人狼物語 三日月国


216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】

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──1日目・泉のそばの木陰で──

  …………リリス、?

[彼女の中に胤を溢したあとに
彼女が少し声を漏らした気がした。
気のせいだったかもしれないけどリリスの方を見る。

けど、彼女が頭をすり寄せてきて
それを愛おしく受け入れて、少しこちらからも頬を擦り寄せた。]


  ……僕もだよ。大好き、リリスが一番ね。

[彼女を十分に愛することができて
心がずっとポカポカとしている。
体力的にも疲れたのはあるけど
リリスの方が疲れてはいただろう。

落ち着いて来るのに従って
服を着た方がいいと言う理性も働くけれど
僕の方も今直ぐには動きたくはなかった。

彼女の小柄な身体を抱きしめて
啄むようにキスをしたり、頬を寄せたりした。]


――…………、

[じわり、と頬が熱くなったのはどうしてだろう。
何となくきまり悪く俯いてしまう。]

は、初めてじゃない……云々は………
実を言うと、その、私もよく覚えてないの………
な、なんていうか、説明し辛いんだけど……


[ごにょごにょ、少し歯切れ悪く言い淀んでしまいながら。
自分の手を握りしめて保健室を出る彼に
逆らう気は何故だか起きなかった。]


………私の事、知りたいの?
それは……別に、構わない…けど。

ヨシツネくんと
グランドを周ること自体は別に
嫌じゃない……し、さ。


その分私にもヨシツネくんのこと、教えて欲しいんだけど。

[廊下を歩きながら口にする。
そういえば自分も彼のこと
そんなには深くは知らないんだった、って今更過って。

どうしてあちこちでバイトしてるのかも。
どうして今朝、あんな風に倒れていたのかも。
そもそも精気が必要な彼の種族についても、何も。**]

−現在1日目・泉のそばの木陰で−

そうそう、中に注がれた子種は、スノウの熱を引き抜く時に少しこぼれてしまいました。
抜く時も名残惜しくて媚肉が吸い付きましたが、腰を浮かせて体を震わせて何とか引き抜いたのです。
その時、スノウの形に開かれたそこが直ぐには閉じきらず、黒い肌の上に白の胤がこぷりと溢れ落ちました。
恥ずかしくなって、バッ!勢いよく両膝を閉じて隠しましたけれどね。

この時、初めてリリスは下着の重要性を理解したのだとか。
大きめのローブを着ているので見た目は分かりませんが、内股で膝を閉じて歩くしかありませんでした。

流石にスノウにもらった黒いハンカチを犠牲にする気にはなれなかったのです。

 息継ぎを覚えるまでの君はとても初々しくすぐにでも食べてしまいたくなるような可愛さだった。
赤い舌も白い歯も浮かべる唇は唾液に濡れて艶やかだ。
潤んだ瞳は蕩けるようで雄を誘うそれだった。

 髪が乱れていけば包み込まれていた香りが漂っていく。
変わらず甘いバニラとミルクの香り、それに薄ら浮き上がる汗の香りが混ざり合い君だけの香りになっていく。

 身に起こる変化は男には分からぬもので、かくいう猛りは君が内股を擦り合わせる度に刺激されて硬さと盛り上がりが増しているのだけは伝わるだろう。
雄の変化は単純なものだ。
吐息が荒くなり、そして燃え上がるように発汗し始めその肉体で捉えて逃さないようにしてしまう。

 君の身体が火照りはじめれば触れていても触り心地や感度が変わっていく。
変化に合わせて触り方を変えていき肌の弾力と張りを指先で覚えていく。
触れていけば感じやすい場所も分かってくる。
嬌声が零れはじめたのは胸に触れた時からだ。
お尻よりも感度のよい反応に指先は果汁を搾るように胸を可愛がっていく。
先端を探り当てると芯が確かに感じ取れるようになるまで育てていき揺れるたわわな胸にまた指を這わせて柔らかさを心行くまで堪能していく。
身体の火照りは胸の柔らかさにも通じるもので次第に柔らかさが増すそこはスライムより柔らかだ。

「オレはタリィのおっぱいのが、好きだぞ」


 パラライズスライムに触ったことはないが君の胸の方が好みである。
触れると甘い声色が聞けるし悩まし気な表情を見ていられる。
悶える君の唇を口づけで塞いでまた両胸の果肉を硬くすると服を脱いでもらう。

 君はどこでそんな脱ぎ方を覚えるのだろうか。
ゆっくりと脱いでいけばそれだけ視線を注いでしまう。
君の瞳に、唇に、喉に、そして露わになっていく胸へと視線を注ぎ動きを見逃さないよう目を凝らしてしまう。

 露わになった膨らみは、たゆん、と揺れた。
大きな膨らみは大口をあければ食べられそうな程に大きくて、きっとミルクもたくさんでるだろうと想像すれば胸も熱くなる。
白い肌が朱に染まっているのも美しい。
何よりもその先端が触れてほしそうに視線を誘う。

 それを咎めるような君の手の動きに視線をアイスブルーな瞳に注ぐ。
頬をぐにぐにされて唇をむにむにされる。
その問いかけに目を見開いて驚いた表情をしてしまうが、すぐに頬を緩めて笑みを浮かべた。

 頬に触れるキミの手を自分の手で包み込み視線の距離を近づけると唇を重ねあう。
唇が離れると内に篭る熱い吐息を吐き出して、君の手を首へと誘う。


「すごく、魅力的なおっぱいだぞ。
 なんで、がっかりしてると、思ったんだ?」


 そんなわけがないと囁いて、今度の口づけは長く舌を絡めながら――声を漏らせぬようにして白い肌に浮かぶ二つの芯を指で捉えて挟み込み、親指で幾度も弾いて刺激していく*

[拙い口吸いは、君に教わりながら深い物を覚え。
それでもたどたどしさは何度か経験しないと抜けないのだろう。
慣れてしまえば、互いに舌を交わらせながら
君の味を感じる日は来るのだろうか。

いまは、兎角、熱くて。
触れられた部分からアイスクリームみたいにとけてしまいそうで。

乱れた髪も、浮かぶ汗も君が齎した、もの。
この香もきっと。

身に起こる変化に見悶える女にも
猛ったそれが興奮する様子は肌が触れ続けていれば理解できる。
それに赤らんだ頬は熱を発散する余裕もない。
溜まって、広がって。巡って。
逃さないようにする腕にすら。鼓動を早くさせるのだ。
荒い吐息に、雄性を感じて。ああ腹が疼く。]

[まるで蕾が花開くようにか
或いは、氷が溶かされていくようにだろうか
それとも。果実が貪られるのを待ち望むかのようにか
感度がかわっていくのに合わせ、君の触れ方も変わる。
指の動きも、触れる箇所も。
只管、弱い所を責められて、あられもない声を耐えることも難しくなるように。

柔らかさを堪能しているかのような動きに、
君の手の中で揺れる胸は、じんわり汗ばみ
先端の尖りはかたく、赤く色づいていくのだろう。

スライムだったら、それで見悶えることくらいしかしないのに。
いや、体液は飛ばすかもしれないが。

何故か下腹部に熱が溜まって。
何処かが濡れていくような心地を覚えて、戸惑う。
自分の体の変化に惑いながらも。

ほら、君の言葉1つで私の心が、跳ねてしまうのよ。]

 ほんと?
  ……ぅ、れしい、わ。

[スライムよりも好きだと言われるのは嬉しい。
そんな普通の乙女と違った乙女心。

願いを叶えたい心はあるが恥じらいは未だ持っているからこそ。
ゆっくりとした脱ぎ方なのだ。それが男を煽るものだとは思いもしていない。
だから覚えるというよりか無意識にやっているのだ。

――見逃さぬようにか。一挙一動をみつめる視線に、
また体の奥が疼く。

揺れる胸なのか。それとも私の体が我儘なのか。
触れて欲しいと君を誘うように。]

 ん、 ンぅ、  っ。 ふ……!

[先程の刺激のせいか。外気に触れてか。尖った先端は露にされ
指での愛撫にますます硬くなって、男にそれを伝えるだろう。
挟みこむ際の擦れもそうだが
弾かれることで、肩を震わせる様を見せたから
私が感じているのがわかるだろう。

コンプレックスだったものを魅力的だといわれて。
喜ばない女では、ない。
心が喜べば、体もまた溶かされ、喜んで。

君の首を抱いたまま、己の腿を君の腿に押し付け、
擦らせるようにして刺激を散らす。
その際にスカートが捲れても。気にすることも、せずに*]

[理性は、どろどろに溶かされたよう。
外の喧騒など、もうどうでもいいくらい。

二人でベッドの上。塞がれる、今度は塞ぐと啄むように繰り返す。
腕は男の背中にまわして、背を撫で、膝を立て、男の躰の横を擽るように撫でる。

感じたくて、感じさせたくて、重ねるだけで足りなくなった気がして、舌を出して、男の唇をつつく事に。
数度つつけば、撫でる手も、擽るように動かす足も止まってしまう。

それはどろどろに溶かされた理性のささやかな抵抗のように我に返るように、羞恥が襲い来るから。**]

「僕の事?」

彼女に問いかけられても、まだ少し意識は覚束ない。
言われてみれば僕自身の事を誰かに話した事もなかったし、話すべきでないとも思っていた。
けれど、彼女が望むなら、目的地の無い散歩には丁度良いかと思って。

「僕には二つ上の、血のつながりのない兄様がいて――…」

それから、色々と話した。
珍しい種族だからと攫われて、「鑑賞品」として生きていた事。
同じく囚われていた兄様に助けられた事。
兄様が闇に囚われて、自分の手で兄様を討った事。
今まで誰にも秘密にしてきたことを全て、彼女へと打ち明けながら。

―→魔道具クラブの部室内―


グランドには初めての参加だったが、どこもかしこも人と物で溢れている。
彼女と学内のあちこちを見て回っていたが、一息つこうと立ち寄った場所がここだった。
ここなら魔道具クラブの人間以外は立ち寄らないし、グランドとなれば出店に掛かりきりだろうから。
こっそり休憩するには丁度いいだろう。
それに、個人的な目的もある。

「覚えてないのに、初めてって言えるの?
もう少し、用心深くした方がいいんじゃない?
あんな事をした僕と一緒に周りたい、なんて言っちゃう事も含めてさ。」

彼女が先ほど口にしていた事、事情をくみ取る事は出来ないから、何が起きたのかを知る術はないけれど。
質問のついでに、大図書館に寄った時に買っておいたミルクセーキを差し出しながら。

「僕がまた我慢できなくなって君を手籠めにしようとしたら、どうするの?」

彼女を問い詰める。
逃げ出すだろうか、攻撃するのだろうか。
彼女の事を知りたくて、疑問を投げかけた。**

 今は只、君を翻弄し続けていく。
身体の至る所に触れていき、触れる場所全てを溶かしていく。
蕾を花咲かせ、果実は熟れさせて食べごろに仕上げていく。

 君が胎に抱える熱に気づくことはできないが滲む汗と溢れ出した愛蜜の匂いをフォボスは敏感に嗅ぎつけている。
声が我慢できなくなるほどに色艶はくっきりと現れて紅潮していく肌はやはり美しいものだ。

 下着を外したその時から、君が僅かでも身体を動かせば乳房はたわわに揺れる。
嬉しいと口にする君はとても乙女ちっくだ。
にんまりと笑みを浮かべてしまうのも無理はないだろう。
それが脱いでいるときに重なるともう満面の笑みでしかない。

「声も、かわいいな」


 口づけの合間に囁く言葉は褒め言葉。
唇の隙間から零れ出る吐息の歌がどんどんと男を興奮させていく。
触れるごとに確かに存在を誇張していく尖りは君が感じていることを教えてくれる。
肩が揺れればそれを追認し、腕をあげているものだから乳房はより無防備にフォボスの手の中にある。

 尖りを挟み込む指に少しずつ力を入れて痛くなる手前まで挟み込み、先端だけは優しく触れる程度に撫でていく。
ふと感じるのは筋肉が張った腿だ。
君の脚が触れて擦り付けてきているのは無意識だろうか。

「…………感じてくれてるな。
 うれしーぞ」


 脚の合間が濡れてきていることは匂いで分かっている。
フォボスは両方の尖りから指を離すとタリィを膝の上から太ましい腿の上に座らせた。
腿の上を跨がせるように座ってもらえば濡れている場所が無防備に鍛えた腿に触れるだろう。


「タリィ、わかる?
 もっと、そうなるようにするね」


 押し当てられれば濡れているのに気づくだろうか。
気づかなくても気づくようにするために、両手を君の肩に乗せる。
肩に乗せた手はさわさわと肌に触れながら二の腕に降りて腕を内側へと寄せさせた。
たわわな実りが挟み込まれてぷるんと差し出され、フォボスは唇にキスをすると首筋に、胸元にと肌を啄み豊かな胸を唇で吸っていく。
最初は乳房の周辺部から始まり唇は次第に芯へと近づいていき、フォボスはにんまり笑みを浮かべた。
腿を揺らして股を擦ると同時に先端にしゃぶりつき、ちう、と吸い付いて尖りを味わっていく*

[君の眼差しに、指の動きに翻弄される。
熟れた躰がますますの刺激を望むまで。

どうやってか己の体の変化を察しているのかもしれない。
絶妙な指使いや、浮かべられた笑みにそんな風に思う。
――実際は多分、違うことを見て、考えているのだろうけど。
まさか胸が揺れる様を楽しんでいる等々とは。閑話休題。

口づけの合間に漏らされた君の言葉に、
ぼっ、と音が出るような錯覚を齎すほどに頬が赤らむ。
嬉しいのと、恥ずかしいのがないまぜになって。
漏れる音が甘さを増してしまう。

君に伝わる私の興奮は、はしたなくもしっかりと
その体で君の目や指を楽しませているのだろう。

無防備名ふくらみは彼の手の中で形をかえる。
指に強く揉みこまれたものはじん、と痺れる心地を己に与え
同時に優しく触れられた先とのギャップに、
背筋が快感に襲われて。躰が悩まし気に震えるほど
それに感じているのだと君に伝えるだろう。

――君の腿が触れる、私の沁みだした蜜も、また。]

 ふ、ぁ……。
 
[指摘しちゃやだ。恥ずかしい。と言いかけて。
甘い口づけで呂律がまわらなくなった口が開き
離れる肉厚のそれが名残惜しいとばかりに口元から見える、赤色の舌。
 
膝から、腿へ移された私の体はそれを跨ぐことで布越しではあるが、
濡れた感触を座らせた男に、座った私に伝えたのだ。
ぐちゅ、と音がする。
擦れる布の音か。それともぬれぼそった蜜が摩擦で鳴らした音なのか。
或いは、両方なのか。]

 ぁ、もっ、と……?
 ――ふぉぼす、っ。

[濡れてる。君に名前を呼ばれたらじゅん。とまた内から蜜が零れている。
君の指使いや触れている肌だけではなく、声も刺激となり。
頸に回した腕が震えるほどに、それは顕著に私を苛む。]

 ぁぁ、すわ、れ……じんじん、する。
 ぃ、ぁ。 っぅ。

[子ができたら、こんな風に吸い付かれるのかもしれない。
その時に今の状態を思い出したらどうしよう。

――きもちよくて、快感に震えて。
君の胸を吸う口元に、たわわな2つを押し付けるようにしてしまう。堰き止める唇がなければはしたなく嬌声を漏らす、自分を。

君の肩口に顔を埋めてしまえば、こんな風に啼かずにいられるのか。
実際動こうとしても嬌声が零れるだけになってしまいそうだが。

潤んだ瞳で、君を見る。
もっとと強請るのか。或いは続きを求めているのか
或いは――両方、か。
君を希求していることは、確かなのだ。*]                                                                                                                                                                                                                             

 君という花が少しずつ咲いていく。
蕾であった肉体は愛蜜を湛えるようになっている。
白き花は全体的に紅潮しているが一瞬で湧き上がる赤は見ていると庇護欲をそそるものだ。

 視線がどこへ向いているか。
揺れる胸はもちろん楽しいが一番は浮かべる表情だ。
肉体から感じてくる悦に身体を震わせるときの浮かべる表情がいい。
君の感じる興奮が、自分の熱を滾らせ続けていく。


「そう、もっと――」


 赤色の舌に別れを告げて尖りを吸う。
震える身体は掌から逃れることなく膨らみを押し付けてくるとそちらもしてほしいのかともう一方にも吸い付いた。
本来丸ごと食まれることはないだろうほどの乳房を大きな唇で捕らえたままに尖りは艶やかに濡れていく。

 感度のよいところは少しずつ広げていこう。
すっかりと両の色づきがよくなると乳房の外側に舌を這わせていく。
腋に口づけ、舌を這わせて味わい尽くしてから鎖骨を辿り頭をあげると君の潤んだ瞳が見つめてくれる。
熱に浮かされた瞳は自分を求めてくれている。


「じんじん、いっぱいした?
 お股も、たくさん濡れてきたかな」


 赤い舌を巻き込んで唇を重ね合わせると背中へと手を回した。
背筋を撫でながらもう一方の手で腿に跨る内股を指先でなぞりあがる。
捲れたスカートに触れるとたくしあげて下着を露わにしてしまえば、指の腹でそっと君の秘裂に指を這わせる。
ここも気持ち良いよねと瞳で語り掛けながら指先は奥ではなく手前の淫核に触れ優しく優しく、下着ごしに円を描くように撫でて君の欲情をかきたて愛蜜が太腿を濡らすほどに快楽を伝える。*

[他人のことなんてもうどうでもいい。
稀有な眼差しに包まれる外の世界から切り離された場所なら、なんでも出来そうな気がしてしまう。

背に回された手に身体が微かに反応すると、ただ重ねるだけの口付けでは収まらなくなってきた。

今ですらもう熱で頭がくらくらするのに止まらなくて、舌が唇をつつくと口を開いて受け入れるように口付けを深くしていく。
それでさえ足りなくなると、指でステラの身体をなぞり、服の中へと忍ばせて直に肌へと触れ。唇を離せば、唾液の糸を引く。]

フード、とってもいいか?

[外ではずせないものは、全部取り払ってしまいたい。
許しがもらえるならそのままフードをとり、嫌だといえば触れず。

首筋に口付けを捧げながら服の中に忍ばせた手で下着を外そうと留め具を探す。]*

[明後日のなんて話も、今はもうどうでもよくなる。

舌を受け入れてもらうと、絡ませて、深い口づけをかわす事に。
絡ませて、撫でて…思い出したように止まりそうになっても、逃げたわけではないから、絡め合う為、すぐに思い出す。]

……んっ…っ、……ふっ…

[服の上からでもなぞられると、ピクリと反応するのに、それが中へと忍び込めば唇の隙間より、吐息を漏らしてしまう。
触れられることが、熱い。でも触れられただけで、気持ちいい。
もっとと、躰を擦りつけるよう。

唇が離れ二人をを繋ぐ、糸にほぅっと見つめていたが、フードの事を言われると、一遍してしまう。
淫魔の血より、その一瞬、エルフの血の方が勝つため。

フードを外すと言うのはやはり恥ずかしい事だけではない。
こんな事をしているからか、服を脱がしていいかと聞かれているも同然に聞こえる為。]

……いいですよ。


[声が小さくなってしまったのは、フードを取ってさらすという以上に、裸にすると言うのを同意したようだから。
随分見えていたとはいえ、ちゃんと外した曝す顔は真っ赤である。
見せないようにしてきたから、逸らしたい気持ちもあるが、ちゃんと見せたい気持ちもあって、見上げて、でもすぐに視線を逸らす。

首筋への口づけがくすぐったく、背を逸らすと、何かを探す動きがくすぐったくも感じるが、その間に]

……今度は、フード
だけ
を付けたままっていうのも、いいかもね。

[そんな囁きを落とす。
だけ……と言うところを強調したのは、想像させるため。
フードがついたマントじょうのようなものだけを身に着け、他は何もと言う。
そんな事をすれば、きっと表情は見えないだろうが、それでも覗く唇だけの動きに、どう感じるか。

そんなのをすべて想像と甘い、誘惑を――。
そんな誘惑が終わるころには、下着の戒めも外れていたかもしれない。]

[はだけて肌を晒していく。
それがたまらなく、熱くて、恥ずかしくて……。]

……先輩、お願い……これも、外して?

[男の背から左手を滑り落して、身に着けているブレスレットを見せる。
それは淫魔の血を抑えるためのもの。
それを外してほしいと願う。外せばもう止めるものが無いのは解っているが、無理やり止めるより、解放したいと言う気持ちが大きくなったため。

自分で外せばいいのだが、フードを服をはずして、少しずつ相手の手で曝け出していくのだから、総てを相手の手で、取り払ってもらいたくて。*]