人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 カウンセラー サダル



   僕はね。
   どうも他者に共感するのが苦手らしい。


[ ルヴァの前にも砂糖のポットを移動させながら。
  紅茶だったらジャムでもいいかもしれない。

  勿論喜怒哀楽は理解できる。
  人がどういった状況下において、
  その心を震わせるかも。

  ただその気持ちをまるで
  自分のことのように受け止めて。
  共に怒ったり、涙を流すことが、
  僕にはできない。 ]
 
 
(84) 2022/07/11(Mon) 10:40:27

【人】 カウンセラー サダル



[ 義務として受ける適性検査。
  カウンセラーが選ばれたのは、
  サダルにしても意外だった。

  おそらくその職に求められるもの。
  巧みな話術、警戒を与えない容貌。

  そして、
ミイラ取りがミイラにならないこと


  カウンセリング相手が見せる深淵に、
  サダルが呑み込まれることはない。
  一緒に沈んであげることすら>>0:199
  僕はしてあげられないから。 ]
 
 
(85) 2022/07/11(Mon) 10:41:40

【人】 カウンセラー サダル



   つまり僕は、人の心に寄り添えないから
   カウンセラーになったんだ。

   だからできることを職として。
   人類の発展に貢献している君達を
   心から尊敬しているんだよ。


[ そんな話をしているうちに。
  熱い珈琲も飲み頃になっただろう。 ]


   僕の話。
   少しは退屈しのぎになったかな?


[ カップを傾けて、こくんと喉を鳴らしたら。
  口角をあげて、微笑んだ。 ]*
 
 
(86) 2022/07/11(Mon) 10:43:31

【人】 メカニック ゾズマ

【リネン室】

[ラサルハグ>>79が担架を取りに行った後、倒れたままのゲイザーの様子をルヴァ>>78と共に見守る。
 ゾズマからも彼女の名を呼び掛けながら。
 ゲイザーからは視線を外さないまま、声だけをルヴァに向けて]

 ううん、ラスとアンタ以外は見ていない。
 スピカは通信があったから、
 まだメインデッキだと思うんだけど――

[ルヴァも既に館内放送で承知している筈と思いながらも、言い添える。
 言い添えながら――暫しの沈黙。
 「女の子の悲鳴」。それがここにいるゲイザーのことでないならば?
 アンテナは悲鳴を上げるような“女の子”ではないとゾズマは考えている(そもそもそんなことが万が一にでもあれば、自分の耳にも届いている筈だ)。そしてゾズマは、船医であるチャンドラを女の“子”とは捉えていない。
 つまり。]
(87) 2022/07/11(Mon) 10:47:27

【人】 メカニック ゾズマ


  …………それアタシだわ。

[しっかり悲鳴を聞かれていた>>72事実を察した。
 それもこの悲鳴、非常にしょっぱい原因による悲鳴であり、この異常時空ハリケーンの被害のうちにも入らない。
 そう、ルヴァが真面目に心配するような案件ではあり得ないのだ。]

 ごめんマジ騒がせた。

[ゲイザーに向け続けている顔には、明らかに気まずさが滲んでいた。]
(88) 2022/07/11(Mon) 10:47:46

【人】 メカニック ゾズマ

[思えばルヴァには“何度か”助けられていたな、と、この状況に無関係なようでそうでもないような思念が浮かぶ。
 この時はリネン室を離れていたラサルハグもまた、2年前のあの事故の後に陰で便宜を図ってくれていた>>0:220>>0:224――なんてことまでは、ゾズマの知るところではなかったのだけれど。

 “何度か”のひとつは――始まりといえるそれは――それこそあの事故の後のこと。
 整備班の不備の可能性に異を唱えた者もそうでない者も、何人か、落ち込んでいた時に声を掛けてくれた。ルヴァもそのひとりだった>>0:245
 その時のゾズマにとっては、この新米調査員は単に“なんかぶっ壊れたメカ持ってきてた”程度の認識しか持てなかった相手。
 けれど、ささやかなものだったかもしれないその声が、もう一度立ち上がる力になったのは確かだった。

 そして、“何度か”のもうひとつを特筆して挙げるとすれば。
 それはつい先ほどの、打ち明け話をする機会を得たこと>>0:246>>0:248
 話の切欠となったバッテリーをルヴァが拾ってきたのは、あくまで偶然に過ぎなかったけれど]
(89) 2022/07/11(Mon) 10:48:10

【人】 メカニック ゾズマ


 なんってか、ルヴァ。
 こっちこそ、ありがとね。

[この場で唐突にルヴァに呟いた感謝は、あの時>>0:252なんだか言えずじまいになっていた言葉。
 照れくさかった、というのではなく、単にその時に言葉としてまとまらなかった、というだけなのだけれど。]

 あの時も言ったけどさ。
 アタシ、自分の故郷が好きかどうか、
 自分での記憶がなさすぎて、よく解らないんだ。
 けれどママ――母から聞いた故郷の話、
 自然のこととか、人のこととかの話は、好きだし。

[問い>>0:254に対してその時告げたことを、ぽつりと繰り返してから]

 って、なんかこんなこと言える相手って
 ホントに今までひとりふたりだったから、
 吐き出せたっていうのかな。そんな感じで、有難かった。

[ある種の感傷じみた心地に浸りそうになりながらも、けれど目の前の現実へと意識を引き戻す。]
(90) 2022/07/11(Mon) 10:48:28

【人】 メカニック ゾズマ

[そのうちに、ラサルハグが担架を持ってこちらに戻ってくる。]

 よし、じゃあ運――…

[ルヴァがこの場に留まり続けてくれているこの状況下、もしかして、この場でのゲイザー搬送班はラサルハグとルヴァの二人>>80に自動決定されるのではないか?
 それが「女の子だから」だけの理由であれば抗議すべきところだが、悲しいかな、性差だとか種族さだとかを置いて、この専業メカニックがそこまでの力仕事に得手という訳ではない。
 否、機械を扱う身が非力でいい訳がない(固いボルトその他はいくらでもある!)のだが、戦闘員も兼ねた調査員に比べたら力の差は目に見えている。それでいて機関士長よりも体力がない身だというならば――。]

 ……うん、ゲイザーのこと、任せたよ。
 アタシは道中を確認しながら、
 メインデッキに先に集合してくる。

[食事は三食きっちりとるべき、なんて妙な考えを脳裏に過らせながら、担架の担い手はラサルハグとルヴァに任せることなった。**]
(91) 2022/07/11(Mon) 10:51:38

【人】 生物学者 アマノ

【研究室/いつかあったであろう日】

────ダビー……?

[今ひとつ記憶に残っていない固有名詞を出され >>74 首を傾げるも、それは誰だと問うような野暮をする前に、この船の操縦士の名前である事を思い出す。

俺と違うタイプということは相当に社交的外向的なのだろうか。
目の前のこの女史以上に?]

えー────────。

[雑談は苦手だと吐露すれば、己を聴衆と思い勝手に話せ、ときた。

そういった返しはまるで想定していなかった俺は、思わずまじまじと彼女の顔を見つめてしまったが、スピカは実に楽しそうだった。]
(92) 2022/07/11(Mon) 10:52:36

【人】 生物学者 アマノ


それは……"講義"に近くなるが、それでも?

[問うたら大歓迎とばかりに頷いてきたので、俺はRUKKA-Vについての事を、掻い摘まんで話し始めた。

それは後にバーナードに語った内容 >>63 よりも数段濃いもので、きっかり10分。

"聴客"は彼女の方便かと思いきや最後には的確な質問まで飛んできて、俺は"話し上手は聞き上手"というどこかの格言を思い出す。

だから、まあ、オートクレーブの安定が確認できて作業に戻れる段になったのに、問うてしまったのは、きっとそんな彼女の雰囲気に当てられてしまったゆえのものだったんだろう。]
(93) 2022/07/11(Mon) 10:53:05

【人】 生物学者 アマノ


君の、その────行動の原動力は、何なのかな。

乗員の人となりを認識することで、航行の安全の担保を得る……といったものなら、俺にも理解できるのだが。

[だがスピカを見ていると、そんな打算的なものよりも純粋に"目の前のその人物を知りたい&色々知りたい"の欲が先行しているように見える。

後者は理解できる。知識欲に関しては常人以上と自覚している。
だが前者となると、"知ってどうする"という思いばかりが俺にはあった。

家族でも無ければ友人でもない。同僚とも言い難い。
行きずりの、"短期間での仕事仲間"という程度の間柄。

人となりなど、知れば知っただけ、"知らなければ良かった"という事も、起こりうるかもしれないのに。**]
(94) 2022/07/11(Mon) 10:53:50

【人】 カウンセラー サダル

─ カウンセリングルーム:バーナード ─



   おっと。それ以上はいけない。
   親友がいないだけで、
   友達は100人いるかもしれないだろう?


[ いないけど。 ]



   簡単な話だよ。
   珈琲は一人でも飲めるけど。
   友達は一人では作れないからね。

   イマジナリーフレンドって手もあるけど。
   そこまで僕の精神は急を要していないんだ。
 
 
(95) 2022/07/11(Mon) 11:02:20

【人】 カウンセラー サダル



[ 僕がカウンセリングを受けてるみたいだね。

  そんな印象を抱きつつも。
  対象に興味を持ってもらうのも、
  ひとつの理解の方法だから。
  自分語る経験が、皆無というわけではない。

  NGになりそうなワードだけは避けつつ、
  彼の興味を引きそうな話題を模索する。 ]


   バーナードにはいるのかな?
   友達でも、恋人でも、
   はたまた庭の隅に生えている草でも。

   そうだね。
   君が自分の生命より優先してもいい。
   そんなふうに思える相手が。
 
 
(96) 2022/07/11(Mon) 11:02:22

【人】 カウンセラー サダル



[ サダルが対話相手に求めるもの。
  それは快適さや心地よさを
  主軸として展開しているわけではない。
  
  だからね。
  一般的にやりにくい≠ニ称されるような
  相手だとしても。>>28

  君と過ごす時間。交わす会話。
  好みとは外れた珈琲の味。
  僕は十分楽しんでいたよ、バーナード。 ]*
 
 
(97) 2022/07/11(Mon) 11:02:25
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a21) 2022/07/11(Mon) 11:38:29

【人】 管制官 スピカ

【研究室/いつかあったであろう日】

[アマノの"講義">>93はとても興味深いものであった。
全く未知の分野の話ではあったが、こちらの知識レベルに合わせた内容で、理解できなかった部分(おそらく顔に出ていたのだろう)を察すると嚙み砕いて説明してくれる。

本当に理解している人間はどんな相手にも説明できる、という俗説を実証しているかのような内容だった]

 なるほど、つまり夢の技術……、いや、夢を現実にする技術の研究と言うわけだ。

[その捉え方で大丈夫か?という意図で声をかけ、コーヒーを一口]
(98) 2022/07/11(Mon) 11:52:40

【人】 調査員 ルヴァ

[平時からしてみれば極めて真面目な表情で
ゾズマに問えばしばしの沈黙。>>87]

…………へ?

[ぽかんとした後彼女の顔を見れば
なんだか気まずそうな色が浮かんでいて。>>88
何か悲鳴をあげるようなことがあったのか?と
まじまじ見たが特にケガなどをしているようでもない。]

……え、あ、そう?なんだ?
や、なんでもないならよかったけど。………んんっ。

[しかし、こんな風に表情を表に出すゾズマはちょっと珍しい。
不謹慎ながらやや笑いそうになってしまったのは
堪えたけどばれてしまったかもしれない。
口元に手を当て、こほんと咳払いをして。]
(99) 2022/07/11(Mon) 12:02:20

【人】 調査員 ルヴァ


んん?

[唐突な感謝の言葉に首を傾げる。>>90
なんかお礼言われるようなことしたっけ?と思ったが
どうやら先ほど食堂でした話にかかっているようだった。

故郷が好きかどうかへの答え。
繰り返すように語られて、ぽりぽりと頬をかく。]

あ―――……や、そんなん全然いーんだけどさ。
気が軽くなったなら何よりだし。
またなんか吐き出したくなったら聞くし?
頼ってもらえたら僕としては嬉しいし。

[ま、艦内には気心の知れた友人のスピカも
話を聞いてもらいたいなら本職のサダルもいるわけで
別にわざわざ自分を選ぶ理由なんてないんだけど、
選択肢として置いておいてくれたらさ。

ほらまあ、彼女の「お礼」>>0:170
まだ保留になったままだしね?]
(100) 2022/07/11(Mon) 12:03:15

【人】 メカニック ゾズマ

【少し前には、平和なお茶会をしていた、のに】

[「随分物入りだった」とのダビー>>0:249の言には、僅かに迷いながらも正直に「うん……」と頷いた。
 ともあれ選んだスコーンの味を彼に好いてもらえたようで、そのことにほっとしつつ]

 そっか、ダビーの星って
 お茶栽培が盛んなところなんだ?

[良い葉は売っちゃうくらいだし産業になっているのだろう、とひとり納得しながら相槌を打つ。
 軍に入ってから暫く戻っていないというその星の話を促すゾズマは、けれどもスピカ>>0:270に名前を出された時には]

( 気になるっちゃなるけど…… )

[この「気になる」、実際のところ、スピカの好奇心に比べれば小さなものだろう。少なくともゾズマの顔はこの時も、特に変化のない無表情だ。
 どちらかといえば、以前置いてけぼりにした相手とちゃんと話をしたい、という意識の方が強く出た結果としての興味でしかなかったのだろう。
 ダビーからも何かこちらの興味の有無を確かめるような視線が来ている中>>11、ほんの少しの間だけ、沈黙を作った。]
(101) 2022/07/11(Mon) 12:07:40

【人】 メカニック ゾズマ

[“自分の好奇心を満たすために誰かを利用する”スピカの悪癖については、折に触れて実感はしていた。
 そしてこの時のこのスピカの話の促し方も、その一環なのだろう、と思ってはいたのだが]

( これ一回怒っとくべき?
  アイツも、こういうのあってから
  なんかギクシャクし始めたみたいだし…… )

[スピカが件の愚痴>>0:97>>0:98>>0:167を零していた相手は、彼女のバーチャルペットであってゾズマではなかったのだけれど、この時ゾズマはそんな風にふっと考えていた。
 もっとも、ゾズマが他者の感情の機微を察するのに長けているかと聞かれれば、ゾズマ自身の自覚で言えば“No”。
 だから実際、利用された相手がこの時どう思っていたかははっきりとは知れないし、この一件が本当に「アイツ」が――あの技官>>0:226>>61>>62がスピカから離れていった、その切欠になったか否かも知れないのだ。]
(102) 2022/07/11(Mon) 12:09:55

【人】 管制官 スピカ

[だが、アマノの質問>>94には虚を突かれたようで、一瞬きょとんとした顔になる]

 原動力……?考えたことなんかないなぁ……。

[知りたいから知ろうとしているだけだ、という回答は恐らく望んでいるものではないだろう。
何故か?と自分に問うた]

 うーん……、そうだね、多分「そういった人が自分の人生にいた」という証が欲しい……のかもしれない。

[それなりに生きてきて、もう二度と会えない人もいる。
だが、自分の中ではその人と過ごした時間はなくなることはないし、今は亡き人物だとしても、自分の中では間違いなく生きているから]

 知っていれば知っているほど、私の中では話したこともどういうことをしたのかも思い出せるからね。
 だから、色々知りたいのかもしれない。

[現に今アマノはスピカの中で「夢の技術の研究をしている研究者」として刻まれているのだ**]
(103) 2022/07/11(Mon) 12:09:58

【人】 メカニック ゾズマ


 ……スピカほどじゃないよアタシ?
 っていうとダビーの話に興味ないって
 言ってるみたいでアレなんだけどさ。
 家族の話とかも、普段聞けることじゃないし、
 折角だし聞いてみたいなーっていうのはマジだよ。 

[第三者であるダビーもいる手前、ゾズマは怒るのではなく、事実の指摘のほうだけを選び]

 ってか言ったじゃん、ダビー。
 面白くなくても気にすんなって!
 スピカはもう興味アリアリなんだし、
 話しちゃいなってばー。

[そうダビーに促すゾズマは、彼の「任せる」という言葉にそのまま甘える形で、自分の生い立ちや故郷についてはだんまりを決め込んだ。
 この時はもう、スピカのみならずダビーにも“話したっていい”という心持には至ってはいたのだけれど>>0:203――これこそ本気で楽しくない話だ、というのもまた理解していたから。]
(104) 2022/07/11(Mon) 12:11:11

【人】 メカニック ゾズマ

[こうしてスピカがダビーに話を促す>>47のを、その側でうんうんと聞いていた。
 スピカのここでの例示が童話かドラマじみていたことには気づいていたが、それに対してツッコミを入れることはしなかった。ゾズマにもきょうだいはいなかったから、現実のきょうだい事情は彼女にもよくわからなかったのだ。]

 あ、このマカロン?
 これはねー ……えーっと。
 へぞぺぱよ、って書いてあったっけ……。後でゲイザーに聞いてみる。

[菓子のブランドへの関心の無さを露呈しつつ、スピカの問いにはそう(若干きまり悪そうに)返す。
 この後、ゲイザーがそれどころではなくなる>>60ことは、未だ知る由もないまま。]
(105) 2022/07/11(Mon) 12:12:18

【人】 メカニック ゾズマ

[……さて、ここまで来ればゾズマも嫌でも自覚することになるのだが。
 本当に、自分には、メカ以外の話題が、あんまりない。
 スピカとふたりきりであればこの話は延々とできたが、ダビーをちゃんと話の輪に入れようという意識から、この場では封印しようとしていた。

 こうして自分からも家族や故郷の話をすることがなければ、ゾズマはこのお茶会において、ほぼ“聞き役”の立ち位置に着くことだろう。**]
(106) 2022/07/11(Mon) 12:13:04

【人】 調査員 ルヴァ


なんていうか、僕
ゾズマに元気でいてほしいからさ。

[それはあの事故の後、
失意の彼女に言ったことでもあった。>>89

彼女が一生懸命仕事に打ち込んでるの見てたからさ。
一人で責任感じてるのなんか納得いかなくて、
ゾズマのせいじゃない、とか、キミに助けられてる人は大勢いる、みたいなこと言ったんだっけな。

他にも彼女を気にかけていた人はいたのだろうし、
ただの名もなき新米調査員だった自分の言葉が
どこまで響いたのかもわからないけど。

それでも何かしら心に残ってたら嬉しいとも思う。]
(107) 2022/07/11(Mon) 12:13:53

【人】 調査員 ルヴァ

[さて、そんな話をしつつ。
ラサルハグが担架を持ってくれば
ゲイザーを担架に乗せて医務室まで向かおうか。

ゾズマは周囲の様子を見て回りながら
メインデッキに向かうようで、>>91
一旦その場で別れたかな。]

ん、こっちは任せて。ゾズマも気を付けて。
なんかあったら大声で呼んでよ。
さっきみたいに?

[なんて揶揄い交じりに声をかけながら
彼女を見送ってラサルハグと医務室に向かったかな。**]
(108) 2022/07/11(Mon) 12:18:31
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a22) 2022/07/11(Mon) 12:20:39

メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a23) 2022/07/11(Mon) 12:21:23

【人】 カウンセラー サダル

─ カウンセリングルーム:スピカ ─



[ スピカの語る彼女。
  船を降りた、その後に連なる話を、
  サダルは主治医として少しだけ知っている。
  といっても少し≠ノ違わぬ程度。

  報告書はスクロールすら不要な行数で。
  一瞥、承認して。僕の仕事は終わった。

  語られなければ知らないけど。
  もしサダルがスピカの生を歩んでいたら。>>61
  彼らの良い息子、良い生徒には
  おそらくはなれなかっただろう。>>84 ]
 
 
   スピカは意外と欲張りだね。


[ 見えない君のこと。
  またひとつわかったよと。
  僕は、知ったような口を重ねて紡ぐ。 ]
 
 
(109) 2022/07/11(Mon) 12:25:40

【人】 カウンセラー サダル



   彼女に口うるさく言ったのは、
   なにも君だけではないよ。
   彼女が船を降りたのは僕と話した後だし。

   カウンセリングを受ける行為自体が
   優秀な彼女にとって、
   耐え難いストレスだったかもしれない。


[ だったら悪いことをしてしまったね、と。
  僕は責任を感じさせない口調で、
  君から責任を奪おうと試みる。
  本当に欲張りなのはどっちなのか。
  君が気付いてしまう前に。

  何も特別なことではないんだけどね。
  カウンセリングを受けることなんて。
  それでも病気扱いしないでほしい。
  そんな叫びは、いまだ一定数存在する。 ]
 
 
(110) 2022/07/11(Mon) 12:26:03

【人】 カウンセラー サダル



   君の言葉なんて。
   彼女はたいして気にしてなかったと思うよ。

   船を降りた後も、故郷に帰って。
   今頃スピカのことなんてすっかり忘れて
   美味しいスイーツでも食べてるかもしれない。

   縁の切れた他人のこと。
   いつまでも記憶するほど、
   人の脳のキャパシティーは豊富ではないんだ。


[ …… 決してそうではないことを。
  僕は数行の報告書から知っている。
  一定期間の保管が義務付けられている
  彼女のカルテの中にも、
  スピカの名前は記載されていた。
  
  それでも。
  彼女の人生を左右した全てが自分だなんて、
  もしそう考えているのなら。
  君はなかなかの欲張りさんだよねと。
  僕は目を細めながら微笑んで。 ]
 
 
(111) 2022/07/11(Mon) 12:26:54

【人】 カウンセラー サダル



   良かれと思ってやった

   その行為に意味がないわけではない。
   良いことは、良いことだからね。

   ただ、もし君が失敗したと思うなら。
   どうしたら上手くできたのか?

   間違えた過去は変えられない。
   それでも、次に間違えないことはできる。
   それは旧人類史において歴史≠ニ呼ばれる
   学問の一種だ。

   僕の目から見たスピカという人は。
   学び、考えて、実行できる人間だと思うよ。
  
 
(112) 2022/07/11(Mon) 12:28:37

【人】 カウンセラー サダル



   もし途中で上手くいかなくても。
   君が手を伸ばせば、
   助けてくれる人間だっているだろう。
   …… 心当たりは、無いかな?

   浮かぶ顔があるのなら。
   君がそういう生き方をしてきたから得られた、
   誇っていい財産だ。

   まあ、もしいなかったとしても ……
 
 
(113) 2022/07/11(Mon) 12:28:48