]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a16) 2022/12/20(Tue) 2:40:48 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[道中シンに会った>>3:470のは、さてその”果たし状”の前か後か。 もう刻限も近くなってしまったし、僕の心もまとまりつつあったけれど、それでも話をしたいと思っていた人だったから、今どう考えているかについては聞きたかった。 『判断が出来ない』>>3:471と言われれば、回答はどうするのだろう、そのまま言うのだろうかと思いはするものの、それ自体には触れることなく。] ――ありがとう、ございます。 いえ、公正だと思いますよ。僕より、ずっと。 [世界に対して思い出がないから切り捨ててしまおう、という判断を下した僕より、ずっと。 ユグにとっては、世界はどうなってもよいものだった。 洋館に、箱庭に来るためだけに生きた世界に、思い入れはない。] (41) 2022/12/20(Tue) 3:27:00 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[シンも、外の世界に思い入れはないんだろう。 けれど、それがないからと言って、あっさり捨ててしまわない。 天秤がフェアでないなら測れない、と判断するのは、ユグにとってはとても冷静な意見に見えた。 そしてそれは、少しだけ、羨ましかった。 ]耐え抜いて生き抜いた外界は、ユグの中で思い入れがないのではなくて、無意識にいらないものの枠に入れてしまっていたのかもしれない、と感じたから。 本当に『知らない』でいるのはきっと、ユグには出来なかった。 (42) 2022/12/20(Tue) 3:28:19 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……もうひとつだけ、いいですか。 シンは、この洋館が好きですか。幸せ――でしたか? [考えが変わっていることもあるだろうと、『ですか』と進行形にはしなかった。 答えがどうあれ、回答を得られたならまた、ありがとうございますと頭を下げ――] (43) 2022/12/20(Tue) 3:29:05 |
【人】 XII『吊された男』 ユグそういえば。 先生の部屋にリンゴが置いてあったのですが、誰からの差し入れか、ご存じですか。 [張本人>>3:469だと知っていたわけではない。 知っていたら、シンですか、と聞いたろう。 ふと問いかけたのは、それこそ、長くこの洋館にいるから、そういうことをしそうなのが誰か、見当がつくんじゃないかと思っただけだ*] (44) 2022/12/20(Tue) 3:29:24 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[さて、ところでカルクドラの元への訪問の前に、アリアのところを一度も経由しないようなら、ユグは大変に苦言を呈するし、やっぱりそのまま行かない気じゃないですか、などと言って先生の手を引くが。 それでもカルクドラからの呼び出しの方に向かうなら、せめて端末経由でアリアに一報入れるくらいは勧めるだろう。 魂の因縁同士話つけるときを邪魔したくはないが、どちらも大切だ**] (45) 2022/12/20(Tue) 3:59:18 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a17) 2022/12/20(Tue) 4:11:25 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a18) 2022/12/20(Tue) 4:11:58 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』が22人の中でいつ死んだのか、 経典には記載されておりません。 その諍いの終盤にもいたという説、 序盤でとっくに死んでいたという説、 様々とあります。 死因についても議論は交わされますが、 これが正しいという主張が強いものはなく、 しかし箱庭が壊れ切った時、 そこに居なかったのは確実です。] (46) 2022/12/20(Tue) 12:27:02 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ゼロが洋館で『名称』で人を呼んだのは、 無意識ながらきっと魂の記憶の一部である。 だから彼は、その『名称』を呼ぶことを、 "仲良しごっこ"だと自分でも思っていたのだ。] (47) 2022/12/20(Tue) 12:27:41 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ聞きたかったんだ、神様。 ざまあみろ……。 [よく解らない。前世の記憶なんてない。 でも、強くそう思う。 この感情は多分正しくなんてない。 彼が愛していないのは"俺"であって、 『悪魔』ではないのだから。 それでも、神に見放されたのが嬉しくて、 悲しくて、取り返しがつかなくて、楽しくて、 正しい事のように思えて、どうしようもない。 混じるのは俺に対する羨ましさもあるのかもしれない。 この気持ちがある限り、きっと『悪魔』は、 何度だって『神』を否定するのだろう。 『神』がそれに気づかぬ限りは。 別れの言葉に返す挨拶はない。 倒れる男を助けるでもなく、ただ見ていた。] (50) 2022/12/20(Tue) 12:51:07 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[次に現れるのは喪失感だ。 重くなったような、軽くなったような。 今感じていた感情ももう遠い。 けれど確実に残っていて、苦い顔をする。 最後にひどい置き土産をするものだ。 そして、少しだけ隣を見るのが怖い。 『恋人』に対する崇拝にも似たあの感情が、 薄れているような気がして。 妙に指先が冷える感覚がある。 それに触れ、掬いあげるその手があって、 ぱっとそちらへと視線を向け、 ……そこにある姿には愛しさを覚える事が出来たから。 安堵のように、確認のように。恐る恐ると握り返す。] (51) 2022/12/20(Tue) 12:52:08 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ頼もしいな。 だったら俺がベルを護るよ。 [きっと考えてるほど甘くはないし、 嫌な予感もとてもしている。 22人揃う前にとっとと攫って行っておけばよかったという気持ちと、この区切りは必要だったのだと思う気持ちが両方あった。 正直、洋館を出た後の話に、 『証持ち』の身体の丈夫さを計算に入れていたのだ。 それが損なわれているとしたら、 もう少し準備がいるように思う。 できる事、できない事を確認しなければ。 でも、ここを出て、二人で、 彼女が見せてくれるだろう世界を 見てみたいから>>3:456。 手を握りしめたまま、少しだけ頭を寄せて、] (53) 2022/12/20(Tue) 12:52:47 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 期日の夜:先に待っているもの ── [ 夜の花畑は、幻想的な彩の灯りに照らされ 昼間とは変わった光景を見せてくれるので 時間はいくらでも潰せる。 傍らには、熱がほんのり冷めたカフェオレが二つ。 花畑の一角で、自ら育てている 七分咲きのベゴニアを眺めている間に 目的の客が来た。>>3:441 尾鰭のついた言葉に、一瞬湧き上がる苛立ちを抑えて。 ]来てくれてありがとう。 少し冷めてしまったかもだけど、これでもどうぞ。 [ 尾鰭のついた言葉には言葉を飲み込み カフェオレが入ったカップを渡す。 もしかしたら二人で訪れていたかもしれない。 その場合、一瞬驚いた表情を見せるが ユグが僕と彼の関係をずっと心配していたのは 十分に理解している上、僕が危害を加えると思われ、 証人として連れて来る理解は出来るので、 特に追い払うことも無い。 その場合、渡すカフェオレが足りないので、 「僕の飲みかけでよければいるかい?」と確認を取り 渡そうとしたが、さて。] (55) 2022/12/20(Tue) 12:55:53 |
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