人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

「……偉いわね、アリーチェ。
何もかもが終わったら……なにか、穴埋めさせてちょうだい。」

頭を柔く撫でる大きな手は、昔から変わらない。
貴方に辛い思いをさせることはわかってる。
優しい貴方にヒドイおねがいをした自覚もある。
だから、未来の話をひとつして。
……未来を迎える意思があることを、暗に伝えて。

「もちろんよ、死んだりしないわ。
まだまだ、成長を見守りたい子達が沢山いるもの。
例えばそう………あなたとか!」

最後の言葉はくすくす、悪戯っぽく。
いつもの調子であなたを安心させるように。
そんな会話がなされたら、そろそろ暗くなってくるから、
早めに帰りなさいな、と促したのだろう。
このお店も、今日で見納めだ。
(-121) 2023/09/18(Mon) 6:39:22

【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

/* ご連絡ありがとうございます!現地妻税込180円です!
オネエシアワセナレルカナ……

連続秘話、全く問題ありません!
お話し相手になって貰えると嬉しいです!
売られた子供たちについては、短期間の調べだと3人中2人の行方はわからないけど、
1人は金持ちに情婦代わりに買われて使われてるらしい、という感じの
情報がわかる感じにしてもらうのが良いかなと思います!
(実は売られた3人のその後については完全ノープランです……!(ライブ感))

よろしくお願いします〜!
(-303) 2023/09/19(Tue) 6:22:50
ヴィットーレは、喋らない。
(c6) 2023/09/19(Tue) 6:23:24

ヴィットーレは、例え血が流れようと、爪が剥がれようとも、喋らなかった。
(c7) 2023/09/19(Tue) 6:23:59

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

/* Ciao!現地妻税込180円です!
拷問してもらえるんですか!?嬉しいです!
是非ともお願いしてもよろしいでしょうか!
ただいま少し仕事の方が立て込んでて、比較的返信が遅めに
なってしまうかもしれません!それでもよければぜひお願いします!
(-380) 2023/09/19(Tue) 13:53:02

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

/*
では少し拷問されたあと、連れてこられたということにしようかと思います!
頭からのそれなりの流血と、爪が何枚か剥がされてる感じを想定してます!
その他そちらのやりやすいようにして下さって問題ありません〜!
よろしくお願いします!
(-382) 2023/09/19(Tue) 14:10:05

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 幕の中で イレネオ

手錠のついた指先は血の付いた布で縛られて。
頭も同じように乱雑に布が当てられている。
治療というよりは、『血で施設を汚されたら困る』という
様子で雑に為されているそれらの応急手当は、
その男が"雑に扱っていい存在"であることを示していた。

「……はぁい、ここって結構過激なサービスが多いのね。
 アタシのお店にも取り入れちゃおうかしら。ふふ……」

さて、そんな男が、係の者二人に脇を固められながら
君の部屋にやってきて。
少し憔悴したような顔は、それでも軽い口調と共に
口角をあげて笑みを作り上げる。

資料にはこう書かれているだろう。

────────────────────────

名前:ヴィットーレ 年齢:33歳 性別:男
表の仕事:飲食店経営者

嫌疑:
ノッテ・ファミリー所属のマフィアである疑い。
及び、児童人身売買の疑い。


聞き取り内容:
マフィアであるという自白。
及び児童人身売買の自白。
児童の仕入れ先など(仕入れ先ごとマフィアと繋がってる可能性大)


────────────────────────
(-413) 2023/09/19(Tue) 17:57:51

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 幕の中で イレネオ

無理やり座らされて、痛いわねぇ…!なんて
立ち去る係員たちにヤジを飛ばす。
ふん、と正面に向き直れば、貴方と目が合う。

「あら、アタシお酒を飲んでも吐いたりしないタイプなの。
 こう見えても結構酒豪なのよ♡」

にこり、先ほどの憔悴した顔とは一変、
余裕ありげに笑みを浮かべる。
仮面を被る覚悟を決めた証。


「言ってる意味がよくわからないわ。
 アタシは場末のバーを営むただの可憐なオネエなの。
 いい加減ここから出してもらえない?」
(-452) 2023/09/19(Tue) 20:57:38

【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

策略と、力と、少しの幸運と。
様々なものが交差して、檻までの道が開ける。
とはいえ、ここに来るだけがゴールではない。
話して、君が誰にも怪しまれずに帰れること。
それがゴールだ。そう考えると、話せる時間はそこまで長くはないだろう。




「……あら、アリーチェ…………?
 だめじゃない、こんなとこに来ちゃ………」

檻の中からは、かなり憔悴したような声が響いてくる。
檻の中に姿は見えない。
恐らくは、奥の方にある膨らんだ寝具の中にいるのだろう。

「なにか、無茶をしてここまで来たの?
 もう……貴方に何かあったらどうするの。」

自分を大切にしないとだめよ、と軽くお叱りをする
ヴィットーレは、しかし寝具の中からは出てこない。

薄暗くてわかりにくいものの、牢屋の床や寝具には血の跡が 
点々と落ちている。まだ赤みがかった、新鮮な血だ。


「……孤児院の子達には、伝えてくれた?」

そのまま、世間話でもするように会話を続ける。
(-457) 2023/09/19(Tue) 21:07:07

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

/* ごめんなさいちょっと多分誤解をさせちゃったかもしれません!
書類の【聞き取り内容】の項目は『これらの情報を聞きだせ』という指示のつもりで記載しました!(ヴィットーレが自供したというわけではありません!分かりにくくて申し訳ない!)
(-480) 2023/09/19(Tue) 22:33:22

【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

「もう、本当に仕方のない子なんだから……」

ふふ、と笑う声もやはり力なく。
よほど体力を消耗しているのだろう。
それだけのことをされた、証。

貴方にだけは、この姿は見せられない。
腫れた顔、剥がれた爪、赤いままの衣服。
どれか一つでも見たら、貴方は気絶してしまいかねない。
ズキズキと痛む体を抑え込んで、出来るだけ平気なふりをする。


「大丈夫、大丈夫よアリーチェ。落ち着いて……
 ちょっとした怪我よ。大したことないわ。
 それにこれはね、アタシが皆を守れた証なの。」

拷問は、情報を吐かねば吐かぬほど苛烈になる。
怪我が酷ければ酷いほど、何も言わずにできた証拠。
ヴィットーレは守っている。大切な家族を、今もなお。

「……アタシは死なないわ。約束したでしょ?
 だから、心配しないで。アリーチェ。
 貴方の不安そうな顔を見たら、アタシ、泣いちゃうわよ。」

貴方だって、大切な家族の一人。
近づいて撫でてあげられない分を、せめて声色に乗せて。
貴方を元気づけようとするその所作は、昔から変わらない
"皆のお兄ちゃん"の姿だった。
(-497) 2023/09/19(Tue) 23:14:19

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

にこにこと、細まった翡翠の瞳が貴方を見る。
まるでバーに来たお客を接客するのと同じように。
貴方に愛想のいい笑顔を向け続ける。

「じゃあ、誤認逮捕なんでしょうね。」
「この捜査に誤認がないっていうのなら」
「貴方だって同じ穴の狢ってことじゃない?」

そうでしょう、と挑発的な笑みを浮かべて。
ヴィットーレの主張はあくまで"無実"だ。
自分はマフィアでもなく、ましてや人身売買などするはずもなく。
してないのだから仕入れ先なんてものもない。
全ての嫌疑に否を通し続けている。なにをされても。

「探られて痛い腹なんてないわ。」
「貴方たち正義を自称する人たちが納得できないというなら。」

布で巻かれた血だらけの両手を、前に差し出す。

「どうぞ───お好きなだけ。」

───ヴィットーレには、覚悟がある。
必ず隠し通してみせるという覚悟が。
(-500) 2023/09/19(Tue) 23:26:28

【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ

大丈夫、なんて言っても安心できない事は分かってる。
姿を見せずに言う言葉なんて、毛ほどの信用もないだろう。
あなたを悲しませたくないたくないのに、あなたを慰める手も声も
今は傷ついていて何も出来ないのがもどかしい。


「───アリーチェ、それは駄目。」

そうして、貴方が脱出の計画を練ろうとすれば。
ヴィットーレは冷静な声で、それを窘める。

「ここの警備をかいくぐって抜けるのは困難だし、
仮にできても、その後に行く場所もないわ。
アジトにも孤児院にも、行ったら迷惑をかけてしまう。
それに……万が一バレた時、あなたも酷い目にあってしまう。
お願い、アタシに頑張る意味を失わせないで……」

一つ一つ、現実を教えるように問題を上げて。
今の状況がただ、どうしようもない幸運の上に成り立ってることを教える。
ファミリーや、孤児たちや、貴方を守ってると思えるから頑張れるのだ。
ヴィットーレは、万が一にも貴方達を危険に晒したくはなかった。

「……困ったわね……どうしたら安心してくれるかしら?
アリーチェ、アタシ、あなたには笑っていて欲しいの……」

妹のように可愛がってきた貴方を悲しませる今の状況が、
ただただ歯痒くて悲しい。
(-543) 2023/09/20(Wed) 6:12:50

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

不快げに歪む顔を見る。
余程、悪人と同じに扱われるのが嫌らしい。
怒りというのは人の暴力性を上げ、冷静さを失わせる。
怒りに駆られたあなたが、聞き取りのためではなく
ただの鬱憤ばらしに拷問をしてくれたなら……
それはきっと最高の事だ。

「でも、上はそうは思ってはないみたいじゃない?」
「貴方はマフィアの仲間だって、次誰かが入ってきたら
言いふらしちゃおうかしら。ふふ……。……っ」

だから、挑発を加える。
ヴィットーレにとって嫌なのは、
痛みを与えられることではなく情報を吐くことだ。
黙り続けるためなら、いかな手段でもとる覚悟がある。


とはいえ……痛みを消せる訳では無い。
肉が剥き出しになった指に痛みが走って、眉を歪めた。
(-546) 2023/09/20(Wed) 6:28:08

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ

面会室。
ガラス越しに連れてこられた男は、
顔にアザを作り、頬には少し血が固まっていて。
手錠のついた両手は布に包まれ、それも赤く染ってる。
きっとそんな姿であったはずだ。

「……あら、久しぶりね
キャシー

このとおり、何ともないわ。貴方はどう?寂しくない?」

普段、あなたが使う偽名のうちの1つで貴方を呼ぶ男は、
そんな痛々しい姿のまま、にこりと笑みを浮かべて見せた。
(-547) 2023/09/20(Wed) 6:33:38

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

されることに抵抗はしない。
抵抗が無意味なことはもう知っている。
今の己は幼子の玩具と何ら変わらない。
貴方達が満足するまで弄ばれて、
ただ飽きるのを待つのみの玩具。
……それ以外でこのやり取りを終わらせる気は無い。
何かを話すなんて、以ての外だ。


「ッ!」

そうして、その指先が圧迫されれば。
平静を装っても条件反射に眉は歪んでしまうし、
ぶわっと汗も吹き出してくる。
あなたの手のひらを汚す男の血は、膿と混ざって
ねとりと不愉快な粘度をを持っていた。

「…………あら、ご丁寧にどうも…………
……貴方のことは、なんて呼べば?」

瞳は鋭く、あなたを睨んだままだ。
(-591) 2023/09/20(Wed) 14:30:42

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ

「ふふ……ごめんなさいね、暫く一緒に寝てあげられなくて。
煙草の不始末で燃えちゃったのよ。残念だわ。」

あくまで普段通りの様子でそう話す。
そうは言っても声には疲労の色が残ってはいるが。

板の向こう、傷だらけのヴィットーレがこうなっているのは、
きっと取り調べに対し、何も話さなかったからだろう。
ファミリーの事も、交友関係も。
かつて経営していた孤児院のことだって。
何も漏らさず、誰にも飛び火させないようにと歯を食いしばった、
努力と覚悟の証だ。

「あら、ふふ、叱られちゃったわね。
……でも、どうにもならないわ。
開放されるまで暫くはこの生活のままね。
キャシー、あなたも気をつけないとダメよ。
あなたが同じ目にあったらアタシ、泣いちゃうわ。」

仲のいい人にはこんな傷も、あの痛みも味わって欲しくない。
貴方はヘマなんてしないだろうけれど、心配だわ、と
気遣わしげに眉をひそめた。
(-592) 2023/09/20(Wed) 14:40:42

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 法の下に イレネオ

ここにいるのは大人と大人。
純粋に遊ぶような心はとっくに失って、
雁字搦めに組み付いた思惑と手から溢れそうなほどの
大切なものを背負い込んで、対峙している。

「っ……はぁ………はぁ………」

荒くなる呼吸、酸素を吸い込むと同時に
痛みに叫びたくなる気持ちを飲み込む。
汗が流れて顎まで伝い、机に垂れる。

「……アタシ、赤いネイルは趣味じゃないのよ。
可愛いピンクに塗り直したいわね……」

それでも痛みから逃げ出すように何かを吐き出すことも無く。
雑談みたいなセリフを、絞り出すように口にする。
彼以外に語ることなど何も無い、と暗に示すように。
(-614) 2023/09/20(Wed) 17:44:09

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 幕の中で イレネオ

「……貴方にとっては、その書類が聖書なのね。
 決め付けと偏見で、いったい何人の無辜の民を嬲ったの?」
「貴方とマフィア、どっちが多くの血を見てるのかしらね。」

薄い笑みが消えた代わり、口から出るのは皮肉の言葉。
貴方の言葉には一切肯定の言葉を返さない。
すなわち、自分はマフィアでもなければ、子供を売ったこともない。
ただそれだけを主張する。

「アタシの方こそ、貴方に聞きたいくらいだわ。」
「何が楽しくて、こんな仕事をしてるの?」
「自分が一度たりとも間違った人間を尋問したことがないと
 思ってるなら、もっと視野を広く持った方がいいわ。」
(-637) 2023/09/20(Wed) 19:29:09