タマオは、工具箱を片手に提げて歩いている。足音はしない。 (t20) 2021/07/04(Sun) 5:09:28 |
【見】 流転 タマオ「あ」 ぴちょん、と雫の落ちる先。そこは床だった。つまりこれは新しい雨漏りが発生したことを意味する。 タマオは地から足を離し、天井に可能な限り顔を近づける。修理には8くらいの技量が要りそうだ。 (@3) 2021/07/04(Sun) 5:10:17 |
ミロクは、タマオに手を振った。 (a21) 2021/07/04(Sun) 5:13:10 |
タマオは、この程度ならお手の物のはずだ24。 (t21) 2021/07/04(Sun) 5:14:15 |
タマオは、ミロクに向けて明確に首を横に振り、それから点検作業に戻った。 (t23) 2021/07/04(Sun) 5:17:38 |
【人】 諦念 セナハラ雨粒で濡れる窓から、暗い空を見上げている。 次に、茶色く濁った川を見下ろした。 知った人間が沈んでいるかもしれないと思い至っても、 眉一つ動かない。 人は死ぬものだ。それも呆気なく、何の物語もなく。 特別なことではない。 懐かしい日常の足音が、少しずつ大きくなっていた。 (76) 2021/07/04(Sun) 14:10:25 |
【人】 商人 ミロク男は、ここに来たときにはあまり行われないかと思った取引を、いくつかすることができた。 一度前もって告げたあの言葉が効いているのだろう。 得られた対価は、男にとっては大きいものばかりだ。 一つは。 少しだけ。名残惜しさを感じさせるものだったが。 技師の女性は先程、名前が似た青年と話していたように思えたが何処にいるのだろう。 また受付に戻っているだろうか、男は病院内を歩き回った。 (77) 2021/07/04(Sun) 14:17:09 |
諦念 セナハラは、メモを貼った。 (a22) 2021/07/04(Sun) 14:51:07 |
タマオは、屋上への扉の前に工具箱を置いた。 (t24) 2021/07/04(Sun) 15:19:17 |
タマオは、ひとり呟いた。「痛そうだな……」 (t25) 2021/07/04(Sun) 15:21:10 |
タマオは、雨に濡れていない。 (t26) 2021/07/04(Sun) 15:24:02 |
【人】 商人 ミロク>>79 アユミ 「……? はい」 技師の女性に対して妙な感覚を覚える。 男がこういった気分になるのは、はじめてではない。 ついでに言えば、霊感的なものに批難をされたことがないため、 すべからく人間はこのような体験をすると思っているが、 この事実は語られることは無いだろう。 「わかりました、……探しますので少しお待ちください。 その間に、と、お聞きしたいことがあります。 ここに私とやってきた青年が言っていました。 『大人は子どもを守るもの』だと。 私はすべてに同意をできたわけではありませんが、 その思想に似たものを持っていました。 子供は、好きですから。特に学徒が。 でも一つ疑問が残っていまして。 技師のあなたは大人とは何を指すと思っていますか?」 (81) 2021/07/04(Sun) 15:33:08 |
【人】 商人 ミロク>>82 アユミ 「なるほど……? わかりやすいですね。ですが。 "いつまで"、与えられることを望んでいいのでしょうか。 それは生きてきた年数で決まりますか? 病を患い、一生床に伏せることになった壮年の方は、 食い扶持を減らす為に死んだ方が良いと思いますか? どちらにしろ、そうですね。 大人であり続けるのならば。 体が動かなくなっても与え続けられるような存在になりたいと思いました。 聞かせていただきありがとうございます」 技師に投げ方問いを答えられる前に礼を告げる。 少し、得心がいった。 同時に――私が見てきた多くの人間に当てはまるような大人の定義とは"違うのだろう"と。 男は考えを改めていた。 (85) 2021/07/04(Sun) 17:16:49 |
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