人狼物語 三日月国


201 【身内】甲斐なき星の夜明け前

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 - 回想 -

[私は迷惑とは思っていないけど
 周りに心配かけちゃったのは事実だったよね。
 そこは反省したよ。

 そして、聞いたのはアルカ君の身の上。
 それは……家族に恵まれて、愛されてきた
 そんな優しい世界にいた私には想像もつかないもの


 話を聞いただけで涙をぼたぼた零した。]


 ……そうだったん だ……


[それはどれだけの絶望なんだろう
 どれだけの悲しさや、孤独なんだろう

 理解出来る気が全くしなかった。
 ただただ、そんな重く、哀しい世界が悲しかった。
 流石の私でもうまく言葉を出せなかったよ。
 ただ泣いて、ごめんって繰り返した。]
 

 
[分かってあげられなくてごめんね
 悲しい思いをさせてごめんね

 負けなかったから最悪だけは回避した。
 でも、それだけだ。]

 

 
[─────
お節介をしよう

 そう決めたのはすぐだった。
 理解から遠くて、違う世界に生きてきた私でも
 アルカ君の隣にいることは出来るんだから。]


 あ〜るかくんっ! 
今日一緒に寝よう!



[そうやって、私の突撃は始まった。
 却下は聞かなかった。

 

 

 私はアルカ君のパートナーなんだから
 一緒にいるのが当然なんだよっ!



[手元にやってきたクマのぬいぐるみ
 これもいつか、アルカ君に必要となる日が来る
 私はそう信じて大事にしてきた。

 家族ならきっと、また会える
 根拠なんてないけどそう信じていた。

 そして、誰も傷つかない世界を目指す理由
 それがまた増えた。]
 

 

[ 
アルカ君が、傷つかない世界がほしい


    
 それは今でも抱えたままの 願いなんだよ。
]**
 
 

【人】 アルカ

 
[くっついていた時間は、それほど長くはなかった。
 どちらも明日は寝坊が許されない身だ。
 更に言えば、こちらは気疲れすることになりそうな身だし、
 きちんと休まないといけない。

 
先方にも都合があるんだ。悪く思わないでくれ。

 財産も後ろ盾もない女性が、
 地道に働いて一人で生活していたんだ。
 今回の話し合いの時間さえ、限りがある。]

 
(36) 2023/02/20(Mon) 23:59:45

【人】 アルカ

 
[無事寝坊せず、余裕を持って部屋に来た。>>35
 こちらの準備はもう整っている。]


  お早う。
  君が緊張してどうする?


[オレの方はいたって普通。
 手紙を出した時点で、腹は括っていた。]
 
(37) 2023/02/21(Tue) 0:00:23

【人】 アルカ

 
 
  じゃあ、早速行くか。


[ここでじっとしていても仕方がない。
 君に問題がなさそうなら、
 まずは最寄り駅へと向かい電車に乗る。]
 
(38) 2023/02/21(Tue) 0:01:15

【人】 アルカ

 
[乗車中に、オレの目的地とその手前の駅を教えた。]


  話し合いが終わるのは……
  まぁ話してみないと分からないことだけど、
  あちらには仕事の予定があるので、
  どんなに遅くても15時前には終わる筈だ。

  その間は駅前で適当に時間を潰していてくれ。


[普通に利便性のいい場所なので、
 それなりにお店は色々揃っている。
 何なら映画でも見ていても良いのではないだろうか。]
 
(39) 2023/02/21(Tue) 0:01:59

【人】 アルカ

 
[その後、雑多な話をしつつ、目的地手前の駅に付けば、
 見送りの為にオレも一度電車を降りた。]


  じゃあ、また後でな。
  昨日も言ったが終わったら連絡する。


[手を小さく振って、オレはまた電車に戻る。
 向こうは成長したオレの姿を知らないが、
 オレは今の母の姿を知っている。少々複雑だ。**]
 
(40) 2023/02/21(Tue) 0:02:35
 
 ―
回想


[どうしたって、こんな反応は避けられない。
 説明する度にこうなるのは、
 こちらも見ていてしんどいものがあり、
 だからこそ身の上話をすることはもう殆どなかった。]


  いや、泣くようなことじゃない。
  幸い伯父さんが引き取ってくれて、
  普通の生活は送ってきたから。


[父がしっかり遺産も残してくれたからな……は
 別に不要な情報だと思うので、言わなかった。]
 

 
 
                は???


[何がどうなってそうなった?
 何一つ理解できる要素がなかった。
 性別が逆だったら通報一つで終わる話なのに……。
 オレは初めて男に生まれてきたことを呪った。
 そして男性だけ圧倒的不利に立たされている法律を呪った。]

 

 
[勿論全力で却下した。
 だが、どれだけ説教しても引かないので、
 こちらが折れざるを得なかった。
 
誰か助けてください。


 何度かそういうことになっても、
 オレは根気強く止めてほしい旨は伝えた。
 根負けしただけで、合意したことは一度もない。]


  プライバシーという概念をご存じないのか?
  親しき中にも礼儀あり。
  パートナーだからこそ、弁えて適切な距離でいるべき。
  もう率直に言おう。
迷惑だ!



[これでも引かなかったんだから、オレは悪くないよな?]
 

 
[オレのことに親身になってくれたし、
 寄添おうとしてくれた。
 温かい思い出はいっぱいある……。

 だからこそ、あくまでただの人間として、
 2人が傷つくことのない世界を作りたいと思えたんだ。



 とは言え、オレの部屋に無暗に泊まりに来ることに関しては、
 未だにどうかと思っている……
それは分かって欲しい。
**]

 

【人】 シオン

 

 緊張するなって方が無理だよっ!


[隠さずわたわたそわそわする。>>37


 は、
はいっ!



[なぜか敬語で背筋を正した。>>38
 駅につくまで抱っこさせてってクマを要望した
 けど貸して貰えたかな。]
 
(41) 2023/02/21(Tue) 7:10:27

【人】 シオン

 

 そうなんだね。
 

[てっきり一日時間作ってかと思ってた。>>39

 ……アルカ君のお母さん。
 蒸発して、一人で生きてきた人……
 今頃何を思っているんだろう。]



 うん。大丈夫、
ちゃんと大人しく待ってるよ



[待つだけだけど拳を作って気合を入れた。]
 
(42) 2023/02/21(Tue) 7:10:43

【人】 シオン

 
[ここは電車の中。話題は当り障りないものに
 どうしてもなってしまう。
 やっぱり自分の頭の悪さがうらめしいよ。
 気が利いた言葉一つ出てこないんだから。


 私が降りる時、一緒に降りてくれたのは>>40
 わりと嬉しかったよ。]

 
 うん……ええ、と
 昨日言った通りだから


[連絡出来なくても気にしない。そう伝えたつもり。
 私はアルカ君の手を握って、上下に振った。]
 
(43) 2023/02/21(Tue) 7:11:26

【人】 シオン

 

 行ってらっしゃい



[その言葉で見送った。]**
 
(44) 2023/02/21(Tue) 7:11:31
 - 回想 -

[だって、だって、
アルカ君が泣かないから。

 それが余計に私の涙を止めなかったんだよ。
 そんな事があって、お母さんにこんな形で会って
 何も感じない訳がないのに。]


 泣くことだもんっ!
 ばかっ!!



[貴方がそうやって傷を当たり前のように受け止める
 それが悲しいんだよ。

 だから私がその分泣いた。泣き続けたんだ。]
 

 ***

 
 そこまでいやがる事ないじゃん、ぶーぶー


[そう言いつつ笑みで距離をつめていく。
 話なんて聞かないよ?


 知ってるよ。夜中聞いちゃった。うなされていたの。
 だから私はやめなかった。
 そうやって怒ってる内は、私の事だけ考えるでしょ?]

 

 私達は一心同体運命共同体!
 だから問題ないないっ!

 ははは、やだなー、アルカ君ってば照れちゃってー


[嫌われるかな? とは思ったけど
 その時はその時考えよう
精神だった。]
 

 
[そこまで嫌がるから手出しうんぬんは
 危険性全然感じなかったよ。
 何もないなら問題なしっ!


 でも、でもね。仮に何かされたとしても……
 それでも良かったんだよ。
 アルカ君が感情を吐き出してくれるなら
 それを私にぶつけてくれるのなら

 私は全部を受けとめるつもりだったんだ。

 結果はちゃんと、負う覚悟はあるんだよ。これでも。]**
  
 

【人】 アルカ

 
[何故かクマを持ちたいようだったので、
 紙袋ごと渡した。>>41

 何もない状態から、スタートした母の新生活。
 ずっと同じ仕事をしていると言っていたから、
 今ではそれなりに頼られる
 ポジションにいるのではないだろうか。


 和やかなムードでご歓談とはいかなくても、
 そんなに心配するような事態にはならないさ。]
 
(45) 2023/02/21(Tue) 19:53:35

【人】 アルカ

 
 
行ってきます。*

 
 
(46) 2023/02/21(Tue) 19:53:49

【人】 アルカ

 
[隣駅でまた電車を降りて、指定された喫茶店へと向かった。
 中々良さそうな店で、
 それぞれの席を隔てるカーテンが設えてある。
 成程、話し合いには適している。]


  お待たせしました。こんにちは。


[ウェイターに案内された席に既に母は座っていた。
 立ち上がり少し目が泳ぐ。
 「ご無沙汰していました」そう言って頭を下げた。]
 
(47) 2023/02/21(Tue) 19:54:18

【人】 アルカ

 
[注文したコーヒーが届いて、漸く話し始める。
 訊くまでもないことだけれど、
 きちんと本人の口から言ってもらう必要があるから、
 まず最初に何故家を出て行ったのかを聞いた。

     「傍にあるのが当たり前だった筈の幸いが、
      失われることに耐えられなかった」


 何故、新たな幸せを模索しなかったのか聞いた。

     「幸福が簡単に消えてしまう事を知っているから、
      また失うくらいなら何も欲しくない」


 父のことをどう思っているかを聞いた。

     「どうしてあんなことになったか分からないけれど、
      それでも、生きて側にいて欲しかった……」


 一緒に生きていた時間は短くても、
 血は争えないものらしい。]
 
(48) 2023/02/21(Tue) 19:55:12

【人】 アルカ

 
[互いの近況なども話して、オレも例のクマを見せた。
 嘗て自分が作ったものであることを一目で思い出した様だ。
 「大事にしてくれていたのですね」と言うので、
 自分は大事にしてなかったと正直に話した。
 このクマを、大事にしてくれた人を、
 自分は大事にしたいと思っていると伝えた。


 最初から最後まで、お互い敬語で話した。
 オレは母を"貴女"と呼び、母もオレを"貴方"と呼んだ。

 それでもぎくしゃくしていた訳ではなく、
 そこに佇む空気は、それなりに穏やかであったと思う。
 また連絡をしますと言って別れた。]
 
(49) 2023/02/21(Tue) 19:55:58

【人】 アルカ

 
[話が終わったのは、14時ごろだったろうか。
 携帯でシオンにメッセージを送った。

         「話が終わった。
          これからそちらの駅に行く」


 と言っても隣駅なので、オレの方が早く着いたかもしれない。
 待ち合わせの駅の入り口へ向かう。**]
 
(50) 2023/02/21(Tue) 19:57:00
 
 ―
回想


[何も感じていない訳じゃないから動揺したのだが。
 というのは兎も角、中々泣き止まないものだから困った。
 寝つきが悪いことはあったけど、
 だからと言って余計な人間が部屋にいたら気疲れする。]


  そこまで嫌がる程の
  迷惑行為であることを理解して欲しい。
  性別が逆だったら、立派な犯罪だ。


[いや、性別で犯罪か否かが変わるのはおかしいか。
 まぁ結局、
 本当に嫌だったら力づくでどうにかできるだろって
 話なのかもしれないが、
 それはそれで別の法律に抵触する。]
 

 
[相手の覚悟は知らないが、
 
そんな覚悟はいりません。




  生憎感情的になることに対しての経験値が乏しいので、
             そもそもやり方が分からない。**]

 

【人】 シオン

 
[預かったクマさんを袋から出して抱っこした。>>45
 袋は皺にしないよう手に持っていたよ。

 ずっと一緒にいたから半分くらい私の物って感覚
 もう預かる必要なくなるのかな。
 この子とお別れかなって思ったら嬉しいけど寂しい。


 駅に着く時には袋に戻して返したよ。
 アルカ君の事、私の代わりに宜しくね
って

 ぎゅっと抱きしめて託しておいた。]
 
(51) 2023/02/21(Tue) 21:05:14