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7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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![](./img/closure/081.png) | [リウビアさんからお皿の使用許可もいただけたのデ >>14セドラさんと >>1:@29ヴェーチェルさん それぞれにパイ(クロスタータ >>1:165)を 紅茶と共に提供するのでありましタ。 ヴェーチェルさんにはレモンを取り出すための ティースプーンと小皿を。 セドラさんにはお代わりのお茶用に 常温のミルクを入れた ミルクピッチャーも 紅茶と共にお出ししテ。 >>1:@29]* (19) 2019/04/16(Tue) 1:20:21 |
[ 彼の反応は何処か鈍い
曖昧な反応に男は親近感を抱く ]
俺も泣いたことはあまりないよ。
それに俺には相応しくないものだと思っていた。
人の心臓を持たないのに涙、なんて。
[ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。
周りから化物だと虐げられた彼
化物であるからこそ古城に身を移した男。
おなじ、なのだろうか
男はまた異なると頭を振ろうとした。
しかし出来なかった ]
悲しませたくは、ないな。
でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。
俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。
[ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって
されど名残惜しげな呟きを残すもの
否定出来ない言葉は甘受した ]
[ 彼は何でも話してくれるのだという。
読み飽きた絵物語より気を引く噺だ
彼の語るこれまでに耳を傾ける。
あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。
しかしあの場で行われていたのは残酷な教え
男は沈黙を守り彼と彼女の繋がりに
瞬きを数度繰り返した。
彼はきっと本心から口にしている
淡々と事実を並べるように。
泣かない事が自分を守る事につながると
かつて此処にいた子供の一人が答えていた。
男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが
時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。
彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。
また、自分が彼にって何か価値あるものとして
与えてしまっても責任など取れない。
軽率にその腕を差し伸べられないのだ ]
[ その先にあるのが破滅だとして
彼を巻き込み引き摺りたくなかった。
だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。
何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。
その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ]
セレン。
俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。
[ 相変わらず視線は彼から逸らさず ]
……でも。
ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。
[ 彼の言葉をなぞらえながら
先がないと
あなたの傍らにしか居場所はないと
言葉にしてきた少年の顔を見る ]
それは、この世界で特別同士の方がいい。
普通の人間なら怯えて死んでしまうかもしれないから。
[ お伽話を読んで聞かせるような声色を意識して
また一つ、彼の言葉を借りた ]
独りは嫌だと口にした事を忘れる程
語らえる存在から欲しいと思う。
……セレン、一つだけ問うていい?
今の君が思う事そのままでいいから答えて欲しい。
[ 言葉を区切れば息を吐く。
そのまま彼を見やり唇を開いた ]
君にとって大切なものは、なんだ?**
![](./img/closure/081t.png) | [店員になった理由が僕とはまた違うヴェーチェルさん。 僕に至ってはマスターすら探していませんガ お互い知らないどころか僕に至っては 顔を見たことすらありまセン。 (ヴェーチェルさんもあまり覚えてはいないご様子 >>1:262) ふとヴェーチェルさんの顔色が少しばかり悪く 心配の余り(あの……本当に大丈夫ですカ?) >>1:262と 内心で思いながら声掛けをしたのでありましタ。 >>1:192] (20) 2019/04/16(Tue) 2:04:14 |
![](./img/closure/081.png) | [ 睫をフセ 睫を臥せるヴェーチェルさん。 >>1:262無理をさせたくないのもありますガ >>1:263彼の負担にならないペースで 本人が働けるなら、それが一番だと思いながラ。 先ほどと比べたら少し態度が解れたような、 そんな雰囲気を感じて >>1:262安心したのでありましタ。] (21) 2019/04/16(Tue) 2:05:40 |
![](./img/closure/081b.png) | [後日。 事情を知った僕はそれはもう動揺し 珍しく声を張り上げてしまったのですガ >>1:195“いやむしろ救世主です” >>1:264との言葉に思わず「ア、はあ……。」と 真顔で返事してしまったのですが 本人が良いなら良いのでショウ……。 彼にとって娘さん及び家族がすべてだというこコト、 それが理由で辞職届を出し、 娘さんを探しているコト。 それは受理されず休職扱いになっているコト。 ] (22) 2019/04/16(Tue) 2:05:59 |
![](./img/closure/081b.png) | [それを知ってようが知らなかろうが、 お客様に娘さんを見なかったか お尋ねするのもありなのでハ?と 一応提言だけしてみたのでありましタ。]* (23) 2019/04/16(Tue) 2:06:29 |
[ 問題児の世話をすることになった初日。
相手の第一声
を受け、穏便に対応するという心意気は
早くも諸共崩れ去った。]
その忠犬に教えられる立場のお前は
犬以下ってことを認めるんだな?
──一応言っておく。
店長に鉄拳制裁の許可は既に得ている。
口で言っても聞かないなら、力ずくで教えないといけないからな?
[ 勿論、最終手段という条件つきだが。
──甘い!
俺の愛飲しているダブルクリームハニーキャラメルマキアート
withチョココレクション程に甘い!
クレームが増え、嫌がらせの電話まで増えた段階で
既に最終段階に到達しているのだ。
対応に手と時間を取られているのはまぎれもない事実。
現に、俺も自らの仕事の時間を裂かれている。
──当時の俺はまだ若く、青かった。
]
何せ俺は犬だから、上手く教えられなかったらすまんな……?
[ 壁が崩れる音が聞こえる。
壁ドン(物理)を挨拶代わりに。
こういうクソ生意気な奴は、力で服従させるのが良い。
なお、俺はまだこの男の正体を知らない。
]
[ きりきりと痛む眼の奥に溜まる滴が、
もし涙だとしたら今らなら流せるのかも。
耳に柔らかな声音が響くたびに、
揺れる思考は他人事のように涙の存在を自覚して、
灰と蒼はずっと古城の主を映し逸らさなかった。
綺麗なものじゃないと綴る言葉の真意に、
淡い吐息を飲み込んで、困ったように。
語彙も拙い己では伝わらないだろうかと、
再び言葉を組み立てようと思考を巡らせて ]
でも、主観が違えば世界が違ったように、
あなたが自分をどう思おうとそう見えたんだ、きっと。
……せんぶ見せるのは、怖かった?
[ 言葉に含んだ哀切は玉響に。
夜の怪物の心を蝕む何かが隠したものは何か、
それを見てみたいと思う興味の発露を、
全てを諦めていた己にしては珍しく双眸に映し ]
[ 子供の拙い話を聞いてくれる彼は、
己を取り巻く世界の悪意に中断を挟まない。
どうしてかなと過るも望まれるままに語り終え、
終わりを結ぶ言葉に眼を瞠り瞬きを数度。>>$12
生贄も子供もいらないのなら正に無価値でしかなく、
彼を殺す為だけの機構として扱うのかと思えば。
想像上のものでしかなかった微睡みを――
己には赦されなかった憧憬を引き出してくるとは ]
…………
[ 外だけ磨かれ内は疵だらけでも、
辛うじて保たれていた自衛の輪郭が緩む。
瞳の奥が熱く、痛かった。
堪えたいのに抑えられない何かで、
視界が漣立って上手く射抜く紅眼が映らない。
これまで生きるに必要なものは諦めで、
猛毒でしかなかったものが期待と希望のふたつ。
己のものなど生命の他に何もなく、それが当然。
だから、人にしか映らない彼に手を伸ばされて、
人への恐怖に身が竦んだ意識は溶け消えたように ]
と……く、べつ…… ?
[ 常ならば受け流せただろう響きに瞬きを幾度か。
思わず俯いて前髪が異色を隠し、
繰り返した言葉の意味を噛み締めて息を吐く。
細やかな震えは肩にも伝播しているだろう。
その肩に吐息で揺れた空気が触れて、
びくりと震えた怯えに促され掌が自然と伸びて。
手に触れた。
傍らに腰かけたままの冷たい手に。
触れることを躊躇った自衛を崩されて、
繋いで欲しいと囀ったあの夜のようにもう一度だけ ]
ない、……ぼくには、なにも……
だって…たいせつなもの……は……
[ 喉が震えて上手く音にならない言葉を辛うじて束ね、
俯いたまま顎だけを濡らして頭を横に振る。
静かに訊ねられた答えを、
己は今までいちども持ってはいなかった。
生き延びるだけが精一杯で、
それ以外のものを諦めた身からすれば、
命というのが最も近いかったのかもしれない。
けれどこの夜の居城は未来の終わりで、
そこにすら居場所がないのだと知らされて、
幕引きのためだけの価値を見出されたと理解して。
従順にその命すら諦めた子供に問う静かな響きが、
辛うじて保たれた輪郭を崩し、溢れさせたのは何なのか ]
ぼくの届く場所には……
何も……なかった、から……
[ だから、今まで価値がなかったのだろうか。
理解は唐突に染み入って唇をきつく噛み締めた。
幾度も噛んでしまったそこはとうとう壊れて傷ついて、
鉄錆のような味が広がり――それすら気付かない。
たいせつなものどころか意志もない。
正しく空虚で、人間らしさの欠片もない異端の存在。
想いの欠片は人のものではなくとも、
たいせつなものを知る彼の方がよほど人間らしい、
そんな理解すらも、今更のようにじわりと広がって ]
[ 陽に焼けた肌がひりひりと痛む。
震える瞼を鎖して留めた滴では冷やすに足りない。
泣いてるのかな、泣いてるんだろう。
なんで泣いたのかは、今なら理解ができる―――… ]
たいせつなものが、欲しかったんだ。
[ 諦めたそれは手の届かない遠い夢の中だけれど。
未来が終わるまでの間の微睡みを許されたのなら。
生贄でもなく、ただ従うだけの子供でもなく、
眠る間だけ――今だけは、ただのセレンとして。
口にすることもきっと許されると信じて ]**
![](./img/closure/081.png) | ─何故か出来る方扱い(?)されている臨時店員─ [食事は疎かにしてはいけないという >>1:273ヴェーチェルさんの言葉に、「エエ、そうですネ。」と 同意を返し、オーブン用のミトンを嵌めて パイ(クロスタータ)を取り出しましタ。 笑みを返してくれたその前に 頭を振った姿が気になるも 今は詮索せずに見て見ぬ振りヲ。] (30) 2019/04/16(Tue) 6:20:48 |
![](./img/closure/081.png) | [元々僕が甘党なのと、 家族も甘いモノをよく求めていたのもあって 覚えるレシピも気付けば増えていっタという裏話。 なおご注文の紅茶は 後ほどお持ちしましタ。 >>1:200>>15>>19] (31) 2019/04/16(Tue) 6:21:49 |
![](./img/closure/081t.png) | [その愛情をどう感じたカ。 語られる時は何時か何処カ。]* (32) 2019/04/16(Tue) 6:22:08 |
![](./img/closure/081t.png) | ─オ会計─ ハイ、少々お待ちくだサイ。 [お客様の声に向き直り、 こうお声掛けしたのち >>10急いで向かったのはバックヤード。] リウビアさんすみまセン。 お会計お願い出来ますカ? [まだレジ打ちに自信が無い故に 忙しいところ申し訳ないと思いつつ 尋ねてみるのでありましタ。 リウビアさんにお任せ出来るようであれば レジ打ちはリウビアさんに。 難しそうであれば僕がお会計をいたしマス。] (33) 2019/04/16(Tue) 6:39:23 |
![](./img/closure/081.png) | [なお僕は目の前のお客様が 自分の知らないお金を使っていル可能性。 それをうっかり忘れておりましテ。 会計をどちらがするにせよ ご馳走様の声の後、扉を開く際に >>10] ありがとうございしタ。 [そう告げて、カウンター側から 深々と一礼するのでありましタ。]* (34) 2019/04/16(Tue) 6:39:49 |
| (a3) 2019/04/16(Tue) 6:50:17 |
[ そうだ。周りに時として支え、時として忠告してくれる
そんな優しい人達がいたからこそ、
今のオレ達は存在できている。
これから先、例え大きな困難があっても
シロさんと――そして皆となら
意外と大丈夫じゃないかって、オレも気楽に考えてるんだ ]
[ 性行為の為の玩具など実物を見たことはないが、
それも準備には入るのだろう
最も、そこまで辿り着くには時間やら羞恥やら
壁となりそうだが ]
[ 素股なるものは、別に入ってないのだが
擦れる股の間やら時折掠める雄やらが
絶妙に良い塩梅であるが故、別の意味でヤバイ
快楽初心者である己でも、そのぞわぞわとした
心地良さに感じ入り、振るではないものの
腰を居心地悪そうにもぞもぞとよじるほどだ。
……シロさんが羞恥プレイと言葉責め好きなら
今度是非口に出してもらいたい。
オレは絶対恥ずか死ぬ
]
[ 当たり前だがこの態勢でも丸見えと知れば
ぐわー!と悶えそうである。
――しかし、これはやばい
また達したくなるのもそうだが、
入りそうで入らない微妙なすれすれ感が…
その…
]
[ と、元気になった雄を見逃してもらえるはずもない ]
ん、あっ、しろさっ、
[ 貴方の雄が、己の裏筋部分をこすれば
散々出したのに、屹立は立ち上がっていく
己の精力は、恐らく怪物基準なのだろう。
(カラ逝きなる未知のゾーンとはまだ無縁そうだ。)
しかし、直接雄を握られてしまえば
絶頂は一気に近づいてくる
よりぐっとシーツに顔を押し付けて、その時を待つ
――そして ]
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