人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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気紛れ者 空木が参加しました。

【人】 気紛れ者 空木

ー現世 本殿ー


[―――パァン!
軽やかな炸裂音を残して、白い掌が男の頬に別離を告げる。
申し開きはあるかと問われ、胸の裡を浚う一瞬の静寂]


  いや? 俺からは特に。

  …あぁ、怒った顔も綺麗だな、とは。

[表情も変えず付け足せば、眼前の女性は艷やかに巻かれた栗毛を翻し、祭りの雲集を縫って去っていった]
(17) 2022/03/16(Wed) 1:25:12

【人】 気紛れ者 空木



  全力だったな、しっかし。

[頬を擦れば、早くもそこは熱を持ち始めている。
彼女のそんな勝ち気さを好ましくも思っていたのだが、さて。]

  惜しい人をなくしたもんだ。

[束の間の愁嘆場に向けられた好奇の視線も気に留めず、のんびりと呟く]
(18) 2022/03/16(Wed) 1:33:06

【人】 気紛れ者 空木



  …お、フランクフルト旨そう。

  おっちゃん、それ一本頂戴。

[お兄ちゃん、その頬どうしたの。
そう指摘されて初めて、擦れ違う人々のぎょっとした視線の意味に気づく]

  ああ、男前だろ?

[口の端で笑って、小銭と引き換えに、香ばしく焼け目のついたフランクフルトを受け取った]
(19) 2022/03/16(Wed) 1:44:22

【人】 気紛れ者 空木

[色とりどりのお面が所狭しと並べられた隣の屋台。
少し前に流行ったアニメのお面を買い求めた少年が、物珍しげに見上げてくる]


  …どうでもいいっちゃどうでもいいけど、
  教育上よろしくないかね。


  おねーさん、俺にもひとつ頂戴。
  それでいいや、その黒い、狐?のやつ。

[ポップなデザインから伝統的な意匠まで品揃えは良い。
大人でもそぐう狐面を選んで、唇の上まで浅く被る]
(20) 2022/03/16(Wed) 1:56:24
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a9) 2022/03/16(Wed) 2:06:32

【人】 気紛れ者 空木

―回想・現世/社務所前―


[フランクフルトを齧りながら、屋台を横目にぶらぶらと歩く。
社務所の傍を行き過ぎかけた折、聞き慣れた声が耳に届いた>>26]


  おっと。

[元がつくようになったばかりの彼女が、巫女姿の女性に泣きついている。
あまり目撃されたい現場でもないだろうと、反射的に木の陰に身を潜め、一部始終をやり過ごす]
(53) 2022/03/16(Wed) 23:25:59

【人】 気紛れ者 空木

―回想・現世/社務所前―


[少し酔っているらしい元彼女の濡れた唇から、滔々と自分への愚痴が並べ立てられる>>27
思わず噴き出しそうになるのを堪え、身体ごと息を潜める。
やがて、何故か童女に回収されていく背中を見送ると、縮めた身体をようやく伸ばせるようになった]


  …っはー、やばかった。
  気づかれてたら、もう片方も差し出す羽目になってたな。

[未だ笑いの余韻の残る頬を撫でおろして、独り言つ]
(56) 2022/03/16(Wed) 23:36:26

【人】 気紛れ者 空木

―回想・現世/社務所前―


[巫女姿の彼女には、薄っすら見覚えがあった。元彼女繋がりで挨拶をされたのだったか。
この神社で立ち働く姿を見かけた記憶もある。その時連れていたのは、また別の女性だったが>>27]


  えーと。さっちゃん、であってたっけ?

  ごめんねなんか、お仕事中に。

[元彼女が去っていった方を目線で指して、声をかける]

  今日は特に忙しいでしょ。
  ダメな大人が、ご迷惑おかけしました。

[俺も含めて、と苦笑すると、片手を胸元で翳し謝意を示す。
これ以上勤勉そうな彼女の邪魔はすまいと、お仕事頑張ってね、と手を振った*]
(58) 2022/03/16(Wed) 23:48:54
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a25) 2022/03/16(Wed) 23:54:05

【人】 気紛れ者 空木

―回想・現世/社務所前―


  ああ、それね。
  実は俺もよく分かってないんだよね。

[不思議げに呟き、首を傾げる>>64
確か元彼女の不平不満は、あんたのことよく分かんない、あたしばっかり好きな気がする。といった類のこと。
自分なりに、彼女のことは気に入っていたつもりなのだが。恐らく彼女と自分のそれには、埋めがたい隔たりがあったのだろう]


  そだね、せっかくだからもう少し楽しんでくよ。

[いずれにせよ終わったことだと、早々に気分を切り替えることにする。
――が、彼女から刺された釘は、なかなかに痛いところを突いてくる]

  はは、そういうつもりはないよ。さすがに。

[そういうつもりは普段もないが、結果的にそうなっていたことも多々ある。そんな性分だ。
彼女から離れると、また屋台の物色を再開し、いくらか戦利品を買い込んだ]
(73) 2022/03/17(Thu) 0:33:25

【人】 気紛れ者 空木

―現世/社務所前―


[大樹に凭れ、戦利品の一つ、まだほんのり温かい焼きそばを頬張る。屋台で買ったにしては随分と本格的な面頬をつけた男が、咲夜にしきりと話しかけているのが視界に入った>>65]


  ……え、ナンパ?

[釘を刺した当人が軟派の餌食になってやしないかと、遠巻きに見守る。さっきの借りもある手前、もし困っているようなら、介入すべきだろうかと考えつつ]
(75) 2022/03/17(Thu) 0:41:44

【人】 気紛れ者 空木

[咲夜が胸元を庇うようにして、声を張り上げた>>77]


 って。やっぱナンパじゃん。

[食べかけの焼きそばパックに蓋をして、そちらへと歩み寄る]
(84) 2022/03/17(Thu) 1:06:10

【人】 気紛れ者 空木



[お取り込み中の二人に、タイミングを見計らって近づくと]

  お話中、ちょっとごめんね。
  彼女困ってるなら、やめたげて?

[間近で見ると、面頬の男は存外年若く見えた。彼女とお似合いと言えなくもない>>81]


  …えぇと、まず前提として、困ってる?さっちゃん。

[どちらかといえば、自分もそちら側の人間である。歯切れの悪さは否めない。嫌よ嫌よもなんとやらともいう。
話の流れが不穏でなければ、そのまま干渉はしないつもりだ]
(85) 2022/03/17(Thu) 1:15:12

【独】 気紛れ者 空木

さっちゃんが、この人軟派です!(意訳)してたから
のこのこ来てみた訳ですが。
馬に蹴られる感。
(-35) 2022/03/17(Thu) 1:18:07

【人】 気紛れ者 空木

[二人のやりとりは耳に届いていなかったが、雌とか雄とか、そんなそぐわぬ言葉が咲夜の唇から紡がれる>>87]

  随分と直接的なナンパだなぁ。

[戸惑った様子の彼女がこちらの背に隠れ、白い指先が袖に絡む]


  お、かわい。
  …って、違くて。今のはナンパとかではなくてだね。

[この身も蓋もない言動が軽薄にとられがちなのだろうと、訂正を付け加える]
(92) 2022/03/17(Thu) 1:40:50

【人】 気紛れ者 空木


  え、そういう感じ?

[軟派を邪魔された側にしては、随分と穏和な反応だ>>91
てっきり罵声のひとつも飛ばされるかと思っていたのだが]

  そもそも君が彼女を無理に誘ってたのかな、と
  思った訳なんだけど。
  なんか俺、勘違いしてたりする?
(94) 2022/03/17(Thu) 1:46:12

【人】 気紛れ者 空木

[あ、やっぱ勘違いじゃないなこれ>>93]

  そうそう、さっちゃんね。

[推定軟派男に彼女の本名を教えるのは取り合えず控えて]

 えー…?あくまで一例だけど。
 いつも頑張ってるの知ってるよ、忙しいのに今日も綺麗にしてるね、とか??
 容姿もだけど、言動を褒めるのも大事だとおにいさんは思います。
(95) 2022/03/17(Thu) 1:53:34

【人】 気紛れ者 空木

 でも一番効くのは、本人が大事にしてることを察して、
 そこに言及すること。かな。

[なんで俺、軟派談義してるんだろう]
(97) 2022/03/17(Thu) 1:56:46

【人】 気紛れ者 空木

[柔らかくて美味しそうな雌。彼女の口から飛び出した言葉に、思わず狐面の下で目をむいた>>96]

  いやいやいや。どんだけストレート。
  ナンパってか変質者ぽいよ、それ。

[怖かったねよしよし、と背後の彼女に声をかけつつ]

  さすがにそれは…、せめてベッドの上にしようか。
(101) 2022/03/17(Thu) 2:10:38

【人】 気紛れ者 空木


  なんか君、マジメってか素直だね?

[さくっと軟派を肯定されてしまえば、気が抜ける>>99]

  えー、例えばさ。

  さっちゃん、見るからに丁寧にお仕事してそうじゃん。
  お客さんに感じ良かったり、なんかに真剣に取り組んでる
  横顔とか、魅力的だと思うんだよね。
  そういう、小さいところからでいいと思うよ。

[軟派を阻止しているのか、推奨しているのかも曖昧になりつつ、そう答えてみる>>100]
(103) 2022/03/17(Thu) 2:16:49

【人】 気紛れ者 空木

[まるで自分が人間ではないような口ぶりに、不思議ちゃん系か?などと失礼な感想が過る>>105]

  ああ、雅でいいよ。

[女の子みたいな名前でしょ、と笑って名乗る]

  俺もさっちゃんとそんな面識ある訳じゃないから、
  あくまで俺の印象ね。
(107) 2022/03/17(Thu) 2:37:41

【人】 気紛れ者 空木

[背後の彼女は、お友達からなら、と口にする>>104
横目で見れば、少し頬を染めたその姿。
風向きが変わってきたようだと小さく笑む]


  そうそう。これが可愛いってことだよ。

[背中を押してやってもいいかも知れないと、眼前の彼の言葉を肯定する>>105]
(109) 2022/03/17(Thu) 2:42:11

【人】 気紛れ者 空木


  …そう?ありがと。

  大真面目に言われると、なんか照れんね。

[被ったままだった狐面を押し上げ、緩めた顔を覗かせる>>111]


  そっちは?名前。

[聞く必要もないと思っていたが、気が変わった。
何やら考え込む様子の彼に問う]
(113) 2022/03/17(Thu) 2:59:37

【人】 気紛れ者 空木

[去り際に礼まで言われて、また顔が綻んだ>>112]

  一応邪魔したつもりだったんだけどね?

  …ほんと、案外に素直。
  いいよ、またね。

[もし名を告げられれば、その名もつけ足して。
また、と社交辞令でもなく応えた*]
(114) 2022/03/17(Thu) 3:04:45

【人】 気紛れ者 空木



  …こま?

[駒。独楽。狛。いくつかの漢字を脳裏に並べる。
潔くシンプルで、唇に乗せると円い響きだ>>115]

  いいじゃん。好い響き。
  またね、コマ。

[遠ざかる草履の足運びは、軽快な音を残して>>112
男の不思議な印象を反芻させた*]
(116) 2022/03/17(Thu) 3:29:45

【人】 気紛れ者 空木

―回想・現世/社務所前―


[あてどない咲夜の呟きを、耳が拾う>>118
御伽噺めいた噂に聞く、現世と幽世の境界が曖昧となる
そのひと時]

  ああ…、送り雛。
  俺はあの話結構好きだけど、
  女の子にはちょっと物騒な話だよね。

  でもまぁ人間のがよっぽど怖いから、気をつけてね。
  さっちゃん可愛いから余計に。

[礼を言われれば少し苦笑して]

  や、結果的に悪いやつじゃなかったから、
  ちょっとお邪魔だったかも。

[じゃあね、と手を振り、喧噪の中へと*]
(133) 2022/03/17(Thu) 22:07:15

【人】 気紛れ者 空木

[人混みを抜けて縁石に腰を下ろし、食べかけの焼きそばに割箸を突っ込む。すっかり冷めきったそれを、咀嚼すること暫し]



  ―――似合ってる、か。

   … 初めて言われたかも。

[揶揄をまじえぬ響きを、ふと反芻する>>112
女みたいだと小さい頃はからかいの種になったし、誤読もしょっちゅうだった。成長してからは、ホストみたいで合ってんじゃない、と気安く称された。

名づけの理由を問うお決まりの宿題が出た頃には、聞く相手はもういなかった。
両親は、善いひとたちだった。
いなくなるのが少し、早すぎただけで]
(134) 2022/03/17(Thu) 22:10:50

【人】 気紛れ者 空木




  あ。そろそろお参りいかねーと。

[山の向こうにある空木家の墓。
両親とともに、育ててくれた祖父母も今は眠る。
孫を育て上げるためにか、長生きしてくれたと思う。
大往生と言っていいだろう]
(135) 2022/03/17(Thu) 22:16:56

【独】 気紛れ者 空木

隠り世に残る気満々の設定である。
(-48) 2022/03/17(Thu) 22:17:49

【人】 気紛れ者 空木

[生活に不足はない。お役所勤めの安定した職、気の置けない友人、つい今しがたまで恋人もいた。
けれど、いつも。どこかで―――]



  …、ここでも参拝しとくかね。

[腹ごしらえを済ませ立ち上がると、ぶらりと本殿へ向かった。
長い階段には、手を繋ぎ、道中を楽しむかのようにゆっくり上っていく女子高生が二人>>130]
(136) 2022/03/17(Thu) 23:00:16

【人】 気紛れ者 空木

―現世/本殿前―


[二人の横をすり抜けようとして、転びかけた少女と軽くぶつかった>>132]


  あ…っと、ごめんね。大丈夫?

[狐面を押し上げ、気遣う視線を投げたが。
隣の少女が抱き寄せるように身体を支えたのを見れば、眸を和ませた。軽く頭を下げて、先へと行き過ぎる]
(137) 2022/03/17(Thu) 23:08:56