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45 【R18】雲を泳ぐラッコ
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[緊張する。
続きを早く見たくて仕方がないし
今すぐ息の根を止めて欲しくもある。]
(彼の元に届いた蝶たちも
いまの僕と同じように
酷く緊張したんだろうな……)
[虫たちが感情を持つかは解らないが
もし在るならきっとそうだ。
彼のお眼鏡に叶わぬのは
価値が無いに等しいこと。
生かすも殺すも貴方次第。]
[そんな依存しきった存在だからこそ
不安の隠せぬ眼差しで見つめる。
下が脱がされるなら
黒のレース製の下着が露わになる。
大事な部分だけ黒い裏地に隠され
脚の部分は透けている薔薇柄のそれは
黒の手袋とお揃いで
両サイドから三本上に伸びる黒ガーターが
ズボンに留められていたシャツを
スス、と左右に開き
無駄毛が一本とない肌を
彼の前に晒す行為を、手伝うだろう。
下着の下も、不要な茂みは処理済みで
使用感の少ない半身は本人と同じく萎縮し
今は大人しく中心に収まっていた。*]
[妙なご飯で変化した時、真っ先に目に入ったのは、
燥ぐ元気なお兄さん。
あの短い邂逅では、
第一印象がそのまま固まってしまうのは致し方ない事だ。]
…すみません、
こうして人が来る事など有り得ないので対応に迷い、
貴方が不可思議な出来事によって出会ったこの姿の時に
合わせてしまいました。
俺は現在の時間までの出来事を知識として知っているので、
あの時とは別のものとなります。
[悪趣味と言われれば少年は頭を下げて謝罪をする。
普段より淀みなく淡々と説明をして、
溜息に僅か口元だけを上げたが、
球体に向けて俯けば目立つものではなかったか。]
[何かを言いかけたが、彼は聞きたい事は無いようだった。
代わりに向けられた言葉には、視線を上げて。]
手入れをしています。
俺はこの手入れの為に、存在しているので。
[アバウトな説明をしていれば、彼は鈍色の球体を選んだようだ。
説明をするには、一番手っ取り早い選択。
球体をクロスで拭きながら、戻ってくるまで様子を窺う。]
簡単に言えばそうですね。
正確に言えば十六夜の力の代償に払った記憶です。
光を失った球体達は二度と浮かび上がる事はなく、
上にいる存在が思い出す事は永劫ありません。
[ここを底と称して、本体を上にいる存在と呼び。
淡色の球体は、浮かべば記憶として思い出しますよ、と補足。]
[ただ知るだけでは、
特別な一口目になどはなりはしない。
レーションのように、機械的に飲み込んで簡単に溶けていく。
意味を持つならそこに別の味が付けられた時だろう。
とは言え、望んでいる訳でもない。
女には呼ばれる事の無かった名前。
男が呼ぶ時は言い聞かせる為ばかりだった。]*
[彼女の探し物が本当に探さないと見付からない様なものだった事は露知らず、声を弾ませ目を輝かせて喜んでいる彼女に
「おおげさだなぁ」と思った。
有名な奴が書いたのか、と勝手に納得しながら、
「聞いて」と笑う彼女に当然の様に頷いたけど。
店主が消えた店内で、
彼女の持って来た話に己は胸を引っ掻かれて、
ざわざわと落ち着かない腹の底から、
彼女を刺す声を浴びせた。
彼女とこんな空気になった事は、
未だかつてなかっただろう]
[確かめる前に、彼女は店主へ代金を置き、
主人の顔で颯爽と、優雅に歩いて行ってしまう。
返事の代わりに小さく舌打ちをして、4pヒールのシークレットブーツをゴツゴツとわざと踏み鳴らして後を追った。
ちゃんとついていっているとわかる様に]
[足が止まった場所は、公園だった。
そこは心地よい天気と風と遠い喧騒で、ただのピクニックだったらきっと楽しかったろうと思わせる。
促されるままベンチに座って、
ため息を聞けば気分は下がるが、
ここへ持って来たのは自分だ。
そうさせたのは、自分だ。
こんな顔させたかった訳じゃないのに
]
ふん……
[己に答える凛とした、ともすれば冷たい声を大人しく聞く。
己の義手をそんなに重く見ているとは思わなかった。
でも、彼女が気に掛けてくれるほどこの手はいいモンじゃない。
そんな本音が、話の途中で小さく息を漏らした]
[続く話には目を丸くした。
いやだから何でお気に入りなんだって、
やっぱり答えになってねぇって、と噛み付きかけたけれど、
何もしていない自分をお気に入りだと言われて、
無性にこそばゆくて、足元が浮きそうになる。
盗賊団の中でも、言ってしまえば自分は団長のお気に入りだったかもしれない。団に利をもたらす手先を持っていたから。それからどちらかというと女寄りの顔をしていたから。
でも彼女は
己にそんなものを求めてはいない様に思えて……
浮つきかけた気持ちは、
彼女の瞳を覆う薄い膜で焦りに変わる]
なに、泣いてんだ……
[盗賊に襲われて泣き喚く人々の顔からは目を背けてきたが、
彼女から目が離せなかった。
こんなに、静かに涙を堪える人がいるのか。
どうしたら、この涙を零させないで済む?
時間は長く与えられただろうに、
愚かにも成す術ひとつ頭に浮かばず、
彼女に涙を流させた]
………………
[言いたい言葉は沢山あったのに、
静かな一滴の雨に全部流されてしまったかの様に、
喉からは声が出なかった。
帰ろうと言われたけれど、尻がベンチにへばりついている]
………友達は、もともと無理ですよ。
だって主人と従者ですから。
[彼女の閉じた瞳を縁取る睫毛を見つめながら、
ようやく出た言葉は、冷たい真実。鬼に見えるだろうか。
でもぶっきらぼうに吐き捨てたその言葉で、勢いがついた。
重い腰をゆっくりと上げると、
べりべりとベンチから剥がれる幻聴が聞こえた。
苦笑いを浮かべて、彼女を見降ろした]
オレ、出て行きますよ。
[告げてから二度瞬けば、
少し吹っ切れた様な顔になる]
なぁ、
そんな気分じゃないかもしれねぇけど、
よかったら帰る前に飲みに行かないか?
[帰りましょうかと言われたけれど、
酒が飲みたいと今日何度か聞いていたから誘ってみた。
もう少し彼女と話がしたい、が本音。
いつもと違う、いろんな顔を見せてくれる彼女と話がしたい。
けれど、気分がのらないなら明日、又は別の日でもいい、とは付け足して]
オレの話もしたいし……
[とも言ってみる。
連れて行こうと思っているのは少々柄は悪いが、とびきりうまい酒を出してくれる店だった。*]
― いつかの記憶 ―
[それは、まだ屋敷を把握しきっていなかった頃の事か。
それでも一人で歩けるほどに馴染んだ頃か。
あまり使用人同士の話題に上らない、けれど存在は知っていた庭があった。別段緑や花に興味があった訳ではないから、気にはしていなかった場所。そこを通りがかった時、ひらりと何か視界の端で揺れた。
何かと思えば、銀の髪のこの屋敷のお嬢様。
庭迄は回らず、窓を開けて彼女の声を聞き取った]
は。 左様ですが……
は……? ぁ、いえ……
[「変なこと聞くけど」と前置きされた通り、
尋ねて来たのは変な事だった。
思わず素で呆けてしまって、取り繕った。
どういう意味かと聞き返す言葉を探している内に、
彼女の方が口を開いた]
………
[その内容は、屋敷一番の新入りに話す事ではない様に思えた。
嘘だとは疑わなかった。彼女が狂っているとも思わなかった。
語る声は幼さを残すが誠実で、
瞳は己よりずっと澄んでいたから]
メグ……
[ええと、結局どちらが真名なんだ?
彼女から目が離せないまま困惑していたら、視界の外でぽふっとヒールが落ちる音がした]
えっと……
[義手の事を聞かれると、口籠る。
まぁ義手を着けられた理由が理由だったから。
あどけない笑顔から目を逸らしてぽつぽつと説明する。
おかげさまで調子はいい。
左手は数年前の事故で駄目になった。
今のところ痛む事はない。
それよりたまにかゆい。
そんな事をあまり慣れない敬語で伝える。
この庭で姉がさらわれたから倒れたら嫌だ、と聞けば、不意に気付く。
そうか、ここ、オレが倒れていたところか。
思い出した、と言えるほど鮮明な記憶ではない。
けれど彼女から聞かずとも、ここがそうだと、何故か確信した。
……いやな記憶をオレが増やしてしまったんだな、と、眉が下がる。自分より年下だろう彼女に心配されて、ますますいたたまれない気持ちになる]
そちらに行っても構いませんか?
[庭にはテーブルとかあっただろうか。
許されるのならその庭で一緒にお茶をして、
ひとつ、甘い香りの思い出を積もうと思った]
[それでも、自分から彼女を誘ったのはこの一度だけ。
使用人のする事ではないと思ったから。
でも、それ以降彼女の方から誘われたりする様になったんだっけ?
「あの、替え玉とかって話、本当なんですか?
この屋敷ではみんな知ってる事なんですか?」と、
気になっていた事を、どこかのタイミングで聞いたりしながら。
彼女がごく普通の少女の様に話すものだから、
自分も敬語がたまに砕けた。
けれど主人と従者のていは崩さず、
自らの生い立ちや深いプライベートは語らず、又、
彼女の事も多くは尋ねなかった。
だからきっと、
彼女にお気に入りと言われても、
己にはわからなかったんだ。**]
[楽譜を手に入れてデートは姿を変えてしまった。
後ろに足音を聞きながら歩く道は、
さっきまでと違って心細い。
大きな木を目印に公園まで自力で歩く。
店の並ぶ通りを割入れば、
土地勘のない静かなエリアになる。
ここに連れてきてもらったことはないけど、
祭りが開かれる公園にはシャーリエとして来ている。
あの木まで行けばわかるだろうと、
後ろのリフルに頼ることはしなかった。]
―― 公園・ベンチ ――
[答えに満足いかないのか、気に入らないのか。
彼は唇を結んで眉を釣り上げる
。
その不満顔が見慣れたリフルだったことに少し救われる。
思いついた言葉は全部投げてしまった。
それでもどうしても二文字が言えない。
きっとこれは貴方を特別に思う理由なんだろう。
昔お姉さまになんどでも言った二文字、
すき
だから見返りを求める言葉]
(……言えないよ)
[言ってしまえば、
友情でも憧れでも尊敬でもない気持ちを認めることになる。
すき
だから撫でて、で済むならばいいが]
[
すき
だから 結婚の話は考えたくない
すき
だから 彼の居場所を守りたい
すき
だから わがままに彼を傷つけてしまいたい
すき
だから 幸せになってほしい
すき
だから
すき
になってほしい
いつの間にか膨らんだ気持ちは、口にしたとたんに
シャーリエが崩れてしまいそうだ。]
(恋人ってなんですか。
私の気持ちは、恋なのですか)
[誰にも相談できないことは彼に聞くしかなかったのだ]
(友達じゃないなら
どうして優しくしたの。
私のこと小さな子だと思ってるの?)
[全部、ぜぇんぶ。
内側に押し付けていたから、
私の顔のまま顔を上げる羽目になる。
今、出て行くって、言った……?
屋敷から?国から?
私のところからリフルが消えてしまう……?
最後に見るのがこの苦笑いになるの?]
[なんとか私《次期当主》を引っ張り出して取り繕う。
選択肢を見せたのは私だ。
臣下が選んだのなら、その責を負うのは私だ。
……いくら私が望んだって、貴方が頷かないなら
すき
な気持ちが実を結ぶことはない。
そっか、宿題は決まったんだ。
もうデートは知らなくていい。
帰りましょうか。
開けることもなくなった気持ちごと、
私《メグ》を押し込めて蓋をした。
蓋が間に合ったのか、それ以上瞳が潤まなくて済んだ]
のみに、ですか?
[予想しなかった誘い
にオウム返ししてしまった。
お茶の席は庭でなんども設けたけど、
お酒は彼に連れていってもらったことと、
パーティーで口にしたことくらいだ。
普段は飲まない。
――と思っているが、寝る前のホットミルクに
ブランデーが混ざっているのは例外でいいと思う――]
うん、そうですね……
リフルの話も?
[話し足りないことがありますか、と目を見た。
確かに、話したのはほぼこちらから一方的。
デートに連れていけと行ったのも私だ。
言い分を聞くのは当たり前の礼儀ではないだろうか。
それに、リフルの個人的な話って聞いたことない。
リフルはどう生きてきて、この国に来たんだろう。
これからどうするつもりなんだろう。
暴れそうになる蓋の上に重石をして、お願いしますと頷いた。
苦笑いを最後にしたくないから、
もう少し笑える私で貴方の顔が見ていたい、が本音*]
![](./img/closure/117.png) | [青い青年を脅かしてやろうなんて考え付きもしなかったが、 もう少し話を交わせば、人となりを少しは理解出来たか。 話す気があれば、だが。]
あんたに似た男を知ってるから、気になった。
[理由は告げたものの、予想通り返らない答えには納得し、 否、想像より大分口は悪かったが。 最初に話を聞こうとした時も、 同じようなフレーズを言われたなと僅かな懐かしさ。
そういえば、何故か、国境を越えて言葉がわかるんだなと思ったが、 これも夢の力というものか。
その間に銃口を押し付け直されて、 大人しく従った振りして進む。 銃口を気にしてないのは滲んではいて、 キレやすい人間なら既に発砲しててもおかしくないが、 口に反して大人しい方なのだろうか。
一歩、二歩と緩く踏み歩けば、 少し得意げな声が聞こえる。 トップで、青年と青年の家族の恩人。 生い立ちなど知らないが、馳せて、反芻し。
視線を向けることなく、扉に手をかけて。]
…なら、何故、あの女性の側から離れた? (10) 2020/10/03(Sat) 0:28:27 |
![](./img/closure/117.png) | [その問いかけが届く前に扉を潜っていたか。 後ろの扉がどうなったかを見る事はなく、 聞こえた呟く声は、寝る前に見たアジダルと同じ声色。
不審な目で見下ろして、視線を合わせる。 謝罪も何も無くとも気にしない、以前に 今のアジダルが先程の小屋の何処にいたかがわからず。 扉の中では姿が変わっていたとまでは思っていないのは、 銃を突きつけてお前誰だとデカデカ警戒が、 青年の顔に書いてあったのだし仕方ないだろう。]
あんたの記憶に近い場所ではあるんだな。 “夢”であるなら、 互いが本物の様に見えるのが意味がわからないが。
[夢は一人で見るものだ。 それなら、この空間は何かと眉を顰めたが、 アジダルはそこまで気にしていないように見える。 構造を考えても無意味ではありそうだ。 一先ずは、何かを果たせば朝が来るのだろうと仮定し。] (11) 2020/10/03(Sat) 0:28:34 |
![](./img/closure/117.png) | [薄く開いた扉の先に広がっていたものは見えなかった。 静かに閉じる扉は開くべきでは無さそうだと、問わず。
幾つか現れる扉の先には、 アジダルの過去が広がっているのか、と辺りを見回す。]
正義のヒーロー? 家族や大切なものを守れる人間になる事は良いと思うが。
[不意に出た単語には瞬いて。 正義でなくても守れればいいと考えている方だから、 守る事に正義が必要なのかの答えは出ずに、 悪くはないだろうとは示しておく。
特撮に憧れる無邪気な子供でも、 見せて貰えるならそれはそれで興味深いし、 アジダルにとっての正義がどんなものか気にならないではない。]
で、このままここにいても時間経過しなそうだが、 そっちの扉は入っていいのか?
[遠くに見えるものを示して、問いかける。 アジダルには何が待ってるのか予想は付いてるのだろうか。 入るなと言われれば、無理には近付かないし、 乗り気でなくても入っていいと言われれば、 扉に手をかける事にしよう。]* (12) 2020/10/03(Sat) 0:28:41 |
| 志隈は、メモを貼った。 ![](./img/icon/memo.png) (a3) 2020/10/03(Sat) 1:05:37 |
―― 思い出の庭 ――
[リフルとの思い出はゆったりしていた。
お茶を飲んで話をするときも、ピアノを聞いてもらうときも。
為になる話は……最初にお姉さま知らないか聞いたのと
義手はかゆいと聞いたことくらい?
お姉さまがいた時には必要だった区別のあだ名《メグ》も、
シャーリエが一人になった今では為にならない話。
隠してはいないから、前から屋敷にいる人なら知っている。
「替え玉の話」を直接訊かれたこともあった]
お姉さま居なくなったのが五年前だから、
そのときから居る人なら知ってますよ。
今はお姉さまの代わりをしてるけど、
帰ってきたら仕事お返ししたい……。
[倍返しだ!って笑えたのは、
ここにいない愚痴聞き役を埋めてくれた人がいたから]
―― 幕間 ――
[一度だけ臣下としての彼を庭に連れ込んだことがあった。
街の様子を定期報告してくれたリフルに、
真っ青な顔で詰め寄ってから、ちょっと来てって
人の居ない夜の庭まで歩いてきた。
窓のない壁際で数枚の紙をぎゅっと握る]
本当にあの人を見たの……?
もうっ、あの家、変にすり寄ってくると思った…!
どうしてこんな事するかな、
どれだけ信用失うと思って……ああっもう!
[他の部門からお金の流れがおかしいことは聞いていた。
リフルの証言と合わせれば、
有力な貴族が孤児院の寄付を横領していることになる。]
わ あ
ら
?
[頭抱えてうずくまって…柔らかい芝にころんと転がった。
ヒール履いてたのを忘れて重心が前にありすぎたのだ]
わ、笑わないで……ほしぃです、けど……
[手かしてください、と真っ赤な顔を伏せたまま
立ち上がらせてもらった。
ふわふわスカートを摘まんで一礼。
……正式にお礼をしたのに締まらないったらない]
こほん。
リフルにお願いします。
土曜の夕方からこの人を見張ってください。
孤児院に寄った証拠を掴んで欲しいのです。
騎士班が必要ですね。
ユーディトという者を任に付けます。
『赤いバラの件』と言う者以外には内密にお願いします。
……あ、お願いしていいですか…?
物騒なことにはならないと思いますが……
[貴族の爵位剥奪で終わった事件の一部を任せた。
後でお父様から騎士を使えとお小言をいただくのだけれど、
素晴らしい働きだったとユーディトから聞いて
得意な私にはお小言もくすぐったいだけ]
ありがとうリフル助かりました〜
[次に庭に呼んだときには、ご褒美とかできる範囲で!と
意気込む私がリフルを迎えたことでしょう*]
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