人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 そっちは楽しそうで何より。

[商売をする彼にそう笑った。]
(140) 2022/12/14(Wed) 17:56:05

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『力』は侮れない。
 それ故に窃盗のターゲットには成り得なかった。
 店主から善人オーラが出ていないのもまああるが。

 それに無断で商品をもっていっても、
 何となく後で取り立てに来そうだなという気もしている。
 そんな事をするのは俺くらいだろうし。(自覚)

 だからせめて花畑での昼寝の邪魔をする>>0:582
 気持ちよさそうに眠っている時間をもっと邪魔してやりたい気持ちもあるが、まあそこまで時間を割く義理もないな、と思う。*]
 
(141) 2022/12/14(Wed) 17:56:30
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a21) 2022/12/14(Wed) 18:02:25

【人】 ]『運命の輪』 クロ

―回想:悪魔さん―

[悪魔に対して警戒心が薄いのは、いい印象を受け取っていることと、元々人を信じやすい性質、その両方のせいだろう。>>0:647

そして呼んでほしい呼び方があるなら、素直にそうする素直な子供である。>>0:648

悪魔からの返答を聞けば、じーっとその目を見つめて。]

……うん、確かに!
特別な名前で呼び合うの、楽しい気がする!

[ぱっと笑顔になって、疑問は解消された。
ちょろ……素直な子供であった。
しかし、証持ちであること……自身に対して肯定的な考え方が増えたともいえよう。]
(142) 2022/12/14(Wed) 18:07:39

【人】 ]『運命の輪』 クロ

でも僕、「ゼロ」も嫌いじゃないよ。
ほら、僕の名前と二文字で似てるし。

[共通点は「ロ」の一文字である。

とはいえ、悪魔という呼び方をやめることはなかっただろう。ゼロがクリスタベルのことはしっかり呼んでいるのを聞いて、おや?と思うことはあったが。

自分もマドカに「さん」をつけていないから、クリスタベルだけは特別なのかな?と勝手に納得した。*]
(143) 2022/12/14(Wed) 18:08:33

【人】 ]『運命の輪』 クロ

―回想:哀れなるくろひつじ>>0:649


[その頃のクロは、まだ洋館に来て一年目、
プレゼントをもらえること自体が嬉しかったので、そもそも要らないと思う人がいることを想定していなかったのです。

羊のぬいぐるみはとても良いものだと認識していたのもありまして。

ちょっとしたすれ違い。]
(144) 2022/12/14(Wed) 18:09:12

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[雑に黒く染まった哀れな元・白羊のぬいぐるみは、つぶらな瞳でゼロを見つめ返していた。>>0:650

その横で、クロは切羽詰まった顔でゼロを見ている。
今度こそは大丈夫だろうかと。

食い入るように見ていた。]
(145) 2022/12/14(Wed) 18:10:03

【人】 ]『運命の輪』 クロ

……うん!
が、頑張った!良かったー。

[すごくかっこよくなったと笑顔で受け取ってもらえて、安心と共に息を吐いた。かっこいい、君みたいだと褒めてもらえて]

どういたしまして!!!

[子供はにこにこ、大喜びだ。
ちょっと悪いお兄さんらしいけど、凄くいいお兄さんでもあるじゃないかと子供は思った。

こういった気遣いに気づかぬうちは子供であるが、大人になるうちに気づくこともあるだろう。とりあえず、運命の輪は「プレゼントには相手の好む羊を選ぶ」ということを学んだ。

誕生日にもらった謎にかっこよさげな置物は、何かはわからなかったが謎にかっこよい所を気に入って、ちゃんと部屋に飾られている。**]
(146) 2022/12/14(Wed) 18:12:43
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。
(a22) 2022/12/14(Wed) 18:15:20

【人】 XIV『節制』 シトラ

── 一週間前・お茶会の準備


[ アリアちゃんの後を追って辿り着いたのは、食堂。
 手慣れた様子で迷いなく目的の何かを見つけたらしい
 彼女が手にしたのは、紅茶の茶葉だった。>>0:632

 もしその場に既に他の誰かがいたなら、
 アリアちゃんに倣って挨拶を。
 時間とお腹に余裕がありそうだったなら
 お誘いもしてみた、かもしれない。

 ふわり、鼻先を優雅な香りが擽る。
 祈祷室でカルクさんが淹れてくれるのと同じ、
 みずみずしくて甘い、心安らぐ香り。

 アリアちゃんの淹れてくれる紅茶は
 なんだか凄く身体に良いものを飲んでる、って気がして
 そちらはそちらでわたしはとても好きなんだけど……
 本人は気にしているようだった。

 茶葉を探してくれた彼女と並行して
 戸棚から取り出したティーセットをテーブルへと置き ]
 
(147) 2022/12/14(Wed) 18:23:22

【人】 XIV『節制』 シトラ



  あ、あのね……!
  わたし、淹れてみても……いい、かな?

 
[ 祈祷室へと足を運んだ折、
 どうしたら美味しく紅茶を淹れられるのか
 どういうお菓子を合わせるのがおすすめか、
 思いきってカルクさんに尋ねてみたこともあった。

 『紅茶を美味しく淹れてみたい』
 火の起こし方はもちろん
 お湯の沸かし方もわからなかったわたしには、
 最初はただ淹れるというだけでも至難の業だった。

 それを美味しく、なんて夢のまた夢。
 ──そう思っていた頃から気付けばもう三年、
 今は、味に支障のない程度には淹れられると思う。

 初めて洋館に足を踏み入れたとき
 慣れない環境に不安で怯えていたわたしにも、
 カルクさんは声を掛けてくれた。>>0:119]
 
(148) 2022/12/14(Wed) 18:24:48

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ 初めましてのご挨拶を交わした際
 人見知りな上に滑舌の悪いわたしは
 初めて彼の名前を呼ぼうとして、


 『かるるどらさ……っ
ちが、ちがう そうじゃない……

  かうくろ………… 
っじゃ、なくて

  
  かるくろらさ…………

    ご、ごめんなさいぃ…………!!』


 ……と、どうしても正しい発音ができなくて
 カルクさんとお呼びさせていただくに至ったという
 今思い出しても泣き出したくなるような過日がある。

 そんな失礼を最初に働いておきながらも、
 アリアちゃんが調合や他の用事で忙しい時や
 悪夢に魘されて眠れないまま夜を明かした早朝、
 祈祷室の末席に膝を抱えて座らせてもらう頻度は
 みんなの中でも割合高い方だったと思う。
 
 どれほど懺悔を重ねても
 罪悪感がなくなるわけではなかったけれど、
 それでもお祈りを捧げている間は
 少し呼吸が楽になるような気がした。 ]
 
(149) 2022/12/14(Wed) 18:25:13

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ お湯の温度は、一番茶葉が開く温度に。
 カップは、予めお湯を注いで温めておく。
 茶葉の量もティースプーンできっちり量って、
 蒸らす時間も、砂時計を使って……

 一つ一つの作業を教わった通りに丁寧に。
 進めていく途中、アリアちゃんから
 思いも寄らない発言が飛んでくれば>>0:634 ]


  んぇっ!!?
  あ、……あるには、ある…………
け、ど…………

  でも、あの、
  自分では美味しい……と、
思う…………
んだけど、

  みんなが美味しいと思う……かは……………………

  それに、紅茶に合うか、どうかも…………
  

[ わたしの故郷の村に伝わっていた、
 特別な日にだけ食べさせてもらっていたお菓子。
 工程が複雑で料理初心者には非常に難易度の高かったそれに
 挑戦し始めたのは本当につい最近のことだ。

 レシピを調べて、材料を取り寄せてもらって
 夜な夜な試作を重ねている話は
 アリアちゃんにだけは、していた。]
 
(150) 2022/12/14(Wed) 18:25:39

【人】 XIV『節制』 シトラ



  ちょ……ちょっとだけ、持ってくるから
  味見、してみて……くれる…………?


[ アリアちゃんからGOサインが出たならば
 1から作ったテオブロマチョコレート
 お茶菓子に加わったでしょう。]*
(151) 2022/12/14(Wed) 18:25:46
XIV『節制』 シトラは、メモを貼った。
(a23) 2022/12/14(Wed) 18:32:35

【人】 XI『正義』 マドカ

[歴代の『正義』は、決して長生きではなかった。

 それは例えば事故死だったり。
 あるいは病死だったり。
 若しくは……自死だったり。

 記録上はなんであれ、
 どうしても、長生きできない。

 濁りひとつない澄んだ水に、
 魚が生きていられないように。

 彼らの抱く『正義』は、
 いつも命に優しくなかった。

 ……まぁ、そんなこと、
 僕は
当然知らない
のだけれど。]
(152) 2022/12/14(Wed) 19:58:49

【人】 XI『正義』 マドカ

[洋館に招かれて7年。
 僕より先に洋館に居た者も勿論いるが、
 僕が招かれてからやってきた者たちも多い。

 むしろ、この数年で急にバタバタと集まった、
 そんな印象すらある。

 基本的に僕は、年下の子達を可愛がった。
 年上の人たちには、
 特別甘えることこそなかったけれど、
 極々年相応に接したと思う。
 
もしかしたら、相手によっては年上でも
可愛がっていたかも。


 僕は、まるで当たり前の『人間』のように
 育てられたから。

 そう言う振る舞いを、
 基本的には身につけていた。

 けれど時折、うまく行かないことがある。]
(153) 2022/12/14(Wed) 19:59:18

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ダメだよ、それじゃぁ。
     
幸福
ばかりを積み重ねたら、
     きっといつか、均衡が崩れる。
     そうしたら、それ以上の
不幸
が訪れる。

     ひとりだけが、
せなのもいけない。
     皆、同じように
不幸
を背負わなくちゃ、
     だって、そうじゃなきゃ、
     
不公平
ってものでしょう?

     そう言うものなんだ、この世界は。


     どんなものでも、
     精巧なバランスの上に成り立ってるんだから。


 
(154) 2022/12/14(Wed) 20:00:57

【人】 XI『正義』 マドカ

[既に傷を持つ者には、見せることのない妄執。
 逆に、『正義』の認める傷を持たぬ者へ、
 それ・・は牙を剥いた。

 『
』をその身に刻みながら、
 誰からも疎まれず、平穏に過ごして来た者がいるなら。
 その過去に傷がないことを知ってしまったなら、
 きっと一度は詰め寄ったことだろう。


 どうして君は、『人間』の子供みたいな
 生き方をしてきたの?
 魂に刻まれた『罪』を償わなくては、
 別の誰かがその代償を支払うことになるのに
僕のような目に合うのに

 運命から逃げることは、許されないのに
僕らは『証』を背負う存在なのに
。]
(155) 2022/12/14(Wed) 20:01:26
あの子
『運命の輪』
が、幸運と不運を繰り返す存在なら、

 
『正義』
は、幸福と不幸を裏表にさせる存在だった。

 それら
幸不幸
二つは常に釣り合っていなければならない。

 誰かの
幸福
不幸
と、別の誰かの
幸福
不幸
もまた、
 釣り合わなければならない。

 均衡が崩れることが、どうしても赦せなかった。

 22人でバランスよく保たれていたはずの均衡が、
 一人を欠いて崩れ始めた時、

 
『正義』
『正義』
公平の定義
った。]

[例えば球体を作ろうとした時。

 粘土や張子で作るなら、
 足りない部分を補えば良い。

 けれど、例えば木片から削り出した球が、
 凹んで欠けて、歪になってしまったら?

 足すもの
代用品
も存在しなかったなら?


 反対側を、削るしかない。

 そうして反対側を削ったならば、
 歪になった球体が、
 余計に歪さを増すだけだとしても。



 そうして、かつて、『正義』は────、]

[もしも、『正義』が『運命の輪』のように、
 変化を受け入れることができたなら、

 もしかしたら、『正義』は────、


 なんて、
 そんなたらればは、何の意味もない。

 その不寛容さこそが、
 『正義』に与えられた性質のひとつだったのだから。

 『正義』はかつて、
 均衡が崩されることを、ひどく嫌悪し……


               
れていた。]

【人】 XI『正義』 マドカ

[パーティの翌朝のこと。

 僕は、割といつものように、後片付けをしていた。
 用意したプレゼントは、ちゃんと完成して、
 アリスはそれを喜んでくれた。

 他にも同じような張子を
 プレゼントしたことがある相手はいたけれど、
 デザインは毎度異なる。

 21人も揃えば、
 毎月誰かしらの誕生日はあるのだから、
 そろそろプレゼントにも悩むなぁ、なんて、

 そんなことを、のほほんと考えていた。]
(156) 2022/12/14(Wed) 20:02:42

【人】 XI『正義』 マドカ

[楽しいことがあった翌日、
 決まって目覚めた僕の枕には赤いシミがある。

 無意識に、口の中を歯で傷つけてしまうのだ。

 なんて地味な、自傷行為。

 治療も求めなければ、薬も求めない、
 だからもしかしたら、誰も知らない。
 
気づいている人も、いるのかもだけど。
(157) 2022/12/14(Wed) 20:02:56

【人】 XI『正義』 マドカ

 

  [
ヴェルト
が帰ってきたって聞いた時、


      僕は真っ先に、走っていったんだ。]

 
(158) 2022/12/14(Wed) 20:03:23

【人】 XI『正義』 マドカ

[7年前、君が僕を迎えにきた時、
 僕は初め、君に酷い態度を取った。

 焼けた島の真ん中で、
 嫌だここから動かない、と駄々を捏ね、
 それから彼らの墓を作ると言って聞かず、
 焼け落ちた家の名残から、宝物を探すと言い張って、
 何もかもが燃え尽きていることを確かめて、
 泣きじゃくった。

 君はそんな僕に根気よく付き合ってくれて、
 最終的には、僕は君に手を引かれるようにして、
 洋館までたどり着いたんだ。

 洋館に辿り着いてからも僕は、
 『証』を持つ者としては自分が
 何となく不出来な気がしていて、
 しばらく君にくっついて回ったっけ。

 それも、君が姿を消すまでのことだけど。


 おかげで僕は、いやがおうにもここ洋館に
 馴染むしかなくて、
 時折問題は起こすものの、
自分的には
些細なもので、
 まるで空気みたいに、そこに居るのが当たり前って
 そんな存在に、なりつつあった。]
(159) 2022/12/14(Wed) 20:03:43

【人】 XI『正義』 マドカ

[普段の僕は、明るく朗らか。
 誰に対しても基本的に穏やかで、
 人当たりも良い。

 大して誰の印象にも残らずに、
 人畜無害を形作っている。

 
時々目の色が変わっちゃうのは、
まぁ、ご愛嬌ってことで。



 帰ってこないヴェルトは、
 僕の知らないどこかでどうにかなっちゃったんだと、
 言葉にしなくても、半ば諦めていた。

 それなのに、君は。
 帰ってきてくれたなら。


 言いたかったんだ。伝えたかったんだ。

 ねぇ、僕、ここでちゃんとやってるよって。
 泣きじゃくる僕の頭を撫でてくれた君に。
 ずっと。]
(160) 2022/12/14(Wed) 20:04:06

【人】 XI『正義』 マドカ

 

      [ そ れ な の に ]

 
(161) 2022/12/14(Wed) 20:04:28

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ……ヴェルト?


[君の姿を一目見て僕は、どこか呆然と呟いた。

 君は、きみ
ヴェルト
じゃなかった。

 
幸福は、不幸と共にやってくる。
(162) 2022/12/14(Wed) 20:04:46

【人】 XI『正義』 マドカ

[とっさに僕は、感情
■■
を殺した。
 僕は、僕たちは、
 『彼』の言葉を聞かなければならなかった。

 だって、知っているのだ。
 理解
わか
っているのだ。

 あの人が、僕たちを心の底から愛していること。
 一度疑ったとして、
 目の前にしてみれば、それこそが真実でしかない。

 彼の人が愛するのは、
 『人間』ではなく、『証』
Gift
持つ存在なのだと。


 
『正義』
が覚えている。
 彼こそが、僕たちを絶対的に愛してくれる、
 親なのだと。]
(163) 2022/12/14(Wed) 20:05:01

【人】 XI『正義』 マドカ

[間違えた子供を赦し、

 やり直しのチャンスを与えるのは。

 親だからこそできる、

 無償の愛の証明だろう。



 『正義』
にとって、『神』は絶対だった。



 『ヴェルト』が消え、『神』が帰還した。
 果たしてどちらが幸福で、どちらが不幸なのか?

 ……切り分けることに、意味などない。]
(164) 2022/12/14(Wed) 20:05:16

【人】 XI『正義』 マドカ

[また、完璧な箱庭を。
 今度は、誰一人欠けることなく。

 『神』の提案には、悩む余地がなかった。

 そもそもこの世界には、不平等が多すぎる。
 誰かが理不尽な死を迎えるのなら。
 いっそ。>>0:201>>0:202

 考えることは、7年前から変わらない。

 そんなことを思っていたから、
 きっと僕が『世界』
に向けていた眼差しは、
 いっそ陶酔に近いものだったかもしれない。

 けれど間近から、よく知った声に呼ばれ>>132
 ハッとしたように見下ろした。
 座り込む彼の隣に自然としゃがみ込み、
 視線を合わせる。]
(165) 2022/12/14(Wed) 20:05:30

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     どうしたの、クロ。
     大丈夫……落ち着いて?


[クロが洋館に来て3年。
 頻度が減ったとは言え、そっとくっついてくれば、
 その度に何かをしていてもちょっと手を止めて、
 向き合ってきた。

 勿論、クロに対してだけじゃない。
 他の子が僕に何かを求めるならば、
 僕はその度にきちんと向き合ってきたつもりだ。

 ……基本的には。

 今だって、クロの不安に気づいたならば、
 僕は君の頬を両手で包むようにして、撫でる。

 もういつかみたいに抱き上げることこそないけれど、
 人の温もりというのは心を宥めるものなのだ。**]
(166) 2022/12/14(Wed) 20:05:49
 




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