情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 ピントを合わせて ライカ>>+0 >>+1 結木さん 「そう…なのかもしれません」 「……いや、これは 僕がおかしいと思いたくないから。そう思っているだけかもしれませんけどね」 それでも。 今は肯定される事が救いだ。 自分の行為が背徳的なものだと分かっていても、少しだけ心が軽くなったような気がするから。 「有り難い?」 ぱち、と目を瞬かせて。 自分を覗き込む貴方の瞳を視界に入れる。 「……死にゆく人ではなく、死に直面したうえで、生きていく人。ですか」 「言うまでもないですよ」 「勿論、興味があります」 これまで、出会う機会がなかっただけだ。 命の危機を乗り越え、生きる姿は 死に近付いた者としてさぞ興味深いものなのだろうと。 三十三来夏は、考えている。 だから、迷いなく頷いた。 (1) 2022/06/10(Fri) 22:45:58 |
【秘】 ピントを合わせて ライカ → 篝屋に来た カジヤマ「うわっ」 いつ目を覚ますのだろうと傍で見ていたから、突然流れ込んだ声に素っ頓狂な声を上げる。 そういえば、こんなことが少し前にもあったな……と思い、意識が戻っていない事を確認すれば、脳内で声を返す。 『先輩、先輩。近くにいます。三十三です』 『まだ死んでないですよ、大怪我ですけど……簡単に治療もしています。意識は戻ってないので、そのせいじゃないですか?何も見えないのは』 『あきちゃん……奈尾さんですか?あの人、危ないんじゃなかったんですか』 正気なのか?という声だ。この状況になったのも、その人のせいじゃなかったのだろうか。とでも言いたげだ。 (-8) 2022/06/10(Fri) 23:32:02 |
【秘】 ピントを合わせて ライカ → 篝屋に来た カジヤマ『生きてますけど、背中が全面爛れてるような状態なので。 起きたらかなり痛みが走ると思います。覚悟しておいてくださいね』 生きているだけ御の字だけれど。暫く生活に困るかもしれない。 寝ころぶだけで一苦労かも。 『……そうかもしれませんね。 実験の影響で暴走していた可能性は捨てきれません。―――ですが、叶さんが相打ちのようにして亡くなったそうです。 それでも、助けますか』 普通の人であるなら、元々ああいった性質でないのであれば。 三十三来夏は、誰もが生きて帰るべきだと考えている。 だから、きっと貴方の言うことを肯定するのだろう。 (-14) 2022/06/11(Sat) 18:58:47 |
【秘】 ピントを合わせて ライカ → 篝屋に来た カジヤマ『ダメですよ。起きてくれないと。 生きるって言ったのは、先輩でしょう』 約束を破るのは許さないですよ、と窘めるようにそう言って。 『どうでしょう?案外、先輩のこと恨んだりするかもしれませんよ。 ……なんて。冗談』 『多分、先輩の言う通り 治す方法を見つけるでしょうし。 ……バカですね。先輩。大馬鹿です。 言ってくれたら、手伝いましたよ。誰も手伝ってくれって言わないから、一人で歩き回ってたんですよ』 『……わかりました。 償うべきという言葉には賛成です。普通の人であるのなら、罪の意識もきっと戻ってくるはずですからね』 ▽ (-25) 2022/06/12(Sun) 1:31:44 |
【秘】 間近の焦点距離 ライカ → 篝屋に来た カジヤマ『しょうがないですね』 『いてあげますよ。ちゃんと』 『危なくなる前に、皆さんが集まっているところに移動はしますけど。 僕は傍で、起きるまで見ていますから』 だから、ちゃんと起きてくださいよ。と口にして。 貴方を背負って、一度資料室へと向かうことになるのだろう。 (-27) 2022/06/12(Sun) 1:39:30 |
ライカは、カジヤマを背負って 皆が集まっている部屋に向かうのだろう。 (a0) 2022/06/12(Sun) 1:39:56 |
ライカは、ユウキにも声をかけていたはずだ。一緒に行きましょう。 (a1) 2022/06/12(Sun) 2:03:45 |