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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XI『正義』 マドカ

[そんな意味で言ったんじゃないだろうってこと、
 わからないはずがなかった。

 けれど、血を流しすぎて疲弊した心が、
 音の羅列を歪ませる。

 僕は、ただ……
笑った



 君は、目に見える傷を治療しながら、
 目に見えない傷を踏み躙る。
 
 
それで良いのだ、

 狂人の想いなど、理解して仕舞えば
 引きずられて狂うのがオチなのだから。

 
 今度こそ『君』は、『僕』に道連れにされないで。
 『君』は『僕』に殺される前に、
 『僕』を殺さなくてはいけない。


 胸の内で、誰かが呟く
嘯く
。]
(123) 2022/12/20(Tue) 22:33:42

【人】 XI『正義』 マドカ

[人が、他者の利害を慮ることができるのは、
 人だからだ。
 野に生きる生き物は、多少の差はあれど、
 他の個体から容赦なく獲物を奪う。

 僕が人だったのは、
 世界が僕の家族を奪うまでのこと。

 以来僕は、自分のことを、
 人の形をした何かの生き物のように感じている。

 ……それでも、人のフリをして生きたかった。
 本当は……ほんとうは。


             
ほんとうは。
(124) 2022/12/20(Tue) 22:34:15

【人】 XI『正義』 マドカ

[君の治療が終わった頃、僕は静かに立ち上がる。
 僕はやっぱり何も言えない。言わない。

 けれど……]
(125) 2022/12/20(Tue) 22:34:29
 

[  『ありがとう』


              止めてくれて



   『ごめん』

     
              道連れにして  


         ────鮮血が覆い隠した言葉たち]


 

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     『ありがとう』


   
[『僕』を、ちゃんと殺してくれて]



     『ごめん』


   
[嫌な役を、やらせたね]


 
(126) 2022/12/20(Tue) 22:35:34

【人】 XI『正義』 マドカ

[口にした数音は、
 君には理解できなかったかもしれない、
 
いや、理解できないでくれ。最後まで。


 何、と問われたら、問われなくても、僕は言おう。]


     多分、最後になるからさ。
     何故だかわからないけど、
     言っとかないとって、思ったんだ。


[世界が滅びれば、君も共に逝くんだろう。

 けれど世界が滅びなければ……

 僕がこの世界を棄てる
から逃げる
んだ。

 いずれにせよ、僕たちの未来は交わらない。
 僕は君の幸せな未来・・・・・・・を願って、
 引き止められなければ売店を去るだろう。**]
(127) 2022/12/20(Tue) 22:36:34

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

―― *** ――

[プロセラの姿を探し回っている内に、
 日は傾き、夜が訪れていた。

 洋館にいる人が少し減ったように思う。
 崩壊していく故郷を心配してのことか、
 もしかしたら、此処も崩れると踏んで、
 逃げていった人も居たかもしれない。

 端末をもう一度見る。
 チェレスタからの返事はまだなかった。>>3:472

 まだ気づいていないのかもしれない。
 エーリクとの話が長引いているのかもしれない。

 会ったら、話してくれるかな。
 彼女が気にかけている一座のことも。

 こんな時に限って、
 別れ際の少し戸惑った彼女の姿ばかりを
 思い出してしまうから。

 ぶん、と大きく首を振って考えを散らした。]
(128) 2022/12/20(Tue) 22:37:46

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[医務室も、中庭にも、部屋も探したけれど。
 プロセラの姿は何処にもなくて。

 洋館の外まで見て回って、
 探し疲れた頃に、彼の世話人を見つけた。

 もしかして――、と、思い当たる場所を聞いて。
 最後の伝手を縋るように。

 教えられた場所へと足を向けた。]
(129) 2022/12/20(Tue) 22:38:04

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[あまり使われていない、埃っぽい場所。>>11
 教えてもらわなければ、知ることはなかった。

 階段を上って、上って。高い上。

 人も寄り付かないような物置のような場所の片隅に、
 身体を丸めるようにして目を閉じている彼を見つけた。

 見つけてほしくなかったのかもしれない。
 見つけてはいけなかったのかもしれない。


 それでも、彼の姿を見つけたら、
 無意識に安堵の息が零れた。]
(130) 2022/12/20(Tue) 22:38:44

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[起こさないように、驚かさないように。
 ゆっくりと埃を立てないように歩み寄っていく。

 傍らに寄り添うように、腰を下ろして。
 そっと、緩やかに彼の髪を撫ぜた。

 夜の間は、『太陽』は存在しない。
 その姿を隠してしまうから。

 夜闇に浮かび上がるのは『月』と『星』。
 

 ――『塔』は『星』の前で処刑されました。
 ――『審判』は『月』を殺しました。


 そんな、教典の一部を思い出す。

 『塔』の痣を持つプロセラも。
 『審判』の痣を持つチェレスタも。
 
 彼も、彼女も、少なからずも。
 誰かの死がまとわりつく。

 誰かを手をかけるのも、誰かの手にかけられるのも。
 『太陽』の痣を持つ私には分からない。]
(131) 2022/12/20(Tue) 22:39:18
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a32) 2022/12/20(Tue) 22:39:27




 
[ だって、『太陽』の死は、事故だったのだから。 ]




 

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[ころりと、埃の上に横になる。
 プロセラの隣に並んで、眠るのは初めてかもしれない。
 
 彼が目を覚まさなければそのまま朝になるだろう。
 シーツがないのは、少し寒いけれど。
 身体を寄せれば、少しは暖かくなるだろうか。

 距離を縮めて、彼の胸元に耳を当てる。
 トクン、トクン、と彼が生きている音がする。

 彼に習うように目を閉じて。]



  ……大丈夫、ずっとそばにいるよ。



[すっかり移ってしまった彼女の口癖は、
 まるで自分自身にも言い聞かせるように。]
(132) 2022/12/20(Tue) 22:40:34

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク




  
はじめて つないだ あなたのてを わすれはしない。


                   

                          **
(133) 2022/12/20(Tue) 22:41:04
XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。
(a33) 2022/12/20(Tue) 22:45:28

T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a34) 2022/12/20(Tue) 23:04:46

XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a35) 2022/12/20(Tue) 23:25:42

【人】 [『 力 』 フォルス



  
――売店:シャルと



[ ひどい、と彼女は言う>>82
 その通りだと思う

 あの時死なないでほしいと言ったのは
 きっと、シャルであってシャルじゃない
 俺がどうしたって証に囚われるように
 あの言葉はシャルの証がそうさせたのだろうと

 そんな事をずっと、思っていた

 だからと言って
 軽視していい理由にはならないのに ]
 
 
(134) 2022/12/20(Tue) 23:28:09

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ひどい、ともう一度言うシャルに
 気付けば視線をあげていた ]


   え 、 ……


[ その声は あくまでも軽く
 いつものやりとりのような音で
 だから、 ]



    …――――ありがとう



[ そんな言葉をこぼすだけで精一杯で
 こんな時だというのに浮かれそうになる自分もどこかに居て
 ほんの少し、心が軽くなったような気がした ]
 
(135) 2022/12/20(Tue) 23:30:09

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ただでさえ顔色の良くないシャルに
 せめてこれ以上心労をかけさせたくなくて
 冷静さを取り戻せた気がして 言えると思った


 なのに、どうして
 事ここに至って装えない
 肝心な時に格好一つつけられない

 もっと強ければ
 ――…『力』だったら


 彼女の憂いに寄り添って
 声を 心を尽くして、晴らせたのだろうか ]
 
(136) 2022/12/20(Tue) 23:30:59

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
    [ ――引き戻したのは
      軽い衝撃と 柔らかな感触 ]
 
 
(137) 2022/12/20(Tue) 23:31:15

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ いつの間に席を立っていたのか
 気付けば隣にシャルが居て>>83 ]


   …………   シャ ル


[ 小さな呟きに、
 いつものようにおどける事も
 上手い言葉も何も やっぱり出てこないまま ]
 
(138) 2022/12/20(Tue) 23:31:49

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  [ きっと、伝わってしまったろう
   こんなにも傍に居られたら
   あたたかさに触れてしまったら
   言葉を、かけられてしまったら>>84 ]
 
 
(139) 2022/12/20(Tue) 23:32:30

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 少しだけ形を変えた あの日の約束
 二人の隙を埋めるように身体を向けて
 言葉の代わり 背に回した手に力を込める ]



    ………………。



[ 今言葉にしてしまえば
 だめなものがこぼれてしまいそうで
 だからただ、小さく何度か頷いて ]



     いたいよ 俺も
         …………一緒に 




[ ようやく言えたのは そんな言葉だった ] *
 
(140) 2022/12/20(Tue) 23:33:05

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 時は遡り/『月』の自室にて ――


[失敗とは、その多くが自覚して行われるものではない。
自らの行ったことが、取り返しのつかないことを招いた後に、
ようやく、振り返って自らのやったことを認める。
愚かしくも人とはそういうものだ。

『箱庭の子ら』のひとりである『審判』だったら、
あるいは、勘違いを認めようとはせず、もっとひどい言葉を叩きつけていたかもしれない。
「キミの言うことは信じない」だのなんだの。
だけど私は『審判』じゃない。
何の言葉も交わせないままなのは嫌だと思っているチェレスタだ。
その辺りの境界を見失わずにいられて……、
良かったと思う。心から]
 
(141) 2022/12/20(Tue) 23:51:38

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ……う。
  私だってそうだよ。実は。
  ちゃんと君の話に耳を傾けることができるか、
  ……怖かった。


[げに怖ろしきのは御しきれない感情とは難儀な話である。
すんなりと見えたのなら、それは、>>19
ヒナギクに頼んだおまじないが功を奏したからだよ、……と、
彼の気持ちがわかるのならそう認めていただろう]


  なんで疑問形がつきそうな言い方?
  …………まあいいけど。


[ほんとにいいのかなあ? と自問自答してみたけど。
心は不思議なくらいに凪いでいたのでいいってことにする]
 
(142) 2022/12/20(Tue) 23:55:05

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[その後、そう。チェレスタが笑いかけた後。
放たれた言葉>>20に内心ずこっけそうになってしまったが。
「いや少しかい!」って。
ツッコミしたがっている魂の奥底のやつには悪いが、
少しずつ、でいいと思うのだ。
好まざる相手に向かって笑いかけるのだって、
最初は変わったのかそうでないのか気付きにくいくらいのささやかさでもいい。

それを口に出せなかったのは、やっぱり、
世界と自分たちのこれからのことを考えてしまうからだ。
チェレスタは世界の存続へと舵を傾けた。それでも滅ぶというなら、
……そういうものだ、と案外すんなり諦めることができてしまう。
世界の命運が定まってない今、
チェレスタの言った言葉はすべて感傷になってしまう。

ただ微笑って、彼の言葉を余すことなく聞いていたが、]
 
(143) 2022/12/20(Tue) 23:55:55

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ………えっ。
  私に嫉妬してる、……へえ?
  どうしたのいきなり。


[彼の過去を知らないからして、単純に興味が湧いてしまうが、
「内緒」と先回りするように言われてしまう>>21]

 
(144) 2022/12/20(Tue) 23:56:26

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


  えー。……いやまあ今日のところは引き下がるけれど。
  びっくりしたなあ。
  ……でも、変だなあ。悲しくはないんだ。

[あまつさえくすくすと笑ってしまうチェレスタである。
どうして悲しくはないのか、言語化することはできそうで。

証持ちだってバレちゃうと、『証』の部分だけを見て、
『私自身』を見てもらえなくなることが、何度も……あった。
でも、彼は証持ちだから、理由はどうあれ、
ちゃんと『私』を見てくれてると思うから悲しくない……ってところか?

どうなんだろうなあ。
感傷ではない、前向きをするのにためらいはあったが、
一度零れた思いは止まらない]

  もしも世界が続くなら、
  「どうして嫉妬してるのか」と
  「どうして嫉妬されて悲しくないのか」、
  答え合わせ……できるといいね。
 
(145) 2022/12/20(Tue) 23:57:41

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[捨て置いたらその時点で後悔することになる。>>22
だから来た。

部屋に戻ったらしょげた自分が元気に顔を出すのはもう分かってることだし、
こうまで穏やかな時間を過ごせていることが、
そもそも夢なんじゃないかとすら思えてきたし。

だからこそ“いつでもどうぞ”なんて言えることに、>>23
今までは見えなかった強さ……のようなものを見た気がした。

『月』は移ろいさまざまに形を変えるのだ、
……って辺りは関係ないかもしれないけど、
とにかく知らなかった一面を見たことが、
きっと何よりの収穫だった。

緊張からの解放を大きく抱えながらまっすぐ自室へと足を進めていた*]
 
(146) 2022/12/21(Wed) 0:12:03


[『嫉妬してるとハッキリ言うなんて、キミもやるじゃないか。
 別に悔しくはないよ』


     そんな声が聞こえた、気がした*]


  

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

──回想:弟分と

 シン。ええ、大丈夫よ。

[ 何かしら?と、可愛い弟分に微笑みかければ、
 ちょっとちょっと、とそのまま、
 花畑が見えるところまで連れていかれた。

 一体何事???と言った体で、
 彼の言を待てば、
話題は共通の古馴染みのフォルのこと。

初めて会った日。
 フォルを見た途端に泣き出してしまった私のことを、きっと見ていたはずなのに、
 あたたかく歓迎してくれたのが彼だった。
 ヴェルトも交えて4人一緒に、あちこち探検したのも良い思い出。]
(147) 2022/12/21(Wed) 0:20:03

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 …え?
 どんな風って…?

[ 改まって聞かれる意味を考えようとしたけれど、普段どおりの何気ない様子>>3:354に、ひとまずの答えを。]

 大事な人。

 …もちろん、シンも、ヴェルトも、
他のみんなも大事だから!
でも、フォルが頭ひとつ飛び抜けてるのは否定しないわ。


[ 慌てて付け足したけれど、
さらに小さく本音も

 彼が聞きたかったのはそうではないようで。
 どうしてそんなことを…と聞いたら、
 ほんのすこしだけ悩み事を打ち明けられた。]
(148) 2022/12/21(Wed) 0:23:01

【人】 III『女帝』 シャルレーヌ

 難しいね。

 …でも、好きって気持ちは我慢しなくてもいい、
気がする。
 相手に迷惑をかけてはいけない、と思うけど…。
[ 半ば自分に言い聞かせるように言葉を繋ぐ。]

 私は…どちらというと…。
[ 彼の悩みをきいたら、むしろ自分は星との向き合い方に悩んでいる、と零しただろう。

 あんな虫も殺さぬ風情のエトをみて、なぜだか息苦しく思ってしまうこと、それが前世の因縁によるものなら克服したい…と思うけれど、彼を見るとつい回れ右してしまう自分がいて。]
(149) 2022/12/21(Wed) 0:24:37
 




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