人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 店員 チエ

[この瞬間までは、まだ平和だった、な]
(215) 2023/03/07(Tue) 21:09:57

【人】 店員 チエ

[ケイちゃんの声>>165が、聞こえてしまって。
 わぁお、と思うと同時、あまりにも最悪のタイミングでドアが開く>>173のを見てしまった。
 やば、と意識を向けたら、先に動く姿があって>>193>>202。]

(どうしよ)

[内心冷や汗がすごい。ものすっごい。
 しかも栗栖さんの優しい返事も、聞こえる>>185

 たすけて、いっそ助けてお客様。]
(224) 2023/03/07(Tue) 21:19:53

【人】 店員 チエ

……ボクも、そっち入る。

[冷静にキッチンにいるナギさんに縋るみたいに、カウンターに入る。
 何かしていたいんです、許してください。
 何でも食べたい栗花落さんのオーダーとか、追ってやってきた貝沢さんのオーダーとか。
 こなさなきゃいけないお仕事、あるでしょう!?]
(225) 2023/03/07(Tue) 21:23:34
 ― 白うさぎの幕間閑話 ―



[ 早退の夜から二日後に戻って来た速崎は、しかし
  翌日から更に数日、今度は普通に体調不良で欠勤した。
  新しいアリスブルーのうさぎ店員はまだまだ慣れぬ身、
  大咲は急遽シフトを増やし、休日を出勤日にしたりして
  どうにかこうにかうさぎの穴を連携プレーで回した。
  神田とは、夜の退勤後、共に帰る夜もあっただろうか。

 
けいちゃんマジ今度こそツラ貸しとけ〜!?

  ……とは、まあ、体調不良者には思うまい。
  営業後に店裏へ呼び出してタイマンしても良いのだが
  あの時の後姿を思い出すと、どうしても。
  コーヒー豆をそのまま噛んだ後のような気持ちになる。

  "かわいそう"で傷付いたのは、栗栖と速崎だ。
  勝手にそこへ大咲の過去が付いてきただけ。
  零してしまった「なんで」の話し合いは、…未だ。
 
(あ、お土産はちゃっかり食べました。ええ。
美味しかったけど、けいちゃんどこ帰ってたん…?)
* ]

 

 ― アスパラガスの日に ―



[ 漸く得た夜シフトのみの日だった。
  ああ〜夕方からの出勤最高……とかなんとか思いながら
  既に仕込みや準備をする瑞野にそのテンションのまま
  (あの日の視線の先を思い出したのもあり)
  スマホ片手に、MVを見せに行くくらいにはご機嫌だった ]


  瑞野さん、見てくださいよこれ〜っ
  最近友達から送られてきて、ずっと聞いて …て…?


[ そんな他愛ない雑談、の、つもりが。
  予想外の反応に「これは…………」と勘付き
  "本当にヒーローなんだ"という言葉と、クレジット。
  大咲は大変に偉いので、深くは突っ込まなかったが ]

 

 

  (…………ふふ、瑞野さんも、そんな顔するんだ?)


[ あーあ、高野さんってば勿体ない。
  こんな瑞野さんを見れないなんて。
  でもこれは"うさぎの特権"の一種類なので。

  何だか遠くないうちに彼のものになってしまうような
  妙な確信めいた予感もあるからこそ。
  お兄ちゃんみたいな先輩スタッフの横顔を
  微笑ましく見守るに留めました。偉いでしょ〜?* ]

 

[明確な告白の前に、これからも「可愛い」と言う宣言をしたり、終電を逃したら送っていくと申し出たり、随分と厚かましく「彼氏面」をする自分に対し、彼女から返ってくるのは嫌悪でも固辞でもない。
親に甘えることなく育ってきたという成育歴はこの時点では聞いていなかったが、甘え方まで絶妙に可愛いものだから、何度も唇を内側に巻き込んで堪える羽目になった。
本当に隠せる場所ならともかく、ここはまだ彼女の店からほど近い路上なので。]

 頑張りはするけど無理はしないよ勿論。
 仕事を疎かにするやつがきちんと仕事をしてる人の横に立つなんて恥ずかしいし、
 体調不良で無理してうつすのも嫌だし、長引いて会えない日が出来るのも嫌だし。

 でも言っとくけど、僕の仕事はかなり融通が利くものだし、
 身体もすごい丈夫だからね?

[これは守れる約束だ。
自分が彼女の夜道を心配するように、彼女が自分の健康やスケジュールの心配をする権利を持っていてほしい。]

[明かされた話は、自分の人生において似た経験がないものだから、「同じ気持ち」になることはできない。
本当の意味で共感できないことを、耳障りの良い言葉で表現しても嘘になりそうで。
だから彼女の心を救える適切な言葉を探し出せない不甲斐ない自分を正直に晒した。
彼女自身が嫌いになれないと言う母親に怒っていることを隠さなかった。]


 「かわいそう」が言える人は「持ってる側」だよね。
 僕が使うのは「こんなおいしいものが嫌い?かわいそう!」みたいな時だけど。


[その言葉、さっきも聞いたような、と過ったが、食事に夢中だった時に流れた言葉だとは思い至らない。]


 マシロちゃんは、蔑ろにされたことを怒って良いと思うけど。
 
 ……そうか。
 甘え方がわかんないくらい放っておかれたから、
 怒っても「大丈夫」って思えないんだ。

 ああもうなんで!
 なんでこんな、
 
 ……僕の好きな子を傷つけたなって、怒鳴り込んでやりたい。

[呻くように低く呟く。]

[今度は衝動に駆られたスピードではなくゆっくりと引き寄せる。]


 好きだよ。


[切実な響きを耳元に落とした。
彼女が甘えを預けられる場所になりたいという願いを込めて。

約束で自分はまた更に幸せになれる。]


 うん。
 「うさぎの穴は例外」ってちゃんと言えるところも好きだよ。
 マシロちゃんが料理とお店を好きなの、ずっと見て来たからね。

 恋人。うん。
 
――ああ、

   ……「もう離さない」って、こういう時に出てくる言葉なんだなぁ。

[高野の真似をして自分には似合わないと笑った言葉がこんなにしっくり来る日が来ようとは。
実感が籠った言葉は、あの時よりは客観的に笑えるものになってはいないと思うけれど。]


 はは、かーわぃ、
 そうだね、ぴょんって背中向けるの得意だよね。
 
 僕は力もそんなに強い訳じゃないけど、この手は絶対離さない。


[抱擁を解いた。
抱き締めていたら表情が見られないのが惜しいから。*]

メモを貼った。

【人】 店員 チエ

ん……おいしそう、それ。
何すればいい? たけのこが先? ささ身?

ていうか、今日ナギさんすごいおいしそうなスープ作ってたよね。

[>>232あれ使うのかな、と想像しながら、伝票のメモをエプロンのポケットにしまって手を洗う。
 頭に手が乗ったのは、ちょっとほっとするような、自分の背の低さを実感するような、若干複雑な気持ちだが。
 指示があれば、それに従いながらスープ作りを手伝おう。]
(242) 2023/03/07(Tue) 22:03:39
メモを貼った。

【人】 店員 チエ

あ。
高野さんだ、いらっしゃいませ。

["約束"の話。
 ちょうどディナー前にそろそろ出来るんじゃないか、なんて思っていたものだから、その人の姿が店内に見えて>>245、ぱっと顔を上げる、けど、]

何、ナギさん仲良しじゃん。
お出かけ?

ボクも仲良くなりたいな、高野さんと。

[座るなりイケメン同士で休日の相談なんてずるいじゃないの。
 いいなー、なんて冗談交じり、作業を続けましょうね。]
(249) 2023/03/07(Tue) 22:22:52

【人】 店員 チエ

ん? うん、オッケー。

[予定変更、に頷いて、たけのこを洗う。
 これでも、包丁はまあまあ握れますからね。
 切り揃えるくらいなら、迷いなく。]

これくらいでいい?

[厚みなりサイズなりを簡単に確認したら、それを繰り返す。
 バックヤードに気配>>247があれば、ちらと意識を向けたりするけど、手を切らないように一瞬だけだ。
 シャミさんが行ってるし、必要ならうちのパンは置きっぱなしです。]
(259) 2023/03/07(Tue) 22:35:28

 僕はね、印象に残りにくい子どもだったんだ。

 教室の一軍でも、逆にはみ出し者でもなく、体つきも成績も至って普通。
 さっきも言ったけど、家もサラリーマンの父とパートの母と3人家族で、仲が悪い訳でもなければ比べられる兄弟もいない。
 マンガだと最終回になっても名前が判明しないモブみたいな。

 平凡な人生ってね、笑顔になることがないんだよ。
 テレビ観ても「面白い」がわかんない。
 友達はいたからそれなりに学校生活は送れてたんだろうけど、僕自身にも中学までの思い出って特になくて。

[語り始めたのは自分のつまらない半生。
ドラマティックな出来事がまるでないから、食事の肴にもならない。
だから、あれだけ店に通っていても、きっと誰も知らない。]

 中学何年生だったかの時にスマホを買ってもらって写真を撮り始めて気づいたんだ。
 「カメラを向けたら人って笑うんだ」って。
 そんなことを中学生になるまで知らなかった自分にぞっとした。


 で、笑顔を学ぶ為に写真を撮り始めたんだ。
 ポートレート専門じゃなくてグルメ専門になったのはね、
 「おいしい」って思ったら自分でも笑顔になってる気がしたからだよ。
 おいしいものを食べてたら笑顔になれるって思ったら、
 今度はおいしいもの探しの方にハマっちゃって。

 こりゃあ普通高校に行ってる場合じゃないなって、写真を専門的に学べるコースがある通信制にしたんだ。
 在学中にバイトで始めたグルメ記事が割と評判になって、今ではフリーのグルメライターです。
 SNSでごはん日記もつけてて、そっちの名義でもPR記事とか手掛けて商品もらったりもしてる。

[時間に融通が利く仕事で、それなりに収入があるというネタバラシ。]


 うさぎで仕事のことを言ってなかったのは、完全プライベートで行き始めて気にいっちゃったから、
 「これがいつか記事になるかも」って思われて提供されるのは悲しいなぁと思って。
 同時に、記事にしたらそれなりの反響があるって予想できるから、宝物を見せたくないって気持ちもあって。

[その独占欲は知恵に語ったのと同じだ。]

 まー、今となっては高野さんとかさ、貝沢さんみたいな――ああ後一人声優さんがいるけどこれは内緒かな、所謂「ギョーカイ人」がいるからね、ますます記事にはしないんだけど。

 SNSに前にシャミちゃんのもう一個のお仕事の紹介を偶然知らずに紹介しちゃったことがあって、リアクションかなりついてたから、SNSにも載せない。

 だからあの店に行くのはこれからもただの「神田」だよ。

[苦い後悔の話はまだ本人にはしていない。
彼女を多忙に陥らせた罪滅ぼしが出来る日もいまだ取り置き中だ。]


 前置きが長くなったけど。

 笑顔がよくわからないモブの神田くんは、あの店で自然に「幸せ」ってことを実感したんだ。
 初めは料理が美味しいからだって思ってて、それは勿論そうなんだけどね。

[じっと彼女を見た。
見ていると口角が自然に緩む。
今の自分は、「笑顔がわからない」なんて決して言わない。]


 マシロちゃんが笑ってて、
 マシロちゃんの料理で僕じゃない人もみんな笑顔になってて、
 「楽しんでほしい」って気持ちを聞いた時にね、「ああそっかぁ」って。

 あの日マシロちゃんに言った「幸せプラス」って表現ね、
 ずっと考えてたりどこかで使った言葉じゃなくて、あの場で自然に出た言葉なんだよ。

 僕を幸せにしてくれるのはマシロちゃんなんだって、思った。
 ただの客に過ぎない奴が店員さんに対して思うには重すぎるけど、これが君を意識した最初。

 最初のうさぎクッキーの写真を撮ったのは確かに習慣だけど、
 「また食べたい」って気持ちになったのは、無意識でも既に君が僕を幸せにしてくれるって本能で感じてたからなんだ。

 「ナンパじゃない」って言いながら写真を渡したのは、何気ない行動じゃないよ。
 喜んで欲しいって、顔を思い浮かべながらプリントしました。

[先程は口をはさめなかった、自分の行動の裏側にある気持ち。
あれがきっかけで彼女が自分を意識してくれたのなら、あの時既に好きだったのだと言いたくて。]


 料理に対して謙遜しないところが好きです。
 仲間の料理を人前で得意げに話すところも好きです。
 誉め言葉を否定しないで、照れてても一旦受け止めてくれるところも、
 それを聞いてどういう気持ちか素直にきちんと伝えてくれるところも、

 料理だけじゃない、マシロちゃんの存在自体が僕を幸せにしてくれてる。

 今言語化できるのがこれくらいなのが悔しいけど、
 もっともーっとある君の好きなとこは、
 これからずっと傍で聞いていて。

【人】 店員 チエ

何ー? 会いたかった?
ボクもお会いしたかったですよ♡

え、うそ、嬉しい。おいしかったですか? よかったー……
聞いてくださいよ、あれね、ナギさんが突然作れって無茶振りしてきて!

[>>260こうして喋りながらでも、手は止まらない。
 ここ数日でできるようになった事だ。
 確かに、千尋の谷は人を成長させてくれるらしい。]
(263) 2023/03/07(Tue) 22:55:03

【人】 店員 チエ

ふふ、じゃあ、よかったら食べてください、ボクの修行の成果も。
お米に合うかどうかは、わかんないんだけど。

[味としては、合わせてるつもりだけど。
 好みに合うかは別問題。]

そりゃ、仲良くしたいですよ。
大切なお客様ですもん。
今後ともご贔屓に!

[ぱちんとウインクしてから、できたよー、と切りそろえた食材たちをナギさんに提供しよう。]
(264) 2023/03/07(Tue) 22:55:09

 好きだよ、マシロちゃん。
 「マシロちゃんの」料理が食べたい。お菓子が食べたい。

 僕を好きになってくれてありがとう。

[よく聞こえる白うさぎの耳は、全部を聞いてくれただろうか。
思いの丈を離せば随分と長話になってしまった。
「送るよ」と促して、先に立ち上がろう。*]

メモを貼った。

メモを貼った。

――牛しゃぶの話――

[店名を見れば、またランチのラインナップを見れば、この店は洋食屋さんなのだろうなと判断する一見さんも多くいるだろう。
だが自分は知っている。
望めばそれに必要な具材がない時以外は和食も作ってくれることを。

日本人の中にこの色嫌いなやついる?いねーよなあ!
とばかりの鍋つゆの色。
先に入れられた大根には出汁の味がしっかりと浸みている。

甘い白ネギ、シャキシャキの水菜、傘でたっぷり煮汁を抱えられるしいたけ、どれも好きな野菜だ。]


 はわわ……見てこのレースみたいな牛肉……
 まさにアート……ナギちゃん天才……


[菜箸が思わず震えた。
薄さを確かめるように、兄弟たちに掲げて見せる。]


 これをしゃぶ、しゃぶ、しゃぶ、 ……と、


[自分の取り皿にそっと置き、箸を持ち帰る。
まずは肉だけを口に入れ、「ほどける〜〜」と震えた。

それから野菜を巻いて。

青ネギと、生姜とをかけて。

最後に細切れしか残らなかった鍋つゆにご飯を入れて卵雑炊にしてもらったのを、3人で競うように食べた。]

[また3人で、或いは高野も入れて4人で、楽しく鍋をつつきたい。
そんなことを呑気に思い返したのは、浮かれた帰り道の翌日のこと。**]

メモを貼った。

【人】 店員 チエ

[ずっと温めていた"約束"は、鰯のトマト煮。
 春先から店に常備される魚だけれど、まだ完全な旬ではないらしい。けど、今はボクの約束が旬だから許して、と鰯に軽く手を合わせた。
 ほんとは提供する前にケイちゃんに処理のお墨付きをもらいたかったけど
、今の状況では、まあ……ね


 開いて洗った鰯に、塩は振ってある。
 玉ねぎをみじん切りにして、軽く潰したにんにくも刻む。
 フライパンが温まったら、白ワインで鰯を蒸し焼き。
 脂が閉じこもるくらいまで焼いたら、残ったワインにオリーブオイルとにんにく、玉ねぎを入れて炒めていく。

 ここまでは、家でもやった味。ここからが、うさぎ穴の味。]
(296) 2023/03/07(Tue) 23:48:46

【人】 店員 チエ

[店のトマトソースを拝借して、ひと煮立ち。
 ローズマリーとオレガノ、それからクミンを足して、鰯を戻して煮絡める。
 それから、ほんのすこーしだけ。別のフライパンで一瞬焦がしたお醤油が、ご飯に合わせる隠し味。
 実は、豚肉では一度やったことがあって。鰯もトマト煮が合うって知ってから、合間を縫って練習してた。
 なんとかなれ、なんて思いながら、深めの丸皿へ。

 炊き込みご飯>>261との相性はどうなるか、まだ未知数。
 そこまで瞬時にアレンジを効かせられるほど、ピンクのうさぎは慣れてない。

 ……けど、期待に胸膨らませてお腹空かせてくれる>>260のは、やっぱり嬉しかったんだ。
 だから、これは今日出させてほしい。]
(301) 2023/03/07(Tue) 23:57:15
 

[ 母親を嫌いになれないから、誰かに怒って欲しかった。
  大咲が言えないこと、癒えない傷を肯定されたくて。
  だから自分を救うために綺麗な言葉を並べるのではなく
  思っていることを吐き出すその誠実さが、好き、だ。 ]


  ……持ってる、側
  そうですね、……だから私、傷付いたのかも


[ 同じ世界にいたいのに、違う場所へ落とされたみたいで。
  持ってないと、なにか駄目なことが、あるのかなって。

  呻くように低く呟く貴方の方が、
  今はよっぽど、私よりも痛いような声音をしている。
  速崎へ零した"なんで"や、話し合いも、
  大咲はタイマンと言いつつ本当に怒る気はなかった。

  怒って、相手を失うのが怖いから。
  ……けれど、貴方が私の代わりに痛がってくれて
  こんな風に怒りを露にしてくれた、それだけで。
  過去の私が、泣き止んでいくような気がするんです。 ]