人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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 まって、クガネ。それ以上。


 それ以上煽られたら。私は。

[お前に無体を強いてしまいそうで怖いのだ
大事だからこそ、かくして、押し込めていたし
姿形などささいなことで、
無理というより、君を抱きつぶさぬかに心配はある

浴衣の君に欲情している時点で
無理かもという心配は杞憂なのだけれど

言質はとったとばかりに、背に投げかけられし言葉に
振り向き、君の体の上へと
自身の体を移動させようか

所謂、褥に押し倒したような格好に]

 ――― 耐えておったと、いうのに。
 ほんに、君は誘い上手、だ。


[時間をかけてとは考えていたけれど
それすらできぬほどに、思いが通じ合ったのなら
触れたくて暴きたくて貫きたくてたまらぬ
そんな男の性に、気づいてほしくはなかったが

受け止めてくれるような声聞けば
それを見せてしまうことに、惑いはあれど
止めることなどもう、できはしない

潤んだ瞳を晒す眦に口づけて
小さく、教えてあげよう。と囁く

水泳の時の様に、君自身が快楽を感じて
乱れ啼くまで
だからほら、視線をもとに戻せとばかりに
浴衣の襟元より武人の手は彼の胸元へと侵入する

慎ましい飾りを、指で捏ね、先端を摘み
芯をぷっくりとがらせるまで、指の腹で擦って]

 ”これ”よりも
 君にとって恥ずかしいことを、しても。

 良いのなら。
教えてあげる。



[煽られた慾は、封を切られて
潤んだ眼と対照的に、此方はぎらりとしたものを
孕んで、煌々と輝いている

ちらりと見える鎖骨に口づけ
足の間に体を、割り込ませた私は
もう片方の手で彼の雄へと、下履き越しに触れる


西洋人のものだ、更に2メートル超す巨人のものだ
とても、でかいだろうが(基準は日本人のモノである)


それがいとおしい、といわんとばかりに
掌で、そっと撫でるのだ**]

[ 彼がどれほど己の欲を、心をオレのために
 殺していたのか。
 "愛"の自覚がオレよりも早かった分、きっと
 長く焦らし、待たせてしまったかもしれない

 今宵、オレが無垢であったなら
 貴方は遠慮なく自分の欲を押し殺す方を選んだのだろう ]


[ ――そんなの、公平な"愛"じゃない

 己が未知を前に怯えて良い理由にはならないのだから

   (知らない自分へ作り変えられるような予感を、怯えを
    力の限り、抑え込んで)
 ]

[ 確かに寝ぼけてはいた
 でも、それは逆に言えば、理性で押さえつけられていない
 心からの欲望の発露でもある。

 彼の迷い、思い巡らすその背を
 己は自分の意志で、確かに押したのだ。

 ――大事にしたい、という想いと
 己の欲のまま染め上げたい、という願い

 一見理性的にたじろぐその瞳>>Dに
 隠しきれない
の色を覗き込めば ]


  ( 嗚呼、ぞくりと身体が歓喜に震える )



[ 今この瞬間、皆に慕われる先生は
 ただオレだけのものだ。オレだけを見てくれている

 ……"独占欲"なるものの名を
 己が知るのは、もっと後の出来事だ
 ]



  へへ、しろさんに褒められた…


[ 丁度押し倒されたような形で
 暗闇の中でも慣れた目ではっきり、彼の狙い定める瞳に
 嬉しそうに笑みもしたか

 ――今まで随分、我慢させてしまった。

 だから、彼の心の赴くままにして良いのだと
 眦の口づけに擽ったそうに身じろぎながら思うのだ。]



  んっ、それ、くすぐってぇ……


[ 羞恥に逸らした意識は、胸元に突如走った
 くすぐったいような感覚に強制的に引き戻される

 ――膨らみが特にないような胸でも
 突起は男にだってついている。

 それでも気持ちよくなるのか?と当初は疑問に思うばかりだった。


 実際は……やはりくすぐったい。

 くすぐったいのに――その中にぞくぞくとした
 仄かな快楽を見出してしまう。
 それをごまかしたくて、必死に声を抑えようとする ]


[ ただ、その抵抗も快楽の前には儚すぎるものだ ]



  は、はずかしいの、か……?


[ どんなに逸らそうとしても
 そのぎらぎらとした眼光に魅入られれば何もできない

 ――これ以上はみっともない姿を見せてしまう

 完全に覚醒した意識で、理性的に迷うのは一瞬 ]



  ひっ……!


[ 鎖骨に柔い衝撃
 そして、己の下腹部に電撃走るような
 ぞくぞくと欲促すような衝撃を

 己のモノを、まさか愛おしげに撫でられるとは思う筈もない!
]


  う、あ……


[ 確かに大きさで言えば巨人族なこともあって
 普通の人以上のものではあるだろう

 ――それ以前に、こうして誰かに触られたことなど全くないのだ。

 ダイレクトに快楽へ直結するような場所に触れられてしまえば
 ……元より、本能に生きる快楽主義的な怪物が己の半分だ。

 理性の壁が保たれる方が、ずっと難しい ]



  う、ん。
  シロさんの知ってること、全部教えて、
ほしい



[ こくり、と頷き
 どこか熱に浮かされたような表情で

 また、彼からの教授を、愛を、欲を
 すべて受け入れようと、手を広げて *]






[ ―――、いったい何をしているんだろうな ]

 

 
[ ひたひたと続く足音に追従する獣の気配は、
  酷く冷たい城内では優しく、故に孤独を知った。

  おやすみ、と続いた言葉に笑えただろうか。
  少なくとも不出来な表情ではあったと思う。

  強張っても、歪でも、笑うことに意味があった。
  扉を閉める間際の悲哀に彼の為だけの希望を残してから、
  過去に縫われた男の前から姿を消すことに ]
 


   ねぇ


[ 囁きを灰色の狼へ落とす。
  狼を恐れることなく寄り添いながら双眸は遠くへ、
  居場所のない城の中を歩く足音も、消えそうな程に儚く。

  言葉を理解するとは知らないまま、
  部屋へ辿り着くまでは問いの言葉を宙に浮かせていた。
  勿論、狼を部屋から追い出すことなど在ろうはずもなく、
  招き入れ、クロゼットの前へと歩きながら ]
 

 
   化け物だから殺すだろうって……
   ニクスさまはぼくがそう思うって考えたのかな。


[ それとも生き残るためになら、だろうか。

  生き延びるために何でも――
  想像し得る限り、どこまでもする心算だった。
   
  齟齬は恐らくそこなのだろう。
  贖罪のために殺されることを望んだ彼と、
  この手で誰かを殺すことまでは浮かばなかった、
  世間知らずで無価値だった己との、絶望的な差 ]
 

 
   もしぼくが彼を殺せて、ひとりになって。
   それからきみはどうなっちゃうの……?


[ 古城の主が消えたと知れれば大人が群がり、
  そこに富があるならそれを得ようと、
  贄の代価とばかりに奪いに来るのは想像に難くない。
  居場所がない子供など大人にとって無力なものだろう。

  けれど村の悪辣さを知り得なかった夜の怪物に、
  それを知らせることなどはしないと決めている。
 
  眼と、声と、たったそれだけ。
  それだけが誰かに似ているらしい我儘な生贄に、
  あんな忠告をする優しい主には決して。 

  どうでもいいと投げ捨てられるならともかく、
  これ以上、塵であっても彼の重荷となるのを避けるために。

  少なくとも、今それを伝えても意味がないのだと、
  忘れられないと溢した想いの重さを知れば当然で ]
 

 
   森に帰るのかな。
   それともあの人が死んじゃったら、
   きみも死んじゃったりする……?


[ 借りた上着を脱いで皴を伸ばし、
  衣装掛けに吊るして選んだ夜着は一番シンプルなもの。
  バスローブも脱ぎ捨て夜着に袖を通して、
  それでも未だ夜の空気は冷たくて小さく震えながら]
 

 
   おいで。名前を、あげる。
   終わりまでの間だけだけど、きみの名はね……


[ 柔らかな寝台へ滑り込む。
  燭台の灯はつけたままベッドの隅に寄って、
  狼を空いた場所へと誘って、その首に腕を巻き付けて。

  毛皮に顔を埋めて無防備に瞼を閉じた。
  人ではない気配も、鋭い牙も恐れないどころか、
  その感触に安堵の息を漏らし、稚くくすくす笑う ]
 

[私の愛は献身に似ている
自分よりも相手が幸せであればいいと
唯、ただ思って。触れたいのに触れられず
いとおしいのに、それを伝えるのに時間を要して

心を殺すことも慣れているので
そこを気にする必要など、なかったのに


 公平さ、なんて求めていなかった
 ただ。君が何時か手を伸ばしてくれる日が来ればよい
 そんな風に思いながらも、触れることだけでも
 許してほしいと思って、いた


だから多分。私の中の獣は飢えていた
悟られたくなくて抑圧するほどに、強く強く
君を求める様になっていて

嗚、自分の心なのにままならぬ]

[だからこそ、最後の一押しにあっけなく
獣を押さえつける楔は弾け飛んだのだ

寝ぼけ眼だったが、言質は取ったと言わんばかりに
歓喜に震える慾が、ある

―――それでも大事にしたいのだ、と
   思う理性が、ある

どちらもが、私で
どちらもが、わしだ

その2つは今。君だけを見ている
腕の中に囲い込んだ君だけを]

(その胸の内はいかばかりなりや
 彼の中の萌芽を未だ、知らぬ私は
 
 思い巡らせる、瞬のこと)

[暗闇の中、焼けた肌をはっきり視認できる程に
目が慣れた時に、見る一等可愛い破壊力の笑顔よ
正直ぐっと、くる
などとは胸の内に留めてはいるが

触れて、踏み込むを許されたことで
唇は、手は。君を暴くをもう、躊躇うことはなく]


 なんだ。知らぬのか?
 男でもここは、愛撫すれば感じる者もいるらしい。
 尻の穴でもだとか。借りた小説に書いてあったぞ。


[尚、女相手にしたことはあるが
男相手は君が初めてなので、多少焦らすのも許してほしい
膨らんでくれば、吸って舐めて転がすこともできようかと
考えながら、片方を執拗に愛撫すれば、
声を抑える、様子が目に留まる]

 声を出しても。良いのだぞ。
 耐える方がずっと……


[ぐ、と尖って芯を持ってきた胸の先端を潰す
甘い疼きを、もたらす様に
或いは仄かな快楽をより自覚させ焦らすように]


 —――苦しかろう?



[と囁きつつ、目を細めるのだ]

 そりゃあ、恥ずかしかろうて。
 生まれたままの姿を晒し、
 女の味も知らぬまま、私に
 ……男に喰われることに、なるのだから


[こんなに立派な摩羅をしておるというのにな。と
下履き越しのそれを撫でれば、熱を持ち始めたそれに
うっそりと、口元を緩ませる

――おや、なんとも初心な反応だ。
悲鳴もまた、甘露のようだとばかりに
楽し気にその様子を眺めていたのだが

 ただ、そうだな

そんな風に素直にいじらしい反応をされれば
意地悪をして、快楽で溶かして
私に依存してしまうようになれば、なんて
浅ましい独占欲も、鳴りを潜めて
小さく、笑みもこぼれてしまうものだ]

[広げた手。抱き着いてしまえば
先生から甘えたになってしまうだろうから
その広げた手を1つとり、甲に口づけを落として]

 —―快楽、教授し一等、君を気持ちよくさせよう。
 任せよ。クガネ。

[告げれば、布ごしに無造作に摩っていたそれを、
下履きを下ろして外気に晒させる

嗚、それも一瞬だ
包み込むは己の掌。同じ男同士なのだ。
感じる部分は似たようなものだろう、と
君よりは冷たいかもしれないが、人肌の温かさは持つ手にて
それをしごくように、擦りあげる
裏筋、蟻の門渡、鈴口、雁の裏
さて、君の良い所はどこであろう

君の分身を愛撫する中で見つけたならば、
それが固くなり、脈打つまでは。念入りに掌にて責めたてようか*]

 
   クー、とかどうかな。
   ぼくが唯一、触っても逃げなかった犬とおんなじ。


[ 牧羊犬と一緒にされては狼も堪らないだろうけれど、
  過去で唯一の癒しだった存在と重ねて瞼を閉じて ]
 



   クーが喋れたらよかったのに。
   そうしたら、もっとあの人のこと知れたかな。

   ぼくが、殺す勇気を持てるくらいまで。


[ 湯に溶かした薔薇の香を漂わせ、
  狼の毛皮に顔を埋めて瞼を鎖し溢れる何かを堪えながら。
  眠れそうにもない夜を、取り留めのない会話が続く。

  不安を少しずつ埋めるかのように。
  過去を遡り語る独白は殆どが傷痕でしかないけれど、
  少しだけ救いがあるとしたら同じ生贄の子たちとの交流で。

  狼の呼気が寝息と重なるのは陽が月を熔かす夜明け前。
  変わり者の子供の話に到ろうとして、眠りに落ちた ]*
 

[ 慾とは、抑えれば抑える程に
 声上げ暴れまわるものだと知ったのは
 己とてつい最近のことだった。

 常の己は頭で思った時にはすぐに動いてしまうような
 単純さが売りである故、溜まることもなかった筈で。

 ただ、"愛"に振り回され悶々とした数日間で
 此処まで変わってしまうとどうして想像できようか。


 ――願うなら、貴方の想うがままに


 慾のままこの身を堕としてくれるというのなら
 オレは喜んでこの手を引かれよう。

 その先が虚無ではないと己は知っている。
 慾に身浸すことは、生きてることの証左にも
 なるだろう、から
 ]



  尻って……痛いだけじゃないのか、それ


[ 男色に関して知らない訳ではない
 職員が見せてくれたやたら薄い本などもそうだし、
 そもそもギリシア神話主神が男女構わず襲うような
 節操なしでもあった訳で。

 ――ただ、実際に男同士の性行為に"そこ"が使われるとして
 本当にそんなことがあるのか?と疑問視もしてしまうのだ

 そんな、僅かに首をもたげた疑問も
 胸を嬲る手によって霧散してしまったが ]



  だっ、て、きもちわりぃし……っあ!


[ 低く、どう聞いても女の子と比べものにならぬ声で喘ぐのも
 おかしな話で(プライドも勿論ある)

 そうして必死に我慢しようとしても
 耳元で囁かれると同時に潰されれば
 抑えきれない嬌声も漏れ出てしまう

 ――その小さな戯れだって
 無意識に股をもぞもぞ動かしてしまうくらいに
 己の身をじわりと焼いてゆく ]

[ 恥ずかしくしたのはシロさんだろ!と
 普段のノリなら言えていたのだが。

 全身弄ばれ、機敏になった身体は
 優しく撫でられただけで理性を容易く揺さぶる程の
 衝撃となる

 ――嗚呼、でも一つだけ ]

  は、あっ……
  オレは、たしかに女との交わりなんてしたことないけど……っ

  別に良いだろっ、オレが、そういうのするのは
  これから先も、シロさんとだけ……
だし……


[ 己にとって至って当たり前の事実だ。

 元より、生まれて最初に恋をしたのが貴方で
 こうして魂の多くを占めた今となっては
 他の人に恋することなど―――少しも考えられない


 ――我慢せず、どろどろに落としてくれても良いのに



 こんな時まで優しくオレを想ってくれる貴方だからこそ
 抱いてほしいと思うのだ。
 ……世界中何処を探しても
 貴方に敵う人なんていやしない。
]