人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



 来なくていいって言ったっしょ。

[あくまで努めて冷静に、心のうちに抱えたものを抑えて。
 けれども、念を押してまで告げたことを破ったことに対しては怒らなければと、意識して、静かに怒りを載せる。]

( ……ダビーを見送るついでだとか、
  そういう口実で待ってたとかってやつ? )

[実際のところ、この時のスピカのくちびるは、何の言葉も発してはいなかった。
 ふっと過ったこの可能性を、けれどゾズマがこの場で確かめることはしない。
 ――これ以上スピカと一緒に居てしまえば、何も気にせず笑って眠りに就くなんて、きっとできやしない。
 一度、「わかったよ、しょうがない」とでもいうように(そういう顔を作れていたか否かはゾズマ自身には自信はなかったが)眉を下げてみせてから]


 それじゃ、行ってくる。

[精一杯の笑顔に切り替える――無理やりにでも笑顔を作って、スピカに向ける。
 それから先は振り返らず、真っすぐに、コールドスリープルームへと踏み込んでいった。**]

【回想:コールドスリープ室】

[……その後、先ほどとは全く別の意味で“笑えなくなる”意地悪をチャンドラから聞かされながらも。
 最後のさいごにきちんと笑顔を見せられたのは、あの事故の件についての、搭乗者としての彼女の答えをはっきりと聞けたから。
 そもそもが様々な要因が重なってのあの事故だった、ということ。そして万が一ゾズマに責があるとしても――、と。]

  …………ありがと。

[チャンドラが自分に「償われる覚えはない」というなら、彼女に許されようとすること自体がそもそもおかしかったのかもしれない。だからここでゾズマが零したこの感謝も、筋違いだったのかもしれない。
 それでも、胸の内の重みがひとつ下りたことで、自然とこう伝えていた。]

[こうしてゾズマは心置きなく――部屋の前でスピカと鉢合わせたことも、努めて忘れて――笑って眠りに就く。

 「健康でいられるように」するというチャンドラの言葉も疑いなく信じて。
 長い夢路に就く前の最後の記憶として、その柔らかな微笑みを、脳裏に焼き付けて。**]

[――今までどんな夢を見たのか、覚えていない。
 夜明け前のスピカとの邂逅が過って、募らせた心の乱れが齎した色を――まるで今日の予知夢であるかのように――観ていたのかもしれない。
 いつかのルヴァの言葉が過ったことでの、眠り際になってからの漸くの気づきが、ふわりと形を成したのかもしれない。
 なんだか例のアレのレシピの話が頭の中に残っていて、ゲイザーとアマノに両側から取り押さえられながらチャンドラに例のアレを飲まされる悪夢を見ていたのかもしれない。

 ともあれ、ゾズマの意識はまるで幽霊のように、“眠れる者”にだけ知覚できる形を成す。]


 むぅ……おつか、れ?

[両足で立ってこそいたものの寝起きそのままのゾズマの意識に、ルヴァの声が入ってくる。
 自分と同じ日に眠りに就いたダビーの声も。
 ラサルハグからの、まずは、休もう、という労わるような声も。]

[そうして暫くは事態が飲み込めていないままの調子だったのだが、ルヴァからの説明で、漸く目が覚めたように目を見開いた。]

 あー、そうだった。そういえば。

[整備担当者として、コールドスリープ中の使用者への影響についての話はあらかじめ何かの折に耳にしていた。この艦の中でもスピカから話があった
 何度も聞いていたつもりですっかり度忘れしていたことに思い当り、「ある意味きつい」というダビーの言葉に頷かざるを得なかった。
 同時に――仮に自分が残され続けていたら、本当にルヴァにもどかしい思いをさせていたのだろう、とも。]


 とりま、うん、休む。もう寝てるっちゃ寝てるけど……。
 仕事張りきった分はゆっくりしてくよ。
 マジ、もうこうなっちゃやれる仕事も何もないし。

[そうラサルハグに告げてから、何処かに行く彼を見送ろうとして――。
 一度だけ、呼び止めるようにその背に声を掛ける。
 彼の義足があった右側の空白に、一度、目を留めてから]

 アタシ、ラスと――機関士長チーフと一緒の艦で、
 少しでも役に立てて、良かったです。
 っていうとホントの仕事上がりみたいでアレだけど
 なんか、言えるうちに言っておきたくて。

[2年前のことを思いながらも、“いま”抱く感謝を告げる。
 それだけ告げれば、あとは今度こそ本当にラサルハグを見送る態でいるだろう。

 「色々な要因が重なって起きた事故なのだろう」とはチャンドラが告げたこと。
 そしてあの事故で挫けた自分に光をくれたルヴァもここにいる手前、自分を責める言葉は口にしない。
 あの事故の後特に公的な処罰を受けなかったこと、そして自分が今この艦にいられることが、ラサルハグの力添えのお陰もあってのことだとは、未だ知らぬまま]

[さて、酒盛りだのなんだのという話を傍で耳にしていたゾズマは、この時のルヴァが内心何を思っていたかなど察することもないまま、穏やかな心地でひとり思う。]

( そっか、アイツは。
  アタシにとって、トモダチ、なんだ )

[あの時の“気づき”の続き。意識が落ちる間際の記憶がなくとも、その時得た“気づき”は既に確かな意思となっていて]

( アイツも――…
  トモダチ・・・・として、心配してくれたり
 悩んでくれたりしてたの、かな )

[ルヴァが眠りに就いたあの日、彼が何故あの後まったく声を掛けてこなかったのか。
 その意味をゾズマが正しく察せられなかったのは、自分自身がたった今スピカに似たような向き合い方をした手前だった、というのもきっとあっただろう。]

[その“友人”(この時のゾズマはそう認識していた)からの労わりの言葉に、はっと顔を上げる。
 そのひとの穏やかな微笑に向き合った時、ゾズマの頬は自然と緩んでいた。]

 ありがと、ルヴァ。
 うん、すごく頑張った。やりきったよアタシ!

[声に誇らしさを滲ませ、緩んでいた表情をはっきりとした笑顔の形にした。
 まるで幽霊のような、文字通りの夢心地の状態のルヴァが、どの程度まで昨日の自分の奔走ぶりを見ていたのか否かは分からずとも。
 多分自分で知っていたよりも遥かに、彼のそのひとみは自分に向けられていたのかもしれない、と思う。]


 って、聞いてほしいこと?
 勿論、いいけど―――。

[「落ち着いたら」ということは火急の用件ではないのだろう――とつい考えてしまう辺りが、先ほどまでの仕事人脳の延長だった。多分これは本当に一旦落ち着いたほうがいいやつだ、と自らを推し量る。
 その待ち合わせ場所が何故彼の部屋なのか、ということを気にすることは特にないまま。
 ここで一旦、ルヴァを見送り別れることとなる。**]

メモを貼った。



そうだな。
やっと、お前のワーカーホリックが解消できるな。

[呼び止められて振り返る。
 立場的にも現実的にも、メカニック班として、顔を合わせることは多い。
 この脚の事故で知った彼女だったが、
 想像以上の仕事ぶりにかえって助けられたことは多々あるであろう]

そんな台詞は、帰り着いてから言うことだ。



でも、まあ、
ゾズマがいて、よかった。

[もし、この旅から戻れて、
 また、船に乗れるならば、
 一緒に仕事できればいいな、などと、考えることぐらいは許されていいだろう]**

【人】 カウンセラー サダル



[ 小松菜の煮浸しと
  あんこ玉の食べ過ぎて検査落ちしたら。
  アマノはつくづく罪な男だと思う。>>243

  読むことで、作り方を学べる児童書。
  食卓に並んだということは、
  彼は本当に真面目に料理に向き合っている。
  ラサルハグに付き合い続けると言い切った時の、
  瞳の輝きもそうだけど ……。

  第一印象はいかにも偏屈な
  学者先生という感じだったのに。
  光のような男だなと、今では思っているよ。
  
彼氏とお幸せにね。
 ]
 
 
(250) 2022/07/18(Mon) 20:20:12

【人】 カウンセラー サダル



[ 職務に忠実で、
  課せられた仕事を正確にやり遂げる。
  しっかり者の印象が強いスピカ。

  おそらくそれだって彼女の一部なんだろうけど
  実際に話してみたら、
  思ったよりずっと情が深い女性だった。

  君の心の柔らかい部分。
  時に君を苦しめる要因になるかもしれない。
  それでも大切にしてほしいと願うよ。

  弱さを知る人間にこそ、
  差し伸べられる手もあるだろうから。 ]
 
 
(251) 2022/07/18(Mon) 20:20:40

【人】 カウンセラー サダル



[ バーナードとは抽象的な会話が多かったね。

  だから正直君の悩みや、試みも、
  はたまた誰かの可愛い猫チャンなのかも。
  全ては推測どまりに過ぎなくて。
  なので、見当違いだったら恥ずかしいんだけど。

  どうか自分を大切にすることを学んでほしい。
  …… きっとそれは、
  君を大切に想う人の幸せに繋がるはずだから。

  カウンセラールーム。
  遊びに来てくれて、ありがとう。 ]
 
 
(252) 2022/07/18(Mon) 20:20:51

【人】 カウンセラー サダル



[ そんな話を直接するべきだったかもしれない。
  
  ただタイミングが悪かったかな。
  活動を再開したらしいアンテナ含めて、
  おそらくゆっくり話せる機会はないままに
  その時は訪れて。

  …… 先に眠りに落ちた君達にも。
  きっと僕の知らない顔があったんだろう。

  可能ならそれを知ることができる未来。
  望む心と共に、スリープに横たわると。 ]
 
 
   ─── 嗚呼、でも君はそうだね。
   みんなを見送っているんだったね。
 

[ 言葉と共に、目線を軽く上げた。 ]
 
 
(253) 2022/07/18(Mon) 20:22:34

【人】 カウンセラー サダル



   …… もし君が先に眠るなら。
   最後くらいは見送ろうと思っていたんだよ。


[ アマノが眠ったのはいつだったろう。
  僕より先か後だったか。

  最後に会うことが叶っただろう一人には、
  結局意味のなかったここだけの話。
  秘めやかに伝えた後。
  眠るための麻酔を打ってもらって。 ]
 
 
(254) 2022/07/18(Mon) 20:23:20

【人】 カウンセラー サダル



[ ひとつの答えに対し、ひとつの質問。
  それはあの瞬間だけの
  ルールだったかもしれないけど。 ]


   先に僕の話をするよ。
   僕はサダル・マリア。
   役立たずなカウンセラーをやっているよ。
   
   僕は君のことを
   特に友達とは思っていなかったんだけど ……
 
 
(255) 2022/07/18(Mon) 20:23:59

【人】 カウンセラー サダル

 

   それでも。
   僕の友達になってくれますか?


[ 僕が一度もダイスで勝ったことがない彼。
  そうだね。ルヴァにも答えないと。
  麻酔が身体に回って来るにつれ、
  そんな意識が、とろりと溶けていく。

  質問の答えは。
  別に目覚めた後でちっとも構わなかったから。

  それじゃ。おやすみなさいと。
  まるで次の日も当然朝が来るかのような口調で。

  いつもと何も変わらない。
  微笑みをひとつ、君達に送ったら。
  僕は両の瞼を静かに落とした。 ]**
 
  
(256) 2022/07/18(Mon) 20:24:39
カウンセラー サダルは、メモを貼った。
(a55) 2022/07/18(Mon) 20:29:19

【食堂】

[アマノとの会話の様子を側で聞いてはいたが、やはりあまり精神状態は芳しくなさそうだ。

何を思ってアンテナが彼女を残しているのかというなら、今日はまだ管制官としての役目の部分で理解できなくもないのだが]

……俺の言葉はさすがに届きはしないだろうが。

[というより、実際に話しかけてもみたのだが、やはりさすがに側にいるとは言え、聞こえはしないようだった。]

どちらにしても、もうじき分かることか。

いいさ、何があっても俺はお前の側に最後までついていよう。
仮にもう一度会えたなら、その時はきちんと迎えてやろう。
その決意も、今は聞こえてはいないんだろうが。

[一人そう決意し、スピカの向かう先に向けてふっと消えた*]

【食堂からメインデッキへ】

[パンがらできたり、食事をらしたり、
 意外とみんな落ち着いてるのかな、とか、
 かなり楽観的思考だったことは、否めない。

 ただ、スピカのことも気になって、
 メインデッキに向かった時、

 そこにいたのは、アンテナ。
 しかも、どうやら!感情レベルが上がったアンテナ]



[アンテナなら手元、向かい、データ処理状況を見る。
うん、かなり、スピカが絞り込んでいると信じてた。]]**

― 少し前の医務室 ―

お、おおぉう………

[チャンドラとバーナードの応酬は
ぽかーんとしながら間で聞いていた。


完全に平静を欠いている様に
まあちょっと二人とも落ち着け。
と言いたいけれどその声が届くはずもなく。

うわーせんせーのこんな顔初めて見たぁー。
なんて先日のアマノ相手に似た感想を抱く。
いやそのつもりはなかったんだ、許して。

やがて話が終わり、バーナードが去っていくまでを見送って。]

……なんか。ごめんね。せんせー………

[やや沈んで見えるチャンドラに、
多分見られたくない場面だったろうな……と思い、
医務室を去る前残ったチャンドラにぽつり零すのだった。**]