人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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 どう……して…っ
 あ、やぁ……そんなぁ……っ あんっ……っ もう……っ


[疑問符を口にすることも許されず、喘ぎの海に落とされる。
彼は確かにさっき達していたはずだ。
なのにもう復活していて、肉の刀を隠し持っているなんて。
どれくらい絶倫なんだよっ!!と抗議を申し入れたい。これはもう騙し討ちだ。

しかし、すぐに頬を紅潮させ蕩けた表情を見せる自分では説得力がないだろう。
彼のおちんぽのことしか考えられなくなっていく。
彼の囁きに、頷くしかできなくて。否定できなくて、彼に育てられた右乳首がじんじんと刺激を欲している。
彼の太いものに中を擦られているのが気持ちよくて、腹の奥がしびれて孕んでしまいそうな錯覚を覚え。

首に噛みつかれじん、と広がる痛みに、息が止まるほど感じてしまう。

ひくん、と一瞬、自分のナニが反応した。

―――しかしそれだけで]

 あ………あぁ………っ



[放つことなく達してしまった。
びくびくとうねる蜜壺は、彼をぎりぎりと強く締め付ける。
長い絶頂。口を開け放して躰を震わせるそれは雌のイキ方だ。
先ほどからずっと達するのが止まらない。
ぽたぽたと落ちる透明な潮が寝具に垂れていて。
ダメだ、と思うのに、腰が抜けてしまっている。
いつも以上に容赦ない彼に、ヘロヘロになっているのに、躰の疲れと反対に心が高揚して興奮して喜びが止まらない自分をどうにかしてほしい。

躰の主導権を取り戻すまでにどれくらいかかっただろうか。

真っ先にしたことは彼に苦情を申し立てることだったけれど]

 ……っ俺は、猫じゃないぞ……っ


  ………あ。


[首に噛みつくなんて猫の性交かと恥ずかし紛れに怒ったふりをしようとしたが、彼の告白を受け入れた時に自分が言った言葉を思いだしてしまった。

自分が猫だったら腹を触ってくるというような話をしていて、猫のように遠慮なく触れていいからという理由でお前の猫にしろとお願いをしたことがあって。
あれを逆手にとっての行為なら、彼のしたことは間違いでもないし、それで感じてイってしまった自分はもっと恥の上塗りだ。
慌てて咳払いをして、顔を背け]

 もう、こんなところに痕つけて………っ
 見られちゃうだろ……。



[どうしてくれるんだ、とひりつく箇所を撫でて、きまり悪さをごまかした*]

【人】 宵闇 迅


 可愛い、ですか。

[よくわからない。
 だがわからないなりに、ここにスマホがないことを、
 少し残念に思う。妹のこと、一緒に食べた料理のこと、
 ――きっとそれは、いい土産話にもなるのに。

 受け取った茶碗は控えめな量で、
 とりあえず自分は小鉢を消化することから始めようかと。]

 多分和え物かなにかでしょうね。

[流石に返答になってなかったので、一口食べてからの
 雑にも程がある食レポを新たなアンサーとした。>>117]
(119) 2021/01/11(Mon) 22:32:10

【人】 宵闇 迅



 零しちまったら行儀が悪いですからね。 
 ……まあ、おれ相手ならいいですが、
 あんまりよその男にもやるんじゃねぇですよ。

[あーん、を終えたあとについつい小言が出るのは、
 実父の代わりという名の兄心だ。
 そこまで危機感を失っているとは思わないが、
 そして兄だからこその空気感というのもわかってはいるが、
 言わずにはおれないものなのである。
 釘はさしておくに越したことはない。
 そのほうが、安心して友人どもにお披露目できるし、とは。
 ――若干の下心。
 無論、妹以上に、あちらには百倍くらい釘を刺すとも]
(120) 2021/01/11(Mon) 22:32:17

【人】 宵闇 迅



 おまえの年なら、よっぽど毎日食べすぎなけりゃあ充分。
 変にダイエットなんてやるのはやめなさい。

 身体を壊したら元も子もない。
 それより、運動の習慣をつけておくことです。

[ほわほわと幸せそうに平らげていく様を見ていれば、
 ついついこちらも笑顔になるというもの。
 食べる量はまあ、こちらは控えめではあるが*]
(121) 2021/01/11(Mon) 22:32:23
[雛鳥のように水を食する彼は可愛らしい。
甘えて其れを受け入れる姿は、籠の鳥のようでこのまま閉じ込めておきたくなった。最もそんな事できるはずもないのだが、隠されたままの目は何処か倒錯的な雰囲気を漂わせていた。このままもう一度と思うが、まずは風邪をひかぬように濡れた浴衣を脱がせ、目を覆う帯を解いた。彼の瞳を見るのは久しぶりのような気もする。

このまま彼を休ませるのもよかったかもしれない。
けれど、昂った熱は収まりどころを知らず、猫のように丸まる彼を背後から襲い、穿った。室内に甘い声が響き渡る。それは絶叫めいてだが、確実に快楽を拾う声だ。抱かれ慣れた身体がそり、曲線を描く。美しい其れは此方を歓迎する雌の仕草だった。]


 …はっ、どうして?

  ――好きだろ。


[抗議めいた声は嬌声に紛れ
抗議にもならない。頬を紅潮させて、喘ぐ彼の中は酷く蠢き、此方を歓迎する。坩堝めいた雌穴に絞り取られる感覚すら浮かべながら腰を振った。背後からだから、彼の胸が刺激を欲しているのには気づかない。いや、気づかないふりをした。臀部で受け止める快感だけで達してほしくて。

彼の中を、それこそ、自分で満たしたくて
ああけど噛みつきたい。]


 …っ、すご … ん


[びくびくとうねりを上げるそれは
彼が絶頂を迎えた証拠だ。だが、彼の雄は白を吐き出さず、代わり中で雌イキをしたのだと直に筒道が伝えて雄を搾りだす。此方の精液を求める動きに、ぐっとくもぐった声が溢れ、彼の中に孕みの種をまいた。

はぁ、はぁと肩で息すれば、うつ伏せになった彼を見降ろし
唇は弧を描いた。これも温泉の効果だろうか。
疲労は思った以上に少なく

アドレナリンが止まらない
彼の正気が戻るのを待ちてそれから抗議を聞けば]


 …猫?猫にしてくれと言ったのは誰だ?
 それに感じていただろ。
 なあ、鬼走。

  お前、酷くされるの好きか?


[咳払いをして顔を背ける。
そんな元気がある事にほくそ笑み。ひりつく箇所を撫でる彼から逸物を抜けば、そのまま抱き上げよう。後ろから抱きしめる形にすれば、くっきりと噛んだ痕が見えて、くすっと笑い。それから癒すように其処を嘗めた。びちゃびちゃといやらしい音を鳴らして]

[野外はそれで大丈夫だとして
室内はどうするんだと抗議を受けそうだが、でも嫌いじゃないだろ。と甘えるように頬を摺り寄せ、そのまま彼の身体を抱き込んでいると丁度、客室内の電話が鳴り響いたか。ああ、料理の事でかな。と思いつつも手を伸ばせば届く距離だったのでそのまま片手で彼を抱きしめたまま

受話器を取れば]


 ああ、はい。
 …それなら、客室の外に


[案の定、食事についての電話であり
もしよければ、客室の外に暖かな料理と火をつける為のマッチを置いておきましょうかという親切な申し出だった。ばれているな。とちらり彼の様子を伺えば、相槌を打ち、そのまま先ほど敢えて触れなかった胸の粒をきゅっと摘まみ。彼の腰に熱を押し付けよう。

――ああ、うん。収まらなかったんだ。

仲居さんが食事の用意を客室の外に置いてくれるのなら
其れを運び、彼を愛でながら、食事を食べさせよう。
もちろん、朝まで彼を離す気がないから、膝の上で食べてもらう事になるが二人っきりなのだ。何も気にする必要はない。電話の受け答えをしながら、彼を愛撫する手は止まらず。
受話器を置くその瞬間に]


 ええ、ありがとうございます。


[きゅっと強く胸粒を引っ張った*]

【人】 埋火 真里花

 小さなお皿がいっぱいで、可愛い。

[ まぁ女子とは、よくわからないものに
 可愛さを見出してしまう生き物で、
 どこがと具体的に言えと言われたら
 きっと困ってしまうけれど。 ]

 ごま!

[ 和え物かなにか、と言った先から、その小鉢に
 手を付けて、もぐ、もぐ、ごくん、して味から
 正解を引き当てようとしてみる。
 尚正解はごまじゃない ]
(122) 2021/01/11(Mon) 22:54:12

【人】 埋火 真里花


 ……はぁい

[ こぼしたら行儀が悪い>>120 わかる
 おれ相手ならいい わかる
 あんまりよその以下略 ???

 さすがに、意味はわかってる。
 変な男に引っかかったりしないように、
 心配されているのだろう。

 恋の味は、正直ほとんどわからない。
 友人たちが欲しいと騒ぐカレシについても
 あまり興味はない。

 だって ね。 ]

 やらないやらない。
 そもそも、知り合う機会がないもん。
(123) 2021/01/11(Mon) 22:54:27

【人】 埋火 真里花

[ ねぇ?
 目の前にいるこの人、兄なんですけど。

 私が欲しいと思うものが、この兄が
 ぜんぶぜんぶ、くれるんだもの。

 兄からしたら、まだまだコドモ な私の目下の心配は
 兄と比べてしまって幻滅した結果、

 行き遅れたりしないかなぁ、である。
 まったくコドモらしからぬ悩みではあるけど。 ]

( べつにきょうみないなぁ。

  今は。 )

 えぇぇ……
 お腹ぷよぷよになったらこまる

 でも、おいしぃ……止まらない。

[ そうはいいますが、女子には大敵なのです。
 贅肉は。見えないように、そっとお腹を擦る。
 ……ギリ、ギリ平気。

 やば、と思ったら。
 妹と一緒にリングフィ○トに勤しむことにしよう。 ]
(124) 2021/01/11(Mon) 22:54:48

【人】 埋火 真里花

 ……お腹いっぱい。

[ 落ち着いたら大きなお風呂に、
 そう思っていたけど、それは叶いそうにない。

 なぜなら。
 お片付けをしてくれた仲居さんが、
 敷いていってくれたお布団の誘惑が凄まじいから。 ]

 だめなやつなの、わかってるけど
 許してお兄ちゃん……

[ ふかふかのお布団を前に、
 私はまた、悪い子になります。ごろり。
 
 ああああ、幸せ。* ]
(125) 2021/01/11(Mon) 22:55:23

【人】 菊波 空

― 帰る前に ―

[温泉から上がり食事をとって、二人きりの時間を惜しむように一緒に過ごした後、旅行の記念品としてトンボ玉作り体験に参加。
楽しみは後にしておこうか。と杏音にいってお互いの品は見せないようにしていた。
そしてお披露目となる。]

 どっちからにする?なんて勿体ぶるものでもないか。

[出来栄えという意味では、そんな綺麗に作り上げられるものではない。少しだけ不格好で、講師の人の助力の賜物も当然あったが、どういう造りにするかは考えた杏音への贈り物]
(126) 2021/01/11(Mon) 23:02:14

【人】 菊波 空

[空色に灰色がかかった雪色のグラデーションと透明と赤のグラデーションのトンボ玉がパールのようにして交互に連なっているトンボ玉のバレッタ。
結婚式>>0:169はこうしたいといっていたのを覚えていたから、ついそんな願いを添えられるような色を染めて]

 結婚式にも使えるようにって思ってな。といっても普段も身に着けていてほしいから悩んだんだけども、まぁ……なんていうか、ちゃんと伝わるように…。

[実際に式で使わなくてもいいのだ、普段から使ってくれたら嬉しいのも本当であるが、少しだけ続きは照れ臭そうにしつつ]

 今は恋人だが、将来は花嫁さんになってください。ってな。

[貴女と結婚する未来を思っていますよ。という贈り物を旅行の記念に贈るのであった*]
(127) 2021/01/11(Mon) 23:02:39

【人】 宵闇 迅



 ふむ。

[ちいさいがいっぱい、は確かに。>>122
 小さい頃から、真里花のすきなもの、だった。
 白いスケッチブックに、大きいものをひとつ、ではなく、
 ちいさいすきなもの、をたくさん描く。
 ――その頃から、女児の趣味嗜好は形成されているのか、と、
 妙に納得しつつ。]

 ごま入ってましたか。

[入ってません。あいにくながら。]


 ……まあ、おまえは女子校ですしね。
 ただ、大学にでも入れば共学でしょうよ。


[機会がない、はノーだ。>>123
 気づいていないだけで、それこそそこいらにあるのだ。
 高校〜大学にかけての、男の生存本能(オブラート)は、
 凄まじいのである。そしてそこから抜け出せない輩も]
(128) 2021/01/11(Mon) 23:17:46

【人】 宵闇 迅


 ……兄が音楽やってるからって、
 変なバンドマンに引っかかるんじゃねぇですよ、マジで……。
 ファン食うようなやべーのが、
 普通の男の顔して紛れてやがりますからね。


[自分も誇れる恋愛遍歴をしているとは言い難いが、
 少なくとも連中よりはマシだ。
 あれは満腹中枢ぶっ壊れたハイエナである。]
(129) 2021/01/11(Mon) 23:18:00

【人】 宵闇 迅

[まぁ些か食事時の話題ではなかったかもしれないが、
 それ以外にも料理に対する感想であったり、
 近況だったり、ぽつぽつと会話を楽しんでいれば、
 あれほど大量に見えた料理も、ちょうどよく胃袋に収まる。]


 まったく、胃に悪いですよ。

[呆れたふうを装うのは言葉だけだ。
 声色は穏やかなまま、
 布団を引き上げてきっちりと肩までかけてやる。
 少し考えてから、土産物は枕元に置いて、
 そっと簪を引き抜いて土産の袋の上に置いた。

 並んで敷かれた布団の片方に身を横たえて、
 肘をついて半身を起こしつつ、手を伸ばしてそっと肩を叩く。
 とん、とん、と。寝かしつけるリズムで*]
(130) 2021/01/11(Mon) 23:18:07

もう慣れすぎた躰からは、彼の逸物が抜かれることが淋しくて、出ていく瞬間にきゅっと無意識に締め付けてしまう。
そうしたらなおさら喪失感に苛まれてしまって、彼と繋がっている方が自然になってしまった躰に怖くなってしまった]


 んぅ……っ なに?


[後ろから抱きしめられて噛み跡を舐められてしまっては、くすぐったくて体をよじる。

クリスマスにもらったプレゼントで、つけられた傷を隠せと言われ頭が痛くなる。
ぶつぶつ文句を言おうとすれば、懐柔するかのように抱きしめられて、それで何も言えなくなる自分は彼を甘やかしすぎていると思うが。
いい加減服を着ないと、と服をどうしようかと考えていたら、室内の電話が鳴り出した。

電話に近かった夜長が出て応対しているのを傍らで聞いていれば、食事の事についてだったようで。

その間に室内を見渡し、先ほどと微妙に位置が違う布団と、そして新しい就寝用の二人分の浴衣がきちんと畳んでおかれているのに気づいた。

―――絶対仲居さんに色々ばれてる……っ気づかれているっ!!と顔を覆って呻いたが後の祭りで。

そういえばお腹が空いたな、とセッティングされている食事に目を奪われていたら、こちらに注意しろとでもいわんばかりの夜長に先ほどから放置されてばかりの胸の粒をいじられて、ひうっと高い声を上げてしまった。

こら!と目で叱ろうとすれば、押し付けられた何か。いや、ナニか。
それの正体に気づき、ぎょっとしてから青ざめる。
え、ちょっと待って、と顔が引きつらせてしまったのは、当たり前だっただろう。

電話機を置いた彼から、温かな料理とマッチが廊下に置いてもらうことを聞き出すと、慌てて替えの浴衣に袖を通し料理を中に運び、旅行のだいご味の二人きりの食事を楽しもうか]


 ほら、夜長……あーん。



[彼の口元に、茶わん蒸しを掬った匙を寄せている。つやつやした銀杏の鶯色が美しい。
自分で自分の料理を食べればいいのだが、彼が膝の上に自分を置いて離さないのだから、こんな食べ方になってしまう。

自分は彼に食べさせているが、彼は自分に食べさせてくれる。
食事の合間に、口づけを交わすのか、口づけの合間に食事をするのかわからない。
揚げ物も膾もおつゆも、何もかもが美味しくて、なのに食べきれそうにもない。
それは量が多いというより―――確かに量自体も多いのだが、そうではなくて]

 夜長ぁ………っ もうお腹、いっぱい……だからぁ……♡

 こっちの方にも、ちょーらぃ……っ



[ずっぽりと夜長の屹立を菊門に咥えこみ、躰をよじり腰を自ら揺らしておねだりをする。
震える手で皿を置き、我慢しきれなくなって彼の首元に縋りついて、彼の膝の上に足をついて、自ら上下に動きだした。
びしゃびしゃになった雄の先端部からはまたいやらしい液がにじんで、彼の腹を汚すだろうか。

理性を飛ばして本能だけの雌になって。
確かにそれは彼によって蕩かされた後では珍しくないことではあるが、あれは異常だったと思い返して羞恥にどんよりとするのは、帰ってからのこと。

旅の恥は搔き捨てというけれど、同行者は掻き捨ててくれないことを痛感してからであった*]

【人】 埋火 真里花

 ごまはいってた、たぶん。

[ ※入ってません ]

 大学かぁ、まだあんまり考えてないけど
 ・・・うん、デート、とかなら、してみたいって
 おもうこともあるよ。

[ わかいひつじは、自分が羊であることに気づいていない。
 もしくは、ひつじだけしか居ないと思い込んでいる。

 ――例にもれず、若い雄の持つ危険さや
 危険に晒された結果大きな傷を負うことになることも、
 まだ、蚊帳の外だと思っている。

 そうして痛い目を見てしまうのだろう。

 それを知っているわけではないけれど、
 兄が、言う>>129なら。 ]
(131) 2021/01/11(Mon) 23:45:16

【人】 埋火 真里花

 バンドマン?
 うーん、…しっくりこないなぁ。

 やべーの。
 うん、よくわからないけど?
 気をつける。

[ わからずとも、気をつけることにする。

 お兄ちゃんもそういうことあるの?
 とはなんとなく、聞けなかった。
 少なくとも、大事な人が出来たり、居たら
 紹介してくれるかなぁ、とぼんやり思う程度で。 ]
(132) 2021/01/11(Mon) 23:45:26

【人】 埋火 真里花

[ 三割と少し、残ってしまった食事は
 申し訳ないけれど片付けてもらった。

 おいしいものを
 だいすきなひととたべる

 そんな夢みたいな時間は、あっという間に
 過ぎ去って。 ]

 だってぇ……
 お兄ちゃんも来てみればわかるよ
 ふっかふか

[ ぽす、ぽす、隣を叩いて兄を呼ぶ。
 せっかく可愛くしてもらった髪も、
 気に入って選び取った浴衣も、写真に残すことは
 できないままなのが、少し残念。 ]
(133) 2021/01/11(Mon) 23:46:27

【人】 埋火 真里花

 あぁぁ……それだめだよ
 ねちゃうよ

[ もっともっと。
 一緒に話していたい。一緒にいたいのに。

 あの頃みたいに、ここにいるよ
 ちゃんといるよ、ってとんとん、されたら
 あの頃感じていた安心感が、急に群れになって
 襲ってくるの。 ]

 おにいちゃん、………

 ふふ、なんでもない

[ おやすみ、は言わないまま
 私は夢の中に旅立っていく。肩を叩いていた
 その小指>>130を、確かめるようにゆるく握りしめて。* ]
(134) 2021/01/11(Mon) 23:46:52
[恥じらうならやらなければいいのに。
なんて浮かんだ意地悪な言葉は飲み込んでおく。

驚いただけで嫌だったわけでもない。
彼女と目を合わせた女性の気持ちを
少しだけ垣間見た気分にはなったが。]


 ……普段の服装のせいもあるかもしれないな。
 きみにとってはただの制服のようなものかもしれないが。

 
[本当にそう考えていたのかそれを言い訳にしていたのか
自分でも今となってはもうよくわからない。
けれどわたしが触れなければ清らかななままだったきみの体を
すこし男に慣れさせる行為に背徳を感じていたのは事実だ。

それに後ろめたさを覚えるどころかむしろ
……その先は黙っておこう。]


 ……いいや?
 例え道理や神の教えに背こうとも今日は
 もう止める気はないな。

 きみもいい加減、それを求めてくれているだろう?

[断定に近い問いかけの返事は
求められる口付けで事足りる。

粘膜で触れる口付けのやり方も
口づけの合間の息継ぎの仕方も
口の中で感じる感覚すら
わたしで覚えたんだよなぁと思えば
「純潔を散らす」なんて表現は今更な気もした。

誘うような甘い声の音も
快楽に蕩ける瞳の色も
神聖な清らかさには程遠い。

子供たちの輪の中で、
太陽の光を浴びて微笑む無垢な少女に
わるいことを、おしえているような
背徳感だけは何時までも付き纏って

……躊躇いよりも、仄暗い興奮を覚えるなんて。
きみには言えるはずもない。]

[肥ったという意味でなく。
肉付きが良くなったと感じるのは欲目だろうか。
最初に此処に挟ませた時よりも柔らかく感じる腿を
確かめるつもりで執拗に撫で回していたら
随分と紳士的な問い掛けが投げられた。

そうだね、無遠慮に撫で回す前にそれは必要な言葉だった。
女性の肉体を持ったイケメンを地で行く彼女に
ちょっと感動すると同時
変にときめきそうになる心臓を宥める]


 ああ、もちろん。
 触れてくれ、どこへなりと。


[安心できる場所を探るみたいな
随分と幼けないく感じる触れ方に
わざわざ前置きをして一体どこに触れてくれる気か
少し期待した自分の浅ましさがぐさりと刺さるが
無視して触れる手のひらに上から手のひらを重ねた]