人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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/*
アア〜襲撃よろしくお願いします……!!
トットは……今回で……吊られますわよ ウッ ウッ ウッ
引き当てちまいましたわね 天然誑……

「う、…………うん、
 わたしは大丈夫……
だけど……


駆け寄って来たトットの事をちらとみて、
けれども俯いたまま。

「だいじょ……うん……、
 
あの、エルナトくん、に、……その…………、

 すごい、
……触られ、……その……。」

「ご、めん……あの、うまくできな…………くて、」

「…………え、エルナトくんが、その……」


まだ気持ちの整理がついていないのか、
あったことと、結果役に立てなかったという事実に、
取り返しのつかない事をしたんじゃないか、と
暗い影を感じて、自分の身体をぎゅっと抱く。

「わたし、うまくできなかった…………」

きっと落ち着きのない昨夜の姿をこの上級生は捉えていた。

「………………」

沈黙がクロノへと与えられる。
そこに含まれている感情が、心配なのかはたまた別の感情なのか。
幼い少女には伝わっただろうか。

『計算通りにいかないこともあります』
『エルナトくんは、以降は除外した方がよいでしょう』

『怪我がないのであれば、それで構いません』
『少し休んだ方が良いです』
『後でトットくんがくれたお花をお茶にしましょう』

休、
……で、でも……その……、
 わたし。
どう、どうしよ……どうしよう、わたし……」


「ごめんなさい、どうしよう、
 ふたりに、迷惑かかったら……」


泣きそうな声で、でも泣くのは堪えて
かれが好きなものだから、
ここで零すのはもったいない。

手で目元を押さえて、唇を引き結ぶ。

……話し合いも、事情の説明も、出来る様子では無いだろう。
ラピスの言う通り、休息が必要なのは間違いない。

「………………」

ピタ、と動きを止めて 包帯の巻かれた腕を擦った。
その一瞬だけ表情も抜け落ちて。

「あ!おれのはなのおちゃのむ!?」
「あれねー おちつくからいいよ おいしいし」

それからパッとまたいつもの笑顔だ。

「いーの!!クロノがだいじょぶならいーの」
「ラピスのゆーとおりだよ ちょっとくらいやすんでもいいって」
「おにーちゃんたちにまかしといて!」

「……」

様子のおかしい同室者に、どうしたものかと思案する。
トットを見て、クロノを見て。

本格的に心を落ち着けてあげた方が良いようだ。

『今日は持ち回り通り、私が担当します』
『お兄さんお姉さんに頼ることも大切ですよ』

トットに便乗するように言葉を続ける。

「………ごめん……、」

俯いたまま、何度も頷いて
だめだよ、役に立てなかった分
今度は、ちゃんと、今度こそ、ちゃんとやらなきゃ
わたしがやるって、

一度の失敗に、焦りそうになる気持ちを
ぎゅっと胸ごと握りしめて。

ありがとう、おねがいします……。


項垂れるように頭を下げた。

エルナトは、成長期だからお腹が減る。お腹が減ったと図書室でお腹をさすった。
(a11) 2022/05/05(Thu) 1:21:39

ほんの9歳。
18歳の自分でも若輩だというのに、その半分しか生きていない少女に責任があると思いたくはなかった。
それはトットにだって言えること。

『大丈夫です』
『大丈夫ではなくても、大丈夫』

いつか伝えたことのある言葉を書いて、それからクロノの手を取る。

『今日は休みましょう』
『一度部屋に送ってきます』
『トットくん。戸締まりをお願いしてもいいですか?』

それだけ書き残すと、教室を後にしようとする。

「ん!」

腕で大きく丸を作って、OKのサイン。

「まかせて!ちゃんとしめとく」
「ちゃんとやすんでねクロノ!あんまりむりするとダメんなっちゃうぞ〜」

「ラピスもクロノをよろしくね!」

そう言って、二人を見送ることだろう。

こくと頷いて、
大人しくラピスに手を引かれて着いていく。
扉から出る前に、一度だけトットを振り返って

「……、」
……お花もらえて、わたしも役に立とうと
せめてやる事をちゃんとやって、頑張ろうと思ったのに、な。

……もうひとつ頷くだけして、教室を後にするのだろう。

【とある日の診療録】

「僕には 出さないって言っただろ!?あ、アオツキだって一緒じゃないか!   は一緒なのに、僕は    あいつは   で、“こんな事”を黙認してるのはどっちも同じで……!」

「くそ、くそくそくそッ!!何が嘘つきだよ!僕は嘘なんて吐いてなかった!僕に勝手に嘘つきのレッテルを張って、誤解ってわかってるくせに放置して……ッ、それで……ッ」

「……なんで、僕を本当の嘘つきにさせるんだよ……」


約束していた事は沢山あった。
契約ではなくとも、むしろ違うからこそ学生時代に意地でも拒絶していたそれらをやり直そうとしていた。

男にとっては、内容自体はささやかな物でも、
それが持つ意味は彼の中でずっと大きかった。

「……ッ……なに、何だよ、僕は間違ったこと」

……だからこそ、その日。
約束を悉く反故にさせられて、
男が最も嫌う嘘つきに仕立てあげたのは、
治療よりも苦しめ蝕む事になる。

「………ぁ、な、なに。ぅあ、やめッ、やめろよッ」

と、思ってた。現実はそんな温くない。


「い、いやだッ!嫌だ嫌だいやだぁっ!だ、だれ、か、」

「たす、け」

「 せん、せ  」

夕食の頃には、いつの間にか部屋に戻っている。

アオツキ

「……え、……ぁあ、」

ようやく気付いたように視線が合う。
元々覇気のない目は、光そのものが失われたのかと言うほど生気すら消えかけている。

「……?心配してないなら、いいだろ。
 手伝わないのに何の……あれ、違う……?」

最初こそぼんやりしていたものの、唐突に目を見開いてから、眉間に手を置いて考え込む仕草。

フォークを手に持っていたのを忘れていたため床に転がる金属音に、更に意味がわからないと困惑を隠せない舌打ちが響く。

【人】 司書 エルナト

>>14 トット

「…………おーい、トットくん。」

呼び声は、建物の方から。
1階の窓、図書室があるはずの場所から、君に。
手を振る少年の姿。

「またお花のお世話かい?精が出るね。」
「お花好き?」

他愛のない会話。
なにか話していたくて、そんな雑談を。
(19) 2022/05/05(Thu) 6:48:11
 アオツキ

「……してない。……」

言葉遊びへの否定。
貴方の言葉に対して咄嗟に浮かぶ不快感。

余計にに険しさを増す表情も、時間によって思考が整理できるのか
やや間を置いた後に眉間の皺と共に僅かに和らぎはするが。

「ああ、うん。わかって……
 クソッ、割とこんがらがって来たな……」

気遣われている事だけはわかるが切り替えが柔軟ではない。
今の時点で一度変換してる為に再変換で混乱している。
慣れが来るかもこれまで味わった事がないから不明だ。

「って、足は別に使えるっての……!
 戻るから、もういい。平気だ。知ってる。
 教師になるのに僕みたいな奴は見てる暇ないだろう」

引かれた手を軽く払う。
触れる際に怯えのように一瞬目を瞠ったのを即座に消した。
これ以上何か言われる前にと、貴方の声かけのお陰で休む気にはなったのか、重い体を引きずって食堂を去ろうとするだろう。

【人】 司書 エルナト

>>20 トット

「うん、こんにちは。今日もいい天気だね。」

窓枠に頬杖をついて、微笑む。
無邪気な笑顔は、見てると心が癒される気分。
さながら可愛い子犬を見てるかのような感覚。

「もう随分春だからね。お花の季節だ。」
「じゃあ、動物も好きなのかな?卵や赤ちゃんから頑張って育ってるし」

綺麗、とか可愛い、とかじゃなく、
頑張ってるのが理由なんだ、ちょっぴり独特な考え方だなぁ、
と君を鷹色の目で見つめながら、思いつつ。

「将来はお花屋さんとかになりたい?」

日常に身を浸すように、他愛のない会話を続ける。
(22) 2022/05/05(Thu) 13:31:42

【人】 司書 エルナト

>>23 トット

「えぇ、朝晩はまだ寒いと思うけどなぁ。」
「ちゃんと上着は持ち歩かないとダメだよ?」

というのは、少年が寒がりだからそう思うだけかもしれない。
例年通りなら、そろそろ食堂のメニューに野菜カレーとかが出てくるのだろうか。
自分が食べるわけではないけれど、ちょっと楽しみだ。
園芸部の子達が達成感を顔に浮かべて美味しそうに食べる姿は可愛らしいし。
……あと、野菜が苦手な子が神妙な顔をしてるのも面白い。

「生きてるのが偉いんだ………」
「それならトット君も偉いね。」

僕も偉いし。
触ると暖かいし、小刻みに震えてて可愛らしいよね、と手で示すものに同意を示しつつ。
この施設に本が無かったら、自分も飼育部にでもなろうかと思ってた程度には、動物が好きだ。

「おや、そうなのかい?将来の夢はあった方が良いよ。」
「その方が、頑張って病気を治すぞーっていう気になるしね。」
「皆の役に立つっていうと……お医者さんとかかなぁ……。」

未来が来て当然と、能天気に考える少年は。
君の将来の姿をあれこれ想像してみたり、口に出してみたりする。
(24) 2022/05/05(Thu) 17:07:26

【人】 司書 エルナト

>>25 トット

「めんどくさいよ。遊べなくなるし。」

ベッドの上で寝るだけになっちゃう。つまんないよ〜と脅しというには柔らかすぎる言葉を告げて。
野菜カレーの日に誇らしくしている君も、人参相手に剣呑な目をしている君も、やはり少年は好きだ。
ペットがご飯に威嚇しているのを見ている感覚。
狭い鳥籠の中の小さな娯楽。

「僕も好きだよ、皆の事。」
「犬みたいな子もいるし、猫みたいな子もいる。」

何かと動物に例えたがる少年だ。
君の病の事はあまり知らない。いつも包帯を巻いてるから、良く怪我をしてるのかな、くらいの認識をしている。
となると、やはり園芸部の方が怪我の要因が少なくていいのかもしれないな、等と思いつつ。


少しの間に、きょとん、と見つめて。

「今何か考えてた?」

問いかけて。

「調剤師だね。全然仕事の内容は知らないけど、お料理みたいに作れたら楽しそうかも。」
「何でお医者さんより調剤師がいいの?」
(26) 2022/05/05(Thu) 18:27:04
/*
待てよ狼吊りということは………合法的に連行ロールできるということ?
トットくんは墓落ちプランありまして?あれば連行せずとも大丈夫そうですけれど!
希望があればラピスが何か良い感じに何かをします

/*
ア!そうですわね……??
ぼんや〜りとは考えていましたけれど、どうしようかな〜の段階でしたの!
もしラピスさんの方でいい感じの何かがあるのなら興味がありますわ!

【人】 司書 エルナト

>>27 トット

「不健康スパイラルだね。」

動いても止まっても病気になるなら、
やっぱり予防はちゃんとしないとね、と。
上着の重要性を説いておいて。

「皆可愛いよね………」
「トットくんは………ちっちゃいわんちゃん。」

先の印象をそのまま伝える。
小さくて庭を駆けまわってるタイプのわんこ。
元気な様子を微笑ましく見守っていたいタイプだ。

それから、答えを聞いて。
ふむ、と一つ思案して。

「……トットくんは、普通じゃない怪我をしてるの?」
「病院、よく行ったりしてた?」

調剤という行為に興味がある、というより。
逃げの一手、という感じなんだなぁと、感想を抱いた。
(28) 2022/05/05(Thu) 21:05:09
/*
特にギスギス不穏にはならないふんわりとした流れのアレ想定ですので、周囲を叫喚地獄に落とすソロール浮かびそうならそちら優先で構いませんことよ!
こちらも希望あれば詳しく構想を練る感じですので!

アオツキ

「……構う相手?」

居ただろうか、と言う顔をした。
小等部の事か、同室者か。或いは色々と被ってる後輩か。
どれもあまり構うと表現しない為、
余りしっくりこなさそうに疑問符をつけたままだ。

「あ」

そしてこれは今まで他者の事を考える余裕が欠片もなかった為、待ち合わせを無視してしまっていた事にようやく気付いた声。

更に不快にさせたかはともかく、
この場は食堂を去った後に軽く言葉を伝えて、別れた。

/*
なんとなく考えていたことが連れ去られ後の事だったので、連れ去られ自体はノープランなのですのよね〜
もしよろしければ、連れ去りお願いしても……よろしいでしょうか!? 余裕があればで構いませんので!!
きっと園芸部の花壇に忘れ物でもして取りに行くときに一人になるかもしれませんし、一人部屋な上に滅多に人を部屋に入れないのでお部屋にドンでもよいかもしれません……!

/*
了解致しましてよ〜!
では連れ去りまでを担当させていただきますわ
ゆっくりお花の世話をして秘話配達をお待ちくださいまし……。

/*
ありがとうございますわ〜〜!!
沙汰をゆっくりお待ちしておりますわね THANKS……

【人】 司書 エルナト

>>30 トット

一人の子供の未来を救った。
良い子になれたな……なんて頷きつつ。

「うん、ちっちゃいわんちゃん」
「撫でたりしたくなっちゃうな。」

僕は猫かなぁ……とぼんやり考える。
暖かい所によくいるし。

話を聞いて。
小さな声も、きちんと、顔を寄せて拾いあげて。

「血……………」

指を、口元に持っていって。
思案のような間。



「…………素敵だね?」

その間の後に告げたのは。
酷く能天気な言葉だった。
血から花が咲く、何とも美しそうな気がするな、と
想像してみたりしつつ。
(32) 2022/05/05(Thu) 22:29:34

【人】 司書 エルナト

>>33 トット

「おや、撫でられたいタイプだ。」
「君くらいの年の子は、嫌がる子もいるから」
「甘えん坊な子を見ると、尚更かわいく見えるね。」

遠慮せず、と言われたら、では失礼して、と。
窓から少し身を乗り出して、手を君の頭に伸ばす。
よしよし、表情と同じ様に柔らかで穏やかな手つきで、
君の頭を撫であやす。

「変になっちゃうんだ。どうなるんだろう?」
「まぁ、病気だろうからね。ただ奇麗なだけ、ではないよね…」

それでも、色とりどりの血の花束は奇麗そうだなと。
見てみたいなと思いつつ、流石にみせてとは言えないな、とも。
内緒話の体制を取られれば、軽く首を傾げながら、耳を寄せて。


離し終わったら、今度は少し思案して。
ちょいちょい、と手招き。今度はこちらが内緒話。
(34) 2022/05/05(Thu) 23:19:40

【人】 司書 エルナト

>>35 トット
「うんうん、可愛い。」
「飼いたい可愛さって感じだね。」

うちのペットになる?なんて冗談めかして。
ゆるゆる、君の頭を撫でながら会話を続ける。
子供は可愛いから好きだ。子猫や子犬が可愛いのとおんなじ。

「へぇ、もっとってなるんだ。」
「まぁ確かに、あんまりやると死んじゃうかも……」

失血死的な意味合いだ。
君が実際にどういう意味合いで言ってるのかは分からないが。
(36) 2022/05/06(Fri) 0:37:56
メモを貼った。

【人】 司書 エルナト

>>37 トット

「あはは、贅沢なペットだ。」
「束縛する趣味なんてないから、全然いいんだけれどね。」

元々今もちょっぴり犬猫扱いをしている。
あんまり今と変わらないなぁ、と笑いつつ。

「じゃあ、必要な時にだけしないとだ。」
「君が倒れたりしたら、悲しむ人もいるだろうからね。」

無理をしちゃいけないよ、なんて説法もしつつ。
(38) 2022/05/06(Fri) 19:42:31
メモを貼った。

 




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