人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a9) 2023/03/21(Tue) 14:15:22

【人】 夢渡り アルレシャ

[ジャヤートにケーキを差し出して、すぐだろうか。
声をかけられる>>52ので、そちらに顔を向ける。
そこにいた小柄の少女の問いに、わずか答えるのが遅れる。

――それは、受け取った訳ではないから。
譲ってもらったものだから。
でも、そのことは、口にしないが、考えたために遅れてしまう。]

こんにちは、お嬢さん。
ええ、そうよ。そういう事を聞く貴女もよね?

ねぇ、貴女は女王様に会った事はある?

[おいでおいでと、空いている席に手招きをする。
知っているのなら、話しを聞きたくて。*]
(53) 2023/03/21(Tue) 14:21:16

【人】 女王 アン

 

    たまお、猫っぽかったかしら……?
    うーん……? ええ、そうかも?


[ただの人に見えましたけれど、
 獣みたいだと思った瞬間は確かにありました。
 言われてみればそうかも知れません。>>43

 そうだわ、上手にできたらたまおさんにも
 ひとつ持って行きましょう!
 喜んで頂けると良いです。

 ……そんなことに想いを馳せていたので
 ニンニクやタマネギは聞き漏らしました。
 チェシャの弱点をつけたかも知れませんのに!]
 
(54) 2023/03/21(Tue) 14:27:28

【人】 女王 アン

 
[ぶつぶつと呟きながら考えていた様子の
 フィエですが、良い品が思いついたみたいです。>>45


    もう思いついたの! 流石だわ
    甘いもの……わからないけど
    苦手でも食べさせるからいいわ!
    

[だってわたくし女王様ですから!
 料理長からエプロンを借りて待機します。

 お、おお……!?]
 
(55) 2023/03/21(Tue) 14:27:38

【人】 女王 アン

 
[改めて近くで見ていますと
 フィエの手際の良さに圧倒されます。
 一体どれほどの年月をかけて
 これ程までの技術を身につけたのでしょう。

 そういえばフィエは24歳だと
 料理長が言っていました。
 わたくしより歳上ではないですか!

 彼女自身への興味がむくむくと湧いてきます。

 いえ、これまでもなかった訳ではないのですが
 いつも厨房は忙しそうでしたから(※わたくしのせい)。]
 
(56) 2023/03/21(Tue) 14:27:43

【人】 女王 アン

 

    ! わたくしの出番ね!
    これを押すのね……?
    わぁ、同じ形ができるのね!


[ぺたぺた、パイの型抜きをしていきます。
 考えなしにやって、一つ一つの間隔が広く、
 結構な面積の生地が残ってしまいました。
 フィエ先生をちらり。
 これって何か再利用できるのかしら……!?

 反省しながらミンスミートをつめて、
 星形の蓋をしていきます。]
 
(57) 2023/03/21(Tue) 14:27:50

【人】 女王 アン

 

    ひとつだけ目印にハートにするわ!


[星形なのはきっとなにか意味があるのよね?
 けどわたくしはハートの女王なので!
 パイの一つだけ、持ち込んだ物を中に仕込んで、
 ハートの蓋をしました。これもW当たりWです。]
 
(58) 2023/03/21(Tue) 14:27:54

【人】 女王 アン

 
[オーブンの周りでソワソワしつつ
 フィエに話しかけます。
 焼き上がったら厨房を去りますから、それまでのお話。]


    すっかり馴染んでくれているけれど
    フィエとゆっくりお話したことなかったわね
    良かったら色々と聞かせてくれないかしら?

    記憶が飛んでるって言ってたわよね
    覚えている範囲でいいの
    そうね、たとえば、その……


[つい歯切れが悪くなってしまいます。
 ああ、もう、わたくしは女王ですよ!!]
 
(59) 2023/03/21(Tue) 14:28:14

【人】 女王 アン

 

    けっ、結婚とか! 恋人がいたりだとか!
    キ、キキ、キスはっ!
    したこと、
あるのかしら
……


[仕事に打ち込んで来たなら、
 そういう時間はなかったのかも知れませんけれど。**]
 
(60) 2023/03/21(Tue) 14:29:53
女王 アンは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/21(Tue) 14:34:56

夢渡り アルレシャは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/21(Tue) 14:50:38

【人】 異邦の料理人 フィエ

ーお茶会会場ー

[席についておられるのは男女お二人。
話しかけて、お邪魔ではなかったかとも思いましたが、どうやらその心配はなさそうで、女性の方から>>53声をかけていただきました。]

はい。私もどうやら招待状をいつの間にか受け取っていたみたいです。

申し遅れました。私はフィエ。
フィエ·黒原=ベイカーと申します。
お茶会に招かれた客でもあり…今はここの女王様のご厚意で料理人として、招待客の皆様のもてなしもさせていただいています。
修行です。

[どうやら、こちらの方は女王様をお探しのご様子。]

女王様には最初に謁見の時にテストを受けたほか、何度かお話させていただきました。

お若いですが、親しみやすくチャーミングな方でいらっしゃいますよ。
まるで私の祖国にいらっしゃった女王陛下のように。

[もちろん相応の威厳は備えておられますけどね、と感じたまをまお伝えしました*]
(61) 2023/03/21(Tue) 15:12:28

【人】 異邦の料理人 フィエ

ー厨房 パイ作りー

苦手でもですか。…左様で。

[ああ、これはもう多分本当に
アレ
かなあ、などとパイを振る舞う相手について察しつつ>>55、そこには口は挟まずに入念に調理を進めていました。
女王様の私に向ける視線>>56などには思いもよらず。]

はい。クッキーの型と同じようなものです。
余ってもこね直しますのでご心配なく。

いいですね。確かにハートマークの方がふさわしいかもしれません。

[女王様の手伝ってくださる様子を>>57>>58側で眺めながら、私はオーブンの温度を調整。200度くらいだったはず。
この温度感覚や調整の方は、この国の料理人の皆さんに教えてもらいました。もうばっちこいです]

ありがとうございます。では、今から焼いていきますね。25分もあれば…完成です。

[と、女王様が調えてくださった一口サイズのパイをオーブンに入れて焼き上げ…
その途中、女王様に話しかけられ>>59はたと視線を戻しました。]
(62) 2023/03/21(Tue) 15:25:58

【人】 異邦の料理人 フィエ

私のことですか?
はい、わかることでしたら何なりと。

昔のことや料理のことは大丈夫なのですが、ここにくる直前の記憶が大分抜けていまして……

[何をお尋ねになるのかとじっと言葉を待っていたところ、尋ねられた質問>>60]
(63) 2023/03/21(Tue) 15:28:34

【人】 異邦の料理人 フィエ

け、結婚……!!!ですか!?
恋人に、きき、
キス………ですかっ!!?

そ、それは……

[思わず叫びました。]


し、失礼しました…少々驚いたもので。

それで、ええと。
結婚はありません。恋人もいない……
キスも、申し訳ありませんが、経験はありません。
覚えている限りでは。

[そういう経験談をお望みでしたら申し訳ない、と畏まります。]
(64) 2023/03/21(Tue) 15:39:20

【人】 異邦の料理人 フィエ

昔働いていたお店では店員と常連のお客様の距離が非常に近く、私がいたある時期に店員とお客様が軒並み恋人になられた事もありましたが…
私は特にそんなこともありませんでした。

あの頃は私も修行中で、とにかく料理の腕を上げることばかり躍起になっていましたから。
…私の祖国にも女王様がいらっしゃり、皆が毎日お茶を楽しんでいましたが、料理がとにかくまずいと言われて。
その評判を私がなんとかするんだと、そのことばかり考えていて。

…だからでしょうね。

[今ならもう少し違うのかもしれません。
お相手の方に合わせて料理を作る、その事の大事さを今は知りましたから]

なので、はい。
浮いた話はないのです。…申し訳ありません。

[少し眉を下げつつ、そうお答えしました*]
(65) 2023/03/21(Tue) 15:39:32
異邦の料理人 フィエは、メモを貼った。
(a12) 2023/03/21(Tue) 15:40:46

【見】 元魔王 ジャヤート



ええ。
人の子の言葉でたとえるならば、
私にとって魔物たちは手足の延長のようなものです。


[可愛いと口にする彼女に>>48
そうと悟られぬようなんとも困ったように眉尻を下げる。

怖がらせたいわけでもないが、
とはいえ小動物と化している我が魔物たちに
思うところがないわけではない。

そして此方の考えとは裏腹に
仔犬…もとい魔物たちは己に向けられた彼女の声に反応する。

走り回っていた毛玉たちはぽててて…と、それまでの進路を
彼女のほうに変更すると、抱っこをせがむように
彼女の足元をぽてぽて飛び跳ねるし、
ケルベロスも立ち上がってが尻尾をぶんぶん振っている。
フェンリルも表情こそ変わらないが、じっと彼女から
視線を外さない様子を見るに、まんざらでもないのだろう]
(@51) 2023/03/21(Tue) 15:47:39

【見】 元魔王 ジャヤート



気に入られたようですね、アルレシャ嬢。


[もし、彼女が望むらあとで戯れの時間を作ろうか。
何よりここまで魔物たちが人の子に懐くのは久しいのだ。
このような機会もたまには悪くない。]


ふふ、そうですね。
願わくば、この世界がこの子たちを
『悪い魔物』にしない人ばかりであってほしいものです。*
(@52) 2023/03/21(Tue) 15:49:36

【見】 元魔王 ジャヤート

――お茶会会場――
[誘ったのは私だが、気がつけば彼女に手を引かれ
促されるままに席に着いていた。
その間、何も言えなかったのは先程、
少女たちの噂を聞いた彼女の表情が気になったから

歪んだ顔に浮かぶものは、純粋な負の感情というよりも
どこか迷子の子供のような、今にも泣いてしまいそうな
そんな、奇妙な印象を私に抱かせた。
勘違いであればいいとは思っているが。]


…いえ。
正確にはあるにはあるのですが、
いくぶん昔過ぎて記憶が曖昧ですね。

おそらくですが、
「思い出」というものがないぶん、印象が薄いのでしょう。


[彼女に差し出されたケーキを受け取り、
そしてまじまじと見つめながら。

知識としては、知っている。
何を材料として作られているか、その製造方法も。
だが、味に関する記憶は殆ど希薄だ。]


ちなみにアルレシャ嬢は此方を食した経験は?
貴女の好みの味か、気になりますね。
(@53) 2023/03/21(Tue) 15:51:42

【見】 元魔王 ジャヤート

[そう問いかけていれば>>52]


ええ、はじめまして。
貴女も、女王のご招待を?


[軽く会釈をしてみせれば、私が椅子を勧めるより先に
彼女のほうから手招きをされていて>>53
どうやら、この役目は私より彼女のほうが適任であるようだ。
では私は紅茶を彼女たちに淹れるお役目を頂くとしよう]


フィエ嬢。
少し変わった名前のようだが、
貴女も此処ではない世界から招かれたのでしょうか?

いや、突然不躾でしたね。すみません。
無理に聞こうというわけではないので、ご容赦を。


[言った後で不躾だったかと謝罪の言葉を口にしてから、
アールグレイと銘打たれた茶を三つのカップに均一に注いでいく。

そして。>>61
女王陛下とその為人については、彼女に任せたほうが適任のようだ。
私たちと同じ招待客であると同時に、彼女に厨房を任される料理人。
なんとも不可思議で、そして興味深いお嬢さんだと
ソーサーにのせたカップを差し出しながらそんな感想を抱いた]*
(@54) 2023/03/21(Tue) 15:52:23

【人】 夢渡り アルレシャ

― 回想 魔物との戯れ>>@51>>@52 ―

魔物は、手足………。

[反芻してしまうのは、手足と言われても、ころころと可愛いものたちしか、見えてないから。>>@51
魔物は怖い。そんなイメージなのに、可愛いと言うしかない子たち。

ケルベロスも、フェンリルも、可愛いと言ったのに反応した?
人の言葉が解っている?と考えてしまうのは、先ほど会ったもちもちわんこを思い出すから。

いや、魔王の手足なら、理解するのも不思議ではないか。
と納得して、それぞれを順に抱きしめたりしてしまう。
もふもふ、可愛い。可愛いと。]

そうなの?うれしい…。
こんなかわいい子たちに気に入られたなんて…。
魔物は怖いものと思っていたけど、とても可愛いわ。

…本当は、怖いものかもしれないけど、今はこんなに可愛いという事は、ジャヤート様も可愛いになっているという事ね。

[本人を見ないが、ある意味真剣な顔で言ってのける。
魔物は手足なら、その本体も同じだろうと。
そしてその願いは>>@52、同じく願ってしまう。この世界が、魔物に、魔王にやさしくありますように。
と、しばしの時間、可愛い魔物と言う名の毛玉たちと戯れたりしたのであった*]
(66) 2023/03/21(Tue) 16:44:21

【人】 夢渡り アルレシャ

― お茶会会場 ―

[おいでおいでしたからか、逃げずにこちらに来てくれた>>61

フィエちゃんと呼べばいいかな?
若いのに、料理人でもあるんだ………。
あ、私はアルレシャ。たんなる旅人よ。

[ならば、ジャヤート様よりも、詳しいかもしれない。
だから、じっと耳を傾けてしまう。]

親しみやすく…チャーミング……


[ここでも女王の印象は一言でいうと、良い人である。
聞こえてきた噂からも、推測される…どこを聞いても、それ以外出てこない。
なぜ、どうして――。
そんな気持ちが大きくなる。声を上げたくなるが、慕っている人に言う事ではないから、逃げるように、ジャヤート様のケーキについて反応をする>>@53
(67) 2023/03/21(Tue) 16:45:34

【人】 夢渡り アルレシャ

――思い出が…ない?

[思わず反応するが、魔王というなら、そういう思いでと言うか、印象に残るような何かが無いのはおかしなことではないかもしれない。
昔すぎるというのも…魔王だからと言えば納得できるものであるし、]

もちろんあるわ。甘くておいしいわよ。
私の好みの味。イチゴのケーキは大好きよ。
ぜひ、食べて、少しでも思い出の中に刻まれたら嬉しな。

[思い出がないなら、作ればいい。増やせばいい。
それが一つになればいいと願ってしまう。

私は呼んだだけなのに、お茶を淹れてている>>@64
だったらと、同じようにイチゴのショートケーキをフィエちゃんの前に分けた後。]

ねぇ、料理人というなら、とびっきり印象に残るようなおいしいものってある?

[ぱんと手を叩いて、聞いてみる。
何か思い出に残るような、そんなにとびっくり印象に残るものはあるかと。*]
(68) 2023/03/21(Tue) 16:45:56

【人】 女王 アン

 

    クッキーもこうやって作ってるのね


[豪快に余らせた生地はフィエが
 こね直してくれました。>>62
 食べる専からすると新鮮なことばかりです。

 プライベートなことを訊ねてみると
 フィエが珍しく声を張って動揺しました。>>64


    そ、そうなの……フィエもなのね!
    畏まらなくていいのよ


[経験談を聞けず残念な気持ちも少しはありましたが
 それより、ホッとしました。
 自分ばかり置いていかれているような
 漠然とした不安がありましたから。]
 
(69) 2023/03/21(Tue) 16:47:07

【人】 女王 アン

 

    え……、え……っ
    お店の店員と客が軒並み……
    そ、そんなことあるんですの?


[その店は魔法でもかかっていたのでしょうか。>>65
 結婚促進、少子化対策……?
 いえ、たまたまそうだったようですが。]


    そう、だから貴方の料理は凄いのね
    これでまだ修行中だというのが驚きだわ
    この国では料理長よりも腕が上だし
    見たこともないお料理を沢山作れるし

    このままずっと居てくれたらいいのに……
    いえ、こんなこと言ってはダメね
    貴方の帰りを待ってる方がいるでしょうし


[恋人はいなくとも、家族とか友人とか、
 彼女の料理を心待ちにしているお客様とか。]
 
(70) 2023/03/21(Tue) 16:47:18

【人】 女王 アン

 

    ああ、謝らないで!
    ……わたくし、女王になるのは
    もっとずっと先のつもりだったの
    結婚して子供を産んで成長を見守って……
    そんな頃合いに

    でも突然に即位することになったから
    はやく立派な女王にならなきゃって焦ってるの
    早く婿を迎えろとも言われるけど
    同時にそんなに出来ないわ
    どういう相手を選んだら良いのかも解らないもの

    職務で手にキスをされるのも慣れなくて
    いまだに恥ずかしいの……!
    一体どうしたら慣れるのかしらね……っ?


[こんなこと漏らして困らせてしまうでしょうか?
 自国民にはとても聞かせられません。
 明かせたのは先ほどのキスの質問への反応で
 彼女もわたくしと同じだと思ったから。*]
 
(71) 2023/03/21(Tue) 16:49:11

【人】 異邦の料理人 フィエ

― お茶会会場 ―

[お二人のうち、男性の方はかなり顔立ちの整った方で、身なり…というより身分も良さそうに思えました。>>@54話しかけられると思わず女王様以上に緊張するほどに。]

は、はいっ。黒原か、フィエと呼んでください。
ここではない場所というなら確かにそのとおりです。
料理人といっても、まだ自分の店もない修行中ですので、よい機会とお客様方のリクエストに沿って料理をお作りさせていただいています。
アルレシャさんに……

[男性の方の名前をうかがいつつ。アルレシャさんの方は女王様の事が気になるご様子。]

もしお会いされたいのであれば、私の方の厨房から宮殿にも行けるでしょうが、女王様もあちこち出歩かれているようなので、タイミングが合えば、というところでしょうか。

[私にとっては本当に良い女王様なので、彼女の内心はわかりません。ずっと15時なのも、正直もっと他に気にするところが私にはいくらでもあったので。]
(72) 2023/03/21(Tue) 17:46:42

【人】 異邦の料理人 フィエ

[さて、料理というなら、アルレシャさんから一つ質問が>>68]

とびっきりの美味しい料理?……ですか。

[これは難しい質問だ、と首をひねります。私の主観にしかなりませんから]

とびきりの思い出の味というのであれば、……祖母が作ってくれたものですね。
シェパーズパイ、マサラティッカ、うなぎのゼリー寄せ…
どれも私にとってはとびきりのごちそうでした。

お二人にもそういうものはあるかと思います。
ええ、昔いたお店で美味しいものは色々見ましたが…とびきりと言われればそういうことになりますね。

[求められる答えとは少し違うかもしれませんが、こうお答えしました*]
(73) 2023/03/21(Tue) 18:11:28

【人】 人魚 メロウ

[教えてもらった場所は周囲に花が咲き乱れる綺麗なところ
花の中にテーブルがいくつも置かれて、いくつかのテーブルでは多分いろんなお客さんがお茶を楽しんでいる]

 誰かのお庭なのかしら……とても綺麗
 こんなにたくさんの花、初めてみたわ

[だって入り江の岩場では花なんて咲かないし
見たことがあるのは、ルトリスや岩場に遊びに来た人が摘んできてくれたものくらい]

 ねえ、花の名前ってわかる?

[海原の国では咲かない花もあるみたいで、ルトリスも面白そうに見まわしてた]
(74) 2023/03/21(Tue) 18:33:49

【人】 人魚 メロウ

 「席をお探しならこちらにどうぞ」

[キョロキョロしてたら声を掛けられて、私たちは示された席に着いたの

噂通りにすぐに人が来て、お茶の用意をしてくれた
添えられたお菓子はクッキーというものだと思うけど、不思議な模様が描かれてる
そっと手を伸ばそうとして一つだけ訊いてみた]

 これって、いくら払えばいいのかしら……?

[給仕をしてくれた人はちょっとだけ目を丸くして、そうして秘密というように唇に指をあてる]

 「親しい人とのお茶会でお代を取るなんてないでしょう?」

[って言っても、私たちは他所から来ただけなのに?
「気になるならお気持ちだけで大丈夫です」って付け加えて]

 「ほかに食べたいものがあればそちらから選んでくださいね
 おかわりもすぐ用意できますから、ごゆっくり」

[そう言って去っていくのを見送ってから、私はお菓子を口に運んだの]
(75) 2023/03/21(Tue) 18:35:08
(心の叫び)
 おいしーい!
 さくっとしてて甘くて、今まで食べたことがない感じだわ!

 だって海辺じゃすぐに湿気てしまうし、塩味がついてしまうんだもの

 せっかくだし、ここにいる間にいろんなお菓子を食べようかしら?

 わぁ、お茶もいい香り!
 聞いた話ではお茶にもいろんな種類があるっていうけど、これは何なのかしら
 あぁ、さっき聞いておけばよかった!
 おかわりをすれば聞けるかしら? でも恥ずかしい子って思われないかしら?

 いいわ、だって、すぐに帰るんだもの、ちょっとくらい羽目を外してもいいわよね!?

(注:それを「旅の恥は掻き捨て」って言うんだぞ?)

【人】 人魚 メロウ

[お菓子を食べてお茶を飲む、それだけのことがとても新鮮で楽しい
クッキーについているものは「アイシング」って言うんだってルトリスが教えてくれた]

 そのままでも甘くておいしいのに、もっと美味しくするなんて
 きっと最初に考えた人は食いしん坊なのね

[そう言ってさくっと噛んだクッキーは、今何枚目だったかしら?*]
(76) 2023/03/21(Tue) 18:37:43

【見】 陸の住人 ルトリス

[辿り着いたのは庭園のような場所
そこは季節を忘れたように四季の花が咲き乱れていた
海原では見ない花もある、潮風で枯れてしまうものもあるからだ]

 あっちにあるのは百日草かな?
 その周りに咲いてるのはクローバーで、その向こうが秋桜

 でも、そこに咲いてる小さいのはわからないや

[そこまで花に興味なんてなかった……勉強しとけばよかったな]

 「それは姫踊子草ですよ」

[と声を掛けられてびっくりしてそっちを見る
「こちらへどうぞ」って案内してくれたから、お言葉に甘えて席に着いた]
(@55) 2023/03/21(Tue) 18:39:46