人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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到着:人魚 メロウ

【人】 人魚 メロウ

[ぱしゃ  ん……]
(14) 2023/03/18(Sat) 2:32:48

【人】 人魚 メロウ

 はぁ……

[退屈、なんて呟いて、入り江の岩の上
尾鰭でもう一度水面を揺らした

ぱしゃん]
(15) 2023/03/18(Sat) 2:33:53

【人】 人魚 メロウ

[「海の生まれは退屈知らず」なんて誰が言ったのかしら?
それはきっと海の中を知らない陸の人ね
海の中は綺麗で、だけど結構賑やかで
国の領海では追いかけっこはしても命を脅かすものはいない
(もちろん、食料になる魚や貝は別物だ)

毎日楽しく(一応仕事や勉強もあるけど)過ごせる国
常に平和というわけでもないけれど、大きな争いがあるわけでもない

だけど、たまには
そんな毎日に飽きることだってあるのだ]
(16) 2023/03/18(Sat) 2:35:09

【人】 人魚 メロウ

 何か変わったことでも……あら……?

[ふと見上げた空の上、ひらひらと「何か」が舞い降りて来るのを見つけた
海鳥の羽とは違うそれを捕まえようとして届かなくて

ぱしゃん、と海の中へと落ちた*]
(17) 2023/03/18(Sat) 2:35:45

【人】 人魚 メロウ

[落ちた海の中、水面に漂うそれを捕まえる
くすくすと笑う声がして振り返ると、幼馴染がそこにいた]

 もう、見てたなら楽しそうかくらいわかるでしょ!

[パシャ、と水を撥ねさせたけれど彼には届かない]

 そーよ、暇してたの
 でも、そんなことでここまで来ないわよね、ルトリス?

[じっと、彼の手元で揺れるものを見つめて問いかける
自分の手の中にあるものが何かと確かめもせずに*]
(18) 2023/03/18(Sat) 2:42:53

【人】 人魚 メロウ

 お茶会?
 ええ、噂だけは聞いてるわ、鳥が教えてくれたもの

[だって、退屈の虫が疼いたのはそのせいだもの
知らない国の不思議なお茶会なんて、気にならないはずないじゃない?]

 招待状が降って来た?
 って、え? もしかして、これ?

[言われて初めて手の中にある「それ」を見た
海に落ちた筈なのに全然濡れてないそのカードには確かに
「不思議の国のお茶会に招待する」ということが書かれていた]
(19) 2023/03/18(Sat) 2:46:52

【人】 人魚 メロウ

 え? いいの?
 だって私、招待されるような身分じゃないわよ!?

[だって、女王様のお茶会だもの、そう言う人が招かれるものだと思っていたの
そう言った私にルトリスはかいつまんで説明してくれた
どうやら女王様は適当に盛大に招待状をバラまいた、らしい
それを受け取ったなら、誰でもお茶会に参加することができる、って
だけど]

 それに、私陸には上がれないもの……

[水の中では優雅な人魚でも陸ではロクに動けない
そんなことは彼もわかっているはずなのだけど……*]
(20) 2023/03/18(Sat) 2:48:19

【人】 人魚 メロウ

[水の中の民が陸に上がるには、特別な方法が必要で
それはちょっと高価だから無理だって思ってた、けど]

 
……そこはただじゃないの普通!?


[うっかり本音が出てしまった
でもそれは、国が行っておいでと言ってくれているのと同じで

多分きっと、こんな機会はもうないって思ったの]

 行くわ!
 ねえ、わざわざ話しに来たんだもの……一緒に行ってくれるのよね?

[まさか一人でなんて言わないだろうって目で彼を見る
誤魔化すようなら思いっきり拗ねてあげるんだから*]
(21) 2023/03/18(Sat) 2:53:00

【人】 人魚 メロウ

 それならそうって初めから言えばいいのに

[ちょっとだけぷくっと拗ねて見せる
ルトリスはどうにもそう言う反応も楽しんでるみたいで癪に障るけど
でもそんなふうに構ってくれるのも彼だけだから嬉しいのよね]

 そうね……わざわざ海から出るもの好きがそうたくさんいるとも思えないけど
 一人一人で調整するって聞いてるし、すぐに行ってみるわ
 「格安」がどれくらいかも気になるし

[もし手持ちで足りなかったら困る。無理難題は言わないと思うけど]

 ええ、港でね!

[立ち去るルトリスにそう言って海へと潜った
初めての陸、外の世界にちょっと不安になった
そんな顔は見られたくなかったの**]
(22) 2023/03/18(Sat) 2:57:53
人魚 メロウは、メモを貼った。
(a3) 2023/03/18(Sat) 3:14:36

【人】 人魚 メロウ

[ルトリスと別れてから、私は聞いたとおりに「館」に向かったの
「館」と言っても入り江から入れる洞窟の奥にある、海の住人に古くから守られてきた場所
昔から海の民には地上に出るための魔法や薬が伝わってる
だけどうっかり使うと危険だから、今は国が管理して魔法に長けた人たちがそれを処方している

いわば「お役所」のような物なのだけど、海の民にとっては不調やらの相談もできる場所]

 こんにちは! 

[洞窟を進んで広間になったところで声をかけた
人がたくさんいるかと思っていたけれど、待合所には誰もいなくて
声をかけてすぐに、奥から「ばば様」が顔を見せて
私はちょっとだけ緊張したの]

 「おや、これは珍しい。今日はどうしたね?」

[優しい声でそう訊いてくれたから、私も落ち着いて話すことができたわ]
(23) 2023/03/18(Sat) 15:25:30

【人】 人魚 メロウ

 「あぁ、お茶会に行きたいんだね?」

[そう言われて頷いた、そうして気になっていたことをまずは訊いてみることにしたの]

 それで、いくらくらいかかるのかしら……格安、とは言われたのだけど……

[それによっては諦めるしかない
でも、ばば様は笑ってこう言ってくれたの]

 「そうだねぇ、土産話と不思議の国のお茶菓子、それで手を打とうじゃないか」

[私がびっくりしていると、「お金がないなら行かせない」ってのは無粋だろう?って言って
私はすぐに、お願いしますって、そう言ったの]
(24) 2023/03/18(Sat) 15:26:52

【人】 人魚 メロウ

 「その前に、今すぐやっていいのかい? 持ち物の用意はできてるかい?」

[施術をしたら戻すまで海には潜れない、そう言われて、何もしてないことを思い出した
そもそも、陸の上で必要なものって何だろう?]

 「まずはお金さね。と言っても、海じゃそう使わないからねぇ……売れそうなものを持って行くといいよ
 あとは櫛と飾り物かねぇ……」

[言われたものに頷いて、取りに行ってくると言ってすぐに水に潜った
だってその方が早いもの**]
(25) 2023/03/18(Sat) 15:28:18

【人】 人魚 メロウ

[住処に戻って必要になりそうなものを小さなポシェットに入れていく
サンゴや白蝶貝の髪飾りは、いざとなったらお金のかわりになりそうだ]

 綺麗な貝殻って、外の人に人気があるのよね
 真珠やサンゴも……それと、螺鈿細工に使うのは何だったかしら?

[どれもこの国の貴重な輸出品だ
そういうものを海底から拾ってくるのは私たち海の民の仕事]

 これでいいかしら……
 陸に上がるなら服も必要かもだけど、さすがに持ってないし……
 そのあたりは相談してみましょ

[小物を詰めたポシェットをかけて住処を出て
ばば様の待つ館に戻りましょう]
(39) 2023/03/18(Sat) 22:26:53

【人】 人魚 メロウ

 来たわよ、ばば様ー

[待合場所で声を掛けたらばば様はすぐに出てきてくれた]

 「お帰り、用意はできてるよ
 でもその前に相談して細かい調整しないとね」

[おいで、と言って水際に椅子が用意された
水の中から椅子へと移ると、椅子が動いて部屋の奥まで運ばれて
「昔からある魔法の椅子」って説明してくれた後で、いくつかの質問に答えることになった]

 「それで、人とそっくりにするかい?
 それとも、人魚の面影を少し残すかい?」

[それが最後の質問
私は少し考えてこう答えたの]

 少しだけ残しておきたいわ
 だって、その方が何かのきっかけになりそうだもの

[不安はあったけれど、その方がいいって思ったの]
(40) 2023/03/18(Sat) 22:28:29

【人】 人魚 メロウ

 「そうかい、それじゃそうしよう……ちょっとお待ちよ」

[そう言って、傍らの机の上にあった器に何やら加えると呪文を唱えかき混ぜた
不思議な匂いが鼻をくすぐって、ほんの少しだけ世界が揺れた]

 「さてできた、お前さんのための特別な奴だ
 危ないからこっちの寝台にお上がり」

[言われるままに椅子から寝台へ移ると器を渡されて]

 これを飲めばいいの?
 「ああ、出来るだけ一気にお飲み、不味いからね
 そしたら眠くなるからね、その間に仕上げをしておくよ」

[くん、ともう一度匂いを嗅いで、言われたとおりに一息に飲み干した]
(41) 2023/03/18(Sat) 22:30:06

【人】 人魚 メロウ

[
まっっっっずい!!

なんて思う間もなく意識が遠のく

ねえ、これ、睡魔じゃなくて、不味くて気絶 なんじゃないか し、ら?


ぱったり**]
(42) 2023/03/18(Sat) 22:32:08

【人】 人魚 メロウ

[きぜ……眠りに落ちてどれくらい経ったのかしら
「終わったよ」という声にゆっくり目を開けて体を起こしたの]

 …………

[恐る恐る向けた視線の先、尾鰭だったところには綺麗な二本の「脚」があった]

 「どうだい?どこか辛いところは無いかい?」

[私はすぐに首を振った、だって、だって言葉にできなかったの
綺麗な脚、その足首にはお願いした通りに小さなヒレが残ってる]

 凄い……素敵、ありがとうばば様
 「さて、それじゃ立ってごらん?
 そのままじゃ外に出られないだろう……とっておきを用意したからそのままでいるんだよ?」

[そう、水の中では胸元は隠してても尾鰭はそのままで
それをそのまま脚にしたら何もない……あ]
(100) 2023/03/19(Sun) 17:31:45

【人】 人魚 メロウ

 「大丈夫、ほぉら」

[急に恥ずかしくなって隠そうとした私を励ますようにばば様は言って
手にした布をふわりと私に巻き付けた、すると]

 ……わぁ……ばば様、これ……

[私に触れたとたん布はその姿を変えたの
胸元を緩く包む尾鰭と同じ色、そうして腰から下も同じ色の布が包み込んだ
知ってる、これは「スカート」というものだ
巻きついた端を止めるのは貝殻のボタン
浜辺に寄せる波のようにふわりと裾が揺れた]

 「気に入ったかい? あぁ、気にしないでおくれ、いつもやってることさ」

[気に入った、というように何度も頷いた
そうしたら、最後にばば様は履物を出してくれた
可愛い、真珠のついた……サンダル、というのだったかしら?]
(101) 2023/03/19(Sun) 17:33:05

【人】 人魚 メロウ

 「初めてだからね、慣れるまではゆっくり歩きな
 一応、マメや靴ずれが出来ないようにしてあるけど、転ぶのは防げないからねぇ」

[サンダルは私の足にぴったりで、ひもで止めたら足首のヒレはまるで飾りのようにみえた]

 ありがとう
 そうだ、どれくらい時間が経ったのかしら?
 港で、って言われたの……時間は決めてないけれど

[まさか何日も過ぎたとかはないだろうけど]

 「大丈夫、小一時間ほどしか経ってないさ
 しかし港かい? 海から行くのとここから行くのとでは勝手が違うよ?」

[あ、そんなこと考えてなかった]

 そうね、辿り着く前に力尽きたらどうしましょ……
 「おやおや、それじゃ道案内を付けてやろう」

[そう言って一つの光の玉を呼んで私に差し出した]
(102) 2023/03/19(Sun) 17:34:25

【人】 人魚 メロウ

[これについていけばすぐに港につけるよってばば様が笑った
外に出るのもついていけばいいからと言って]

 「行っておいで」

[と肩を押してくれた]

 本当にありがとう
 いいお土産をたくさん持って帰ってくるわ、待ってて!

[そうして私は初めて自分の足で歩きだした
ふわふわと飛ぶ光を追いかけで洞窟の出口へと

しばらくして出口の光が見えて
私は大きく深呼吸をしてそこから外へと踏み出したの**]
(103) 2023/03/19(Sun) 17:35:27
人魚 メロウは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/19(Sun) 17:40:43

【人】 人魚 メロウ

[外に出ると眩しくて一瞬目がくらんだ
それが落ち着いて、何処に出たのかと周りを見回して]

 えっ? どうして??

[そこは港のすぐ近くの岩場、ここからなら船着き場はすぐで
船を待つ人たちの姿の中に、何とか知っている顔を見つけ

て?]

 ルトリスー!?

[謎生物、もといラッコに姿を変えた幼馴染に駆け寄る
何にそんなに驚いたのかしら? 急に現れたせいかしら?]

 ちょっとルトリス、しっかりしなさいよ!

[ゆっさゆっさ、ルトリスは「やーめーてー」とじたばたしてる]
(117) 2023/03/19(Sun) 20:15:33

【人】 人魚 メロウ

 「え、メロウ、ちゃん?」

[声を掛けられて他に人がいたことに気付く
この人は知ってる、リヴァイさんだ]

 はい、お久しぶりですリヴァイさん
 「へぇ、やっぱりメロウちゃんか
 すごいねぇ、いやほんと綺麗で見事な変身じゃないか
 ルトリスもびっくりするわけだ」

[え?あ、ルトリスが驚いたの、それ?]

 ごめんルトリス……だってまさかいきなりここに出るとは思わなかったの

[謝ってラッコもといルトリスから手を離す
もう、ばば様もそういう事なら教えておいてくれればいいのに*]
(118) 2023/03/19(Sun) 20:16:52

【人】 人魚 メロウ

[船が出る用意ができたと声が聞こえた
ルトリスが差し出してくれた手に捕まって一緒に歩く
一人で洞窟を歩いていた時より足が軽く感じるのは何故かしら]

 船に乗るなんて思わなかったわ

[追いかけて泳いだことはあるけど、こうしてみる船はなんだか別の物みたい
みんなと一緒に甲板に出て海を見る]

 わ……すごい、陸の人はこんな風に海を見てるのね

[どこまでも続く海原
海の中にいて海は広いっていうのは当たり前だと思ってたけど
それとはまったく違う、広い広い海

ボー、と出航を知らせる汽笛が鳴る
びっくりしてギュっとルトリスの手を掴んだ]
(124) 2023/03/19(Sun) 22:25:12

【人】 人魚 メロウ

 わぁ……

[海原を滑るように動き出す船、風に髪がなびくのも新鮮で
私は初めての船をとても楽しんでいた]

 不思議の国へはどれくらいで着くのかしら?

[問いかけると、そういう事には詳しい筈のみんなが口々に「わからない」っていう
何でも、不思議の国というだけあって航路まで不思議で
「気が付いたらついていた」とか、「嵐にあって航路を見失ったのに不思議な力で引き寄せられた」とか
とにかく毎回違うんだという]

 それじゃ大丈夫なの今回?
 「それは大丈夫じゃないかな、今回は招待されてるんだし」

[きっと今回は上手くいく方だよ、ってゼーロさんが笑う
お茶会に行く船が辿り着けない、なんて、あの女王様が嫌がるだろうって

そんなことを言っていたら、周囲の海に霧が立ち込めた*]
(126) 2023/03/19(Sun) 22:26:26

【人】 人魚 メロウ

[霧はあっという間に晴れた
海の天気は変わりやすい、それは知っていたけれどこれは不思議な変化で]

 陸? さっきまで海だったのに

[誰かが不思議の国だって言ったから、私はじっとその影を見つめたの]

 あれが不思議の国なのね……

[遠くからでも海原の国とは違うのがわかる
船員さんたちが慌しく動いているのが見える

初めての異国に降り立つまで、あともう少し**]
(127) 2023/03/19(Sun) 22:30:02