人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 木原 敦久


  ──それを使う気ないなら、
  今ここで破り捨てて
  あんたのその手で

  それ言うために待ってた


[彼女の詳しい事情は、何ひとつ知らない。

ただ知っているのは、
”名前”を教えなかったことと>>2:*233
あの時の彼女の顔と曖昧な反応と>>2:-143
部屋を出ていく直前の問いかけだけ>>2:191
(110) 2020/08/19(Wed) 1:18:28

【人】 木原 敦久

[一夜明けた今、いらないお節介をしたと思う。
負けず嫌いで、計算高くて、食えない女
そんな彼女は活き活きとして見えたから。

籠の中から自ら出る気概があるなら
多少危ない橋でも手を貸したくなった。
活き活きと生きる彼女が見たいと思った。

だけど、彼女自身にその気がないのなら]


  投げ出すことを諦めてるあんたに
  それは必要ないものだ
  違うか?


[静かに見据えて、答えを待った*]
(111) 2020/08/19(Wed) 1:22:18

【人】 舞戸 黎哉

[声はない。
その沈黙が何より雄弁な答え。
わかっていること。
それは諦めでもなく、流されているわけでもなく、とうの昔に自分たちが選んだことだから。

お互いを誰よりも理解し、同じ気持ちを抱く人。

だからこそ。
自分では彼女を救えない。
同じ者が二人いても、選択肢は増えやしない。
同じ物が二つ並ぶだけ。

月子を救えるとしたら、それは別の何か、別の誰か。
きっとそうなのだと思う。]
(112) 2020/08/19(Wed) 7:29:25

【人】 舞戸 黎哉

 
  …………


[抱きしめる腕に力を込めそうになる。
奪い取ってしまいたくなる。
無理矢理にでも犯し、子でも成せば何もかも壊せるだろうか。]


  …………


[泣いてくれたらよかったのに。
泣かせられればよかったのに。
理解なんてできなくて、気持ちも違っていて、それならきっと強引にでもその手を掴めたのだろうか。]
(113) 2020/08/19(Wed) 7:30:29

【人】 舞戸 黎哉

[微睡の中に沈む月子にそっと囁く。
口にしてみたその言葉、本当かと問われれば、きっと「わからない」と、答えるだろう。

軽口ではなくとも、こんなものは戯言だ。

戯言でしかない。

ゆっくりと目蓋を閉じて、月明かりに身を委ねた。]*
(114) 2020/08/19(Wed) 7:32:45

【人】 美雲居 月子

  ───百日紅


[ 互いの立場が何か違ったら、
互いのことを理解できなければ、
もっと別の結末があったのかもしれない。
けれど、きっともしそうなら、
わたしは今この腕の中に
いないと思うから。

皮肉なものだと思う。

今はただ、この温もりが愛しかった。

微睡みの中で囁かれた言葉は、
夢か、現か、それすらも曖昧で。
声の代わりに、ゆったりと頷いた。
それは、その胸にまた頬を
擦り寄せたようにも思えたかもしれない。

きゅ、と彼の胸に寄せた手のひらで、
その浴衣を握った。]

 
(115) 2020/08/19(Wed) 10:13:19

【人】 美雲居 月子


[ すう、と眠りの淵に落ちた女の顔は、
至極安らかだっただろう。]





[ 目が覚めたそのとき、
まだ彼はそこにいただろうか。
いるのならば今度こそ、
「おはよう」と挨拶を。]

 
(116) 2020/08/19(Wed) 10:14:05

【人】 美雲居 月子


[ そうして、布団からゆっくりと這い出た。
まだぼんやりする頭でぐ、と伸びをして、
広縁の方へと足を進める。

二脚の湯飲みが残された机。
それを一瞬見て、すぐに窓の外に向けた。
日の差し込むガラスの向こうに広がる、
青々とした木々の群れが、
ざわざわと揺れるのがわかる。]



   ええ天気


[ そう口元を緩めた。]*

 
(117) 2020/08/19(Wed) 10:14:31

【人】 舞戸 黎哉

[朝。
おはようと言う君の声。
抱いたままの腕の中から解放すると、物寂しさを押し殺して、おはようと短く返した。

布団から這い出る君を目を細め眺める。身体を伸ばして広縁へと向かって、ガラスの向こうを見た君を。]


  そうだな。


[同じように口元を緩めて、日の中でキラキラと綺麗な君の姿を見つめていた。
今なら、わかる─── 俺は、君に ───]*
(118) 2020/08/19(Wed) 12:36:45

【人】 三谷 麗央

─ 千秋と ─
>>105 >>106 >>107


 死者は、強いな。
 そこで時間が止まってしまっているから。


[ 彼女が首輪を外すのを>>106
 止めようともせず呟いた。
 その相手が何者だとも、
 どんな想いを抱えているかとも、問いはせず。]


 ……そんなのを抱えているなら、尚更だ。

 千秋の身体だけ俺の物にしたって
 何の意味もない。

 単なる遊びというだけで、
 これも渡した訳じゃない。
(119) 2020/08/19(Wed) 12:48:22

【人】 三谷 麗央

[ 続いた言葉を>>107聞き取って、
 それからようやく首輪に触れる。
 受け取り、見つめて、囁かれた声。

 彼女の背中に腕を回し、強く強く抱きしめた。]


 その気持ちも何もかも、全部含めて、
 俺に呉れよ。

 誰をどんな風に想ってたって、
 それが千秋の形なんだろ。

 縛るものがひとつだけじゃ足りないなら。
 いくつでも、いくらでも。

 生きてる限り、俺のものになってて欲しい。


[ 一時の熱情だとは思わない。
 この気持ちはきっと何年も何十年も続くものだ。
 でなければ不安も恐れも>>73兆さなかった。
 彼女の瞳をじっと見つめて、
 契約を印すかのように唇を重ねていった。]** 
(120) 2020/08/19(Wed) 12:50:25

【人】 美雲居 月子

   ───百日紅


[ 外を眺めていても、布の動く音はしない。
同意が返ってきたらば、くるりと振り返る。

こちらを見ていた彼と目が合うなら、
首を傾げて微笑むだろう。]



   はよ、もう起きんと



[ そう伝えて、眉根をあげた。
また窓の外に目を向ける。
右腕を上げて、左手で肘を掴み、
ぐ、とまたひとつ伸びをして。
欠伸が出たから腕を下ろし、
手のひらで大きく開く口をおさえた。

じわり、目端に滲む滴を
軽く拭って、息を吐く。]

 
(121) 2020/08/19(Wed) 14:32:17

【人】 美雲居 月子




   ほな、帰り支度しよか


[ と呟き、踵を返せば彼の方へ。
悪戯っぽくにぃ、と笑えば、
えい、と布団を剥がしてしまおう。]



   黎哉さん、いつまで寝てはるの?


[ 彼の近くに仁王立ちをして
叱るような口調とは裏腹に、
口元を綻ばせて言う。
だが、その唇をむすんで、
それから瞬きをして。
ゆっくりと伏せた睫毛。

それ以上なにもいわない。
顔を洗って、保湿ケアをして、
化粧をしなければいけない。
それから、服を着替えて、
荷物をまとめて。やることは多いのだ。]

 
(122) 2020/08/19(Wed) 14:34:25

【人】 美雲居 月子



[ だから、といわんばかりに
彼の方に手を差し出して。]



   ほら、もう、起きて


[ そう促し、彼がとってくれたなら
そのまま両手で包み、引っ張り上げようと。]*

 
(123) 2020/08/19(Wed) 14:34:44

【人】 空閑 千秋

   
─麗央さんと─
 
[そのまま抱き締められるとは思っていなかった。>>120
 
(124) 2020/08/19(Wed) 15:40:46

【人】 空閑 千秋

 
[単なる遊びというだけで
 渡したのではないという首輪。>>119
 それも何だか驚いてしまう。
 私のような女相手に、遊びだけではないなんて。
 それとも試験そのものだった? なんて
 きっと聞くのは失礼だと思う。
 其れの答えはもう言葉そのものよりも
 抱き締めてくる腕の強さが
 教えてくれているような気がしたから。]
 
 
   ……麗央さん。
 
 
[本当にそんな事を言って良いのか。
 こんな場所で肌を重ね自分の形を探していた、
 疵付く事を望んでいた自分で良いのか。
 浅ましくもその傷みすら悦びに変えて
 今も胸の飾りが傷みを与えてくる自分で。
 
 
 どうして。
 どうして、そんなにも。]
 
(125) 2020/08/19(Wed) 15:41:27

【人】 空閑 千秋

 
   麗央さんが私を手放さない限り。
   貴方に全てを捧げるわ。
   この命ある限り

   ……貴方を幸せにする。
 
 
[約束があるからね、と。
 その事をいつかは口にするのかもしれない。
 けれど今は、それは胸の裡に秘めて。
 貴方を幸せにしてあげる。
 貴方を幸せにしてみせる。
 この命が尽きてしまうか、
 貴方が私を手放してしまうまで。

   

 他の人との情交の痕が残るまま。

 友の証を胸に穿ったまま。

 貴方の瞳を見つめ返し、その瞳を瞼で覆い隠した。]
 
(126) 2020/08/19(Wed) 15:41:52

【人】 空閑 千秋

 
[唇を重ねて、押し付ける。
 淫蕩な夜の宴が終わった後の明るい朝の日差しの中で
 貴方とただ唇を重ね合わせるだけの口付け。

 そっと彼から唇を離した私の頬は
 ほんのりと紅に染まる。]
 
 
   ………………、

   ………………。

   …………………………………うん。
 
 
[だって、そう、なんだか。
 私が乱れるのは密やかなこの旅館の夜だけ。
 母にしても誰かに見られるような場所では
 求めてこなかったから。

 こんな、誰かに見られかねない場所で
 明るい日差しの中で
 唇を重ねる、ということは。]
 
(127) 2020/08/19(Wed) 15:42:25

【人】 空閑 千秋

 
   ………今更ですけど、
      恥ずかしいものですね。
 
 
[ハッキリと私の形が光に晒されて
 夜だけのものでは無いと教えられた気がして。

 真っ赤になった頬を見られたくなくて、
 わたしは顔の下半分を隠して視線を伏せていた。]**
 
(128) 2020/08/19(Wed) 15:42:48

【人】 美雲居 月子

───チェックアウト前


[ 朝食は、一人で摂った。
並べられた器の数々をのんびり
眺めながら部屋でかすかに聞こえる
人の声や、足音、風、湯の流れる音を
静かに、耳で拾いながら。

昨日、渡されたメモは、折り畳んで
もうすでに荷物をまとめた
カバンのポケットにしまってあった。
食後、温かいお茶を啜りながら、
ぼんやりそれを見つめる。

生まれた時から決まっていたことだ。
20、年上の人と結婚する。
それを当たり前として受け入れた。
受け入れなければいけなかった。
祖父に逆らえる人はいなかった。
それは、わたしもおなじだった。]

 
(129) 2020/08/19(Wed) 16:18:54

【人】 美雲居 月子



[ 変な話だ。
この場所にW愛WはあってもW愛Wはない。
そういう場所だから、自分はここにきた。
それなのに、最後の最後。
わたしは、わかってる。しってる。
ぜんぶ、理解してる。

それなのに───

力を入れたメモが軋むような音を立てる。
短く息を吐き、帯にそっと差し込んだ。

茶托に湯飲みを置く。
窓の外に目をやると、朝見た時よりも
高くなった陽が、より強く射し込む。
風は止んでいた。

ゆっくりと立ち上がる。
縁をふまないように歩いた青畳。
そっと置いたボストンバッグを手に、
履いてきた草履に足先を差し入れ、
くるりと部屋の方へと振り返る。

静かに一礼して、扉を出た。]*
 
(130) 2020/08/19(Wed) 16:20:01

【人】 美雲居 月子



[ チェックアウトをしようと
出たロビーに人気はそう多くない。
まだ時間もある。大抵ギリギリの方が
混んでくるのだ。だからこそ、
わざわざ早めに出た。

そのまままっすぐカウンターに向かう途中、
後ろから昨日と同じように
声をかけられれば、振り返る。]


    おはようございます


[ そう微笑みかけて。]
 
(131) 2020/08/19(Wed) 16:40:23

【人】 美雲居 月子



    ───渡したもん?
    なんのことやろ?


[ と、問いかけにはわざとらしく
首を傾げてとぼけて見せるけれど。
続いた言葉に、短く息を吐き、
姿勢を正した。

まっすぐに見つめられるから、
こちらも逸らすことなく見つめる。
だがそれも数秒。
すう、と下がり、睫毛を伏せれば、
そっと帯に挟んだメモを
右手の人差し指と親指で摘んで、
取り出してみせた。]

 
(132) 2020/08/19(Wed) 16:40:45

【人】 美雲居 月子




   これは、うちのもんやから。

   どうするかは、うちが
   決めさせてもらう。


[ そういって、息を吐き。
ゆっくりそれを
彼の方に差し出した。]


   ───返そうと、思ぉてた。

   うちはどうせこの場所から
   動かれへんってわかってたから。

   この気持ちだけでありがたい、
   おおきに、でももうええんです、て。

   そういうて、返そうと思てたん。


[ 彼がそのメモを取ろうとするなら、
さっと持ち上げて、触れられないようにする。
「でも」と小さく続けて、ゆっくり
目線を上げて、そちらを見つめた。]
 
(133) 2020/08/19(Wed) 16:41:07

【人】 美雲居 月子




    やっぱり、やめる。

   動かれへんって、わかってた。
   けど、動こうともしてへん。
   うちは、今まで諦めてた。
   なんにも変わらへんやろって、
   はじめから、なんにもせんと。


[ ゆっくり視線を落とし、
薄くなった彼の左手の薬指を見る。
それから、また見上げて。]

 
(134) 2020/08/19(Wed) 16:41:31

【人】 美雲居 月子





    拐ってくれへんのやったら、
    自分で動かんとあかんし


[ そういって、くしゃ、と
子供みたいな笑顔を見せるのだ。
帯にメモを戻す。
あ、そや、と小さく落として、
手元にあったビニール袋を差し出した。]



   これ、温泉まんじゅう、あげる。
   メモは返されへんから、お詫び?


[ と首を傾げて、熱海名物と
本当か嘘かよくわからない文字の書かれた
ウサギの形のそれを渡そうか。
受け取ってくれなくとも、無理やりにでも。]*

 
(135) 2020/08/19(Wed) 16:42:04

【人】 木原 敦久

[差し出された紙を、すぐには受け取らず>>133


  返すのも破り捨てるのも、同じだろ
  ならあんたの手で破りなって言ってんの
  今 ここで


[これから先行こうとする道が何であれ
選択肢がある以上、彼女自身の手で選んだものなのだと
嫌でも自覚させるように。

それがどんなに酷なことだとしても]


  少なくとも
  あんたが”選んだ”って事実と覚悟が
  この先あんたをもっといい女にするはずだ


[それでも返すってことなら、しかたない。
せめて彼女の目の前でバッサリ破り捨てるつもりで
紙へ左手を伸ばし]
(136) 2020/08/19(Wed) 18:43:47

【人】 木原 敦久

[指先が、スカッと空を切った]


  ぁあ゙?


[どういうつもりだ。
怪訝な顔で彼女を見れば、合った目の奥。
再び灯った光に目をみはる]
(137) 2020/08/19(Wed) 18:44:06

【人】 木原 敦久



  ──……ふ
  そうこなくっちゃ


[堪えきれず頬が緩み
こちらもつられて、くしゃりと笑えば>>135

伸ばした掌で、ぽん、と軽く頭をなでた。
褒めて励ますように]
(138) 2020/08/19(Wed) 18:52:00

【人】 木原 敦久


  別に、返すも返さないも
  あんたに渡した時点で、あんたのもんだしな

  でもくれるんならもらっとく


[紙の代わりに受け取ったビニール袋。
ゴソリと音を立てた中身を覗けば]


  ……ってこれ8個も入ってるじゃん
  一人で食べるには多すぎ


[職場に持ってくには少なすぎる。
目敏い人が見ればわかる痕を首や耳につけてる時点で
あまり余計な詮索はされたくないし。
一人で食べるか誰か呼ぶか、なんてぼやきながら]
(139) 2020/08/19(Wed) 18:52:27