人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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視点:


【人】 四角形の記憶 卯波


  真っ直ぐに落ちて照らす熱に浮いて
  塩っ気を感じる遠くからの風に靡く
  夏の緑たちの心地良く柔らかな香り
  故郷が持つ鮮やかな風景が広がって
  けれどふと掻き消えてしまいそうな

───そんな世界を、
俺は四角形の枠の中に収めるのです。

「髪置兄さんは元気だなあ」

カメラから顔を上げて、
聞こえてきた声に思わず顔を綻ばせる。

「そういう清和の兄さんは、
 あの頃のままじゃなさそうですけど。
 
 俺としては、
 みんな元気そうで何よりですよ」
(3) 2021/08/09(Mon) 21:14:39
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。
(a3) 2021/08/09(Mon) 21:28:54

【人】 四角形の記憶 卯波

「あはは、モモちゃんもエネルギッシュで何より」

辺りの人たちに、
『お写真大丈夫ですか?勝手に撮ってるんで』
などと許可を取りつつ。

「そういえば、慈姑婆ちゃん今日は見てませんね。
 もしかしたら畑のほうに行ってるのかも」

髪を染めたり、脱色したりなんなりした人たちのことは記憶と一致しないのか、誰か分からない様子で。
(10) 2021/08/09(Mon) 21:35:25
わぁ、可愛い窓の色だなぁ

【人】 四角形の記憶 卯波

「えっ……添木兄さんですか!?」

記憶の像と現在の姿が、
周りから呼ばれる名前で結び付けられれば、
思わず驚いて。飛び上がりそうなほどだ。

「いやあ、驚いた。誰か分からなかったです。
 イメージチェンジも馬鹿になりませんね……」
(19) 2021/08/09(Mon) 21:48:09
ぽんぽこするぞ!ぽんぽこぽんぽこぽん

っていうか救護室にぽんぽこ語りいない!?俺じゃないぞ俺じゃないぞ

【人】 四角形の記憶 卯波

「成る程、ヤンチャばかりではいられないと。
 やはり警察はキビシ〜ですね……

 俺はまあ、ぼちぼちです。
 昔っから好きだった写真一筋でおっかけてて、この夏なんか期末試験かなりギリギリでした」

赤点はなかったけども。ちいさな苦笑を滲ませて。

「モモちゃん、久しぶり。
 この頃はみんな連休だからさ、
 だからこれを機に帰ってきたんじゃないかな?」
(28) 2021/08/09(Mon) 22:03:28

【人】 四角形の記憶 卯波

「そういうそっちの子は……茜ちゃんか!
 すっかり垢抜けたね〜。久しぶり。
 いいなあ、俺んとこの学校は校則が厳しいから髪の毛染められなくて。羨ましくなっちゃう」

この前も髪切れだの言われたしな〜と。

「宵闇兄さん、そう頭から尻尾まで真っ黒だと、
 暑いに決まってますよ。見てる方も暑くなっちゃいます。真夏だからアツくなるのは音楽に対してだけにしましょうよ」

デニムのジャケットから伸びる真っ白なズボンを日に晒す少年は、見知った顔がどんどん増えてきて、汗ばむ顔をまた僅かに緩めた。
(40) 2021/08/09(Mon) 22:21:27
卯波は、全員にカメラを向けている。拒絶する姿勢を向けなければ撮っていくだろう。
(a9) 2021/08/09(Mon) 22:41:12

【人】 四角形の記憶 卯波

>>48 宵闇
「ちょっとちょっと、忘れないでくださいよ。
 宵闇の兄さんン曲と違って、俺の写真は、
 遠くの人たちにまで届くほどじゃないけどさあ」

もー、とわざとらしい怒りのポーズを露わにして。
見てるだけで暑そうだ、という言葉には偽りなく、自分の襟元を掴んで胸に風を送った。

「その少年に違いありませんよ。
 一ノ瀬 卯波。お久しぶりです、宵闇兄さん」
(51) 2021/08/09(Mon) 22:47:04
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。
(a15) 2021/08/09(Mon) 22:55:56

【人】 四角形の記憶 卯波

>>50 竹村
「あーあ、損しちゃった。
 もっと自由なところに行ってたら、
 今頃ばちばちに髪の毛染めてたかもなのに」

受け流すように笑って。

「二年、二年かー。
 十年で茜ちゃんはこんなにも変わってるのに、
 もう二年したら更なる進化を遂げたりして。

 今のうちに写真に残しておかないとね」
(57) 2021/08/09(Mon) 23:07:13
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。
(a18) 2021/08/09(Mon) 23:18:32

【人】 四角形の記憶 卯波

>>62 夕凪

「いえいえそんな、とても御綺麗でしたよ」

カメラに目線を落として、
うん、よく撮れた、と薄く微笑んだ。

「あはは……お世辞でも嬉しいです、時任の姉さん。
 お兄さんの方とは結構遊んでもらったから、もしかしたらだんだん似てきちゃってるのかも。

 格好良さってとこだと、ここの兄さん達は本当にみんなカッコいいからずっと憧れてたなあ。懐かしい」
(66) 2021/08/09(Mon) 23:26:05

【人】 四角形の記憶 卯波

>>67 宵闇

「もうほんと、兄さんも人が悪いんですから。
 そっちも随分と大きくなりましたね」

意趣返しにおっさん臭い台詞を返して、
鏡合わせのようにクスクス笑って見せる。

「十年もするとカメラも写真も、随分便利になりました。

もっと頑張って綺麗なものを撮り続けたら、いつか宵闇兄さんにも負けないくらい世界に作品を送り出せ……たらいいなあって」

是非お願いします!
カメラを構えて、笑って笑って、はいチーズ!
(80) 2021/08/09(Mon) 23:51:15
卯波は、あとでみんな揃ったら集まって撮りたいな、と言った。
(a19) 2021/08/10(Tue) 0:05:04

【人】 四角形の記憶 卯波

「茜ちゃんは都会派だからなあ……

 俺はどっちかっていうと、田舎都会より、
 もっとお兄さん達見たく力強くなりたいなあって思ってたけど。最近はちょっと鍛え始めたんですよ?」

未だ線の細さが残る肢体からは、
努力の結実がまだまだ遠いことを滲ませている。

「身長はもうそろそろ伸びなくなる頃かな……
 いいな、みんな高くて。
 御山洗の兄さんとか、本当にお山みたいです」
(88) 2021/08/10(Tue) 0:19:16
卯波は、「スイカだ〜〜〜!!」
(a22) 2021/08/10(Tue) 0:53:11

【人】 四角形の記憶 卯波

>>94 夕凪

「勿論、俺の写真で良ければ!
 いっぱい撮れるようにメモリ空けてきたので、
 まだあんまり撮れてませんけどね……」

一度大きく頷いて、
カメラをちょいちょいと弄る。

 田舎特有の爽やかな夏空の景色に、
 帰省してきた人たちの様々な表情、
 悠々と道脇を闊歩する野良猫まで。

あんまり撮れてないという言葉とは裏腹に、
既に結構な思い出の詰まった写真達が、
カメラの内側に写ることだろう。

「そうそう、添木兄さんは最初会ったとき分からなかったです……写真でしっかりと外見を覚えてたのに、それが仇になるなんて。

 昔からの知り合いに、久しぶりに会うとやっぱり舞い上がっちゃいますよね!」

わかるわかる!だの、歳若さを滲ませる相槌を打ち。
波打つ心は、今にも走り出してしまいそうだった。
(103) 2021/08/10(Tue) 1:08:05
卯波は、「スイカだ〜〜!!」(二度目)
(a35) 2021/08/10(Tue) 1:54:48

卯波は、モモちゃんはえらいねえと褒めた。
(a40) 2021/08/10(Tue) 2:17:43

 ──皆が思い思いに談笑を終え、帰路に就いた後。

 傾いた陽射しを背負って、向かう先は雑木林の中の寂れた神社。

「本当に大事なものは、ずっとずっとここにあるのにね」

 とん、とん、とん

 軽やかに石畳を踏んで、

「みんなで遊んでいようよ、いつまでも。そのために」

 くるりとターンをして、両腕を広げて

 縁起掛かった調子で高らかに謳う。

「──今度こそ、ここがアタシ達の国になるの!」

 二人の秘密基地だったこの寂れた社の前で

 一人ぼっちの王様は、それでも堂々と佇んでいた。

 
「──そうだ」

「慈姑さんも、お葬式なんて悲しい事を言わないで」

「ずうっとここに居てほしいなあ」

「だって、アタシ達が大切なのはこの村じゃない」

みんなが居る村
が好きなんだ」
 

/*
遅ればせながら黙狼殿〜〜〜〜!!!!!!!
妾〜〜〜〜!!!!!皇狼妾〜〜〜〜!!!!!!!!
見ておるかの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

二日目以降の襲撃先は自由に選んでいいからの〜〜〜〜!!!!!!
襲撃先への襲撃予告だけ是非よろしく頼むのじゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!

【人】 四角形の記憶 卯波

>>113 夕凪

「ふふ、俺にはこれしかありませんから。
 来る途中に撮ったものがほとんどですけどね?

 ああ、この木。俺もどうにか登れないか頑張ってた頃があったなあ……時任兄さん姉さんはするする登ってたし。
 瞬兄は悪く言えばデリカシーが無くて……良く言えば裏表がないから、仕方ないですよ」

俺は転ぶどころかある程度の高さすら行けなかったなあ、今ならもしかしたら、などと独りごちて。

「会えたらいいな、って子かあ。
 それこそ瞬兄や晶兄に涼兄……

 一個上のお兄ちゃん達は面倒見てくれたし、
 やっぱりまた会いたいかも、です。
 気づけば年上のひとたちとばっかり関わってたなあ……」
(118) 2021/08/10(Tue) 3:04:56

【人】 四角形の記憶 卯波

「せっかく田舎に帰って来たんだし、
 近くの川に涼みに行きたいなあ。

 一応水着は持ってきたけど……川遊びするくらいなら必要ないっか。景色も撮らないといけないしね」

愛用のカメラは防水仕様でばっちり。
記憶を頼りに、川のあるであろう方角へ歩いていく。
(128) 2021/08/10(Tue) 11:44:34

【人】 四角形の記憶 卯波

>>121 夕凪

「そーいうの、よく分かります。寧ろその点だと、
 俺はずっと、ずっと──寂しかった側ですから」

向いてる方向は違えど、歳の差、成長の差で、
思うことはほとんど同じで。
困ったように眉を下げ、だが口角は上げたまま。

「少なくとも俺は、時任姉さんのこと、おまけだなんて思ったことなかったですよ。
 あの頃の思い出、それを作る一人一人が全部大切で、だからこそ形に残せるようにカメラを構えてるもので。

 帰省してる間いっぱい撮りますから……また感想聞かせてくださいね!」
(130) 2021/08/10(Tue) 11:57:47

【人】 四角形の記憶 卯波

>>129 竹村茜

「ふふふ、ありがと。勿論気に入ってるけど、
 やっぱり気分を変えるのも悪くはないかなって。

 金はいいね。一番とっつきやすいし!
 でも俺が思入れあって、染めるとしたらコレって思うのは……青や黒かも」

遠くを見やって青空の下、
その景色に、かつての自分たちを映すように。

「例えばランドセルも、明るい色より、
 青や黒の方が『男の子』っぽいじゃない?
 兄さんたちの髪色もそうで、憧れの色だったんだ。

 今はそれほどでもないけど、
 一つ選ぶとしたらそれだな、やっぱり」

視線を戻せば、
満足げにカメラを撫でて。

「大人。そうだね、今よりもっと変わっていくんだ。
 だからこそ今の姿を写真に収めておくと、後々見返すときに楽しかったりするんだよね。茜ちゃんとかもう既にすごいし」
(138) 2021/08/10(Tue) 14:14:08

【人】 四角形の記憶 卯波

>>129 竹村茜

「でもね、今でも写真撮るのを続けるのは、
 その憧れを追いかけるため、なんだよ」

田舎で出会った一人一人のことを思い浮かべて。
想いを背負って、夢を追いかけて皆は成長して。
記憶はいつも、四角形の枠の中に収まっている。

それをいつまでも収めたいから。
『内緒だよ?』と、少年は薄く微笑む。

「田舎に帰ってきてよかった。
 ……って、言うにはちょっと気が早いかな?

 でもまたみんなと会えるのは、やっぱり嬉しいよ」
(140) 2021/08/10(Tue) 14:18:15

【人】 四角形の記憶 卯波

>>141 宵闇

「そりゃあ、写りは良くなるだろうけど……

『宵闇の兄さんはただでさえ男前だからなあ、
 生きてる間に魅力の全てを映し出すために、
 文明の発達が寿命に間に合うか……ですね』」

写真を確認しつつ生真面目な返しをしかけたあと、
小さく笑って、思わず冗談に乗り込んだ。

「それくらい伸びるといいな。
 俺だって兄さんたちを撫でたいです。
 小さい頃からずっと撫でられてばっかですから」

記憶に染み付いた、頭を滑る感触。
やはりどうしても落ち着いてしまうものだ。

「夢は追えば叶うって見せてくれたのは貴方だから。
 だから、俺はその背中を追って行きますよ」
(149) 2021/08/10(Tue) 17:10:14
 
 ざあっと吹いた風の向こう、戦ぐ木々の音の中

 誰ぞの声を聞いたような、そんな錯覚。

「…そういえば」

「アタシ達以外にもここを知ってる人は居たのかな」

 問いには誰の返事も返らない、なんて事はわかっていて

 だからこそ子供じみた身儘を働ける。

「ふふ」

「どっちでもいいか。
 だってここは、みんなの場所になるんだから…」