151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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「あい!」
結果が出れば、元気におへんじ。
「みんなと、あそぶ!
んっと、しぼうじょうけん?
ボクはしんだことないから、わかんない!」
「……。これは」
色々なこと
が起きそうだ。
ゆったりとした足取りで処刑室に向かう。が、処刑室の入り口近辺まで来れば端に寄るだろう。
これまでと同じ様に。強いて言うならば、これまでより少し警戒心を強め。処刑室へと足を進める。
終わった後に起きる事など、今の男に知る由は無い、が。
処刑室へとことこと歩いて、中央へ。
そこでくるっと軽く向き直る。
「あのね、でもボク、しなないようにがんばる!
ので、ちゃんと、
とめてね
?」
殺されることが嫌な訳じゃない。
ただ、貴方達が強いって知ったから。
だからこそ、
シャトの性能を出来る限り発揮して、見せつけて、
を求めて抗ってみたいと。
まだ始まってないから。ゆっくりキエに近づいて、何かを小声でお願いした。
一歩前に。
獣
が逃げ出さない様に、扉へ進行する道を塞ぐように立つ。
コツ、コツ、と。杖の先端部分、水晶を手で撫でながら。
少し遅れて処刑室まで歩を進める。
「…… …… …… ……」
キエの歌が始まる直前での到着になるだろうか。
直ぐに部屋に入ることはしない。廊下で待機の姿勢だ。
必要になれば場に出る覚悟でいる。
処刑室に入ってすぐ、シャトをじっと見つめ。
「………死なないように、ね」
つまりはこちら側の被害はある程度考えるべきだ、と。
「ま、俺が暴れるとどうなるかは前回で分かってるだろうし」
端に寄ろうと足を動かしたところで、聴こえた歌に僅かに肩を揺らす。
初めて、高揚感以外のものを強く感じる。
それがどうにも。
「
厄介なもんだ……
」
キエの歌(
)を聞いて、暫し目を閉じる。
その響きを借りて、自分の内側に意識を向けて。
無礼講で美味しいものを沢山食べて、燃費の悪い身体にも栄養は足りている。
だけど、そう、無礼講が楽しければ楽しい程、ボクたちと一緒にしたかったなぁって考えちゃって。
そうすると、お腹の中に、空っぽできゅうってなるとこがあって、
それの
正しい名
をもう知ってるけど、今は知らないふりして、
おなかすいたなぁって。それはずぅっと良く知ってる感覚で。
そうして、飢えを錯覚した身体に、生存本能を自覚させて。
身体代謝が過剰に活性化していく。
血流は太く速く、身体の隅々まで酸素とエネルギーを循環させる。
爪が牙が音を立てて伸びて、爛々と光る眼と相まってより獣らしい姿へと。
本能が理性を塗りつぶして、生物としての
抑制を外した動きを可能にする。
創まれてから、二度目。自分の意思では、初めて。
その性能を、最大限に発揮しようとしている。
歌()が聞こえる。……此方としては、高揚感よりこの方が余程やりやすい。
それを皮切りにする様に、今回の受刑者の、或いは討伐対象()の、元に。
能力を起動し圧縮した風の刃を、足首を狙い――放つ。
剣──ファルシオンを鞘から抜き取り一度だけ手を打った。
――そうして、獣は駆け出した。
手を打つ音ひとつ(
)。それの齎す脅威を知っている。
爆発物がどこにあるかを探すように、きょろと見渡す。
風を切る音()。反射的に跳ねてやり過ごす。
だって、獲物の脚を奪うのは、いつもの自分のやり口だ。
獣は獣なりに知恵がある。
風の刃をやり過ごしたあと、駆け出すのは爆発物を操るヴェルク
の方向。アレが最も厄介で嫌だから。
メレフとヴェルクを結ぶ直線上にルートをとろうとする。
処刑室にはもちろん行かないのだが。
「ウワ〜もう集まってそ〜……」
すごい遠くから処刑室の入り口を見てる。音は聞こえるかもくらいの距離。
レヴァティ
「……ん? レヴァティか」
サルガスは廊下で待機中。視野の範囲を広げていた
ものだから、遠くに居る君のことも眼に入るだろうか。
君の位置から廊下に居るサルガスの姿が見えるのならば、そちらへ緩く手を振る。
サルガス
「お、おう〜……きょうだれ?」
素早く振り返して、本日の処刑について聞いた。まだ今日の結果を見ていなかったので。
その場からは動かないので、声がちょっと遠い。
シャト
「…来いよ、ケモっ子
」
男に向かう視線に、足に。囁きのように零して。
けれどもまだ、行動を起こす様子はない。
己の能力が制限されて尚、厄介なことを理解している。
安易に行動すれば、巻き込むことは最初から──知っていた。
今日は見えている。この前よりも。
誰がどこに居て、どう在るのか。見えている。
だからこそ動かない。まだ、……まだ。
レヴァティ
「本日の処刑対象はシャト・フィーだ。
かなり危険な状態だ、死にたくなければそこに居るといい」
君を怖がらせたくはないから、
サルガスもこの場からは動かず、聞こえやすいよう声を張り上げつつ伝える。
「シャト…」
獣として駆けだしたその子を見つめる目は少し複雑だったけれど。
静かにアサルトライフルを構える。
「…ちゃんと止めてやりますよ、きっと」
まずは数発。素早い獣を撃ち抜こうと引き金を引いた。
獣
初撃が回避された事を確認する。次に移る。
再度の能力を発動、動き出す方向を見る。その対象()は――動く様子は無い。
フェイントを交える必要があると判断。線を結んだ方向に、再度の刃。
獣の本体を狙うと見せかけ、その少し前。一撃、二撃。
最短距離を駆け抜けようとしていたけど、発砲音(
)を聞いた瞬間に進路を変える。
ジグザグと、一つの射線に留まらないように。そうやって、銃器から逃げた経験があるかのように。
その最中、突如進行方向に置くように放たれた風の刃。()
急制動、跳び退くようにバックステップ。血飛沫が舞う。
――いたい!!もっと、もっとはやくはしらなきゃ!
確かな負傷、だけど動きは怯まず止まらず、それどころか速度を増して、不規則な進路でヴェルク()へと向かい背後へ回り込もうとする。
最初に潰すと決めた相手を変える気はないようだが、進路変更と回避で貴方には随分と猶予が出来た筈だ。
サルガス
「うぇ〜ヤバそう……」
「そうする〜……」
本当に怖ければ帰ればいいのだが、集まってるとこに行かないのも心細いので、ここにいる。
アマノ
「ああ、アマノ……とクロか」
白い鳥に対して自分でつけた名前で呼びかける。肩に手を置かれるまでは受け入れたものの、手が離れ処刑室側にあなたが行こうとするのならばその手を思わずといった様子で掴もうとする。
「……。百歩譲って怖いってことにしてやってもいい。
だから行くなよ」
怖いのは事実だが、何に対しての恐怖なのかは言わない。今回の処刑対象に少なからず恐れがあるとも言わないし、処刑室に入らない理由となる恐怖がひとつだけとも言わない。
レヴァティ
「……ああ、」
処刑室の扉と君を交互に見。
怖がられなければコツ、コツ、と。君の近くまで歩み寄った所で壁に背を預け直すだろうか。
「君もまだ本調子じゃないだろうからな。
……大丈夫になるまでは、好きな場所にいるといい」
いつもの元気な様子しか見ていないものだから、今の君に元気がないのは見て取れる。
アマノ
「うるッせェな、たまにはいい子に意思表示してやってるってだけだろうがよ。なァ?」
同意を求めたのはクロに対してだ。あなたは分かっていない様子なので聞く理由がなかっただけとも言うが。……いい理解者なのかもしれない、と少し思いつつ。
あなたが隣にしゃがめば少し気を良くしたように鼻で笑ったのが聞こえるかもしれない。
「俺よか断然強ェだろうが。万が一の時はてめェを犠牲にして逃げ延びるから安心しろ」
不規則なそれにあたる保証はないが、ターゲットを狙う隙があればもしかすれば、と。
獣がヴェルクの背後をとりにいくのを見れば射線を確保する為に駆け、牽制も兼ねて胴狙いで3発の銃声を響かせた。
シャト
ギリギリまで引き付け、出来る限り他者を巻き込まない形を取ろうとしていた。
──が。発砲と刃により、獣の進路は変更。
不規則さと速度を得たそれに微かに舌打ちを鳴らす。
どこまでも厄介者だと認定されているらしい。
この行動を動く中で確認できたかどうかはシャトの認識範囲次第。
「……俺ごと狙っても許すから。ちゃんと止めろよ
」
この声は、今この場にいる戦闘能力のある者達へ。
食い尽くされてしまう前に。あれの紡いだ言葉通りに。
獣が来る方向へと身を捻り──Klap。
少し無茶な体勢だが、床を蹴り後退も合わせて。
今しがた作り出した爆弾をシャトに向けて放り投げた。
起爆するかどうかは、これからの行動次第だ。
獣
一か所命中。しかし、怯む事を知らない獣を見る。狙う獲物を変える事は無いのを判断する。
「そちらこそな」
一言言葉を送り()ポジションを変更。
現在位置から少し後ろに下がり、今度は自らの元から走らせるのではなく。獣の周囲の空気を直接圧縮させ、負傷を狙う。
サルガス
多少びびったが、前よりあからさまに怖がることはない。
「なんだよォ〜……べつに、言われねぇでもそうするし……」
あなたの態度がこう、妙にこう……こそばゆいので、もごもごした返答になってしまう。
アマノ
「ま、俺が捻くれている側の人間なことは否定しねェよ。その時々に合わせてうまーく感覚を合わせられるようになる日が来るのを祈ってるぜ?」
ともにしゃがんで顔を見合わせ。クロを褒めるように指先で優しく労わりつつ言葉を続ける。
「その強めの奴が誰なのか知らねェし、強めの奴ら殆ど中にいると思うんだけど。ま、精神が云々に関しちゃァそっくりそのままお返しするわ」
銃声3発。獲物への距離を詰めることを選び、回避ではなく加速する。
「」
再び血飛沫。小さな呻き。止まらない。
背後をとろうという動きが仇になって、袖に仕舞われた爆弾は見逃しただろう。
新しい爆弾の生成を見て、こちらは対処を優先する。とはいえ、雑に遠くへ蹴り飛ばすというもの。
爆弾はルヘナの方へ。
それが間に合ったなら、今度こそ姿勢を崩した貴方へ向けて爪を振り下ろすだろう。
狙うのは顔面。視界ごとバリと剥がすように。
爪を食い込ませる瞬間、獣は動き続けていられない。
隣に座ってるの看守じゃなくて芸人だったかもしれねェ。
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