47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
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────。
[けれどもう既に彼女の中で
違和感を認識し始めたようだった。
流石はアリア。
私と同系統の能力がある故か
強制の能力を持ってしても綻びさえあれば
突破されかねないんだと思う。
私はそれを認識すると
目を細めて、笑いを堪えるような
意地悪い表情になってしまう。]
いいえ、アリア。
あんたは犬よ。自分でも、私の犬だって言ったわよね?
[敢えて強制の能力を重ね掛けせず
普通の言葉を投げる。
おそらくは最短で酒場の酒樽にマーキングをする
直前で、自分は犬ではないと気付けるだろう。
それを私は容認する代わりに。]
―― 修道院 ――
[...は向けられた視線に笑みを深めた。
その眼差しが良いのだ。
此処に居る従者の誰もが獅子に頭を垂れるだけ。
つまらない日常を作り出すのはつまらない人が多いから。
...は視線を天井へと向けた。
若しくは、そう、若しくはだ。
スピネル家が特殊であって此処が普通なのかもしれないが。
...は視線を再びカザリへと向けた。
脳裏で考えを否定する。
他の選定候も似たようなものであった。
矢張り上に立つ者は普通ではないのだろう]
ただ飼われるのならばね。
その可能性が無いとは言えないのはそうね。
[飽きたら棄てて新しい者を飼う。
それは至極普通に行われている行為であろう。
...は目元を細め、凍てつくような微笑を浮かべた。
そう、胸がないから飽きるとか言うやつもいるのだ。
今頃は川底で魚の餌にでもなっていようか]
夜は冷えるからね。
我慢出来なくなっても仕方がないわ。
[別の意識を刷り込ませる。
実際
身体は冷えてしまっているだろう。
犬としてするのか
それとも人間の意識を取り戻すのか。
どちらでも構わない。
私としてはどちらでも楽しそうだもの。
ただ……
人間として動こうとすると
身体が固まってしまうでしょうけれど。
それも、跳ね除けることが出来るかしら。]*
……鳥は要らないわ。
あれは安全な鳥籠から逃げ出すもの。
手を伸ばしても届かない高みへ行く姿。
私たちは誰もがそれを見たくはないと思うのだけれど?
[...はソファへと腰を下ろした。
部屋から出ていくのを見送ると代わりに別の従者が給仕に入った。
此処の食事は質素なものである。
パンにシチューと果実が搾られた水があるばかり。
それでも従者と違うのはパンは焼きたてのものであり、
シチューは具が多く肉が入っている。
チーズがつく日もある]
早く戻らないかしら。
[...はすぐには食事に手をつけなかった。
別段待っていたというわけではないが、
猫舌であるため冷めるのと待つ間だけである]
遅かったわね……あら、それだけ?
[...は手に持つパンを見ると小首を傾げた。
従者であっても具なしのシチュー程度は出るはずだけれど。
食糧事情が厳しいのだろうかと己のシチューをかき混ぜて**]
── 修道院 ──
[ガチャリと扉を開けば、漂ってきたのは焼き立てのパンとシチューの香り
それだけで確認しなくとも、食事が運ばれてきていることがわかる。
シチューをかき混ぜる手元へ目を遣り、自分の分のパンをポケットから取り出して]
早い者勝ちですから
お嬢様に命じられた
そう伝えれば良いのでしょうが
それは少し……
[嫌なのだ、とパンをちぎり口へ運ぶ。
そうして一口、二口と食べ進めていき]
──鳥は要らない
先程、そう仰いましたが
飛ばない鳥もおりますよ
ペットに向いているかといえば
また別、ですが
人に馴れはするそうです
[彼女の手の中にある器。
その中に浮かぶ肉を見てポツリ。
名のある家の娘が鶏を飼う。
そんな光景を思い浮かべ、くすくす笑い*]
─奇々怪々の異界にて─
[歯茎を剥き出し吠え猛り、大きく腕を横に薙ぐ。
途端、質量と魔力を帯びた風の渦が
向かい来る有象無象の異形を蹴散らした。
──けれど。
・・
そはあくまで奴らの一部に過ぎず]
| ──かつて聖都と呼ばれた地──
[今もまだ、此処はどの国にも属さない。
中心の大樹を囲むのは都の形同様に円を描いた大教会の建物ではなく、 天を突く如く高く聳えた魔法障壁である。
神聖の象徴とされた白い町並みは敢えて名残を保たれる。
正しい歴史の保存と継承、ヤドリギと魔の研究 それぞれの分野の学者達が世界中から集まるのが今のこの地。
過ちの忘却は過去をなぞる愚行に等しい。 故に人類は、教会の痕跡を全て排除することはしなかった。] (48) 2020/10/26(Mon) 23:29:04 |
| [「女神の教会」の正体が何だったのかを思えば、 都はある種の意味で、在り方を変えてなどいないのかもしれない。
しかし、今日ばかりは様変わりしている。
露天商が引くワゴンの目立つ屋根や、売り物たる色とりどりの菓子、 奇術師の魔法により噴水には輝く魚達が泳ぎ、時折跳ねては目を引いて、 道に沿って飾られた大南瓜が剽軽にあちこちに声を掛けている。
宙に浮いた楽器を操りながら、自らも音楽を奏でる演奏家は忙しく、 空から絶え間なく舞い落ちる花弁は誰かの術の幻影か、 はたまた有翼獣人による演出か?
異種族を模した装いの人間の子供達が、 行き交う人々の合間を縫うように駆け笑い合う。 転んでしまったその内の一人を助けた大人は、本物の魔族。 よくよく人混みを見れば他にも沢山見つけることが出来るだろう。 誰もが溶け込み、ただ其処にいるだけで注目されたりなどはしない。]
(49) 2020/10/26(Mon) 23:29:26 |
|
[忌み地として扱われ、暫くは封鎖されていたのが嘘のような光景 現在のハロウィーンは、種族の境界を曖昧にする祭り。 今年のそれは、常よりもずっと華やかに催されている。
しかし朝を過ぎた時間、来賓が揃った頃には 統一された制服を着込んだ警備の姿が増えてゆき、 人混みの流れも変わって、民衆はどこか落ち着かなく囁き合う。
半円の南側、祭りの中心地である地域 障壁に封じられたヤドリギを目前とする広場にて ついに式典が行われようとしていた。]
(50) 2020/10/26(Mon) 23:29:45 |
|
[口元を緩め、立ち上がった。 式典前に言葉を交わした周囲の来賓達へ微笑を向け、 広場を取り囲む民から歓声が上がれば片手を上げて応えて、
足は着実に壇上へと向かってゆく。]
(54) 2020/10/26(Mon) 23:31:43 |
[死者の国の香りのする霧を纏い。
琴羽の後を追う様に現れ突き進むは
無尽蔵にも思える死者の魂の群れであった。
本来、一体一体であれば
俺が遅れを取るような事はありえない。
それどころかほぼほぼ無害であるようなそれらが
今この時にあっては、力を持ち、形を持ち
それこそ津波のような有り様で向かって来ているのだった]
まさか……
あの祭りは、死霊を集める為のモノだったのか……?
[琴羽に取り憑いたのもまた、
力ある霊の一種だったのだろう。
同じ様に、あの祭りで見た西洋の妖怪めいた姿もまた
其処此処に散見され]
――夜・街――
[絶対守ってあげるという言葉は聞こえてたけど、
安心する気持ちは一瞬生まれて怯えに呑み込まれてしまった。
だってそのあと、何か考えるみたいな無言の間。
やっぱり犬でいるのは普通じゃないんだ、そう思う。]
ぁぅ……ぅ、
[ 意地悪い表情になったご主人さま。ちがう、メイベル。
不服げに見上げる。
頬を膨らませて、動きたくないと縮こまって。]
ど、どうして。
[ あんたは犬よ、と掛かる声。
ふるふると首を振って否定しようとする。
その動きに合わせて揺られるリードを見ないように、
瞼をぎゅっと閉じて。]
琴羽同様、操られているだけならば
下手に傷付けるワケにもいかないが……
────ッ、しつこいぞ、貴様らァ……!
[フラフラと、ゾンビの様に歩んでくる一団を
まとめて上段で蹴り倒す。
奴らにとっては俺は、進路上に現れた
岩か何かと同じ扱いなのかも知れない。
直接的に攻撃してくる事こそ少ないが
それが逆に厄介でもあり。
多勢に無勢。
どうやら琴羽の向かった方を目指しているこやつらを
必死で押し止めるそのうちに────…]
い、犬じゃ、ない。
わたし、人間だもん。
[ けれど掛かる命令の言葉。
また首を振った。
縄張りにマーキングするのって、雄犬だけなんじゃ――ない、の?
現実世界のどこかで仕入れた知識を否定するように、
ずくり、とお腹の底で生まれる衝動があった。]
[ 混乱する。どうして、何か疼いて堪らないような気分になってるんだろう。私のしるしをあそこに残したいと思っちゃってるんだろう。雌犬なのに
、雌犬だから、発情してるしるしをあそこにのこしておすをさそわないといけない。ぴってマーキングして、わたしはここにいるよっておしえてやらないといけない。そう縄張りだからじゃなくて、発情してるから。発情してるし、それに――]
[ そう掛かる
メイベル
ご主人さまの声。
そんなこと、言われたら。]
ぁ、ぅ。
……や、やなの、にぃ……っ、
[ 身体も冷えている。それもご主人さまのいう通り。
発情してることを意識したせいか、
身体の芯には熱っぽさを覚えているけれど
ぶるりと身震いしてしまうのは寒さの現れ。
その一方では夜の街路で首輪に繋がれた裸を露出している、とも
理解してしまっていて、人と犬の狭間で理性が振り子のように
大きく揺さぶられていた。]
―― 修道院 ――
[従者には従者のルールがあり、
カザリにはカザリの矜持があるようだ。
...は嘆息した]
それで私の前で固そうなパンを食べるの?
[...は自身のパンを千切る。
焼きたてとは言えそれですらシチューに浸して食べるものだ。
古いパンであれば猶更に食べにくいに違いない。
...は千切ったパンをシチューに浸す。
浸してから一口食べ、また千切って浸せば今度は其れをカザリの口元に押し付けるように差し出した]
お食べなさい。
それでは私の気分が良くないわ。
[施しではなく、己が気が良くないからと強いていき、
笑い声に澄ました表情で小首を傾げた]
あら、家ではガチョウやアヒルを飼ってたのよ。
首から下は壺に入れてね?
[...はシチューの中のお肉をスプーンで裂いて口に運んだ。
咀嚼をして肉の味を確かめる。
この鶏もどこかで飼われていたのだろうか]
でもペットは食べないわね。
あれは可愛がるものだもの。
[視線の先にあったお肉は既に腹の中]
あと別にペットが欲しいわけではないのよ?
[それくらい分かっているでしょうに、とまたパンを一口**]
[ しばらくの逡巡のあと、ついに私は屈する声を出してしまう。
それと同時に、きゅん、と疼く感覚が胎内でした。
これからあの酒場まで四つ這いで行って放尿する。
人目もあるのに、犬みたいに片足を上げて。]
わ、わたし、……わたし。
人間だよ、ね? いぬ、じゃないのに、ないのに……
あぁ、うぅ……ぅ、はぁっ、はっ、……
[ それは全部、ご主人さまの命令だから。
だから、従わなくちゃ。
犬みたいに動くことしか許されてないんだから。]
行、行く……ね、ご主人さま。
ついて……きて、ね?
[ 膝を着けた四つ這いで、酒場の前へと進んでいく。
はぁはぁと荒くなる息、潤む視界。
何か声が届いたか、どんな視線が飛んできたかは覚えてない。
直に触れようとする男――雄は居なかった。
もしかしたらご主人さまが退けてくれたのかもしれないけど。]
ご、ご主人さま……こうで、いい?
[ 片足を酒樽に掛けて大きく上げた。
一筋の毛も生えてない秘所は隠すことなくその瞬間を見せようとする。
羞恥に染まった頬でいきむけれど、なかなか出てこなかった。]
で、出ない、よぉ……っ。
[ 出したいのに。出そうとしてるのに。
ご主人さまを見つめて、また数度いきんで、ようやく。
理性と常識の枷よりも今ここで放尿したいという欲求が上回った。]
[ ちょろ、と洩れた一筋が始まるともう止められない。
解放される快感が私に、うわ言のような声を上げさせた。]
あっ、あっ、出ちゃう、出ちゃう、
ご主人さまっ、ご主人さま、
見てて、見てて……っ♡<
[ 頭の中がくらくらして、何も考えられなくなっちゃうみたい。
自分が発情している雌犬なのか、
ご主人さまの命令に従わされている人間なのか、
どっちとも判別つかなくなっていく。]
[ ただ間違いないのは、膀胱の中にあったものを全て出し終え、
身体を震わせた途端、だっとご主人さまに抱きついていったこと。
足元にしがみついて、涙の滲んだ瞳で見上げた。]
……はぁ……はっ……っ、ぁ、ぅ……っ、
……ねぇ、ご主人さま……♡
……わたし、がんばったよ……?
[ きゅっ、と目を閉じて、開いて、見つめる。
虹色の煌めきを瞳に宿して。]
「褒めて、可愛がって?」
「それから、いっぱい、いじめて?」
[ 膝立ちで延び上がるように縋りつく。
砂利の散らばる地面だけれど、何も痛くなかった。
城を出る前に掛けられた魔術のおかげだってことは、
その時ようやくはっきりと気づいていたんだ。]*
……────ぐ 、ッ……
流石に…… ガス欠か……
[羽団扇から出る風も、とうにただの微風と化して。
淀んだ霧を僅かに散らすも、
細くできたその空間すら、瞬く間に新たなる霧に、
異形の影に覆われる事を繰り返し。
片膝を付き、それでもこの先を通すものかと
眇めた片目で白き闇を睨み据えれば]
この気配は……
────まさ、か……
[気怠い全身に鞭打って、なんとか、振り返れば。
真っ白な闇の中、ぽつんと。
暖かな
光
が灯っていて]
戻って、来てしまったのか……
[そうだ。
俺は知っていたはずなのに。
そういう、娘であると。
やがて近付いてきたそれは、
息せき切って駆けて来る琴羽と
その手に持った
で]
[ゆらり、ゆらりと。
死霊の群れが、俺の横を通り抜けて行く。
先程までのおぞましいまでの必死さや
底冷えするような死者の禍々しさは消え失せて。
その瞳に映し出されているのは、
ただ、灯火の明かりのみの様だった]
まさか、こいつらが狙っていたのは……
いや、辿り着こうとしていたのは、
それ、なのか……?
[てっきりこいつら全員、
琴羽の身体を狙っているものとばかり思っていたのだが。
……そうでは、無く。
灯火のあたたかな光に照らされた死霊の気配が掻き消える。
中には仮装した身体がとさりと倒れ、
何かが抜け出した様なものもいて]
────それは……
母上がそなたに伝えたのは、
この地に伝わる送り火の在り処か……
[一定の時期において
あの世とこの世の境が曖昧になるこの地で、
それでも人々が暮らし続けられたのは……
秘伝として伝え続けた送り火の角灯。
かぼちゃのランタンで
死霊を天に還していたからなのだろう。
まぁ、恐らくかつては此処まで
霊共が一致団結して大暴れは
していなかったのではないだろうか。
今年は西洋の妖怪仮装のイベントという
百鬼夜行の依代にぴったりな行事を開催し、
更には琴羽というマタタビを渦中に投げ込んだ
相乗効果であった気がすごくするのである]
[なので、恐らくは……
猫の霊だか、猫又だか。
琴羽に取り憑いた猫が俺を襲ってきたのは……
ちらりと、自らの背を振り返る。
其処にはマントに隠れる様に一対の羽が生えていて]
……誰が、鳥だ……
[ぼそり呟いたのを最後に。
ほぼほぼ気力だけで立っていた俺は
ゆっくり前のめりに倒れていったのだった]
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