人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


【人】 春日 幸貴


  ……勇者じゃない、か。

  なんだろうな、勇者って。

  あっちで俺……
  というかチェスティーノは勇者扱い受けてたけど。

  俺の中では勇者の器じゃないと思ってて、
  魔王だったんだよな、あくまでも。


[それが結構不思議なことだった。みんな、どこを見て勇者に見えていたんだろう。
 弟にとってはあくまでも魔王だった……と、思う。たぶん。
 最終的に真の勇者という評価に変わって……というより戻っていたらしいが、それは俺の知らない話。


 何かを成そうという意志があるかないかなら、それがないなら魔王でもないということにもなるような気もする]
(54) 2021/03/13(Sat) 13:44:44

【人】 春日 幸貴

>>50>>51「夢じゃなかった、本当にあったことだ」そんな風に言ってくれる星見の言葉が嬉しくて、俺も頷いた]


  そうだな。
  そういう意味では、あれは俺たちの現実だったんだ。
  こことは別の体を持って、あの世界で生きていた。


[あの世界で経験したことは消えない。
 遊んだゲームの思い出がなくなることがないように。
 遊ばなくなったって、感じたこと、考えたことはずっと残るんだ。もうあっちに戻れないとしても、あっちで経験したことは俺たちの糧になったんだ]
(55) 2021/03/13(Sat) 13:44:59

【人】 春日 幸貴


  ……えらい、のか?
  俺はただ、死ぬよりつらい人生から抜け出したいだけだ。

  「生きて」いない、「死んでない」だけ……
  ずっとそういう暮らしだったから。それがつらかった。


[学校に行きたいと思っても、いろんな経験をしたいと思っても、俺の体がそれを許さなかった。
 それに抗って動くことができなかった。

 抗いたい、生きたい、そう思ったから前に進むだけ。
 そして……俺が生きたい世界に、いてほしい人たちがいる]


  見舞いに来てくれるだけで嬉しいのにな。
  星見と一緒にやりたいことがあるって思うから、
  余計に励みになるのに。


>>53肩を落とす彼女を見て、苦笑が浮かんだ。こうして会いに来てくれるだけで、俺はすごく嬉しいのに。
 それだけでも明日が楽しみになって、もっと頑張れるのに。
 俺の狭い世界に光が差すのに。
 それを知ってもらうには、どうしたらいいのだろう]**
(56) 2021/03/13(Sat) 13:45:45

【人】 星見 朱里


 うーん…

 ステラと一緒にいたから、魔王はなんとなく分かる
 上手く言えないけど、ステラは魔王で間違いないし、私から見てもチェスティーノさんは勇者寄りって思ったなぁ…


 …――魔王が、素敵と思うから勇者だ、とか?


[なんて対極理論を繰り出してみたり。]
(57) 2021/03/13(Sat) 14:27:53

【人】 星見 朱里


 それがえらいんだと思うわ
 私は生きてて別に楽しくなかったけど、そこから抜け出したいとは思わなかったもの

 春日くんのそういうところは本当に勇者っぽいかも?


[そう思ってもできなかった彼に比べれば、自分のは贅沢な話だが。
 勇気が沸かないのも身体が動かないのもそう差はないのかもしれない。]
(58) 2021/03/13(Sat) 14:28:07

【人】 星見 朱里

 
 だって…
  これは…私が、気が向いたから

 私が、そうしたくて来てるだけだもの……


[だから魔王のわがままで速攻来ているつもりだったわけだ。
 けれど、彼は嬉しいと言ってくれるわけで。]
(59) 2021/03/13(Sat) 14:28:23

【人】 星見 朱里


 じゃあ、一緒にやりたいこと、教えて?
 私がんばるから


[それが手術への励みになるのなら――と。
 そして、それはきっと自分がやりたいことになると思うから。**]
(60) 2021/03/13(Sat) 14:28:37

【人】 春日 幸貴


  ステラが魔王なのは俺もわかる……

  魔王が素敵だと思うから勇者ぁ……?


[それは……わかるような、わからんような。
 魔王として勇者に焦がれる気持ちはチェスティーノにもあったし、自分のことみたいにわかるけど。

 魅力を感じるから勇者ってことでもない気がする……

 ……というか地味にすごいことを言われた気がする。
 え、俺はステラにとって魅力的だったのだろうか。
 そんな馬鹿な]


  俺が一度勇者をやめたせいで、
  勇者に対して理想が高くなってる部分はあるかも。


[真の勇者たりえるかどうか。
 認めるに値する信念があるか、「こいつの求める世界で生きてみてもいい」と思えるかどうか……そんなことを思いながら勇者たちを見定めようとしていた記憶がある。
 そして、俺は値しないから勇者でいられなかったのだとも思っていた]
(61) 2021/03/13(Sat) 14:53:58

【人】 春日 幸貴


  そ、そうかなあ……。
  俺も、抜け出す気はなかったんだぞ?
  だから……自分から死を選んだりしてた。
 
  でも……生きたいと俺が思ってたんだって、気付いたから。
  自分が生きることくらい、自分が許したいと思った。


[そして、俺が自分に生きることを許さなかっただけだって気付いたんだ。周りの人たちは、みんな俺に「生きているだけでいい」って望んでくれていたのに。

 けど……俺は、それだけの人生が苦しくて、それだけでは生きていくことができないから。
 だから俺が生きていくために必要なことを掴んで、生きようと思った。

 ……それだけの話、なんだけどなぁ]
(62) 2021/03/13(Sat) 14:54:25

【人】 春日 幸貴


  そうしたいってだけで、俺のところに来てくれるのが
  嬉しいんだよ。

  そんな風に会いに来てくれる人がいるってことが。


[それは家族ですら、なかなかやってくれなかったことなんだ。いや、家族だからできないのかもしれない。明日も明後日もきっと会えるから、今日じゃなくてもいい……そんな風になる気がする。
 一緒にやりたいことを問われると>>60


  んー、そうだな……今すぐできることだと、
  散歩……とか?

  ……でもまだ、散歩ってほどの散歩ができないな。
  病棟内で力尽きてる。

  ゆっくり移動すれば、病院内をあちこち
  行けるかもしれないけど。


[それでも、あちこち移動する体力をつけておくことは決してマイナスにならない。これから手術を受けて学校に戻るために、確実に必要なことだ。
 それを一人でやるのは別に苦にならないけど、一緒にいてくれる人がいたらもっと楽しいし、安心感もある。弟と一緒に病棟を歩いたときにも、それを強く感じたんだ]**
(63) 2021/03/13(Sat) 14:55:00

【人】 星見 朱里


 勇者と魔王って、運命みたいな感じに決まってたり、巡り合ったり、自分に無いものを求めたりするし……男の子と女の子みたいなものじゃないかなぁ

 春日くんがステラを女の子って思ったのなら、その逆向きだってあったんだと思う
 ……ステラは男女がよく分かってなかったかもだけど
(64) 2021/03/13(Sat) 19:17:21

【人】 星見 朱里


 ……そっか

 事故とか聞いてたけど……そういうことだったんだ


[両拳を膝の上に置いて、顔を伏せる。
 何か思うところあったのだろうか、やがてぽつりとゆっくりに]
(65) 2021/03/13(Sat) 19:17:35

【人】 星見 朱里

 ……小学生の時、担任の先生が事故で入院したんだ――この病院に
 一回だけお見舞いに行ったけど…会えなくて

 手術とかしたらしいんだけど……結局、助からなかったって


 死ぬの選ぶのだって、抜け出そうとして進んだわけなんだし、勇気がいることだよって思ったけど…
 春日くん死んでたらこうして話せないもんね

 だから…春日くんが生きることは、私が許すから
 春日くんがやりたいこと…これから、いっぱい…しよ?


[手術について過剰に反応があったのはそういうことからなようだ。
 こうして結局喪った人と、生還した人と縁を繋ぐことになったのは――ステラと運命的に重なるものがあったのかもしれない。

彼の過去の決断は咎めることなく…現在と、未来と――そして彼の瞳を見つめ返した。]
(66) 2021/03/13(Sat) 19:18:09

【人】 星見 朱里

 じゃあ、
 さっそく……

 …――散歩、行く?


[促すように、助けになるように、片手を差し出した。
 過去何があったにせよ…今こうして目の前にいてくれる人へ向けて。

 パラマウントベッドのスイッチを押せば起き上がるのを知っていればこうしなかったかもしれないが。*]
(67) 2021/03/13(Sat) 19:21:29

【人】 春日 幸貴


  運命……、そうだ。
  ステラにはいたのかな、“運命の勇者”。


[俺じゃないことははっきりしている。それでいいとも思っている。俺は例え勇者としてあの世界に戻っても、もうステラと戦える気がしないし。

 ステラに俺が男に見えていたのだとしたら、それは気恥ずかしいし……俺は“ステラ”が女の子に見えてしまうことは物凄く抵抗があったけど]
(68) 2021/03/13(Sat) 19:59:32

【人】 春日 幸貴

[星見の思い出話を、じっと黙って聞いた。>>65>>66
 見つめ返される瞳を見ながら、いたたまれない気持ちになった]


  ……自分から死を選ぶのは、勇気じゃない。
  投げやりになって考えるのをやめて、
  大切なこと全部から目を背けて、逃げ出しただけだ。

  ……だから、その先で“勇者”って
  呼ばれるのは、おかしいんだよ。


[俺が勇者と呼ばれたくない理由はいろいろあるけれど、これはどうしても譲れなかった]
(69) 2021/03/13(Sat) 20:00:01

【人】 春日 幸貴

>>67差し出された手を取って、その手には頼らずにもう片方の腕を支えにして起き上がった。

 女の子の――お姫様の手を頼りに起きるのは、なんだか嫌だったから]


  つらい思い出のあるところなのに、
  来てくれてありがとうな……。

  行ってみようか。
  お姫様にエスコートしてもらわないと。


[まるっきり逆にしかならないことを言って笑って、床に降り立つ。
 隣に立ってみると星見は案外大きかったけれど……、あっちの世界だとチェスティーノがデカかったような気もする。この体に戻ってから、少し視点の高さが低くなったような気がするんだ……気のせいかもしれないけど]*
(70) 2021/03/13(Sat) 20:01:16

【人】 星見 朱里

 ステラの運命の勇者…
 確かにいたわ

 出会った日には、ああこの人がきっとそうなんだ、って分かった
 ステラがいつ気付いたのかは知らないけど……それから、ずっと一緒にいた

 最初は弱かったみたいだけど……
 "勇者さん"が世界が救えるぐらい強くなるまで、その世界の隅々まで冒険するまで――ステラはずっと一緒にいた
 
 ……大事な人と、毎日を共にするのが、すごく幸せそうだった
 羨ましいぐらい

 きっと、幸せを重ねて、最高に想い合ったときに…
 大好きになった世界の命運を賭けて、決戦を迎えたいんだな――って
(71) 2021/03/13(Sat) 20:54:00

【人】 星見 朱里


 …――私が知るのはここまで

 実は…どっちが勝ったのかは知らないの

 だって、私がお邪魔してちゃ悪いもの
 だから決戦前にステラと離れて戻ってきた


[魔王が勇者に惹かれるさまを最も間近で見ていた者として、ふたりの運命を語って――けれど、その顛末については嘘をついた。

 勇者はいつまで待っても現れなくて……自分の半身は、結局、報われなかったのかもしれない――なんて口にしたくなかった。

 永遠に待ち続けて、それでも信じ続けて、花となって朽ちる運命に囚われるのを選んだ、なんて信じたくない。

 だから――]
(72) 2021/03/13(Sat) 20:55:41

【人】 星見 朱里

 
 
 …………だから、勇者が女の子をあんまり待たせるのは良くないからね?

 過去どうしたかなんて別にいいの
 弱くても逃げててもいいの

 …これから頑張れて、いつか待つ人のところに行けるのが――ハッピーエンドをくれるのが、勇者の資格だと、私は思うから


[だから、朱里の勇者観は、ステラとは異なるのである――]
(73) 2021/03/13(Sat) 20:57:13

【人】 星見 朱里

[だからと伸ばした手は、体温を感じることはできなくて。
 彼は自分で起き上がった。]


 えー…それでエスコート拒否るー?
 嘘ぉーっ


[笑う彼に肩をすくめたり、オーバーに驚いて見せて笑ったり。
 並んで立ってみれば――あのときほどの身長差は感じなかった。
 ステラはもっと小柄だったし、チェスティーノはもっと歴戦の体格があった。
 隣の人を見上げてみれば――]


 …――顔、近くなっていいんじゃない?
 
[と、前向きなコメントを出した。*]
(74) 2021/03/13(Sat) 20:58:35

【人】 春日 幸貴


  そっか……会えたんだな。
  よかった……


[ステラの運命の勇者の話を聞くと、心が温まった。
 >>71世界の命運を賭けて、運命の相手と戦う。きっとステラは心からそれを楽しむんだろう。
 >>72その姿を、星見は見なかったらしいけれど。俺は……見てみたかった。
 心も命も燃やし尽くせる相手とステラが対峙するところを。

 俺の知らない勇者だったのだろうか……と、誰にも持ち去られずにそこにあった終焉の槍を思った。
 それならあの槍はあの場所で、俺の勇者と共に人知れず眠り続けるんだ。
 そのこともなんだか少し嬉しかった。俺しか知らない物語があるんだ]
(75) 2021/03/13(Sat) 21:16:21

【人】 春日 幸貴

>>73星見の勇者観を聞きながら、手を繋ぐだけ繋いでから起きようかと思ったけれど。
 >>74案外それは難しくて、手を取ることはできなくて、驚かれて笑われてしまった]


  俺にもプライドってもんがあんの。
  待たせる時間は少しでも短くしたいだろ。


[笑い返して、改めて手を取ろうとした]


  顔……


[顔が近くなっていいこととは?

 ――キスがしやすい?

 と、一瞬考えて目眩がしかけた。
 いや何考えてるんだ俺。
 表情が見やすいとか、そういうことだろ?

 あっちの世界でステラの隣に立つと顔がよく見えなかったのを思い出して、とても懐かしくなった]*
(76) 2021/03/13(Sat) 21:17:14

【人】 星見 朱里


 うん…
 会えるって、本当に良いこと…

 それがいちばんよね…


[彼のコメントに同調しながら、しみじみと思う。

 とある、魔王と勇者の物語の結末。
 ハッピーエンドでなければ、エンディングは迎えられないと感じる。
 あのステラが、バッドエンドを認めるわけがないから――だから、永久に花となり得てしまうのだ。

 どちらだったのか――それを知るのは自分だけでいい。
 実は終焉の大地は訪れていて、槍もロケットも見かけてはいたのだが――墓標のように突き立つそれをそっとしておいたように……それぞれだけの物語があっていい。]
(77) 2021/03/13(Sat) 21:44:17

【人】 星見 朱里


 さすがに廊下でこうは恥ずかしいからしないわよ……


[手が触れることへの高まりはあるけれど…こうして病室のカーテンの中でふたりきりなら、高揚で収まるからいい。
 でもさすがに人目につくところでは無理だ――だから、こうして身を起こすときしかタイミングが無かったとも言える。]
(78) 2021/03/13(Sat) 21:44:31

【人】 星見 朱里

 ほら、ステラが女の子に見えた話
 あれ、馬に乗っていたからじゃないかなって


[馬の背にまたがる…つまり座った状態なら身長差は縮まる。
 チェスティーノとステラはもっと身長差があったけれど……あの一瞬だけは]


 これぐらいだった?


[半歩前に出て、振り返り見上げてみた。
 その一瞬の身長差はこれぐらいなんじゃないか、と。
 表情がとても見やすくなれる距離だと。

 __しやすい、はいつか思う話かもしれないけれど。*]
(79) 2021/03/13(Sat) 21:45:09

【人】 春日 幸貴


  きっと、ステラは勝っても負けても
  いいんだろうな。
  満足いく戦いさえできたなら。


[ステラはきっと、勝敗にはこだわらないんじゃないか。勇者の好みを話したときに思ったことだった。
 俺も、勇者が俺の望むものをくれたなら、勝ち負けはどちらでもよかったし……
 俺は戦う前から負けていた。ただ殺意に決着をつけたくて戦っただけで。

 “帰りたい”
 そう思わされた時点で、俺はもう負けていたんだ。
 そしてそう思わされることが、俺の望んだ道だった]
(80) 2021/03/13(Sat) 21:58:28

【人】 春日 幸貴


  ちぇ……だめ?


>>78恥ずかしいと言われると、おとなしく手を引っ込めた。
 >>79身長差の話をされると]


  ……いや。そんなことはないと思う……

  あのときは……表情が。
  笑顔が、いつもと違ったんだ。


[ステラがセシリーと話して生き生きとしているときの顔を思い浮かべても、何かが違った。
 星見だって言われたら近いような気がする……それでも同じではない気がする。
 不思議な感覚だった。
 それを思い出しながら、ついまじまじと星見の顔を見つめてしまった]*
(81) 2021/03/13(Sat) 21:58:58

【人】 星見 朱里


 そうね
 ステラならきっとそう
 勝ち負け関係なく、燃え尽きちゃうかもね

[その先のことなんて考えていない。
 永き生のゴールを定めて、そのためだけに生きる命。
 だからこそ、叶って欲しい。

 ――私たちは、勝っても負けても続きがあるけれど。]
(82) 2021/03/13(Sat) 22:19:40

【人】 星見 朱里


[そういうおねだりの上手さというか。
 あぁ、ほんと兄弟よね…とあのときのアイルとの時間も重ねて思い出したり。]


 うぅ…
  じゃあ、明日の散歩のときね


[悶えるような短い呻きのあと、妥協点を出した。
 なお、我慢しきれずに今日の散歩から帰ってきてベッドに上げる際に叶えてしまうんだろうなって自覚というか諦めはあったりする。]
(83) 2021/03/13(Sat) 22:20:22