人狼物語 三日月国


85 王都グルームズの夏の祭典

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 新妻 イクリール


うん。ほんのり甘くて美味しい。
確かに村で採れる果物とはちょっと違う味かもね。

[カップに差された
麦藁のストローを一口啜り、
そう感想を漏らした。

見た目の印象よりもさっぱりとした
まろやかな甘味が乾いた喉を潤してくれる。

尋ねながら強請る様に首を傾ける彼に
一瞬きょとんとしたのち、くすりと笑って]

はい、どうぞ。

[麦藁を咥えやすいよう、
口元までカップを持っていく。]
(23) 2021/07/20(Tue) 18:26:45

【人】 新妻 イクリール



[彼を眺めながら。
家だったら口で移してるなって、
ちょっとだけ脳裏には過ったけど、流石にここではね。]

 
(24) 2021/07/20(Tue) 18:31:50

【人】 新妻 イクリール


どうかしら。
…でも、あんまり美味しくないんでしょ?魔物。
好きな人は好きって言うけど
何だかんだ食べたことはないのよねー。

[魔物狩りコンテスト、
確かホテルの催しはそんな名目だった。

魔物食い。
癖が強く良く言えば珍味、
悪く言えばゲテモノのイメージがついて回るが
都会の人間の感覚はまた違うのだろうか。

一体どんな料理が出されるのだろうと
一抹の不安を覚えないでもないのだが、
そこは支配人を信じよう。信じていい筈。多分。]

魔物狩りってどんなことするのかなあ。
私も役に立てればいいんだけど。

[そこまで構えなくて大丈夫ですよ、
と手紙には書いてあったものの。
狩りと言う言葉のイメージ的に、
体力が入りそうな想像をしてしまう。

ジュースを飲み干し、魔法を使う彼にそんなことを話しつつ。
洗ったカップはハンカチに包んでバッグの中に入れた。
これも記念の一種ってことで。**]
(25) 2021/07/20(Tue) 18:43:15

【人】 新妻 イクリール

えー、両親の他は学校の同僚でしょー、
それに村の友達にも配りたいし…

[尋ねられ、指を負ってカウントする。>>26
何だかんだと土産を買っていると
結構な量になってしまいそうだ。
彼は職業柄付き合いも多いから余計だろう。
今更のように、持って帰れるかどうか少し不安。]

王都だし、それこそ魔法で
荷物を転送してくれるサービスとか
あるんじゃないかなあ。

[アッシャーでは人力に頼るしかないが、
技術の発展した王都ならそういうものもあると思いたい。
まあ、ただでってわけにはいかないだろうから
ある程度の出費は覚悟しなければいけないだろうけど。

出費、と言えば旅行用の財布は自分が預かっていた。
自分に甘い彼があれこれ買いすぎないように、と思ってのことだが
むしろ自分の方が浮かれて散財しないように注意しなければ。
内心気を引き締めつつジュースを啜る。]
(33) 2021/07/20(Tue) 21:55:15

【人】 新妻 イクリール


でしょ。
甘すぎなくて、私結構好きかも。

[麦藁を一口すすった彼に笑い。>>27
流石にこれは持って帰れないだろうから
ちょっとだけ残念に思いつつ。

手を引っ込めようとした所で
ふいに口を離す彼と目が合った。]

…………、


[舌先が麦藁を撫でるように動く。
含むような表情も相まって、
どことなく不埒なことを連想させた。
爽やかな青空には似つかわしくない眼差しは
過った下心を見透かされたような気もして。]
(34) 2021/07/20(Tue) 21:56:54

【人】 新妻 イクリール



…エッチな顔してる。



[誤魔化すように。
カップを持った人差し指で
むに、と彼の頬をつついて、離した]
(35) 2021/07/20(Tue) 21:58:08

【人】 新妻 イクリール

そうよねー。

私もそういうの売ってるの見たことはあるけど、
わざわざ食べようって気にはあんまりならなくて。

まあ、でも食わず嫌いしてるだけかもしれないし。
食べて見たら意外といける!ってなるかもよね。

[不安な反面、興味深くもある。
まあ口に合わなかったら
それはそれで話の種にはなるだろうし。
そんなことを考えつつ話はコンテストの内容へ。]

あ、なるほどね。
確かにそういう考え方もあるわね。
そう思うとちょっと気が楽かも。

[まあ、もし言葉通りの「狩り」をするのだとしても
警官として訓練を積んだ彼であれば
恐らくこなせるんじゃないかなとは思うけど。

その場合自分は完全に足手まといになってしまうので
出来ればあまりハードな内容でない方が好ましい。
せっかくなら二人で一緒に頑張りたいしね。

手を握る彼にうん、と頷いて、表情を和らげた。]
(36) 2021/07/20(Tue) 21:58:37

【人】 新妻 イクリール

[さて、そんな話をしながらホテルへ。
話に聞いていた通り駅からはすぐ近くだった。
白を基調とした大きな建物は
高級ホテルらしく上品で豪華な作りだった。

圧倒され、思わずロビーで立ち尽くしてしまう。]


あ、はい。ええと、…しゃ、シャムスです。
この度はお招きいただき有難うございます…!


[明るい声で出迎えるホテルのスタッフに、
慌ててぺこりと頭を下げた。
支配人が居れば挨拶したかったが忙しいのだろうから
この場ではスタッフに礼を言うに留め。

部屋を聞かれて、映し出されたホログラムの一覧を見る]
(37) 2021/07/20(Tue) 22:00:02

【人】 新妻 イクリール


えっ…ええーー……何だか、
随分いっぱいあるのね。

[急に言われても、どれもこれも煌びやかで目移りしてしまう。
あわあわしながら眺めていたが、
ぱっと目についた部屋を指さして。]

じゃ、じゃあ、これがいいかな。

[選んだのは、花びらが浮かぶ大きな風呂がついている一室。**]
(38) 2021/07/20(Tue) 22:03:57

【人】 新妻 イクリール

[広々としたホテルのロビーは
外の喧騒が嘘のように落ち着いていた。
人気がないのはプレオープンの段階だからなのだろうか。
ひとまず受け付けを済ませ、促されるまま部屋を選ぶ。

一覧を見る限り内装のバリエーションも豊かで
延々と迷ってしまいそうだったので、
分かりやすく豪華そうな部屋を指定した。

花の浮かぶお風呂が物珍しくて
興味を惹かれたと言う
単純な理由だったのだけれど。
テンガンの希望はないのだろうか。>>40

ちらりと様子を窺えば、
得意げな顔が見えて>>41
ちょっと噴き出しそうになってしまった。]
(44) 2021/07/21(Wed) 14:48:25

【人】 新妻 イクリール

[大きな荷物をスタッフに預け、
キーを貰って部屋に向かう途中、
テンガンが先程話したことを聞いてくれていた。

転送魔法については
どうも役所にゲートがあるらしい>>42
それに、コンテストの内容についても。>>43

あくまでホテルのオープン記念イベントの為、
一般人でも気楽に参加してほしいこと。
それこそ果物狩りだとか、魚釣りだとか、
そう言う感覚で捉えて大丈夫なようだ。

魔物の森についても
そこまで深くまで入らない限り
凶暴な魔物はそうそう出てこないようなのでまずは一安心。

ついでなのでその場でエントリーを済ませてしまうことにして。]
(45) 2021/07/21(Wed) 14:49:42

【人】 新妻 イクリール


わ、すごーい、広い!
ねえテンガン、綺麗ね!海が見える!


[扉を開けた瞬間、歓声をあげ
思わず部屋の中央で
くるりと回転して見せた。

案内された部屋は広々としており
白を基調としたシックな空間だった。
キングサイズのダブルベッドの他、
開放的なバルコニーがあり、
海やホテルのビーチが見える。

先程ホログラムで見た通り
部屋内にはゆったりとした浴室がついており、
全身が映る程の大きな鏡が設置されていた。

流石にまだ湯は張られていない為
備え付けの花弁セットが洗面台付近に置かれている。
入る時に浮かべて下さいということらしい。]
(46) 2021/07/21(Wed) 14:52:30

【人】 新妻 イクリール

[子供のように一頻りはしゃいで見せた後、
大きなベッドにぼふっと腰を下ろした。

時刻は昼前。
本格的にコンテストに参加する前に
腹ごしらえをしておきたい頃合いだ。

ベッドサイドのボードには
宿泊施設の案内が書かれた冊子が置いてあったので
ぱらぱら捲りつつ。

BBQは夜から。1階にはバーやレストランがある。>>30
頼めば部屋で食事を摂ることも可能なようだ。
ご丁寧に魔法仕掛けのベルが置いてあり
これを鳴らせばスタッフが来てくれるらしい。]

へ――… ほんとに至れり尽くせりなのねえ。
取りあえず、レストラン行く?ご飯食べようよ。

[傍らの彼にそう声をかけてみたが。**]
(47) 2021/07/21(Wed) 15:04:05

【人】 新妻 イクリール

[ガコガコと音を立てて動いていた昇降機も
恐らくは魔法を動力としているのだろう。
どういう仕組みなのか気になる所だが
それよりも部屋の広さに意識は持っていかれた。

バルコニーから見える砂浜に今は人はいないが
確かに人がいてもこの高さからは見えないだろう。
防犯的な意味でも安心と言える。]


途中でお腹が減って動けなくなっても困るしね。
それにホテルの食事、どんなのか興味あるじゃない?


[食い意地が張っているみたいでちょっと恥ずかしいけれど
王都の料理は純粋に楽しみ。
どうもホテル内での食事まで招待の内に入るようで
こんなに良くして貰っていいのか、
全く頭が下がる思いである。]
(52) 2021/07/21(Wed) 17:19:23

【人】 新妻 イクリール


あ、じゃあ、そうね。
ちょっとだけ待ってて。

[そう言いながらも彼の腹が大きな音を立てて
思わず顔が笑ってしまった。

食後に外を散策するのなら
このままでは動きづらいだろうから
ラフな格好に着替える。

白いノースリーブニットと
ベージュの膝上ショートパンツ。
薄手のカーディガンを肩から羽織った。

あまり待たせるのも申し訳ないので手短に。
最低限の荷物を入れたバッグを持って、
彼の手を取り部屋を出ることにする。]
(53) 2021/07/21(Wed) 17:31:38

【人】 新妻 イクリール

[再び来た道を戻り1階へ。

レストランに入り案内されるまま席に着く。
厨房からは良い匂いが漂って来て、
こちらもお腹が鳴りそうだ。

メニューボードを眺めれば定番の肉や魚をはじめ
中にはヨンミーfoodハム野菜サンドfoodなんてのもあるが。]

……これ、どういう料理なんだろ。
あんまり味の想像ができないわね。

[馴染みの肉や魚以外に幾つか見慣れない響きのものもある。
不思議そうに首を傾けつつ、どれにしようか暫し思案。**]
(54) 2021/07/21(Wed) 17:56:48

【人】 新妻 イクリール


あはは。
ちょっと大胆だったかしら。

[確かに、普段はロングスカートを着ていることが多いので
あまりこういう格好はしない気がする。
改めて指摘されるとちょっと恥ずかしいけれど
ドキドキして貰えるのなら偶には悪くないかな、って。

再び手を繋ぎ、明るい陽光が差し込むレストランへ。

ヨンミーとは一体なんだ。
首を傾げているとレストランのスタッフが説明してくれる。
どうやらデザートらしいと聞けば成程と感心した。
世の中まだまだ知らない食べ物はある。]

あ、そうね。
せっかくなら色んな味を食べてみたいし、
そっちの方が嬉しいかも。

[シェアの提案>>58には快く頷いて
メニューを読み上げるテンガンの声に耳を傾ける。
何を頼もうか考えながら運ばれてきたお冷に口をつけ。]
(62) 2021/07/21(Wed) 22:40:34

【人】 新妻 イクリール


…………っ、


[思わず水を噴きかけた。>>59]

ちょ、こんな所で何言ってるのよ!
言われなくてもそんなの食べないわよっ。
あ、いや、そんなのってのはテンガンのことじゃなくて 
……って、何言わせるのよ!もう!

[付け加えられた台詞は
フォローのつもりなのだろうけれど
余計に墓穴と言うか。
むしろこっちが墓穴を掘っていると言うか。

思わず顔を赤らめていると
いい笑顔のスタッフが声をかけてくるものだから>>60
無駄にわたわたと慌ててしまう]
(63) 2021/07/21(Wed) 22:43:32

【人】 新妻 イクリール


あっあの!
このソーセージ詰め合わせってやつと、
ハム野菜サンドで!
それから飲み物はルイボスティーでお願いします。


[焦っていたのでメニューの中で
目についたものをそのまま注文したが、
自信ありげなスタッフを見ていると
然程悪いチョイスではないのではなかろうか。

彼もブレッドを頼むようだしね。
焼きたてのパンはきっとおいしい。*]
(64) 2021/07/21(Wed) 22:46:59

【人】 新妻 イクリール

ほんと?だったらよかった。
村ではしないわよー。目立っちゃうじゃない。
生徒たちにも色々言われそうだし。

[職業柄そこまで派手な服装はしないし
小さな村の中ではそもそも浮いてしまう。
なので足を出すだけでも自分的にはちょっと冒険。

はしたないって言われないかなと
少しだけ懸念もあったけれど、
彼にも好評なようで良かった。>>65
内心の独占欲やら下心やらは無論知る所ではなく。

うきうきと上機嫌に
レストランの入り口を潜る。]
(70) 2021/07/21(Wed) 23:57:44

【人】 新妻 イクリール

[彼の発言の方に意識が持っていかれたが>>66
確かに自分だってしれっとそんなメニューが出てくるとは思わなかった。
まあ夫婦用に、と言うのは割とありそうな話ではある。
一種の縁起物と言うか。

慌てる此方を余所に、
減った冷水を継ぎ足して
爽やかに去っていくスタッフは
流石、プロと言うべきか。

………気を取り直して注文を。

気が付けば若干パンが多くなってしまったが
自慢らしいし、肉魚は夜に食べる(つもり)だし、
まあいいか、な気持ち。]
(71) 2021/07/21(Wed) 23:59:09

【人】 新妻 イクリール

[程なくして運ばれてきたサンドウイッチは
ハムに卵、トマトやレタスなんかの
野菜がたっぷり入ったオーソドックスなもの。

色鮮やかな断面は食欲をそそるが
見た所そこまで見慣れない食材はないように見える。
全体の半分を彼の方にあげて、自分の分を一口。]

あ、なんだろ。このソース。
クリーミーでおいしい。

[甘くてまろやかなソースの中に、時々ピリリと刺激が走る。
パンは流石に自慢と言うだけあってふっくらしていて美味しい。
付け合わせでついてきたオニオンスープともよく合う。]
(72) 2021/07/22(Thu) 0:02:26

【人】 新妻 イクリール

[ソーセージの詰め合わせの方は
何種類かの盛り合わせになっているようだった。

その中のひとつを小皿に取り、
フォークに指して頬張れば
パリッとした食感と共に肉汁が広がる。]

ん。んんん。
結構辛いかも、これ。
おいしいんだけど。

[中に練り込まれている香辛料が強い。
食べた瞬間はそこまででもないが
後からじわじわ辛さがやってきて
思わず涙目になってしまった。

ごくりと嚥下した後に水を飲んで中和し、
別の種類のをつつくことにしよう。**]
(73) 2021/07/22(Thu) 0:08:44

【人】 新妻 イクリール

[彼の独占欲が強いことに関しては、
普段から割と赤裸々なのもあり
それこそ恋人になった当初から
薄々何となくは知っているのだけれど。

それでも彼自身、
全ては見せないようにしているからか、
わかっていない部分もままあるのだった。
たとえば知らない男に見られるのはOKでも
村の男は嫌だとか、そういう細かい機敏。

ちなみに独占欲や嫉妬心の類は、
自分も決して薄い方ではないのだけれど。
彼が丹念に愛を注いでくれるので、
そこまで問題になることは少ない。気がする。
余談ではあるが。]
(78) 2021/07/22(Thu) 20:30:20

【人】 新妻 イクリール

あー、ガーリック。
隠し味的なものものなのかしら。
素人にはよくわからないけど、美味しいわね。

[テンガンがキノコとソーセージで
器用に自前のサンドウィッチを作っていく。
おいしそうで感心しつつ、
ソースの代わりに少しだけマリネを貰った。
ハムサンドに挟んでみるとまた違った味わいになる。

ソーセージの辛さを水で宥めつつ
違う種類のものを食べてみれば
先程のものとは違って太めで柔らかい食感で
中にチーズが入っているようだった。
とろりと垂れそうになったのを舌で掬い、
見方によっては若干センシティブな絵面かもしれないが、
ごくごく普通のソーセージです。


さまざまな味を楽しんでいると、
テンガンが追加注文をするようで]
(79) 2021/07/22(Thu) 20:45:13

【人】 新妻 イクリール

......海の魔物???


[どうやらよくわからない海産物のパスタと迷っているようだ。

形状を想像するとなんだかグロテスクだが、
スタッフに話を聞く限り
こうあたりでは割とポピュラーに食べられている魚介らしく。
別に魔物というわけではないらしい。

とはいえあまり味の想像がつかないのは確か。
色もなんだか不安を煽る感じだし。
もぐもぐとソーセージを租借しながら少し思案し、
決意したように頷いて。]
(80) 2021/07/22(Thu) 20:48:22

【人】 新妻 イクリール


......よし、その.....なに?
グルームズスクイーズ??
食べてみましょう!

なんたってこれから
魔物食食べるんだもの、
チャレンジ精神は大事よね。

[せっかくの旅なんだから
ちょっと冒険してみたい感もあるし。
あとは単純に好奇心が上回った。
少々アレなものが出てきても
二人ならなんとかなる。よね??**]
(81) 2021/07/22(Thu) 20:49:41

【人】 新妻 イクリール

[ホテルのスタッフが語ってくれる蘊蓄は
素直に勉強になるのでふむふむと聞き入った。
やっぱりこの際だから未知のものには挑戦してみたい。]

あはは、ありがと。
もし駄目だったら一蓮托生ってことで宜しくね。

[なんて軽口を叩きつつ、2人で笑い合った。
こんなチャレンジ精神も
快く受け止めてくれる彼には
いつも安心感を貰っている。

パスタを注文して運ばれてくるまでの間暫し
グルムーズスクイードとやらの想像を巡らせていた。
もしかしたらこの後海で採れたりするのかしら、なんて。]
(87) 2021/07/22(Thu) 23:01:58

【人】 新妻 イクリール

[そんなこんなで運ばれてきたブラックパスタ。
名前の通り全体的に黒々としており、
輪切りにした切り身の上に緑の野菜が乗っている。
取り皿に分けられた自分の分をちゅるっと啜って。]


……へー!うん、美味しいわね。
色からは想像できない感じの味だわ。


[黒は焦げを連想させるがそれとは全然違い、
甘味と苦みが混じったような不思議な味だった。
濃厚なコクがまろやかに口の中に広がり、
ハーブの風味が魚介特有の生臭さを消してくれている。

もぐもぐと咀嚼した後にふと彼を見ると
口の周りが黒に染まっていて、
思わず笑いがこぼれてしまう。

が、つまりは自分もそうなっているということで。]
(88) 2021/07/22(Thu) 23:02:51

【人】 新妻 イクリール


ああ、これ、歯が汚れちゃうのね。
あんまりデートには向かないのかも。


[自分達は今更その程度で
どうこうなるような間柄ではないからいいけど。
外出前にしっかり歯磨きをする必要はありそうだ。
流石に黒い歯のまま人前に出るのは恥ずかしい。

気に行って食べた為か、少しお腹が膨れてきた。
そろそろデザートでも頼もうかな、と再びメニュー表を眺める。

外は暑いし、アイスクリーム系から何か選ぼうかと。
先程頼んだドリンクもデザートと一緒に運んで貰おう。*]
(89) 2021/07/22(Thu) 23:07:12