人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 サラリーマン 葛西 聡

[ああまた昼を食い損ねた。
起きて一番に思ったことはそれで。
これなんだっけ、ってぬくいでかいのを
疑問に思ったのが二番目。

ああ、まだ帰ってなかったのか、って
思ったけど言えばまたびくつきそうだからやめておいた。
帰ってて欲しかったという意味じゃなくとも
そう受け取るだろうことは何となく理解した。

晩飯には少し早い時間に牛丼を買いに走らせて、
久しぶりに食べると美味いなぁなんて
思いながら同時に
こいついつもこんなんばっか食ってるのかなぁと
勝手に認識したら少し心配になった。

よし、野菜を食わせよう。
なんて謎の決意をしてみたけれど
いつまで覚えているかはわからない。
明日には面倒くさくなっている可能性は大いにある。]
(19) 2020/10/25(Sun) 2:01:31

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[週明け、何にもなかった顔をして会社で顔を合わせた。
宣言通りに本当に何もなかったみたいに。
そりゃもう完璧なまでに。

それから一週間、普段通り以上の何の接触もなく
何の連絡もなく過ごして、訪れた次の週末。]


 ・歯ブラシ
 ・下着
 ・豆腐
 ・もやし2袋
 ・大葉


[仕事の帰り際に唐突に送ったショートメッセージは
一目で仕事とは何ら関係のないものだと伝わるだろう。]
(-14) 2020/10/25(Sun) 2:02:10

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[お使いが上手に出来たのなら
豆腐はその晩、和風おろしの豆腐ハンバーグに化けただろう。
付け合わせには葉物のサラダ。スープはやたら具沢山に。

もやしは一袋は茹でてめんつゆと味ぽんと
ラー油ごま油その他諸々の薬味に漬け込んで
箸休め兼酒のアテに
もう一袋は翌日まで泊って行くならスープの具に化けて
提供されることになっただろう。

メインはひき肉の残りで作ったタコライス。
野菜を食わせる野望はどうやら継続したようだ。]


 プライベートでごっちゃになるときはあるな。
 仕事中はない。

 電話とるときだけ無意識に声変わる事あるだろ?
 あの感覚だな、殆ど癖だ。


[男二人顔を突き合わせて。
飯を食って、狭いベッドで寄り添って眠って
偶に気紛れにキスをしてみる。

そんな週末を繰り返す。
物足りないかと思ったが案外抱き枕で満たされたので
まぁこれでいいかと納得する。]
(-15) 2020/10/25(Sun) 2:03:14

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[材料費は家にあるものはそのまま使い
なくて使いに行かせるものは完全折半を強要した。
二人分くらい払ったっていいが
そうすれば遠慮しだすだろうし
かといって全部出させるのは俺が癪だったので。

2週ほど手本に勝手にメニューを決めて
続く二週は何が食いたいかある程度選ばせた。

ひと月ほどのお試し期間を繰り返したのちに、
これでいいのか尋ねようとしてそのまま忘れた。

何度目だったかに…いやこれなにしてんだろうって
里芋の皮を剥きながら、ふと、不意に我に返った。
因みにこれは今夜の豚汁になる]


 ……なぁ、お前これでいいの?


[タイミングがタイミングだったのでなんとなく
豚汁の芋は里芋かじゃが芋か、みたいな問いになった。

いや、そういうことではないんだ、そういうことでは。
なおメインおかずは総菜屋のアジフライになります。
誘惑されて衝動買いしてきた代物だ。
うちで揚げ物はしない。面倒なので。
なお千切りキャベツは山盛りがノルマである。*]
(-16) 2020/10/25(Sun) 2:03:50

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[最近付き合い悪ぃじゃん、なんて
にやにやしながら友人に指摘されたから
別に女じゃないとまず否定して。
じゃあなんだと問われたから少し考えてから
犬を飼い始めたと答えた。

見せろ触らせろと騒ぐので、
うちじゃなくて姉のところでと付け足して
週末だけ遊びに通っているんだという事になる。
俺の友人は大体昔うちの姉に食われていて
今はもう別の男と結婚している姉に
こっぴどく振られているのでそれ以上は黙った。

女じゃなく犬でもなく男だと言っても構わなかったが
多分あれは付き合っているとはいわないし
俺が口説こうとしている訳でもない。

じゃあなんなんだろうって?俺にもわからん。]
(-27) 2020/10/25(Sun) 14:12:40

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[この関係性に対して
これでいいのかと尋ねた問いが、通じなかったのではなく
はぐらかされた事には何となく気付いたけれど
そ。と短く一音を返しただけでそれ以上追及しなかった。

ただ何となく近くにいるから。
それ以上の理由もないこいつに
これ以上を欲しがれと強請る理由もなければ
強要する権利もない。

初めて好きになったと、こいつは言ったが。
俺は特別誰かを好きになったことなんてない。
多少の強い執着は覚えても替えも効けば
性欲が満たされればなんとなく霧散する、
その程度の感情以外、しらない。

知らない以上こいつの『好き』を否定することもできないが
こいつの言った好きは距離感がバグってる以外は
家族に対するやつみたいなもんで
プラトニックな恋人関係を望まれた訳でもなければ
唯一を求められたわけでもなく

友人にしてはスキンシップが多すぎて
恋人にしては遠慮しなくていい。
家族にキスなんてしないし
抱き合って眠ったりしないから
時折本当に、飼い犬を愛でているような心地になる。]
(-28) 2020/10/25(Sun) 14:14:00

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[それ以上を求めてこないから
それでいいんだと解釈して。
特に望まれない部分は他で消費する。

平日の夜にはそれまでと変わらず女を抱いたりもした。

ただの処理とは別の満たされないその辺の
性的に求められたいなんて欲求は
若い雄として求めてくれる年上のセフレで解消した。
終わってしまえば虚しくなるのは別に今まで通りで
何が変わる訳でもない。]
(-29) 2020/10/25(Sun) 14:14:27

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[女の気配を家に持ち込んだことはない。

恋人でもなければ、恋人前提でつるんでる友人でもない
俺が意識していないのと同じくらいに
何の意識もされていない男に対して報告義務もなければ
別段罪悪感もない身体の関係を含む交友関係は
多分このままずっと気付かれることも無いだろう。

そう思っていたが…
仕事以外では自覚がないだけで大分抜けているところの多い俺に
そんな完璧な切り替えができる筈もなく…]
(-31) 2020/10/25(Sun) 14:32:47

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 ん?ああ、……
 すまんまちがえた


[配信サービスの中から探せばいいのに
目の前に並ぶジャケットから探して見つけるのがすきで
つい借りてきてしまうDVDを
お互いに寄り掛かったりする可笑しな体勢で見ながら
ちょっとそういう雰囲気になったときに

自宅で気が抜けきって少しのアルコールでも
意識が若干ふわふわしていれば
ない胸を揉もうとして空ぶったり
尻の肉を鷲摑んでその堅さに疑問符を浮かべたり
女に触れる様な手付きで触れては、中断する。

一緒にいる時間が当たり前になりすぎるほど
誰かの気配を感じさせることは次第に増えて言っただろうし
寝惚けて女の名前を呼ぶことに
気付かれることもあったかもしれない*]
(-32) 2020/10/25(Sun) 14:33:37

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[飯食いにきてついでに泊ってる感覚だと思ってたから。
他に付き合いがあるなら別に
そのまま真っ直ぐ家帰ればいいのにと思わなくはなかったが。
来ると言うので待ってみる。

本当に来るかもしれないと思うのが半分
もう半分は、やっぱり直接帰るという
連絡を待っていたような気がする。

なお野菜の接触的な摂取に拘りのない夕食はピザになった。
たまにくうと無償にうまい。
明日胃薬が必要になりそうな予感を察知したが無視する。

ビールを飲みながらバラエティ番組を聞き流していた辺りまでは
辛うじて記憶にあるが寝落ちていたらしい。

インターフォンの音にびくりとして目を覚ます。
なんだっけ、ああそうだ御門だ。
いい加減合鍵を持たせようか考えては
その距離感が正しいのか悩んで
何度目かの試案はまた有耶無耶のまま終わらせた。]
(-40) 2020/10/25(Sun) 20:25:53

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[近所迷惑な呼び声に疑問符を浮かべてドアを開ける。
いらっしゃいといえばいいのかおかえりといえばいいのか
何時も解らなくて何時もと同じ挨拶を]


 おつかれ。
 まだ10時だろ…早かったな。


[まぁ入れと道を開けようとして
何時もはきっちり占めてるネクタイが緩んでる事に気付く
釦もいくつか外れて珍しいと思った視界に
魅せ付けるみたいな鬱血の後。

まるで見つけてくれといわんばかりだなぁと
思いながら、腕時計を見下ろした。
本当にパーティーならの大凡の時間を見繕ってみたら
その後に盛り上がってきたにしては早すぎやしないだろうか。
ならそもそも二人きりの誕生祝いだったら
まぁ、うん、無くはないかもしれない。

けど多分そういう事じゃないんだろうなぁと
あからさますぎる状況を鑑みて思う。]
(-41) 2020/10/25(Sun) 20:26:23

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司


 ……、……もう終いにするって話ならここで聞くが。


[こいつに他に新しく好きなやつができたとか
或いはこいつの事を好きなやつがけん制してきたにしても
男に添い寝するのなんてもう辞めたいと思うかもしれないし
付き合ってもいない男の部屋に上がること自体を
もう辞めたいかもしれない。

ゲイはその辺がフランクだなんて何時か聞いた気がするので
ただの挨拶みたいなものなのかもしれないが
つい見えてしまった、でなく、
明らかに魅せられている気がする違和感と
何となくよそよそしさを感じる相手を見て
念のためにと尋ねる。
こいつから始めるといった手前きっと言い出し難かろう。

漠然と、良い相手が居るなら良かったじゃないか、と思うのに
何となく心から喜べない自分を、薄情だな、なんて少し思った*]
(-42) 2020/10/25(Sun) 20:29:39

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司


[なんでって、いわれましても。
そんな声を荒げる程可笑しなことを言っただろうか。
目をぱちくりさせて首を傾げる。

なるほど、なら牽制の方かなぁなんて納得しておく。
そんな事をしなくとも通してやるのに
そう広くない廊下を押し通ろうとするあいつと
すれ違えば割と濃い酒の匂いがした。
寝る前にシャワーを浴びさせようか……]


 なんだ。ちがうのか。
 変な顔してたから、てっきりそういう話なのかと。


[そう応えて話は終わったつもりで後を追いかけ部屋に戻る。
テレビこれ何入ってんだ?って方に意識が移って
リモコンで番組表を眺めてたら終わった心算の話題が続く。

あれ?続くんだ?ってきょとんとしてたら
ソファーに座り直そうとした
可笑しな姿勢で変に一時停止してしまった。

なんだろう、俺のせいにして止めたい感じだろうか。
まぁその方が罪悪感はないだろうね。わかる。]
(-47) 2020/10/25(Sun) 23:22:45

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[でも別にこいつの事を好きな男にこいつが
無防備に首筋明け渡してようと俺が関与するところでもなく
何なら別に好きでもない相手と超速で
祝いの一発を致してきてようと俺が関与するところでもなく
鬱血一つで不潔だと騒ぎ立てる程初心な訳でもないし……

なんでって、いわれましても。
理由なんてとくにない。]


 お前がこれを望んでて。
 俺が別に嫌じゃないからじゃねぇの?


[こいつが酔ってる時はもっと酷い酒気を纏いながらでも
割としっかり喋ると認識しているから
なんか変な喋り方してるなぁと不思議に思うだけで
それが酔払い設定だなんて気付きはしない。

中腰に疲れて可笑しな姿勢で停止していたことを思い出し
ソファーに座り直しながら逆に問い返す。]


 こんな生活をお前が止めたくなったなら
 俺がなんて言おうと終わるもんは終わるし。
 俺がもう嫌だって言えば
 おまえがなんて言おうと終わるもんは終わるけど。

 そうじゃないから続いて……
(-48) 2020/10/25(Sun) 23:23:45

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[る以外に、なんか、あるの?
って。続けようとしてからなんとなぁくぴんときてしまった。

なるほど、そうじゃない言葉が欲しくなったわけか。
お前が好きだからとかそういう。
或いは慌てさせたかったか。

間男の気配匂わせるなんてのは
マンネリ解消に良く在りそうなべたな演出だなぁって
思ったけど別に俺とこいつは
倦怠期の恋人でもなければセックスレスの夫婦でもない。

なのでかつての愛情の再確認以前に元々が
そこになければないですね状態で
なんでこんな頓珍漢なことを始めたのかはよくわからない。
なんかあれかな、祝いの席でテンション上がって
盛り上がった拍子にやらかして滑ったかんじかな。

あるある。わかいうちはそういうことあるよね。
でもどうしてやるのが優しさかはよくわからねぇし
そもそも優しさなんてそこになければないのである。

なので一人納得してから、
なんだか生暖かい視線を向けておいた*]
(-49) 2020/10/25(Sun) 23:24:59

【念】 サラリーマン 葛西 聡

─ 彼女の話 ─

[姉は恋多き人だった。
多分母親の胎の中で俺の分まで
その辺の情緒を持ってったんだと思う。

取り合えず機会があれば片っ端から付き合って
片っ端から関係を持った。

なんでそんなことするのか一度聞いてみた事があるが
服を買うとき最初に目についた一着だけで
取り合えずで妥協して、後々後悔するくらいなら
全部試着して着心地試して運命の一着を選ぶみたいな
理解出来ない事を言われて分かり合うのはあきらめた。
あれは俺とは別な生き物だ。それだけはわかった。

そんなよりよい男を捕まえることに人生を全振りした姉が
女友達に恵まれる筈もなく……

唯一、だと思ってた彼女も今じゃ俺に跨ってる訳だ。
まぁそれで本人が納得してるならそれでいい。]
(!0) 2020/10/26(Mon) 1:22:56

【念】 サラリーマン 葛西 聡

[再会したのが本当に偶然だったかわからない。
彩の弟じゃない、って姉の名前を呼ばれて呼び止められて
誰だったか思い出すのにだいぶかかった。

飲みに誘われて、姉の男関係の逆恨みだったら嫌だなって
断ったけど強引に拉致された。
なんかの有段者だとかで力がクソ強い。

高そうなバーで高い酒を奢られながら
姉のことが好きだったと聞かされたが上の空で
取り合えず酒に弱い俺は速攻で吐いてだめになったので
持ち帰られてずるずると今の関係が続いてる。

彼女はあきらでなく、さとるとよぶ。
最初に名刺の名前を読み違えてからずっと。
姉の…彩(さやか)の名を昔そう呼んだように
最中も、さーちゃん、と呼ぶためだけに。

姉の代わりに俺と寝るのかと
何となくむしゃくしゃして聞いたことがあるが
アンタたち見た目も性格も何一つ
似ても似つかないじゃないって爆笑されて終わった。]
(!1) 2020/10/26(Mon) 1:26:16

【念】 サラリーマン 葛西 聡

[心は女を求めてても体は雄を求めるのだそうだ。
彼女の最大の過ちは女に生まれてしまったことだが
別段男になりたい訳でもないらしい。
良く理解できないまま難儀なことだと思った程度で終わった。

つまり俺は勝手に動く便利なディルドとしては
そこそこ有能なんだと理解して
俺以外を想いながらも恋い焦がれるような熱量で
抱き締めてくれる心地いいオナホとして彼女を抱いている。

彼女で女を覚えた俺も度々他をつまみ食いするし
彼女が他の男を連れているのを見たこともあるが。
互いに干渉しあうことも無く、それだけの関係だった。

だって少なくとも俺といる時の彼女は俺を好きな訳ではないし。
俺は多分誰も好きではない。*]
(!2) 2020/10/26(Mon) 1:27:56

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[そんな彼女の名前を今何故だか目の前のこいつが呼ぶ。
しかもまるで俺が彼女を想っているみたいに。

俺の都合ってなんだろう。
何かよくわからない路線に話がシフトして困惑する。
もしかして酔っているんだろうかと今更思う位に。

或いは彼女の代わりにしているとでも思っているんだろうか。
姉の代わりに抱かれているのかと疑ったいつかの俺みたいに。

成程彼女があの時爆笑した気持ちが良く解る。
見た目も性格も何一つ似ていない以前に決定的に性別が違う。
代わりにしたいなら似た容姿の女を選ぶね。漸く理解した。

都合としては可もなく不可もなく。
抱き枕が無くなれば少しの肌寒さは感じるが
ライナスの毛布って程の依存性がある訳でもない。

だってお前、くれないじゃないか。
俺のことを好きだといったくせに。

俺から与えられないなら、手を引いて、程々のところで諦める
俺への気持ちなんてその程度なんだろう?]
(-54) 2020/10/26(Mon) 1:29:26

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[別に責める気持ちがある訳じゃない。
俺がその程度だという事は俺が一番理解している。
だからべつにそれはそれでいいんだが。

或いは俺が抱く彼女のようにこいつにも
俺を想い俺の名前を呼びながらでも
抱かせてくれる男でも居るんだろうか。

そんな奴が居るのならきっと余程の叶わぬ恋でもしているか
或いは、

こいつの事を好きだったりするんだろうなぁって考えたら
マーキングじみた牽制の意味も理解出来た。

馬鹿だなお前、そっちにしときゃいいのに……

俺でなくそいつならきっとお前のことを
お前が求めるだけ愛してくれるだろう。

だって俺は多分誰かを好きになることなんて出来ない。
その辺の情緒は全部母の胎の中で
姉が俺の分まで持って行ってしまったから。

持ってないものを与えてやることなんて俺には出来ない。]
(-55) 2020/10/26(Mon) 1:32:18

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[けど、その辺を上手い事誤魔化せば……

俺が欲しいだけ欲しがってくれんのかなぁなんて
わるいことを、かんがえる。]


 ………機嫌、悪いなぁ。
 何が気に入らねぇの?

 俺としては、そこそこ気に入ってるんだけどね。
 お前のこと……


[鼻の頭をすり合わせながら、さけくさい、と
自分も多少飲んでいる癖に不満げに小さくぼやく。

少しだけ渋ってから、
しょうがないなって言葉の代わりみたいな溜息を零して
頬を撫でた掌で促すよう引き寄せて
あとわずかだった距離を埋めた。]
(-56) 2020/10/26(Mon) 1:33:00

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[柔らかく何度か唇で食んで薄く開いた唇の内側で
濡れてる肉に舌を這わせる。
顔を傾けて差し入れた舌で誘いだした舌先を吸い上げて]


 においほど、あじはしないな。


[何の、とは言わなくても通じるだろう。
さけくさいといったばかりだ。

ついでに他人の精液の味でもしたらどうしようかと思ったが
特別、嫌悪する味はしなかった。
何処かの誰かとキスくらいしてきたんだとしても
唾液の味なんて違いがよくわからないし
まぁいいかと考えるのをやめた。*]
(-57) 2020/10/26(Mon) 1:33:58

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[口付けを遮るように紡ぐ言葉を近い距離のまま聞いて
答える言葉を持ち合わせていないから黙り込む。

いや、知らん、そんなもん。

最初にこっちから提示して以来、
特にその辺の話題に互いに触れてこなかったのに
諸々すっ飛ばして回答だけ求められても
知らん。以外出てこなかった。

男同士でする色んな事ってなんだろう。
いや、女相手でも碌な事してないから
正直知らないんですけどね。

尻の拡張工事は無理って認識を
時間が変えてくれると思ったら大間違いな訳で
そこが無理なのは最初と変わっていない。
なので踏み込むが物理的な話なら
先っぽだけでもノーセンキューなんだが
多分そんなふざけた話ではないだろう。と思いたい。

これ何を求められてるんだろう。
いやほんと全然わからん。
そもそも正解は在るんだろうか。

なんか面倒になって来た。]
(-66) 2020/10/26(Mon) 13:54:38

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[繋がれた手を繋ぎ返す。いやほんとうに面倒くさいね。
…なんでちょっと嬉しくなってるんだろう俺。
性格悪いなぁって他人事みたいに思う。

真剣な顔をしてるのを見て
真剣に受け止める気なんてないくせに
無邪気に喜んでいる自分が心底面倒くさい。

こんな風にしか満たされない自分を理解しているから
さてどう騙そうかと画策する。
こいつには初っ端から猫を被るのをやめてしまったから
今迄と勝手が違って少し悩んでしまう]


 ……おまえは、どうしたいの。


[答えられないから質問で返して
顔色を窺う視線に少しだけ困った顔をして
けれど責めるでなく優しく笑って見せる。

話してくれないとわからないよ。
君にわかる範囲でいい、教えてくれないか。
大丈夫、怒ったりしない。一緒に解決しよう。

頭の中でマジかよクソめんどくせぇ
死ねばいいのにと思っていても
そんな素振りはこれっぽっちも覗かせずに
甘ったるい声で唆すことに慣れた
勤務中の詐欺師の顔は休暇中でも健在で]
(-67) 2020/10/26(Mon) 13:56:05

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[甘やかすみたいな柔らかなキスで唇を
何度も啄んでは返事を急かす。

恋人でも親友でも家族にだって
全てを曝け出すことが正解ではないことくらい
もうとっくに知っている。

だから馬鹿正直に腹の内を曝して
しらね、と突き放すことが
この場合の正解ではない事くらいは解った。

折角垂らしっぱなしの釣り糸に漸く興味を示したんだ
ほらもっと、欲しがって見せろよと
愉悦に歪みそうになる性格の悪い口元を
俺を知る誰もが見慣れた穏やかな笑みで覆い隠して。*]
(-68) 2020/10/26(Mon) 13:56:40

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[何考えてるかわからなくて疲れちゃった
本当はわたしの事なんか好きじゃないんでしょう

そんな台詞と共に付き合ってた記憶もないセフレに
一方的に振られるのは最早と特技みたいなもんだ。
振られないなら振られないで
両親に紹介したいとか始まるので厄介だが……
それはさておき。

こいつはそもそもセフレですらないけれど
いずれ同じになるのかなぁと他人事みたいに思いながら
堰を切ったみたいに溢れる言葉を聞いていた]


 特に聞かれもしなかったから話もしなかったが……

 上とか下とかそれ以前の話でな。
 そもそも男を相手にしたことがねぇから
 お前相手に最後まで維持できるかわかんねーんだよ。

 女相手だろうとダメな時だってあるけど
 本番ありきで始めたら何が原因であろうとも
 『男だから駄目なんだ』って絶対言い始めるだろ、おまえ。

 絶対一発で成功させないとダメだなんて
 プレッシャー感じたら余計途中でダメんなる可能性高いし。
 お互い気まずくならねぇように、と、
 もし最初は無理でも慣れてくつもりで……
(-90) 2020/10/27(Tue) 0:45:02

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 割とお前との関係に対して前向きな気持ちで
 相互オナニー辺りから始めませんか?って
 提案したつもりでいたんだけどね、俺は。

 あの時は気分じゃないってお前に振られた訳だが。


[さて本当にそこまで考えていたかなんて
自分でも良く解らないけれど。
それらしい言葉を並べてそれらしく取り繕う。

自分を正当化するために。
相手に罪悪感を抱かせるために。]


 気分じゃねーって断るのはべつにいい。 
 そーゆーのは合わせて無理するもんでもねぇし。

 けどな。
 今迄性的対象として一切見たことなかった男に
 好きだと迫られた直後に、そこまで覚悟を決めたのに
 直前まで俺を抱く気でいた筈のおまえにすげなく断られて、

 じゃあ後日もう一度、って俺から誘う気になると思うか?
 結論から言えばそんな度胸なかったから今日に至るんだが。
(-91) 2020/10/27(Tue) 0:46:13

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 なぁ、俺はこれでも……
 お前の気持ちに俺なりに誠意を返したつもりでいた。

 それを臆病風吹かせて現状維持のキープ優先に
 俺から誘う以外は俺の事一切放置して
 俺の気持ちなんてないがしろにしてきたお前が

 上を譲ってやるからセックスしたいだなんて
 ちょっと、わりと、
 どんな顔をしていいかわからねぇ状況なんだが。

 
[並べる言葉の割に声色は穏やかで。
近い距離の頭を優しくなでてやりながら、耳元に囁く。

本当は、しなくていいならいいかと丸投げにしてきただけだ。
誠意なんて何処を探しても欠片もない。

未だって別に取り合えず挑戦してだめでしたでも
困ることは何もないのだけれど。

なんとなく、上下関係を叩きこんでやりたくなった。
おまえは、俺の、犬だろう?
甘えて強請るだけで思い通りになると思い込んでいるような
根性を、躾直してやりたくて。

まぁそんな権限、本当は俺にはない訳だけど。
そんな事はしらん。]
(-92) 2020/10/27(Tue) 0:47:36

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 言葉が足りなくてすれ違いがあったんだろうよ。
 別にお前だけが全て悪いと責めたい訳じゃない。

 けどさ。
 そんなべったりマーキングされてきた体で
 セックスだけに拘ってるとこみてると
 俺ってお前にとって何なのかなぁと……、……


[ほらな?俺は悪くない。
じゃあ、悪いのは誰だと思う?
そう言いたげな意地の悪い笑みが滲みそうになって……

すこしだけ寂し気な困ったような笑みで上塗りする。

肩をそっと押して身体を離せば、すり抜けて
その場を離れようと腰を上げた。
慌てて引き留めるなら、珈琲を淹れてくるだけだと伝えて
何も言われないなら無言のまま台所へと引っ込んで行った*] 
(-93) 2020/10/27(Tue) 0:50:08

【独】 サラリーマン 葛西 聡

/*
わりとクズ過ぎて好きでいて貰うのが申し訳なくなりつつ
楽しくなっているげすです。ざくろさんごめんね!
(-94) 2020/10/27(Tue) 0:52:51