人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 柔和な声に頷く
 非常時のためにも先生と繋がる端末を置いておく
 報告の類はすぐに消去しているから問題はないだろう

 魘されたりするかもしれない
 注意を受けていたのに僕のせいだけど

 ────…あまり、知られたくないな。
 右の首筋。髪で隠した獲物の印に爪をガリッと立てる。


  僕は…利用され弄ばれるだけの存在じゃない。
  そう信じさせてくれたきみがいたから  ]


   ……またあとでね、クラレンス

[ 苦しそうな息を吐いている彼の髪を撫でる
 昔は、僕のほうがよく撫でて貰っていた。

 知らずに翠の目に穏やかさが灯っていた。

 ────それが良くない兆候だとわかっていても

 ずっと大事に想い続けて
 ずっと僕の脆い心を守ってくれたきみを無碍に出来ようがない ]
(2) 2020/03/04(Wed) 2:26:00

【人】 ハンター見習い ミゲル

──夜・研究室──

[ 夜に先生に指定された研究室へと向かう。
 ラトゥールという人の素性も聞けただろうか?

 僕はいまだに夜の迷い子
 僕の道標は光が乏しい


 もうすぐ薬が完成するらしいが
 普段から様々な未完成な薬を開発しては試薬するので
 半信半疑だが声には出さない。   ]


 つまり…アンタ…ラトゥールさんは
 僕のこれすぐに気づいてたんだ?


[ 獲物の印をトンッと指で指してしかめ面をする ]
(3) 2020/03/04(Wed) 2:26:05

【人】 ハンター見習い ミゲル


 僕としては知られるの…嫌だし

 ……クラレンスも知らないし。

[ 心模様は複雑だった
 クラレンスのことは無論あるが

 僕に呪いを掛けた、悪しき吸血鬼
 この街に近づいてくる。

 あの日の村みんなから不要だとされた屈辱が
 あの日の諦観したのに村の人が殺される無力さが


 ────あの日の残された怨嗟が甦る。

 知られぬように奥歯を噛みしめる。

 あの吸血鬼が、近づいている。
 首の印が熱く脈打つようだ  ]**
(4) 2020/03/04(Wed) 2:26:08


( それでも今は…きみがいるなら────
 
     僕は僕を見失わずにいられるだろう )


 

 

[────コツン
白。白と青を基調とした
理力で作られた白亜の宮を歩く

枢機卿の権威をも持つシルビアは、
無論のこと研究員にも手飼いの者を置いている。

現教皇の心拠り所である────狂人。
目論見如何は推測の域を出ない。

だが、互いが違いの弱点となりえる限り
切り札が此方にある。]


  ご機嫌麗しゅう、教皇猊下?

  貴方の魂は未だに
  貴方の肉の器に留まっているご様子。


  ……此程までに長く保ったのは、
  歴代でも貴方ぐらいだけでしょうね。


[くすり。女は笑む。]


 貴方の片割れたる魂も一緒に
 魂を喰わせてしまえば私の成果もきっと成る。
 
 ────聖遺物

 数多の聖力と魔法力を吸い込み続けた魔性なる道具
 そう、その器に最も相応しい。

 完成すれば今度こそ真祖を永遠に葬ってみせる。
 でもね、未だに貴方が邪魔をするのね。


[ 此程までに弱り果て
 此程までに己を失っても

 コルド──魂の片割れを守護するから完成し得ない。
 双つに分かたれた魂を取り込まさせぬように。

 眠れる力を封じてまでも


 その邪魔立てをし続ける。
 強靱な精神力をこそ見込んでいるのだが────。 ]


────時間稼ぎにしか過ぎなくてよ。

教皇猊下、
いいえリュシルド




 貴方が貴方の魂の片割れを守ろうとも
 他の候補が覚醒すれば貴方は用済み。

 折良くも凶悪な吸血鬼の元へ向かってくれたもの
 この好機は逃せないわ。


[ 聖教会でのコルドの権力も名声も高く
 教皇の守護が厚く手を出せないが────…。

 聖都から出れば薄れる  ]
  

 聖遺物に全てを捧げて
 次の器をこそ完成品にしてみせるわ。



[────片割れたるコルドの魂の片割れも取り込んで
より強力なる真祖に対抗する人型兵器をつくってみせる。


それこそがシルビアと呼ばれる女の永の目的 ]




  真祖を殺すのは、人間でなければならない。


 

[
 そうでなければ、ならないのだ

  女の瞳には狂気と混沌を映していた

 ────カツン


 半吸血鬼の護衛は何も見えぬかのように振る舞う
 残された教皇はうつろな目をしたまま

  女の背を追うこともない  ]*

─ ??? ─

 [ 意識が混濁する

   痛みと苦しみと…後は何だろうか
   自分では正体のわからない感覚
   真っ暗でも真っ白でもない
   灰色の空間。夢の映像ひとつすら流れない

   何もない場所に
   ぽつん、と1人で居る感覚は
   とっくに慣れたものだったけれど

   見えない何かが頭を触れた
   穏やかで優しい手つきで、
どこか懐かしい
 ]
 



   「僕、これ好きなんだ」


 [ 知らない誰かが、そう言った気がした

           
眠り続ける僕の、細やかな寝言
 ]**

 

【人】 ハンター見習い ミゲル

─夜・研究室─

[ 先に言って欲しかったものである>>11
 こんなのは恥を晒して歩いているようなものだが

 先生の「口癖の聞かれなかったもので」
 が、発動するだけなのはわかりきっていた。

 対してこの人は申し訳なさそうにしている>>9
 だが先生との会話を聞くだに
 相当熟練の半吸血鬼らしい────が>>12

 霊薬とやらは完成するまで静けさが包む ]



  ラトゥールさん…で良かったよな?
  クラレンスが、酒場でここに居るって言ってた>>2:93


  薬も暮らしも保証するって
  それなら僕も…彼と一緒にいたい


[ 可能なのかわからず半吸血鬼の彼を
 真っ向から見ずに願いだけを呟く

 結局のところ正体は未だ霞掛かっているが
 疑念の山はまだ、ある ]
(13) 2020/03/04(Wed) 11:14:30

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 次に意識を傾けたのは研究者だ ]


  それに薬横流ししてるの先生だとも言ってた
  先生は教会から抜けるのに止めないって言ってたけど>>2:108


  僕でさえ追っ手が掛かるような事態なのに
  クラレンスが教会抜けられるの?

  …先生は、教会の裏切り者か何か?
 

[ あれだけ研究に打ち込んで置きながらあり得るのか?
 それに、不可解なことがもう一つだけあった ]

  どうして先生が吸血鬼が来ることわかるんだ?


[ ミゲルが知る限り研究者は
 吸血鬼どころかグールを退治する能力はない。

 獲物の印の除去の仕方も研究の産物というよりは
 作る工程を見るだに魔術的要素が強い気がした。

 こんな時ばかり勘は冴えているが

 酒場のほうが気になるので
 普段は聞かぬことまで聞いてしまう饒舌さを発揮していた。 ]*
(14) 2020/03/04(Wed) 11:14:37


  
どうして、君は
あの時私を庇ったのだろう……



 [ その答えはもう、返ってきやしない ]**
 

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 人間は少ない。
 ミゲルには見分ける力がないが
 人間をよく思わない者もいそうだと身構えてしまう

 そこらの疑問は一旦置いた。
 呪い解きつつ戦った経験もある熟練者のようだ>>12

 その話は後でといったクラレンスを思い出す ]


  それでも
  一緒にいたいんで、いる。

  アイツが嫌がらなかった、から。

[ 許して貰えるのだろうか?
 冷たい態度を取ったのは数ヶ月だけども

 暴力はふるったことは、なかったけれど

 だけどどこか穏やかな瞳に
 一緒にいるのを許された気がした ]


  アンタの妹も半吸血鬼だよな?


[ お兄ちゃんと呼んでいたのだろうし
 そうすると更に肩身が狭いのを覚悟する。
 少し先のことを考えるなんてことは久々だった。 ]
(19) 2020/03/04(Wed) 13:26:10

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ コルドが裏で行っていることを当然知らない>>16
 あの人、実験狂いのやばい人だの共通認識

 あと人間嫌いなのか知らないが
 ハンターの扱いが雑なのも一部で知られている]
 

  ……ああ、そうだったんだ。
  だからあれだけ
  クラレンスの報告催促されてたんだ。

[ この人半吸血鬼に大事なひとでもいるのだろうか?
 その人をもっと住みやすくしたいとか?

 その思考に至るのも無理からぬことだろう ]


  結構な権力持ってる人がいうと、
  キツいものがあるね……。

[ 今の教会の制度を嫌っている。
 そこでしか生きていけなかったミゲルには
 制度がどうとか在り方とかまで考えたことはなかった。

 (このひとたちは僕よりもずっと先をいっている
  まだ未熟であることを痛感させられた。  ) 
]
(20) 2020/03/04(Wed) 13:26:15

【人】 ハンター見習い ミゲル


────そんな殊勝な考えは次の言葉で吹き飛んだ。
(21) 2020/03/04(Wed) 13:26:18

【人】 ハンター見習い ミゲル


  えっ、教皇???教皇ってあの教皇??
  待って、え?待って??

  教皇って存在するの???


 
 教皇って結界の名前だと思ってた!


  あ、でもシルビア機関長に一回教皇と会えって言われたけど
  会えなかったし、あれも結界のなんかの説明だと思ってた!

[ 教皇の存在は教会でもトップシークレットだ
 住んでいるとされている白亜の宮は厳重警備

 式典で顔を出しているのは枢機卿の男であったし
 教皇とは、そう!

 都市伝説か、教会が民衆にわかりやすく誇示している
 研究企画の者なら存在しているのはわかるだろうけどね!

 教皇って結界の名前なんだぜ、がハンター同士の認識だった
 なお地雷原でタップしている可能性はある ]* 
(22) 2020/03/04(Wed) 13:26:37

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 妹なのに人間
 兄は吸血鬼だから片親か或いはと考えて、止めた

 様々な事情があるのだろう
 今、踏み込むほどの余裕はない。

 無論のこと狂気の研究者の目的如何も遠い>>26

 いつか知る日が来ることがあろうとも
 今のミゲルには存知できぬこと

 理想と問われて見つめれば
 空っぽの器に底に光る金平糖のような僅かなもの

 聖教会は夜の眷属を葬る唯一なる聖なる守護者
 世間的に正義とされている────称えられるからこその暗部 ]


  先生が世間知らずっぽいとこ初めて見た


[ うっそだろお前!みたいな顔してて少し面白かった
 
 互いに知らないことを話した。
 クラレンスとの関係などを聞かれれば話しただろう

 あの子のことは一言では言いつくせないけれど
 僕にとって唯一の安らぎのようなものなのだ。

  あの子が僕の支えになれるかの自信は、なかった。 ]
(28) 2020/03/04(Wed) 19:34:33

【人】 ハンター見習い ミゲル


 ──────……あれ?

 ねえ、なんか街のほう燃えてない?

[ 立ち上がる。火の気配を瞳が映す。
 火の能力を付与されたから火の気配には聡い。

 ────本当にそれだけだろうか?


           …ズキンッ
           首筋が痛む。 ]


  僕!…街のほうにもどるッ!


[ 嫌な予感がした。
 火。火だ。炎が渦巻いて全て焼失して

          帰る場所すら失った。]*
(29) 2020/03/04(Wed) 19:34:35


お兄ちゃんが一体
どれだけ辛い思いをして
苦労してそれでも優しさを忘れないで

  ここを築いてきたと思ってるのか。




   無事であってくれよ。妹……**


 

【人】 ハンター見習い ミゲル


グールなら戦えるっ!
 いつもグール相手に戦ってたのは俺だから!


[ 戦える力を手に入れたらなら戦うしかない。
 ここにいるつもりだと
 そうしたいと願ったきみの帰る場所を>>2:93


         少しでも守れるのなら

 狙われていようが
 差し出されようが構わない


 深緑の瞳に宿るのは決意だ
 憎悪よりも強い決意の心────。 ]


  わかった。
  ラトゥールさん、よろしく


[ 腰に佩いている短剣二つを抜く

 標的の攻撃を避けながら異能を発揮するのが
 ミゲルの戦闘スタイルだ。 ]
(40) 2020/03/04(Wed) 23:05:13

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 街に向かう最中
 隣を歩くひとの気配の剣呑さが増した。

 先生に指示を出している>>35
 戦う能力が無くてもコルドは大丈夫だろう

 ラトゥールの傍を離れぬように

 魔なる力により燃える街を
 グールの群れを成す中を飛び出す ]


  こ、の……っ
  調子に乗ってんじゃ、ねえ!


[ 短剣でグールを一太刀にする
体を半回転させ間合いを、ひらく


 仕留めるために右手に炎の力を込める────が
 ]
(41) 2020/03/04(Wed) 23:05:19

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ いつもなら沸き起こる
 腹の底から煮え滾るようなものが

    鎮まり返って反応しない。


 僕の能力の根源は憎悪だ。
 吸血鬼に対する世間に対する
 世界に対する己に対する──憎悪だ。

 
 薄れるほどに異能は減退する。

 より強い感情を喚起させれば喪われる。
 僕が今もっとも想うのは────。 ]
(42) 2020/03/04(Wed) 23:05:24



────…今度こそきみをまもりたい *





 [ きっと私はまだ
   誰かを信じる事ができなくて
   自分を信じる事ができなくて

   恐れの心を糧に動いていたから…… ]**


 

【人】 ハンター見習い ミゲル


  戦闘で怪我しないとか無理っ!


[  突っぱねたのはグールが群れをなしていたのもある。
  いつもなら────対象だけを焼き尽くす

  頭でいくら念じても発現しない
  考えるのは後にして短剣で薙ぎ払う

  普段と違う戦い方に腕や背中に裂傷を負う
  不幸中の幸いなのは教団製の防刃仕様の制服だったことか

  街のひとの密やかな声が耳に障る
  グールも半吸血鬼が増えていく

  半吸血鬼のほうが加減しなければいけないので厄介だ
  傷を負いながら酒場へ向かう
 
  近づくほどに熾烈を極めて到達する頃には息が切れていた
  能力が使えないのがこんなにも戦いに支障を来すなんて

  ────途中で街の人の声も聞こえていた。
  ミゲルという名のハンターを差し出せばいい
  俺の家は焼かれた、妻子は火傷をした

    そんな声を聞いて心が痛むのを抑えながら
    邪魔なグールを斬りつけて疾駆した

  どうか大事になる前に間に合ってと願いながら    ]
(49) 2020/03/05(Thu) 12:47:32



……お兄ちゃん…




【人】 ハンター見習い ミゲル


ラトゥールさん……あれ!


[遠目でもわかる。あの、あの吸血鬼──ルゴール。
刹那。髪の先に火が灯る。

争いあっている仲間同士であろう半吸血鬼
茫然と立ち尽くしているクラレンス

焦燥が胸を焼く。
グールの群れがまるでミゲルとラトゥールを取り囲む。]
(53) 2020/03/05(Thu) 12:48:38