人狼物語 三日月国


165 【R-18】シュガートースト、はちみつミルクを添えて

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【人】 糖画 ユゼ


…………あ、花。


[そういえば花瓶に活ける花を用意するのを忘れていた。
前の家から持ってきて、とりあえず個室に飾ったはいいが。肝心の花はまだ用意出来ていない。]


ジャヤート、花を飾りたいんだけどさあ……お前、好きな花とかある?*
(26) 2022/08/07(Sun) 22:16:32

【人】 販子 ジャヤート

[拠点に連れ帰ってきてからというもの、
 ユゼは日増しに楽しそうに暮らすようになった。>>24

 それまでの彼女の姿に、そう詳しいわけではないが。
 接客中の笑顔はまさしく作り笑いだったというのは
 記憶していた。>>0:27

 それに、孤独に強く飢える様子だったことも。

 今は孤独など感じる暇もなさそうにしている。
 仲間が増えた後、いつもそれを見るのが楽しいのだ。
 それまでとの落差を感じる姿を]
(27) 2022/08/07(Sun) 22:34:24

【人】 販子 ジャヤート

 

  俺の好きな花……?


>>26唐突な問いかけに目を瞬いた。
 そういえば花瓶を大切にしていたなと、
 個室に置いたのを思い出す]
(28) 2022/08/07(Sun) 22:34:40

【人】 販子 ジャヤート

 

  んー。あれかな。
  牡丹一華……。

  この辺じゃ自生してるのはあんま見ねぇけど。


[以前、どこかで花瓶に活けられているのを見て、
 その花の可愛らしさに興味を持ったのだ。

 その後に花言葉を知って、ますます気に入った。
 そんな花である。

 もっとも、花言葉については、
 問われても自分から言うことはないだろう]**
(29) 2022/08/07(Sun) 22:34:58

【人】 糖画 ユゼ

>>29
牡丹一華なあ……
確かに、この辺じゃあ見かけないな。

あ、明日行くアイツに頼めば用意してくれるんじゃね?
お代と一緒に掛け合ってみるか。


[意外な名前が出てきて、少し驚く。
牡丹一華。確かに綺麗な花であるが、そういう花を好んでいるとは知らなかった。

……ジャヤートの事は、まだまだ知らない事の方が多い。
どうして、この場所にいるのか、女性を商品にしない理由だとか、好きな物嫌いな物など……知り合って数日だから当然といえば当然なのだが。

俺からもまだ、話せていない事の方が多い。
時が来たら、少しずつ語り合おうと思う。
ずっと一緒にいたいから。]
(30) 2022/08/07(Sun) 22:53:29

【人】 糖画 ユゼ

[雑談をしながら、今日の仕事の準備も抜かりなく行う。

一人では時間がかかるから、急いでいた屋台の用意も今では手伝ってくれる人達がいるからあっという間だ。]


よっしゃ、出発ー!
いい客に出会えますように!


[拠点の人たちに見送られながら、荷車をひいて進む。

今日の売り上げはきっと良くて、帰ってきたらその事を子供たちに自慢したりして。そんな風に過ごすのだろう。]**
(31) 2022/08/07(Sun) 22:59:28

【人】 販子 ジャヤート

 

  あぁ……なるほどな?
  日々道楽して過ごしてる金持ちなら、
  伝手があるかもしんねぇな……。


[彼女の発案に納得する。>>30
 屋敷には様々な花が生けられていた記憶もある。
 牡丹一華をそこで見たかは記憶がはっきりしないが。

 季節外れの花は富豪でも簡単に手に入らないだろうが、
 それもまた、何度も訪ねる口実になる。

 互いの知らないことは、いくつもある。
 これから共に暮らす間に、少しずつ
 知り合うことになるのだろう]
(32) 2022/08/08(Mon) 8:19:33

【人】 販子 ジャヤート

[いずれ話すことになるのだろう。
 女性に手を出さないと決めていた理由も。

 単に姉が自分を庇って殺されただけなのだが。
 そのときの声が忘れられなくて、
 女性の悲鳴が聞きたくない。
 そんなありがちな話である。

 ジャヤートが属する集団は、
 似たような事情の者や、自分自身が女性の者、
 特別な事情が無くとも同調する者。
 そういった者たちの集まりであった]
(33) 2022/08/08(Mon) 8:20:07

【人】 販子 ジャヤート

>>31彼女が目下の稼ぎ頭なこともあって、
 皆、熱心に彼女を手伝った。

 荷車も交代で運べば移動が早く済むし、
 現地に着けば客の呼び込みに駆け回るし。
 休憩の時分には軽食を調達してくる者もいる。

 その分、彼女も絵を描き続けることになるだろうが。

 皆で揃って後ろ暗くない活動に精を出すのは
 これまでになかったことで、皆の笑顔は明るかった。
 彼女がもたらしてくれた笑顔だった]
(34) 2022/08/08(Mon) 8:20:41

【人】 販子 ジャヤート

[その日の仕事が一段落する頃]


  なぁユゼ……、
  カエル描ける? 小さいやつ。


[しばらく考えていた、彼女に描いてほしいもの。>>18
 それをやっと思いついて、頼んでみた。

 ジャヤートが思い浮かべているのは、
 アマガエルのような小さくて可愛らしいものである。

 いざ描いてもらったところで、
 それを食べられるかというと、少々悩ましいのだが]**
(35) 2022/08/08(Mon) 8:21:15

【人】 糖画 ユゼ

>>32
決まりだな。

[了承の言葉を貰えたので、明日は「お得意様」に掛け合う事にする。すぐには手に入らないかもしれないが、まあ気長に行こう。]
(36) 2022/08/08(Mon) 12:53:25

【人】 糖画 ユゼ

[此方にやってきてから、屋台販売は格段に楽になった。荷運びや呼び込みをしてくれる人たちがいるから。>>34


その分、俺の「絵」を描く仕事が増えたけれど。手伝ってくれる人や、糖画をやってみたいと言う人たちもいるので疲れるけれど苦にはならなかった。


「ユゼが来てから、みんな明るくなってきたよ」と礼を言われる事も度々ある。
……お礼を言いたいのはこちらの方だと、むず痒い気持ちになりながら礼を返す。]
(37) 2022/08/08(Mon) 12:54:03

【人】 糖画 ユゼ

[仕事終わり、今日も疲れたと横たわっているとジャヤートから「絵」を頼まれた。>>35]


カエル?いいけど……
随分と可愛いモノを頼むんだな。


[カエル。それほど多く描きはしないが、好む人はそれなりにいるものだ。

起き上がって即刻、糖画の準備をする。

小さいカエルというとアマガエルとかその辺か、と考え、リアル調かデフォルメ調か言われなかったので両方描く事にした。]


お待ちどうさま、カエルだ。
……気に入ったか?**
(38) 2022/08/08(Mon) 12:54:44

【人】 販子 ジャヤート

[「可愛いモノ」と言われて、また目を瞬いた>>38


  カエルって可愛いのか……、
  確かに想像してる奴は可愛いんだが……。


[解せない顔をしつつ、絵を描く姿を見守る。
 出来上がったのは、リアル調とデフォルメ調の二つ]


  おぉ……。
  似てるなこいつ……あの時のと。


[言いながら見つめたのは、リアル調のカエルの絵だ。
 今にも動き出して雑草の陰に潜り込んでいきそうな、
 飴でできたアマガエル]
(39) 2022/08/08(Mon) 15:10:20

【人】 販子 ジャヤート

 

  あ、そうだ。代金。
  ユゼ、ありがとな。


[頼んだからには、と支払いをした。
 といっても彼女が求める最低額だが。
 
 それからしばらくリアル調の絵を眺めていたら、
 幼い仲間に物欲しそうにされて、
 デフォルメ調のほうは譲ることになった]**
(40) 2022/08/08(Mon) 15:10:43

【人】 糖画 ユゼ

>>39
え?可愛いだろ、カエル。


[苦手な奴も多いとは思うが、少なくとも俺はカエルは可愛いと思う。

視線から、どうやら求めていたのはリアル調の方のようだと気がつく。]


…………あの時?



[呟いた言葉は気になったが、とりあえず本人から言及があるまで深掘りはしないでおいた。]
(41) 2022/08/08(Mon) 17:42:39

【人】 糖画 ユゼ

[>>40料金を受け取って、微笑む。]


まいどあり。


[別に無料で作ってやってもいいのだが、律儀に支払われたのなら貰う主義である。

しばらくして、デフォルメ調の『カエルの絵』を欲しがる子供がやって来てジャヤートがすんなり渡していた。
……やはりお気に入りはリアルな方か。]


そんなに気に入ったの?そのカエル。*
(42) 2022/08/08(Mon) 17:47:43

【人】 販子 ジャヤート

 

  ユゼはカエル可愛く見えるのな……。


[当然のように答えられて>>41、しみじみと返す。
 小さく呟く声が聞こえても、その時は何も言えなかった]
(43) 2022/08/08(Mon) 17:57:17

【人】 販子 ジャヤート

[けれど改めて、気に入ったのかと問われて>>42


  ん……昔、俺にまだ家族がいた頃に見たカエルが
  こんな感じの奴だったなーってさ……。

  その頃のことをなんとなく思い出して、
  ユゼに描いてもらったらどんなかと思ったんだ。


[それ以上を語ろうと思っても、今は難しかった。
 親しみを感じてはいても、出会って数日の仲。

 これから先の日々で、少しずつ話すことになるのだろう。
 それが姉と歩いた最後の帰り道の話だと]*
(44) 2022/08/08(Mon) 17:57:42

【人】 糖画 ユゼ

>>43
なんだよ、カエル可愛いだろ。


[頼んだくせにカエルはそんなに好きではないのか、不思議に思っていたら言葉が続いて。>>44]


……ほーん、そっか。
大変だったんだな、ジャヤートも。


[どことなく話しにくそうな、辛そうな顔に見えたから]
(45) 2022/08/08(Mon) 18:23:41

【人】 糖画 ユゼ

ていっ。


[不意打ちの様に、彼の膝上へと座り、そっと彼の頰を触りながら言う。]


まー、思い出話や苦労話は追々な?
言いたくなったら聴いてやる。俺は『お前の女』なんだから。
(46) 2022/08/08(Mon) 18:27:30

【人】 糖画 ユゼ

[沢山受け取っている途中だから、少しずつ返して行きたい。

抱えきれない事は、お互いに支え合いたい。]
*
(47) 2022/08/08(Mon) 18:30:37

【人】 販子 ジャヤート

 

  おわっ……。


[突然に膝に乗ってこられて、>>46
 驚いて彼女の顔を見つめた。

 落としかけた『絵』をしっかり持ち直し、
 続く言葉を聞いて彼女を抱き締めた]


  ははっ、そうだな。
  気長にやってきゃいいんだよな、
  お前は『俺の女』なんだし。


[確認するように同じ言葉を返して、頬に口づける。
 唇でないのはなぜかって? 周りに人がいるからだ]
(48) 2022/08/08(Mon) 19:11:46

【人】 販子 ジャヤート

[その後。
 富豪の屋敷でもユゼの糖画の評判は上々だった。
 牡丹一華を頼んでみたら、必ず手に入れると豪語してくれた。

 少年趣味の富豪はユゼを大層気に入った様子だったが]


  悪いがこいつは売り物じゃない。
  俺の女なんで。


[そう断ったら、富豪は非常に残念そうであった]
(49) 2022/08/08(Mon) 19:11:57

【人】 販子 ジャヤート

 
[早咲きの牡丹一華を手に入れたと一報をもらうのは、
 数ヶ月経ったころ。

 想像以上の数の牡丹一華に迎えられ、
 再び糖画を披露することになるだろう]**
 
(50) 2022/08/08(Mon) 19:12:11

【人】 糖画 ユゼ

[>>48 驚いた顔が笑みに変わっていくのに、満足して頷く。]


そーそー。焦ることはねえのよ。
俺の事、離さないでくれるんだろ?なら、それでいいよ。


[こちらからも抱き締め返すと、頰に口付けられた。
…………嬉しいけど、恥ずかしい。

赤くなった顔を見られない様に、そっとジャヤートの胸に顔を埋めた。]
(51) 2022/08/08(Mon) 20:11:31

【人】 糖画 ユゼ

[ーーーー数ヶ月後。
昨日はたくさん仕事をしたから、>>50
今日は休みを貰っている。]


……嬉しい事、言うじゃん……


[>>49 あの日の夢を見ていた。
あまりにも堂々と言われたので、照れて顔を上げられなくなってしまったのだけど。やっぱり嬉しくて。

その日を生きるだけで精一杯だったあの時とは違って、今は未来へ『期待』できる。

どうしようもなく『あなたを愛して』しまったあの日に、やっと動き出した俺の、俺たちの時間。

『信じて待っていた』事を裏切られた傷が、少しずつ癒えていくのを感じている。

もう、悪夢は見ないだろう。それが『真実』だ。


花瓶に活けられた牡丹一華が揺れる。]
(52) 2022/08/08(Mon) 20:12:27

【人】 糖画 ユゼ

[時計のベルの音を無視して、微睡みの中にいた。]**
(53) 2022/08/08(Mon) 20:12:54

【人】 販子 ジャヤート

[好きな花だとは言ったけれど、
 理由は結局言わなかった。>>29

 その牡丹一華の花言葉が、
 彼女との今までとこれからを彩る。>>52

 時計のベルが鳴ったとき、>>53
 目覚めを拒むように隣にいる彼女を抱き締めた。


 ──これからもずっと、ずっと一緒だ]**
(54) 2022/08/08(Mon) 20:25:27
(n0) 2022/08/08(Mon) 23:39:44

 




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