129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】
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「…………、」
一方これはロビーでマグカップを手に机に突っ伏している男。
「…………、ムニャ」
あったか〜いココアをぼんやり飲んでいたらいつの間にやら処刑の時間になっていて、人が減ったのもありそのまま寝落ちしたらしい。
もうスヤッスヤよ、スヤッスヤ。
シェルタン
「あ゛あ゛あ゛ああ゛あ゛」
少女はその声を聴いて、あなたを見開いた眼で睨むようにした。何かを口走ろうとして息のほとんどない声だけが絞りでる。
鎖を縫って、ちぎろうとしながら下がるあなたを捕まえようと一生懸命手を伸ばした。
伸ばしただけだった。あなたに攻撃することはない。もうそこに力がないのか、それとも。
そろそろ終幕だ。
| >>48 アルレシャ 「…分かった。じゃあ、……… お願い 」 それ以上は君に応えを返さない。 囚人は踊り続ける主役の姿を眺めていた。 その糸が切れる時まで。静かに、じっと。 (49) 2022/02/22(Tue) 1:54:03 |
段々と動かなくなっていった。その頭も体も呼吸も心臓も。
処刑者が動かなくなるその時までを見届けて。
漸く障壁を解除するだろう。
「…終わった、のか」
| (a18) 2022/02/22(Tue) 2:26:13 |
「…………ん
み゛
!?」
ビクゥ!
飛び起きた。
多くの人の揺れが動き出したのでビックリして起きたらしい。
「…………んう、……
ン
ンン……」
いつも寝起きが悪い男。
暫くしたら外に出る。機械の外に出ると、いつもの服が置いてあった。
轟音に耳を塞ぎながら、文字で会話。
今晩聞こえる予定のなかった音。
『ミラージュは失敗したようですね。
……いえ、狩人の健闘を称賛すべきでしょうか。』
『どうもそのようだ。少しこの展開に納得もしている。
処刑を嫌がっていた、とはこういう事か』
『ミラージュが満足して帰ってくるといいが。次も襲撃担当を望むだろうか』
はいはいはい!俺も看守長ガチャやる!
……という気は全くないが
チョコチップマフィンvilと
ぎりぎりちょこvilと
おしるこdrinkを頼んでみる!
ビートを刻んだ。ぎりぎりちょこは、ぎりぎりちょこ。
こんなに話題になっているならでないだろうと、チョコチップクッキーvilと材料用チョコレートvilを頼んだ。
| これは第二の騒動など知らない囚人の今。 うるさかったのは多分そう。でも知らない。
水を頼みそれを口に含む。 今度は頼んでいないものは出てこない。
半分ほど飲みきったところで一度席に着いた。 (74) 2022/02/22(Tue) 23:03:32 |
いつもの服で、少し浮かない顔で席についている。看守長チョコはまだ食べきっていない。今左足
残さない主義だからね。
チョコチップクッキーは食べ終えてしまったので、材料用のチョコレートをぱくり。
「…調理、苦手なのですよね」
だったらそのまま食べてしまおうの顔。これはこれで食べれるから問題ないかもしれない。分厚いけど。
テンガン
「……はい、元気です。」
元気そうではない返事。でもチョコはおいしい……もそ……。
口の周りにチョコがついてる。
テンガンの期待どおりにきれいなヒゲを作った。でも美味しいのでほっとしている。
平和なやりとりに目を細めた。背後からの刺客には気付いたので声を掛けた
シトゥラがママではないことをちゃんと分かっている。
「…………、モグ」
またあの二人か〜という目でお喋りしているテンガンとシトゥラを眺めつつチョコチップマフィンをモグモグしている。
もっもっ……
襲撃終了直後のこと。
五月蝿さが止まった頃合いともいう。
「ごめーん、失敗した」
普段通り
よりちょっと掠れ気味
に音声を発し。
「狩人がついてた。そんな都合よく犬の犬が狩人なことある?
もし狙って殺すならそっち先だな」
あっけらかん、と。
「お疲れ様、ミラージュ。楽しめましたか?」
それは失敗を咎めるのではなく、心底労る声。
もとよりこの宴は、勝敗を争うものではないのだから。
「そうですね……狩人を殺してから、彼の目の前で悠々と主人を屠って差し上げたら、きっと彼は感涙するのではないでしょうか?
どうです?興味ありません?」
テンガン&シトゥラ
「…………。」
二人の話を聞いている、というよりは聞こうとはしている、というあたりか。ともあれ静かにしている。なんだか自分のことを話しているのはわかるからだ。でも口を挟むのは多分、よくない。
返事をしたのは、結構後になってからのことだろう。
「あはは、……うん、そうだな、すっごい手強かった。
楽しかったし、概ね満足もした」
「
興味ある。
でも俺だけ楽しむのもよくねぇとも思う。
ダストどう?」
「熱が冷めない内に君が向かいたいというなら構わない。
俺の番はさらに次、でも。俺の殺したい人間は彼ら以外だ」
「殺せていないから『概ね満足』、という結果になったのだろう。
主従揃って殺してみたいだろう?俺はその様子を教えて貰えればそれで良い」
概ね、だけではよしとせず、大満足したいならそれを止めない、という事だ。
「お前の殺したい相手が他にいるなら、じゃあアイツらは俺が貰おうかな……」
「とはいえ、即また俺が狙うと狛犬に止められやすそうだ、って懸念もある。
流石に連続で失敗したら凹む
」
凹みます。しょぼんってしちゃう。
「向こうを冷静にしたい、俺も冷静になりたい、ってのもまぁ、ある。
……ちなみに、次ダストやるとしたら誰?」
「丁度いい。狛犬なら知っている。昨日の晩は俺の所に来たからな」
「そして、殺そうと思っているのもその犬だ。ミラージュを邪魔しないよう伝えておくこともできるが……殺してしまった方が早いか」
名前はまだ明かさない。
「しかし、いいのか?機会を譲ってしまって。君は2人に正体を知られたということだろう。今回や次回で票が集まってしまう可能性もある」
「あぁ、そうなのか?いや……邪魔するなって言うのも野暮だ、お前が殺したいなら殺した方がずっと面白いだろ」
明かされない名前を聞き出すことはしない。
死んだときにはわかるだろうし。
「まぁ、そうなったらそうなったときだ。
向こうも俺も、回復期間があった方が絶対に楽しいだろうからさ……今殺しに行ってもなぁ、みたいな気持ちがある」
テンガン
「え、ええと、はい……?そうします。お話しましょう。」
不安そうにシトゥラ側の意見も待つも、テンガンに押されるだろう。
シトゥラ
「はい、わかりました。嫌なことはちゃんと断ります。断っているのにするのはいけないことです。」
助言をもらって、頷いた。
「はい、ただいま。ええと、体動かすのは楽しかった、です。服もきれいだったですね」
楽しかったことを一つ一つ挙げていく。それは嘘ではないのだが。
「機械の中で悪い夢、見てしまって、でも遊んだから大丈夫です、多分」
ちょっと元気がない理由も挙げた。
テンガン
「はい、わかりました。ゆっくりします。また今度。」
確かにもうちょっとチョコなどを食べておきたかったので、あなたの言う通りゆっくりすることにした。
「おはようございます」
時間など関係ない、貴方にとっておはようならばとおはようを返して。
ジャンドゥーヤを手に取って頂いております。運の絡まないおやつも良いものですね。
「おはようございます。」
全然おはようの時間じゃないが、おはようにはおはようと返しちゃう。
「そろそろ、看守長チョコレート食べきれそうです。」
今右足。
相談用の通信をぼんやり聞いている。自分はもうゲーム上では死んでいるので通信できないことをなんとなく知っている。
「ミラージュを告発しないところを見ると……向こうも再戦を望んでいそうですね。
告発されたらされたで、村人にとっては利用価値がある。
……飼い殺しておけば、うっかり
終わってしまう
ことが無いわけですから。」
「今宵ダストがやりたいことがあるのであれば、御心のままに。」
「どうだろうな。黙って投票するつもりかもしれないが。
現時点では……投票はクロノかシトゥラがいいか、と思っていた。
シトゥラは
あの通り元気
で強い。
クロノも武器の扱いはともかく
強い
。予想外の行動をしてくれそうだ。
とても派手にやってくれそうな2人だと思っているが……、悩むな」
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