情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] ... [14] [15] [16] [17] [>] [>>] [>|]
【人】 III『女帝』 シャルレーヌ[ でも、彼の隣でホッとする間もなく、彼が 自分の知っている彼でなく、 神その人であると理解してしまった。 それでも、最初にきたのは困惑。 落ち着かない様子で傍らの彼の服の裾を掴もうとしただろう。 世界が世界ではなく、私たちを作った神で、 私たちが幸せになるために世界を壊す? でも、私たちが必要なら壊さない…。] そんなこと、急に言われても…。 [ それでも明日までに 答えを出さなければいけないらしい。 この世界の行く末は、 ここにいる証持ちに託されたようだ。] (417) 2022/12/15(Thu) 23:10:34 |
【人】 III『女帝』 シャルレーヌ[ アリアがフォルに話しかけ、フォルがそれに答えるのを見守った。 彼女が立ち去るのを見送った彼>>344に。] フォル、私にも聞かせて。後でいいから…。 [ そう懇願すれば、彼は頷いてくれただろうか。 彼が「死神」や「戦車」の方へ向かっていくなら、 自分はその場で佇んで、先程視線を感じた彼>>384の方を一瞥し、 こんな時でもふんわりしてるように見える彼に こんな時でも息苦しさを感じてしまって、目を伏せる。] (418) 2022/12/15(Thu) 23:11:04 |
【人】 III『女帝』 シャルレーヌ[ あの頃の記憶はないけれど、経典で端的に何があったかは知った気になっている。 洋館に来て経典を読むまでは知らなかったけれど。 フォルの側にいると安心するのも、 エトを見ていると息苦しくなるのも、 前世の因縁が原因かもしれない。 平気になりたい。あわよくば仲良くなりたい。 そう思いながらも、結局この8年の間、どうにもならないまま。] (419) 2022/12/15(Thu) 23:11:43 |
【人】 III『女帝』 シャルレーヌ──いつかのリクエスト 物じゃなくてもいいのなら…。 [ 多分7〜8年前、エトが洋館に住むようになって、 参ってしまって臥せっていた時期があった。 そんな時にフォルから 誕生日プレゼントのリクエストの依頼。 フォルが用意してくれた物ならなんでも嬉しい。 それが本音だったけれど、その時ばかりは我儘を言った。] 死なないで。 私より長生きして。 ほんの少しだけでもいいから、 私より先に死なないで…お願い。 [ 約束の指切りは叶っただろうか**] (420) 2022/12/15(Thu) 23:12:36 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ そんな心のこもったプレゼントに、 家の援助や洋館でのお金で 高価なものを贈って返すのは違う気がして。 だから手ずから用意したものを、と頑張ってみたものの どれも上手な出来ではなかったかも知れないけれど。 何を用意しようどう贈ろうかと考える時間は楽しかった。 マドレーヌの他にも焼き菓子に挑戦してみたり、 夜色のマフラーを編んでみたり、 洋館から花を少し分けてもらってサシェを作ったり、 黒猫の刺繍を入れたお揃いのハンカチにしてみたり。 引きこもりなのに無理して虫捕りなんてみた時は 大変だったっけ。 あの時は結局フォルスのお店で贈る物を見繕ったかな。 ──…実は彼らが存外仲良しだと知っている。 そんな風に彼が居場所を作ることを嬉しく思っていた ] (421) 2022/12/15(Thu) 23:15:38 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――玄関ホールで―― ……そう、ですね。 僕も、世界を壊す必要はない、と思ってはいましたよ。 皆で集まって、仲良く暮らして。 それでずっと幸せでいられるなら、それでいいと。 [素直に頷けない、というヒナギク>>402に、持論を述べる。] (422) 2022/12/15(Thu) 23:16:04 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 彼の境遇は知っている。 知っているだけで、 たった独りで幾度の夜を過ごしてきた、 その凍えるような思い出を拭えるわけではなくて。 それでもあんなに温かな愛を与えられる人だから、 幸せに、なって欲しかった。 出来れば私が幸せにしてあげたかった、けれど。 今だって、本当は 「生まれた時から一人だったから」 「二人でひとつが羨ましい」>>0:350 そう言った彼がもしこのまま一人を選ぶのなら、 また孤独の海に沈むというのなら。 嫌われても憎まれてでも傍にいたい。 独善かもしれない。 それでも抱き締めてあげたかった。 夜の帰る場所になりたかった。 生まれてきてよかったと思わせてあげたかった。 なのに、どうして私は完璧じゃないんだろう ] (423) 2022/12/15(Thu) 23:16:14 |
【人】 XII『吊された男』 ユグですが、もういらないと、あの方が仰るのなら。 僕らを傷つけない世界だけがあればいいと仰るのなら。 僕はそれに従おうと思うだけです。 ……ヒナギクは、そうではないのですね。 世界を壊さないという意見のほうなら、皆の意見が揃うと思いますか? 神様が仰る言葉よりも、皆の納得が行くと思いますか? [問いかけるものの、すぐの答えは求めていない。 アリスの手を引き、彼女がホールを離れていくなら、ゆるく見送るに留める*] (424) 2022/12/15(Thu) 23:16:17 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 仕舞った栞を取り出す。 あの日、彼が手折って差し出してくれた花。 花が好きだと言ったからプレゼントしてくれた。 ベルに、とくれた花。>>0:357 泣きたくなるくらい嬉しい贈り物。 あなたにそんなつもりはなかったとしても。 これだけは、 これだけは私だけのものだと思っていいよね? *] (425) 2022/12/15(Thu) 23:17:14 |
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。 (a66) 2022/12/15(Thu) 23:17:29 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a67) 2022/12/15(Thu) 23:18:53 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 誕生日会翌日 ―― [ 昨日は楽しかったね! そんなふわふわした雰囲気がまだ残る朝だった。 クロくんの作った飾り、ちょっと残しておこうよ! とか言って、広間の壁の一角に、 まだ貼られたまんまだったかもしれない。 ――だけどそんな雰囲気は、じわじわと漂ってくる 張り詰めた空気に塗り替えられていく。] え……? [ 職員の人――昔からここにいるその人が、 平静を装いながら言ったことに、ぼくは目を瞬かせた。 たぶん上手く対応は出来てなかった。 笑顔も半分落として、惹かれるように玄関ホールの方へ。] (426) 2022/12/15(Thu) 23:22:56 |
【人】 T『魔術師』 シン……ヴェル、兄、さん、 [ その姿は正しく、ぼくの大好きなヴェルト兄さん、 その人だった。 7年前、突然居なくなってしまったヴェル兄さん。 誰に何も言ってくれなかった。……ぼくにだって ぼくにとってヴェル兄さんは、 物心付いたときからそこにいた人だ。 もう手を引くことはなくなっていたとしても、 突然いなくなってしまったヴェル兄さんに、 欠けてしまったぼくの世界の大切なピースに、 流石に心にぽかっと穴が空いた気持ちがしていた。 だけど表向きは、笑顔のぼくのままだったと思うよ。 ……フォル兄さんやシャル姉さんやタナトスの前では、 ちょっと凹んでたぼくを見せてたかもしれないけど。 「どこ行ってたの?」と、声を掛けたかった。 ぼくはヴェル兄さんのこと、 生きてるって信じられてはいなかった。 周りの職員さんたちが「死んだ」と口にするなら、 そういうものだと、どこか諦めていた。 だけどまた会えたなら――そんな嬉しいことってないね。] (427) 2022/12/15(Thu) 23:23:43 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a68) 2022/12/15(Thu) 23:24:45 |
【人】 T『魔術師』 シンう、え、…………? [ 自分のものではない、だけど強すぎる感情に、 呑まれていく。 頭が、心臓が、気持ち悪いぐらいに痛くなる。 この感覚は知っている。 嫌というほど隣り合わせにあるものだ。 ぼくの中にいる『魔術師』が叫ぶ。 この人は我らの『神』であるのだと。] (429) 2022/12/15(Thu) 23:25:00 |
【人】 T『魔術師』 シン…………誰、? ヴェル兄さん、は、……? [ ただ、そう言えたのは間違いなくぼくだ。 理解しているのはぼくじゃない、 知っているのはぼくじゃない、よ。 ヴェル兄さんの顔して、そんなことを言わないで。 だけどぼくの小さな抵抗は特に何になることもなく、 『誰か』は話を続ける。 ぼくらに愛してると言いながら、 ぼくらに無茶な選択を迫ってくる。] (430) 2022/12/15(Thu) 23:25:29 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ただ、それが数年経って、 7年前、ヴェル兄さんが出ていく前に もう一度聞かれていたなら、] ……もしかしたら外の世界は、ぼくが思ってるよりも、 みんなには辛いものなのかもしれないね ……なんとか、出来ないかな? [ 洋館にもだんだんと人が増え始めていた頃だった。 証持ちが世界にとってどんなものなのかと、 だんだんと分かり始めてきていた。 その頃からぼくは、世界というものが もう少し良いものにならないかと、 時々考えるようになった。 ……だけどね、滅べばいい、なんて、 ]考えたことなかったな。 崩壊させる必要なんて、ないんじゃないかな……? (433) 2022/12/15(Thu) 23:27:07 |
【人】 T『魔術師』 シン[ みんなには、笑っていてほしいよ。 ]でもみんなが外の世界で幸せなら、 ここには居なくなってしまうの? みんなには会えなかったの? 世界の在り方を考えるとき、 ぼくはいつだって他人事だった。 世界が辛いのはみんなで。 世界が優しくなって欲しいのはみんなに対してで。 "外の世界"にぼくは最初からいないんだから。 外の世界に対しての興味や、憧れみたいなものは、 昔はあった。 外の世界の話を聞いたりするのも好きだったし、 見たことない景色を夢想したことはある。 だけど、いつからだろうね? 外の世界はぼくにとって、どうでもいいものになっていた。 ――ぼくには、この小さな世界があれば、それで良かった。 じゃあ別に、世界なんて滅びても良いんじゃない? みんなと一緒にいられるのなら、それでもいいんじゃない? ……そう考えるのは、いけないことだね! (434) 2022/12/15(Thu) 23:28:51 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ぼくはヴェル兄さんみたいに、 カルクくんを叱ることはなくて>>0:614、 ヴェル兄さんが叱るなら、 ぼくはカルクくんには普通に接していた。 ヴェル兄さんが出て行ってしまってからも、 その役目を引き受けることはなかったかな。 きみはあの頃から叱るようなことをすることは なくなったから。 ぼくは祈祷室に行くことは少なかった。 これはフォル兄さんの売店のお手伝いもそうだけど、 そこを自分の居場所と決めて、 そこに人が来るようになるなら、 そこに居るのはぼくじゃなくていいと思うんだよね。 もちろん避けてるってことはないから、 時々行くことはあるけど! 立派にお兄さんをするようになったきみのこと、 ぼくは、いいことだな、って、思ってるんだよ。 だから、今も、そのままの日常のきみで、 居てくれたらいいのに。 *] (437) 2022/12/15(Thu) 23:31:51 |
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。 (a69) 2022/12/15(Thu) 23:34:37 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[いつかの、洋館での出来事。 たとえば、『世界』の証持ちたる男性と、 一度だけ言葉を交わしたことがあった。>>328 「“世界”についてどう思う?」という問いに対して、実に素朴に、] そんなこと考えてるんだ。すごいなあ。 私いつも、うまく歌うにはどうしたらいいか、 ……ってことばっかり考えてるからね! [そう答えた。返答を聞いた男性は穏やかな表情のままでいた。 彼も歌が好きならば良いと思ったが、 それを直接言葉にして伝える機会は、ついぞ訪れることはなかった] (438) 2022/12/15(Thu) 23:37:16 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[たとえば、 出会い頭に歌が上手いのか訊ねられたことがあった。>>0:531 すっかり気をよくして良い笑顔で「けっこう上手い」と答えた。 その人――『悪魔』の青年は歌を聞きたがったものだから、 チェレスタ的に当然の思考の流れとして、 「歌が好きなの?」と訊ねはした。 彼の前で歌う暇>>0:531を見つけることは、わりと難しくなかった。 といっても、これは、チェレスタが洋館に住み始めてからの主観だけど。 ただまあ、彼の、他に好きなものについては、どれだけ知ることができただろうか] (439) 2022/12/15(Thu) 23:38:27 |
【人】 U『女教皇』 キュリア[強い言葉に倒れそうになりながら >>236 思い出したのは、いつもみんなに……わたくしのことも気にかけて声をかけてくださる男性のことでございました。] 助けてもらおうかしら。 けど、ご迷惑かしら。 ああ、とりあえず、頭に空気を回さなきゃ。 [ひとりごちながら吐き気を抑えて小さく口を開けゆっくりとまずは肺の中の二酸化炭素を外へ。 ショックをうけた衝撃や謎の不安も一緒に体外に出せたら少しは楽になるのでしょうか。] (440) 2022/12/15(Thu) 23:39:03 |
【人】 U『女教皇』 キュリア[数回ゆっくりと細く深呼吸をしてみると身体に酸素が回ったのか少しだけ呼吸が楽になりました。 倒れてしまう前に部屋に戻ろうとしつつ、彼の姿を見かけて忙しそうでなかったら声をかけているかもしれません。] ……シン。 …………あの、 …………………今のこと >>11 びっくりしすぎちゃって。 えっと、だからその、話しながら頭を整理したいのだけど……もしよかったら部屋でお茶しませんか? [なにかと気にかけてくれるし話すことも多かった彼から"自分じゃない人の意見"を聞きたかった。]** (441) 2022/12/15(Thu) 23:39:21 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[たとえば、『正義』の青年が、子守唄を小さく歌っているのに合わせて、 その独特の節を、すんなり真似て歌ったことがあった。>>0:605 ……島群にルーツを持つ歌をうたったことなら他にもあった。 売店で売られていたしゃぼん玉>>0:39を吹いているうちに思い出した、 しゃぼん玉にまつわる歌とか、他のやつとか。 ただ、明確に誰かと合わせようと思って口ずさんだのはこれが初めてだったかな] …………私が生まれたのは、ええと、 北東のどっからしいよ。 [故郷のことはもとより親の顔も覚えていないから、 故郷のことを訊かれれば歯切れの悪い答えになってしまう。 その後、己が島群の歌を知っているのは、 島群出身の人に教えてもらったからだと説明した] (442) 2022/12/15(Thu) 23:44:21 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ……あの辺り、行ったことないんだよね。 歌は色々知ってるくせに。 [旅芸人の一座のルーツは確かに島群にあるが、 そもそもの始まりは、故郷を追われた形だったと小耳に挟んではいる。 だから彼らは、島群には極力近付かないのだ] ねえ、島ってどんなところなんだろうね。 狭くないのかな。……ああでも、洋館よりはずっと広いか。 [チェレスタにも知らない場所はあった。 そこに思いを馳せていただけの物言いは、 故郷に帰れない青年にはどう映っていたのだろうか] (443) 2022/12/15(Thu) 23:45:45 |
【人】 U『女教皇』 キュリア--過去回想・売店-- ["証持ちの子供にすら気をかけてあげられる" という世間体とやらのおかげで、 洋館に移動する当日のわたくしには生活に困らない程度の資金とお金を入れるための小さな袋とさらにその袋を肩に掛けて置くための長い紐が付いた蓋付きの袋が与えられておりました。 わたくしは運がいいことにそれらは過去に読んだ物語に登場していたから知っていました。 たしかその資金はエム、お金を入れるための袋はオレット、エムを入れたオレットを入れて肩からかける袋はボケット。 ……正解している気がしません。なぜかしら。 物語の本をもう一度読み返さなければ。 館についてどれくらい経ってからだったかは定かはないのですが、 ある日「初めてのお買い物」に挑戦いたしました。 理由はなんだったかしら? ……ああ、そうだ。ドアに引っ掛けてしまって上着の裾が切れてしまったから繕おうとして、けど上着の色にあう糸がなかったから、それを探しに売店まで行ったのでした。 その時に、なぜか懐かしさと悲しさを思い出して胸がチクリと痛んだのです。 そのおんなのこはわたしと入れ替わりに売店に入って参りました。 すれ違った瞬間に香った草花の香りが何かを呼び起こさせたのか、その後に話す声を聞いて何かを感じたのか。 詳しく説明できる状態ではないくらいに心臓が激しく……バクバク?どきどき?高鳴っておりました。]** (444) 2022/12/15(Thu) 23:45:48 |
[|<] [<<] [<] ... [14] [15] [16] [17] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新