分の足で立って歩こうとして、]


  えっ、 あ、の……
  ………、


[身体を持ち上げられてしまって、驚いて肩に掴まって、それから彼の言う通りに首へと手の位置を移動させる。

自分で歩けますって言おうとしたのに、
負傷した負い目からか、黙って大人しくしていた。
砂浜でのときめきみたいなものはなかったけれど、
心配してくれて、大事にしてくれているのが伝わって、
さっきまで胸を締め付けていた冷たいものが
溶けていく心地だった]
(56) 2023/04/30(Sun) 19:20:44

【人】 瀬戸 海瑠

[彼に抱えられて到着した先に座ると、
医師の様な触診が始まる。>>49

患部に違和感はあるし少しの気持ち悪さはあるけれど、
変に呼吸が乱れたり発汗したりもなかったから、
今回の傷も大した事はないと思っている。
薄闇の中で彼の様子を窺って、
それは間違いでなさそうとも思う]
(57) 2023/04/30(Sun) 19:20:47

【人】 瀬戸 海瑠

[ん、と身動ぎをした後、
ぱちりと目を開ければ、もう全て終わっていた。>>50
ちょっと寝ていた様な気すらしたけど、
それは大丈夫だった筈。
心地よくて締まりのない顔をしていたと思うと少し恥ずかしいけれど、まだ少しあたたかい様なお腹を見下ろして、そこに何もなくなっているのを確認したら、生真面目に頭を下げた]


  ありがとうございます
  ……やっぱり、すごいですね。


[あたたかい気に包まれて気持ちも穏やかになってもおかしくなかったけれど、彼の気持ちを聞いて手を握られるまで>>42、表情には翳が落ちていた]
(58) 2023/04/30(Sun) 19:21:35

【人】 瀬戸 海瑠

[―――その後、

怪我はなくとも結果的に消耗が激しかったのは彼の方で、口より正直なお腹がそれを告げて>>51
宿へ戻ろうかという流れになったけれど、
自分はそれを止めた。

彼が首を傾げる>>52のは当然だったから、
薬指に口付ける行為と共に、
しっかりと伝わる言葉を選んで伝えた。

些細なミスで年末の交流会に参加した事にも意味があった様に、
この場所に今日一緒に来た事にも
意味があったんだと思う]
(59) 2023/04/30(Sun) 19:21:53

【人】 瀬戸 海瑠

[欲しかった言葉>>?30を贈られたら、
ほっとした顔になってしまう。
もしかして約束してくれないのではないかと不安だった訳ではないけれど、だって、やっぱり嬉しかったから。

結婚式にはそぐわない表情だったと思うけれど、穏やかに微笑むのはみんなの前でおこなう結婚式の時でいいだろう。

続けて左手を持ち上げられて、
自分がしたのと同じ様に薬指を唇で飾られる>>54と、
まっすぐ見つめ合いながら彼の言葉を聴く]
(60) 2023/04/30(Sun) 19:21:57

【人】 北神 海瑠

― いつかの夕方 ―


[烏の鳴く声に時計を見れば、もう夕刻。
そろそろかなと思った時に玄関扉が開く音が聞こえたから急ぎそちらに向かって、]


  おかえりなさい、翡翠さん。


[彼の帰りを笑顔で出迎えて、
重そうな荷物があれば受け取ろう。
奥から漂う香りに彼が気付いたら
ふふ、と笑って一緒に居間へ入る]


  たこ焼き、焼けましたよ。


[食べるの久々ですよねと笑って、
後は回すだけだったたこ焼きの前でキリを構える。
その手つきは武器を持つ様なものではなく、
ごく自然かつ丁寧なものであったけれど、
くるっと回したら刺したところが悪かったのか、ぽーーんと空を飛んでいって、用意していたお皿に着地した]
(61) 2023/04/30(Sun) 22:37:08

【人】 北神 海瑠



  ……用意しておきますから、
  おてて洗って、着替えて来て下さいね。

  一緒に食べましょう。


[気恥ずかしさから口元を隠しながら、
ひとまず食卓につく準備をして来てもらおうと促す。

口元を覆った左手の薬指には
あの日の誓いがかたちになった様な輪っかがはめられていて、今日もきらきらと煌めいていた。**]
(62) 2023/04/30(Sun) 22:37:36

【人】 北神 翡翠

──さらば、海よ──


[昨日は洞窟で、帰り際に何か盛り上がりそうな気配はしたけど、腹減ったし辺りは日も暮れかけていたので、そのまま宿へ引き上げてしまった。
風呂に入って夕飯をたらふく食って、そのまま布団に転がったらすぐに爆睡しちゃったかも。持ってきた花火で遊べなかったのは心残りだけど、あ、合宿の時にやろうか(ダメだろうな)]

 車だから、いつでも好きな時間に発てるよ
 あ、帰りは寮まで送ってあげるね

[今回はなかなかハードな行程で疲れは溜まっているが、すぐに海から離れてしまうのは惜しい気がした。半日だけ過ごして、早めに切り上げようか、なんて話がまとまったかな。で、ビーチに出れば、昨日助けたバカップルを見つける。
こちらに気付くなり近づいてきて「あの洞窟やっぱり出る」って言われた。
洞窟に入ったら、怖いうめき声を沢山聞いたって。
あ〜…結界ドームを生成した後だな]
(63) 2023/04/30(Sun) 22:52:12

【人】 北神 翡翠

 
 だから言ったじゃん
 俺は霊感が強いんだって。あっちは良くなかったんだよ

[相変わらず胡散臭さMAXだが、彼らは信用したようだった。
そのあと、ビーチボールのメンバーが揃ったので、スイカ割りをして遊んだ。
海瑠はさすがのヒット。
俺はこの後車の運転ガーって遠慮しようとしたけどやらされて、空振りして終了。
なお、スイカは彼らの奢り。忠告してくれたお礼だってさ。いい奴らじゃん(単純)]
(64) 2023/04/30(Sun) 22:52:41

【人】 北神 翡翠

[スイカを食べた後は早めにシャワーを浴びて、更衣室で着替えて海を後にした。
途中、海沿いのカフェでランチ。宿では和食中心だったから、今回はイタリアンだ。今日の君の服装も、テラス席のデッキチェアによく映えるね。本当にどんどんお洒落を覚えて、会うたびに綺麗になっていくね。
そのあとはICから高速に乗って、途中のSAで休憩を取りつつ、夕方には瞑々学園の前に到着した]

 それじゃあ、また
 次は合宿かな。お盆は帰省するんでしょ?ご両親によろしく
 ……あ、また手紙出すね

[なんて挨拶を交わして。君が助手席から下りる前に、素早くキスをして別れた。
あとは知ってる道を通って、夜になる前に自宅に到着]
(65) 2023/04/30(Sun) 22:54:18

【人】 北神 翡翠

 
 ただいま。
 ……あ、町岡さん、お疲れ様です。昨日は色々ドモ

 はっ
 そういえば、……

[お土産、買い忘れちゃった。てへ。**]
(66) 2023/04/30(Sun) 22:55:06
 




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