人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【独】 時見の妻 天宮 琴羽

/*
時見様の素敵なカッコいい勇姿をリアルタイムで見ようと思ったのに、うっかり途中で寝落ちて見逃したー!くやしー!

いやもう、毎度毎度素敵で転がされるし。
上手くリードしてくれる上に、綺麗に物語纏めてくれるし。
ほんと崇めるしかないんだけど!?
神様かな? 神様だな!

組んでくださってありがとうございます!
ひえー!!!![ごろごろごろ]
(-12) 2020/10/27(Tue) 16:57:53

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  ── 
一人、霧に包まれた森の中で
 ──


   はっ……はぁ……っ……!


[ 一人、霧で覆われた森の中を走る。
  懸命に、脇目も振らず、ただひたすら走る。

  日が落ち始めた森の中は只でさえ暗く
  その上、霧に覆われては視界が効かない。

  心細い事この上なかった。]
 
(=0) 2020/10/27(Tue) 18:54:46

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ がさり。ぱきり。
  踏み付けた落ち葉が、枯れ枝が音を立てる。

  この世のものとは思えない、
  不気味な鳴き声があちこち木霊する。

  ざっと、木々の間を冷気を孕んだ風が走る。

  風に攫われ、木の葉が宙に舞い踊る。


  日が陰るにつれ、木々は闇に覆われ始めて
  がさがさと、葉擦れの音が辺りに虚しく響いた。]
 
(=1) 2020/10/27(Tue) 18:54:50

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 足が何かに躓く。身体が前に傾いだ。

  どうやら木の根に足を引っ掛けたようだ。]


   っ…! きゃぁっ…!


[ どさっと音を立て、身体が地面に倒れ伏す。

  触れた地面は冷たい。
  温もりは何も感じられなかった。]
 
(=2) 2020/10/27(Tue) 18:54:58

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 今すぐ帰りたい。彼の元に。

  傍に行って、
  抱きしめたい、抱きしめられたい。
  声が聞きたい。顔がみたい。


  ───心細くて堪らない。

  彼に何かあったら。

  そう思えば、それだけで心が震える。
  涙が出そうになる。]
 
(=3) 2020/10/27(Tue) 18:55:03

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ ────それでも。]   


 
(=4) 2020/10/27(Tue) 18:55:30

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 拳をぎゅっと握る。

  身体を両手で支えながら起き上がる。

  はぁっと深呼吸を一度。
  そしてすぐに駆け出すのであった。]
 
(=5) 2020/10/27(Tue) 18:55:44

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 彼だって頑張ってるのだ。
   姿が見えなくたって、それぐらいは分かる。


    何時だって、私を大事にしてくれた。
    守ってくれた。

    …───だから。]
 
(=6) 2020/10/27(Tue) 18:57:46

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   
( だから……! )


 
(=7) 2020/10/27(Tue) 18:58:48

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 懸命に前へと足を進める。
  どこまでも、希望を求めて、前へ、前へと。


  そうしてどれぐらい進んだだろうか。

  ある時、ふと、耳に響く声があった。]
 
(=8) 2020/10/27(Tue) 19:39:54

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   …………誰?


[ それは声無き声だった。

  優しく暖かく、
  懸命に何かを伝えようとしている。

  恐ろしい筈なのに恐ろしくなかった。

  聞いた事がないのに
  私はその声を知っている気がした。]
 
(=9) 2020/10/27(Tue) 19:40:31

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   ……何? こっち……?


[ その声に誘われるまま前へと進む。

  躓かないように、木の根を跨ぎ
  腰まで伸びる低木の茂みを掻き分けて。

  すると、ぽかりと
  何もない広場のような場所へと出た。]
 
(=10) 2020/10/27(Tue) 19:40:59

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   ここは……?


[ 視線を前へと向ければ
  そこは人気がない場所だというのに
  何故か蛍火のような光に囲まれていた。

  それらはひとつひとつは小さな光だが
  この場所を優しく明るく照らしており
  今、自分は森の奥深くにいるのだという事を
  忘れそうになる。

  ……不思議な場所であった。]
 
(=11) 2020/10/27(Tue) 20:13:10

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ここが目的地なのだろうか。

  戸惑いながらも視線を周囲に這わせる。


  初めてきた場所だというのに
  何処となく懐かしい気持ちになる。


  風がひゅうっと吹く。木の葉がひらりと落ちる。

  ハッとし、視線をさらに奥へと差し向ける。

  そこには、ひっそりと隠れるように
  小さな祠が建っていた。]
 
(=12) 2020/10/27(Tue) 20:14:16

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 一歩、二歩、祠へと足を進める。

  その時、一際強い風が吹き付けた。

  思わず、その吹き付けの激しさに目を閉じれば、
  ふと、眼裏に待っている人の姿が過る。]


   そうだ、時見様……急がなくちゃ…!


[ ───今、こうしている間にも彼は。

  そう思えば時間を無駄にはしていられない。

  急いで駆け出し、祠に近付こう。
  そう思った…───次の瞬間。]
 
(=13) 2020/10/27(Tue) 20:22:18

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 周囲の、あちこちに浮かぶ小さな光。
  その一部が祠に集まり眩い光を放つ。]


   …え、な……何っ!?


[ その明るさに一瞬だけ目を瞑る。

  ぱちり、瞼を持ち上げれば、目と鼻の先に
  小さなかぼちゃ型の角灯が燐光を放ちながら
  ふわりと浮かんでいたのであった。

  まるで自分を待っていたというように。]
 
(=14) 2020/10/27(Tue) 20:27:42

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  ── 
そうして
 ──


[ 急いで来た道を戻ってくれば
  ふらつき、片膝を付いた
  彼の姿が目に飛び込んできた。>>2:=71

  彼の前には大勢の異形の影。

  最早一刻の猶予もない。]


   
( 時見様───っ! )



[ 急ぎ、駆け寄り身を挺して彼を守ろう。

  そう思い、彼に走り寄るその最中。
  手にした角灯が眩い光を放ち始めた。]
 
(=15) 2020/10/27(Tue) 21:01:27

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 角灯の光が霧を掻き消していく。

  それと共に異形の影が彼を素通りし、
  こちらへ向かってくるのが見えた。


  何時の間にか身体を震わせるような
  悍ましさは鳴りを潜めていた。

  彼らが近付いてくるというにも関わらず
  逃げる気すら起きない。]
 
(=16) 2020/10/27(Tue) 21:02:23

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   時見様……。


[ 近付いてきた死霊たちは角灯の光に照らされ、
  その形を無くしていく。>>2:=74


  一体何が起きているのか。
  詳しい事は分からない。けど……。

  少なくとも、彼を失う事態は避けられたのだと。

  …そう思えば安堵の吐息が零れ落ちた。]
 
(=17) 2020/10/27(Tue) 21:03:06

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ しかし、安心しているのも束の間の事。

  小さく呟く彼の声が聞こえ、視線を其方に向ければ
  前のめりに倒れていく彼の姿>>2:=76が目に映った。

  角灯をその場に放り出し
  彼の元へと駆け出す。

  頭は真っ白で何も考えられない。

  最早、自分に何が出来るというのだろう。
  分からない。分からない……けれど。

  ボロボロになった彼の身体を抱きしめる。
  胸元に彼の頭を引き寄せ、お疲れ様と労うように。]
 
(=18) 2020/10/27(Tue) 21:10:21

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして暫し抱きしめた後。
  彼の頬を両手で優しく包み込む。

  間近で見る彼の顔は、こんな時だというのに
  それはもう愛おしくて愛おしくて。

  貴方が夫で良かったと。
  そして、これからもずっと貴方と共にありたい。
  だから……元気になってください、と。]
 
(=19) 2020/10/27(Tue) 21:25:58

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽


[ そう必死に願いながら
  彼の唇に己のものを重ね合わした。

  頭の角度を変えながら、
  一度だけでなく、何度も。

  彼が目を覚ますまで。ずっと……。]*
 
(=20) 2020/10/27(Tue) 21:26:33

【独】 時見の妻 天宮 琴羽

/*
元々自分が想定してたのは
ショボショボだったので。

ほんと想像力というか、発想力あるよねぇ。。。
知識豊富というか。頭わけちくり……。
(-20) 2020/10/27(Tue) 22:29:02

【独】 時見の妻 天宮 琴羽

/*
鳥と思われて不満そうなの可愛い。

その羽で羽毛布団作りたいとか思ったりした
PLを許してくだせう。←
(-21) 2020/10/27(Tue) 22:33:08

【独】 時見の妻 天宮 琴羽

/*
あーーーーー、発言が見えるだけで
もう!もう! [机バンバン!]

す!!!!き!!!!! [ごろろろろろろ]
(-24) 2020/10/27(Tue) 22:46:25

【独】 時見の妻 天宮 琴羽

/*
何が起こるのかと思ったらw
さすがに人前で理性がフライアウェイはry
(-28) 2020/10/27(Tue) 23:11:36

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 目が覚めた彼に頭を撫でられる。>>=23

  ああ、良かったと。
  少しばかり泣きそうな顔になりながらも
  ふにゃりと笑顔を作って。]


   おはようございます……あなた。


[ おはようという彼に優しく言葉を返し。

  彼を抱きしめ、暫し、角灯の灯りと
  天へと還っていく無数の御霊を見守っていた。]
 
(=30) 2020/10/28(Wed) 0:00:43

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ふと、彼が身を起こせば>>=24]


   もう、大丈夫なんですか……?


[ 不安げな顔をしながら彼の顔を覗き込む。

  にやりと笑う顔を見て、
  無理をしてはいないかと首を傾げつつ。

  口元を引き上げ、尖った歯を見せる仕草に
  一体何をしているのだろうと、目をぱちぱち。

  すると、彼の口から紡がれたのは
  何故か西洋の、吸血鬼と言う妖怪の説明。

  ぽけっと不思議そうな表情をしていれば
  身体が彼の身体とマントに包み込まれた。]
 
(=31) 2020/10/28(Wed) 0:02:04

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ その温かさに、服を挟んで伝わってくる鼓動に
  胸にじーんとしたものが溢れつつ]


   もう……何言ってるの……。


[ 口では不満そうな言葉を並べつつ。
  浮かぶ表情は喜びに満ちていて。

  彼の手がしっぽの付け根に
  舌が首筋をぺろりと舐めれば]


   やんっ……。


[ 艶めかしい声が、ぽつり零れ
  思わず上半身をぴくりと震わせてしまった。]
 
(=32) 2020/10/28(Wed) 0:02:40

【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そんな時。急に何かあったのか。
  彼は慌てて此方から身体を離す。>>=27

  どうやら周囲に何かを感じた模様。


  彼の視線の先には、気絶した人々。
  それに無数の御霊。

  ───そういえばそうだった。

  恥かしい。頬が熱を帯びてる気がする。
  堪らず、顔が下を向いてしまう。]
 
(=33) 2020/10/28(Wed) 0:06:04