85 王都グルームズの夏の祭典
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
二人ともが癖になんなら何の問題もねえな。
どっちかがどっちかを置いてけぼりにする心配ないってことだろ。
[優しくキスを繰り返しながら、汚れた手を魔法で洗う。
彼女の髪を撫でるなら、どろどろの状態は気になるだろうから。
綺麗になった手で、乱れた彼女の髪を梳かした。
嵐のような性欲に巻き込まれていた時には格好もあってキスが出来なかったから、向かい合っている今は存分に。
触れてはすぐ離す軽いキスでも、荒くなる吐息が混ざって咥内に唾液が溜まる。
離す二人の間に橋がかかるようになったのはすぐだった。]
[潤んだ瞳の近くにもキスを落として、イクリールの腰を支える。
はいる瞬間の顔を見ていたくて、じっと見つめたまま先端を宛がった。]
さっきまでしてたからまだ柔らかいな。
自分で腰落とせるか?
[にっこりと微笑んで、彼女の手を取る。
音を立てて指をしゃぶりながら、彼女が自ら結合を深くするのを待った。
聴覚情報として嬌声は届いているが、正直鳥のさえずりや虫の羽音レベルには気にならない。]
見てるよずっと。
……知ってたか?俺を最初に興奮させたのはイクリールだった。
ガキの頃からイクリールには特別にドキドキしてたんだ。
[幼い頃は抱いた劣情に罪悪感が伴って、結局逃げてしまったけれど。
今はもう隠さない。
イクリールを見つめる瞳は真っ直ぐに好意と欲情を伝えている。*]
う、……それは、そう、なのかしら……
[若干言い包められているような気がしなくもないが、
彼が喜んでくれるのならそれでもいいかも、なんて。
思いながら髪を梳く手を心地よく受け入れた。]
んっ………ふぅっ……♡
んんっ、てん、がんっ……♡
[啄むようなキスを繰り返しているうちに、
だんだんとそれは深くなり、呼吸が乱れ始める。]
(んっ、キス、きもちいい……っ
はぁぁぁ、また、あそこが……うずうず……っ♡
だめ、んっ♡ほしくてお尻っ……もじもじしちゃうぅっ……)
[互いの唇に透明な糸を引く頃には
頬は上気して赤く染まり。
一度達して少し収まった筈の性欲は容易にまた火を灯し、
待てないと言わんばかりに腰を揺らめかせていた。]
[腰を支えられ、屹立の先端が秘裂に宛がわれる。
それだけでじんと奥が熱くなり、
我慢できないと涎をだらだらと垂らす。]
う、うんっ…………たぶん、へいき………
ん、ふぅぅぅぅ………!!!ふぁぁぁぁ……♡
[躊躇するよりも欲望が勝った。
頷いてゆっくり腰を降ろせば
ずぷぷ、と彼のものが埋まっていく。
解されて柔らかくなった膣肉を熱杭が割って
ずっぷりと中を満たす感触に感じ入り
気持ち良さそうに恍惚とした表情で
甘く蕩け切った声をあげた。]
(ふぁぁあ…………また挿入ってきたぁぁ……っ♡
テンガンの、硬くて、太くて………おっきいのっ♡
はああああ、きもちいよぉぉぉ……♡♡♡)
[暫しそのままむしゃぶりつくように何度も襞で締め付け、
更に腰を降ろそうとした所で
彼がにこやかにこちらを眺めているのに気付く。]
………あ、あの、テンガン…………? んっ♡
[こうまじまじと見られているのは何だか少し恥ずかしい。
頬を染め、何となく目を逸らしてしまったが、
見ていてとねだったのは自分の方なので。
いやらしく指を舐る音にも煽られながら
きゅんきゅんと中をひくつかせる。
真っ直ぐ此方を見ながら言われる言葉にも
先程の羞恥とは違う照れくささで
かああっと顔が鮮やかに染まる。]
……………しら、なかった………
初恋、って言うのは…さっき聞いたけど…。
[そんなに昔から自分のことを想ってくれて
自分を女として見てくれていたのか。
こうして身体を繋げながら明確に示される愛情。
甘い幸福感にどうにかなってしまいそうで、
ドキドキと鼓動が煩い。]
わ、私も……テンガンのこと、ずっと…………
ずっと、……
好き、
だったから………
[子どもの頃。
彼は一つ年上の面倒見が良くて、
魔法が使えて、頼りになる初恋の男の子だった。
そんな淡い思いが大人になってまた形を変えても、
根底はずっと変わらずここにある。]
―――嬉しい。
これからもずぅっと、ドキドキして、ね……?
……テンガンのしたごころ、
ひとりじめ。えへへ……
[彼の愛情も劣情も独占欲も、
自分だけのもので有りたいと思う。
特別の座をこの先誰にも譲りたくない。
ちゅ、と唇に軽いキスを落として
へにゃりと愛しそうにはにかんだ。**]
[素直に納得するところが可愛くもあり、少し心配でもある。
昔から自分が彼女にとって一番近い「年上のおにーちゃん」だったこともあり、自分が言うことを信じてくれていたという経緯はあるけれど、大人になっても素直に信じられてしまうと、この先悪い奴に騙されやしないかと――傍で見張るしかないな、と内心決意した。]
腰、揺れてんな。
さっきからくちゃくちゃ音出てんの、聞こえてるだろ?
[それは容赦なく中に出した自分の精液が零れたのかもしれないが、言葉で煽ると触れている秘唇が震えるのがわかるから、新たな蜜も滴っているのだろう。
キスの合間に上擦った声で名前を呼ぶ彼女の唇を甘く噛んで、くすくすと笑った。]
は……っ
[自分で調節しないスピードで包まれる快楽に、思わず喉を反らせる。
出したばかりなのに、尻に力を入れていないとまた出してしまいそうだ。
うっすら目を開けて彼女を再び見つめて、逸らされた彼女の視線を呼び戻した。
しゃぶった指はもうすっかりどろどろで、指の間に自分の指を差し込めばぬるりと滑る。
向かい合わせで手を組むと、互いの指環が相手の嵌っていない方の指に硬質の感触を伝えた。]
は……イイ、
[組んだ指が強張るものだから、抑えた声以上に快楽を感じていることは伝わるか。
彼女の方はすっかり声量に遠慮がなくなったが、両手で両手を戒めているものだから、口を押えられる訳もなく。
つまりは自分の方も抑えさせないとという考えがもう飛んでいる。]
イクリールが、こーいうことを知る前からだからな、
俺の方も詳しくは知らなかったけど……
初めて勃起した時に頭にいたのはイクリールだったよ。
はは、恥ずいな改めて言うのは。
[実際には勃起だけではなく、自慰のオカズもイクリールだったのだが。
そんな幼い頃の劣情を告白されても、彼女は引くどころか頬を紅潮させたままだ。
嬉しそうにすら見える、と都合よく解釈したら、それが正解だと答えが返ってきた。]
好きになってくんねえかなって思ってたから、俺も嬉しい。
下心も恋心も、ぜんぶ貰ってくれるんだろ?
[言われなくても、これからも毎秒イクリールに恋をして、ちょっとしたことで欲情するのだという確信がある。
ほら、今も。
はにかんで笑う彼女が可愛くて、埋めた刀身がぐぐっと体積を増した。]
[その堅さで内壁を削るように、ゆすゆすと腰を揺らす。
両手を繋いだ状態では少し不安定な座位で、先程のように激しく突くことは出来ないが、その分長く彼女の裡を楽しめそうだ。]
気持ち悦いとこに当たるように動けるか?
このまま?
それとももう少し傾くか?
[ゆっくりと探るように突く角度を変えながら、彼女の反応を伺う。**]
はう、うぅっ……い、言わ、ないでぇ……っ
か、かってに、動いちゃうぅっ……はぁぁっ
あっ、あっ、ふぁぁぁん……!
[下肢を揺らせば先程出された精液と蜜が混じり
ぐちゃぐちゃと淫猥な音が辺りに響く。
指摘されると余計に何だか恥ずかしく、
懸命にお尻の穴を締めて我慢しようとするも
一緒に膣も締め付けてしまい逆効果だった。
唾液塗れになった両指を絡め
見つめ合えばもう彼しか目に入らない。
霧に視界が閉ざされていることもあり、
次第にここが公共の場だと言うことが
意識から抜け落ちて、喘ぎ声が露骨になっていく。]
ん、ふ……
…………そう、なんだ………♡
[勃起、と直接的な言葉を使われれば
さすがに多少恥ずかしくなって顔を赤らめた。
引くどころか喜ばしく思ってしまうのだから、
大概自分も熱に浮かされていると思う。]
うん、ぜんぶ……ほしい……
もう、誰にも、あげない、もん………
ぁぁぁぁん……!
[照れ臭そうにはにかめば
質量がぐぐっと大きくなって
思わず喘ぎ声が口から漏れた。
そのままゆさゆさと膣襞を擦られて心地よさが全身を襲う。
先程のように激しく攻めたてられるものではないが
緩やかに内側から愛される感覚は
これはこれで酷く気持ちの良いものだった。]
ふぁぁぁあ………っ♡
それぇぇ…あああっ………テンっ ガン……っ
そこ、はぁあぁ……♡
[時折彼が角度を変え、中を探る様に突いてくれる。
弱い所を抉られるたび、
甘やかな声を上げながら
ぎゅうっと握る指に力を込めた]
あ、あの、はぁぁ、もっと、深く、はぁぁぁ
……ほし ……ああぁん……、っ
だいじょ……ぶっ、 動、くね……っ
[この状態でも気持ちいいが、
やはり一番奥で彼自身を感じたい。
だからゆさゆさと小刻みに揺らしながら
ゆっくりと腰を落としていく。
少し擦れるたびに肉襞が快感を生んで、
その度悶えて動きを止めながらも
徐々に雄を埋めていった。]
んんんんっ……!!!♡
[やがてこつりと奥に行き当たるのを感じれば
ふうふうと荒い息を吐いて快感の波をやり過ごす。]
…てん、 がん、 ああっ♡
きもちいいの、ぜんぶ、入ったぁぁっ……♡
あっ、はぁぁ、おっきいっ♡♡しあわせぇぇ……♡
[もうこのまま離したくない。
ずっと彼に犯されていたい。
どこまで催淫の効果か分からないが、
多幸感で気が狂ってなってしまいそうだ。
劣情でどろどろになった思考で
そんなことを口走りながら
きゅーーーっと膣で彼を抱きしめた。**]
[辺りを覆う霧は此方の様子を見えなくさせるが、霧の向こうも見えなくなっている。
だから、向こう側が「終わった」としてもそれを察知して中断することも出来ないのだが、察知出来たところでもう中断は出来ないだろう。
向かい合って抱き合う二人には、互いの姿以外もう見えていない。]
あげないもんって……
どこまで可愛いんだか、 っ、 あ、
[普段より子どもっぽい口調は、最初に彼女を意識した頃を思い起こさせる。
合わなかった空白の時間はあっても、彼女は紛れもなくあの少女の延長線上にいるのだ。
増した質量で隘路を拡げる。
揺さぶる度にくちゅくちゅと泡立った音が響いた。]
[より深くを求めて彼女が腰を落とす。
自分から突き上げたくなるのを堪え、彼女の好きに任せた。
息をするのも忘れていたものだから酸欠で視界が赤い。
彼女の嬌声で我に返って呼吸を思い出す。]
はあっ、は、 はああ……っ
ん、先っぽ、当たってン、 な……っ
あー、きもっち、 きもちぃ……
イクリールの尻がタマ潰してんのも気持ち悦い。
[繋いだ手をそっと解く。
右手を彼女の後ろに回し、つつ、と背筋から指を下ろした。
尾骶骨を伝って双丘の間を滑る。
結合部の手前、座ることで左右に広がった菊花を撫で。]
……あ、ここ触ったら、また締まった。
[新しい発見に笑み零しながら、彼女が望む深くをぐりぐりと押した。
ぴっちり包まれて、まるで自分の方が「抱かれている」みたいだ。*]
ん……あたってる、ぅ……
はぁぁ……とんとん、って、んんっ…!
[奥まで入り切った所で一旦動きを止め、
時折中を収縮させながら快感に浸る。
彼の声も随分と悦さそうで、
その様子にじわっと温かい気持ちになりながら。
不意に繋いでいた手が解かれ、
少々物寂しく思っていたら、
背筋を辿られてぞくくっと腰が跳ねる。]
あふぅぅっ……♡
[広がった尻孔を指で撫でられて、
咄嗟に中がきゅんっと締まった。
くすぐったいような、ぞわぞわするような
奇妙な心地にひくひくとそこが痙攣し。]
や、やぁあん そ、そんなとこ、触っ、
きたな、…… んっ、ふぅぅ、
あ、ぁ、ぁぁぁっ♡
お、奥、いじめちゃらめぇっ んぁぁあっ♡
[話している途中で性感をぐりぐり押し潰されて
思わず反射的に逃げるよう腰が浮く。
それでいて一瞬も離れたくないと
みっちり竿を咥え込んで
アンバランスな反応を示していた。**]
汚くない。
気になるなら洗うけど、そっちのが気になるだろ?
っはあ……、 ゆび、は。
ちょっとしかいれないから。
[本当に抵抗があるところまでは犯さない。
ただ、ギリギリの背徳感が身体をより昂らせていて指を外すまでには至らなかった。
天井を擦っていたら、先程めり込ませていた「入口」が先端に引っかかる。
そこを往復して隆起した媚肉の感触を楽しみながら、指は内部で雄がしているのと同様に菊の周りを緩く捲る。
逃げようとする腰を許さず、追いかけるように腰を突き上げた。]
あー……ずっとこっから出たくなくなるくらいきもちぃ、
イクリールのナカも俺を離したくないって言ってるみたいだ。
[それでも動かしていたら終わりは来る訳で。
先程よりは穏やかに波が訪れるのを感じた。
ゆっくりとちゅとちゅと奥を犯し後ろをほじりながら、息を荒くする。]
っそろそろ……やばいかも。
イクリールのおまんこの奥に出す、から、
ぜんぶ上手に飲もうなっ?
[ぐっと彼女の身体を引き寄せて、唇が触れる一歩手前で止める。
目線だけで、彼女が請うように促した。
キスをしていたら、彼女が達するのを告げる瞬間の可愛い声が聴けないかもしれないので。
もう完全に、霧の向こうのカップルのことは頭から抜けている。**]
ちょ、っと、…ってっ やあぁあ、
あぅぅん、!? ゆ、ゆびっ 抜いてぇ、
お、お尻♡ほじほじっ♡らめえぇっ♡
んぁぁあっぁぁぁん♡
[逃げるなと言わんばかりにぐっと腰を突きあげられ
先程突かれた子宮口での深い快楽がまざまざと体に蘇る。
言葉とは裏腹に、菊座を弄られる度
奥から奥から愛蜜がだらだらと溢れ、
きゅんきゅん尻孔をひくつかせて感じてしまう。
二穴を同時に愛撫される感覚に堪らず
こちらからも彼の雄にあまえるように下肢を押し付け
一番好きな所を擦りながら揺らしていた。]
んん、ふぅぅっ……… あぁぁんっ
うんっ、うんっ………わたしもぉっ 離れたく、ないっ♡
このまま、もっとぉっ、てんがんにおかされたい♡
ずっと♡おちんちんっ♡はめててっ♡ほしいっ♡あ゛っ♡♡
[そうして緩やかに下から突き上げられながら
めろめろと快楽に蕩けていれば
お互いにじんわりと昂っていくのが分かった。
がつがつと急速に追い詰められるものではなくて
身体の内側に徐々に熱湯を注がれていくような感触。
彼が零す絶頂の予感に頷きながら
終わってしまうのが寂しいと嘆く。
一寸先で止められたくちびるの感触が恋しくて
焦れたように奥をきゅうっと締めながら
物欲しそうに無意識で下唇を舐めた。]
んっ、きてぇっ
おまんこ♡ほしいほしいって♡言ってるっ♡
てんがんのせーえきっ♡
なかにいっぱいっ♡だしてぇっ♡♡
ふぁぁぁっ、あ あ゛ もうっ♡
いくぅっ♡いっちゃうからぁっ!!
ぁぁぁん、きす、きすしてぇっっ!!!
[彼の射精が近いのを感じ取り。
最愛の男の胤を貰えると予感した膣襞が、
期待にざわざわと蠢く。
情事に浸りきり、夢中で腰を振りたくりながら
いやらしく舌を突き出して懇願した。
甘い声は辺りに筒抜けかもしれないが、
もう意識の端にすらとどまっていない。**]
[こんなに甘い「駄目」なんて、抑止力にはならない。
もしイクリールが尻を気にして乾くようならばすぐに抜いたが、今の状態の彼女の身体はこの行為も性感を高めるひとつの愛撫として捉えているようで、尻に力を入れると膣もぎゅっと締まった。
先端はずっと細かな襞に擦られている。
イクリールの一番感じる箇所がそこなのだと、腰を振って善がる様に確信する。
ふうふうと荒く息をする。
鼻の穴が膨らんでいる自覚はあるからあまり顔を見られたくはないが、顔を背けると此方も彼女の顔が見えないからもどかしい。]
っ部屋に、帰ったら、
風呂でもベッドでもしような、
[ふわふわと思考が溶ける。
何度まで復活できるかはわからないが、何度でも、出来るだけ長く、彼女の中にいたい。]
っよく、言えました、 っ、く、ぁ……
胎ン中、精液でいっぱいにしてやるからなっ
あー、俺も、
イくッ!! ッ! ――ッ!!
[下唇は前準備で彼女の味つけがしてある。
噛みつくようにそこにキスをして、同時に彼女の胎にどくどくと放った。**]
はふ……
レグルスしゃま、しゅみましぇ、 わたし……
[喘ぎ過ぎてゲイザーの口は痺れてしまったようで、うまく言葉が紡げていない。
カクカクと小鹿のように震える足で立つ。
シャワーを浴びないと、流石に気持ち悪いから先に帰ると主に告げた。
ふと来た道を見ると、霧が出ている。
その霧の中から聞こえる嬌声に、ゲイザーは顔を赤らめた。]
わあ……しゅごい、えっちな声ぇ……
[すれ違いざまに発した声は、霧の中に届くか。
夢中でまぐわう二人には聞こえないかもしれないが。**]
ん゛っ、 ふ、っ………ぅぅぅぅっ……!!
〜〜〜〜〜〜〜……♡♡♡
[ご褒美、と言わんばかりに
突き出した舌を絡めとられ、
上下を彼で塞がれながら
勢いよく中に精液が放たれるのが分かった。
ぶわっと頭が真っ白になって、
彼にしがみつき言葉を失いながら絶頂する。
中に出された白濁を飲み干すように子宮が震え
びくびくと腰を跳ねさせた後、唇を離す。]
っ、ん、ふぅぅぅ……ぁぁあぁ………♡
いっぱい……出たぁ………すきぃぃぃ………♡
[とろんと目を細め、
彼に体重を預けて脱力した。
数回目の分、充足感や疲労感はさっきよりも深く。
暫し言葉にならない気持ちよさに包まれていたが]
………ん゛ん゛っ………!
[ふいに。
霧の外から声が聞こえてきてびくっと肩を跳ねさせる。
そこでようやく嬌声が外に聞こえていたことに思い至って
じわわっと顔を赤く染めた。
そもそも喘いでいたのは彼女の方が先なわけだが
それはそれとして気まずさは過る。]
………はぁぁ…………
……うう、こえ、聴かれちゃった……かしら……
[これで二回、朝から数えれば三回しており
流石にそろそろ外で耽るのはどうかと思えるほどには
理性と恥じらいが復活してきた。]
(……んんっ、 ほんとはもっと…… したい…けど……
もう、 なんで、こんなに…………はぁぁ……)
[…正直に言うと体の芯はまだ熱を持っていて
抜いて欲しくないと言わんばかりに
緩やかに膣をひくひくさせていた。
何度も擦られてすっかり充血した花弁が
じんじんと疼くのを感じ、
催淫とやらは一体いつになったら抜けきるのか、
自分で自分の身体に少々不安を覚える。]
[――けれど、彼もそれを望んでくれるから。
さっきの言葉
を思い出し懸命に下肢を宥める。
後ろ髪を引かれるようなまなざしで彼を見つめ]
はぁ、… てんがん……そろそろ、帰る…………?
それで、また後で、続き……しよ……♡
[立ち上がろうと身動ぎをすれば、
多量に出された体液がどろっと溢れたか。
とは言え身体に力が入らず、
上手く腰を上げることすら出来なかったが。**]
[意識が浮いてしまいそうになるのを、彼女と絡めた舌を楔にして留めた。
3回目ともなると量は少し減っているのかと思いきや、何度も腰を振らないと「まだ」という感覚が残っていた。]
っはは、どっから出てんだこの量……
[彼女の言葉に同意して苦笑し、預けられた体重を受け止める。
額に軽くキスを施しながら、繋がったまま暫し余韻を楽しんだ。]
[ひゅっと息を飲んだ。
いつしか別の声が止まっていることに、彼女に夢中で気づいていなかった。
その声の主は舌足らずな声で此方に知らせるというよりは思わず出た独り言のように声を発する。
霧が出ている分、抱き合う自分たちの姿は見えないだろうが、いつの間にか抑えることを忘れていた声は完全に届いていただろう。]
…………。
[今、黙っても意味はないのだが、つい息を殺してしまう。
声の主は特にそれ以上此方に近づく様子もなく、気配は去っていった。]
……聞こえてたってことだろうな……。
[「気づかれるかも」というスリルは興奮を煽るが、実際に気づかれたら冷や汗ものだった。
彼女の裡で泳いでいた雄もすっかり萎んで栓の役割を喪い、結合部からは生温い液体がだらりと零れてくる。
それでも彼女はまだひくひくと抱き締めようとしてくるのだから、浴びた魔力はどれだけ強力だったのだろう。
こんなに素直に吸収してしまう身体なら、扱う方の適性ももっとあれば良かったのに、と、道半ばで諦めたという彼女の夢を思って胸が痛む。]
大丈夫か?
力が上手く入らねえだろ?
先に洗い流すな……?
[本当、こういう時の為に覚えた魔法ではないのだが便利だ。
繋がりを解いて立ち上がり、彼女を支えたまま二人の下肢を洗って乾かす。
力が上手く入らない身体に再び着せるのには時間がかかったが、何とか見た目だけは何事もなかったかのように繕えた。]
っ、そうだな、
[自分は催淫効果の魔術の影響はあまり受けていない筈だ。
だが喉を鳴らしてしまうのは、彼女の色香に惑うからで――]
部屋でゆっくり、な?
[BBQは不参加とスタッフに告げなければ。**]
[聞こえてきた声の主は
特にそれ以上追及するつもりもなかったようで
どこか遠くに足音は去っていく。
息を潜めて見送っているうち
彼も冷静さが戻って来たのか、
中を満たしていた雄は柔らかくなり
とぷとぷと隙間から精液が漏れていた。]
……やっぱり、そう、よね………
うう、後でどんな顔すればいいのかしら………
[向こうからはこちらの姿は見えてないし
何事もなかったように接してくれるかもしれないが
それはそれで複雑ではある。
ともあれ彼に支えられ、
魔法で体を洗い流して貰い
服や身支度を整えた。
足腰はよろよろとしているが
彼の力を借りれば宿まで戻ることは出来るだろう。]
[彼は自分と違って催淫魔法は受けていないようだし、
いくら普段から性欲が強い方とは言え
負担をかけていそうで申し訳ない気持ちがないでもない。
コンテスト用の魔物だって自分のせいで碌に採れていないし。
もしも疲れていそうだったら我慢できるくらいの
理性は残っているつもり…だけど。
彼がこんな風に自分を甘やかすから
どこまでも溺れていってしまう気がする。]
………う、うん、
……ゆっくり……ね…♡
[何気ないそんな台詞が
満足するまでタップリ抱いて貰える、
と言う意味合いに変換されて聞こえて今の身体には毒だ。
期待に逸る下肢を宥め、スリスリと内腿を擦り合わせた。
それはそれとして
BBQに行けないのは個人的に残念ではあるので
もしも可能なようならせめて落ち着いた後で
食事を部屋に運んで貰おう。**]
そりゃお互い様ってやつじゃねえの。
向こうからしたら勤務中にあんな感じだった訳だし居た堪れなさは俺らの比じゃねえだろ。
[相手の男の顔は見えなかったが、彼女と一緒に居るということは、一緒に露払いに出かけたという支配人だろう。
彼の方は此方の姿は見えていないが、森に出かけた宿泊者は自分たちだけだし、知られるのも時間の問題だ。
お互い「なかったこと」として会話しようと心に決めた。
寄り添うように来た道を戻る。
スタッフたちがセックスをしていたところにはキノコの群生地があったが、恐らくあれがこの魔力の源なので、近づかないことにして、収穫はリンゴモドキの実と何羽かの鳥か。
1位を絶対取りたい訳ではなかったし、ここから新しく探しに行くよりは、早く彼女と部屋に戻りたかった。]
くそ、可愛いな。
この袋に入ってホテルに一瞬で俺らも転送〜って手を使っちゃ駄目かな。
[今すぐ部屋に戻って、シーツの上で抱き合いたいと気は焦る。
歩きにくい程勃起する訳ではないが、仕舞ったものが兆しかけるくらいには、彼女が内腿を擦り合わせる様子に煽られている。
それでも何とかゆっくりと歩いて森を抜け、ホテルに戻った。]
――部屋――
[魔法で洗い流しはしたが、まずは大きな湯舟に湯を張って、花びらを浮かべることにした。
蛇口とシャワーは別の元栓なので同時に使えるらしく、湯が溜まるまで先に身体を洗おうと服を脱ぐ。]
イクリール、見ろよすげえデカい鏡。
[全身が映る大きさの鏡が置いてある浴室に入るのは初めてだ。
雲り止めの魔法がかかっていて、浴室に蒸気が籠っても曇らないようになっている。
その鏡の前にイクリールを立たせ、自分が噛んだ頸の痕や掴んで赤くしてしまった胸を彼女自身の目で確認して貰う。]
強く力を入れすぎたな。
もう少し優しく触らないと、いつか壊してしまいそうだ。 ……ごめんな。
[治癒魔法は出来ないから、施せるのは「手当て」のみ。
赤くなった箇所にそっと手を置いてしばらく熱を分け与えては離すのを繰り返した。
それだけで、やらしい動きはしていなかったと思うのだが、彼女の胸の先端がぷっくりと形を主張しているのは、浴室が寒い所為だろうか。それとも。]
もう勃ってんな。
摘まみやすそう。
[後ろから手を回し、彼女に見えるようにして指で二つの紅玉を摘まむ。
こんなことをしていると、湯船がいっぱいになるのもあっという間だろう。**}
[
それはそう。
彼に寄り添い、時々立ち止まりながら来た道を戻る。
収穫がゼロだったら流石に少し申し訳なかったから、
そうではなかったのが救いだろうか。
袋を見ながら彼が零した台詞に]
………ん、そうだったら便利なのに、ね…。
[袋は成人が入るには聊かサイズ的に厳しそうだったが。
一瞬で戻れたらどれだけいいだろう。
じわじわと低音で炙られるような性欲に苛まれ
内腿をモジモジさせながら密かに下着の中を濡らしていた。
気持ちに反してゆっくりしか歩けないのが余計にもどかしく。
帰る道中、彼の腕にぎゅうっとしがみついて
無意識に胸を擦りつけていた。]
(はあ……部屋……早く戻りたい……
戻ったら…続き、して貰える……♡
……はぁぁぁ………がまん、がまん…………っ♡♡♡)
[途中で思わずねだりたくなる心を抑えながら
彼とベッドで抱き合う様を何度も何度も夢想する。
料理の方は問題なく運んで貰えるようだったが
コンテストの順位を聞く間もスタッフ同様にぽーっとし、
どこか上の空でそわそわしていたことだろう。
けろっとした顔の支配人に
事情が察されていたかどうかは、さあ。*]
― 部屋 ―
[そうこうしつつ無事部屋まで戻ってきた。
一応魔法で洗って貰ったけれど
お互い汗をかいているだろうし、ということで
先に風呂に入ることになった。
せっかく薔薇風呂つきの部屋にしたのだから
使いたい気持ちもあるし。]
……あ、ほんとだ。
すごい、全身映るのね。
[服を脱いで裸になり、
テンガンに言われるまま鏡の前に立った。
ご丁寧に曇らないようになっているらしい。
頭からつま先まで全部見えてしまうのは
何だか不思議な感じで。
いくつか赤い痕が残っているのは、最中に彼が残したものだ。
白い肌に残る跡は明るい浴室の中で妙にいやらしく
色濃く残る情事の余韻にどきどきしてしまう。]
ううん......気にしないで。
わたしも、テンガンがそれだけ
夢中になってくれてるって思うと嬉しい、もの......。
それに、んんっ......♡
[彼は大していやらしいことはしていないのに、
そのじわりとした熱にすら過敏に煽られてしまい、
くねくねと腰をもどかしそうに揺らす。]
んっ......はああんっ......!
あ、ああっ、ふぁあ......っ♡
[帰りながら擦り付けていたせいで
乳首は触って貰えるのを待ちわびていたように
ぷっくりと腫れぼったく膨れている。
こりこりと後ろから摘ままれて
甘い声をあげながらふと鏡に目をやれば
とろんとした顔の女が映っていた。**]
[イクリールの方は熱が全然冷めていないということは道中察していた。
内股をもじもじと擦り合わせるような歩き方や、
腕で胸を揉むようにしがみつく様子、
此処ではない何処かを見ているように上の空の表情のどれもが「まだ足りない」と告げているようで。
もし自分も彼女と同じくらい影響を受けていたら、日暮れまで森から出られなかったかもしれない。]
またそうやって甘やかす……
俺を調子に乗らせたら、イクリールが水玉模様になるぞ?
[嬉しい、なんて肯定されたら、箍が外れてより求めてしまいそうだと苦笑した。
その言葉が嘘や気遣いではない証拠に、鏡に映る女の顔は陶酔しきっている。
それを見つめる自分の瞳が欲にぎらついていて、よくこの顔でロビーでの話を聞けたなと思った。]
さっきも後ろからした時、こういう顔してたのかな。
鏡があるとよく見えていいな。
こーやって下から持ち上げて……離したら、ほら、胸がぶるんて揺れるのもよく見える。
[こうして見るとやはり彼女の胸のサイズはかなり大きくなっている。
たわわに実った果実が揺れる様は、見ているだけで咥内に唾が溜まる。
その弾力も愉しいが、やはり色づいた先端の感触が一番だった。]
ちゃんと目え開けて自分がどんな顔でイくか見とけよ?
[後ろから甘く囁いて、親指と人差し指で乳輪を摘まむ。
ツンと尖った先端を爪で引っ掻いたり潰したり弾いたりしながら様子を伺って、彼女が下肢にきゅっと力を入れた段階で、指をゆっくりと下に下ろした。
目を閉じようとするならば「駄目」と耳朶を甘噛みし、自分の動きも彼女の表情もぜんぶ確認させる。
無尽蔵に射精できる身体ではないから、尽きた時に彼女が不足を訴えないように、先に昇らせるつもりで。
それは胸だけか、胸と秘芽の時か、どちらもかもしれないが。**]
だって......身体中
テンガンのものにしてもらえてる、
って感じ、するんだもの......
痕、いっぱいついたら
ずっと部屋から出られないね......♡
[水玉模様になってしまった自分を想像して
表情を恍惚とさせたまま
くすりと微笑みを漏らした。
後ろから犯されている時は
見えなかったけれど、
鏡に映る彼の瞳からはぎらぎらとした欲情が窺えて、
ますます興奮を煽られる。
このまま彼に食べられたいーーー
想像にごくっと喉を鳴らし。]
あう、そ、そんなこと、
言われたら、.....んっ......
はぁぁっ......あんん......♡
[彼の武骨な手が乳房を持ち上げては落とし、
感触を確かめるように揉みしだく。
たっぷりとした質感のふたつの膨らみは
ぷるんぷるんと柔らかく揺れ、
手の中で翻弄されるまま形を変えていた。
乳首をきゅうっと摘まみ
くりくりと指腹でこね回されれば
じんと甘い痺れが走り、
切なさが腰に溜まっていく。]
(はぁはぁ..................
お、おまんこもっ......してぇぇっ...........♡
)
[さっきからずっと
おあずけを食らっているそこが
涎を滴しながらきゅうきゅう呻く。
腰をくねくねさせ、
内股でそわそわと足指を絡めていたら
それを見透かしたように指が降りて、]
ふあああああんっ♡♡♡
[淫核に触れられた瞬間に
大きな声が出てしまった。
ふと視線をあげれば、
映る自分と目があって。]
............っ♡
[つい、息を飲んだ。]
(わ、わたし、こんな......かお、して......っ♡♡)
[真っ赤に頬を紅潮させ、発情した女の顔。
鏡の中のまぎれもない自分が
愛する彼の手でまさぐられ、
どんどんいやらしい顔に蕩けていく。
その光景を鏡を通して
まざまざと見せられることで
酷く感じてしまっていた。]
ひゃんっっっ♡♡♡
[つい目をそらそうとすれば
咎めるように甘く耳朶を食まれ、
びくっと肩を震わせる。
駄目、を告げる響きがいやらしくて
子宮がじくりとまた疼いた。]
やああっ......やだっ、こんな、
はずかし、......のに......ぃっ
あ、あ、やぁぁ、あぁぁん
クリだめええ、いっちゃ......っ!!!♡♡
[羞恥にまみれながら繰り返しても、
胸と淫芽を弄くられて否応なく身体は昂り
太股にとろとろと蜜が伝っていく。
やがてがくがくと足を震わせながら
彼の指で絶頂を迎えることだろう。**]
[閉じ込めて自分だけのものにしたいという昏い欲望を見透かされた気がした。
もしかすると彼女は催淫の影響で口走っているだけかもしれないが、自分の中に巣くう独占欲は日毎に煮詰まるばかりで、素面でそんなことを考えてしまう自分が時々恐ろしくなる。
胸を揉む力が強くなり、指の痕が薄っすらついた。
ああ、「此処では足りない」。
もっと目立つ場所につけなければ――――]
っ、
[我に返ったのは、秘芽を弄られた時の彼女の嬌声。
風呂場に甘い声が反響して、より大きく聞こえる。
鏡の中の彼女はすっかり緩んで蕩けている。
その様子を言いつけ通り素直に見てはより感じているらしい。
限界の訴えはすぐに訪れた。
びくんびくんと跳ねる身体が倒れて何処かにぶつからないように支える。]
まだイけるよな?
ほら、マット敷いたから此処に座れよ。
立ってんの辛いだろ?
[鏡の前にピンクの広いマットを敷いて、そこに座るように促す。
姿見は座った彼女の股の間からとろとろと流れる蜜までしっかりと映している。
そこを隠すように間に蹲った。つまり。]
……まだヒクヒクしてる。
[熟れた媚肉に舌を伸ばし、ひちゃりと音を立てて舐め始めた。*]
ふぁぁあぁ………はーっ……はーっ……
うぅぅ ゆび、きもち……ぃぃぃ……
[上下からの快感を追うのに精一杯で
強く揉まれた胸に赤い指痕がついたのも
咄嗟には気付けなかった。
足を震わせながら達し、
彼に凭れ掛かるようにして脱力する。
虚ろな眼差しでぽーっと鏡を見つめている間に
いつの間にかマットが敷かれていた。
促されるままそこに大きく足を開いて座れば
ひくひくと痙攣する秘所が丸見えになって
つい足を閉じてしまいそうになったが]
……ふえ………?
んあっっ♡♡
[それを隠すように彼が目前に座り、
鏡の前で腰を落とす。
何をしようとしているのか理解する前に
彼が音を立てて花弁に舌を這わせ
ぞくうっと背筋が甘く跳ねた。
自分の催淫が抜けていないことを悟った彼は
それこそ"ゆっくり"悦ばせてくれるつもりらしい。
彼が影響を受けていない以上
確かに理に適ってはいるのだけれど、
まだ絶頂の余韻も抜けておらず。
それにそこを舐められるのは初めてで、
しかも鏡写しの状態にされていて、
流石にいつもより興奮…もとい動揺してしまう。]
あぅっ…や、…はぁぁんっ
ちょ、ちょっと、待っぇぇ♡
そ、そこで、しゃべっちゃぁっ♡あっ♡
[彼が喋る度に吐息がかかり
小さく腰が跳ねてしまう。
まだひくつく充血した花弁は
薄っすらと開閉を繰り返しながら
舌での愛撫を受け入れていた。**]
[反射的に閉じようとする脚を押さえつけ、舌で雫を掬い取る。
比喩のように「蜜」と言うには甘さのない、どちらかというと「不味い」ものではあるが、舐めた時の彼女の反応が極上なので、相殺どころか「美味しい」に振り切った。]
んっ…… 待はなぃ、
こんな、 きもちよさそ、 なのに。
[小刻みに動かしてぴちゃぴちゃと水音を散らす。
フリルを指で両側に開いたら、いつも自分がはいるところがはくはくと開閉していた。]
んんん……
[押し込めば舌先が肉壺に進む。
舐める度に新たな蜜が湧き出て口元を汚したが構わず舐め続ける。
噎せ返るような女の匂いに包まれて、いつしか自分の股の間も痛いくらいに堅くなっていた。]
ひゃんと、 見えてるか……?
イクリールが俺に舐められて喘いでる顔。
最高にやらしくて世界一可愛いだろ。
[彼女が感じているその顔が今見られないのがもどかしい。
この鏡に映った姿を後で見返す魔術とか施されていないだろうか。ないか。**]
ら、らってぇぇ、あふぅぅっ......♡
そ、そんな、ぁ とこ、舐め っ ♡
ぁあぁん......!よごれちゃ、......よおっ......!
[はじめての口淫に戸惑い訴える間も
ぴちゃぴちゃと舐める音が浴室内に響き渡る。
淫核を指で弾かれるよりは緩やかな、
それでいて性感全体を這い回る刺激が堪らず、
絶えず蜜が溢れて彼の口元を汚してしまう。
開いた花弁は粘度の高い糸を引いており
むわりと熟れた匂いを漂わせていた。]
んあああ、ふああっ♡
そこっ、ぁぁあん、やあ、ひう!
くちゅくちゅ、するのぉ......ああぁん♡
[舌が更に奥へと進み、
陰唇を抉じ開けるようにねぶられ
ざらりとした襞に唾液をたっぷり擦り付けられて
思わず足指をきゅうっと丸める。
彼の言う通り、鏡の中の自分は
すっかりきもちよさそうに蕩けて
もっともっととねだるように
小刻みに腰を揺らしていた。
自分自身が可愛いかどうかはさておき
とてもいやらしい顔をしているのはよくわかって、
きゅぅぅん、と中を疼かせた。
彼から顔はみえないが、快感は下肢が雄弁に語るだろう。]
(やあっ、こ、こんな、......近くでっ、
ぜんぶみられちゃうっ♡
おまんこひくひくばれちゃうぅぅ♡
は、はずかしいっ、はずかしいぃ......!)
[羞恥がスパイスになっているせいでのぼり詰めるのも早い。
またからだの奥から大きな波がこみあげてきて
彼の顔を勢いよく汚してしまいそうで焦った。]
て、てんがん、らめ、っ♡ ま、またいく、
なんかくる、きちゃうぅう、
あっ、あ、あぁ゛ああっ♡♡
[悲鳴じみた矯声をあげて彼の髪を掴んだが、
引き剥がすほどには至らず。
堪えるようにきゅうっと尻穴に力を込めた。**]
[頭上で聞こえる声と連動するように、舌で愛する花弁が震えて新たな蜜を零す。
舐めても舐めても出てくるものだから、初めに感じた塩気のような味にももう慣れてきた。]
んぶ、 ょごせよ、
イクリールに…ちゅ、 汚されんなら、 いい。
あーすご、すごい綺麗なピンク……
[ずずっと音を立てて吸い、唇で秘芽を挟んで舌で皮をずり下げるようにクリクリと舐め回す。
閉じないように抑えている脚に力が入る様子や揺れる腰は、自分が彼女に舐められている時の事を思い出して鼠径部に痺れが走った。
垂れた蜜は会陰を伝ってミルクティー色の菊花までを光らせていて、誘われるように入り口だけを軽くなぞった。
深追いしなかったのは、このまま口で彼女を追い詰めたかったから。
すぐに戻ってちゃぷちゃぷと花弁全体を弄った。]
はふ……ひくひくしてる。
かわいい。
かわいいな?
いいよ、ほのままイけ、よ。
[切羽詰まった声が浴室に響き渡る。
身体が逃げないように脚を両手で掴んだら、頭に軽く痛みが走った。
勿論それは抑止力とはならず、トドメとばかりにずぞぞぞと吸って秘芽を甘噛みする。]
[「くる」感覚が齎すのが潮だろうが小水だろうが、軽く開いた口で受け止めるつもりで。
汚れたら洗えば良い。
浴室にはフレッシュミントの香りのマウスウォッシュも備えてある。*]
い、いろ、っとかっ♡はぁぁあっ
言わないっ、でえっ、はずかし、
あっ♡お尻はっ♡やぁあっ♡
[舌先が器用に淫核をむき、
ぷっくり膨れた敏感な中身を捏ね回す。
かとおもえば軽く菊座を舌でつつかれて
ぞわわっと鳥肌が立った。
腰はもう隠せないほど揺れており、
ベタベタに彼の口回りが濡れてしまっているにも関わらず
反応が筒抜けなのは恥ずかしい。]
あっあんっ♡見ないでぇっ
やあぁ、おまんこ、きもちよくてっ♡
きゅんきゅんっ、しちゃう、のぉっんっ♡
[最初に身体を繋げた日からーー
ううん、きっともっと前から。
ずっと変わらず自分は
彼の「可愛い」に弱い。
髪を抑える手に力が入らなかったのは
きっとこのまま連れていって貰うのを
望んでいるから、で。]
んあぁぁっ!
[とどめとばかりに勢いよく吸われ、
ばちっと脳裏に火花が走った。
ひゅ、と小さく喉をならし、目の焦点がぶれる。]
あっあっ、くるぅぅぅっ!!!
ああああああっ…ーーーーっっっ♡♡♡
[腰を大きく弓なりにしならせて達し
力が抜けた身体から
ちょろちょろと音を立てて小水が出始める。]
やぁぁぁあ......らめえぇぇ......♡
と、とまんにゃいぃ......っ♡
[先ほど外で漏らしたときに
完全に出切っていなかったのだろう。
下肢の筋肉には録に力が入らず
彼の口がそれを受け止めるのを
肩で息をしながら呆然と眺めていた。**]
[何度身体を繋げても、彼女の身体を此処まで具に見たことはなかった。
何故今までこうしなかったのだろう。
いつも自分を包んでくれる器官はこんなにも綺麗でこんなにもそそる。]
自分じゃ見にくいもんな、こんなトコ。
めくったナカは今から浮かべる薔薇の花びらみたいだ。
今持ってきたやつ。な?
[洗面所に用意してあった花弁は、湯を変える度に楽しめるようにか、様々な色のものが用意してあった。
深紅やオレンジ、白もあったが、今回選んだ籠には彼女の肉襞に似たピンクの花弁が入っていた。
こう言えば、今から風呂に浮かべて入る時には彼女は意識してしまうだろう。
その反応が見たくてつい実況してしまう。]
[散々唇と舌で舐ったそこが震える。
浴室中に響き渡る絶頂の声とともに、恐らく無意識だろうが腰が前に突き出された。
鼻先が下生えに埋まり、息苦しさに喘ぐように口を大きく開いた。
的が大きい分、彼女が放ったものは逸れることなく舌の上に落ちる。
生暖かい液体を感じた次の瞬間、むわっとした臭いが喉から鼻に抜けた。
それが愛液ではないことは明白だった。]
んっ
かっは、 んん……
[反射で少々噎せてしまうが、舌に溜まったそれを飲み下す。
喉がいがらっぽくなったが嘔吐感はない。]
……はは、目の前で見れた。
ありがとな。
男と違って「飛ぶ」って感じじゃねえんだな。
[してるとこを見たい、なんて言った数時間後にこんな形で叶うとは。
身体を起こし、放心したようになっている彼女の頭を撫でる。
彼女が何が起きたかを冷静に考える前に、罪悪感などを持つことがないように礼を言って。
シャワーを出して口を漱いだ。
マウスウォッシュも使ったから、顔を合わせても口からはミントの匂いしかしないだろう。*]
[やめるどころか具体的に実況され
甘い悲鳴をあげながら感じ入り。
やがて絶頂と同時に出た液体を
彼が口で受け止め喉をならした。
目の前で信じられないような光景が
繰り広げられているのを見ながら
ほう......と深くため息をついて]
はあぁぁぁぁん............♡
[小水はしばし断続的に流れ続け、
最後にぶるり、と腰を震わせて放尿が止まった。
びしょびしょに濡れた花弁を
ひくひく痙攣させながら
ぽーっと表情を蕩けさせていると
彼が優しく頭を撫でてくれる。]
(わ、わたし......はああ......
てんがんに、......おしっこ......飲ませちゃった......♡)
[彼は軽い調子で言っているが、
さすがにどう贔屓目に考えても
美味しいものではないだろう。
普段なら謝り倒すところだが
絶頂の余韻で頭も腰もまともに動かず。
彼が口をゆすぐところを座ったまま眺め]
......っ♡
[ふと。
籠に入った薔薇の花。
鮮やかなピンクが目に留まって、かああ、と耳を赤らめ。
つい足をもじっとさせてしまった。**]
[何度か口を漱ぐ間も、彼女は何処か虚空を見つめているようで、いつもの快活な表情とは異なった色を浮かべていた。
今のが催淫効果が切れる最後のオーガズムならば、頭を擡げた自身は収まるのを待つ心算ではあるが、果たして。]
――――……今イッたばっかなのに。
想像したんだろ?
[ミントの香りを纏わせて、耳元で囁いた。
薔薇を見て脚をもじもじと動かすなんて、何を想像したか聞くまでもない。
湯舟にはちょうど良い水位まで湯が入っていたので蛇口を捻って止め、籠から取り出したピンクを散りばめる。
そのピンクの「間」に意味ありげに微笑んだまま指を落とし、上下に動かした。]
……さ、入ろうか、お姫様。
溺れそうに広いけど、俺がずっとついてるからな。
[先に入り、手を差し伸べる。
中心では形を変えたものが頭を擡げているままだ。**]
っ......!
ち、ちがっ......な、なんのこと?
[彼に図星を言い当てられて
どきっと顔を赤らめる。
恥ずかしくて咄嗟に意地をはったものの
意味深にピンクの花びらを指で弄る様は
「なにか」を容易に連想させ
煽られて脚をもじつかせてしまう。]
(......だって............ま、まだ......
まだ......奥がぁ......♡)
[口と指で二回達したとはいえ、
一番大好きで気持ちいいところは
戻ってきてから愛してもらっておらず、
底に物足りなさを残したままなのだ。
ぎんっと張った彼の欲望を
ついつい物欲しそうに凝視してしまい
慌てて視線をそらした。]
......う、うん......
[促されるまま湯船に浸かる間も
チラチラと彼の下肢に視線がおちる。]
(んっ......あ、あれ......
い、挿れて......くれないの、かしら......)
[てっきりマットの上で
最後まで抱いてくれるのかと
思っていたのだ。
焦れる思いを口にできず
目の前に流れてきた花弁の中心を
無意識にぐりぐりと指で触りながら
はあ、と熱のこもったため息をついた。**]
誤魔化すの下手な?
[くすくすと笑う。
そういうところがまた愛おしくて堪らないのだと思っていることが伝わるだろうか。
彼女の内心はきっと自分と同じ筈。
違っていたのは恐らく場所だけ。
湯舟がいっぱいになったので、どうせなら普段出来ない形で抱いてみたくなったのだ。
花弁を弄る指遣いに込められた欲望には気づいているが、もう少しだけ我慢させる。
我慢の後の解放が気持ち悦いことを、彼女はもう知っている。]
[湯の温度はのぼせないように低め。
それでも、外で脱いだ後浴室で全裸で過ごした身体には温かい。
腰を沈めながら「あ〜」と思わず声が出た。]
花びらの中に浸かるってのも何か不思議な気分だな。
……上、来いよ。
奥が「切ない」んだろ?
[下はよく見えないから手探りで彼女の下肢をまさぐる。
拡げたら自分よりも先に湯が中に入りそうだが、すぐに掻き出してしまおう。
彼女の胎を満たすのは、自分の胤だけで良い。**]
だ、だから……違うもん……
[お見通しとばかりにくすくす笑う彼に、
むうっと口を曲げて意地を張ったものの。
湯の中の花びらに埋もれながら
指をぐりぐり押し付けてしまうのを止められない。]
(……うぅ、欲しい………
おく、奥で……イきたい……切ないよぉ……)
[単に場所を変えたい彼の内心は知らないから、
焦らされた心地で悶々としていれば、
内心を言い当てられて咄嗟にぱっと顔をあげた。]
……っ!
………う、………… うん……
[結局、今更意地を張っても仕方がない。
目の前に欲望に抗えるはずもないのだ。
こくりと小さく首を縦に振り、
そろそろと彼の方に近づいて腰を跨げば
その手が下半身にかかり、
指で"花弁"がぱっくりと開かれる。
湯をかき出すように中を弄られれば
それだけで甘く身を捩らせてしまうけれど、
今欲しいのはそれではなくて―――]
てん、がん………♡ はぁ、
い、いれる、ね……っ♡
んっ……ふぅぅぅっ……
はぁぁぁぁあ……………♡
[そそり立った彼の竿を
指で固定し、秘裂を擦りつければ
もう待てないと言わんばかりに
きゅんきゅんとそこが震える。
答えを待たずにずぶぶ、と腰を落として飲み込んでいけば
達して柔らかくなったそこは
あっさりと屹立を受け入れ、
悦びながらうねっていた。
何度身体を重ねても、
彼と繋がる瞬間は一等堪らず
深く、満足そうな吐息が口から零れる。**]
[彼女が欲しがる時にきちんと形を保てる精力の強さを持っていて良かったと思った。
何度でも高みに昇れる女性と異なり、男性は射精を繰り返せば勃起も難しくなる。
しかし自分のそこは雄々しく上向き、花に飲まれるのを待っていた。]
っは、 あ……ッ
[湯よりも熱い胎内がねっとりと包み込んでくる。
焦らされた分、彼女は幾分性急に腰を下ろしたように感じた。
浮力も手伝って、快楽に尻が浮く。
それは図らずも彼女の奥を自ら迎えに行くような恰好になり、先端がこつんと当たるのが分かった。]
……すげえな、あんだけしたのに、まだ奥までぬるぬる……
[彼女の細い腰を掴んで浮かせ、下ろすと同時に突き上げる。
かき混ぜられた湯が顔にかかるのが難点だが、湯舟の中の座位は動きやすく気持ちが悦い。
眼前でぶるんと震える胸に顔を埋めて、突き上げながらちゅぱちゅぱと先端を吸った。
弄りすぎて熟れた色になっているが、痛みはないだろうか。
此方から見れば、「美味そう」としか思えない色なのだが。]
っく、 は、 は……イイ、
セックス気持ち悦い、な……?
[揺らすのを一度中断し、押し付けた先端でぐりぐりと奥を犯す。
自分がはいっている場所を示すように、人差指で外から腹をつついた。]
此処まで飲み込んでる。
此処にまた出してやるからな?
イくまでつきあってくれよ?
[それは、今度は射精まで長くかかりそうという宣言だった。*]
んあああっ♡♡♡
[反射で腰をつき出す彼に
焦れていた分強い快感が押し寄せる。
彼が突き上げるたびに
ずんずんと甘い振動が子宮に響き
堪らなくなって膣をきゅうきゅうさせながら
夢中で腰を振りたくった。]
うんっ♡うんっ♡
てんがんっ♡せっくす♡きもひいっ♡きもひいよぉ♡
はああっ♡♡ちくびっ♡吸っちゃ、ふあああんっ!!
[腫れた胸の頂を彼の舌がねっとりと吸えば
それもまた快感を後押しする。
むしろもっと食べてほしいと胸を擦り付け、
呂律の回らない声で甘たるく喘ぐ。]
ん゛っ、ひぐっ♡♡
[ふいに彼が突くのを中断し、
奥深くーーー子宮口をぐりぐりと抉るように犯す。
指でとんとんと腹を圧され
外からも中からも追い詰められているような感覚に
どうにかなってしまいそうだった]
あ゛う゛っ♡
しょん、なぁ、らめ、て......、がっ、
おか、おかしく、なっちゃ......よぉっ♡んんん、
[日頃彼だけに余裕がある、という状況は珍しい。
その宣言はつまり、自分が果てても終わらないということでーーー
ぞくりと腰が震えたのは、未知の快楽への恐れか、それとも。**]
[呂律が回らなくなっている様子は可愛らしいのが半分、心配になるのが半分。
自分に殆ど影響がない魔法だったので自分の身体で確かめようがないのだが、思考力や言語能力が著しく下がる状態から回復出来るのだろうか。
普段の「おねえさん」という感じのしっかり者の口調も好きなだけに、これ以上乱すのが少し怖くなった。
とはいえ。
セックス中に嫁が「おかしくなっちゃう」なんて口走っているのに「じゃあ止めよう」なんて言う旦那はいない。]
安心しろ、俺がずっとついてる。
[つまりはブレーキをかけるどころか「おかしくなってしまえ」と追い詰めている。
ぐりぐりと子宮口を圧し、ぎゅっと抱き締める。
どこかに行ってしまいそうならば、何度だって引き留める。]
よい……しょっと、
[繋がったまま、力を込めて立ち上がった。
このまま湯船で何度も達したら逆上せてしまうかもしれないので。
彼女を抱えたままゆっくりと歩く。
浴室を出て、部屋の中へと。
振動でぐちゅぐちゅと音が鳴り、床が濡れたが今は気にしない。
ふかふかのベッドに繋がったままイクリールを下ろし、正常位になった。]
やっぱり、この格好が俺は一番好きだな。
[とちゅ、とちゅ、と律動を再開する。*]
てん、がんっ ひぐぅぅ、 てんがん、!
あぁぁっ、も、やぁぁん♡
[こんな風にしているのは他ならぬ彼だと言うのに
その言葉に酷く安堵して。
縋る様にぎゅうっとしがみついて
何度も名を呼びながら甘えた。
彼に壊されるならそれも本望だ―――なんてことまで
すっかり馬鹿になってしまった頭には過る。
と言っても、きっと彼はそれを望まないだろうけれど。]
はぁぁ、 えっ!?!?
[と、不意に抱えあげられて流石に驚いた。
とは言え暴れる力も残っておらず
転げ落ちないように彼に捕まる。]
(ふぁぁぁっ♡ これ、ちがうとこ、あたるっ♡♡)
[その間も下肢はしっかりと繋がったままだから
ぐちゅぐちゅと音を立てて揺らされるたびに
中に擦れて悶えてしまう羽目になる。]
[ぼす、と柔らかいベッドに体が落とされ
何事もなかったかのように律動が再開された。
とちゅとちゅと自分に覆いかぶさる彼の声はどこか優しく、
甘やかな快感が再び全身に広がっていく。]
わ、たしも、 ぁぁんっ、 いちばん、すきっ
すきぃ、てんがん、 すきっ
てんがんっ だいすきぃ……っ♡
[正常位も、彼に抱かれることも、
何より彼自身のことが好きだ。
理性が溶けていてもそれだけは確かで。
キスをねだって腕を伸ばし、
蕩け切った顔で彼を見つめる。
一度突かれるたびに子宮がきゅうと疼き、
また高みに昇ろうとしていた。**]
[呼ばれる度に胸が切ないような心地になった。
彼女がこのまま快楽に堕ちて嬌声だけが口から出るようになっても、多分「テンガン」という言葉は最後まで残ってくれるのだろうなと思う。]
うん。
イクリール、 いっぱい聞かせろよ。
はっ、ぁく……っ
イクリー、ル……
[湯から上がると、流石に連続で射精して疲労が溜まっている身体では彼女を抱き上げるのも「軽々」という訳にはいかなかったが、それでもバランスの悪い体勢でも危なげなくベッドまで辿り着く。
その間、断続的に締まる彼女の膣に絞られて、何度も呻いた。
呼び返す彼女の名前も途中で途切れがちになったが、荒い息の中でも億劫がらずに呼び続け。]
おぅ、すきだよ、イクリール。
一番。愛してる。
ずっと、ずっとだ。
やっと俺のになったんだ……
[抱き締めてキスを交わす。
もう動く腰を止められなくて、同時にキスをしようとするものだから、途中で歯をぶつけてしまった。
そんな初心者じみた行為も自虐する余裕はなく、ただ届く範囲にキスを落としながら腰を振った。
いつもよりも長く犯していると、鼠径部に甘いしびれが走る。
きっと今日射精できるのはこれが最後。
彼女と一緒が良くて、タイミングを探す。*]
[お互いに荒い息の中名前を呼びあい
時々歯に当たったりしながらキスを重ねた。
もう何度も達しているからかもしれないけれど、
登り詰めていく快感は激しさよりも
どこかふわふわとした、
身体の芯から溶けていくようなもので。
深い快楽と満足感と愛しさだけで
頭のなかがいっぱいになっていく。]
うんっ、てん、あぁ、てんがん、♡
ずっと、いっしょぉ......っ♡
[限界を迎える瞬間まで
彼と共に感じていたくて
ぎゅうっと腰に両足を絡めてしがみつく。]
あ、らめ、あぁぁあ、いっ、くっ、
っ、んんん゛............っっっっ!!!
[最後の絶頂は声も出なかった。
深い快楽の渦に飲まれ、
熱を感じながら中を締め付け
彼も満足するのを感じ取ったなら。
伸ばした手ですり、と彼の頬を撫でる]
......ぁ、はぁ、ぁぁぁ......♡♡
てん、がん、......あい、して、る......
わたしの、......だんなさま......♡
[ぷつ、と糸が切れたように
意識が遠くなっていく瞬間、
へにゃりと微笑んで言葉を送る。
生涯の伴侶に、これからも心からの愛を。**]