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【人】 X『教皇』 カルクドラ── 回想:氷解 ── ユグも来たんだね。 うん、僕達だけなら心配だろうからね。 僕がユグの立場なら、そうしてもおかしくないと思うから。 君にもたくさん心配かけてきたからね、 大丈夫、もし一触即発状態になったとしても、 僕もタナトスも君は巻き込まないようにするから。 [ なんて気休めにもならない冗談を掛ける。>>4:155 思えば、タナトスとユグが二人で居る時に 話をするのは初めてかもしれない。 それもそのはず。ずっと避け続けてきていたのだから。 ユグがタナトスにぴったりくっついているのは>>4:154 ただ単にボディーガードの意味合いだと思っている。 危害を加えようとしたら前に出てくるような。 のでこちらも微笑ましいと思いながら眺めていた。] (81) 2022/12/23(Fri) 1:08:03 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 七年もの間避け続けてきた 魂が苛立ちを覚える男の言葉は>>4:152 まるで羽毛のように柔らかく感じた。] 残念。それに僕が勧誘するとしたら もっと話しやすい人に言ってるよ。 ……正直、滅びてもいいとは思ってたよ。 七年前の僕なら、即決だっただろうね。 今なら、箱庭に行くだけで世界はそのまま、なら 行く選択をしていたかもしれない。 でも、色々な人たちと話をして このまま箱庭に行っても、 きっと幸せにはなれないだろう、と思ったんだ。 そういう君は、どう考えてる? [ 『死神』としてではなく、『君』に問う。 僕が僕であると同時に、彼は彼だ。 長年覆われ続けていた氷塊を徐々に崩していく。 ] 中身まで傷つけないよう、刺激を与えないように。 (82) 2022/12/23(Fri) 1:08:21 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ と思えば、急に立ち上がったので 切り上げられたか、と察し それも当然。むしろ長続きした方だ ── と、思いきや。>>4:153] ……ふぁ!? [ 万に一つも予測出来なかった不意打ち。 夜の空、冷えているはずなのに、どこか温かさを感じる 指先が頬に触れると 君は勿論───ユグも見たことのないような 吃驚の表情、瞬間情けない声が漏れてしまう。] (83) 2022/12/23(Fri) 1:08:52 |
【人】 X『教皇』 カルクドラそれを云うなら、君だって……そうじゃないか。 ……僕は良い人なんかじゃないからね。 [ 人の好さそうな笑顔に、温厚な気質。 彼に嫌われる要素がない人物であるのは知っている。 ただ前に歩めなかっただけ。 ]向き合う勇気が無かっただけ。 向き合うことなど出来ないと思っていた。 何て言えばいいのかわからなかった。 しかし、いざ口に出してしまえば──……。 (84) 2022/12/23(Fri) 1:09:14 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ…………う、う……。 [ 間もなく頭に手が伸びていた。 この洋館に来てから、彼が僕の頭に 手を乗せる時が来るとは思いもしなかった。 不思議な感覚に変な声が漏れてしまう。 恥ずかしいから止めろ、と言いたかったけれど これが本当のタナトスなんだ、って 今まで知らなかった姿を見ることが、知ることが出来て。 ──何だか。] ふ、ふふっ……。 ……ありがとう。 [ 照れ隠しの笑みが、零れた。 七年と魂を凍結させていた氷は、静かに融け始めた。 まだ歩み始めたばかりだけれど 初めて彼のことを“普通の”“一人の人間として” 見ることが出来た、記念すべき時。*] (85) 2022/12/23(Fri) 1:09:32 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 僕は僕だ、と言いながらも、 文献に残っている記録、胸に刻まれた証が 『教皇』との繋がりを断ち切れない。 だから、もし君が要らないと言っても 過去のことは、いつの日か謝るつもりでいる。 この証を背負った者のけじめとして。 過去の、運命の精算として。 新たな一歩を進む為に。 それが終わった日がスタート地点なのだろう。 もしかしたら、菜園の手伝いをする未来があるかもしれない。 おすそわけを貰う日が来るかもしれない。 実現するかは別として、今までまず有り得なかった話が 有り得るようになるのかもしれない。 ……でも。 世界が滅んでしまえば 全てただの絵空事になってしまうけれど。 最後に和解出来て、世界と共に心中するのも悪くは無い。*] (86) 2022/12/23(Fri) 1:09:40 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 途中、ユグからの提案には>>4:157 気遣ってくれているのだろう、と理解した上で] ふふ、気遣いありがとう。 でも三つなら誰かがハズレを引いてしまうからね。 誰が当たっても悲しいことになるから 今回は普通のものにしようか。 [ 丁重に断ることにした。 僕の引きが悪いから逃げた訳ではない。 ]そうだね。君が来た時には既に 僕とタナトスは、お互い接触してはいけない、 暗黙の了解があって。 これでも、大分鎮静化した方だったんだよ。 [ ね、とタナトスの方を向き苦笑する。] (87) 2022/12/23(Fri) 1:10:06 |
【人】 X『教皇』 カルクドラうん、僕も君と言葉を交わすのは好きだったよ。 最初に来た時から、徐々に生き生きするようになって。 本を読みたいと言ってくれて、色々知ろうとして。 ……こうして、君にも嬉しく思って貰えるだなんて。 ありがとう。 君も、タナトスも優しいね。 ずっと仲介しようとしてくれてありがとう。 君が途中で諦めてしまったら、 僕達は何も進展しないまま 分かり合うこともなかっただろうから。 [ ユグはタナトスが主に世話をしているのを知っていながら 僕自身も面倒を見ていたり、やはり弟子のような感覚で。 本当に、何故もっと早く歩み寄らなかったのだろうと 今になって思えてくる。 きっと君も、喜んでくれているだろうから。] (88) 2022/12/23(Fri) 1:10:29 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ随分遅くなってしまったね。 時間取らせてごめん。 改めて……ありがとう。 君達と話せて良かったよ。 …………おやすみ。また明日ね。 [ 明日、決断が下される日だが、最初に語った時以降、 あえて話題も出さず、選択も聞かないことにした。 水を差されたくなかったのが一番。 気分の良いまま終わりたかったのが二番。 何の変哲も無い日のように、二人にくすりと微笑んで 手を振りその場を去っていった。*] (89) 2022/12/23(Fri) 1:10:40 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 回想:恩人を思う人 ── [ 倒れ伏したヴェルトを運び込み 体温も呼吸も特段おかしくはないと確認し ほっと胸を撫で下ろした頃。 少し経つとシンが部屋に入ってきた。 ホールでは僕たちも必死だったので 彼の姿は見えなかったが きっと、見たことのない様相だったのだろう。>>4:258 今の表情もまた、いつもの笑顔は無いのかもしれない。] シンくん……。 大丈夫だよ、きっとすぐに目を覚ますと思う。 ( ──ああ、そうだ。 シンくんは僕よりもずっと昔からの知り合いで。 きっと、思うところもたくさんあるのだろうね。) [ シンの肩にぽんと手を置き、何度か背中を優しく撫でる。 先程僕を励ましてくれた時のお礼、とは違うけれども。] (118) 2022/12/23(Fri) 19:06:39 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ僕達は一旦出るから、 ヴェルトさんが目を覚ましたら教えてね。 ……ふふ、久しぶりにたくさんお話が出来るんだろうね。 [ 大丈夫だよ、と彼を残しエーリクと共に部屋を出た。 いつも明るく優しい彼が 今にも泣きそうな表情をしていたのは、分かったから。 僕はエーリクが隣にいたから堪えることが出来たけれど 一人だったら、泣いていたかもしれない。 僕も、エーリクにとって ヴェルトさんと同じような存在になれるのだろうか。>>4:245] (119) 2022/12/23(Fri) 19:06:59 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 扉を閉めて廊下を歩き始めた頃 聞き漏らしそうなほどに小さい嗚咽が耳に入った。>>4:263] ( ヴェルトさんが元気になったら 皆で楽しく話したいね。 今からその時が楽しみだよ。 皆、あなたの帰りをずっと待っていたんだよ。 僕も、あの時より少し大人に、立派になれたと思うから。 ……その姿を、見て欲しいんだ。*) (120) 2022/12/23(Fri) 19:07:19 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ好きじゃなかったのか。どうして? ……なるほど。 気にしなくても、いつでも僕は君を選ぶから大丈夫だよ。 昨日は心配してたんだよ、ずっと。 [ エーリクと二人になった廊下で語る。 続く言葉を聞けば、嫉妬のようなものだろうか。>>29 すぐに嬉しい、と出て来たので穏やかに微笑み返し] いや、何だか踏ん切りがついたように見えて。 どうであれ、今日から世界が変わっていくだろうからね。 [ 話題が神とのふれあいの件になると 逆に僕の方が苦い顔をするかもしれない。 食事に関しては、昨日の帰りが遅くなったこと、 目覚めも悪かったことから がつんと食べたい気分だった。>>30 レストランに行くと聞けば歓迎、その足で歩き出す。] (204) 2022/12/24(Sat) 3:27:30 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 街へと向かう道、幸いこの近辺は 被害があまり出ていなかったのか大雨程度で済んだらしく、 レストランも通常通り営業していた。 運ばれたハンバーグ定食を堪能しながら 昨日の出来事を、相槌を打ちながら聞く。] ……あの時、エーリクとシトラが一緒に居て 一緒に泣いている姿、実は見えてたんだ。 本当なら僕が手を差し伸べに行かなければいけないのに 行けなくて、自分が情けなかった、と後悔してね。 シトラがいてくれて良かったよ。 シトラにとっても、エーリクがいてくれて良かった。 優しいシトラが言いそうなことだね。 でも、良い結果、満足のいく結果を出せたなら良かった。 [ 何も出来ずとも声だけでも掛けていれば>>31 少しでも安心させられたのかもしれない、と未だ思う。 この件については、シトラに会った時にも謝るつもりだ。] (205) 2022/12/24(Sat) 3:27:47 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ チェレスタとの話を聞けば、表情や感情が 普段より出ているような感じがして>>31>>32] ……チェレスタがそんなことを言っていたのか。 でも、分かり合えたなら良かった。 実は、僕も同じようなことをしてね。 最後かもしれないから、と タナトスと腹を割って話をしてきたんだ。 うん、僕も君も、もちろん皆も。 降った雨もいつかは止むように 生きていれば、きっと必ず良いことがあるから。 [ チェレスタにエーリクが綺麗だと言っていた、と 伝えておくよと穏やかに笑う。 彼と同様、昨日の出来事を語る姿は 僕から見た彼の姿のように 窓から覗く雨上がりの青空>>205の如く 晴れやかに見えたかもしれない。>>33] (206) 2022/12/24(Sat) 3:28:56 |
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