人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
  ── 決戦を前に ──

[いよいよ数日後に敵の本拠地に乗り込むって時か。

 この頃には自分らは勇者一向として
 結構なひとたちから認められてて。
 兵士たちが見張ってくれる中、夜の休息を取っていた。

 交代で寝る癖が抜けず……、
 と言うより武者震いってやつか。
 なかなか寝付けずに
 屋上に出て武器の整備をしていると、
 ヘンリエッタの姿。]


   お前も外の空気吸いに来たのか?


[俺には外套があるけど、夜風は冷えるから。
 余り長居はするなよな、と保護者ぶりながら
 たわいのない話を二、三して。]
 
(18) 2022/09/17(Sat) 9:17:30

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[戻って行こうとするとき、
 あっと思い出したように呼び止めた。

 死んでも仲間たちのことは守るつもりだけど。
 敵は強大で、何が起こるか予想もつかない。]


   ぜってぇ生きて帰るけどな
   万が一ってことも、ある

   だからその、……
   悔いはないようにしとけよ

   ……
アスベルのこと、とか



[背中を押そうとする、
 そんな一幕があったりしたかも……。*]
 
(19) 2022/09/17(Sat) 9:18:25

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
   ── 仕立て屋 ──

[ドレスを着て髪を結い上げたヘンリエッタさんは
 想像以上に素敵でした。>>0:36
 鍛え上げられた健康的な肉体に
 妖艶なドレスが良くお似合いです。]


   〜〜っさいっこうにお似合いですわ!
   わ、わたくしに劣……っ?!
   まあまあ、なんてことでしょう……っ
   それどころか全ての目線が
   ヘンリエッタさんに釘付けですわよ


[褒められた気がしてぽっと顔を赤らめますが
 わたくしが慕うあの人の視線だって
 奪われてしまうかも知れませんね。
 ……あっ、考えたら少し凹みました。
 でも、本当にそうなっても仕方ないくらい
 無骨な鎧を脱いだ彼女は魅力的だったのです。]
 
(20) 2022/09/17(Sat) 13:00:01

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
[彼女の家から来てくれた王国騎士は
 何方も優秀な方だったと
 前々王のお祖父様から聞かされていました。>>0:19

 とある酒場で護衛を申し出てくれた時には
 家名をきいてもしや、と思ったものです。
 世間知らずなわたくしは彼女に戦闘内外で
 何度助けられたことでしょう。

 少し間はあいたようですが
 何代にも渡って王家を支えてくれている
 ストゥディウム家。

 彼女の家がなければ、
 王家の血筋はもしかしたらもうとっくに……。
 不思議な縁を感じ、深い感謝を抱いています。]
 
(21) 2022/09/17(Sat) 13:00:06

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
[旅は終わってしまいました。

 魔王による支配に終止符を打った、
 その事は、間違いなく良いことなのですが。
 ……まだ続いていて欲しかった。
 そんな気持ちも少しだけ、ありました。

 ヘンリエッタさんのこと
 かけがえのない仲間であり
 はじめて出来た大切なお友達だと
 わたくしは思っております。]
 
(22) 2022/09/17(Sat) 13:00:35

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
[これはとてもワガママなことですが。

 彼女さえよければ、専属の騎士となって
 護衛を続けてくださらないかしら。
 平和を取り戻しましたが一国の王女。
 誰もつけないという訳には参りません。

 どうかこれからもわたくし
たち
の、傍で……。]
 
(23) 2022/09/17(Sat) 13:00:57

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 

   はい、参りましょう
   あら、もしかして走って向かうおつもりでしたか?
   ふふっ、今日だけはお控えくださいね


[着せ替えに付き合わせてしまったぶん
 御者の方には急いで貰えるようお願いして。
 ヘンリエッタさんと歓談しながら
 馬車に揺られ、城へと戻りました。]
 
(24) 2022/09/17(Sat) 13:02:00

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
  ── 王城の客間 ──


   アスベル様、エドゥアルトさん
   お二人もとっても素敵ですわ
   装いを揃えると、より兄弟らしいですわね


[エドゥアルトさんが外套を外しているのは
 珍しい気がします。
 よく似た金髪の頭が二つ並んでいて
 後ろから見たら見分けがつかないかも知れません。]
 
(25) 2022/09/17(Sat) 13:02:38
 
[ふとアスベル様と目が合えば
 柔らかく微笑みました。

 ……今日のアスベル様、一段と素敵ですわ。

 言葉にしなくとも
 伝わっていると良いんですけれど。]
 

 
[貴方と出逢わなかったら、
 わたくし一人では、絶対に無理でした。
 わたくしに、世界中に、希望を与えてくれた貴方。]
 

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
[セレモニーの話になるとアスベル様のお顔が
 僅かに強張ったように見えました。>>0:39


   頑張りましょうね、アスベル様
   ほら、生贄作戦のときも
   ばっちり成功して見せてくれたじゃないですか
   何の問題も起きませんよ

   わたくしは裾を踏んで転んだりしないよう
   気をつけて参りますわねっ!


[少しでも緊張を解せたらと思い笑いを誘ってみました。
 何もせずともきっと貴方は
 今回だって完璧に遂行して下さるでしょうけれど。

 わたくし、貴方の役に立ちたいんです。]
 
(26) 2022/09/17(Sat) 13:10:23

【人】 白魔術師 セシリー・ラミナリア

 
[わたくしは、何も気づいておりませんでした。
 お友達と思うひとが、誰のことを見てきたのか。>>0:38
 全然、見えていなかったのです。*]

 
(27) 2022/09/17(Sat) 13:10:35

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
  ── 閑話:生贄替え玉作戦 ──

[補給がてら立ち寄ったとある村では
 女の生贄を要求する魔物が巣食っていて
 このままでは滅びてしまう……、と
 助けを求められた。

 満月の夜のたびに生贄を差し出せば
 村には危害を加えないなどと言っているらしい。

 変に知性のある魔物ってのも厄介なもんだ。]
 
(28) 2022/09/17(Sat) 14:13:12

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[魔物は見晴らしの良い湖に住んでおり
 生贄を連れ去る時だけ水の中から姿を現すそうな。

 生贄に武器を持たせたり
 周りに捕縛用の罠を仕掛けたり
 近くに戦闘員を潜ませておいたりした時は
 気づかれ、怒りを買ってしまい
 散々村を荒らされたそうだ。

 誰かが生贄のフリをして誘き寄せ
 出て来たところを狙撃や攻撃魔法で倒す。

 ……そんな作戦になったが、
 自分にとってはその誰か、が問題だった。

 戦闘力をほぼ持たないセシリーでは
 いざという時自分の身を守れない。
 ヘンリエッタが適任だと、皆の頭にも過ぎっただろうか。
 彼女はどんな武器でも扱える上に、
 素手でもある程度戦えたはずだから。]
 
(29) 2022/09/17(Sat) 14:13:57

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[もしかしたら彼女自身からの
 立候補もあったかも知れない。

 だけど自分は、……その案に反対した。]


   ヘンリーの腕を疑ってる訳じゃねぇ
   寧ろ信用してるし頼りにしてる

   それでも女一人を囮にするなんて出来ねぇよ


[ヘンリエッタにしろセシリーにしろ
 仲間の女にそんな役やらせたら男が廃るぜ。

 ……それが惚れた女なら、尚更心配ってもんだ。]
 
(30) 2022/09/17(Sat) 14:14:08

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 

   ……だからアスベル!
   囮役、やってくれねぇか?


[弟に女装を頼む兄は真剣そのものだった。
 狙撃役さえ不要ならば自ら引き受けていた勢いで。
 かくして村には平和が訪れたんだ。……きっと、な。*]
 
(31) 2022/09/17(Sat) 14:14:29

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
   ── 現在 ──

[アスもエドゥもかっこいい──…。>>0:38

 おまけとか、社交辞令であったとしてもよ。
 その声で伝えられれば
 心臓が
ドキン
と脈を打っちまう。

 必死に浮かれねぇようにしながら、振り向いた。]


   サンキュな
   セシリーは勿論ヘンリー坊やだって……、……

   お、おぉう…… す、すげぇな……


[俺らも正装させられたから、
 心構えはしてた、してたんだぜ。
 でもそれでも、言葉ってなくなっちまうもんなんだな。

 あまりに、きれいで……。]
 
(32) 2022/09/17(Sat) 21:07:50
 
[髪、高いとこで縛ってんの、かわいー。
 掴んでくしゃくしゃってしたくなる。

 リボンも赤いドレスも、すげぇ似合って……]


   (……んな、なぁ……っ!!?)


[肩とか胸元とか脚とか、
 ちょっと出し過ぎじゃねぇの!?

 はしたなくはねぇけど、色っぽ過ぎる……。]
 

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[慌てて目を逸らし、アスベルの方を向いた。
 俺が眼福してる場合じゃねぇ。

 
てか、あんま見てたら鼻血出そ……。



   二人ともきれいじゃねぇか
   なあアスベル?


[慌てて弟に感想を促す自分の中では
 ヘンリーかわいいだろ、褒めてやれよ。
 お前にそうされたら、きっと喜ぶだろうからさ。
 ……と言う、気持ちと。
 せくしーなヘンリーの姿、あんま見んな、って
 相反する気持ちが、殴り合いの喧嘩をしていたり、した。]
 
(33) 2022/09/17(Sat) 21:09:03

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[程なく宴が始まったか。
 慣れない正装の違和感に慣れてきた頃
 アスベルとセシリーを見送り、
 ヘンリーと二人きりになる。>>0:41


   意外、ヘンリーも緊張してたんだな
   俺はずっとしてるよ
   村じゃこんな粧し込んだり
   人目を浴びることなんてなかったからな

   ふっ、保護者……そうだな
   いつの間にか追い抜かれちまった気もしてるけどさ
   お前らはいつまでもかわいい弟で妹だよ
   あ、セシリーもな。あれで時々抜けてるからなぁ
   今日は俺ら二人で発表会、見守ってようぜ


[調子を合わせつつ、あっちの二人には内緒だぜ、と
 人差し指を立てて唇に当てた。
 一体いつまでお兄ちゃんぶるのを許してくれるんだろう。]
 
(34) 2022/09/17(Sat) 21:10:53

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[……いけね、少しぼーっとしてた。
 視線を感じて、ん? とヘンリーを見る。
 俺、変な顔してたかな。
 気遣いの声をかけてくれる彼女の手から
 サンキュとグラスを受け取り、傾けた。
 スゥっと喉が灼けて微かな浮遊感に襲われる。]


   っ……、酒か……祝いの席だもんな

          う、わ……っ!?


[皆には勧めても
 見張りや朝の狩りに備えて飲まないようにしてたし
 体質的にもたぶん、あんま強くない。
 腕が引かれれば、大袈裟にふらついて、
 目の前に笑顔が飛び込んできた。>>0:42

 あ、やば、]
 
(35) 2022/09/17(Sat) 21:11:51
 
[俺、その笑顔、超弱いんだって。]
 

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 

   なんでそんなにかわ、

   〜〜っ、俺は大丈夫っ
   あ、えーとそろそろ、アイツらの出番かな?


[酒が抵抗をなくして口を滑らせそうになる。
 立ち直して、無理矢理話を逸らした。
 妹としてのかわいいはセーフだと思うけど、
 それ以外は求められてないじゃん、俺。
 身の程は弁えてるつもりなんだ。**]
 
(36) 2022/09/17(Sat) 21:14:14


 ……いただきます。


[ 目の前、ちょうど向かい合うように
 座った彼女に倣うように一礼してから箸を取る。]


 …うん。


[ 一口、味噌汁を啜って小さく頷いた。

 彼女の作るご飯は美味しい。
 思えば小さな頃…それこそ、初めて出逢った頃から、
 彼女は料理が上手で。
 …その意味を、あの頃の僕は深く考えたな、なんて。
 そんなことがふと脳裏をよぎる。 ]


 ……、あたたかくて、おいしい。


[ ぽつりと呟く。]


 …。

[ ―――もっと。
 もう少し、彼女の問いかけに素直になれたなら。
 彼女を、喜ばせるようなことを言えるんだろうか?

 たとえば、続いた話題にだって
 
気の利いた返し方もできただろうか?
 考えたところで、詮無いことではあるけれど
 ]

[ ―――もっと。
 もう少し、彼女の問いかけに素直になれたなら。
 彼女を、喜ばせるようなことを言えるんだろうか?

 たとえば、続いた話題にだって
 
気の利いた返し方もできただろうか?
 考えたところで、詮無いことではあるけれど
 ]



 ……それは、大丈夫なの?
 何か言われない?


[ 一緒にいられて嬉しいという気持ちより
 寧ろ心配のほうが多かった。


 今年の春に彼女が入学したこの学園は、
 全国から選りすぐりの退魔家系や特殊な能力、
 得意な体質を持つ者たちが集められた
 闇に巣食う者たちを狩る、退魔のエキスパート集団。


 そんな中にあって、彼女の立場というものは
 実のところかなり難しい立ち位置だった。
 先程彼女が口にした、親しい友人がいないというのも
 そのあたりの彼女の事情を如実に表現したものだった。 ]



 ……。


[ 彼女に、友人が――普通に友達と呼べる存在がいないのは、
 ほぼほぼ間違いなく自分のせいだ。

 だが、同時に自分がいないのならば。
 ―――…学校に通ったり料理や裁縫をするような
 今の生活を、彼女が行うことは難しかっただろう。

 彼女が『普通』とは言わずとも
 それなりに人間的な生活ができているのは
 他の誰でもない、彼女の『保護者』のおかげなのだから。


 ―――なんてことを、考えていれば。 ]




 …あ。また何か難しいことを考えていたでしょう?


[ 彼へ手を伸ばすと、 軽く彼の頬をむにむに、
 マッサージ代わりに軽くもむ。]


 ……いいの。
 いちおう、先生の許可はとってあるしね。


 『実質夏休みも返上して頑張ってくれてたのだから、
 多少羽を伸ばすくらいはあっていいだろう。
 みんな、あらためてありがとうな』


 って、お礼を言って貰ったよ。
 もちろんわたしだけじゃないけどね。


 それに。
 先生からも街中で封印を解かないようにって
 厳命はされてる。
 もちろんわたしだって、よっぽどのことがない限り、
 そんなことするつもりはないよ。