情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 倉科 宙んー……こう、花っぽくしたかったんだけど やっぱ難しいな。 溶けたら不思議な模様になるかも。 [少し不恰好な淡い黄色と、水色の花。 あとで溶かすことを考えると細かすぎる模様は潰れそうだから、割と安直なモチーフになってしまったが。 出来栄えは51点くらいだろうか。] (66) 2021/06/28(Mon) 0:29:29 |
【人】 倉科 宙[うんうん唸りながらなんとか納得いく形までビーズの位置を微調整して、仕上げに葉っぱぽい緑をぽつぽつと散らし。 俺も横の彼女の手元を覗きこんだ。] そっちはどうなんだよ。 ……お、いいじゃん。青と白で爽やかで。 出来上がんのすごい楽しみ。 [透ける青と白が重ねられた作品に、上出来、と笑い。 彼女を見れば、また笑顔が少し硬い気がして。 大丈夫上手くできてる、と励ますように背中を撫で。 お互い完成した作品を、崩れないように店へ預けて発送先を伝えよう。] (67) 2021/06/28(Mon) 0:32:33 |
【人】 倉科 宙一週間くらいで届けてくれるってさ。 ……どうした、細かい作業で疲れたか? [そうして、も一度彼女の顔を覗き込む。 作品の出来栄えが不満で、そんな顔をしているわけじゃないらしい。 じゃあ、何が原因なのだろう。 そんな顔をする原因が俺にあるなら、言ってほしい。 覗きこんだ目を見つめながら、触れた手をそっと握った。**] (68) 2021/06/28(Mon) 0:37:00 |
【人】 倉科 宙[微かに眉間に皺を寄せて黙り込み。 彼女が顔を上げるのを待って、そうだな、と相槌をうち。 二人で並んで、記念写真を。>>74 彼女は、どんな表情をしていただろう。 俺は正直笑える気分じゃなくて、いつもの真顔のままシャッターを切られてしまったが、仕方ない。 撮ってくれた観光客を怯えさせないよう、頭を下げてお礼を告げてから、彼女の手を引いた。] 宿、戻ろう。 [短く言って、人波の中を歩き出す。] 膝枕より聞いてほしいこと、できたから。 できれば夕飯食べる前の方がいいし。 [むすっとそれだけ言って。 来た道を戻るように旅館へ向かおうか。*] (76) 2021/06/28(Mon) 22:23:00 |
【人】 倉科 宙[旅館の部屋に着けば、三四子に座るように促して。 お盆の上に置いてあった急須と湯呑みから、二つお茶を淹れて俺も胡坐をかいて隣に座った。 湯呑みの片方を彼女の前に置いて。 一口飲んでから、言葉を選んだ。] …………、 なんとなくわかってると思うけど。 膝枕よりも俺がしてほしいってのは、 さっきの言いかけた続きのこと。 三四子が笑ってなんでもないって顔するつもりなら、 俺もそうしようかとも思ったけど。 全然、楽しんで笑えてないだろ。 そんな顔で、旅行中ずっと過ごすつもりかよ。 [責めるような物言いになってしまったのに気付いて。 悪い怒ってるわけじゃない、と断って一呼吸はさむ。 肩の力を抜きながら、片手を伸ばせば彼女の掌に重ねながら。] (77) 2021/06/28(Mon) 22:24:56 |
【人】 倉科 宙最初の時に、言ったよな。 もし俺が嫌なことしたら、ちゃんと言ってくれって。 三四子に、我慢してほしいわけじゃないって。 俺のことでも、俺じゃないことでもいいから さっき言いかけたこと、ちゃんと言ってほしい。 [あの時とはまた少し、状況は違うし。 いつもはっきり言ってくれる彼女が、これだけ迷ってるのを無理に暴きたいわけじゃないけど。 このまま過ごしても、いい旅行だったと思える気がしないから。**] (78) 2021/06/28(Mon) 22:25:27 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新