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【人】 模範囚 メサ「ダビー殿、先ほど死んでいますからね…死にたいのでしたらお手伝いしますし、そうでないのなら…拙は参加するつもりはありません」 宴では、人を殺す事をよしとされていた。だからそうした。 ただ…今の自分はそれを望んでない事を、理解している。 (227) 2021/10/13(Wed) 22:11:50 |
アマノは、己の手を強く握った。強く、強く。 (a102) 2021/10/13(Wed) 22:15:32 |
【人】 墓守 トラヴィス「…………ダビー。元気? あと私がやらかしたこときいた?」 半笑いで近づいて手を振った。 きまずーい。やらかした私が頑張った君になんで攻撃が許されてるんだ?それがゲームのルールだから。ルールは厳密に守らなくては。全くその通りだ。 「君が咎められるなら私は咎めじゃすまないよね。そうだろ? ……まあ、だから、私からはご褒美をあげるよ。 君、私が苦しむ顔好きみたいだし」 決めておいたのに、自分で言う時は少し震えた。 「私の家族が殺された方法で君を痛めつける。 結構見応えあるだろ?」 くる、と良く研いだテーブルナイフを手の内で回した。 (229) 2021/10/13(Wed) 22:16:54 |
アンタレスは、トラヴィスに視線を向けた。...何かを言うわけでもないが。 (a103) 2021/10/13(Wed) 22:18:45 |
【人】 不覊奔放 ナフ周囲を見渡して、恐らく誰も最初を取らないだろう、と判断した。初めは、自分がいい、きっと。軽やかな自分が。 軽やかに処刑者の前まで歩いて。 駆け出せないのを隠して。 あなたの前で、飛び掛かることもせずにひたりと足を止めた。 「俺は貪るよ」 柘榴色が、まっすぐダビーを見据える。 (230) 2021/10/13(Wed) 22:18:53 |
【人】 知能犯 ルヴァ「…………。」 準備が整っただろう辺りで、主犯が一人でやってきた。 恐らくここにいるすべての人が見た、少年の初めての手ぶらだ。両腕をだらりと下ろしては、袖の中に隠されている。ついて回った人形も、音も今はない。 いつもののんびりとした雰囲気もあの時の傲慢さも今、一つもない。 但し彼は生存者として処刑場に来ることを決めた。 手を出すかはまた別の話。話の流れができない限り、参加はしないだろうが。 そして処刑場にたどり着いている割には、この場の誰も注視していない。 心ここにあらずといった様子。その様子に、誰かが何かを思うのだろうか。 (231) 2021/10/13(Wed) 22:22:06 |
【人】 紅月夜 チャンドラ「……二人が先いくかな。その後は僕もいってもいい?」 構えるのは鞭ではなく、鎌だ。 今は星空の色をしたそれを担ぎながら。処刑室にいる人々に声を掛ける。 (232) 2021/10/13(Wed) 22:22:52 |
【人】 不覊奔放 ナフそうして、にた、と笑う。 出来るだけ悍ましく、『殺意』と『害意』を露わにした。 今まで繰り広げた死闘では、そんなものかけらも放ちはしなかったのに。 「避けれンならァ、避けていいよ」 言うが早いか、いつものように回し蹴りを放つ。左脇腹に向けて。 力加減はあまり強くは出来ないが。それでも骨の数本は持っていけるだろうか。 淘汰されるべき悪魔を気取る。 それが男の答えだ。 (233) 2021/10/13(Wed) 22:24:13 |
【人】 墓守 トラヴィス>>+99 強化された肉体ならば、避けられない限りこの程度のことはできる。テーブルナイフが閃いた。 服ごと薄く肉体が削り取られる 。右の二の腕。肉色の断面にナイフの筋が縦に入り、僅かな時間ののち、血液がそれを覆い隠す。見慣れた傷跡だ 。傷をつけたのは自分の方だというのに、眼球がひどく揺れ、背に急な冷たさが走った。汗をかいてそれが伝うほどなのに、口の中は喉の奥までひりひりと痛んで────いや。幻覚だ。そういった反応はまだ間に合っていない。何度も夢に見たので、『次はそうなるだろう』と脳が記憶しているだけだ。トラヴィスは彼を一閃削いだだけだ。ただそれだけ。「チーズかハムみたいだよね。縛られて、全身骨まで削がれた。まあ家族というより近くはなかったけど、同じ血を分けた仲なのは確かだ。…………ああ、飲む方でなくてね?」 ははは、と、朗らかに笑ったつもりだが、おそらくこれは失敗しただろう。かたかたと手が震えている。 「全員に分けるにはもう少し足りない。ご協力頂くよ、私のショコラちゃん」 (234) 2021/10/13(Wed) 22:29:56 |
【人】 環境破壊 イクリール「はぁ、どうしようか……」 だらだら処刑室にやってきて、首を傾げる。どこを食べたいか、今回はあまり考えていないのだよなぁ。 宣言しておかないとなくなってしまうのだろうか…… 「ダビー君は身体パーツより面白能力の根源の方が気になるのだよな……」 真剣に悩む。今はどこを食べたい気分か……。 「……脳?」 「まあ砕けていようと消し炭にされようと人体は食えはするからいいか」 リクエストして取っておいてもらうほどでもないか、と思ったので、呟くのみにした。 (235) 2021/10/13(Wed) 22:30:02 |
【人】 模範囚 メサ「…なるほど」 外の人間が貪り、飢えを満たす為。 ここで生かされる悪の餌の為。看守の言葉を思い起こす。 「…」 ここでは、自分が決めていい。 世界に、宙に、自分が思う波を起こしていい。 (236) 2021/10/13(Wed) 22:34:24 |
【人】 模範囚 メサ「拙が行きましょうか。…そうですね、先に言っておきましょう」 「 拙はダビー殿を殺しません。 ご安心を、他の人がどうするかに指図をするつもりもありませんので」 (237) 2021/10/13(Wed) 22:38:16 |
【人】 墓守 トラヴィス>>+101 ダビー 一閃。一閃。 上がると思われていた口角は平坦で、……トラヴィスは彼が、自分に向かって心を閉ざしたことを知る。 「……君を歪めた一端はわたしにもあったと自惚れてもいいのかな。それとも、君たちは皆、 自分の判断でそうした と叫ぶのか。そうして己の見るべきものと定めたものを見て、それ以外を拾わずに去っていくことにするのか」冷たくなっていく指先。迫り上がる唾液。見慣れた姿だ。見慣れている。とても見慣れている。 「…………まあ、いいさ。君にとって私は ディナーの主菜には満たない 。君がもう、そう判断したのなら。私は君への義理を果たして、それで全てを終えよう。ダビー、手を出して。さあ。綺麗にしてあげるから」あなたの 右腕は見る間に白骨化していく だろう。そしてそこが、トラヴィスの限界でもあった。「……」 目を逸らして、ふらつく。 壁際に歩み寄って、崩れ落ちた。 そのままもう動かない。かたく目を瞑った。 (238) 2021/10/13(Wed) 22:40:57 |
【人】 模範囚 メサでこぴん 喰らった本人からすると、 死にたくなるくらい痛い とはいえ、これまでのメサの処刑を見て、それを喜んでいた人たちからすると、物足りなく感じるだろうか。 (241) 2021/10/13(Wed) 22:49:13 |
【人】 模範囚 メサ「拙は、これで十分です。知らない人のために人を殺すつもりはありません」 「贖罪の仕方は、他にもいくらかやりようはある筈でしょう」 それだけ話して、その場を離れる。顛末は見届けるつもりだ。 (242) 2021/10/13(Wed) 22:53:50 |
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