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【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春………なあ、幸春。 [再び 互いの情欲に溶け合う間際>>3:-35か、それとも他の機会にか。二人のこの先を言葉に乗せていく彼の表情の柔さに 少しばかりの間を持って、彼の名を呼ぶ。手に取ったテーブルに置かれていた銀のそれが、カーテン越しの光を身に纏って 仄かに色合いに明るさを持っていた。昨日、———いや 先週、彼の前に示した 番号の書かれた札と銀の鍵。] 受け取ってくれないか。 その未来を、幸春と築きたい。 [彼を繋ぎ止める為のものでなしに、彼との先を彩る為のものであるように。彼の前へともう一度 差し出すのは 好物を調理をしながら二人でその食事を楽しむ姿を、この甘さを現実のものへと化したい己の欲の顕れだった。] すまんね。………改めて、俺はその覚悟があると伝えておきたかった。 [目の前の選択を取らなくても良い、と彼に前置きをしつつ 、———彼の不安も その感情も全て、自身に向けられたものならば余さず受け止めたかった。] (-0) 2024/05/09(Thu) 2:36:01 |
【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春………それは、魅力的な誘いだねぇ。 お前さんの時間を特等席で独占できるのは。 [ちろ、と舌先で口付けの名残を辿りながら、彼の言葉に奥底から込み上げるもののままに 笑みを綻ばせた。 目の前の彼と互いに求め合える、欲される喜悦はきっと際限なく、そして器は溢れることを知らない。互いに身に纏うものへと手を向けて、素肌に触れ合い ———僅かに肌に触れる春浅い朝の冷たさは この先の温もりを待ち望む薪と化す。施される口唇のその柔さに、彼の腕の中で薄く目を細めた。 ] (-1) 2024/05/09(Thu) 2:36:24 |
【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春………っ、 [首筋へと深く圧し入れられ、肉をぷつりと千切る浅い痛苦に息を呑んだ。傷痕がどくどくと鼓動を覚え 熱を孕んだように其処だけ感覚が研ぎ澄まされていくのを覚える。触れる朝の空気が、より沁み込んで。 普段遠慮深い彼の、その欲に没頭する行為に背筋を伝っていく背徳と浅ましい熱情が一層燻られてしまう。謝罪に対して小さく首を振る、硝子越しの眼差しに差し込む欲情の色が濡羽色の瞳を艶やかに描き換えていた。*] (-3) 2024/05/09(Thu) 2:43:50 |
【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉[己の無作法に対し、左右に揺れる首の微動が在った。 その滑らかな首筋に唯一つ、歯牙が刻んだ凹凸を癒すように舐め摺れば彼の真紅が舌腹に滲む。浮いた微量の血液を嘗め取って、覗き込む双眸の孕んだ艶に魅入られたよう息を飲む。 煽られる熱を晴らす術を取れぬ事を悔やむ代わり、項へ回す腕で彼の頭を抱き寄せた。] ……あんたも噛むか? [緩く頭部を傾ぎ、作為的に首筋を晒す。逃がす先を今は無くした互いの熱を、其処へ誘い込むように。] (-5) 2024/05/09(Thu) 21:52:39 |
【赤】 葛切 幸春愛してる、……冬莉 、 [その言葉を聴く度に、心の在処を得たように思う。行為に至らぬ愛撫は熱を晴らすには向かずとも、揺蕩うように互いの熱を分け合って――、] (*1) 2024/05/09(Thu) 21:53:44 |
【人】 葛切 幸春俺の健康管理を任せる代わりに、 あんたの胃は俺が請け負うと言ったからな。 [指先へ仄かに力を籠めて、少しの冗句を声に混ぜる。] 俺も、あんたと未来を生きたい。 ……受け取らせてくれ。 (3) 2024/05/09(Thu) 22:01:25 |
【人】 葛切 幸春[暫時の間。 身体を離し、言い淀むよう唇を濡らす。] それと………、我儘を承知で、 あくまで体が大丈夫そうならなんだが。 [歯切れ悪く言い足すには、] 送ってくれるか。……もう少し、あんたと居たい。 [己なりの、一歩と呼ぶにも笑える話だが。 あんたなら呆れずに居てくれるだろう?*] (4) 2024/05/09(Thu) 22:07:05 |
【独】 葛切 幸春/* 此方こそすまない、どうも眠気にやられるのが早い……。 俺も週末は他より時間をとれると思う。 いや、忙しい中にむしろ感謝を。のんびり灰を眺めておく。 (-16) 2024/05/09(Thu) 22:58:31 |
【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春[感覚が澄んだ肌を掬う軟体に目を細めながら 、眼前で僅かに窺えた舌先に映える赤の色合いを視線で追う。喉仏が揺れるのを、———彼の体内へと、自身を巡る液が下っていくのを覚え 酩酊に近い錯覚に 頭がぐらつく、のに。] ……… 据え膳食わぬは男の恥、だな。 [誘い込むように 彼が囲い込んで、薄い肌で覆った急所を晒して撓らせるものだから、言葉とは裏腹に眼差しに熱が更に籠ってしまうのは許してほしい。肉の少ない、しなやかなその皮膚へと唇を薄く開き 、赤みを帯びる昨夜の情欲の跡に重ねて這わせていく。 視線だけ上げて 彼の表情へと意識を向けながら 襟首を僅かに引っ張り 鎖骨間際の柔肉に歯を立てて、圧し入れて。欲を押し付けるように 尖りはぷちり、と繊維を千切り ——— リップノイズを鳴らして その味を確かめては 顔を上げる。] (-17) 2024/05/10(Fri) 0:37:52 |
【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春何れ、———此処で迎えてくれるのを、楽しみにしているよ。 [余韻が残る前に、その柔い口唇へと押し付けて 此方も口付けを一つ。] (-18) 2024/05/10(Fri) 1:12:31 |
【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉[美味そうに見えたならいいが、★曹ュ声量で笑う。硬質な感触を肌身に知って、手招いておきながら身構えるように暫時息を詰めた。彼の髪へ挿し入れた指が 僅かに強張り力が籠る。] …… 、 [明け渡した急所に走る 確かな痛みを快く思う日が来るなどと。相手でなければ知り得なかった悦に口の端が撓った。作為的な誘いへ律儀に応えてくれる彼が愛惜しく、皮膚と一緒に心臓まで喰らい付かれたように鼓動が高鳴る。堪えた熱の分だけきっと、強請るような視線になった。 ──唆したのは此方だと 言われようとも文句は言えない。] (-21) 2024/05/10(Fri) 21:43:36 |
【赤】 葛切 幸春[背に、柔らかなシーツの感触。幾許かの驚きに見開いた双眸をやがて緩く細め、見上げる男の頬を撫でた。傾けられる情に隠し切れない喜びを覚えて。 己の体へ沈んで行く鼻梁を見送れば、焦燥感に呼吸が乱れ 擽ったさに顎が浮く。一度は引き結んだ唇から 堪え切れずに力が抜けた。] 冬莉 …… [好きだ。愛してる。あんただけを 、] [喜悦に濡れた声は、互いの吐息に消えただろう。*] (*3) 2024/05/10(Fri) 21:52:51 |
【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉そうだな……縫いぐるみよりも、と選ばれたからには。 [離れ行く唇を見送って、掌に残る鍵を大事に包み込んだ。] (-22) 2024/05/10(Fri) 22:01:23 |
【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春お前さんに代わるものなんて無いよ、幸春。 [顔を離して 手渡したものを大切そうに手元で握り締める彼に目を細め ] ……だが、お前さんの携帯のアイコン。黒い犬、———そういや、あれ。 [続く言葉の代わりに笑みを起こして、昨日の話>>-0:14を思い起こしながらそろりと彼の短髪へと触れていく。 コミュニケーションアプリの中で 突如変わった犬のアイコンに対して気に留めていなかったが、彼の言葉回しを意識すれば………、俺もアイコン、変えるか。≠ニ。出来れば、青みがかった黒い毛並みの良い犬の画像があればいい。凛とした顔立ちの、そうまるで——————。] (-25) 2024/05/11(Sat) 11:47:07 |
【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉[存在も、在り方も。 代わりがないと肯定してくれる言葉に胸が熱くなる。 彼が己にとって唯一の存在であるからこそ。 幸福に眦が下がった。] (-32) 2024/05/11(Sat) 20:02:46 |
【人】 葛切 幸春アイコン。ああ、可愛いだろう? 少し癖っ毛の、ふわふわとした毛並みで。何となく冬莉に似ていると思ったらつい。あんたの小さな頃はあんな感じだろうかと……、まあ……。 [犬と人間で在るからには雰囲気の話ではある。だが一目見て変えずにはいられなかった事を、髪へ触れる柔い指先に背を押されるように点々と語って手に手を重ねた。尤も 文字の上で繋がっていた数日に相手を思い起こしていた事実を白状するようで、最後には言葉をやや濁しもしたが。] ――変えるのか? [水を差すとは知りながら残念そうな返事になった。] あの眼鏡のアイコン、あんたらしいと…… ……可愛く思っていたんだが。 [この数日で慣れ親しんだ画像に少々愛着が沸いた事を許して欲しい。] (13) 2024/05/11(Sat) 20:04:35 |