人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

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視点:


【人】 無線通信 ユングフラウ

――
が聴こえた。

きっと、耳からと、異形の角を介して脳へ直接と、両方。
不穏と動揺に満ちたそれに、頭を殴られるような衝撃。
混乱の中でも、ただならぬ事態と言うことだけはわかって、声のした方へと駆ける。

こっちから、廊下を抜けて、階段を上がって、また廊下を、こっちは……
〔⿻▫__ え、こっちは……?〕

チカチカ、チカチカ、視界が点滅する。
嫌な予感が纏まるより先に、脚はそこへ辿り着いてしまって、目は
ソレ
を見てしまって、声の出ない喉がヒュ、と鳴って、それで。

▙ ▜▓▗
_
チビたちに、見せちゃダメだ!!!


傍に居る年長組に、部屋の入口を塞ぐようにと。
いや、指示なんて考えてない。ただ、咄嗟に出ただけ。
(18) 2022/07/18(Mon) 0:40:44

【人】 無線通信 ユングフラウ

〔⿻▫__ やだ〕


〔⿻▫__ いやだ〕


〔⿻▫__
れ〕


〔⿻▫__ モノは……クロが〕


〔⿻▫__ ワルゴは、きてない?〕


〔⿻▫__ 他の子は、無事?〕


〔⿻▫__ ハグベリーは? いない〕


〔⿻▫__ まさか、どこかで〕



▙ ▜▓▗
_ み、みんなで集まろ?
強盗とか、悪い人……まだ館の中にいるかも……〕

〔⿻▫__ それとも、まさか〕

〔⿻▫__ 誰かが……〕


思考を垂れ流していることに気が付かないまま、自分ばかりは一足先に冷静と勘違いして。
リディ(>>9)やタンジー(>>20)や、他にも固まって動けなくなっている子がいたら、弱く手を引くようにして移動を促すだろう。
(21) 2022/07/18(Mon) 0:59:40
ユングフラウは、クローディオが大広間へ(>>19)、と言うならば、それに従おうと。
(a10) 2022/07/18(Mon) 1:01:03

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>22 ノル
〔⿻▫__

〔⿻▫__ これを〕


▙ ▜▓▗
_
ダメ、駄目だよ、ノール……!


〔⿻▫__ 見なくていい〕

〔⿻▫__ 見せたくない〕


貴方の前に立ち塞がるように。
貴方を凄惨な光景から守るように。

▙ ▜▓▗
_ ノール、ダメ。大広間、いこ?〕
(24) 2022/07/18(Mon) 1:04:48
「ベリ兄」
これはワルゴを見つける前。君の部屋の前あたりか、秘密の会話。

「時間ないから短く言うね。
アベルもう見つかっちゃった。
ユーが混乱してる。バレないように頭の中のこと声にしないように気をつけて。
大広間に来て。集まり終わった後、また話そう」

この後会っても、ノルは何事もなかったかのように接するだろう。
この会話がなければアベルのことは強盗でも入ったのだ、と思えるほどに。

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>26 ノル

▙ ▜▓▗
_ あ、うん、あ……っ〕

喋ったつもりの無い、でもやらなきゃって思ってたことを先回りで申し出てくれたことにほっとして。
それから、指摘を受けて、初めて全て垂れ流してたことに気がつく。

▙ ▜▓▗
_ あぅ……ありがと、ノール。〕

貴方のおかげで少しだけ、落ち着いて。
それから貴方を見送るのだろう。
(30) 2022/07/18(Mon) 1:27:25

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>25 クロ 

▙ ▜▓▗
_ クロ兄、先に広間、行ってあげて。
みんな、不安がってると思う、し。〕

モノもここから引き離して欲しいし、とは声が漏れないように。


>>a11 >>29 リーディエ

それから、拒まれた手を引っ込めて、代わりに傍にしゃがみこんで。

▙ ▜▓▗
_ 僕も、お手伝いしていい?〕

返事を聞く前に、破片に手を伸ばすだろう。
片付けて、落ち着いてから、一緒に行くつもりで。
だって、
〔⿻▫__ 今、一人でいるのは、危ないかも……〕
(32) 2022/07/18(Mon) 1:37:04
「……うん。」

帰ってきたのは、短い返事だけ。
きっとあとで、大広間に現れる

【人】 無線通信 ユングフラウ

リーディエ(>>34)が落ち着いた頃に、大広間へやってきて。
ワルゴ(>>35)とハグベリー(>>36)の姿も目にすれば、ノルの声(>>37)に、やっと詰めていた息を吐く。
〔⿻▫__ よかった……他のみんなは無事みたい〕

全員居ることに安堵し、そして無事でなかった主人の姿を思い出してぐらと揺れる。

それで、それで、考えたくないこと。
だけど、自分程度が思いつくなら皆も思い至るだろう。
……ほら。(>>41)
〔⿻▫__ 外の人……が……いい〕

見知らぬ強盗か殺人者の存在を、こんなに願うことがあるだろうか。
(49) 2022/07/18(Mon) 19:54:14
(ベリ兄)

(どこ?)


二人を送り届けて、一人の時間を作ってから。
屋敷の中をひっそり、歩いて探す。

この屋敷の中に侵入者なんかいない。危険はないから警戒する必要もない。
君もきっと一人になる時間があるはず。
話をしないと。

屋敷を見回った後、青年は。
廊下の片隅、依然使った部屋の近くで漂っていた。
きっと今日は皆、部屋から出てこない。
だからこそ、人気のない廊下は安全圏だった。

「……ノル。」

気配に気づけば、名を呼ぶ。
今この時、出歩けるような人はきっと、貴方しかいない。

「ふふ……へへへ、ベリ兄!やっと二人で話せるね」
さっきまで、にこにこできる雰囲気でなかったからできなかったけど。
君の姿を見つければ笑って。
中で話そ、と部屋へと手を引く。

「あのね、ごめん。もうちょっと事故っぽくしようとしたのに、一回じゃ死んでくれなかったから、あんなになっちゃった。
でも僕一人でもちゃんと殺せた。から、お父さんからはもう邪魔ないから、大丈夫」
どうかな。これで君の心配は一つくらい減ったかな?
ノルはこれまで、アベルのことを『お父さん』と呼んだことはなかった。


「でも……」
一旦、君を見上げて言葉を切る。
この先、どうするのが一番か。君が分かっていないなら、しっかり伝えなければいけない。それを考えている。

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>51 ワルゴ

▙ ▜▓▗
_あっ、ワルゴ……っ!〕

大広間から飛び出すように居なくなってしまった彼女の後を数歩追い掛けようとして、立ち止まる。


▙ ▜▓▗
_ 僕、じゃ……〕

余計なことを聞かせてしまいそうで。

▙ ▜▓▗
_誰か、お願い……僕、は、暫く部屋にいるね。〕

思考が止まらない。周囲の人を不安にさせたり、不快にさせたりしちゃうだろうから。
だから、せめて今は人が近寄らないように自分を隔離しようと。

〔⿻▫__ でも、もし……〕

そっと、少しずつ人が減る大広間を後にする。
〔⿻▫__ 疑い合う、くらいなら……〕

〔⿻▫__ 仲良しが壊れない、方法……〕
(58) 2022/07/19(Tue) 2:39:17
ユングフラウは、部屋の中。
(a14) 2022/07/19(Tue) 2:51:32

ユングフラウは、角をことさら巻くようにして、毛布を被ってる。
(a15) 2022/07/19(Tue) 2:52:13

【人】 無線通信 ユングフラウ

どこかの深夜、皆がそれぞれ寝静まった頃に自室を出る。
箒とちりとり、バケツと雑巾を手に、向かうのは旦那様の部屋。

傍から見れば、不審を煽る行動なのかもしれないけど、そこまでは思い至らなかった。
ただ、主さまの眠る、その部屋を綺麗にしたくて。

割れた酒瓶や皿の欠片が残っていたなら拾い集めて、干からびた食事の残骸を片付け、床を拭って。
僅かに漂い始めた独特の匂いの元。汚れたベッドはどうしよう。
いや、それより、それ以上に……。
〔⿻▫__ このまま、ってわけにはいかないよね……〕

遺体が傷む前になんとかしなきゃいけないってわかるのだけど、どうしたらいいのかわからなくて途方に暮れる。
誰かに相談? 誰に?
(59) 2022/07/19(Tue) 7:17:52
▙ ▜▓▗
_ 主さま、どうすればいいの?
どうして、誰が、どうして、なんで。

これから僕たち、どうすればいいの?〕


直接届く“声”なら、耳が潰れてても聞こえるんじゃないかって。
息が出来なくても、語りかけてくれるんじゃないかって。
いつも通り、教えて導いてくれるんじゃないかって。

そんなの妄想だって知ってて、冷たく横たわる姿に話しかける。

――応えは、ない。

「うん……ノル、たくさん頑張ったな。
辛くなかった?ありがとう、偉いよ君は……。」

引き寄せられるままに部屋に入り、
そうして、実行してくれた君を労うように
手を伸ばしてその頭を撫でる。

「おとう…………あぁ、アベルの、こと?
うん……これで、売られることはなくなるかな……」

呼び方に僅かな違和感を覚えながら、しかし安堵したように息をつく。
売られ見せ物にされる、という最悪の事態からは遠のいた。
……遠のいた、けど…………。

「……皆、疑心暗鬼になってたな。あれじゃあ、
アベルが悪いやつだって言っても、信じてはもらえないだろうな……」

眉を下げて、先程の光景を思い出す。
なかでも、犯人が子供たちの中にいる、と言っていた子達を思い浮かべて……

「……このまま、周りを疑う空気になったら、大変だと思うんだ。
だから……その子たちとは、ちゃんと話し合おうかなって思うんだけど……」

話せばわかってくれるはずだから、と語る兄の姿は、随分甘く見えるだろう。

ただ、話し合いが上手くいかなかった末に、
逆上されて抵抗するうちに、殺してしまったのだといえば。

この甘い兄は納得してしまうようにも思う。
最初から殺すつもりで話をするより、軽い罪悪感を抱えるだけで済むはずだ。

「うん。大丈夫。何にも」
いつもより積極的に頭を近づけて、嬉しそうな様子で撫でられている。

「……ダメだよ。僕はお父さんのこと話さないほうがいいと思う。……けど」
兄にとっては多分、まだ引き返せる段階なのかな、と考える。
話し合っていいことが起こると思ってる。
一つも良いこと、あるわけない。
疑う空気になっても……何が悪いんだろう。もっと最悪のことがあるのに。
そうだ、後で仲直りすればいいんだし。

「フィーと話、してみていい?
なんとなく、大人だし。それでまだみんなには内緒にして……話し終わったらみんなへの説明、考えよ。
……こっそり説明しにくくなるから、僕たち疑われないようにしようよ。クロが怪しいって言って、クロ、疑われて貰おう?
それで、その次はクロに説明して、謝ったらクロだったら分かってくれるよ」

つまり、濡れ衣を着せるということだ。
話し合いで解決すると思ってるんだよね?なら、後で謝って解決って思ってくれないかな。
……本当に怒っている子がいたら、僕が一人ずつやるより、早く終わらせられるかもしれない。
僕がやったんじゃなくて、他の誰かがやってて、僕は何も知らなかったら……って考えたら不思議じゃない。

頭を撫でて、それだけが今君にできる兄らしい事。

「駄目……かな。だって、悪いのはアベルなのに……」

なのに、他の子達が互いを疑うようになってしまったら。
今までの仲良しな家族が、無くなってしまうではないかと。
既にそんなものなくなっているという事実から、目を逸らしている。


君の話を聞く。
一人ずつ説明は、良いと思う。
きっと話せばわかってくれる、そう信じてる。
……クロを犯人に仕立て上げるのは。
兄は、眉を下げたけれど。

「……皆に説明するため、だもんな。
 俺達が疑われたら、説明しても信じてもらえないもんな。」

言い聞かせる。
皆で幸せになるために、ほんの少しだけ疑われてもらうだけ。
まさか、疑いのかかった人を。
どうにかするような人なんて、いるわけない。


「…うん、それでいこう。」

君の言葉を肯定するように、頷いた。
いつもはもう少し自分で考える兄も、今は。
君に実行させてしまったという負い目もあって、言葉の真意を疑う事はなかった。

「クロだったら分かってくれるよ……ありがと。
ねぇ、ゆっくり二人で話せる時間、うまくできなかったらここに手紙置いておくね」
分かってくれないほうがいい。クロが素っ気ないのは雰囲気だけだから……本当のこと、僕たちに先がないこと、知ったらきっとちゃんと悲しい。

手紙は、もしものときの保険でもある。


「今日も一緒に寝ていい?」
ついでに作戦に関係ないお願いも。

「うん……クロなら………クロ、なら………」
「……ん、手紙、いいね。
 俺、誰かのお世話をしてる事も多いから、
 二人になれない時もあるだろうし。」


「……ふふ、甘えん坊だな、ノルは。
 良いよ、俺も、ノルと一緒に寝たい。」

今日もしっかり抱きしめてくれる?なんて。
最後の顔だけが、心からの笑顔だった。

/*
お客様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ああお話はしたものの、やはり決心がつかず、
初日の投票は自分にしてしまう……というロールがやりたいんですの…
でも、そのせいで釣られて不利になるかもしれないので、
それはちょっとという事であれば上手く言いくるめられて
クロ様に投票したことにいたしますわ!
どうかしら!

「やった。もちろんだよ」

前みたいにちゃんと掴まえておくよ、と、さっきまでの話なんて嘘みたいに。
いつも通りに笑い返して、またみんなの集まる場所へ行くだろう。

/* 
いいわよ!

一体誰に票が集まるのかまったく読めないけど……2人ほど声をかけてクロへの疑惑、深めますわ!
ここでハグベリーだけになったら覚悟なさそうなのだけがわたくし心配なのですわ〜死んでも覚悟支援しますわ!
もしノルが処刑されちゃったら後から手紙の形でハグベリーの背中を押しまくりますわ!皆殺しの覚悟させたいですわ〜〜〜!

/*
ありがとうございますわ〜〜〜〜〜!!!
もし一人残されたら……私……頑張りますわ!
色々お世話してもらい本当に感謝いたしますわ……!
絶対皆殺しにしますわ!!!!!!!!!!!!!!!

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>60 モノオキ

▙ ▜▓▗
_ あ、モノ……〕

発見した時よりは綺麗になった部屋。少し迷って、掛け布団を旦那様の頭の上まで引っ張り上げてから、貴方の方へ。

▙ ▜▓▗
_ お掃除、しにきてくれたんだね? ありがとう。〕
〔⿻▫__ ほんとは、知らないままでいて欲しい……けど。〕


それから、膝をついて貴方のバケツと視線の高さを合わせる。

▙ ▜▓▗
_ あのね、モノ。
主さま、寝ちゃったんだ。……もう、起きないの。〕
〔⿻▫__ お別れ、くらいはちゃんと……〕


▙ ▜▓▗
_ 主さまに、おやすみなさい、言う?〕

ベッドの布類に染みた色彩はそのままだけど、床は拭ったし、割れた頭部は掛け布団の下。
貴方が望むなら、側まで手を引いていくだろう。
(63) 2022/07/19(Tue) 22:14:15

【人】 無線通信 ユングフラウ

>>64 モノオキ

▙ ▜▓▗
_ モノ……〕

まだ幼い貴方に、残酷な現実を見せたくなかった。
だけど、声を用いた言葉は不自由でも、何も分からない訳でもないって、知っていて。

▙ ▜▓▗
_ ごめん、モノ……〕
〔⿻▫__ 誤魔化すような、言い回しをして。〕


そう、自身よりよっぽど冷静だ。
主さまが死体と成り果てたことも。このまま放置しては、もっと酷いことになることも。
貴方の方が、ちゃんと向き合えている。

▙ ▜▓▗
_ 埋葬、してさしあげないと、ね。〕

ひょっとしたら、現実的なクロあたりはもう用意をしているかもしれない。
それから暫し、貴方が旦那様に別れを告げるのを見送って。

▙ ▜▓▗
_ 朝になったら、みんなと、相談しないと、ね。〕

▙ ▜▓▗
_ それで……なんとか、皆仲良しのままで……この生活が続けられる方法を、考えてみるよ。〕
(65) 2022/07/20(Wed) 1:04:07

【人】 無線通信 ユングフラウ

▙ ▜▓▗
_ 初めてじゃ……そっか……。〕

ほんとだったら、頭を撫でてあげたいところだけど、そこはバケツに覆われているので。
肩口に、ぽんぽん、と優しく触れる。

▙ ▜▓▗
_ 埋めるの……僕も、やだ……けど。
このままだと、もっと悪くなっちゃうから……〕
〔⿻▫__ 仕方ない、んだ……〕


貴方に言い聞かせるようで、自分にも向けたような。
それから暫く、貴方が主さまに伝えたいことを、或いは声を聞く自分に届けてくれることを、語り尽くすのを待ってから。

▙ ▜▓▗
_ モノ、今日は……寝よっか。〕
〔⿻▫__ 明日……来ないで欲しい……〕


そっと、貴方の背を押すように、この部屋を離れることを促すだろう。
(67) 2022/07/20(Wed) 3:02:53
ユングフラウは、大広間へは、出て行かない。
(a18) 2022/07/20(Wed) 16:46:19

ユングフラウは、だけど、誰かに、何かを託した。
(a19) 2022/07/20(Wed) 16:46:39

無線通信 ユングフラウは、メモを貼った。
(a20) 2022/07/20(Wed) 19:28:26