人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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[相手が男だとか、職場の後輩だとかは
大分前からあんまり認識してなくて
壁に押し付けられて打った背中の痛みも何処かとおい。

ただ、性急に求められるのが嬉しくて
くふふ、と口付けの合間に機嫌のよい笑い声が零れる。
濯いですらいないげろ臭い口の中を嘗め回されて
相手の唾液の味にすり替わって薄まって行く。
そっちの方が良いやってただそれだけの思考で
こっちからも緩慢に舌を絡めて返した。

人目があるところではわりとしゃっきりしてたくせに
未だ、ひとりぶん、人目がある筈の二人きりの部屋で
すっかりぐにゃぐにゃに戻ってしまって
支えきれない体重に引っ張られるように
ずるずると背中が壁を滑って行く。]


 ───は ……
 なぁ、もっと。


[ずり落ちた所為で口付けを解いたのは自分の癖に
何処か不機嫌にぐずる子供みたいに唸って。
首裏に腕を絡めて、甘ったれた声で強請る。

強請った癖に待てなくて、噛みついたけれど
いってることとやってることのちぐはぐさに気付くことはない。]

[ただでさえ酔って高い体温がさらに上がって
犬みたいに舌を出してはふはふ言いながら
玄関に座り込んだまま、出した舌を絡め合う。
ジャケットを脱いで剥いで、ネクタイを解いて解いて
二人分がその辺の床に雑にぽいぽい捨てられていった。

玄関の段差を這うようにして辛うじてよじ登ったけれど
靴が片方脱げなくて諦めたようだ。
もう片方は靴下ごとずるりと抜けた。

ベッドまでたどり着くのがもう面倒くさくて
ひんやりしてるフローリングの床に吸い寄せられて寝転がる
つめたい、きもちいい、ぬるくなった、移動。

口付けで気持ちは満足して寝床を探す様にもぞもぞしだす。
移動の最中すっかり落ち着いてしまった下肢は
口付けでまた反応し始めていたが
今はそっちの欲求よりも眠い方が勝っていた

開けた胸元を落ち着き切らない呼吸で上下させ
上気した頬を淡く染めて
とろんと蕩けた眼をして、こいこい掌で誘う。

一緒に寝ようと誘っているようだ。
寝るの意味は、無論、『眠る』の意味合いしかないが。*]

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 吸血鬼とふわふわにゃんこ ──



[ >>19手にしたそれは
  猫らしき尻尾と耳のある、
  もっこもこな衣装であった。

  彼はこの、もこもこが気に入ったのだろうか。

  首を傾げつつ、変わった衣装だなと。
  それ以上は深く考えず。

  少しばかり落ち着きのない彼と共に
  宿泊する部屋へと案内されるがまま。
  足を運ぶのであった。


  ───勿論、もこもこの衣装を手にして。]
 
(91) 2020/10/22(Thu) 15:19:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 扉を開け、室内へと足を踏み入れれば
  い草の香りと一面の銀白色が出迎えてくれた。

  部屋の中央には
  明るい茶色の座卓が備え付けられており
  向かい合うように座布団が二枚置かれている。

  奥にある窓からは、
  色鮮やかな紅葉が広がる山の景色が展望でき。
  景色だけでも心地よく過ごせそうな部屋だと思う。
  目にしているだけで心が弾んでくる。


  従業員が淹れてくれたお茶を一口。

  用意されてた茶菓子を味わいながら束の間の休憩。]
 
(92) 2020/10/22(Thu) 15:19:31

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   はい。茶菓子、どうぞ…!


[ その時、彼はどうしていただろう。

  お茶を飲みながら
  胡坐でも掻いていたかもしれない。

  何にせよ、
  用意されていた茶菓子を手に取り
  にこっと微笑んでは
  彼の口元へ近付けてみただろう。

  はい、あーん、だなんて戯れながら。]
 
(93) 2020/10/22(Thu) 15:19:43

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ その後は、
  やけに乗り気な彼に促されるまま
  手にした衣装へと着替え始める事に。

  よくよく観察してみると、
  随分と布の面積が少ないような。

  背後にちらりと視線を向ければ
  見えたのは着替え途中の彼の背中。

  すぐにパッと視線を逸らして
  手に持ったそれを見つめる事、数秒。

  ふぅっと小さな溜息ひとつ。

  仕方なく、といったように着物を脱いで、
  ふわふわのそれを身に纏い始めてみた。]
 
(94) 2020/10/22(Thu) 15:20:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   こ、これ……随分と身体に……。
    うんしょ、っと…。


[ 見慣れぬ異国の衣装に悪戦苦闘。

  やけに身体にぴっちりしていて
  とにかく、着ていくので精一杯。

  >>55背後から
  疑問形の声が聞こえたような気がするが、
  それに応える余裕はなく。

  >>55>>56何かと葛藤する彼を背後に
  とにかく着替えを済ませる事に暫しの集中。]
 
(95) 2020/10/22(Thu) 15:22:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして、着替え終われば。

  そこに現れたのは、ほっそりとした身体を
  申し訳程度に毛皮で隠したといった感じの、
  一人の猫娘なのであった。

  黒い漆黒の髪の隙間からは
  ふわふわの三角形の耳が覗き。

  腰の下の方からは
  ぴょこんと長いしっぽが伸びていて、
  身体の動きに合わせ
  左右にゆらゆらと揺れている。

  露出した肌は滑らかで、雪のような白さ。]
 
(96) 2020/10/22(Thu) 15:22:57

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   え、ぇ、……えぇ!?

   この衣装、他に着るものは
    ……これで、終わり??


[ 暖かそうな
  ふわふわもこもこな毛皮は一部だけ。

  大部分は肌が露出したままになっており
  この季節、まだ冬ではないとはいえ、
  寒さの増した中出歩くには厳しいものがある。

  ───そして、何より。恥ずかしい!]
 
(97) 2020/10/22(Thu) 15:23:31

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ どうしよう。どうしよう。

  顔に両手を当て、あたふたとしていれば
  何か問いたげな彼の声を耳にした。>>56

  声のする方へと顔を向ける。

  そこにいたのは、白い髪をオールバックに整え、
  全身を西洋の貴族のように着飾った一人の男。]
 
(98) 2020/10/22(Thu) 15:23:53

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 思わず口をぽかんと開き、
  男の姿を凝視する。

  ぱちぱちぱち。瞬きを何度も繰り返す。

  頭の中で色んな言葉が湧き出しては、
  ぐるぐるぐると渦巻いて。]


   え、ぁ、あ、……あー……?


[ 何か口しようと懸命に唇を動かすものの
  発せられるのは意味のない音ばかり。

  そうしている間に、気付いた時には
  肩に彼のマントが掛けられており。

  >>65お揃いだ、という彼の声が耳に響く。]
 
(99) 2020/10/22(Thu) 15:24:25

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 思った事は沢山あった筈だ。


  けれど、
  それは言葉として形作られる前に
  思考の渦の底に沈んでいき。


     残ったのは感謝の思いと、喜び。

           …───それだけ。]
 
(100) 2020/10/22(Thu) 15:26:48

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   
あ、あり、……

   
ありがとうございます……!


   
う、嬉しいです!

 

[ 頬に紅葉を散らしながらも、小さく
  それでいてはっきりと声を口にし。

  ふにゃりとした笑顔を浮かべて。

  差し出された彼の手を>>65
  ぎゅっと握るのであった。]*
 
(101) 2020/10/22(Thu) 15:28:27

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 
温泉街にて
 ──



[ マントで身体を隠しながら、
  彼と一緒に街中へと繰り出す。>>65

  目にするもの、どれもこれもが珍しく、
  何より、彼と共に楽しい時間を
  共有できるのが嬉しくて堪らない。

  時折、手をにぎにぎしたり、
  腕を絡めたりしてみたけれど、
  彼の反応はどうだっただろうか。

  彼が此方に向いたならば]


   にゃん?


[ と、どうかしたの?なんて
  猫の鳴き真似を返してみせよう。]
 
(102) 2020/10/22(Thu) 16:11:38

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして歩みを進め、
  途中見つけた観光案内の看板。>>68

  どうやら祭りの起源らしき場所は
  見当たらない模様。]


   不思議ですね……。
   何かあると思ったのですが。


[ 彼と同様、首を捻ってしまう。

  母の伝えたかった事。
  この地に何かしら
  手掛かりがあると思っていたが故に。]
 
(103) 2020/10/22(Thu) 16:11:44

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 早々、見つかるものではないのだろうか。
  考えは尽きないものだけれども。

  今回の旅行。一番の目的は新婚旅行として
  己の身を休める事と、観光を楽しむ事だ。

  小さく肩を竦めて、その場に吐息を落とす。

  そうしていれば、彼が目を瞑って
  口を開けてくれとお願いしてきたので>>71]


   こうですか…?


[ 言われた通りに目を閉じ、口を開く。

  すると、中に(3)1d6が放り込まれるのであった。]
 
(104) 2020/10/22(Thu) 16:14:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   ん……むぅ……お、おいしい……!


[ 口内に広がったのは、
  南瓜と卵のふんわりした甘み。

  口角をゆるりと持ち上げて。]


   私にもやらせてくださいね?


[ かぼちゃプリンと匙を。
  私にもやらせてとお願いしてみよう。

  聞き入れられたなら、プリンを一匙掬って
  彼の口に運んでみる。

  駄目なら、頬をぷぅっと膨らませて
  意地悪…なんて不貞腐れてみただろう。]*
 
(105) 2020/10/22(Thu) 16:21:40
[噛み付かれるまま唇を合わせて
応えるうちに僅かに残ってた理性も溶けていった。
全然ロマンチックじゃない、獣みたいなキスで
口の周りが唾液で酷い有り様になっていっても構わず
半ば襲われるみたいに服を脱がされた。

始めてくる場所、室内は真っ暗、酔い潰れた頭。
トリプルパンチで全く足元はおぼつかない。
頼みは家主である相手だけなのに
その当人は這いつくばって歩く気すらないらしい。]

ははは、葛西さんが溶けてる。ウケる。

[普段涼しい顔してる相手がだらしない恰好で伸びてる。
その光景が酔っ払いのツボに入ったらしく
一人しばらく笑いが止まらなくなってしまった。

呼ぶ掌の動きに誘われてのそのそ近付いては
そこが床だってだけでまた笑いが込み上げてきた。]

ほら〜、風邪引くから〜。

[笑いが治まる頃には情欲もわりと治まっていて
相変わらず床に転がる相手を心配する余裕も出てきた。

さすがに男を抱きかかえるような筋力はないので
脇を抱えて引きずるようにベッドへと持ち上げる。
叩きながら声をかけたら相手も少し協力してくれただろうか。]

[玄関にコンビニ袋を放り出していたのを思い出した。
さすがに少し目が慣れてきたから、
脱ぎ捨てられた衣類に躓く事なく玄関に到着。

飲料を冷蔵庫に入れて、
勢いで買ってしまった避妊具を手にベッドへと戻った。]

誘ったのそっちだぞ。

この無責任男め。

[こっちもその気はもう萎えたし、
酔っ払いを同意なしでどうにかするつもりはない。
何より正気に戻った時の反応が怖いし。
でも散々その気にさせといて、当の本人は
もう寝る体勢に入ってるってのは妙に腹立たしい。

少しくらい仕返しの悪戯をしてしまっても、
後でネタになるくらいの冗談だったら許されるだろう。

箱を開けてびろんと繋がった避妊具を取り出す。
それを今にも寝そうな相手の目の前に垂らしてやる。]

6個入りだから、一人ノルマ3個ですよ。

中身出しといた方が、それっぽいかな。

[一つ切り離して開封。
抵当に伸ばして使用済み感を演出しておこう。

眠たくなるまでそんな工作で時間を潰すつもりだが、
俺より泥酔している家主は眠ってしまっただろうか。]*

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   あ、あれも美味しそうです。
    食べてみませんか?


[ 指差した先にあったのは、秋の味覚、
  サツマイモをふんだんに使ったスイートポテト。

  店先からも焼き立てのスイートポテトの
  甘くて香ばしい薫りが漂って来て
  ついつい引き寄せられてしまう。

  二人分を購入すれば、
  早速というようにもぐもぐと食べ始めた。]
 
(107) 2020/10/22(Thu) 19:03:57

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 口に広がるのは牛乳とサツマイモの優しい甘さ。
  それにバターの風味豊かな香り。

  しっとりとして、ほくほくした口あたり。
  何個でも食べたくなってしまう美味しさ。


  そうして食べ終える頃、彼の口の周りに
  食べかすは付いていただろうか。

  もし付いていたなら、
  ちょっとじっとするようお願いし。

  指先でそれを摘まめば、
  それをそのままパクリ。

  人差し指を唇に触れさせながら
  美味しかった! なんて甘い笑顔を向けただろう。]*
 
(108) 2020/10/22(Thu) 19:04:08
── 修道院 ──

[監獄のような場所。
 此処での生は死と同然だと云う者もいる。
 此処に来たことで、全ては終わったのだと。

 けれど、それならば私はどうなのだろう。
 この修道院の門前に捨てられていた私は、ここより他を知らない。
 始まるより先に終わった生、なのだろうか。

 わかっている。考えること自体が無駄なこと。
 終わりを嘆く彼等が羨ましいだけなのだと。

 だから、今日もこうして]


  そうでしょうか?
  木桶の水はまだ汲んだ時のまま
  かわらずに冷えておりますが


[遅いと言われているのはわかっている。
 当たり前だろう、敢えて回り道をしているのだから。
 けれどそれは、単に困らせるためだけではなく]


  たまにはご自分でされては?

  暇をつぶすという意味ならば
  その方がよほど


[繰り返される毎日。
 仕事を一つ片付ければ、また次の仕事が現れる。

 けれど、全て片付けてしまったなら後には空白が広がるだけ。それが何よりも恐ろしいから]


  ……かしこまりました


[回り道も、反発も元を辿れば同じ。
 後に広がる空白の時間を少しでも遅らせるためのもの。
 だから結局は要求通り、彼女の服へと手をかけて]
 
  今日の色は、紫ですか?
  こちらの色は、青が強いようですが

 
[ぷつり、とボタンを外していけば裏地に使われたレースの色が目に入る。
 修道服に相応しくない艶やかな色、夢に見た色に近いと目を細めた*]
 

―― 修道院 ――

[此処は現世に現れた地獄のような常世の世界。
 煌びやかな世界を知る子女にとってはそう映る。

 だが、平民はどうだろうか。
 動乱を知る平民にとっては此処は楽園なのかもしれない。
 日々に食事に困ることはなく。
 暖かな寝床が用意されている。

 その差が一層と子女たちを浮世離れさせて見せているのだろう]


  そうよ。
  それにね、今は冬前よ?
  温めてないなら冷えたままで当然でしょう。


[一日は長い。
 だから此処での生活に於いて遅れることをとやかくと詰める必要はない。
 必要がないことをしているのは時間を弄ぶからだ。
 未だ十代の身にとって一日はとても長く感じるものだった]

  私にフォークより重たいものを持てと?
  そんな事を言うんだ?


[...は口角をあげた笑みを浮かべた]


  今夜のお風呂、連れていってあげないわよ。
  その手……痛いのでしょう?


自分のために作らせているあかぎれの手指を視線で示す。
 この修道院での娯楽は限られている。
 その中に地中より湧き出る湯があった。
 それを張った湯舟が地下にある。

 温かいと言っても色付きなので洗濯や飲料には向かないが、
 身体を温めることはできる。
 子女は従者を伴い其処に行く。
 時間は分けられているので混むことはない。

 臭いもあるので頻繁に入る子女は少ないが、
 ...は毎日のように其処へと通っていた]

  い〜のよ、見つかっても見ぬ振りなのだもの。
  少しくらいはお洒落をしないとね。


...が折れることはない。
 手を広げて着替えしやすいようにして脱がされるまま、
 着せられるままにしている。
 誰かにしてもらうことに慣れていると言っても良い。
 甘やかして育てられた王族の末娘に自分でを期待する方が酷だろうに――]


  そうそう、そろそろハロウィーンでしょう?
  皆全然乗り気ではないのよね。

  だから――。


[...は楽し気に笑う。
 夢の中での笑いのように、一寸変わらず少しでも世を楽しもうと空元気を振る舞う]


  今年は私たちだけでするわ。
  お部屋を飾って、衣装はお父様にお願いしましょう。
  衣装は貴女も着るのよ?


[...は着替えさせてもらいながら小首を傾げて貴女を見つめる**]

 

[ 神託の実は、伝説通りに赤色をしていた。

 ────粘液に塗れた拳大の、脈打つ塊。

 恐ろしい程に美しく鮮やかに、赤く、
赤く

 管を通して流し込まれる魔族の血液に
            丁度よく似た色彩の。** ]

 




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