人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 工藤 彩葉

 
[窓から柔らかく射す月明りの元。すぐ近くに来るまで
あおちゃんの表情はよく見えなかった。
でもお互いの声色で、怯えがないのは見て取れる。

手元の花束を見つけて、それどうしたの、と尋ねれば
プレゼントと返ってきた声に、私は数度瞬きをして。]


 あおちゃんは、優しいね。


[と、また笑みを浮かべながら言いつつ、
一緒に幽霊の前へ足を進めた。

昨日、かなちゃんにメッセージを送った時>>3:=4
私は幽霊に返事をしてもらえないんじゃないかって
そう思ったのは、私の聞きたいことが彼女を通して
別の人のいつかの姿を思い浮かべていたからで。

幽霊さん自身に向き合える人だったら
別の結果になるんじゃないか、なんて考えていたから
紫色の花束を供えて優しい声をかける>>332
あおちゃんの隣で、話の行く末を
見守っていたんだけど。]
 
(476) 2022/10/23(Sun) 21:10:53

【人】 工藤 彩葉

 
[あれ。やっぱり難しかった?
と肩を落としかけた時。
三つ目の質問には返答があったようで>>333
私はつい両手を握りしめ、やったね!みたいな
リアクションをしてしまった。

やっぱりあおちゃんの場合、料理の話題が
一番心を通じ合わせられたのかもしれないね。
という感想は場違いかもしれないので
私も今はダンマリしておこう。


でも。後悔しないようにと考えた時、
自分と、近しい人のことばかり思い浮かべていた私は
あおちゃんが何を考えていたのか、>>334
その結果、口に出された願いも>>336
全く予想できていなくて。]


 えっ!?


[と思わず声をもらして、
幽霊ではなく隣のあおちゃんを凝視してしまった。]
 
(477) 2022/10/23(Sun) 21:10:56

【人】 工藤 彩葉

 
[口に出してしまったなら、
すでに願いの回数は消費されているのだろうか。
私は二の句が継げないまま、
続くあおちゃんの声に耳を傾けて。>>337]


 ……やっぱり、あおちゃん優しいね。
 優しすぎて、心配になっちゃうくらい。


[ごめんね、という一言に>>338
まずは困ったような笑みを浮かべてしまった。
困った、というよりも言葉の通り、
心配からくるものだったけれど。

誰かのために使うなら、って話はしたけど
まさか幽霊のために願いを使うなんて。

でも、あおちゃんの苦笑いがにっこりに変われば
私がその選択を否定する理由もなく。]
 

 土壇場だったの?
 もう、しょうがないなあ。


[気付けば、そんな気の抜けた声と
穏やかな笑みを浮かべていたのだった。]
 
(478) 2022/10/23(Sun) 21:10:58

【人】 工藤 彩葉

 
[それから一度、幽霊の方に視線を向けて。
急かすような様子は見えないのを確かめてから、
私はあおちゃんに向き直り。]


 私の願い事はもう決まってる。
 今一番叶えたいのは、あおちゃんの願いだから。

 だから…、教えてほしいの。
 私はどんなふうに願えばいい?


[おんなのこになりたい、は
彼女が天秤にかけていただろうものを思えば、
抽象的すぎるようにも思えて。]


 あおちゃんは、いつ、どうやって、
 どんな女の子になりたいの?


[真剣な顔で尋ねて、あおちゃんを見つめた。
首を傾げられるようなら、少し、相談しようか。]
 
(479) 2022/10/23(Sun) 21:11:01

【人】 工藤 彩葉

 
[私が考えていたのはこんなこと。
求められれば少しずつ、言葉にしたと思う。

一つ目は、過去を変える選択肢。
きっと、生まれた時からそうだったら、って
何度も思ったんじゃないかな。
でも失うもの、変わるものの大きさを考えれば
それは難しいのかもしれなくて。
それでも願ってみる価値があると思うなら、
私はきっと、頷いたと思う…けど。
本音を言えば少し寂しいとも思っていた。
だってそしたら、私たち出会えなかったかもしれない


二つ目は、未来に変わる選択肢。
たとえば卒業の日に。
それとも、いつか決心のついた日に
何かをトリガーにして、発動するような願い方。
その猶予のかわりに、本当に叶うのかどうか
ずっと不安がつきまとうことになるだろうけど。
あおちゃんが心の整理、ちゃんとできたのかどうか
私はまだ聞けていないから。>>2:=3]

 
(480) 2022/10/23(Sun) 21:11:04

【人】 工藤 彩葉

 
[……それとも。別の選択肢。

彼女は何も変わらずに、変わらないまま、
周りの方を変えてしまう選択肢もあると思った。
そのままの心と体を受け入れてもらえるように。
もちろん、全てを変えるのは難しくて
範囲は限定的になるのかもしれないけど。

でも、だって、本当は
何も間違ってなんかいないでしょ?
今のあおちゃんが、ここにこうして存在してること。
心を変えるのは苦しいと思う。
じゃあ体を変えるのは、どうなんだろう。
喜びだけが残るのだろうか。
それなら、いいんだけど…


…これは、苦しむだけの道かもしれないと。
そうも思うから、躊躇して。
彼女が思いもよらない様子なら、
私は何も口にしなかっただろう。]
 
(481) 2022/10/23(Sun) 21:11:07

【人】 工藤 彩葉

 
[きっと今この瞬間に、
女の子の身体を願うのが一番確実な方法。
それがわかっていても、私はたくさん考えた。
だってすごく、大事なことだと思うから。
 
もし答えの出ない問いなのだとしたら、
幽霊さんに託してみるのも
ありなのかもしれないけど。

今しか言えない一度だけの願いなら、
後悔のないように言葉を尽くしたくて。


あおちゃんは、なんて答えるんだろう。]*
 
(482) 2022/10/23(Sun) 21:11:09

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 不安を除いてやることは出来た。
  ただ、喜色の先には表情の歪みと涙。>>377

  いつか転んで泣いてしまった「秋獅ソゃん」に
  「絵音くん」は慌てて駆け寄りながらも
  ランドセルからハンカチや絆創膏を取り出したけれど。

  残念ながら、現在そうした習慣は無くなっていた。
  一瞬指を伸ばしかけるも互いの年齢を思い出し、引っ込めて
  幼い女の子にそうしたように拭ってやることも出来ず、
  少し狼狽えながら様子を見た。

  驚き返させてしまった一瞬の勘違いには>>373
  すぐに続けられた言葉で気づいたので、>>200
  泣かせてしまったことに対してのほうが、余程動揺した。

  でも、オレに出来るのは思ったことを伝えること。
  その涙が悲しみからではないのは理解できたから
  口を開いたのは多分、間違った選択ではない。 ]
(483) 2022/10/23(Sun) 21:17:44

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ その涙は感情が溢れたようなもので、
  精神が乱れているわけではないのだろう。

  涙を拭った秋獅ヘただ静かに聞いてくれて>>378
  拒みながら一方的に押し付けた遺言の時と違い、
  理解や納得のような相槌を打つ。>>379

  オレと秋獅ヘ別の人間だから、
  もう軽率は共感は示さないけれど。
  千葉との関わりで得た自分なりの結論のようなものが、
  彼女の道を見つける小さな手助けにでもなるといい。 ]

……ああ、任せておけよ?

[ オレもまた、しっかりと秋獅ノ向き合って。>>380
  それはこっちの台詞、って言葉は今は引っ込めた。

  だってこんなにも明るい涙を流す人に
  その気持ちを受け止めることに集中せず
  既に告げた礼を繰り返すのは無粋というものだ。

  彼女は、自分で選んだことを告げた時に>>372
  言葉少なくも思いが伝わるような返事をしてくれたのだから。

  もう狼狽えも心配もせず、
  微笑みだって自然に浮かべられただろう。 ]
(484) 2022/10/23(Sun) 21:17:55

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 柔らかく返される感触と伝え合う温度が、互いの生の継続を示す。
  そこにはもう、苦笑しあった時のような>>240
  気まずさや気恥ずかしさなんて、無かったんだ。>>94

  会う前は今の秋獅フ気持ちが知れず、
  何か出来ることがあるのかも分からなかった。

  生きていてほしかっただけ。
  助けたいとか感謝されたいとか、英雄願望みたいなものは無い。
  でも、こうなって良かったと思う。

  同じ人物の陰に立っていた、同じ願いを持った女の子に
  思い出にしたつもりでも今でも大切だった彼女に、
  何かをしてあげられて、いつか再び助けられることもあったりして
  新しい形でまた共に生きていけるのなら。 ]
(485) 2022/10/23(Sun) 21:18:06

【人】 大木慎之介

─ 三日後・病室 未國と ─

[言葉を探るような間をじっと待って、>>470
 何か思い当たるような呟きに目を瞬く。

 その後の問いにも少し驚いて、>>471
 答える言葉を探す間をほんの少しだけ空けて]


  ……うん。
  未國がいてくれてすごく助かったな。


[紛れもない本心を伝えて、微笑みを向けた。

 事の詳細を深く語る気は大木には無かったが、
 もし問われるならもう少し話すかもしれない。

 
 そして思うのだ。
 そんなふうに役立ちたいと思ってくれる未國だからこそ、
 あんなふうに仲間と思えて、互いに行動できたのだろうと]*
(486) 2022/10/23(Sun) 21:18:12

【人】 帰宅部 津崎絵音



…………いるよ

卒業しても、二人とも忙しくなって中々会わなくなったりしたって

それは変わらない。約束する

[ 自分を死体と称していた男が、
  誰かの幸せの中にいることを願われる。>>381

  きっと、それは幸福と呼んでもいいこと。


  ならば報い、応えなければならない。
  生きたこと、そうオレに願ったことを
  いつか未来の秋獅ェ後悔しないように。

  もう自分では駄目だ、なんて諦めることはしない。 ]
(487) 2022/10/23(Sun) 21:18:18

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 置き去りにしない祈りは、
  何度でも重ね、彼女を繋ぎ止め支えられるだろうから。

  誰かの呪詛がそうであったように。 ]
(488) 2022/10/23(Sun) 21:18:31

【人】 帰宅部 津崎絵音



なあ、指切りげんまんしようか

[ あどけない笑みに、同じように笑顔を返して提案した。>>383

  随分と子供じみた、過去を彷彿とさせる誓い。

  でも、今日だけはいいだろう?
  些細なことをそうやって真実にしてきたあの頃のように
  漸く歩き出す一歩目くらいは、形がある約束を結んだって。

  きっと誰にも、笑わせやしないよ。* ]
(489) 2022/10/23(Sun) 21:18:43

【人】 白瀬 秋緒

― 三日目・朝 ―


  …………そま先輩
  ……おはよう、ございます


[ 己の探していた人声を掛けられたとき、>>149
 繕うことも出来ず、昨夜から心の中で幾度か呼んだ名が出た ]


   ……っ、


[ なんで、酷い状態だとバレてしまうんだろうなと思った>>150
 己が余程分かりやすいのか、
 それとも普段に比べ余程酷い顔をしているのか
 未早はともかく、工藤や秋月、己の周りの人間が鋭いのか

 目の前の先輩は平気そうに見えていて、
 それでも色々のあったのだろうと本人の言葉から思う
 だとしたら、そま先輩は強い人だな、とも
 ずっとそんな風に感じていたのは、
 やはり守られていた後輩だから、だろうか
 相手も不器用だということは、下から見ていると気付かない>>152
 ]
 
(490) 2022/10/23(Sun) 21:34:23

【人】 白瀬 秋緒

 

  そま、先、輩………

  ……あたしの話、聞いてくれませんか


[ 吐き出していいと、思いの内を話しても良いという言葉>>151
 そのために探していた人だけれど、先にそれを言われてしまった
 声が震えてしまう、情けなく表情が歪む
 縋るようにねがいごとをした ]


  …………


[ そま先輩、挨拶に出なくて良いのかな、とか、今更な事を考える
 人が居る方からは離れた所に連れてきてしまった
 でも、上手く話し出せない。何を言うべきか分からない
 黙って、俯いて、 ]
 
(491) 2022/10/23(Sun) 21:34:52

【人】 白瀬 秋緒

 

  はい?????


[ 秋月の言葉にぽかんとした顔をした>>153
 こんな状況で何言ってんだこの人……の意味であるけれど、
 同時に心が少しだけ軽くなったことに気付く

 大丈夫ですよそま先輩
 ふーふーするぐらい、エアなでなでよりは普通の事だと思うんで……
 情けないとは思わないけれど、恐らくそこまで夢も見ていなかった
]
 
(492) 2022/10/23(Sun) 21:35:24

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………そま先輩って、不思議な人ですよね


[ 本当に不思議な人だな、と苦笑する
 そのままの勢いで、話し始めた ]


  そま先輩、あたし、やっぱり

 
(493) 2022/10/23(Sun) 21:35:58

【人】 白瀬 秋緒

 

『 
姉さんのこと嫌いになれない
 』


 
(494) 2022/10/23(Sun) 21:36:28

【人】 白瀬 秋緒

 
[ いつか聞かれて、今まで引き伸ばして来た答え>>0:420
 考えるまでもなかったこと>>1:170
 しかし素直に言葉になることはないもの ]
 
(495) 2022/10/23(Sun) 21:36:48

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 心の中、呟いている

 嘘だよ、本当は、>>1:353

 姉さんのこと好きなんだよ>>1:354 ]

 
(496) 2022/10/23(Sun) 21:37:13

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 本当は、上手く出来たお菓子を姉さんに食べてほしかった、とか
 素直になれずに空気まで壊してしまう己が憎い>>0:471 

 姉が両親に反発するたび、心を痛めているのを知っている>>1:348
 ……姉さん、今なんて受験生なのに
 あたしの心配までしないでよ
 こんなの、絶対良い環境な訳がない

 あたしは姉さんのこと、悲しませてばかりだ>>1:349
 そんな痛ましい顔を見るのが嫌だ>>1:431

 狂ってしまう、憎しみで、惨めさで、
 ……その優しさで>>2:313 ]

 
(497) 2022/10/23(Sun) 21:37:41

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だから、

    あたし 姉さん
  ……
あいつ
あたし
の視界から居なくなるように、

  あたしが、ここから消えればいい
 >>1:615 ]
 
(498) 2022/10/23(Sun) 21:38:11

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 本当は、姉さんが居なくなれと願ったことなんて、ない>>2:312

 姉さんの方が世界に必要とされていて、
 姉さんはこの世界から居なくならない方が良い

 だからあたしが消えるのが最善なのだと、ずっと思っている>>3:17

 ただ死ぬだけならば
 周りの人のことなどどうでもいい、死んだら、何も感じないのだから

 でも姉さんは……姉さんは、悲しんで、心を痛めるだろう
 姉さんのそんな顔見たくない、から

 だから存在ごと消す事が出来るなら
 これはチャンスだと思った>>2:122

 絵音のように全てに忘れ去られたいからではなく、
 己はただ、姉に忘れてほしいがために、己の存在を消したがった
 ]

 
(499) 2022/10/23(Sun) 21:38:41

【人】 白瀬 秋緒

 
[ “姉さんには幸せになってほしいと願う”>>2:130

 “美しい人間はずっと知らずに幸せでいればいい”>>2:189

 だけどあたしが幸せにならないと、姉さんは幸せになれないから
 あたしが生きるだけなら彼にあげても良いと思ったけど
 姉さんの事を考えるなら、あたしはどうすればいいんだろう>>3:181>>3:316 ]

 
(500) 2022/10/23(Sun) 21:39:19

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉さんのことが嫌いだ
 あたしに優しくする姉さんが嫌いだ
 あたしが怒られるのは姉さんのせいじゃない
 勝手に折れたあたしが悪いし
 受け入れられないあたしが悪い

 それも全部受け止めて、そうじゃないと思うからこそ、
 あたしを励まして、家の中で唯一あたしの方を向いてくれている

 だから嫌いだ
 そんな美しい人間性が、本当に
 憎らしくて、憎らしくて、 ]

 
(501) 2022/10/23(Sun) 21:39:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 何でも優秀で、こちらを影に隠し、
 それでいて出来ない奴の気持ちなんて分からない

 姉さんの事を、嫌いだと思う、憎らしいと思う
 だけどそれでも、姉さんを嫌いになれない

 どうしたって、
している ]

 
(502) 2022/10/23(Sun) 21:41:05

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……姉さんのこと、好きだよ……

  でも、姉さんこと、嫌いで、憎らしいのも、本当で、
  だからあたし、姉さんのそばにいたくない、
  あたしなんか、いない方がいい……、

  でも、これからも生きなきゃいけないのなら、あたし、あたし…… っ、

 
(503) 2022/10/23(Sun) 21:41:53

【人】 白瀬 秋緒

 

  わからない、どうやって生きればいいのか、
  わからない、

  どうしたら生きられるのか、わからない


  わ、から、ない、 っ…………


[ 誰にも言うことのなかった思いを、
 その飴に甘えて吐き出す
 次々と溢れていく言葉は震え、涙声に濡れて、
 最後には泣き叫ぶようになってしまう ]
 
(504) 2022/10/23(Sun) 21:43:01

【人】 白瀬 秋緒

 

  姉さんには、しあわせていてほしい、

  だから、ねがうなら「姉さんの幸せ」、なのかな、……


[ 俯いて顔を覆う
 その間から、ぽつりと落ちた音 ]
 
(505) 2022/10/23(Sun) 21:43:22