54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】
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[きみのお義父さまもといラ神からの圧とかね。
すごいから。とっても。
でもここでなら別な神様が隠してくれるだろうか?
そんな存在知りはしないので神頼みなんてしないけれど。
触れることへの許しを与えられた気がする
くちづけを受けた手のひらで、頬を包み込むように撫でて
綺麗なだけの物語の中の手本みたいな
キスを落として、うっとりと目を細め見つめ合う。
物足りなさに焦れるのはどちらが先だったか。
二度、三度と重なるごとに
次第に水音が溢れる交わりに変わってゆく。
帯を解くより先にはだけた裾へ手のひらを差し入れて
温泉で堪能し損ねた太ももに掌を這わせた。
内側のやわい皮膚を撫で擦って
彼女から押し付けてきた場所を探る。
きみがそこで触れるのが好きなのか
そこが柔らかいからこそ押し付けてくるのか
ささやかな疑問が頭の中を通り過ぎて、きえた*]
謝る前に、最大限できることはしておかないとな。
[浴衣だから水洗いはできるし、と続けようとして、中を動かされて、高い声をあげてしまう。
そして、目元を赤くして彼を睨む。
こんな状態で頼むようなことではないだろう?という意図を孕んだ視線で、彼を見つめるが奥をさらに突かれれば、彼に育てられた胸の粒も、赤くさらに固く凝っただろうか]
変態的なプレイより、常識的なことをまずしなきゃだろ。
どうせ汚れたんだから、このまま風呂で洗うぞ……っ
風呂も洗わなきゃだし。
[足を開き、彼の逸物が自分と繋がっている部分を露わにする。
放ってなお、固さがまだ残る彼に感心しながら一度腰を回すと、ゆっくりと焦らすように彼の躰を放して、躰から剛直を引き抜いていく。
そして、見せつけるように、彼の上にのりあげるようにしたまま、座位ではだけた浴衣を重ね、そして汚れた裸の上から帯を締め直す。
裾の辺りが緩いのは、立位で着ていないせいだが、それは意図的だったかもしれない。
少しばかりいつもよりだらしなく襟の辺りを抜いているのは、わざとだが。
誘うように彼に背中を向け、そして部屋に備え付けの露天風呂の扉の方へと向かう。
扉を開け放したままにすれば、彼がその気でないとしても寒さに扉を閉じに来るだろうし。
薄い着物1枚で雪が積もる外気は冷たい。
ぶるっ、と躰を震わせれば、ほこほこと湯気を出すかけ流しの源泉の湯でそっと足先を洗う。
それから裾をからげて、足を出し、そして湯舟の縁に座れば足を湯につけて、彼を振り返る。
ちゃぷちゃぷと揺れる水面は、どうしても浴衣を裾から濡らして染みた湯が這いあがっていく]
ほら、膝枕するんだろ?
[膝の上をおいでとばかりに叩いて。
ちょっと寝づらいかもしれないけれど、彼が湯舟に浸かりながら頭をのせればそれなりに寝心地は悪くないはずだ。
でも、先ほどのとは違い、ここの場の足湯は躰が冷えてしまうから。
桶を手に取ると、ばしゃ、と自分に向けて湯をかけるが、気化熱でもっと躰が冷えるの忘れてたとびしゃびしゃの浴衣を纏って笑おうか*]
[諭してくれるのが嬉しい。
目元を赤くして睨む姿が可愛くて、先ほどまでのギャップに心がきゅんとなった。最大限にできることをと言った彼が、常識的なことを。と促すのだから、今更では、と一瞬思ったが、彼の足が開くのを見て。そちらを凝視してしまった。胸の粒を赤く固くしながら、身体から剛直を引きぬく様に息を飲む。焦らすように引き抜いていくのに感じてしまい。
はっと息を吐いて]
…色っぽいな。
[風呂で洗うとは何を洗うのか。
座ったまま衣を重ねていく様は、此方を誘っているように見えた。意図的だろうと内心舌を巻きつつも、背を向ける彼をおいかけ立ち上がったとき、自らの帯が解けていることに気づき、それを手にして追いかけた。扉を締めて、このまま部屋を過ごすなんて選択肢はない。
だらしなく襟の辺りを抜いている彼の姿は
赤くのる胸の飾りをちらつかせていた
自らの熱源は重く]
…無茶を言うな。
[浴衣を濡らして、縁に座る彼に息を吐く。
白い息は、空気が冷えている証拠だ。肌に貼り付いた布が彼の身体を形どる。裸体を見るよりも色っぽく。びしゃびしゃの浴衣の襟を軽くひっぱり。そのまま、湯舟につかれば、彼の膝を一撫でをして湯をかければしみこむ湯が彼の太腿を露わにする。いや太腿だけでなく。
――彼の綺麗な熱も。]
このままいたら、風邪をひくだろ?
[彼の申し出はとても魅力的だった。
だが、盛り上がった熱を濡れた布越しに撫で
玉を揉み、じっと見上げれば、おいでとその腕を引いた。ぱしゃりと音がなり湯舟が揺れる。そのまま抱きしめた身体は冷たく。少しの間に冷えてしまった事を感じさせ、心配するように吐いた息が彼の耳にかかるか。濡れた肩に湯をかけて、そうして先ほど、軽く結びなおした帯をといて、彼の目を隠してしまおう。]
…煽っただろ?仕返し。
[そのまま抗議の唇をちゅとキスで奪い。
舌先を唇の中にと侵入させていく。開いた其処も冷えている気がして、暖めようと歯列をなぞり、頬肉をつつき。舌を吸い、暖かな唾液を混ぜあわせ、ちゅぽっと音を鳴らした。その間も片手は彼の身体に冷えた処がないか、と肩を濡らし、背を撫でて――離す頃には、銀糸がひくか。
ゆっくりと唇をなぞり。
駄目か、と彼の様子を伺った*]
[君に並び立てる自分になれるように、あわよくば
君を組み敷けるくらいの僕になれるように……
……と強さを意識しすぎた結果
どうも方向性を誤ったらしい。
君の反応がすべてを物語っている。失敗した。
固まってしまった君の気配に
またじわじわと恥ずかしさが込み上げてきて、
額を肩に押し付けて誤魔化そうとしたけれど
君に押されてあっさり顔を上げることになった。]
──ふふ。
神聖な……そんなもの、
僕には何も備わってはいないのにね。
そっか。僕に触れるたびに
君はそんなことを考えていたのかぁ……
[見上げた瞳が、淋しさの色を帯びて揺れた。
神様の加護とかそういった類のものも
僕は何も持ってはいない(はずな)のに。]
[神聖な、と言うならば
聖女様だったり司教様だったりした君の方が
きっとよっぽど神聖だろう。
あれほど喉から手が出る程欲しがっていた神力が、
今はちっとも欲しいと思わない。
好きな人に敬遠されてしまうような自分なんて要らない。
僕がもし何の変哲もない本当にただの普通の人間だったなら、
君はそんなこと考えずに済んだろうか。それとも、
それでもやっぱり背徳感を覚えてしまったろうか。]
背徳感、なら……
道理に背くのではないと納得出来たなら
君は堂々と、
安心して僕に触れられるのかな……?
[君の中で僕への神聖視が揺るがないのなら、
例えば、僕が君に
触れられることを望むのであれば。
頬を包み込んでくれる大きな手に手のひらを重ねて、
幼い日に絵本で憧れたようなキスを交わして
鼻先の擦れ合う距離で、
君と同じように目を細めて蕩けるように微笑んだ。]
[じっと見つめ合ったままで
甘えるように君の項へと両腕を伸ばす。
触れ合わせるだけの優しいキスでは
いまは、大分、物足りない。
もっと長く。
もっと深く。
息が出来なくなるくらいに。
言葉を紡ぐ代わりに唇を寄せて、
温泉の水音とは違う艶かしい水音に目眩がした。]
ん ぁ…………っ
[温泉に浸かることでしっとりと整えられた肌を
君の掌が順に滑っていくにつれて、
少しずつ呼吸が乱れていく。
つい先程自分から君に押し付けていた場所に
その掌が触れたところで、
自然とまた甘ったるい声が喉奥から漏れた。
そこで触れるのが特別好き……
なのかどうかは正直自分でもよくわからない。
なぜならあんな大胆なことは滅多にしないからだ。
けれど、やたらと身体が反応してしまうのは
おそらくはつまりそういうことなんだろう。]
……アザレアくん、僕も
君に触れても構わないかな……?
[袷の隙間からそろりと指先を差し入れる。
胸板の狭間をそっとなぞってから掌を広げて
君の鼓動をより強く感じられる場所を手探りながら滑り落ちた。]*
[色っぽい、と彼がため息がてら呟くのが聞こえて、内心ほっとする。
常識的なことを、と言っておきながら非常識なことにいざなっていることに自覚しているのだから。
彼が内心舌を巻いていることはともかく、意図的なのは当然で。
彼が扉を越えて追いかけてきてくれてよかった。
短時間だったのなら、彼の望みを叶えてもよかったのに。
彼にかからないように、何度も湯を布に染み渡らせれば寒さをしのげただろうから。
でも、彼は自分の方を優先してくれた。
裸体に貼りついた布は透けて、自分の雄も太腿をも露わにしていたから、彼はそれを当たり前のように触れ、そして引っ張ってくる。
湯舟の落ちる前に彼の腕に落ちた躰。
そして、彼の躰で温められ、温度差に火傷しそうな気持ちになるが、ほう、と息を漏らしていたら、気付けば目を彼の帯で覆われていた]
おい……。
[まったく、と肩をすくめるが、彼は触れているから不安はまるでない。
彼の息遣いや水の音、そして唇を犯される音がやけに響くだけで。
彼の舌の柔らかさと、彼の味、口の中でくちゅりと音を立てて混ざる二人分の唾液の音などが生々しくて。
そして、自分の躰を撫でまわす彼の手の熱さと優しさに酔ってしまいそうだった。
離れた唇を追いかけず、上がった息を整えてから口を開いた]
煽ってはない。………だけれど誘っているだけだ。
[それなのに仕返しされてはかなわないとくすくす笑う。
いつかどこかで似たような言葉を言ったことを彼は覚えているだろうか。
あの時も浴衣を着ていた自分。
彼が贈ってくれた浴衣を全裸の上に纏い、彼が誘いかけてくれるのをただ待っていた。
でも今はもう違う。今度は自分から誘ったのだから。
それだけでも成長したと言っていいだろうか。
躰に貼りついた布地は、先ほど彼が危惧したように完全に透けているだろう。
見えないからわからないけれど。
でも、湯の中でうごめき、足にまとわりつくもの。
そして空気中で自分の肌に触れているもの、その感触はざりり、と自分の敏感な箇所ばかりを擦っているようで。
わざと膝を立てて、ゆるゆると彼の股間に当たるようにして、くいくいと押し付けるのは視界を奪われた異種返し*]
『真里花はしっかりしてるからお母さん助かるわ』
『真里花ちゃん、何でも一人でできちゃうんだね』
『おかあさん!まりお姉ちゃんがやさしくしてくれない!』
『おとうさん!まりお姉ちゃんが柚理と遊んでくれない!』
『あらあら"お姉ちゃん"なんだから』
「……うん、でもこれはだめ。他のであそぼ」
[ 妹の、見えるところに置いていたわたしがわるい。
――いつでも見える場所に、置いておきたかったのに
妹が興味を示すようなものなのだから
隠して置かなかった、私が悪い?
――兄がプレゼントしてくれたもので遊べるのは、
妹が寝静まった後の話。
いつも、遊べなくても。
いつも、眺められなくても。
汚されたり、壊されたりするよりはずっとまし。
妹は、姉の持っているものを自分も持ちたがり、
姉のやっていることはなんでもやりたいと言う
かわいいいもうとで。
姉は、そんな妹のわがままにすべて「いいよ」で
答えなければいけない、
てのかからないあね なのだから――。 ]
[色っぽい彼の膝に甘えるのもきっと心地よい。
けれど、彼が寒い思いをするのを見過ごせる訳がない。彼を甘やかしたいという気持ちと同時に持つ甘やかされたいという気持ちだが、それは彼自身より優先される事はない。濡れた浴衣が貼り付いた体はやはり冷たく、腕の中に招いて正解だったと確信に至る。濡れた姿は綺麗だったから今度、雪のない日にお願いするのもいいかもしれない。
仕返しと評して隠した瞳。
肩をすくめる彼に笑いかけて]
これぐらい可愛いものだろ?
[届けた声は咎められなかった。と
唇を奪い。体内からも彼を暖めた。ぬくもりが増す程に、彼の吐息の温度が上がっていく。そんな気がしてもっとと熱を与えたがる。生々しい唾液音と彼の身体に触れる手は、意識を持って。
彼の肌を焦がすが、
上がった息ととも離れた唇が紡ぐ言葉に瞬き。
少しだけ、首を傾ければ
なつかしさに息を吐く]
…誘っているのか。
そうか。懐かしいな、なんだか。
あのときとは違うけど。
[自分が投げた言葉も
其れに返された言葉もあのときと似た言葉だった。蛍を思えば、視線の先には雪粒が見えて、ああこれも輝くのだな。と一人思う。彼の目は隠され、輝く白は見えない。濡れた浴衣も秘された目も、あの頃からの延長線であり、同時に成長の証でもあった。こうやって少しずつ自分たちの関係は変わっていくのだろう。もちろんいい方向に。
纏わりつく浴衣が彼を際立たせる。]
…っ、こら。
[敏感な処を目立たせる其れを
見つめていれば、どうやら彼の方が誘いかけてくれたようだ。足が逸物に触れて、思わず息を噛み殺せば、抗議めいた声でその体を抱きしめた。いけないことを、そんな事を告げたのち、その体にと手で触れて。
指は濡れた衣類の上から胸粒を引っ張り]
なあ、鬼走。
一つゲームをしないか?
…今からお前の口に挿れるものを当てて
[彼の足を片手で押さえ、
正解したら、これを中に挿れるからと甘い声を響かせるととも、自らの熱源へと彼の足裏を導き。すでに勃ちあがったそれで彼の其処擽るように擦れば、手を離し。どうだろうと彼に尋ねるがてら、見えない彼の頬を撫で。まずはテストな。と彼の唇の中に指を滑り込ませると同時に。
彼の逸物を浴衣越しに扱きあげだし。
こんな感じでどうだ。と問いかけた。
――問題は次だ、と薄く笑う顏を彼が見なくてきっとよかった*]
[恋人に対してとことん甘くて、どこかで理性的な彼に膝枕は拒絶されてしまったから今度する時は、彼がくれた浴衣かな、と思う。
その時ももしかしたらまた、二人で抱き合った思い出がよぎるのかもしれないけれど、今度こそはちゃんと正しい浴衣の着方を教えないと、とも思ってもいて。
誘った言葉は、ちゃんと彼の記憶の中に残っていたようだ。
あの時は煽るのが精一杯で。
夏の蛍に冬の雪。
昔の人はその傍らで勉学に励んだというのに、自分達は睦みあい、お互いの肌を彩る道具にしか使ってなくて。
ただお互いを見つめるためだけの添え物になっている。
もっとも今、自分は視界を奪われているから、雪は雑音を吸い、世界が彼が放つ物音だけにするための演出装置になっているが。
そして、この自分が大胆に行動させるための道具にもなり果てていて、彼の雄を自ら触れれば、彼の慌てた声がして抱き締められた。
お返しとばかりに胸の感じる箇所を引っ張られて、甘い声をあげてしまう。
見えていないからこそ、唐突にすら感じられて、驚きの方が大きくて、悦びが大きい]
ん………?
[なんだろう、と見えないまま彼の方に顔を向ける。
変なものは入れないだろうと信頼はしているが、足をもちあげられ彼の熱に触れられれば、湯の中とはいえ、足を開くという大胆な格好をしているというのもあって、かっと躰が熱くなる。
足の裏がくすぐったい。足裏は性感帯の1つでもあるので、そこに触れられて自分も過敏に反応してしまったことを、彼に気づかれただろうか。
彼に頬を撫でられて、了承の意を見せるように口を開けた]
これ、指………あ、ちょっと……っ!
[左手は頬に触れているから、右手の……大きさ的に人差し指だろ、と推理を披露しようとしたら、その考えを散らかすように屹立に触れられる。
思わず、きゅっと唇を締めて、舌で指を抑えてしまう。
それは感じた時に中がそのように彼の逸物を押さえこむ時にも似ていて。
歯を立てないように、できてよかった。
危ないから舌で頬の側に彼の指を押しやって。もごもごと抗議をしようとすれば、彼からの出題はまだ続くらしくて。
見えないからこそちょっと面白くて、鼻とか耳という可能性も……と色々と思考を巡らせていた*]
[甘い時間を繰返している。
けれど繰り返しは少しずつ変化をしている。
いい方向に、前に。それが嬉しくて仕方ない。
次に浴衣を着るときは、彼の膝に甘えよう。彼を自分で着飾ることを企みつつも、今は雪に光る彼の色に夢中だった。眼隠しをした彼には雪の壁は音を閉じ込めるアクセントになっただろう。大胆に行動する彼に虚を突かれて、抱きしめて、悪戯っ子のような彼に対して仕返しをすれば、反応はよく。
甘い声が普段よりも大きい事に興奮して]
[彼に仕掛けたのはクイズという甘いゲーム。
彼の足裏にて育った肉欲が主張する。其処が感じているのだと肉棒はダイレクトに伝え、次は此処を育てるのもありかもしれないと密かに思うのだ。彼の身体は何処も魅惑の果実だ。打てば響くとはこのことで、彼に触れるたびにのめり込む。ゲームの了承の意を見せる口にとまず挿れたのは指だった。人差し指とまで気づかれているとは知らず]
…正解。
[彼が一発で当てた事で機嫌をよくし。
ゆっくりとそのまま指で咥内を撫でようとすれば、屹立に触れたせいか、咥えられてしまった。もごもごと舌で此方の指を頬側に押し込むのは何だかいやらしい。挿入のとき、セックスをしているときのようだと思いおこせば、触れたままの熱源を軽くまた扱いて。
思考を巡らせている様子の彼から
ゆっくりと指を抜き]
…そういえば後で大浴場にも入りたかったんだよな。
でも、無理そうだな。
[雑談を挟みつつ、焦らすように
彼の肉体に指が触れていく。次は何を出そう。また指を入れて混乱させるのもいいかもしれない。そう考えながらも紡ぐのは、彼の羞恥を煽るためと独占欲を覗かせるため。無理な理由を知らせるようにぷっくりと腫れた胸粒を引っ張りて]
此処、こんなになってさ。
――それに、何より
俺が、お前の裸を誰にも見せたくない。
[無茶苦茶を言うと呆れられたかもしれない。
ただ自分の独占欲は伝えたくて言葉にしたかった。
そうして、彼の逸物から指を離し、身体を少し離し、大丈夫だから。と声をかけて立ち上がろう。周りが見えない状態の彼が不安に思わぬように声をかけつつも、頭を手で撫でて、彼の唇にと逸物を近づけ]
次の問題な、これって何だと思う?
[お前の大好物。と笑気を含み。
彼の唇にと自らの逸物を押し付ければ、そのまま唇の間に亀頭を滑り込ませた。其処から先には進まぬ自制は、彼が答えられるようにするため。本当はもっと色んな問題を出したかったのだが、つい。
自制が止まらなかった*]
大浴場が大欲情になるから止めとけ……。
ひうっ……。
[指が口から引き抜かれる。
舌先が少し寂しく感じてしまっていたら、彼が胸の飾りをいじるので、声を上げてしまう。
彼が独占欲を露わにする言葉は少し嬉しくて。
仄かに悦びを感じていたら、彼が自分から離れたが。
―――次の出題は簡単すぎた。
見なくても味でも触感でも匂いでもわかる。
曲りなりにも狼。温泉で洗い流されていたとしても、これだけ近ければそれだけでもわかる。
目を隠されていてよかったと思う。
彼のそれを間近に近づけられて、目を輝かせて受け入れるようなはしたない姿を見せなくてよかったから。
少しは冷静そうに見えただろうか]
これ、中にくれるって言ってたご褒美じゃないのか?
[中ってこっちの意味だったのか?と舌先でちろちろと先端部分を舐めながら、不満げな声を漏らして。
そこでよぎったアイディアに、悪い笑みを浮かべてしまう。
ここで彼が果ててしまって、当てられたご褒美が自分にもらえないなんてことになったら、彼はどんな反応を見せるのだろうか。
こんな風に布越しに彼の手でも躰を熱くさせられて、中途半端にうずいた躰を持て余した恋人を目の前に、自分だけ気持ち良くなって。
でももう打ち止めで恋人を満足させることができないなんてなったら、自分の恋人は罪悪感を持ったりするのだろうか。
ちょっと優しい彼に意地悪をしたくなって。
がしっと、彼の腰に両腕を回してしがみつく。
この体勢なら、彼は足を動かして自分に悪戯することもできない。
喉奥まで一気に彼の剛直を飲み込むと、そのまま引き戻し。
中を吸い上げるというバキュームフェラを施して。
本当だったら袋の部分や蟻の門渡りもいじりたいけれど、腕を緩めたら彼が逃げそうだからできない。
だから口から吐き出して、頬で擦るようにして竿部分を刺激しながら、舌先で袋部分を持ち上げて口に含み。
外気で冷えてきそうな玉部分をこりこりと刺激してやった。
彼の肌がしっとりと濡れているのがわかる。
湯のせいではなく、発汗だろう。
興奮して体温があがっていることにほっとして、そのまま続けることにした。
もし彼の体が冷えているのなら、こんなことをしている場合ではないから]
先に、答え言っておかないとな……。
ちんぽ
、だろ……?
[何を言わせるんだ、と思いつつも、しれっと彼の思惑にのってやって。
彼の表情が見えないからできるような気がするバカなこと。
そのまま、おちんぽみるく、ちょうだい?と強請るように、彼の熱杭に顔を摺り寄せ、探りながらまたその先端を咥えなおす。
顔にかけられるのでも、飲まされるのも抵抗はない。
それは彼に躾けられたというより、元からそうだった気がする。
最初は違和感はあったが抵抗はなくて、イヤイヤとか渋々でもないし、慣れたというわけでもないし。
どちらかというと、徐々にはまっていったような気がする。
男の精液を口にすることを厭わないとはいえ、彼以外の他人のものを口にすることも、目にすることもないので比べようも調べようもないのだが。
裏筋や割れ目を重点的に刺激しながら、溢れる唾液が喉を、頤を潤していく。
ごくん、と溢れるそれらを飲み下しながら、彼からのご褒美を待った*]
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