人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 勢喜 光樹


お前の過去に何があったかは知らないが
少なくとも………
お前が今、抱えている何かのように。
そこまで思えるような価値は、俺にはないだろう?

[だから寂しがる必要も、気に病む必要もないのだと。
言い聞かせるみたいに、言ってみたつもりだが。
伝わっているか、届いているは分からない。

こんな時に、気の利いた台詞が言えるならば、
そもそも、価値ある命だったはずだから。]
(81) 2022/08/11(Thu) 23:30:27
……ふふ、かわいい。

[漏れ出る艶を帯びた吐息。
もどかしそうな腰の揺れ。

影の与える刺激に反応を見せる姿に女はうっとりと目を細める。
愛おしくてたまらないというように、耳朶に口づけた後に甘噛みし。

肌理を楽しむように肌の上を動いていた影も、彼女の様子から学習して敏感な反応を示した場所に吸着しようとしたり、強弱をつけて動くようになっていく。
生き物のように服の下を動き回る姿は愉しげですらあった。]

[女がゆるりと首を傾げながら答えた瞬間、
下着の裾から侵入した影が、陰裂の表面を擽るように触れた。]

勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a21) 2022/08/12(Fri) 0:00:09


 ──名もなき病室──

   

[突如空間が歪んだような浮遊感に襲われる。
それと同時に、柔らかな感触に体が包まれた。
貪るように口付けを深めながらも、彼女はぴたりと身体を密着させている。

ぼくの腕は勢いに任せるように彼女の腰を引き寄せ互いに乱暴な所作を散らせる。

自らを解すような振動がギシリとベッドを揺らしていて、唾液を零してでもその下肢を見ようと舌なめずりをした。

怨霊云々を忘れるには容易い
あまりに扇情的な姿だから]

   



  ・・・もっと、何?

   
[瑞々しい音をかき混ぜるように、
白い指が引き抜かれた窄へ自身を充てた。

これまでも幾度と経験はあったけれど、
触れもせず昂るのは初めてだと思う。
これも頭の中に燻る何かのせいなのだろうか。

くらくらとしながらも、ひどくあつい。
蜜の滴る膣口は熱で疼くようなのに、抱きしめている彼女の腰は冷ややかなままだろうか。

深く深く夢を貪るように、
言葉の続きを伺いながら
腰はゆっくりと彼女に沈む]*
   

― 夜の夢の中へ/名もなき病室 ―


[お互いの黒を肩にかけながら身を寄せ、
 生死の境を超えて唇を合わせる。
 彼の動きに黒い髪は散らばり、
 どちらかの手によって黒いカーディガンは剥がれた。
 白いシャツも穴の開いた白いパジャマも
 次第に解けて、お互いの肌が露わになっていく。]

  ……ん、

[鼻にかかる控えめな声を上げ、
 身体を貪る彼の首元を冷たい指でなぞり上げながら
 頭に過るのはここに来る直前の彼のことだ。]

[彼の言葉の意味を問いたかった。
 生から解き放たれた己の
 どこが縛られているというのだろう。

 しかしそれを尋ねるよりも、
 彼の思考を鈍らせることの方が重要だと思った。
 どうやら、死の甘さは彼には少々辛いらしい。

 けれど、もう逃がすつもりはなかったから。
 あなたは私の獲物だから。被害者だから。
 彼の思惑など知らぬまま、
 すべてを曖昧するため彼を死で包み込もうとする。]

[それなのに、彼の欲求は止まらない。
 知らないことで空白を満たそうとするかのように、
 何度だって、彼はこちらに答えを求める。

 必要ないでしょう。
 楽で気持ちのいいことは好きでしょう。
 現実で出会えるような優しいだけじゃない、
 他のことがどうでもよくなるくらいの
 帰りたくなくなるくらいの快楽をあげたいのに。

 どうして、何度だってこっちを見るの。

 震えて怯えるべきは生者のはずなのに、
 きっとその時の自身は不可解を瞳に宿していた。]

  ……や。

[結局、子どもみたいに駄々を捏ねて、
 大人しか知らない口づけで続きを封じた。
 ――それらの言葉を紡いだ彼の口は、
 今や唾液を零し、色に染まっている。]

[首筋を弄んでいた手を滑らせ、頬を撫でた。
 胸の内に捉えてしまおうとした時、拒むどころか
 自ら寄ってきた彼を思い出したからだ。

 彼はどんな反応をしただろう。
 こちらとしては無意識の行動だったので、
 自分で自分に驚いたように目と口を開く。]

  っ、これは……あ♡

[いつの間にか下肢に伸びていた指の刺激に、
 意識しているよりもずっと甘い声が漏れた。
 堪えるように唇を噛み、はだけた服の海を泳ぐ。

 口腔と同じように、
 下肢もまた外皮とは一線を画す熱を有していた。
 イイ場所を擦られる度、蜜が滲んで彼の指を濡らす。

 痛みを忘れるのは彼だけではないのだ。
 頭痛から逃れる感覚にビクビクと腰を跳ねさせた。
 彼が続きを促す頃には
 ベッドに押し込んだ時の体勢は崩れ去り、
 すっかり力の抜けた肢体を預けている。]


  なん、で……。

[蜜口へ触れる明確なカタチは、
 触れてもいないのに火傷しそうな程に熱い。
 抱えられた冷え切った腰が、
 寒さとは違う理由で震えた。]

  聞かなくて、いい……っ

[これまでの人間と違って、どうにも上手くいかない。
 やっぱり私が出来損ないだからだろうか。

 与えたのは痛みと逃げ道。
 楽に幸せになれる方法。
 決して効いていない訳ではないだろう。
 それなのに、彼は快楽だけに溺れてはくれない。]


  んん……っ、

[触れ合う腰が少しずつ近づいて、
 彼の熱を食むように受け入れていく。
 すっかりどろどろに解けたそこは、
 貪欲に杭を締めつけ、うねっては震えた。

 目の奥がバチバチと弾けるようだ。
 痛くない。気持ちいい。もう何も考えたくない。
 だから、]

  もっと……ぁっ、 いっぱいに……し、てぇ

[口から零れた声は、意図したものではないのだ。]**

っ……!

[さらに下着の中へと侵入した影が、私の陰裂を擽る。
悪夢の中で得た快楽と、こうして影に昂らされた影響で、表面でも湿り気が分かるくらい濡れていて、
くちゅくちゅと音が彼女に聞こえてしまっていたかもしれない。

その事に恥ずかしさで耳まで真っ赤になってしまう。
家で一人でする時もここまで敏感に、快感を覚えたことは無かったはずなのに。

拘束まではされてないようなので、とっさに腕が下肢を弄る影を掴もうとするけれど、うまくできずに自身の下腹部を押さえるにとどまってしまう]

【人】 勢喜 光樹

[無意味で無価値な命。
己とは、そういう存在なのだと。

『アンタなんか生まなければ良かった』
『お前は俺の子じゃない』

ずっとそう、言われ続けて来たから。
そうだったのだと、受け入れるしかなく。
それが事実なのだと、己の世界では絶対的だったから]

────…っ 
お前に………何が 、

[目の前の四谷若者に「違う」と言われた時、
一瞬にして、表情が歪む。

お前に何が分かるというのか?
お前がどうして否定出来るのか?

喉元まで出そうになった、怒りに似た感情。

       だがそれはすぐに───飲み込まれて。]
(98) 2022/08/12(Fri) 1:13:50

【人】 勢喜 光樹


…………………。

[彼の目から流れ落ちる涙。
それと共に溢れ出て来る告白懺悔によって。
全ての線が繋がり、理解に達する。

       "当事者"だから否定出来たのだな、と。]
(99) 2022/08/12(Fri) 1:14:53

【人】 勢喜 光樹


四谷……もう良い。

………もう、良いから。

[言葉にすればするほど>>93
罪の意識も……傷も、>>91>>92
抉り続けて、深めていくような気がして。

これ以上は、四谷にとって酷であり憐れだ。
だから、両肩を強く掴んで、制止を試みたものの
それでも止まらなければ
気の済むまで吐き出させて、それを聞き入れる気ではいた]
(100) 2022/08/12(Fri) 1:17:21

【人】 勢喜 光樹

[誰に対する謝罪の言葉なのか>>94
その答えを俺は知らない。

例えば失った二人に対する、贖う言葉なのだとしたら
二人の命は……価値のあるものだったのだ。

そしてこんな風に、泣いて貰えることは
少しだけ……羨ましくもあった。

両親からも、誰からも
俺の為に泣いて貰えたことなど、一度もなかったから。


そんな気持ちは口にしないまま、四谷の様子を見守る。*]
(101) 2022/08/12(Fri) 1:52:13
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a28) 2022/08/12(Fri) 1:57:56

   
   
 だって、もっと知りたい・・・
 ぼくは、君のことを何も知らない
   

[満たされて、楽に幸せになれるなら
ぼくはこれまでときっと変わらない。
いつ死んでも良いようにだなんてやりたい事を優先して来た果てが今なのだから。

ぼくはきっと、このまま果てればそのまま幽霊にもなれずにただ死を迎えて消滅するだけではないだろうか。恨みも未練もない、幸せとも空虚とも言える昇天なら───、やはりこれまでと変わらない]

   


   
 ふふ...っ…ここ...
 ね...すごい...。なにもつけてないのに、
 ...とろっとろ...


[頬を引き寄せる仕草に合わせ彼女の顔を覗き込めば、瞳孔を開いままの瞳は至近で熱を持つようだった。はくはくと唾液に濡れた薄い唇が艶やかで───自然と笑みが溢れる。

もっと暴きたい。
もっと知りたい。

傲慢で貪欲な「自分」が目を覚ます]



 ただ溺れて飲まれてしまうなんて勿体ないよ
 なにも考えられなくなるのなら
 目の前にいるのが君じゃなくても
 いいって事になってしまう
   

[かすれる問いかけに優しく返しながら、
そう思わない?と彼女の蜜壺をぼくのもので埋めていく。

僕の頬を抱いた彼女の瞳はまだ僕を見てくれているだろうか。逸らされないよう、甘えるように彼女の鼻筋に擦り寄った。

そして]


  
 …ん。もっと、もっと満たしてあげる…
 

[黒系が散る様を見上げながら、彼女の腰を上下に揺さぶる。どこか口惜しい声音のように聞こえたけれど、深く、音を散らし突き上げ始めたならその表情も変化するだろうか。

貪るように互いに衣類を剥いでいたせいか、騎乗位の体制で見上げる白い四肢は艶かしい。
揺れる胸と、ぽっかりと空いた空洞がアンバランスだが美しい。腰をがっしりと固定し、彼女を揺らし続ける体制で、舌先を伸ばしその淵をなぞる。

押しのけられでもしない限り]*

【人】 勢喜 光樹

[泣きじゃくり、ぐちゃぐちゃになった顔。>>103>>104
それは傍から見たら滑稽な姿だろうが
己は嗤う事もせずに、ただ静かに見つめる。

しかしその瞳は、四谷自身を見てはいない。
もっと遠くの何処か。別の誰かを見て居るような視線。

両親アイツらも、四谷たちのように
悩み苦しみ、こうして泣いたことが
一度でもあっただろうか───

              いや、「なかった」
]
(105) 2022/08/12(Fri) 11:29:19

【人】 勢喜 光樹

[四谷は、"正しい選択"をしたのだと思う。

「生まれて来たことが間違い」で
「無価値」で「無意味」な命だったと
そう思わせることもなく、終わらせられたのだから。]

倫理的に考えれば
お前は確かに、罪深い事をしたのかもしれない。

だが………それで、良かったんだ。
俺はそう思う。

[故に責めることも、突き放す理由も、もうなかった。
そうした方が、四谷にとっては楽なのかもしれないが
そうしてやる程の優しさは、己には持ち合わせてはおらず。

情けとは違うけれど
あくまでも、生まれるべきでなかった命として
過ちの一つを肯定してやるぐらいしか、出来なかった。]
(106) 2022/08/12(Fri) 11:32:13

【人】 勢喜 光樹

[当事者ではあるものの、己の父親ではない。
その謝罪は、己に向けるのとは違うだろうから]

………謝らなくて、良い。

[とはいえ、迷惑なのは事実かもしれない。
チハヤを探さなきゃ>>104
その使命感が達された時、四谷にとって贖罪の一つとなるのか。

死ぬ前に、見届けなくてはいけないような気がしたから。]
(107) 2022/08/12(Fri) 11:48:46

【人】 勢喜 光樹


チハヤを見つけたら、もう帰れ。
これ以上、こんな場所にいる必要はない。

お前には。
他にもやるべきことが……あるはずだろう?

[死ななければならない俺とは違い
お前のような人間は、生きなければならない。

価値ある命を、不必要に失くした罪。
それは生きて、贖い続けるべきだとは思うから。

生きて此処から出ること。
それを再認識させるように言い聞かせたならば
掴んでいた肩口から、両手を離して。

代わりに、四谷の片腕を掴むことが叶ったなら
チハヤを探すため、再び病棟内を歩き始めることだろう。*]
(108) 2022/08/12(Fri) 11:53:38

【人】 勢喜 光樹

─再び、探し人を求めて─


[どれくらいの時間、病棟内を歩いたのか
それはもう分からない。
スマホや腕時計で時間を見るような
近代人間らしい過ごし方は、忘れてしまっていた。

四谷を連れながら、とある場所まで歩いて来た時
前方の方で、視線はその何かを捉える>>57]

あれは………何だ?

[それは、四谷の目にも見えたかは分からないが
少なくとも、己には見えていた。

闇のようにどす黒い、"何か怪異"によって

"誰か"チハヤが───今、まさに。
]
(109) 2022/08/12(Fri) 12:12:26

【人】 勢喜 光樹


────ッ!

[急いで駆け寄る。
その時、もしかしたら四谷の腕は
咄嗟に離してしまっていたかもしれない。

誰かが、廊下の影に飲み込まれていく寸前
長く垂れた髪の間から覗く眼球と

           目が、合った気がした。]
(110) 2022/08/12(Fri) 12:18:16

[───俺と、"同じ目"をしている。]

【人】 勢喜 光樹


…………………。

[既に、男も影も跡形もなく消え失せていた。
そこにはもう、先程までと変わらない
ぼろく静かな廊下があるだけ。

これが、四谷の言っていた怪異なのか。>>63
実際、その光景を目の当たりにして
普通ならば怯え慄くかもしれないが

そんな恐怖よりも、
あの影と合った視線との感情にシンクロしてしまい
意識は、そちらの方に持っていかれていた。

誰が消えてしまったのか
それは探していたチハヤだったのかどうか

そんなことまでは考えられずに、
呆然とその場に立ち尽くしていた。*]
(111) 2022/08/12(Fri) 12:27:39
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a32) 2022/08/12(Fri) 12:31:58

― 二人きりの病室で ―


[残念ながら今そんなことを考える余裕はない。
 チハヤの頬を撫でると、目がこちらを向いた
 彼の言葉を如実に示すかのように
 視線は己を捕らえ、唇が楽し気に綻んでいる。]

  んっ、 ぁ… ゃ……ッ

[言及されると意識してしまうのか、
 太ももを溢れた蜜が伝っていくのが分かった。
 零すまいと力を籠めれば、指を絞めつけてまた啼く。
 そんなことを繰り返す内に蕩け切った蜜壺が、
 彼の昂ぶりによって拓かれていった。]

  ……?

[一瞬、チハヤの言葉が理解できず反応が遅れた。
 貫かれる衝撃に仰け反ろうとするも、
 擦り寄る彼と向き合うことでそれすら叶わない。
 逃がすことのできなかった快楽が渦巻いて、
 鼻同士が触れ合う距離で目元が甘く蕩けた。]

 




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