人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


「復讐、ですよ」

レオンの登場でいつもの調子に戻った声は、
また落ち着き払った……硬質さを感じる声に戻る。

「私はあなたたちノッテに復讐をしたかったのです」
「星になってしまった、妹の」

「妹の…敵討ちか。」

静かに聞く。
この世界じゃ、良くある話。
奪い奪われ、恨み恨まれ。

けれど貴方にとっては、一番大事なこと。

「……おふたりとも不用心です。
 私が自爆覚悟の道連れを企んでたら危ないところですよ?
 もっと慎重に行動ください。
 おふたりともこの船にとってかけがえのない方なのですから」

小言を言って、溜息をひとつ。

「でも……この場でなにかするつもりはキミもないだろう?」

裏切り者だとわかっていても、信じているということ。
どうしても相容れないならば戦うほかないのだろうけれど、やり合うのはまだ先でいいはずだ。

「それにしても敵討ね……。
それに関して言い逃れをする気はない。
ノッテというマフィアである以上、法から逸脱した行為をしてないなんて誰も言えないし、抗争だって何度もやってきた。
その中でキミの妹を絶対に殺してないなんて言えないしね」

例え自分ではなく他の誰か、この船の人間以外の者の仕業であったとしても、ノッテである以上背負うべき業だ。

「そうですね。もう、何かをするつもりはありません。
 何かを……私のする何かで、誰かが。
 この船の皆さんが、傷つくのを、見たくないので」

大きな手を強く握りしめて、頷く。

「私は敵討ちのために、私はソーレに入り
 この船に乗って……」

途切れた言葉の代わりに浮かんだのは苦笑。
やや間があって、言葉を続けた。

「今に、至ります」

「俺は先に言った通りだな。」

回線が開けっ放しだったこと、そして下手な動きはしないだろうと信用してのことだったと。

この上司と部下はよく似ているようだった。

「なるほど、そういう訳、か。」

上司を見やった。
実際どうするかは、自分の口を出すところではない。

「そうか。
 ……キミは、ソーレの人間だったのか」

他に協力者が居る以上単身ではなくどこかの組織の人間だろうとは思っていたが、あのソーレだったとは。
最近力をつけてきてはいたのは知っている。
だけどこっちに手を出して来るとは……。
それだけ向こうも、マフィアの世界でのし上がる事に本気なのだろう。

「でもキミはこの船に乗ってきた時は敵討ち……つまりは敵を殺すつもりがあったはずだ。
 今キミが、傷つくのを見たくないというのは……ここで過ごして何か心境の変化があったということかな」

【見】 バンカー ストレルカ

>>47 >>48 ヴィーニャ

AI、試運転が肩慣らしにあたるのかも。多分。
AIらしくお手本のような狙いでダーツを的に当てた後、
あなたと交代に近くの席に着く。

「ダーツ、ご趣味でしたか。
 興じることのできる趣味があるというのはいいことです」

そっと指先を離れ、ボードへ向かうダーツの軌道を見る。
一投、二投、三投。
ある意味芸術点の高い当たりが出た気がする。


「ハンデを設けてもよかったかもしれませんね…」


生真面目がゆえに全力でお相手してしまったかもしれない。
とはいえ趣味程度であるならば、
ダブルブルが一度出ただけでも十分な結果だろう。
続けるならば、まだこれからといったところ。
(@33) 2024/04/05(Fri) 0:09:35
「…もしかして、アウレア様か、エーラか。
どちらかお前の仲間だった、ってことか?」

妙に違和感があった、あの二人の遺体。
ソーレという組織が関与していたとなれば、どちらかが裏切り者であったなら、争い合ったことに筋は通るから。

「……。」

確認する声に無言で頷いて。
自ら言うべきではなかったのかもしれなかったが、
どうせいずれは聞かれること。

「そうですね。この船を沈めて……」
私自身も

「おしまい、にするつもりでした」

ソーレは接収するつもりだったのかもしれないけれど、
私にはそんなこと関係なく。

「……それ心変わりの理由を……聞いてしまうのですか?」

また、先ほどと同じ苦笑。

あなた達ヴェスペッラのみなさんの、せいですよ」

「そうか……ここでの生活がキミを変えたのか」

それならば、自分の思いも行動も何も間違ってなかったのだと思う。
確かに、アウレアとエーラが争ってこうなった可能性は高い。
それは報告書にきちんと記されていて、同じ違和感を感じていた。
あの人物にもカテリーナと同じように何か変えられた部分があればいいのだが。

「俺はキミに死んでほしいとは思わない。
 キャプテンも出来る限り捕縛をと言ってたけれど……それ以上に、俺はこの船の皆は家族だと思ってるんだ」
「そう思うなら、……本当にうちの子になる気はないかい」

「本当に、甘いのですから。
 マンジョウさんも、レオンさんも。他の皆さんも。
 そんなだから――」

私がこんな風になってしまったのです。
溜息混じりに零して。

「……信じても、良いですか?
 預けても、良いですか?”私”を」

真剣な目をレオンに向けた。

【見】 バンカー ストレルカ

>>47 >>48 ヴィーニャ

「では、2ラウンド目」

席を立ち、スローイングラインに立つ。
コツは幾らか掴めたように思うが、絶対は無い。
ほんの少し手元が狂うだけでダーツは思うように飛ばなくなる。
やはり慣れの上では人間であるソルジャーに軍配が上がる。

できる限り先ほどの投げ方を再現するように構え。
まっさらにしたダーツボードに向けて、投げる。
一投、二投、三投。

一投目:75+50
二投目:98+50
三投目:90+50
(AI補正)

#娯楽室
(@34) 2024/04/05(Fri) 0:34:38
ストレルカは、ダーツ、わかったかも……
(t11) 2024/04/05(Fri) 0:36:12

「はは。身内に甘すぎるってよく言われる」

つまりそれは。
今もまだ貴方のことを身内だと思っているということ。

「信じてほしい。
 ノッテやソーレに……裏切り者を始末したという通達は出さなければならないけれど、キミを受け入れる手段はいくらかある」

「だから預けてほしいんだ。
 俺の家族である、”君”を」

言わんとしてることはわかっているつもりだ。
ノッテのメイドマンとして、家族として、貴方を受け取るだけの度量は持ち合わせている。

「…俺を受け入れるくらいだからな。
絶対裏切ったりはしないよ、この人は。」

良く知っている。
その懐の広さも、甘さも。
そしてそう決めたなら、自分も従うのは当然で。

「俺も片棒、担がせて貰いますよレオン様。」

貴方だけに背負わせはしない、と強い意思を。

「ありがとう。お前は出来た部下だよ」

深く頷いて、近くにいるだろうベルヴァに視線を送った。
自分の判断には、キャプテンも同意するだろうし、自分には出来るという自信には満ちているようだ。

あとはそう、差し伸べた手を取ってくれるかどうかは、彼女次第。

「ベルヴァさんまで……」

また、呆れ声。
でもそうまで言ってくれたことに、
この話を始めてから、凪のようだった表情に変化が起きた。

「分かりました。お預けします。
 ありがとうございます」

僅かに口元をあげるだけの淡い笑み。
普段のものとは違うそれではあったけれど、
確かに安堵と……感謝のものだった。

その決断に安堵を浮かべたのは何も貴方だけじゃない。
この男もほっとしたような表情を浮かべて一度、二度と頷いた。

「あぁ、任せてくれ」
「こっちこそ、決断してくれてありがとう。カテリーナ」

あぁいや。
俺は君を受け取ったのだ。
だったらこうじゃないかも。


「……今更だけど、俺もリーナって呼んでもいい?」

くすり、笑う。
今度はいつものように。

「本当に今更、ですよ。レオンさん!
 ずぅっとそう呼んでください!って言ってたのに♪」
「レオンさん、ベルヴァさん、改めてよろしくお願いしますね」

メモを貼った。

医務室での会話の後のこと。

「リーナ、念の為に
今のバイタル
をストレルカに預けておいてくれ」
「何かあっても今のキミに戻れれば、キミが何度も辛い気持ちを繰り返さないですむから」

「はぁい、わかりましたぁ」
「レオンさんってば、甘いだけじゃなくって、
 過保護なんですからぁ。
 ベルヴァさんもそぉ思いませんかぁ?」

「良く知ってるよ。
過保護で甘やかし上手でどうしようもないお人好し、だからな。」

そんな人だから捻くれた自分が9年も傍に居られたのだし。

「でも頼りになる人だ。
甘えられるだけ甘えとけばいい。」

「はは、身内限定。
 マフィアとしては欠点でしかないしね」
「でもまぁ、過保護なくらいが丁度いいでしょ」

それ褒められてるの?
どっちでもいいけど、と。
どこ吹く風。

私なんか裏切者にまで過保護な時点で、
 身内限定、は説得力ないですよぅ」
「まぁそぉいうとこがレオンさんのいいとこ、なんですけどぉ」

「頼りになるのはそぉなんですけどぉ……
 こっちから甘えなくても
 甘やかしてくれちゃうじゃないですかぁ。
 そんなだから、ベルヴァさんも懐いちゃってるんですよねぇ」

「過保護にしたくなる気持ちは俺も分かるのでまあ。
ちょうど良いかと言われればノーコメントで。」

褒めている、きっと。
そうでなきゃ従わないし。

「甘やかされ過ぎて逆に怖くなるくらいだったからな。
俺は特に、そういうのは警戒してしまう性質で。
懐いてるって言うか…、……。」

そこで言葉は止まった。

【見】 バンカー ストレルカ

>>49 ヴィーニャ
ダーツってこんなゲームだったっけ。
なんか競技性が変わってすらいる気がする。
AIの本気、見せちゃったかも。

「恩人の方に。そうでしたか
 思い入れのあるものには愛着も湧くものです
 そうして好きなものになってくれたなら、
 きっとその方も冥利に尽きるでしょう」

またあなたと入れ替わりに適当な椅子に掛けて。
たん、たん、ボードに刺さるダーツを見遣る。
ダブルブルが一回。確実にボードの狭い箇所が狙われている。
スナイパーの腕はダーツでも存分に発揮されている。

「やってみたいこと……そうですね」
「星はいつでも見られますから。
 この船を任されている事に不満はないのですが」

「いつか広い草原くさはらで、鬼ごっこがしてみたいのです」

意図的に軌道計算に制限を掛ける。
言うなれば、人間らしく。イーブンに。

一投目:74+30
二投目:10+30
三投目:49+30
(AI補正+50-20)

#娯楽室
(@35) 2024/04/05(Fri) 15:07:26
ストレルカは、今度はそこそこ。
(t13) 2024/04/05(Fri) 15:08:33

「ん?」

妙な間に、笑い声。

「あぁ、ベルは俺が好きだって話かな。
 可愛いでしょ。俺のだから誰にもあげない」
「リーナの事も、もうソーレには返してあげないよ」

「ばっ…!」


どういったものかを選んでいたら
上司がそんなことを言うものだから。

変な声を出して真っ赤になった。
否定は無かったから、つまりはそういうこと。

「……?」

首を傾げて、たっぷり5秒。

「…………あ。」
「ふふ、ご馳走様です♪」

オマエばかりじゃないんだけどなあ。

未だ残った多幸感と共に抱きしめて、今度こそ上体を倒した。

【見】 バンカー ストレルカ

>>51 ヴィーニャ

「ふふ」
「それでも付き合ってくれるのでしょう」

おそらくは、きっと。
からりと笑うあなたの様子を見て、
そう邪険にされているわけでもないと推測した。

「…そう、ですね」
「ある方から聞いたのです」

きっと楽しいだろうと言っていた。
知識でしか知らないそれを、体験してみたいと思うから。
それが一緒になって楽しんでくれる人となら、もっといい。

どうも肩に力が入っているのかあまり振るわない点数を見つつ、
隣のダーツボードに見事に的中するダーツを見つつ。
言う傍らにダーツを抜いて、3ラウンド目。

一投目:49+30
二投目:84+30
三投目:64+30
(AI補正+50-20)

#娯楽室
(@36) 2024/04/05(Fri) 21:11:21
ストレルカは、後で仕分人を部屋へ緊急搬送したかもしれない。
(t14) 2024/04/05(Fri) 21:12:06

ストレルカは、スナイパー力の行方はAIにもわからない。
(t15) 2024/04/05(Fri) 21:43:04